ドラマを観た友人から進められ、読んでみた作品がある。
龍門諒、恵広史著の「ブラッディ・マンデイ」
主人公の高木藤丸は、どこにでもいる高校2年生。新聞部に
所属し、普通の高校生活を送っている。しかし、藤丸には
もうひとつの顔がある。天才ハッカー「ファルコン」としての
顔である。
その能力を生かし、刑事である父の仕事をサポートしている
藤丸。しかし、そのことから、大きな事件に巻き込まれていく。
それでも、新聞部の友人の力や、父の同僚の助けを借りながら、
真相の解明につとめる藤丸。
いかにも少年マンガといった絵柄と、キャラクターたち。
だれが味方で敵なのかわからない、複雑なストーリー。読んでいて
文字通り、ドキドキハラハラの連続なのだ。
三浦春馬主演で、ドラマもパート2が始まり、人気を集めている
この作品。今後どんな風に物語が展開していくのかが楽しみで
ならないと同時に、風呂敷を広げすぎて、結局収集がつかない・・・
といった事態にならないことを、祈っている。