なんとなく1話目を見てしまったことから、ついつい
見ているドラマがある。
安達祐実主演の、「娼婦と淑女」、いわゆる昼ドラ
である。
物語の舞台は、まだ混沌とした自体の昭和初期。
裕福な家庭に生まれ育ち、何の苦労も知らない清瀬凛子。
一方、毎日の食事にも困るほどの生活を送っている、山田
紅子。まったく違う環境で育った2人であるが、2人の容貌は、
凛子の恋人である、久我山雅彦でも区別がつかないほどであった。
家督争いの末、毒殺される凛子。そんな凛子になりすまし、紅子は
凛子として、生きていくことになった。
どこまでも、とことん、どろどろと暗く、重たい雰囲気。
安達祐実のなんだか鼻につく演技、安っぽいせりふに、安っぽい
セット。
しかし、なぜか一度見てしまうと、つい次も・・・と中毒性が
高いので、毎日見るようになってしまう。
まさか、自分が昼ドラにはまるなんて・・・そんな風に、自分自身に
がっかりしながらも、つい今日も見てしまうのである。