- 2022/12/19
- 2022/11/11
『怪獣8号』キャラクター紹介&相関図!人気急上昇の理由とは?
<アニメ化決定>「少年ジャンプ+」で連載中の漫画『怪獣8号』の人気が急上昇!王道のバトル漫画でありながら、かつて少年だった大人たちの心もがっちりと掴んだ理由とは?本作の一番の魅力は何といってもかっこいい登場人物。気になる《人気キャラクターランキング》もご紹介!
今大注目のバトル漫画『怪獣8号』ってどんな漫画?
現在「少年ジャンプ+(ジャンププラス)」で連載中の人気漫画『怪獣8号』をご存じですか?怪獣大国である架空の日本を舞台にした《怪獣討伐》をテーマとした松本直也さんによる王道バトル漫画で、ジャンプ+史上最速「30,000,000閲覧数突破」という衝撃の数字とともに単行本第1巻が発売されました!
そして、「2020年コミックス第1巻 年間売上ランキング1位」「次にくるマンガ大賞2021 web漫画部門1位」という記録を打ち立て、『SPY×FAMILY』と並んで現在「少年ジャンプ+」最大のヒット作となっています。『怪獣8号』は、ジャンプらしい<友情・努力・勝利>の三原則をベースとしながらも、泥臭くないスタイリッシュなキャラクターが魅力で、かつて少年だった大人たちからも人気を集めている漫画です。
舞台は怪獣大国・日本。自分の住む街を怪獣によって破壊された日比野カフカは、幼なじみの亜白ミナとともに、怪獣を全滅させるべく防衛隊員になる夢を持っていた。しかし、ミナが順調にキャリアを築いていったのとは反対に、カフカは道なかばで挫折してしまい、怪獣専門清掃業者"モンスタースイーパー"で働いていた。
ある日アルバイトとして入社してきた市川レノから、"防衛隊の入隊年齢制限が33歳未満に引き上げられる"という情報を入手し、「これが最後のチャンス」と思ったカフカは32歳にしてもう一度防衛隊を目指すことに。そんな中、カフカは小型の怪獣が口に入ってしまったことがきっかけで怪獣の姿に変身できるようになってしまい…。
『怪獣8号』は、2022年8月時点で「累計閲覧数3億超え」という驚異の数字を叩き出し、ついにアニメ化が決定しました!!今回は、アニメ化を控えさらなる人気を予感させる『怪獣8号』の隠された魅力と、本作を彩るかっこいいキャラクターたちを徹底考察します!
怪獣8号アニメ化決定です!これも読んでくれてる読者の皆さんのおかげです。まだ明かせる情報が少ないですが、カフカやレノがどんな風に動くのか、ミナやキコルや保科がどんな声で喋るのか想像しながら楽しみに待っていてくれると嬉しいです! pic.twitter.com/El6bfPjFwN
— 松本 直也 怪獣8号連載中 (@ringo_inuS) August 5, 2022
【キャラクター相関図&紹介】人気キャラランキングも!
『怪獣8号』の魅力といえば、何と言っても個性豊かなキャラクターたち!主人公カフカは怪獣に変身できてしまうし、カフカの同期たちもとても人間とは思えないような驚異的な身体能力の持ち主です。そんなかっこいいキャラクターのプロフィールと、単行本第8巻で公開された読者による<人気投票ランキング>の結果もあわせてご紹介します!
