劇場版『僕のヒーローアカデミア』最新情報&原作の魅力とは?

2018年8月3日ロードショーの『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』。原作漫画では描かれなかった物語を、原作者総監修のもとでアニメ映画化!ファン必見となっている映画の最新情報&原作漫画・キャラクターの魅力をたっぷりご紹介します!

飛んでいく風船

劇場版「僕のヒーローアカデミア」ついに公開決定!

シリーズ累計発行部数1300万部突破の大人気漫画『僕のヒーローアカデミア』。『ヒロアカ』の愛称でも知られる本シリーズで、初の劇場版アニメが公開されます!

劇場版タイトルは『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』。その内容は、映画総監修も務めている原作者の堀越耕平さん執筆のオリジナルストーリーとなっており、原作には描かれなかった“空白の夏”が明かされる模様。また、公式サイトで公開されている映画ビジュアルや特報映像には、若きオールマイトの姿が…!?デクやA組クラスメイトたちの活躍にあわせ、オールマイトの知られざる過去が明らかになっていきそうです。

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』詳細情報



<映画>
公開日:2018年8月3日
原作・総監修・キャラクター原案:堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:長崎健司
脚本:黒田洋介
キャスト:山下大輝、三宅健太、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、志田未来、生瀬勝久 他
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:ボンズ
配給:東宝

【原作ファン必見】ここでしか明かされない“空白の夏”の物語


<映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』あらすじ>
とある人物から招待を受け、海外に浮かぶ人工移動都市「I・アイランド」を訪れたデクとオールマイト。世界中から科学の英知が集まって出来たこの島で、デクは“無個性”の少女メリッサと出会います。
メリッサに過去の自分を重ね合わせるデクでしたが、突如「I・アイランド」のセキュリティーが敵(ヴィラン)によって占拠され、島の人々は全員人質に獲られることに。その裏では、ヒーロー社会全体を揺るがしかねない計画が進んでいて –––。

映画公式サイトでも告知されている通り、今回公開されるのは、原作では描かれなかった“空白の夏”。“期末試験編(漫画7巻~/アニメ2期後半)”と“林間合宿編(漫画8巻~/アニメ3期)”と間に起きた出来事です。デクたち1年A組メンツが困難に立ち向かって成長していくと同時に、死柄木弔率いる「敵(ヴィラン)連合」が仲間を集めながら強大化していく、原作ストーリーでも盛り上がりの部分です。

映画オリジナルキャラクターとして登場するのは、オールマイトの旧友だという科学者デヴィット・シールドと、彼の研究を手伝う娘メリッサ・シールドの2人。それぞれの声をあてるのは、ダンディな声が印象的な俳優・生瀬勝久さんと、「借りぐらしのアリエッティ」などで声優を務めたことのある女優・志田未来さんです。おふたりは2006年に放送されたドラマ「14歳の母」でも親子役として共演していたので、声の演技でも見事な親子っぷりを演じてくれるでしょう!

原作で語られていない物語なだけに、ストーリー内容は未だ謎だらけ!「I・アイランド」を占拠した敵と「敵連合」とは、やはり何か関係があるのでしょうか?また、映画タイトルの「2人の英雄」とは、誰と誰を指す言葉なのかも気になるところ。オールマイトとデク?オールマイトとデヴィット?まさかまさかのデクとメリッサだったりして?うーん、気になります。

人気沸騰中!「ジャンプ」を担う原作漫画の見どころって?


<漫画「僕のヒーローアカデミア」あらすじ>
世界総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持って生まれる超常社会。“個性”を悪用する犯罪者・「敵(ヴィラン)」や事故・災害などから人々を守る「ヒーロー」が職業として確立され、多くの若者たちはヒーローになることを夢見るようになります。
そんな社会で“無個性”に生まれてしまった緑谷出久(通称:デク)も、そのひとりでした。人々から「平和の象徴(ナンバーワン・ヒーロー)」と謳われるオールマイトのようなプロヒーローを目指して、ヒーロー輩出の名門校・雄英高校に進学することを決意します。しかし周囲からは、無個性での合格は絶望的だと馬鹿にされてしまうのでした。
そんな時、敵に襲われたことにより偶然オールマイトに出会ったデクは、内に秘めたヒーローの素質を認められ、オールマイトの“個性”「ワン・フォー・オール」を受け継ぐことに…!

