部屋の整理整頓のコツ!片付けられない人へのやり方レッスン

部屋の整理整頓術、教えます!いつも部屋が散らかっている人は掃除が苦手?片付けができない性格?いえいえ、やり方や手順を覚えれば、誰でもすぐに部屋はキレイになります!おすすめの掃除&収納グッズもご紹介。これであなたも脱・汚部屋!

部屋の掃除ができなくて困っている男性

片付けがキライ!部屋が散らかっている人はこんな人

部屋が散らかっているという自覚はある…だけど、なかなか片付けができないと悩んでいませんか? だらしないと思われそうで、なかなか他人に相談できないのが「掃除下手」の悩み。掃除はすぐにやらないと困るものでもないので、あれこれ理由をつけて後回しにしてしまいがちですよね。部屋が散らかるには必ず理由があります。忙しくて時間がない人、そもそも掃除の仕方がわからない人。それぞれ理由はありますが、特にこんな人は部屋が散らかる傾向にあるようです。

Case1.一人暮らしをしている学生

大学や短大・専門学校への進学を機に、親元を離れて春から一人暮らしを始める人、多いですよね。特に、高校を卒業したばかりの18歳であれば、今まで炊事・洗濯などは実家のお母さんに任せきりだったという人がほとんどのはず。一人暮らしをスタートした当初は、はりきって部屋を掃除したりしていたが…続いたとしてもきっと3ヶ月ほど。学校の課題やレポート、バイトに追われ、どんどん家のことがお座なりに。洗濯物は取り込んだら山積みのまま、学校の教材は散乱…気づいたら床に足の踏み場もない!ということもあるのではないでしょうか。

Case2.単身赴任中のお父さん

人事異動で急に単身赴任が決まり、家族と遠距離生活を始めることになったお父さん、そんな人も部屋が散らかる傾向が強いです。一人暮らしをしていたのは遠い昔…結婚してからは家事とは無縁の生活をしてきた人が多いはず。今まで家事はすべて奥さんに任せていた場合、とにかく片づけや掃除が苦手なのでは?洗濯機も使い方がわからない!服は常にクリーニング!そんな生活をしている人も少なくありません。カーテンレールにスーツやYシャツをかけっぱなしにしたり、毎朝読んでいる新聞も捨てる日がわからず部屋の隅に大量に積んだままにしたり…。団塊の世代の人は特に要注意です。

Case3.フルタイム兼業主婦のお母さん

今の時代、まだ小さい子どもがいても働いているお母さんは珍しくありません。そんな兼業主婦の人は平日は夕方まで仕事、そこから買い物・夕飯作り・子どものお風呂・寝かしつけをやっててんてこまい!特に旦那さんも遅くまで帰ってこない、いわゆる「ワンオペ育児」をしている人はご飯や洗濯で手一杯で、どうしても掃除は後回しになりがち。週末にまとめてやりたいけど、遊び盛りの子どもは外に遊びに行きたがるし、すぐおもちゃは散らかすし、とにかく片付けてる暇なんてありません。時間がない人ほど、掃除への悩みは尽きないものです。

Case4.仕事に追われるビジネスマン

20代~30代半ばくらいまでは、いわゆる働き盛り。平日の帰宅は毎日0時過ぎなんていうのもザラにあります。しかも独身だった場合、深夜残業後にご飯を作る気力なんてないはず。いつも夕飯はビールとつまみだけで済ましてしまう…こんな男性&女性周りにいませんか?日々の仕事に忙殺された代償に、休日は何もやる気が起きず家でグダグダするだけ…。さらに、若い一人暮らしの人にありがちなのが、本棚もないのに漫画や雑誌をたびたび買ってきてベッド周辺に平積みしてしまうこと。買う元気はあっても捨てる元気がない…。こうして寝る場所以外の場所がモノで散乱していくのもよくある話です。

Case5.収集癖のある〇〇オタクさん

昔からアニメが大好きで、その影響からか漫画・アニメのDVD-BOX・アニソンCD・関連雑誌・グッズ・人形・フィギュア・ポスターなど好きなものを買い集めるのが趣味!そんなコレクター&収集癖のある人も、部屋の掃除が苦手な場合が多いです。好きなキャラクターに囲まれた生活は楽しいかもしれませんが、肝心の自分の居場所はもちろん収納や押し入れ、机の上などを収集アイテムがすべて占拠してしまい、日用品や洋服を置くスペースがなくなってしまった…なんてケースも。自分が生きていく上で必要なものが部屋に置けなくなっては意味がありません。捨てるタイミングを見失ってしまう人も、掃除が下手な証拠です。



