こんにちは、もったいない本舗です。
『週刊少年サンデー』で2001年より連載され、
アツい展開と個性的なキャラクターたちが大人気となった『金色のガッシュベル』。
2003年にはテレビアニメが放映され、こちらも大人気となりました。
私も小さいころに毎週楽しみに観ていたので、いまだによく覚えています。
「大人になれない僕らの強がりをひとつ聞いてくれ♪」や
「チチをもげ～♪」「ベリーメロン♪」などといった名曲（？）が多いことでも
有名な『金色のガッシュベル』。みなさんはまだ歌えますか？
頭脳明晰でありながら他人とのコミュニケーションが苦手で不登校になっていた
主人公・高嶺清磨と、赤い本を持った魔物の子どもガッシュベルの出会いから始まるストーリー。
激高した清磨が「ふザケルな！！」と意図せず呪文を唱えてしまい、
ガッシュが初めて電撃を吐き出すシーンは名場面ですよね。
ガッシュと同じように本をもって人間界に現れた魔物は100体。
本を燃やされた魔物は魔界に帰り、最後に生き残った魔物が次の魔界の王となります。
それぞれが王になるため争い合うなか、ガッシュもまたこんな悲しい戦いを終わらせる
「優しい王様」になるために、清磨とともに激しい戦いへと身を投じていきます。
頭が良いがゆえにすれてしまって他人を見下していた清磨と、
魔界での記憶を失い、人間界でずっと一人ぼっちだったガッシュ。
二人とも性格に難ありではじめはいつも喧嘩ばかりしていた清磨とガッシュですが、
互いに影響し合い、どんどん成長していきます。
特に清磨は、本当に強く優しく成長していくのが目に見えてわかります。
中学生とは思えない頭脳とタフネス、精神力で、
バトルシーンでも戦況を分析して冷静に戦略を練っていく姿がかっこいい！
年齢に見合わない大人っぽさのある清磨ですが、共に戦った友達の魔物が
魔界に帰るシーンや、仲間が理不尽な目に合うシーンなどでは
ガッシュとともに涙を流して悲しみ、悔しがり、怒るところが本当にいい主人公ですよね。
そしてガッシュと清磨以外のパートナーたちも本当にいいキャラばかり。
ティオと恵のように姉妹のように仲の良いパートナーもいれば、
ウォンレイとリィエンのように恋人としても強い絆で結ばれたパートナーも。
いわゆる「悪役」には魔物を道具扱いしたり、逆にパートナーの人間を
見下している魔物もいるのですが、大半の魔物たちがそれぞれに
パートナーといい関係を築いていて、バディものが好きな層にはたまらないですよね。
個人的にはブラゴとシェリーのペアが大好きでした。
一見すると完全に悪役な一匹狼のブラゴと、気品あるお嬢様でありながら
武器を手に戦いにも参加するガッツのあるシェリーの組み合わせ……最高ですね！
本当にそれぞれのペアに言い尽くせない魅力があるので、ぜひご覧になって見てください！
『ガッシュ』の戦いでは、勝ち残った魔物は王になれますが、パートナーの人間は
『ポケモン』のように社会的な名誉を得ることもなく、
『Fate』のように何でも願いが叶えられるということもありません。
ただ「自分のパートナーを王にする！」という思いだけで命がけで戦っていく、
というところが個人的にこの作品で一番好きなポイントです。アツいですよね。
魔物が力を使うにはパートナーの「心の力（MP）」が必要だったり、
成長していくことで新たな呪文が使えるようになっていったり……と、
なんだかRPGゲームのような設定も、ゲーム好きの私としてはたまりませんでした（笑）。
アニメはラストが原作とは異なるのですが、原作版の最終回が本当に素敵なので
未読の方はぜひ原作『金色のガッシュ!!』もチェックしてみてくださいね！
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http://www.toei-anim.co.jp/tv/GB/
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【執筆担当者】
ユウキ（インドア女子）
ゲームや本に癒しを求めるライトオタク。
小説や漫画、映画など、読みたいもの、観たいものが
溜まってきているので１日でも多く家にひきこもりたい。
ネットスーパーとAmazonに生かされている。
最近はFate/GOに生活費をつぎ込まないよう必死。
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