※各画像をクリックすると人物紹介へリンクします。
日本防衛隊 第3部隊
日比野 カフカ (ひびの カフカ) 人気ランキング:第4位 誕生日:8月5日 |
32歳の男性。幼なじみのミナとともに防衛隊に入ることを夢見ていたが、夢やぶれて怪獣死体を清掃する仕事に就いた。防衛隊の入隊試験の年齢制限が引き上げられたことを知り、ふたたび防衛隊員を目指す。とある出来事がきっかけで、怪獣に変身する能力を身に着けた。正義感が強く真面目な性格。周りからは「オッサン」扱いされることが多い。人間時の身体能力は同期たちと比べて著しく低い。 |
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市川 レノ (いちかわ レノ) 人気ランキング:第3位 誕生日:4月12日 |
カフカの相棒となる青年。最初は夢を道なかばで諦めたカフカのことを冷めた目で見ていたが、怪獣から命を救われたことで、カフカを見直した。見た目はいまどきの若者のような省エネタイプだが、実は熱い心を秘めている。入隊時の解放戦力は8%ほどしかなかったが、入隊後はメキメキと実力を伸ばし、20%を超えるまでに急成長した。カフカにツッコミを入れることが多く、相棒としてたびたび行動を共にする。 |
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四ノ宮 キコル (しのみや キコル) 人気ランキング:第5位 誕生日:9月7日 |
16歳でカリフォルニア討伐大学を飛び級で首席卒業したという防衛隊期待のホープ。特例として、専用武器(斧型)が支給された。防衛隊長官・四ノ宮功の娘。完璧主義者で、身体能力にかけては同期の中で群を抜いている。高飛車な性格だが、仲間を絶対に怪獣に殺させないという決意から来ている。討伐試験で乱入した怪獣9号により重傷を負うが、怪獣化したカフカに命を救われる。 |
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亜白 ミナ (あしろ ミナ) 人気ランキング:第7位 誕生日:6月17日 |
第3部隊隊長。幼い頃、住んでいた街を怪獣に破壊されたことから、幼なじみのカフカとともに怪獣の撲滅を目指す。カフカが途中で夢を諦めたのとは反対に、着々と実力とキャリアを重ね、解放戦力96%という防衛隊屈指の強さである。そのルックスから隊内外からの人気も高く、特集を組まれることもしばしば。カフカに対しては、気になりつつも上官としての毅然とした態度のまま接することが多い。でも心の中では…。 |
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保科 宗四郎 (ほしな そうしろう) 人気ランキング:第1位 誕生日:11月21日 |
第3部隊副隊長。マッシュルームカットが特徴。普段は糸目だが、本気を出したときは鋭い眼光を放つ。家系は室町時代より続く怪獣討伐隊で、保科流刀伐術の使い手である。特に小型や中型の怪獣に対してその力を発揮し、刃物の扱いが苦手なミナから厚い信頼を寄せられている。面白くて単純な奴が好きなため、カフカのことを気に入っている。 |
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古橋 伊春 (ふるはし いはる) 人気ランキング:第6位 誕生日:7月23日 |
八王子討伐高専首席卒業の防衛隊員。リーゼント風の髪型が特徴。中学生時代にミナに命を救われたことをきっかけとして入隊した。基本的に単純で負けず嫌いな性格だが、仲間思いである。入隊後に一気に実力を伸ばし始めた同期のレノをライバル視する一方で、自分の解放戦力が伸び悩んでいることに焦りを抱いている。 |
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出雲 ハルイチ (いずも ハルイチ) 人気ランキング:第14位 誕生日:10月14日 |
東京討伐大学首席卒業の防衛隊員。怪獣兵器の国内最大手企業・出雲テックスの御曹司であるイケメン。エリートでありながら、その座にあぐらをかくことなく、淡々と努力するタイプ。同期の中では、入隊時にはキコルに次ぐ戦力を持ち実力は折り紙つき。同期のバカ騒ぎには参加せず、一歩離れたところから見守っているタイプである。 |
