こんにちは、もったいない本舗です。
先日、こちらのブログで『軍艦島全景』という本を取り上げましたが、
本日は「廃墟」繋がりという事で、廃墟マニアにはたまらない写真集をご紹介します。
まずは、佐藤健寿さんの『世界の廃墟』という写真集。
日本の廃墟本は多々あれど、意外と世界の廃墟を撮り集めた写真集って少ないのではないでしょうか?
世界中から厳選された26か所の廃墟が紹介されています。
「廃墟」と一言で言っても、ビル、病院、地下鉄、はたまた海の真ん中にそびえ立つ要塞等様々。
その全てに共通するのが、当時のまま時が止まったような錯覚を覚える事です。
表紙にも使われている、ブルガリアの共産党ホールは圧巻!
山頂に建つまるでUFOのような外観の建物。旧ソ連の衰退と共に廃棄されたそうです。
また、タイのバンコクに建つ幽霊マンション、サトーン・ユニーク・タワーや、
あの有名なホラー映画「サイレント・ヒル」に影響を与えたと言われる、アメリカのセントラリア、
ドイツの巨大な工場廃墟フェルクリンゲン製鉄所にも、思わず目を瞠るものがあります。
廃墟は、やがて忘れ去られ、朽ちていく運命にあるからこそ美しいのかもしれません。
続いてご紹介するのは、『九龍城探訪 魔窟で暮らす人々』。
大都市・香港に存在した高層スラム街・九龍城。
増築に増築を重ね、「九龍城には一回入ると出てこられない」と言われる迷路のような街路。
海賊版の製造、麻薬の取引等が公然と行われ、かなり劣悪な状況だったそうです。
そんな”魔窟”でも、確かに人々は日々の生活を営んでいました。
4年という年月を費やし、九龍城の住人に取材をしたのがこの写真集。
何とも言えぬ妖しい魅力がある九龍城も、1994年に取り壊されてしまいました。
今となっては、このような写真や、数少ない映像でしか観る事ができないのはとても残念・・・
実際は、廃墟とは少し意味合いが違いますが、
おそらく廃墟好きには通じるものがあると思い、ご紹介させて頂きました。
興味のある方は、是非一度手に取ってみて下さいね。
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