こんにちは、もったいない本舗のナナミです。
いよいよ秋に突入し、読書熱も高まってきた今日この頃。
お友達から有川浩さんの『コロボックル絵物語』という絵本を借りました。
有川さんといえば、図書館戦争シリーズや、自衛隊三部作等、
ラブコメ系（？）を中心に読んできたので、まさか絵本を書かれているとは初めて知りました！
大きな声では言えませんが・・・
私、今まで村上勉さんの絵柄がちょっと苦手だったんです。
でも不思議と村上さんの独特なタッチの絵柄と、有川さんの柔らかい口調が相まって、
うま～い具合にコロボックルの世界観を表現してくれているんですよね。
もともと、佐藤さとるさんがコロボックル物語を書かれていたので、
子供の頃に図書館で借りて読んだ、なんていう方もいらっしゃるかもしれません。
コロボックルのためにミルクをそっと置いておいたり、小さな手紙を書いたり・・・と、
なんとも夢のあるお話ではないですか？
小学生の頃に読んでいたら、きっと真似してミルクをヨーグルトにしていただろうなぁ（笑）
きちんとしたオチがある訳ではなく、想像の余地を残しておいてくれるのに好感が持てました。
こういう本が、きっと数年後、数十年後もずっと心に残る作品なんだろうな、と思います。
余談ですが、同著者『旅猫リポート』の登場人物も出てきているので、ファンには嬉しい一冊。
最近、なかなか重たい本ばかりが続いていたので、この作品は一服の清涼剤となりました！
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【執筆担当者】
ナナミ（ハイボール女子）
ハイボールをこよなく愛する30歳。
小説、コミックが日々の活力で、好きな作家はとことん追いかける。
愛読書は北方謙三の『三国志』と、栗本薫の『グイン・サーガ』。
ミステリ、ファンタジー、ＳＦ、ホラー、古典まで幅広く読む。
好きなゲームが発売されると、徹夜でハイボールを飲みながらプレイする。
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