ドラクエ最高傑作は絶対これ。おすすめランキングと面白さを語る

歴代のドラクエシリーズでのおすすめランキングを発表!ドラクエプレイ歴20年以上のファンが選ぶ1番面白かったドラクエとは?初心者へのおすすめ度&歴代売上のランキングと共に教えちゃいます。人気アプリゲームのドラクエウォーク・星ドラの感想やドラクエ派生シリーズのおすすめソフトも紹介。

『Dragon Quest Illustrations: 30th Anniversary Edition』の表紙

ドラクエって面白い?歴代ドラクエのおすすめ、教えます

ドラクエとは?

正式名称は「ドラゴンクエスト」。「ドラクエ」の愛称で多くのゲームファンから愛されている国民的RPG(ロールプレイング)ゲームです。1986年に家庭用ゲーム機・ファミリーコンピュータ(通称ファミコン)で発売したシリーズ第1作目を皮切りに、2019年現在ナンバリングタイトルは第11作目まで発売されています。

同じRPGゲームとして人気の「FF」シリーズともよく比較されますが、ドラクエの遊び心溢れるキャラクター&モンスター、分かりやすくて迷いのない操作性、そしてシリーズ全体での共通性の多い世界観など、ドラクエは「FF」とはまったく違った独自性を保ち続け、時代を越えても変わらぬ楽しさを生み続けています。

そんな“ドラクエらしさ”を支えているのは、第1作目から担当し続けているゲームデザイナーの堀井雄二さん・キャラクターデザインの鳥山明さん・ゲーム音楽のすぎやまこういちさんです。ドラクエが誕生して30年以上経った今でもこの3人のタッグは変わることなく続いていて、ドラクエの唯一無二となる世界観を未だに構築し続けています。

どの作品にも共通しているのは「世界の平和を脅かす魔王を倒す冒険ファンタジー」という王道ストーリーが主軸になっていること。しかし、ただ単純な勧善懲悪な展開ではなく、どのシリーズもハラハラ・ドキドキするシナリオが魅力的で、そのストーリーの質の高さから子どもだけでなく大人も夢中にさせています。

昔のドラクエって今プレイしても面白いの?

「ドラゴンクエスト」がこの世に誕生してから約30年以上。その間に日本の家庭用ゲーム機は目覚ましい進化を遂げ、ソフトとなる「ドラクエ」シリーズもグラフィックの向上はもちろん、さまざまなゲームシステムの追加などを取り入れていきました。しかし、ドラクエは他のゲームシリーズの中でも珍しく、初代タイトルから一貫してドラクエらしい王道RPGの世界観を守り続けています。

つまり、ドラクエは良い意味でずっと変わらないんです。ゲーム技術が進化してもあえて派手なアニメーションや複雑なゲームシステムを排除することで、発売から数十年経ったタイトルでも、最近発売されたばかりのタイトルでも、そこまで大きく操作性が変わることがないんです。そのため、ファミコン・スーファミ時代に発売された過去のドラクエ作品を現在の若者たちがプレイしても、まったく古臭さを感じずに楽しめる——これが、まさにドラクエが長年多くのファンから愛され続けている理由でしょう。

今や過去の据え置き機となってしまったファミコン・スーファミ・プレステ時代に発売された昔のドラクエ作品は、ほとんどがリメイクされ再発売されています。現在主流の家庭用ゲーム機であるPS4・3DS・スイッチなどで気軽にプレイできるだけでなく、スマホやタブレットさえあれば過去のドラクエシリーズをプレイできるんです。…良い時代だ!(笑)

ナンバリングタイトル リメイク版がプレイできるプラットフォーム
ドラゴンクエストⅠ
(発売機種:ファミリーコンピュータ)
スーパーファミコン、ゲームボーイ、Wii、PlayStation 4、ニンテンドー3DS、Nintendo Switch、iOS、Android
ドラゴンクエストⅡ
(発売機種:ファミリーコンピュータ)
スーパーファミコン、ゲームボーイ、Wii、PlayStation 4、ニンテンドー3DS、Nintendo Switch、iOS、Android
ドラゴンクエストⅢ
(発売機種:ファミリーコンピュータ)
スーパーファミコン、ゲームボーイカラー、Wii、PlayStation 4、ニンテンドー3DS、Nintendo Switch、iOS、Android
ドラゴンクエストⅣ
(発売機種:ファミリーコンピュータ)
PlayStation、ニンテンドーDS、iOS、Android
ドラゴンクエストⅤ
(発売機種:スーパーファミコン)
PlayStation2、ニンテンドーDS、iOS、Android
ドラゴンクエストⅥ
(発売機種:スーパーファミコン)
ニンテンドーDS、iOS、Android
ドラゴンクエストⅦ
(発売機種:PlayStation)
ニンテンドー3DS、iOS、Android
ドラゴンクエストⅧ
(発売機種:PlayStation2)
ニンテンドー3DS、iOS、Android
ドラゴンクエストⅨ
(発売機種:ニンテンドーDS)
リメイクなし
ドラゴンクエストⅪ
(発売機種:PlayStation 4、ニンテンドー3DS)
Nintendo Switch

