こんにちは、もったいない本舗のキクです。
今回は、『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン-人を惹きつける18の法則』
をご紹介します。
スティーブ・ジョブズという名前を一度は聞いたことはあるのではないでしょうか。
今、世界で一番有名なCEOといえば、彼の名を挙げる人は多いと思います。
彼はiPhoneやiPodなど、次から次へと斬新なデジタルツールを
世の中に送り出している、アップル社のCEOです。
なぜ、彼がそんなに凄いのか？それは、この本の題名にもなっている
プレゼンの能力の高さにあると言われています。
スティーブ・ジョブズ流のプレゼン方法を本書で公開しています。
そして、タイトルのある18の法則は以下のようになっています。
第１幕 ストーリーを作る
シーン１ 構想はアナログでまとめる
シーン２ 一番大事な問いに答える
シーン３ 救世主的な目的意識を持つ
シーン４ ツイッターのようなヘッドラインを作る
シーン５ ロードマップを描く
シーン６ 敵役を導入する
シーン７ 正義の味方を登場させる
第２幕 体験を共有する
シーン８ 禅の心で伝える
シーン９ 数字をドレスアップする
シーン１０「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
シーン１１ステージを共有する
シーン１２小道具を上手に使う
シーン１３「うっそー！」な瞬間を演出する
第３幕 仕上げと練習を行う
シーン１４存在感の出し方を身につける
シーン１５簡単そうに見せる
シーン１６目的に合った服装をする
シーン１７台本を捨てる
シーン１８楽しむ
シンプルかつ的確にまとめてあるので、
読みやすく、理解しやすい内容になっていると思います。
プレゼン経験者にはもちろんですが、
プレゼン未経験者にとっても、
プレゼンを勉強するうえで、良い教科書になると思います。
勿論、この本を読んだだけで、飛躍的にプレゼンが上達するという事は
ないでしょうが、プレゼンの本質を知った上で行うプレゼンは、
今までのものとは違ったものになる事は間違いないでしょう。
プレゼンの場において、なかなか思うように相手に伝えられない。
明確に伝えることが出来ていない、と感じていた人には、
大きな助けになると思います。
自分が伝えたいことを必死に伝えようとしようとするのではなく、
自分の発言が、相手にどのように届くのか、響くのかを考えながら
プレゼンをしていく重要さを感じさせられました。
最後になるのですが、
既にiPhoneユーザーの私ですが、
この本を読み終わってから、
アップル社の他の製品も欲しくなってきてしまいました。
これもスティーブ・ジョブズの計算なのでしょうね・・・
そして、これこそがプレゼンの本質と勉強させられました。
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