2018年8月3日公開となる劇場版の原作となっている漫画が、「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中の『僕のヒーローアカデミア』。ジャンプの鉄則として有名な「友情・努力・勝利」を、これでもかというほど熱く魅せてくれる王道漫画です。2014年からジャンプにて連載が始まり、単行本は現在18巻まで発売されています(2018年4月時点)。さらに、2016年4月からアニメ第1期、2017年4月から第2期、2018年4月からは第3期が放送されており、漫画・アニメ共に人気沸騰!今大注目の作品なんです。「ワンピース」や「ナルト」などに続くジャンプの新世代を担っていく作品のひとつだとも言われているんですよ!

プロヒーローになるため「雄英高校・ヒーロー科」に通う主人公たちは、協力し助け合い、時にはライバルとなってぶつかりながら、己の“個性”を磨いていきます。切磋琢磨してヒーローへの道を突き進んでいく彼らの物語に心を奪われる人が続出し、連載開始から人気は急上昇!単行本1巻は、発売後すぐに品薄状態になっていたとか。現在の人気もすさまじいものがありますが、その熱狂は連載開始当初から始まっていたのですね。恐るべし。

『ヒロアカ』最大の見どころといえば、無個性でただのヒーローオタクだったデクが、持ち前の優しさと正義感を見込まれて最強の力を受け継ぐことになる…という王道の展開。そして、その後に待ち受ける熱い成長の物語でしょう!

ヒーローの能力を研究・分析したノートを持っているほど人一倍ヒーローに憧れながらも、夢を叶える資格を持たなかったデク。オールマイトと出会って“個性”をもらい、憧れてやまなかったヒーローの道への第一歩を踏み出すことになります。しかし、ナンバーワンヒーローと同じ力を持ったと言えど、デクの能力は平均以下。“個性(なかみ)”に対して“身体(うつわ)”が弱すぎることもあり、小さな頃から自分の“個性”と育ってきたライバルたちとの間には歴然とした差が立ちはだかっていました。

それでも、彼は諦めない!そこから積み重ねていく努力のスゴイことスゴイこと。大きなハンディキャップを抱えながらも、周囲をも巻き込んでひたむきに成長していくデクの姿は、主人公かくあるべき!といった感じ。こちらまで胸が熱くなります。

『僕のヒーローアカデミア』には、“個性”がぶつかり合う超能力バトル要素があり、学園が舞台となる青春要素もあり、少年漫画の王道要素が多く含まれています。それなのにいつまでも面白いと思わせてくれるのは、そこに他にはない魅力があるから…ですよね!アメコミをリスペクトしているという影の強い画風や、随所で登場する「SMASH!!」などのアルファベットで描かれた独特なオノマトペ。現実とそう変わらない現代社会に、最高の正義と圧倒的な悪が出現する世界観。堀越先生のセンスを目の当たりにし、電撃が走るように『ヒロアカ』ファンになっていった人たちも多いのではないかと思います。かくいう私もその一人。ズッキューンでした、ズッキューーン(笑)

まだまだ熱い展開が待ち受けている『僕のヒーローアカデミア』、ぜひ一度原作を手に取ってみてくださいね!

十人十色の“個性”を操るキャラクターたちの魅力とは?

『ヒロアカ』の世界では、ほとんどの人間が超人的な能力=“個性”を持っています。その中でもヒーローとして通用する素晴らしい“個性”を持っているのが、この作品の主人公たちです。人々を守るという使命を背負うヒーロー&ヒーローの卵たちがどれだけ格好良いかというのは、『ヒロアカ』を語る上で欠かしてはならないテーマ!個人的なヒロアカ熱も交えながらになりますが、魅力的かつ個性的なキャラクターたちを紹介していこうと思います。

  オールマイト

まず紹介したいのはもちろん、名実ともに最強のヒーローであるオールマイト。「ナンバーワンヒーロー」「平和の象徴」と称賛され、そうであろうと立ち続けるヒーロー像の体現者です。ヴィクトリー(勝利)の“V”を模しているという逆立った金髪に、笑顔が眩しい白い歯、アメコミヒーローも顔負けなイカツイ画風のマッスルマン。……うーん、彼だけ世界が違う(笑)オールマイトの“個性”は「ワン・フォー・オール」。その能力は、自らの肉体を強化し身体能力を引き上げるといったシンプルなものですが、ビルを飛び越える脚力、一発で全てを吹き飛ばすパンチなどなど、驚異的なパワーを得ることが可能になっています。「もう大丈夫!何故って!?私が来た!!」の名言にも表れている通り、その圧倒的なパワーでいつ何時でも人々を救ってくれるヒーロー。“ひとりは皆のために”という意味の言葉を冠したこの“個性”は、オールマイトそのものを示しているようにも感じますよね。

実は「ワン・フォー・オール」には、隠された秘密があります。それは、人から人へと継承して育っていく珍しい“個性”だということ。デクが「ワン・フォー・オール」を受け継ぐことが出来たのは、こういう訳だったのです。

