- 2022/03/29
【女性作家ランキング】今話題の30人&おすすめ作品をご紹介!
今人気の<女性作家>を厳選してみました。豊かな表現力、鋭い観察眼、包み込むような優しさが魅力の30人。古本店『もったいない本舗』の読書好きスタッフが、日々コンスタントに執筆をされている話題の女性作家さんを中心に、おすすめ小説をランキング形式でご紹介します!
女性作家の魅力とその特長とは?
皆さんは本を読みたいと思ったとき、どのように選びますか?
ミステリーや人間ドラマといったジャンル重視?それとも話題になった本やベストセラーからチョイスしますか?ときには<女性作家>(女流作家とも言います)というくくりで選んでみるのも面白いですよ!女性作家に共通するのは、思わず共感してしまうような繊細な表現力、そして人間の心の機微を丁寧に描いていること。登場人物と自分を重ね合わせてしまうようなシンパシーを感じる作品が多いのもひとつの特長です。
毎年コンスタントに作品を発表するベテラン作家から、新進気鋭の若手作家まで、今注目すべき国内女性作家30人をセレクトしてみました。古本店『もったいない本舗』の読書好きスタッフsakuraが、個人的におすすめしたい作品もあわせてご紹介します。では早速見ていきましょう!
古本店スタッフおすすめの<女性作家>ランキング!
①【マルチ作家】何を読んでも面白い!もはやジャンル分け不可能な5人
最初にご紹介するのは、ミステリー、ファンタジー、ホラーなどひとつのジャンルにとらわれず、一見畑違いと思えるジャンルでも意欲的に挑戦する女性作家さんたち。もはや「◯◯作家」という肩書きは不要!型にはまらないフリーダムな作風が魅力の5人をピックアップしました。
1位 辻村深月(つじむら みづき)
『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞しデビュー。『鍵のない夢を見る』で直木賞受賞、そして『かがみの孤城』で本屋大賞を受賞しました。初期は学園ミステリーが中心でしたが、年齢を重ねるとともに家族のあり方や、アラサー女性の葛藤などを描いた人間ドラマが多くなってきました。辻村さんは出す作品すべてがヒットするという、今や日本を代表する女性作家です。
2位 恩田陸(おんだ りく)
『六番目の小夜子』で作家デビュー。郷愁の念を抱かせる描写が特徴で「ノスタルジアの魔術師」と称されることもあります。作品はミステリーに加え、SF、青春、ホラー、ファンタジー、エッセイと多岐にわたり、もはや書けないジャンルはないのではと思うほど!最近では『蜜蜂と遠雷』で直木賞&本屋大賞をダブル受賞という快挙を成し遂げました。恩田作品に登場する男子は、みんな格好良すぎます!(笑)
3位 三浦しをん(みうら しをん)
読んでいて、声を出して笑ってしまうほどエッセイが面白い三浦しをんさん。もちろんエッセイの他にも青春小説、お仕事小説、人間ドラマなどさまざまなジャンルの作品を書かれています。『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞し、松田龍平さん&瑛太さんで実写映画化されたことでも話題に。また『舟を編む』で本屋大賞を受賞し、多くのファンを魅了し続けています。ちなみにご本人はBLが好きなことでも有名です。
4位 小野不由美(おの ふゆみ)
「十二国記」シリーズで日本中のファンタジーファンの注目を集めている小野不由美さん。1990年代から続くこのシリーズは、2019年に18年ぶりの新刊が出たことでも話題になりました。また『屍鬼』を始めとするホラーやミステリー、また怪談えほんなども手がけられており、老若男女問わずファン層が多いのが特徴です。ご主人は<館シリーズ>で有名な綾辻行人さん。
5位 あさのあつこ
『バッテリー』が1000万部を超える大ベストセラーとなったあさのあつこさん。ジュヴナイル向け小説を数多く執筆されていますが、その濃密な人間描写に大人の皆さんにもファンが多いのが特徴です。青春小説はもちろん、『NO.6』のようなSF小説のほか、「弥勒」シリーズをはじめとする時代小説も書かれており、これぞ日本を代表するマルチ作家と言えるでしょう。
②【感動系作家】号泣必至…人間の心の機微を描くのがお得意の5人
次にご紹介するのは、人間の心の機微を丁寧に描く女性作家さん。複雑に絡み合った人間関係を一本ずつゆるゆると解いていくような優しさは、日々の生活に疲れた私たちの心の隅々にまで行き渡ります。どれも涙なしでは読むことができない!落ち込んだとき、人生に行き詰まったとき。きっとあなたの道標になってくれるはずです。
1位 青山美智子(あおやま みちこ)
『木曜日にはココアを』で2017年に作家デビュー。作家としてはまだ新しい方ですが、コンスタントに素晴らしい小説を執筆されています。何気ない毎日に疲れたとき、青山さんの文章を読むと自分のすべてを肯定してくれるような包容力を感じます。可愛い装丁が多いので、本屋さんに行くとすぐにわかりますよ!
