漫画が原作で、それをドラマ化されたり、映画化されたりする作品が、とても増えているように感じる。
特にドラマは、漫画が原作、といったものが多いのではないだろうか。
芹沢直樹著の「猿ロック」も、ドラマ化、映画化された作品のひとつである。ドラマや映画の主人公は、
ROOKIESでもおなじみの、市原隼人が演じた。
主人公の猿丸、通称サルは、さびれたカギ屋の1人息子。
ひょんなことから、様々な事件に巻き込まれて行く。それを、勇気と得意のピッキングで解決していくストーリー。
下ネタも多く、いかにも少年漫画といった作風で、真剣に読む、続きが気になる、というよりは、なんとなく読んでいて、
あぁ面白かったなぁと感じる作品ではないだろうか。絵柄も、キレイで、すいすいと読む事ができる。
いつの時代も、ヒーローは強く優しく、でもどこか憎めない欠点を持っているもの。
そして、強気を挫き、弱気を助ける、そういった存在。そんな王道なヒーロー漫画だともいえるかもしれない。