今までドラクエをプレイしたことのない初心者でも、リメイク版ではオリジナル版よりもかなりゲームバランスが改善されているので、サクサク快適にプレイできるのも嬉しいポイント。数十年前のゲームなのに「今やっても絶対に面白い」と太鼓判を押せるのは、もはやドラクエシリーズだけかもしれません。ドラクエでやったことのないタイトルがあれば、ぜひ1度はプレイしてみてください。

歴代のドラクエシリーズのおすすめランキングTOP10

さて、そんなドラクエの20年来のファンであり、全ナンバリング作品のプレイ経験のある中古ゲーム販売店スタッフが、今回はおすすめのドラクエ作品をランキング形式でご紹介します!「自分史上NO.1ドラクエ」を決めるのにかなり悩みましたが…

・自分が単純に「面白い!」とハマったもの
・ドラクエ初心者・未プレイの人にもおすすめできるもの
・クリア後も何度もプレイしたもの(大人になっても楽しい

こんなことを基準に選んでみました。かなり主観で決めているのでドラクエファンの人たちからさまざまな意見も飛び交いそうですが…。「こんなに楽しいゲームをぜひ知ってもらいたい!」という気持ちで選んでいるので、優しい目で見守ってください(笑)

ストーリーや登場キャラクター、イベント部分についても触れているので、少しだけネタバレも含まれています。ゲームの楽しみを奪うようなネタバレは控えていますが、絶対に知りたくない!という人はご注意ください。では、さっそく発表します!

【1位】ドラゴンクエストⅤ ~天空の花嫁~(5)

※動画はスマホ版

発売日 歴代売上ランキング 初心者へのおすすめ度
1992年9月27日 8位(280万本) ★★★★☆
※歴代売上ランキングはリメイク版を除く(以下すべてのランキングも同様)
DQ5のおすすめポイント

親子三代に渡る壮大な冒険が楽しめる
結婚相手を自分で決めることができる
モンスターを仲間にして一緒のパーティで戦える
主人公の幼少期~青年期までの成長を見守ることができる
悲劇だけでなく心温まるストーリーと驚きのサプライズの多いシナリオが魅力

私にとっての“初めてのドラクエ”です。ドラクエファンにとって、この「5」が上位にランクインしない人はいないでしょう。2019年には本作を題材にしたフル3DCGのアニメーション映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』も公開され、歴代のドラクエシリーズの中でも抜群の知名度を誇っています。私も何度プレイしたことか…!大人になった今でも無性にプレイしたくなる、名作中の名作です。

この「5」は、とにかく冒険中に起こるさまざまなイベントが面白すぎる!いや、衝撃的すぎると言うのが正しいかもしれません。主人公の子ども時代~青年時代、そして結婚して親になるまでの約15年ほどの人生をたっぷりとプレイできるので、間違いなく主人公に感情移入してしまうはずです。悩んだり絶望したり喜んだり…。波乱万丈という名にふさわしい人生を体感できます。

そう、この「5」がドラクエの最高傑作と巷で騒がれている理由は、決してあの有名な結婚イベントがあるからというわけじゃなく、ちゃんとストーリー全体が素晴らしいんです!子ども時代に父親であるパパスに助けられて戦っていた主人公が、自分にも子どもができてその子たちと一緒に旅をする…なんてドラマチックなんでしょうか!「主人公の母を探す」というのがメインの目的として物語は進んでいきますが、最終的にドラクエらしい「勇者が魔王を倒す」という王道な展開に着地するところも最高でした。

【2位】ドラゴンクエストⅪ ~過ぎ去りし時を求めて~(11)


発売日 歴代売上ランキング 初心者へのおすすめ度
2017年7月29日 5位(PS4…153万本、3DS…186万) ★★★★★

DQ11のおすすめポイント

勇者が主人公の元祖王道冒険ファンタジーでストーリーのボリュームも十分
過去作ドラクエ1~3の「ロト3部作」に繋がる物語を楽しめる
キャラクターが個性豊かで全員魅力的すぎる
機種によっては2Dと3Dの切り替えて遊ぶことができる
プレイ難易度もそこまで高くなく、やり込み要素も十分にある

最新作って、どうしても過去のヒット作を越えられず“イマイチ”認定されがちですが、この「11」はそんな発売前の下馬評を一掃。今までのドラクエの集大成との呼び声も高く、思い出補正されがちの過去作と比べても引けを取らない面白さです。前作がオンライン(DQ10)、前々作がマルチプレイ(DQ9)だったので、オフラインで1人でプレイできるドラクエは実に13年ぶり。満を持して発売された新作でしたが、本当に期待以上の出来栄えでした。

何より胸アツだったのが、過去の人気作であるドラクエ「1」「2」「3」の「ロト三部作」に繋がる秀逸なシナリオです。これは古参のドラクエファンにはたまりません!過去のロトシリーズとの共通点を抜きにしても、単体のストーリーとしての出来も素晴らしく、初めてのドラクエとしても胸を張っておすすめできるゲームに仕上がっています。サブタイトルの言葉の意味を見事に回収する、衝撃のストーリーの数々にも感動しました。この展開に声を出しながらプレイした人もきっと多いかと思います。私も物語後半は何度泣いたことか…(笑)