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神楽木 葵 (かぐらぎ あおい) 人気ランキング:第19位 誕生日:5月20日 |
陸上自衛隊の若手ホープとして将来を約束されていたが、それを蹴って防衛隊へ入隊した。体格が良く真面目な性格。同期のハルイチとはよく張り合っているが、ライバルであり大切な仲間でもある。 |
日本防衛隊 第1部隊
鳴海 弦 (なるみ げん) 人気ランキング:第2位 誕生日:12月28日 |
第1部隊隊長。解放戦力98%を叩き出す日本最強の対怪獣戦力とされている青年。怪獣討伐に対しては非常にシビアで、部下にも実力と結果のみを求める冷徹さを持つが、普段の姿は、暇さえあれば引きこもってゲームをするか、SNSでエゴサーチをする超絶オタク気質。引きこもり時には前髪を下ろしているが、戦闘モードのときはオールバックにする。目には怪獣1号の網膜から作られた識別怪獣兵器を移植している。 |
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長谷川 エイジ (はせがわ エイジ) 人気ランキング:第20位 誕生日:8月24日 |
第1部隊副隊長。スキンヘッドと顔の傷跡が特徴の強面だが、本人は至極真面目な性格である。仕事をせずだらだらしている鳴海に代わり、隊長業務を代行することが多い。部屋にひきこもった鳴海を苦々しく思っており、あまりにも酷いときには実力行使に及ぶこともある。 |
日本防衛隊 本部
四ノ宮 功 (しのみや いさお) 人気ランキング:第9位 誕生日:1月8日 |
日本防衛隊長官で、キコルの父である。かつて防衛隊史上最強と言われた男で、年齢を重ねた今でもその実力は健在。その圧倒的な強さと的確な采配により、部下たちから慕われている。妻のヒカリ(元第2部隊隊長)を怪獣により殺されており、怪獣に対して冷徹な態度を崩さない。娘のキコルには厳格であるものの、心の中では常に気にかけている。 |
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伊丹 啓司 (いたみ けいじ) 人気ランキング:第49位 |
日本防衛隊副長官。上官である功とは信頼関係があり、敬語は使わない。カフカが怪獣8号だとわかったときには、殺処分して兵器転用すべきなどと発言し、冷酷な一面を垣間見せることも。 |
怪獣
怪獣9号 人気ランキング:第18位 |
高い知性を持った人型の怪獣。捕食した人間に擬態することができる。戦闘を重ねるごとに学習し、進化していく厄介な怪獣である。防衛隊員選別試験や戦闘に乱入しては、キコルやレノ、伊春などの隊員に重傷を負わせるなど現場を混乱に陥れている。 |
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怪獣10号 人気ランキング:第16位 |
怪獣9号によって作られた人型の怪獣。9号同様に高い知性を持ち、強い者と戦いたいという戦闘狂の性格である。保科との戦いの後に拘束され、10号の情報を渡す代わりに、自らを保科の兵器とするよう提案する。 |
日本防衛隊 第3部隊
日比野 カフカ (ひびの カフカ) 人気ランキング:第4位 誕生日:8月5日 32歳の男性。幼なじみのミナとともに防衛隊に入ることを夢見ていたが、夢やぶれて怪獣死体を清掃する仕事に就いた。防衛隊の入隊試験の年齢制限が引き上げられたことを知り、ふたたび防衛隊員を目指す。とある出来事がきっかけで、怪獣に変身する能力を身に着けた。正義感が強く真面目な性格。周りからは「オッサン」扱いされることが多い。人間時の身体能力は同期たちと比べて著しく低い。 |
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市川 レノ (いちかわ レノ) 人気ランキング:第3位 誕生日:4月12日 カフカの相棒となる青年。最初は夢を道なかばで諦めたカフカのことを冷めた目で見ていたが、怪獣から命を救われたことで、カフカを見直した。見た目はいまどきの若者のような省エネタイプだが、実は熱い心を秘めている。入隊時の解放戦力は8%ほどしかなかったが、入隊後はメキメキと実力を伸ばし、20%を超えるまでに急成長した。カフカにツッコミを入れることが多く、相棒としてたびたび行動を共にする。 |
