こんにちは、もったいない本舗です。
古き良き時代の人気作品が
オリジナルストーリーになって現代へと蘇る―――。
ここ最近、そんな作品が多くなっています。
なかでも記憶に新しいのが、
松山ケンイチさん主演でドラマ化された『ど根性ガエル』が挙げられます。
このドラマも何度か見ましたが、
アニメで子どもだった主人公が、現代で大人になったストーリーだったので、
内容は面白かったのですが、アニメを見たことがなかったので
イマイチ話がわからない部分も多かった印象です。
それもそのはず、
この『ど根性ガエル』のマンガやアニメが流行っていたのは1970年~80年代。
と、いうことは
リアルタイムで見ていたのは、ほどんどがアラフィフ世代の人たちということです。
つまり、今の20、30代の人たちにとって、昭和のアニメは
タイトルは知っているけど具体的なストーリーは知らない、というものが大半なのです。
“懐かしさ”がキーワードとなり、色々な作品がリメイクや復刻を繰り返している中で、
アラサー世代の私は、いくらリメイク作品とはいえ、自分が子どもの頃に見ていたものでないと
イマイチ興味を惹かれないかな、なんて思っていました。
しかし!
そんな昭和アニメが現代版として蘇った現在放送中のアニメ『おそ松さん』は、
そのネガティブな気持ちや予想をはるかに超えていました。
おおまかなストーリーとしては、
1960年代に一世を風靡した大人気ギャグアニメ『おそ松くん』に登場した
あの6つ子が20歳になり、相変わらずの波乱万丈な日々を現代風に描いています。
ほとんどドラマ版の『ど根性ガエル』と同じような設定ですね。
もちろん、わたしは1960年代にやっていた『おそ松くん』のアニメは見たことがないので、
こちらの『おそ松さん』には懐かしさなどありませんが、
寒色系の主線をベースとしたオシャレ風な作画に生まれ変わっていて、
これだけで、少し見てみたいなという興味が湧いてきました。
そして気になる第一話。
『おそ松くん』の放送当時を再現するかのようなモノクロ画面で始まり、
昭和すぎる古いギャグを連発…。
かと思いきや、突然カラー画面に切り替わるのと同時に、
『うたの☆プリンスさまっ♪』のパロディのようなアイドル姿の6つ子が登場。
その後も、現代アニメで流行っている、『花より男子』『黒子のバスケ』
『弱虫ペダル』『北斗の拳』『ドラえもん』など、次から次へとパクリ放題。
もうなんのアニメを見ているのか途中でわからないくらい、
えーーー!!と突っ込むしかないような内容でした。
作者の赤塚不二夫さん生誕80周年を記念して作られたアニメということで、
2話目からは、きちんと日常のギャグアニメに戻っていましたが、
1話目で、完全に心を持っていかれました。さすが伝説のギャグアニメ…!(笑)
2015年10月よりスタートしている深夜アニメ『おそ松さん』は、
テレビ東京系で、毎週火曜・深夜に放送中です。
アニメを見て『おそ松くん』ファンになった方は、
昔のマンガの方もぜひチェックしてください。
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【執筆担当者】
アサミ(サブカル女子)
少女マンガと恋愛ドラマをこよなく愛する20代(ギリギリ)。
好きな音楽はロキノン系(邦楽ロック)が中心で、
夏になると全国各地の夏フェスに飛び回る。
アニメもゲームもライトユーザーながら、有名どころは押さえている。
もちろん、サブカルの代名詞である
ヴィレヴァン(ヴィレッジヴァンガード)も大好き。
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