また、ファミコン・スーファミ世代に嬉しい2D画面で冒険できる仕様も大人心をわかってますよね…!2019年9月に発売した『ドラゴンクエストⅪ S』ではキャラクターボイスの追加などの新要素も満載。ドラクエファンは絶対にプレイすべき1本です。

【3位】ドラゴンクエストⅧ ~空と海と大地と呪われし姫君~(8)

※動画は3DS版

発売日 歴代売上ランキング 初心者へのおすすめ度
2004年11月27日 4位(370万本) ★★★★☆

DQ8のおすすめポイント

ドラクエで初めての3D作品なのでグラフィックでの表現の幅が広い
広大なフィールドMAPを自由なカメラアングルで冒険できる
戦闘シーンに味方キャラクターのモーションが追加
リメイク版ではイベントシーンでキャラクターのフルボイスが聞ける
売っていない貴重なアイテムを自分で作る「錬金釜」のシステムが面白い

ドラクエが新たな一歩を踏み出した、記念すべきナンバリングタイトルがこちら。今までのドラクエならではの視点が固定された戦闘画面を一新し、3Dのキャラとモンスターが互いに動いて攻撃するリアルなバトル画面を採用しています。これにより、他のRPGゲームと同じような臨場感のある戦闘シーンを演出できるようになり、ここからドラクエのグラフィックの進化が始まったといっても過言ではないでしょう。

まず、私は8等身の主人公を操作できることに一番感動しました!脱ドット絵のキャラクターたちが、細かな表情の変化を見せてくれるのも新鮮でしたね。1~7までのリメイクもこの「8」みたいに8等身で見てみたい…!

さらに、PS2のオリジナル版でネガティブな意見が多かった仲間にできるキャラ数の少なさも、2015年8月に発売されたリメイクの3DS版では見事に解消。オリジナル版でも登場していたキャラ2人が仲間になる新要素が追加されました。他にも新たなシナリオや機能も加わり、オリジナル版をプレイ済みでももう一度やりたくなる仕掛けがいっぱい。ファンの間でもドラクエのリメイク版の中では、かなり評価が高い作品です。

【4位】ドラゴンクエストⅢ ~そして伝説へ~(3)

発売日 歴代売上ランキング 初心者へのおすすめ度
1988年2月10日 3位(380万本) ★★★★☆

DQ3のおすすめポイント

発売当時社会現象を巻き起こすほどブームになった人気作
初の4人パーティ&職業システムが導入され、自由度の高いパーティ編成が可能に
シリーズで1番多くのプラットフォームでプレイできる
いまだに熱狂的なファンが多いほどストーリーが面白い

ドラクエファンの間では歴代最高傑作の呼び声も高く、特にファミコンでドラクエ「1」と「2」をリアルタイムにプレイしていた人にとっては、大きな衝撃を生んだ不朽の名作です。私が1位に挙げた「5」は“天空シリーズ”と呼ばれ「4」や「6」の世界と共通している部分はあったものの、この“ロト三部作”の繋がりはそれとは比べものにならないほどよくできているんです。「3」で冒険を進めながら世界の隠された真実を知ったとき、思わず声が出てしまったのをよく覚えています。

シナリオに定評があるだけでなく、勇者の仲間を自由に育成できる初の「転職システム」が導入されたり、複数の乗り物が登場して色々な場所を探索できるようになったりと、RPGゲームの歴史を塗り替えた作品であることは間違いありません。これが、昭和に発売されたゲームだなんて…完成度が高すぎます!ゲームバランスも絶妙で、発売から30年以上経ったいまでも「難しすぎず、簡単すぎない」難易度でプレイできるのもスゴイです。

さて、ここまで好意的な感想を抱いているのに、なぜ4位なのかというと…主人公以外の仲間に個性がほとんどないからです。職業を選べるというよりかは…その職業の人と仲間になれるという感覚が近いかもしれません。仲間同士の人間模様をドラクエのシナリオで垣間見ることが好きな私としては、そこがどうしても物足りない!

しかも、私はファミコン版ではなくスマホのリメイク版でプレイしたという経緯もあり「1」「2」「3」という順番でプレイしていなかったのも大きいかもしれません。「3」の終盤のあっと驚くような仕掛けをちゃんと順番通りにプレイして味わいたかった…!「3」の面白さの醍醐味を知るには、必ず「1」「2」「3」という順でクリアしましょう。

【5位】ドラゴンクエストⅣ ~導かれし者たち~(4)

※動画はスマホ版

発売日 歴代売上ランキング 初心者へのおすすめ度
1990年2月11日 7位(304万本) ★★★☆☆

DQ4のおすすめポイント

ドラクエ初のオムニバスストーリーを楽しめる
登場キャラクターが豊富な上、キャラクターの個性も強く魅力的
馬車システムが初めて搭載され、移動中もパーティを自由に変えられる
リメイク版ではオリジナル版にはない第6章が追加されている

この「4」といえば、やっぱり印象的なのがドラクエ初のオムニバスストーリーを採用しているところでしょう。分割された章ごとに主人公が変わるので、さまざまなキャラクターを操作できるのがとっても楽しかったです。さらに、各キャラクターの生い立ちや性格、境遇などについても深堀りされるので、どのキャラにも思い入れが強くなってしまいます。ちなみに私は第2章のアリーナとクリフトとブライのトリオが大好きでした!