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四ノ宮 キコル (しのみや キコル) 人気ランキング:第5位 誕生日:9月7日 16歳でカリフォルニア討伐大学を飛び級で首席卒業したという防衛隊期待のホープ。特例として、専用武器(斧型)が支給された。防衛隊長官・四ノ宮功の娘。完璧主義者で、身体能力にかけては同期の中で群を抜いている。高飛車な性格だが、仲間を絶対に怪獣に殺させないという決意から来ている。討伐試験で乱入した怪獣9号により重傷を負うが、怪獣化したカフカに命を救われる。 |
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亜白 ミナ (あしろ ミナ) 人気ランキング:第7位 誕生日:6月17日 第3部隊隊長。幼い頃、住んでいた街を怪獣に破壊されたことから、幼なじみのカフカとともに怪獣の撲滅を目指す。カフカが途中で夢を諦めたのとは反対に、着々と実力とキャリアを重ね、解放戦力96%という防衛隊屈指の強さである。そのルックスから隊内外からの人気も高く、特集を組まれることもしばしば。カフカに対しては、気になりつつも上官としての毅然とした態度のまま接することが多い。でも心の中では…。 |
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保科 宗四郎 (ほしな そうしろう) 人気ランキング:第1位 誕生日:11月21日 第3部隊副隊長。マッシュルームカットが特徴。普段は糸目だが、本気を出したときは鋭い眼光を放つ。家系は室町時代より続く怪獣討伐隊で、保科流刀伐術の使い手である。特に小型や中型の怪獣に対してその力を発揮し、刃物の扱いが苦手なミナから厚い信頼を寄せられている。面白くて単純な奴が好きなため、カフカのことを気に入っている。 |
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古橋 伊春 (ふるはし いはる) 人気ランキング:第6位 誕生日:7月23日 八王子討伐高専首席卒業の防衛隊員。リーゼント風の髪型が特徴。中学生時代にミナに命を救われたことをきっかけとして入隊した。基本的に単純で負けず嫌いな性格だが、仲間思いである。入隊後に一気に実力を伸ばし始めた同期のレノをライバル視する一方で、自分の解放戦力が伸び悩んでいることに焦りを抱いている。 |
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出雲 ハルイチ (いずも ハルイチ) 人気ランキング:第14位 誕生日:10月14日 東京討伐大学首席卒業の防衛隊員。怪獣兵器の国内最大手企業・出雲テックスの御曹司であるイケメン。エリートでありながら、その座にあぐらをかくことなく、淡々と努力するタイプ。同期の中では、入隊時にはキコルに次ぐ戦力を持ち実力は折り紙つき。同期のバカ騒ぎには参加せず、一歩離れたところから見守っているタイプである。 |
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神楽木 葵 (かぐらぎ あおい) 人気ランキング:第19位 誕生日:5月20日 陸上自衛隊の若手ホープとして将来を約束されていたが、それを蹴って防衛隊へ入隊した。体格が良く真面目な性格。同期のハルイチとはよく張り合っているが、ライバルであり大切な仲間でもある。 |
日本防衛隊 第1部隊
鳴海 弦 (なるみ げん) 人気ランキング:第2位 誕生日:12月28日 第1部隊隊長。解放戦力98%を叩き出す日本最強の対怪獣戦力とされている青年。怪獣討伐に対しては非常にシビアで、部下にも実力と結果のみを求める冷徹さを持つが、普段の姿は、暇さえあれば引きこもってゲームをするか、SNSでエゴサーチをする超絶オタク気質。引きこもり時には前髪を下ろしているが、戦闘モードのときはオールバックにする。目には怪獣1号の網膜から作られた識別怪獣兵器を移植している。 |
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長谷川 エイジ (はせがわ エイジ) 人気ランキング:第20位 誕生日:8月24日 第1部隊副隊長。スキンヘッドと顔の傷跡が特徴の強面だが、本人は至極真面目な性格である。仕事をせずだらだらしている鳴海に代わり、隊長業務を代行することが多い。部屋にひきこもった鳴海を苦々しく思っており、あまりにも酷いときには実力行使に及ぶこともある。 |