これらのすべての人に共通して言えるのは、「忙しくて時間がない・物の整理の仕方がわからない」ということ。どうやって掃除したらいいか正直わからないけど「いい大人が実家の母に聞くのもちょっと…」なんて他の人に聞くのが恥ずかしくて、わからないままになっていませんか?それなら、ここで掃除や整理のコツを勉強すれば、その悩みも解決です。散らからない部屋作りの極意、一緒に学んでいきましょう!

整理整頓の秘訣!それは便利アイテムを使った時短&収納術

まず、部屋が散らかっているのは、基本の整理整頓ができていないから。ここで注意したいのが「整理整頓 = 片付け ではない」ということです。"片付け"とは「元に戻す」とか「元の状態にする」ということです。勘違いしやすいですが、整理整頓とは意味が違うんですね。さらに、"整理整頓"という言葉はセットでよく使われますが、実は“整理”と“整頓”では、別々の意味があるんです。

整理 = 不必要なものを取り除くこと
整頓 = 必要な場所に秩序だてて配置すること


つまり、部屋の中にある「いらないもの」を失くし、残った「いるもの」をキレイにまとめて収納することが「整理整頓」です。部屋を整理整頓しよう!と思い立っても、今の現状のまますぐに始めようとしてもうまくいきません。必要なものを買い足すことで、初めて「整理整頓」をするスタートラインに立つことができるんです。

整理:掃除編

整理の基本はまず掃除から。ゴミやホコリ・汚れなどは真っ先に部屋から排除すべきものです。心と体の精神衛生面を整える上でも、部屋自体をキレイにするのは必須作業でもあります。ここで紹介するアイテムは、どれもスキマ時間に簡単に掃除ができるものばかりなので、忙しい人の強い味方!時間を有効活用するためにもぜひゲットしましょう。

フローリングワイパー

使い捨てのウエットシートやドライシートなどを使い分ければ、面倒な床の水拭きや乾拭きがかなり楽に。多少の床の汚れや髪の毛・ホコリなどをキャッチしてくれます。掃除機をかける暇がない人にもおすすめ。

粘着ローラー

コロコロの愛称で親しまれている人気のお掃除グッズ。フローリングよりも絨毯など布製のところを掃除するのが得意。座ったままでも、テレビを見ながらでも、気軽にできるのが最大の魅力です。

伸縮タイプのホコリ取り

電化製品や凹凸面に溜まったホコリを摩擦による静電気で吸着。伸縮タイプの柄のものは長く伸ばせば、エアコンの上や照明器具など高く届きにくいところのお掃除がラクにできます。

消臭スプレー

気になるところに適量スプレーすれば、簡単に除菌・消臭が可能。ハウスダスト防止や花粉付着防止にも。天然成分由来のものだと、赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。

整頓:収納編

部屋を整頓するための大きな要は、家のスペースを活かした収納アイディア。最近では100均などに売っているプチプラを使った収納グッズを使って、お金をかけずにスッキリ片付ける人が増えています。DIYに時間をかけられない!という人でも、統一感のある収納BOXを複数買うだけで、部屋の見た目もだいぶ変わりますよ。

ワイヤーネット&小物入れ

ワイヤーネットにフックをつければ意外と色んなものがかけられます。バラバラに散らかりがちなボールペンやハサミなど、小物を収納するのに◎。

突っ張り棒&プラスチックケース

洗面台の下やキッチンの収納棚で大活躍。ケースが突っ張り棒に引っかかるように幅を調整すれば、上部のスキマスペースも無駄なく有効活用することができます。

すのこ

すのこ4~5個組み合わせてくっつければ、シューズラックや簡易棚に大変身。DIYの中でも簡単にできるうえ、見た目も可愛いものが出来上がると女性に人気です。

ディッシュスタンド

キッチン用のディッシュスタンドをクローゼットに取り付ければ、ベルト掛けに。接着が難しい場合は、両面テープで止めてネクタイ掛けにしてもGOOD。


あまりにも部屋が汚れていると「片付けてもどうせまた散らかるし…」「誰にも見せなければいいや」と掃除することから目を背けたくなりますよね。でも、こんな風に現状の生活が投げやりになってしまっている人ほど危険です!将来、家が汚部屋やゴミ屋敷になってしまう可能性も…!