2位 小川糸(おがわ いと)
『食堂かたつむり』にてデビュー。女性らしい柔らかな文体が特徴で、『つるかめ助産院』や『ツバキ文具店』などドラマ化されている作品も多数あります。最近では2020年の本屋大賞で2位にランクインした『ライオンのおやつ』が話題を呼び、切なくも美しいストーリーに世の中の読者が涙しました。春嵐(しゅんらん)というペンネームで、作詞家としても活動中。
3位 瀬尾まいこ(せお まいこ)
『卵の緒』でデビューした瀬尾さんは、中学校の国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を続けられていました。2011年に専業作家になった後も精力的に執筆を続け、『そして、バトンは渡された』で2019年の本屋大賞<大賞>を受賞。永野芽郁さん×田中圭さん×石原さとみさんという超豪華キャストで映画化され、爆発的ヒットに繋がりました!
4位 宮下奈都(みやした なつ)
人生における葛藤や生きづらさ、密かに胸に抱えるコンプレックスなど、等身大の人間を静かに見つめ言葉を紡ぎ出す宮下さんは、女性読者から圧倒的な支持を受けています。『スコーレNo.4』のほか、『よろこびの歌』はマイベストと挙げる人も多いのでは?ピアノの調律師を描いた『羊と鋼の森』は、2016年の本屋大賞<大賞>を受賞しました。
5位 原田 マハ(はらだ まは)
美術を溺愛していると言っても過言ではない原田マハさん。さまざまな美術館で勤務後、フリーのキュレーターとしても活動。その遍歴を活かし、『リボルバー』や『楽園のカンヴァス』、『暗幕のゲルニカ』など原田さんの書く小説も美術にまつわる作品が多いのが特徴です。そんな原田さんですが、実はアート系以外の作品もめちゃくちゃ泣けるんです…!
③【ミステリー作家】散りばめられた伏線に息を呑むミステリーの女王5人
次は、日本を代表する女性ミステリー作家をご紹介します。…と言っても、もはやミステリーは群雄割拠の時代です。5人に絞るのは非常に難しかったのですが、sakuraが独断と偏見で「今、令和の時代に読みたい」作家をピックアップしてみました。散りばめられた伏線、あっと驚くようなトリック。一気読み必至の作品ばかりです!
