近頃、どうも髪がぱさついてしかたがない。
度重なるカラーリングに、縮毛矯正、パーマと、
髪を痛めつけることしかしていないので、当然の
結果ではある。
しかし、ぱさついたままでは、あまりにも見苦しい。
市販のトリートメント剤では、あまり効果が見られないし、
かといって、頻繁にサロンに通う余裕もない。
そんな話を母にしたら、椿油を薦められた。椿油は、傷にも
いいし、髪にもいいのだと熱弁され、半信半疑で試してみた。
すると、見事に改善されたのである。ぱさぱさだった
毛先がしっとりとまとまり、痛んでいなかった根元付近の髪にも
つやがでてきたのだ。
今までは、手くしがひっかかるほどだったのに、椿油を
使い始めてから、するりと通る。そして、髪にもハリが出てきた
ように感じる。
特別にいいものを使ったわけでもないのだが、この効果に正直
驚いた。「椿油なんて・・・」とちょっと見下していた自分を
反省した。
やはり、いいものはいいのである。昔から使い続けられている
ものについては、それ相応の意味があるのだ。