そんな人ほど、まず「部屋を整理整頓するのって大変そう」というイメージを払拭するため、部屋の整理を始める前に時短・簡単に掃除ができるアイテムや、格安で手に入る便利グッズを事前に購入しましょう。気分転換がてら、安く手に入る100均アイテムで手作りの収納作りにチャレンジするのもおすすめ。子どもと一緒に作れば、愛着も沸いて収納するのが楽しくなるかも?

さぁお掃除&収納用品を手に入れたら、いよいよ本格的に部屋の片付けに取り掛かりましょう!

整理整頓を始める前に、覚えておくべき4つの教訓

黒猫と数字の4

まずは、部屋の整理整頓を始める前に覚えておいてほしいことがあります。これを頭に入れておかないと何度片付けても同じことに。まずは、今の生活習慣を改める意味でも、以下のことは必ず守るようにしながら掃除をしましょう。

〈教訓 その1〉断捨離を決行し、家にあるものをトコトン減らす

今、部屋が片付いていないということは、不要なものが多い可能性大。「いる・いらない」という主観で判断するより、「使っているか・使ってないか」という事実を一つひとつモノに問いかけ、部屋に残しておくべきものを判断しましょう。

〈教訓 その2〉基本、テーブルや床にモノを置かない

部屋をパッと見たときに「部屋の散らかり度」がすぐにわかるところが、床とテーブル。ここにモノが乱雑に置いてあるかどうかで、部屋の見た目の印象のほとんどが決まります。何もないところには置きにくくても、ひとつモノが置いてあれば、なし崩しに置いてしまうのが人間の性。床の配線コードなども部屋をごちゃごちゃに見せる原因なので、まとめて隠せるBOXなどに入れておくと良いです。

〈教訓 その3〉雑貨は処分&買わない

女性がつい集めがちな雑貨ですが、細々としていて収納しづらい上に生活面で機能性がないものが多いため、使用頻度が少ないものは引き出しにしまいっぱなしになりがち。そのままどこへしまったかわからなくなり、何年かしてから突然見つかる…など、実は持っている意味はあまりありません。見た目だけに惑わされず、極力雑貨は増やさないようにしましょう。

〈教訓 その4〉〇〇っぱなしを徹底的にやめる

これは部屋の整理が完了した後の試みです。使いっぱなし・脱ぎっぱなし・やりっぱなしなどは部屋を荒らす最大の要因。使ったあとはここに戻す・脱いだらここに入れるなど、モノには必ず定位置を決めておくのがベスト。親から言われ続けた子どもの頃を思い出し、使ったら元の場所にお片付けする習慣を癖づけましょう。



覚えられましたか?このことをしっかり意識して、部屋の整理整頓を実践していけば失敗することもなくなるはずです。まずは思い切って不要なものを処分し、残すものについてはきちんと収納場所を決め、自分から散らかすことができない状況を作ったり、増やさない努力をすることが重要です。

整理整頓の手順とコツをマスターしよう!目指せ整理の達人!

整理整頓は、やり方がわかれば難しいことではありません!手順がイマイチわからなくて先延ばしにしていた人も、ここでしっかり覚えて下さい。もうわからないなんて言わせません!ちょっとしたコツさえつかめばあっという間に終わってしまうかも?!以下の手順に則って、いざ整理整頓のスタートです!

1.家にあるモノをすべて集める

洋服、雑貨、小物、食器、家電、マンガ、おもちゃ、新聞など、一旦床の上にすべて広げてみましょう。並べてみると、意外と同じものがたくさんあったり、壊れていて使えないものだと気づくことができます。どこに何を置くべきか、使っていないものはないかを改めてここで考えてみましょう。



2.「ゴミ・使っている・使っていない」の3種類に分ける

袋やダンボールを3つ用意し、分類していきます。いらないもの、壊れていたり物理的に使えないものは迷わずゴミへ。残りは直近で使ったことのあるものと、そうでないものに分けます。使っていないものは日付を記入し1ヶ月ほど一時保管。1ヶ月後もう一度見直して、その間一度も使わなかったものはこれからも使わないので処分しましょう。

