こんにちは、もったいない本舗です。
先日、第39回「日本アカデミー賞」の優秀作品賞が発表されました。
ノミネート作品は、『海街diary』、『海難1890』『日本のいちばん長い日』、
『母と暮せば』、『百円の恋』の5つの作品です。
2016年3月4日に行われる受賞式では、この中から最優秀作品賞が選ばれます。
今回は、現代ではなく1890年代や1940年代など歴史的背景を切り取った映画が、
数多くノミネートされているのが印象的です。
私はもともと邦画が好きなのですが、
今年はなかなか映画館に足を運ぶ機会が少なく、
タイトルは知っているけれど、ほとんどの作品が未鑑賞です。
なかでも気になっている作品といえば、現在も大ヒット公開中の映画『母と暮せば』です。
あの山田洋次監督の最新作で、山田監督初のファンタジー映画となっています。
1945年8月9日11時2分――。
長崎に落とされた原爆によって命を落としてしまった息子・浩二が、
ある日、突然母親の前に姿を現しました。
「母さんがあきらめが悪いから、なかなか出てこられんかったとさ。」
自分の死を受け入れた上で、亡霊となって現れた浩二だったが、
彼の唯一の気がかりだったのは、結婚の約束までしていた町子だった。
母から町子の近況を聞き、浩二まで嬉しそうな表情を浮かべていますが、
しかし、死んだ浩二はどうしても町子のことは諦めなければいけません。
それを母が浩二に諭していくのですが…。
吉永小百合さんと二宮和也さんが演じる優しく寄り添うような親子の姿は、
まるで本当の母と息子のようです。
見ているこちらの心をほぐしてくれる、温かいファンタジックな世界にも惹きこまれます。
原爆という悲しい日本の歴史を背景にした、母と息子の優しくてかなしい愛情の物語。
日本アカデミー賞の最優秀作品賞候補にふさわしい素敵な映画です。
『母と暮せば』の詳しい情報はこちら(公式サイトにリンク)
【執筆担当者】
アサミ(サブカル女子)
少女マンガと恋愛ドラマをこよなく愛するアラサー。
好きな音楽はロキノン系(邦楽ロック)が中心で、
夏になると全国各地の夏フェスに飛び回る。
アニメもゲームもライトユーザーながら、有名どころは押さえている。
もちろん、サブカルの代名詞である
ヴィレヴァン(ヴィレッジヴァンガード)も大好き。
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