ゲームを進めていると、このキャラを操作中にあのキャラと街ですれ違ったり…という、オムニバス形式らしい粋な演出も散りばめられていて、細かなストーリーも十分面白かったです。1~4章の主人公たちが、最後の5章で勇者の元に集結する展開も王道ですが興奮してしまいました(笑)ドラクエ史上最も不幸な生い立ちだと言われる勇者や、派生ゲームでは主役をはっているトルネコ、そして悲劇の魔王でラスボスのピサロなど、主要キャラクターの個性も魅力的です。

DSのリメイク版では、全5章だったストーリーに6章が加わり、オリジナル版にはない驚きの展開が待っています。ファミコンのオリジナル版をプレイしたことのある人にとっては少々批判的なこの6章。私は「4」はリメイク版が初プレイでしたが、この6章も純粋に楽しめたので、今からプレイする人は抵抗なく受け入れられると思います。ただやはりファミコン時代に発売されたソフトということでボリュームがイマイチ。30時間くらいでクリアできるので、サクっとドラクエがしたい人には良いかもしれません。

【6位】 ドラゴンクエストⅥ ~幻の大地~(6)

※動画はスマホ版

発売日 歴代売上ランキング 初心者へのおすすめ度
1995年12月9日 6位(320万本) ★★★☆☆

DQ6のおすすめポイント

序盤から2つの世界を行き来できる
DQ3以来の転職システムが導入され、キャラ育成が幅が広い
DQ4・DQ5に続く「天空シリーズ」の完結編
巧妙なシナリオとシリーズ屈指の自由度の高い冒険ができる

発売当時衝撃だったのが、攻撃するモンスターたちに動きが付いたこと。「スライムが…こちらに向かってくる!!」という感動は、きっと現代のゲームグラフィックに慣れた若者たちには到底わかってもらえないことでしょう(笑)この「6」には賛否ありますが、私は味方キャラクター全員が魅力的でとっても好きです。

「6」で印象的なのは、なんといってもオープニングで魔王城に挑むシーンからスタートする演出。ゲーム開始からエンディングを見せられているようなものですよ…!これからとてつもなく面白いゲームが始まるんだ!というワクワク感を高まらせました。ムドーの禍々しい姿も悪役らしさが際立っていて歴代の敵役の中でも存在感があります。

しかし、自由にフィールドMAPを移動できるようになる物語後半。「世界を救う」という目的が霞みつつ「自分探し」をする旅に出ることになるんですが、ドラクエには珍しく「ここに行こう!」という展開になりません。つまり、本当に世界中を旅しながら、自分で目的を見つけなければならないんです。この自由度の高すぎる展開は一歩間違えれば「どこで何をしていいのかわからない」という状態に陥ってしまうので、ラスボスを手前にして急に気持ちが失速してしまうところが少し残念です。あと、あのキラーマジンガの異常な強さはなんだったんだ…!!

さらにアンチファンを増加させてしまった原因として、モンスターを仲間にできるシステムがリメイク版では廃止されてしまったことが大きいかもしれません。代わりにスライム系のモンスターは仲間にできるようになるんですが、かつてスーファミでオリジナル版をプレイしたことのある人にとってはちょっと不満が残るかも。

【7位】ドラゴンクエストⅦ ~エデンの戦士たち~(7)

※動画はスマホ版

発売日 歴代売上ランキング 初心者へのおすすめ度
2000年8月26日 2位(417万本) ★★☆☆☆

DQ7のおすすめポイント

石版集めという今までのドラクエにはなかった新要素がある
ストーリーが歴代のドラクエシリーズ屈指の長さ
やり込み要素が多くクリア後も長時間プレイできる
ドラクエらしからぬ悲壮感漂うエピソードが新鮮

世界にたった一つだけ残された島の少年たちが、石版を集めて封印された世界を取り戻すストーリー。こちらの「7」は発売当時は中学生だったのでかなりやり込んだ記憶があります。…が、かなり印象が薄い。“キーファショック”の驚きが大きすぎて、他がどんな話だったあんまり覚えてないというのが正直なところだったり…。

過去の悩みや事件を解決することで歴史が変わり、現代の世界に新たな大陸が蘇るという展開は良かったんですが、ひとつ一つの島でのエピソードが暗くて悲しいものが多いんです。ドラクエ特有のあのワクワク感はどこへやら。絶望感&悲壮感が強すぎて気が滅入ってしまうよぉぉ…!(笑)