<!ワンポイントアドバイス!>
効率を重視するがゆえに、家族(夫・娘・息子)のモノをお母さんが勝手に捨ててしまい、後々ケンカになってしまうこともあるので、要注意!いくら家族が使っていないものでも、持ち主にはきちんと処分して良いのか確認は怠らないようにしましょう。



3.使用頻度・モノ別に収納する

今使っているものに分類されたものは定位置を決め、収納していきます。使用頻度の高いものは手前に置き、使用頻度が低いものほど奥に置く、というのが収納の基本ルール。どこに何があるかしっかり把握していれば、どこにいったかと探す時間や手間も省けます。

また、収納家具に迷うときは、カラーボックスがおすすめ。安価で手に入る上、不要になってもDIYをしてリメイクすれば今までと違った使い方もできます。たいていのものを収納できるので、買って損はないですね!



4.ゴミ&使っていないものを処分する

ゴミに分類したものは、さらに地域の分別ルールに沿って分け、回収の日に出します。壊れていない家電などはリサイクルショップに持っていったり、地域のコミュニティなどに寄贈するのも一つの手。本・漫画・雑誌・ゲームなどまだ使えそうなものは、買取に出せばお金も手に入って一石二鳥かもしれません。


継続は力なり!キレイな部屋をキープするには1日10分だけ


部屋の整理整頓が完了して、部屋がキレイになりました。「さて、これでしばらく何もしなくていいかなー」なんて思っていると、たった一ヶ月で元の汚部屋に逆戻り!人がその家で生活している以上、部屋の整理整頓に終わりはありません。日常の暮らしの中で、人は必ず何かモノを動かし、使い、触っているからです。せっかく部屋をキレイにしたのですから、できるだけその状態をキープするように、以下のことを心がけましょう。

  • モノは決められた場所に戻す
  • 1つモノを買ったら1つのモノを処分する
  • なんでも後回しにしない

これらのことは毎日10分くらいで終わる作業です。仕事や育児に追われて時間がない!という人も1日に10分なら確保できるのではないでしょうか。

これ以外にも、定期的に家に人を呼ぶようにするのも部屋をキレイにキープする秘訣のひとつ。お茶会やホームパーティ、宅飲みなどを開いてみんなでワイワイするのも良いですが、それが難しい人は恋人や友人、同僚などを招待するだけでも自分の意識が変わってきます。きっかけは何でもいいので、とにかく人に見られる環境を作ることが大切です。

また、「運動」だと思って片付けで体を動かしてみるのも◎。終わった後の達成感や爽快感は病みつきになるかもしれませんよ。もちろん、先ほどの4つの教訓も忘れないで下さい!

整理整頓は人生のやる気&運気をアップ!?こんなメリットが

人生が楽しい女性

部屋をキレイにしていると、こんなメリットがあります。

  • 家でリラックスでき、心にゆとりが生まれる
  • モノを探すストレスがなくなる
  • 突然の来客時にも対応でき、相手の印象が良くなる
  • ムダなものを買わなくなる
  • 仕事や家事効率が上がる

きちんと部屋が整理整頓されていると「どこに・何が」あるのかわかるので、モノを失くすことも減り、同じものを2つ買ってしまった!なんてこともなくなり、無駄な出費を増やさなくなります。さらに、整理整頓されていれば、あれがない!これがない!と探すこともなくなり、時間の節約にも繋がります。つまり、適切な場所にモノが収納されていることで家事も捗り、時間や気持ちに余裕が生まれるので、仕事に集中することができたり、家族との言い争いも減るという好循環が生まれるんです。

部屋を整理整頓して、悪いことは一つもありません。むしろ良いことしか生まれないので、毎日少しずつでも部屋をキレイにする努力を怠らないようにしましょうね。

まとめ

部屋が散らかっている人は、きっと「面倒くさい」と後回しにしてしまう回数が多いからでしょう。人間の心理として、汚いところはさらに汚くしても罪悪感が生まれないもの。そんな面倒くさがりの自分とは決別し、毎日のちょっとした時間を見つけて整理整頓を繰り返せば、もう部屋が散らかることはありません。

例えば、ポストに入っていたチラシはテーブルに置く前にゴミ箱へ入れるなど、ちょっとした自分なりのルールを作っても良いかもしれません。一度、思い切って整理整頓し、あとは毎日少し気を付ければ、スッキリとした居心地の良い部屋を手に入れられるはずです。今よりもちょっとだけ幸せな生活を送りたい人は、ぜひ部屋の整理を実践してみてください!

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