こんにちは、もったいない本舗です。
先日こちらのブログでもご紹介した菅野文さんのコミック『薔薇王の葬列』。
つい先日、最新刊の5巻が発売されました！
あらすじについては、前回ご紹介したのでスルーさせて頂く事にして。
今回活躍したのは、何と言っても表紙のエドワード王子。
薔薇が似合うのか、似合わないのか何ともビミョーなラインではあります（笑）
この漫画の中で、唯一歪んでいない心の持ち主なのでは？と思うほどに健気です。
エドワードは主人公リチャードに一目惚れしてから、とにかくゾッコン（古いか…）で、
本来敵対する立場なのに何かと世話を焼きたがるのですが、当のリチャードはどこ吹く風。
イチゴのパイのシーンなんか、甲斐甲斐しすぎて不憫になってしまうほどでした・・・！
彼の気持ちを知りながらも上手く利用するリチャードは、まさに魔性の女（男？）。
さて、今巻も引き続き権謀術数渦巻くドロドロの愛憎劇が繰り広げられます。
何故こう皆揃いも揃って王になりたがるのか不思議でたまらないのですが、
それぞれに思惑を抱え、虎視眈々と相手を出し抜こうと狙っているものだから、
読んでいて、かなり心が病んできてしまうのは事実です（笑）
一見純真無垢のように見えるヘンリーも、過去のあの出来事を知ってしまうと、
結局リチャードを自分の枠にはめたいだけじゃないか？と思ってしまったり。
ウォリックもバッキンガムも不穏な動きを見せ始め、とにかく続きが気になる作品です！
それにしても、兄弟、姉妹同士の争いは辛いなぁ・・・。
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【執筆担当者】
ナナミ（ハイボール女子）
ハイボールをこよなく愛するアラサー。
小説、コミックが日々の活力で、好きな作家はとことん追いかける。
愛読書は北方謙三の『三国志』と、栗本薫の『グイン・サーガ』。
ミステリ、ファンタジー、ＳＦ、ホラー、古典まで幅広く読む。
好きなゲームが発売されると、徹夜でハイボールを飲みながらプレイする。
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