  緑谷 出久(みどりやいずく)

オールマイトの力と精神を受け継ぎ、次代の「平和の象徴」になるべく成長を重ねる我らが主人公デク、もとい緑谷出久。彼のすごい所といえば、オールマイトに引けをとらない正義感でしょう。普段こそオタク気質で大人しい平凡な少年。しかし心の奥底には、助けを求めている人がいれば危険もかえりみず手を差し伸べられる、ヒーローにとって大切な適性が備わっていたのです。人を助けたいという思いだけが強い無謀な少年から、人を助けられる力を持ったヒーローへと育っていくデクの背中は、オールマイトの頼もしさを彷彿とさせてくれるもの。「もう大丈夫!僕が来た!!」なんてセリフを引っさげて颯爽と現れるヒーローになっていって欲しい!

  爆豪 勝己(ばくごう かつき)

デクの幼なじみで彼の最大のライバルとなるのが、爆豪勝己。「デク」の命名者であり、デクからは「かっちゃん」と呼ばれています。操る“個性”は「爆破」で、手のひらの汗腺からニトロのような成分を出し強烈な爆発を引き起こすという、非常に戦闘向きな能力。そんな“個性”に加え天才的な戦闘センスも持ち合わせたヒーロー有望者ではありますが、カタギに見えない顔面で口も悪く、勝利に固執する過激派。“無個性”で“でくのぼう”だったのに突然自分と並び立つ“個性”を身に着けてきたデクに対して、バリバリに敵対心を燃やしています。なんとなく悪役っぷりが目立ってしまう彼ですが、雄英高校に進学してから、周りの強者を目にしてはじめての挫折を経験。そこから心機一転、思い悩みながらも突き進んでいく彼を、読者として応援したくなっちゃうんですよね。

  轟 焦凍(とどろき しょうと)

デクのライバルとなるのは、かっちゃんだけではありません。雄英高校で出会ったクラスメイト轟焦凍もそのひとり。「ナンバーツーヒーロー」と言われるエンデヴァーを父に持つ、ヒーロー界のサラブレッド的存在です。“個性”も強力で、右で凍らし左で燃やす「半冷半燃」という能力を持っています。彼の出自はなかなかに複雑で、より強い“個性”を生み出すために意図的に“個性”を掛け合わせて子どもを作る「個性婚」夫婦から生まれました。「オールマイトを超える」という自分勝手な目的のために母親をないがしろにしてきた父親を強く恨んでおり、父譲りの「半燃」の力を使わずにオールマイトを超えることで父親を完全否定するという妄執に囚われていました。そんな彼は、デクが放ったある言葉がきっかけで、その妄執からの脱出を果たします。以降は「半冷半燃」の“個性”を余すことなく発揮するようになり、ようやっと自分が夢見ていたヒーローの姿を追い求めるようになりました。

ナンバーワンヒーローから期待され、本人より圧倒的に強い相手からライバル視され、無意識に仲間まで鼓舞していくなんて。こう考えると、デクの主人公パワー(影響力?)が半端ないですよね。色々な人に支えられ、支えていく、良い主人公だなあ……。

紹介した彼らの他にも、うららか系ヒロインの麗日お茶子(うららか おちゃこ)、真面目な学級委員長の飯田天哉(いいだ てんや)、友達想いなカエル少女の蛙吹梅雨(あすい つゆ)などなど、『ヒロアカ』には個性豊かなキャラクターがたくさん。実はファンの中では、敵(ヴィラン)側のキャラクターも意外に人気が高いんです!皆さんも、個性も“個性”も十人十色の彼らの中から、お気に入りの「推し」を探して応援してくださいね!

まとめ

戦隊モノのヒーローやアメコミのスーパーヒーローなどなど、正義感を持ち、弱きを助け悪をくじく“ヒーロー(またはヒロイン)”は、古今東西さまざまな作品で登場しますよね。強くて優しいヒーロー・ヒロインに憧れて、ごっこ遊びでよく真似をしていたという人も多いのではないでしょうか。『僕のヒーローアカデミア』は、誰でも一度は憧れたヒーローという存在が当たり前になった世界が描かれています。私たちと同じひとりの人間として悩みや葛藤を抱えつつも、人を守り正義を貫くヒーローを目指し成長していくデクたちを応援してみませんか?

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』2018年8月3日公開スタート!原作者が書き下ろした”空白の夏”の物語は、この映画でしか観ることが出来ません…!今年の夏休みは、デクたちの熱い夏の物語を観に、劇場へ足を運んでみてくださいね!

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