こんにちは、もったいない本舗です。
早いもので、今年度が始まって一か月が過ぎました。
新しい環境に飛び込んだ新社会人の皆さんは、
そろそろ仕事にも慣れ始めたころでしょうか?
仕事に奮闘する主人公の成長を描く物語といえば、
P.A.WORKSさんの「お仕事シリーズ」を思い浮かべる人も少なくないことでしょう。
『花咲くいろは』も『SHIROBAKO』も傑作でしたよね。
そして2017年春クールでは、「お仕事シリーズ」3作目となる
『サクラクエスト』が放送され、今じわじわと話題になっています。
短大卒業を控え、東京で就職活動に励む主人公・木春由乃。
しかし連戦連敗で途方に暮れる由乃でしたが、そんなとき、
以前登録した派遣事務所から仕事の依頼が飛び込んできます。
依頼の内容は、「間野山」という田舎の町で「チュパカブラ王国」の
2代目国王(観光大使)に就任し、1年間町おこしのために働くというもの。
最初は依頼を断り東京に帰ろうとする由乃ですが、「チュパカブラ王国」が
幼いころに家族で訪れ、王様のように扱われた思い出の場所であることを思い出し、
少しずつ気持ちに変化が現れます。
初代国王(観光協会会長)や観光協会の女性社員・四ノ宮しおりたちと過ごし、
間野山の内情を知ることで、心から間野山のために働きたいと考えるようになる由乃。
そしてチュパカブラ王国2代目国王としての奮闘記が始まります!
見渡す限りの田んぼ、シャッター街、バスは一日数本…。
田舎に暮らしている人・暮らしたことのある人なら思わず苦笑いしてしまうような
田舎あるあるも盛りだくさんのこの作品。
私も地元がかなりの田舎なので共感ポイントが多く、楽しく視聴しています。
案外町おこしに興味がなくて、観光協会の活動に冷めた視線の住民たちなど、
細かい設定がやけにリアルなところもかなりツボです。
さすがはP.A.WORKSさんのお仕事シリーズ。
夢や希望であふれたアニメ的な世界観じゃないところも魅力ですよね。
どうやらこの作品のモデルは、富山県南砺市とのこと。
製作会社P.A.WORKSさんの本社が富山県南砺市にあり、
アニメに出てくる駅や町の風景、名産品(かぶら)などが一致しているそうです。
劇中でしおりがよく使う「だんないよ~」という方言が個人的にとても好きなのですが、
こちらも富山方言で「どうもない、大丈夫」という意味になるそうです。
地方の人には共感ポイントが多く、都会の人には意外な発見の多い『サクラクエスト』。
町おこしをテーマにしているので、ゆるキャラや特産品などで町おこしに奮闘している
地方自治体の方々にもぜひ観てみてほしい作品です。
今後、由乃や間野山はどのように変わっていくのでしょうか?楽しみですね!
『サクラクエスト』公式サイトはこちら
http://sakura-quest.com/
【執筆担当者】
ユウキ(インドア女子)
ゲームや本に癒しを求めるライトオタク。
小説や漫画、映画など、読みたいもの、観たいものが
溜まってきているので1日でも多く家にひきこもりたい。
ネットスーパーとAmazonに生かされている。
最近はFate/GOに生活費をつぎ込まないよう必死。
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