さらに、物語の進行によって仲間たちが自動で加入したり離脱したりするので、パーティがほとんど固定されてしまうのも個人的にはイマイチで。私のように好きなキャラを常にパーティに入れて優遇してしまうプレイスタイルの人には、選ぶ余地がないのでこのへんも少し残念に思うかも。

また、主人公も今までのドラクエのカッコイイ路線から可愛い少年系のビジュアルに変更されただけでなく、他のキャラもすべて3~4等身のデザインに。しかもヒロイン・マリベルの勝気な性格も好みが別れるかと思います。仲間キャラで推しが誰もいない…というのも、だいぶプレイのモチベーションに関わるので、もう少しキャラデを頑張ってほしかったなぁ、というのが個人的な感想です。

とはいえ、ストーリーの重苦しさの中にかすかな希望を入れ込んだ絶妙なストーリーなので、エンディングの達成感や爽快感はかなり大きかったです。いくつかのドラクエをやりこんだ上で「非王道ドラクエ」という心構えでプレイすれば、大いに楽しめるゲームです。

【8位】ドラゴンクエストⅡ ~悪霊の神々~(2)

発売日 歴代売上ランキング 初心者へのおすすめ度
1987年1月26日 9位(240万本) ★★☆☆☆

DQ2のおすすめポイント

「1」の100年後の世界について知ることができる
リメイク版もファミコン時代のオリジナル版の内容をそのまま楽しめる
ストーリー&戦闘もシンプルなので頭を使わずにプレイできる
RPGゲームとしては先駆けの“パーティ制”を導入した作品

「1」の100年後の世界ということで、舞台も「1」と同様にアレフガルドを冒険する物語です。今では当たり前の“パーティ編成”が登場したのがこの「2」からなんです。

「1」の主人公の祖先が本作のメインパーティという設定は、いかにも王道ファンタジーらしくて好きです。でも、本作はまだ初期のドラクエ作品なので、味方キャラがそこまでキャラ立ちしていないのが惜しい!見た目やステータス・能力などが違うだけで、その他の個性が見当たらずなかなかメインの3人に愛着が沸きませんでした。鳥山明さんのイラストで見るとみんなあんなに素敵なのに…!

さらに、狭い通路が多いダンジョンも意外と厄介で、いくらリメイクされてオリジナル版よりもグラフィックが向上しているとはいえ、何度も落ちてしまう…。これ、スマホでプレイしていると本当によく起こるんですが、地味にストレスでした。リメイクされるたびに簡単になっているようですが、プレイするプラットフォームによっては、かなり難しいので要注意です。

そして、ほとんどのドラクエのリメイク版には「新要素」が加わるというのが定石ですが、この「2」のリメイクに関してはそれが皆無です。とはいえ、当時“激ムズ”認定されていたオリジナル版よりもリメイク版はゲームバランスが改善されているので、クリアはとても楽になりました。でもそれが返って「当時の思い出をそのままに…。」という感じでもなく、昔からのドラクエファンはリメイク版で新たな楽しみを発見できるわけでもなく。ただ簡単なドラクエ2をやっている感覚に。うーん、やっぱりオマケ要素がないのはちょっと寂しいですよね。

そしてやっぱり、ドラクエのベースとなる色々なシステムの先駆けということで、どうしても不便さが目立ってしまい、私の中では8位となってしまいました。

【9位】ドラゴンクエストⅠ(1)

発売日 歴代売上ランキング 初心者へのおすすめ度
1987年1月26日 10位(150万本) ★☆☆☆☆

DQ1のおすすめポイント

ドラクエの原点!ドラクエファンは1度はやるべき作品
モンスターが1体しか出てこないので苦戦することが少ない
クリアまでの時間が短いから、スキマ時間にサクッとプレイできる
寄り道ポイントもないのでストーリーをすんなり進行できる

ドラクエはすべてこの「1」から始まりました。当時まったく期待されてなかったゲームということで歴代の売上ランキングは低いものの、後に発売される「2」や「3」の爆発的な人気を築き上げたのは間違いなくこの「1」が面白かったからです。

でも、やはりその“面白い”というのも、30年以上前のゲームとしての賛辞です。現代のRPGゲームに慣れた若者たちがいまこの「ドラクエ1」をプレイしたときに心の底から面白いと感じるのか…。そう考えると、やっぱり難しい気がしたので9位にランクインすることとなりました。

今のドラクエの礎を築いた戦闘システムは、本作ではすべて1対1。そう、勇者1人で1匹のモンスターと対峙して倒していくという、とてつもなくシンプルなものだったんです。船や馬に乗ったりすることなく、ひたすら勇者が孤独な旅をしながら世界征服を目論む竜王の元へ乗り込んでいきます。もしかしたらこの「1」の主人公は、ドラクエで一番勇敢な若者なのでは…!