1位 湊かなえ(みなと かなえ)
湊かなえさんといえば知らない人はいないでしょう。デビュー作『告白』が2009年の本屋大賞<大賞>を受賞した快挙は、当時話題になりましたね!松たか子さん主演で映画化もされ、大ベストセラーになったと同時に「イヤミス」というジャンルが認識されるようになりました。その後も出す作品が軒並み大ヒット&ドラマ化多数で、もはや「イヤミスの女王」といえば湊さん以外いないのではないでしょうか。
2位 皆川博子(みながわ ひろこ)
なんと御年90歳を超える皆川博子さん!今でも毎年のようにコンスタントに執筆し、第一線で活躍されている作家さんで本当に頭が下がります。推理小説、幻想小説、ミステリーなどさまざまなジャンルに造詣が深いのですが、個人的にはヨーロッパを舞台にした幻想小説がとても好きです。耽美で、禍々しくて、一度深みにはまると出られなくなる作品ばかりです。
3位 芦沢央(あしざわ よう)
芦沢央さんは、同年代ということもあって勝手に親近感を持っています(笑)ペンネームの「芦沢」というのは、辻村深月さんの『凍りのくじら』の主人公からとったもの。ミステリーとホラーを中心に執筆されている芦沢さんは、『許されようとは思いません』で吉川英治文学新人賞候補、『火のないところに煙は』で山本周五郎賞候補となるなど、最近の文学賞でたびたびノミネートされるようになりました。今後が楽しみな若手作家のひとりです。
4位 今邑彩(いまむら あや)
『卍の殺人』でデビューした今邑彩さん。2013年に57歳という若さで亡くなってしまいましたが、魅力的な推理小説を数多く残しました。「警視庁捜査一課・貴島柊志シリーズ」「蛇神シリーズ」ほか、『よもつひらさか』などのホラー短編集も人気が高く、今もなお読者を魅了し続けています。サイコスリラー『ルームメイト』は北川景子さん×深田恭子さん主演で映画化もされました。
5位 深緑野分(ふかみどり のわき)
パート書店員から専業作家へと転向した深緑野分さんは、『オーブランの少女』で作家デビュー。その後は、『戦場のコックたち』と『ベルリンは晴れているか』で直木賞候補となるなど、今後の活躍が期待される作家さんです。女性作家らしい美しく幻想的な雰囲気作りが得意なので、その世界観を活かしたミステリーでぜひ次は直木賞を取っていただきたいですね!
④【現代系作家】現代社会の闇を描かせたら右に出る者なしの5人
皆さんが小説に求めるものとは何ですか?心浮き立つようなわくわく感?それとも自らの境遇を登場人物に重ね合わせることができる<共感>でしょうか。犯罪、暴力、貧困…現実の世界は綺麗ごとばかりではありません。そんな現代社会の闇をリアルに描く一方で、一筋の希望もまた描き出すことができる女性作家をご紹介します。
1位 西加奈子(にし かなこ)
イラン・テヘラン生まれ、また小学生時代はエジプト・カイロで海外生活を送っていた西加奈子さん。明るく優しい雰囲気の物語を得意とする一方で、世界中で今この瞬間にも起こっている紛争や貧困などの国際問題に真っ向から向き合った作品も多々あります。代表作『サラバ!』で直木賞を受賞。『夜が明ける』で2022年本屋大賞にノミネートされるなど、現代社会をリアルに描く女性作家として今幅広い年齢層に注目されている作家のひとりです。
2位 町田そのこ(まちだ そのこ)
町田そのこさんは『カメルーンの青い魚』で、新潮社主催の<女による女のためのR-18文学賞>大賞を受賞。また氷室冴子さんの小説が、いじめを受けていた子ども時代を生き抜くための命綱となり、やがて小説を書くための原動力となったのは有名な話です。社会的マイノリティーな立場の人間を主人公に置いた『52ヘルツのくじらたち』は2021年の本屋大賞<大賞>を受賞しました。
3位 山本文緒(やまもと ふみお)
2021年、58歳という若さで亡くなってしまい非常に残念でなりません。青春時代を山本文緒さんの小説とともに生きてきたという読者は多いのではないでしょうか。『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞を受賞、そして『プラナリア』で直木賞を受賞。恋に溺れる女性や、いびつな家族の形などをリアルに描き、特に女性読者から圧倒的な支持を得ています。
4位 宇佐見りん(うさみ りん)
2020年に『推し、燃ゆ』で芥川賞を受賞した宇佐見りんさん。受賞時は21歳で、綿矢りささん、金原ひとみさんに次いで史上3番目の若さでの受賞となりました。現代の若者たちの依存体質や生きづらさを如実に描き出したその倦んだ表現力には目をみはるものがあります。まだ新しい作家さんなので、今後どんな作品を世に出してくれるのか楽しみですね!