日本防衛隊 本部
四ノ宮 功 (しのみや いさお) 人気ランキング:第9位 誕生日:1月8日 日本防衛隊長官で、キコルの父である。かつて防衛隊史上最強と言われた男で、年齢を重ねた今でもその実力は健在。その圧倒的な強さと的確な采配により、部下たちから慕われている。妻のヒカリ(元第2部隊隊長)を怪獣により殺されており、怪獣に対して冷徹な態度を崩さない。娘のキコルには厳格であるものの、心の中では常に気にかけている。 |
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伊丹 啓司 (いたみ けいじ) 人気ランキング:第49位 日本防衛隊副長官。上官である功とは信頼関係があり、敬語は使わない。カフカが怪獣8号だとわかったときには、殺処分して兵器転用すべきなどと発言し、冷酷な一面を垣間見せることも。 |
怪獣
怪獣9号 人気ランキング:第18位 高い知性を持った人型の怪獣。捕食した人間に擬態することができる。戦闘を重ねるごとに学習し、進化していく厄介な怪獣である。防衛隊員選別試験や戦闘に乱入しては、キコルやレノ、伊春などの隊員に重傷を負わせるなど現場を混乱に陥れている。 |
怪獣10号 人気ランキング:第16位 怪獣9号によって作られた人型の怪獣。9号同様に高い知性を持ち、強い者と戦いたいという戦闘狂の性格である。保科との戦いの後に拘束され、10号の情報を渡す代わりに、自らを保科の兵器とするよう提案する。 |
『怪獣8号』が幅広い世代に人気の理由とは?
『怪獣8号』は、前述したとおりジャンプラ史上最速の閲覧数を突破し、漫画賞を受賞するなど次々と記録を打ち立てています。本作が幅広い世代から支持を集める理由とは何なのでしょうか?その秘密を紐解いていきましょう!
① 主人公が少年ではなく中年であること
『怪獣8号』は、特に昔少年漫画にハマっていた世代(30代~40代)から人気を集めています。それは主人公カフカが少年ではなく、一度は夢を諦めた中年男性だからです。(とはいえまだ32歳)少年漫画の主人公としては異色の存在ですよね。人間誰しも、子どもの頃に抱いていた夢を叶えることは難しいものです。でも、一度は挫折したとはいえ、若い子たちに混じって再び防衛隊員を目指すカフカの姿に、同世代の人たちは勇気をもらえるのではないでしょうか。
ジャンププラスにて怪獣8号の9話が配信されました!最終試験を終えたカフカたち。余韻残る病室を訪れたのは…!?よろしくお願いします!#怪獣8号#ジャンププラスhttps://t.co/UMfnHrynt8 pic.twitter.com/4G0cnkrqOC
— 松本 直也 怪獣8号連載中 (@ringo_inuS) September 4, 2020
怪獣8号65話ジャンププラスで配信されました!久々のカフカ回です。よろしくお願いします!https://t.co/RaZfC5wDZv pic.twitter.com/T4O0GtzDRN
— 松本 直也 怪獣8号連載中 (@ringo_inuS) June 24, 2022
② 王道のバトル漫画であること
最近の少年漫画の傾向として、ある意味「邪道」な漫画が主流になっているイメージがあります。大ヒットした『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』『チェンソーマン』などは決して昔の漫画のように勧善懲悪の展開ではないですし、重要なキャラクターや仲間たちも次々に死んでいきます。でも一周回って『怪獣8号』は王道中の王道バトル漫画!敵味方がわかりやすく、キャラクターに感情移入しやすいというメリットがあります。邪道な少年漫画に食傷気味の人にはぴったりの漫画です。
③ 落ちこぼれがヒーローになること
『怪獣8号』は、本来見向きもされない落ちこぼれがヒーローになるという特徴があります。主人公カフカは、スーツの性能を引き出す指標である「解放戦力」が0%という数字でした。つまりほぼ戦力がないのと同じで、防衛隊員としては致命的。入隊試験でも当然周りについていけません。少年漫画の中には最初からチート級に強い主人公も多いですが、『僕のヒーローアカデミア』や本作『怪獣8号』で見られるように、いわゆる落ちこぼれが成長し、やがてヒーローになる過程は何とも小気味良いものです!
