雑誌、書籍離れが著しい今。ついこの間もお気に入りの
地元情報誌が休刊してしまった。情報誌といえども、毎月
クオリティの高い写真と、美しい言葉で綴られていた
その情報誌が本当に好きだったから、かなり寂しかった。
元々地元が好きなわたしだったけれど、その雑誌のおかげで、
地元にもこんなにもステキな場所や、面白いイベントがあるんだ
ということを、初めて知ることができた。今でも、季刊誌でいいから、
復活して欲しいと思っている。
確かに、情報が欲しければ、雑誌を買わなくても、ネットで
いくらでも調べることができる。ネットで調べれば、捨てる手間も省けるし、
ゴミもでないから、エコにもつながる。
それに、携帯小説などは、いつでもどこでも手軽に読むことが
できるから、人気があるのも当然だろうと思う。
でも、やはりわたしは手にとって本を読みたい。雑誌で
写真をながめたり、ページをめくるのももどかしく、小説を
読みたい。発売日を心待ちにしたり、本の装丁を見て、思わず
本を買ったりするのも楽しい。
今流行の携帯小説や、電子ブックもいいかもしれないが、
できれば手に取れる本は、なくならないでいて欲しいと思う。

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お酒は苦手だけれど、飲み会は好き。こういうと、大抵の人に、
なんで？？と聞かれるのだけれど、好きだからしょうがない。
「ノミニケーション」なんて言葉はもう死語かもしれないけれど、
少しお酒が入って、場がほぐれた雰囲気が好きなのだ。さらに
お酒が進むと、普段は見せない表情が見えてくる。特に仕事関係の
飲み会だと、一度一緒にお酒を飲むだけで、その後の関係が少し
違ったもののようになる気もする。
おとなしいと思っていた人が、意外と饒舌だったり、気難しいと
思っていた人が、実は家庭大好きの子煩悩人間だったり。
それに、お酒が入ると誰しも少し、無防備になるところが好きだ。
ピンとはったオンの状態から、少しほぐれてオフの状態になる。
そこで、色々な話を聞かせてもらうのも好きなのだ。
ただ、さすがに苦痛な飲み会もある。自慢話だらけになる人、
説教をしだす人、セクハラをする人。そんな人の隣に座って
しまったらもうおしまい。そういうときは、諦めて飲み食いに
徹するしかないのだけれど。

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わたしのiPodの中を見て、大抵の人から
「音楽の趣味が偏ってるねぇ」と苦笑されることが多い。
特に、WIREシリーズを全部いれているから、そこに驚かれる
ことが多い。
「WIRE」とは、日本の代表的なテクノのレイヴイベントのことである。
ドイツのレイヴイベント「MAYDAY」を参考に、1999年に、電気グルーヴの
石野卓球主催で始まったイベントなのだ。
そのイベントに参加したことはないのだが、開催前に発売される
コンピレーションアルバムは必ず買っている。
テクノの魅力にとりつかれたのはつい最近のことで、以前は全く
興味のないジャンルだった。しかし、テクノ好きの友人に勧められ
試しに聞いてみたら、意外と心地よいのである。きっと、あの
「トクントクン」と脈を打っているかのような、
規則性のあるリズムが、わたしに合っているのだろう。
ここ最近の事件のせいで、クラブやレイヴイベントがなんだか
悪いもの、という見方をされているのが、本当に心外だ。
確かに、そういう面も含んではいるけれども、そればかりではない。
純粋に、音楽を楽しむ場でもあるのだ。

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