5位 山内マリコ(やまうち まりこ)
富山県出身の山内マリコさん。地方都市で生きる女性たちの閉塞感を赤裸々に描いた作品が多く、特に地方に住む女性読者の皆さんには心にグサグサと刺さるものがあるはずです!『アズミ・ハルコは行方不明』『ここは退屈迎えに来て』『あのこは貴族』は、どれも人気女優主演で映画化されており、今後もメディアミックスが期待される作家さんのひとりです。
⑤【ファンタジー作家】唯一無二!日本ファンタジー界を牽引する5人
皆さんは、<世界三大ファンタジー小説>をご存知ですか?『ゲド戦記』『指輪物語』『ナルニア国物語』は、もちろん例えようもなく素晴らしいファンタジー小説ですが、せっかく日本人に生まれたからにはぜひ日本独特のファンタジーに触れて欲しいと思うのです…!他の国の作家では絶対に描くことのできない、唯一無二の世界観を生み出した5人の女性作家をご紹介したいと思います。
1位 上橋菜穂子(うえはし なほこ)
ファンタジー作家といえば真っ先に挙げたいのが上橋菜穂子さんです!2014年に児童文学のノーベル賞とも言われる<国際アンデルセン賞>を受賞し、日本のファンタジー小説が海外でも広く知られるようになったこの功績は大きいでしょう。文化人類学者でもある上橋さんは、どの作品でも独特の上橋ワールドを作り上げることで知られます。『守り人シリーズ』『獣の奏者』『鹿の王』など、決して子どもに媚びることなく光も闇も真っ向から描き切る作風は、幅広い年代の読者に支持されています。
2位 沢村凜(さわむら りん)
ファンタジーノベル大賞の最終候補に残った『リフレイン』で作家デビュー。その後『ヤンのいた島』でファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。その後も『瞳の中の大河』や『黄金の王 白銀の王』など、異世界ファンタジーを中心に執筆されています。最近では、ファンタジー超大作<ソナンと空人シリーズ>(全4巻)が話題となりましたね!令和も引き続きファンタジー界を牽引していく女性作家なのではないでしょうか。
3位 阿部智里(あべ ちさと)
史上最年少の20歳という年齢で松本清張賞を受賞し『烏に単は似合わない』でデビューを果たした阿部智里さん。それ以来、人間の姿に変身することができる八咫烏(やたがらす)の一族を描いた<八咫烏シリーズ>と呼ばれる異世界ファンタジー小説をずっと書き続けています。どこか平安時代風の世界観は日本人にとって馴染みが深く、ファンタジーにひとさじのミステリー要素を加えた本シリーズは、ついのめり込んでしまう面白さです。
4位 荻原規子(おぎわら のりこ)
寡作な作家さんではありますが、日本のファンタジー小説を語るうえで絶対に荻原規子さんは外せません!日本神話を下敷きにした<勾玉三部作>や西洋風の<西の善き魔女シリーズ>、また現代日本を舞台にした<RDGレッドデータガールシリーズ>など、書く作品すべてが大ヒット。元気な女の子が主人公の作品が多く、ファンタジーとしては珍しく軽やかな作品が多いですね!