④ 実は主人公以外のキャラクターがかっこいい
ここまで主人公カフカのことを中心に書いてきましたが、実は『怪獣8号』で「かっこいいキャラは誰か?」と問われたら、迷わず主人公「以外」を選びます(笑)引きこもりと防衛隊イチの強さのギャップが最高すぎる鳴海隊長、ヒロインでありながら主人公よりも圧倒的に強いミナ、無愛想に見えるのにカフカ(先輩)のことを常に気にかけているレノ、可愛い顔をして巨大な斧を軽々と操るキコルなど、とにかく魅力的でスタイリッシュなキャラ揃いです。
ジャンププラスにて怪獣8号の第26話が配信されました!特例措置により与えられた専用武器。天才、四ノ宮キコルが戦場を支配する!よろしくお願いします!#怪獣8号#ジャンププラスhttps://t.co/rvsWqNkRxY pic.twitter.com/k9ZfDWIb9V
— 松本 直也 怪獣8号連載中 (@ringo_inuS) February 19, 2021
ジャンププラスにて怪獣8号の第64話が配信されました!よろしくお願いします!#怪獣8号#ジャンププラスhttps://t.co/XovhkWUyDx pic.twitter.com/3xU1xNYV34
— 松本 直也 怪獣8号連載中 (@ringo_inuS) June 10, 2022
『怪獣8号』2024年TVアニメ化決定!制作会社など最新情報
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— 怪獣8号【公式】 (@KaijuNo8_O) December 15, 2022
アニメ『#怪獣8号』
ティザービジュアル公開!
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▼ティザーPVhttps://t.co/p9KcivexvB
▼公式サイトhttps://t.co/sVyCRSS025#KaijuNo8 pic.twitter.com/G1LnXMmABx
今や日本のみならず海外でも大人気の『怪獣8号』ですが、ついに2024年に待望のTVアニメ化が決定しました!待ちに待ったティザーPVが公開され、冷たい雨が降る中、怪獣に容赦無く破壊された街を前にたたずむカフカの姿が描かれています。そして同時に公開されたティザービジュアルの怪獣8号の姿もカッコイイですね…!
気になるアニメーション制作は『黒子のバスケ』や『ハイキュー!!』など人気ジャンプ作品のほか、2023年に『天国大魔境』を手がけることも決定しているProduction I.Gが担当。そして怪獣デザイン&ワークスはスタジオカラーが担当することが発表されています。『エヴァンゲリオン』シリーズを手がけたスタジオカラーですから、おそらく超本格的な怪獣デザインになると期待しても良いのではないでしょうか!
キャスト情報など、公式サイトでのさらなる発表を待ちましょう!
まとめ
さて、ここまで『怪獣8号』のキャラクターとその魅力を中心にお伝えしてきましたが、いかがでしたか?良い意味で王道一直線のストーリーは今の時代としては逆に斬新で、若い人だけでなく少年漫画から離れてしまった大人の皆さんにもぜひおすすめしたい作品です。今回のアニメ化をきっかけとして、さらに幅広い年代の注目を集めることになるのではないでしょうか。
『怪獣8号』が気になった人は、「少年ジャンプ+」の公式サイトで試し読みすることもできますので覗いてみてくださいね。まだ単行本は巻数も少ないので、アニメ放送前に全巻おさらいしておきましょう!
ライティング担当 : sakura札幌在住30代。本や少年コミックを読むことが大好きで、家事の合間にハイボールを飲みながら読書をするのが至福のとき。小説はイヤミス、ホラー、児童文学まで好きなジャンルは多岐にわたり、ラストですべてがひっくり返される「大どんでん返し」本を好んで読む。子どもの頃からホラー映画が好きで、最近は『死霊館』や『インシディアス』など心の奥底まで恐怖心をかきたてられるようなジェームズ・ワン監督作品に魅了されている。 |