当時のファミコンの容量を考えると仕方ないんですが、クリアまでのプレイ時間もかなり短いです。でも裏を返せば、短い時間でクリアできるので携帯ゲーム機やスマホでスキマ時間に気軽にプレイするのにはおすすめかも。やっぱり真のドラクエファンならば、1度は絶対にやってみてもらいたいゲームです。

【10位】ドラゴンクエストⅨ ~星空の守り人~(9)


発売日 歴代売上ランキング 初心者へのおすすめ度
2009年7月11日 1位(437万本) ★☆☆☆☆

DQ9のおすすめポイント

初の携帯ゲーム機で発売されたまったく新しいドラクエ
マルチプレイが可能なので友達と一緒に冒険できる
主人公や仲間の顔・髪型・服装を自由にカスタマイズできる
すれ違い通信を利用して第三者から地図やアイテムをもらうことができる

昭和に発売されたレトロゲームというわけじゃないのに…なぜ!そんな声が聞こえてきそうですが…すいません!ドラクエシリーズの歴代最高の売上本数を誇る「9」ですが、それを最下位に置くのは本当に心苦しい…。ですが、最下位にもきちんと理由があります。

ドラクエ本編で初めて「マルチプレイ」と「すれ違い通信」システムを導入。特に貴重な地図やアイテムをもらえる「すれちがい通信」機能は発売当時は大いに盛り上がり、通勤・通学の時もバッグにDSを忍ばせて、すれ違い通信をする人が続出していました。「まさゆきの地図」欲しさにわざわざ秋葉原に行っていた友人もいたなぁ…。そう、このゲームは「すれ違い通信」をすることでしかGETできないアイテムが多数あるんです。

ちょうどこの「9」が発売された当時、私生活が忙しくなってゲームから遠ざかっていた時期でした。数年後、やっと時間に余裕ができたのでこの「9」を買い、ようやくプレイを開始!しかし、その頃には「9」のブームも去り、「すれ違い通信」を起動しても誰ともすれ違わないという悲しい結果に。さらにWiFiで配信されていた追加クエストの配信サービスも終了していました。

この「今では2度と手に入らないアイテム」があまりにもたくさんありすぎて、時間差でプレイを始めた私は心の底からガッカリしてしまったんです。しかも「すれ違い通信」って…車移動がメインの郊外に住んでいる人たちには、とっても不利な機能なんですよ。だって、田舎なんて人が歩いてないし、リアルにすれ違うことも少ないんだもん!(大声)

もちろんシングルプレイもできるんですが、肝心のシナリオのボリュームもかなり希薄。ドラクエといえば、キャラクターたちの人間模様や驚きのサプライズの展開に胸を躍らせたものですが、そういった要素もほとんどありませんでした。現在も発売から約10年が経過し、この「9」をプレイしている人は、果たしてどのくらいいるのでしょうか。ドラクエ初心者の人が、初めてのドラクエにこの「9」を選んでもきっと満足できないのでは…?と思ったので最下位にさせてもらいました。

【番外編】ドラゴンクエストⅩ~目覚めし五つの種族~(10)


発売日 歴代売上ランキング プラットフォーム
2017年発売 11位(100万本) PS4、3DS、Switch、

DQ10のおすすめポイント

シリーズ初のオンラインゲーム!終わらないドラクエを存分に楽しめる
PCだけでなくさまざまなゲーム機でオンラインゲームができる
オンライン初心者でも始めやすくサポートシステムも充実
コマンド選択式だから戦闘も比較的簡単でソロプレイヤーでも楽しめる

発売当時は「オンラインゲームなのになぜナンバリングにしたんだ…!」と言われることもありましたが、メインストーリーはドラクエファンも納得の面白さ。古参のファンの期待を裏切ることなく、今までドラクエを知らなかった人たちにも愛され続けるMMOゲームとなりました。

オンラインゲームといえば、パソコンでプレイするというイメージが強いですが、この『ドラクエⅩ』は、WiiU、PS4、3DS、Switchなど、さまざまなゲーム機でプレイできるのが1番のメリットでしょう。ただし、ソフト購入料金の他に月額利用料金も別で発生するので、オンライン初プレイの人は気を付けてくださいね。

また、シナリオだけでなくシステム面でも細部にまで“ドラクエらしさ”を意識した工夫が施され、従来のドラクエと同じコマンド選択式バトルを意識した戦闘システムを起用しています。難しい操作が苦手な私でも、全然問題なくプレイできました。さらに、オフラインのドラクエに慣れた人向けに、ソロプレイヤーでも安心のサポート役となる仲間と自由にパーティを組めるので、他人と関わりたくないプレイヤーでも気軽に冒険ができるのでストーリーで行き詰まることもありません。

ただ、やはりオンラインゲームなので見知らぬ第三者と交流する場面も少なからず出てくる場面も。困っているときやピンチの場面を助けてもらうときには有難い存在ですが、常に良い交流だけをできるとは限りません。オンラインゲームを初めてやる人は、ルールやマナーを予習した上で、寛容な気持ちでゲームに挑むようにしましょう。

ドラクエで面白いと思ったもの、集めてみた

ドラクエの面白さをもっともっと知ってもらうために、“ドラクエの面白さ”をトコトン追及。クスリと笑えるもの、夢中になった派生ゲームなど、たくさんまとめてみました。

ドラクエのスライムのぬいぐるみ

面白いセリフ

ドラクエといえば、メインキャラクターだけでなく街の住人いわゆるモブキャラも個性豊かなセリフが多いですよね。ドラクエのストーリーには関係ないけど、クスっと笑えるセリフを紹介します

*「おきのどくですが ぼうけんのしょ 1ばんは きえてしまいました。」

お気の毒って…今だから笑えるセリフです。でも当時はまったく笑えなかった…。現代の若者にはわかるまい!(笑)

*「へんじがない ただのしかばねのようだ。」

有名すぎるセリフですね。日常生活でなかなか使用しないけど、ネタ的に使う人も多いと思う…!