5位 梨木香歩(なしき かほ)
児童文学作家、ファンタジー作家として知られる梨木香歩さんは、『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞。そして『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞を受賞するなど、児童文学界では知らない人がいないほど有名な女性作家です。草木や自然と一体化したような優しい描写が特徴で、日々の生活に疲れた心の隙間を埋めてくれるような作品が多いのが特徴です。
⑥【恋愛系作家】女性の女性による女性のための恋愛小説ならこの5人
現実世界でも恋愛とはままならないものです。男女間の恋愛、または同性間の恋愛。さまざまな駆け引き、障害を乗り越えてゴールへとたどり着くことの難しさよ…!そんな暗中模索とも言うべき恋愛感情をリアルに映し出し、言葉にできない心の機微を繊細に表現できるのは、やはり女性作家ならではだと思います。sakuraが個人的に今おすすめしたい5人をご紹介します。
1位 凪良ゆう(なぎら ゆう)
もともとは、BLを長らく書かれてきた凪良ゆうさん。一般書である『流浪の月』は2020年の本屋大賞を受賞し、異色の経歴の女性小説家として話題になりました。社会から孤立した人間を描いた作品が多く、マイノリティーとしての生きづらさも克明に描き出します。『わたしの美しい庭』で山田風太郎賞候補、また『滅びの前のシャングリラ』で本屋大賞にノミネートされるなど、BL以外の作品でも着実に実力を伸ばしている今大注目の女性作家です!
2位 角田光代(かくた みつよ)
もう数えきれないぐらい文学賞の候補に挙がってきた角田光代さんですから、おそらくどんな人でもタイトルぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。『幸福な遊戯』でデビュー後、『対岸の彼女』で直木賞を受賞しました。また、『紙の月』や『八日目の蝉』など実写映画化されている作品も多数あり、等身大のリアルな女性像を描くことで世の中の女性たちの共感を集めています。
3位 千早茜(ちはや あかね)
2008年に小説すばる新人賞を受賞し、『魚神』でデビューを果たした千早茜さん。小学生時代の大半を、アフリカ・ザンビアで過ごし、高校時代は学校よりも図書館で過ごすことが多かったそうです。そんなちょっと特殊な経験と、豊かな読書遍歴が千早さんの描く妖艶で独特な世界観に繋がっているのではないでしょうか。コンスタントに新刊を出されている今後が楽しみな作家さんです。
4位 有川ひろ(ありかわ ひろ)
有川ひろさん。古くからのファンにはまだまだ馴染みませんが、もともとは「有川浩」のペンネームで活動されていました。(2019年に表記を「有川ひろ」に変更)「胸キュンのラブコメが読みたいんだけど」と言われたら、間違いなく有川作品を薦めます。良い意味でライトノベル風の文章で、非常に読みやすいです。戦闘×恋愛を描いた<自衛隊三部作>や<図書館戦争シリーズ>などが有名で、糖度は120%!赤面しながら読んでください(笑)
5位 江國香織(えくに かおり)
小説家としてはもちろん、児童文学、絵本、また海外絵本の翻訳など活動の幅が多岐にわたる江國香織さん。『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞を受賞、『号泣する準備はできていた』で直木賞を受賞しています。女心をリアルに、かつ細やかに描く女性作家ならではの描写で、読了後にしばらく静かな余韻に浸れる作品ばかりです。
まとめ
さて、ここまで今話題の日本の女性作家30人をご紹介してきましたが、未読の作家さんはいましたか?おすすめ作品については、ごく数作品しかピックアップできませんでしたが、興味を持つ作家さんがいたら話題作だけでなく、過去の作品に手を伸ばしてみるのも良いかもしれません。世の中には、まだまだ魅力的な女性作家たちがたくさんいます。自分の視野を広げるためにも、ぜひ積極的に読んだことのない作家さんにも挑戦してみてくださいね!また今度は、折を見て<おすすめ男性作家>についてもご紹介したいと思います。
古本店『もったいない本舗』では、今回ご紹介した30人をはじめ、たくさんの女性作家の本を取り扱っております。この機会に、ぜひあなたのお気に入りの作家を見つけてみませんか?
ライティング担当 : sakura札幌在住30代。本や少年コミックを読むことが大好きで、家事の合間にハイボールを飲みながら読書をするのが至福のとき。小説はイヤミス、ホラー、児童文学まで好きなジャンルは多岐にわたり、ラストですべてがひっくり返される「大どんでん返し」本を好んで読む。子どもの頃からホラー映画が好きで、最近は『死霊館』や『インシディアス』など心の奥底まで恐怖心をかきたてられるようなジェームズ・ワン監督作品に魅了されている。 |