地元の本は、ついつい手にとってしまう。
岡本仁著の「BE A GOOD NEIGHBOR ぼくの鹿児島案内」もそんな1冊。
マガジンハウスで、「BRUTUS」や「relax」「ku:nel」などの人気雑誌を手がけた
岡本仁が、鹿児島について案内している。
地元の人間でも知らなかったような場所や、見落としていた名所、物などが
細かに記されている。
小さなパン屋さんでロングセラーとなっている、食パン。
漁港の小さな食堂のハムエッグ。
人間国宝の作る陶器。
田んぼを守る神様「たのかんさあ」。
そんな鹿児島の魅力が、ポラロイド写真とともに、じっくりと描かれている。
まさに、「BE A GOOD NEIGHBOR」
自分が暮らす土地に、こんなにも豊かな魅力があるのだと、
再発見できる本だった。
そして、地元をもっと好きになることができる本だった。
鹿児島だけの先行販売で手に入れたこの本。
地元の人間のための、地元バイブルとなりそうだ。