*「しかし、不思議な力でかき消された!」

なんというご都合主義なのでしょう!しかし、瀕死でルーラやリレミトを使いたいときには笑えません。

*「もし わしの みかたになれば せかいの はんぶんを ●●に やろう。」

ドラクエ1のラスボス・竜王のセリフです。思わず「はい」を選んでしまったときの衝撃ったら…。

*「あーら すてきな おにいさん!ねぇ ぱふぱふ しましょっ。いいでしょ?」

「ぱふぱふ」はドラクエシリーズでよく出てきますが、初めて登場したのは3なんですよ。

*「クリフトはザラキをとなえた!じゅもんは ひかりのかべに はじかれた!」

その後、みんなは死んでしまった…。これも今だから笑えます。

*「はぁはぁ…そろそろですたい。おいが そうじしたフロに女の人が入るころばい。」

ドラクエ4より。街にいるモブキャラです。警察に通報しようか悩むレベルです。

チャモロ「わたしも スカートくらい めくらなくては 一人前じゃ ないのでしょうかね…。」

ドラクエ6のメインキャラであるチャモロ。そんなことない!そんなことないよ…!

マリベル「遊んでくれてありがとう。つまらなかったわ。」

ドラクエ7のマリベルはツンデレの先駆けと言われてますが…これはツンデレなのか?

ククール「男同士が抱き合うなんて珍しくもなんともねーや。修道院ではもっと…。いやこの話はよそう。」

ドラクエ8のイケメン枠なのに。ククール…そうか、そうなのか…。


面白い呪文

ドラクエといえば、呪文が独特な言語で表現されているものが多いんです。生粋のドラクエプレイヤーにとって普通に見慣れてしまっている呪文でも、初見の人にはなんの呪文なのかさっぱりです。

ヒャド・ヒャダイン・ヒャダルコ・マヒャド・マヒャデドス

マヒャデドスって…。もうヒャダインにいたっては、もはやポケモン好きの音楽プロデューサーしか頭に浮かばない…(笑)

マジャスティス・ギガジャティス

「空前絶後の~~」とか言いながら叫びたくなる呪文ですね。

ザバ・ザバラ・ザバラーン・ザバトローム

「ザバ・ザバラ・ザバラーン」って連続して唱えると、もう擬音語にしか聞こえない。

ベタン・ベタドロン・ベタロール・ベタランブル

ダイの大冒険からの逆輸入呪文らしい。こちらも、もうほぼ擬音語なのでは…。

パルプンテ

なにが起こるかわからない呪文らしさが絶妙に伝わってくる…!

ペスカトレ

おいしそう…って思ったら本当に「ペスカトーレ」が由来らしい。ドラクエ8だけの呪文。

ルーラ

ドラクエシリーズのお馴染みの呪文です。でも、よく頭をぶつけます。


面白いモンスター・中ボス・ラスボス

鳥山明さんがデザインしたドラクエのモンスターたちは、どれも可愛らしいキャラばかり。すべてのモンスターがプレイヤーと目が合うようにデザインされているという話も有名ですよね。個人的に面白いと思った名前やビジュアルをしたモンスター&ボスたちは…これです!

キラーマシーン

なんというそのままのネーミング。プレイヤーを本気で殺しにかかってきますよ。

よるのていおう

なんだこのホストみたいな名前は…と、初めて見たときに思ったものです。

やつざきアニマル

八つ裂きにしてくる動物と聞いてどんなものかと思ったら手足がいっぱいあるライオンだった。

マッスルアニマル

こちらは熊がモチーフです。たしかにマッスルだけど手に刃の爪付けてるから必要のない筋肉ですね。

ブタあくま

え?悪口かな?

きめんどうし

見た目が面白い。気持ち悪いんだけど、おじいちゃんみたいで可愛いという不思議キャラ。

エンプーサ

ハワイアン気取りなところが憎めない…。

バラモス

ドラクエ3の世界を制服しているボスなのに、なんでこんなにおちゃらけたポーズなんでしょう…。

ゲマ

しゃべり方がフリーザ様みたいだけど、5での存在感は圧倒的。

オルゴ・デミーラ

おねえ言葉のラスボスなのでインパクトが強い…!

ドルマゲス

ぜひフルボイスであの高笑いを聞いてほしい。CVの子安さん最高。


面白いドラクエの派生シリーズ

ドラクエ本編と呼ばれる歴代ナンバリング作品以外にも、ドラクエの名を冠した派生ゲームが多数発売されています。さすが人気ゲーム「ドラクエ」!本編にも引けを取らず、すっごく面白かったドラクエの派生ゲームをご紹介します。

ドラゴンクエストヒーローズⅠ・II


これぞまさにドラクエ無双!歴代のドラクエシリーズに登場したキャラクターたちを自由に操作しながら、お馴染みのドラクエのモンスターたちをなぎ倒していくアクションRPGゲームです。

2Dでしか見たことのなかったキャラクターたちが綺麗な3Dで、しかもフルボイス付きで動いてる姿を見れるなんて…!キャラを見るだけでも買う価値あります。操作も難しすぎないので、アクションゲームが苦手な私でも十分に楽しめました。豪華なアクションムービーが付く必殺技も見どころ満載です。

ドラゴンクエストビルダーズ2  破壊神シドーとからっぽの島


ビルダーズは「1」もストーリーがとっても面白かったんですが、「1」の操作で不便だったところを改良してくれているこちらの「2」の方が断然おすすめ!マインクラフトに全然ハマれなかった私ですが、本作はどっぷりとハマってプレイしていました。

しかも「ビルダーズ1」は「ドラクエ1」を、「ビルダーズ2」は「ドラクエ2」の世界を舞台にしているという設定もとっても良かったです。素材も「1」よりも種類豊富なので、建物だけでなく小物から設備まで色々なものを本当に自由に作れます。凝り性な人は何十時間、何百時間もプレイできるはず。やり込み要素が無限大のゲームです。


面白いドラクエのスマホゲーム

スマホ世代にとっては「ゲームといえばスマホゲーム」になりつつあるのかもしれません。しかし、もちろん「ドラクエ」も本編のリメイク版だけでなく、スマホゲームとして新シリーズが多数リリースされています。どれも基本プレイ無料で気軽に始められるので、おすすめです。

星のドラゴンクエスト


ドラクエの本格的なスマホRPGゲームです。定期的にテレビCMもしているので、名前を知っている人も多いかと思います。もしかしたらドラクエ本編よりもこちらのアプリゲームを先にやったことがあるという人もいるのでは。

さまざまな星を巡り冒険していく壮大なオリジナルストーリーで、一般的なスマホゲームと同じくゲームを進めるごとにスタミナが消費され、それを回復させないとゲームを進められない仕様になっています。出現モンスターやBGMも従来のドラクエシリーズと同じものなので、これが無料で遊べるゲームだなんて…と驚くほど贅沢なクオリティです。

ドラクエファンだけでなく、ドラクエをやったことない人でも十分に楽しめる内容になっています。基本操作は無料なので、気になる人は一度ダウンロードしてみてください。

App Storeからダウンロード Google Play で手に入れよう



ドラゴンクエストウォーク


2019年9月にリリースされた人気アプリゲームで、日本国内の地図をベースにしたドラクエの世界を実際に歩きながら冒険していく、というスマホ向けゲームです。つまり自分が歩くとゲーム内の主人公も連動して移動するんです。「ポケモンGO」をやったことがある人は、このいわゆる“位置ゲー”または“お散歩ゲー”のシステムはピンとくるはずです。

目的地に行くまでの間にモンスターとバトルしてレベルアップ!というドラクエの特有の流れもそのまま楽しめるので、ダウンロード直後は確実に外に出かけたくてウズウズします(笑)

でも、裏を返せば実際に歩いて目的地に行かなければ物語がまったく進行しないので、家でじっくりゲームをしたい、という気持ちでダウンロードすると肩すかしを食らうことに。あくまでウォーキングや外出のついでにドラクエをやるくらいの感覚で楽しみましょう。だけど私は運動不足解消にもなるし、往年のドラクエファンにはたまらない仕掛けも満載で、「ポケモンGO」よりも楽しくプレイできています。歩きスマホを防ぐ「WALKモード」の機能も有難い…!こちらも基本プレイ無料なのでダウンロードだけでもする価値ありです。

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まとめ

ドラクエの歴代ゲームソフト

以上、歴代のドラクエシリーズのおすすめ順をまとめたランキングから、ドラクエの面白いネタまでたっぷりとご紹介しました。

ファミコン時代のドラクエはほとんどアプリのリメイク版で購入してるんですが、どれも「買って良かった!」と思えるものばかりです。だってスマホで好きなときにプレイできるんですよ…最高じゃないですか…!!(笑)DS&3DS用ソフトも「自分の子どもが大きくなったときにプレイするかも…。」という期待があるため、なかなか手放すことができません。というより、ドラクエはどれも永久保存版ですね!

どれも日本のゲームの歴史に残る名作たちなので、ゲーム好きの人でまだやったことのないドラクエ作品があったらぜひ全シリーズコンプリートしてみてくださいね。

momo
ライティング担当 : momo

山梨県在住、30代の2児の母。子どもを寝かしつけた後にビール片手にゲームをするのが最高の楽しみ。テレビはドラマ・アニメ・バラエティを中心に観ることが多く“泣ける系”のジャンルに弱い。

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