• 2023/01/24
  • 2022/02/17

【2023年最新】「最恐」ホラー映画スタッフおすすめ35選!

「ホラー映画」選びに迷ったら必見!古本店『もったいない本舗』のホラー映画好きスタッフが厳選した35作品。ホラー好きなら絶対に観ておきたい名作ホラーから、サスペンス、オカルト、最新の新感覚ホラーまでジャンルごとに一挙紹介します。怖さレベルも参考にしてくださいね!

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「ホラー映画」の魅力ってどんなところ?

皆さん、「ホラー映画」はお好きですか?中には「何を好き好んで怖い思いをしなくてはいけないのか…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。でもホラー映画って、とても奥が深いんですよ。毎日の生活ではなかなか体験できない非日常に浸れること、またホラー映画には人間ドラマがミックスされた良作がいくつもあります。恐怖の行き着く先が感動だったとき、きっとその作品はいつもよりも色濃く皆さんの記憶に残ることでしょう。

でも、手あたり次第ホラー映画を選ぶ勇気はない…という方のために、古本店『もったいない本舗』のホラー大好きスタッフsakuraがおすすめする、ホラー映画35選をジャンルごとにご紹介します。初心者向けに「怖さレベル」も記載しておきますので、ぜひ参考になさってくださいね。では早速見ていきましょう!

スタッフ厳選!超おすすめホラー映画ランキング(ジャンル別)

①【名作ホラー】これだけは外せない!初心者にもおすすめの5選

最初にご紹介するのは、名作ホラーです。名作には、名作と言われる所以があります。何年経っても色あせることのない基本的なプロット、また奇をてらうことなくストレートに染み込んでくる怖さ…。何度観ても見飽きることのない5作品をご紹介します。

1位 シャイニング(1980年)

怖さレベル:★★★★☆

サイコホラー

言わずと知れた、名作中の名作サイコホラーです!ジャック・ニコルソンの扉に顔が挟まるこのシーンはあまりにも有名。sakuraは、何度も繰り返し観すぎてもはやこの顔芸を見ると笑ってしまうほどですが(笑)本作は、冬の間だけ雪に閉ざされてしまうホテルで、作家志望のジャックが家族とともに管理人としてやってくるというストーリー。でもそのホテルでは、過去に管理人が家族を惨殺するという事件が起こっていたのです。亡霊たちのささやきと、じわじわと精神をむしばまれ発狂していく父親。現代ホラーを見慣れているとそこまでの怖さはありませんが、特筆すべきはスタンリー・キューブリック監督ならではのその映像美!ホテル内部や廊下などあちこちが左右対称のシンメトリーになっているんです。意識して観ると本当に美しいですよ。公開年は1980年と古いですが、いつまでも色あせない作品です。ちなみにこの映画から40年後を描いた続編『ドクター・スリープ』もあわせてご覧いただきたいです。

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2位 遊星からの物体X(1982年)

怖さレベル:★★★★☆

SFホラー

『遊星からの物体X』はタイトルのインパクトとともに、初めて本作を観たときの衝撃を忘れることはできません。ジョン・カーペンター監督といえば、あのクリーチャーと連想できるほどに心に深く刻まれた作品です。南極大陸で、隊員たちが10万年以上も氷の中に埋まっていたエイリアンを発見するのですが、そのエイリアンがきわめてクセモノ。次々と寄生し姿形を変えながら隊員たちに襲い掛かるのです…!一番恐ろしいのは、信頼できる仲間たちのはずなのに、恐ろしさのあまり疑心暗鬼になってしまうこと。今一緒に話をしていたばかりの仲間が次の瞬間には醜く変形していることも。あの蜘蛛のクリーチャーはホラーファンなら必見でしょう!ちなみに前日譚となる『遊星からの物体X ファーストコンタクト』(2012年)もめちゃくちゃ面白いです。

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3位 キャリー(2013年)

怖さレベル:★★☆☆☆

サイキックホラー

ホラー初心者におすすめなのが『キャリー』です。原作は、『シャイニング』同様ホラーの帝王と言われるスティーヴン・キング。やはりキングは強いですね。書くものだいたい映画化されているような印象を受けます。本作は1976年に一度映画化されていますが、今回ご紹介するのは、2013年版です。何故って、主演のクロエ・グレース・モレッツちゃんが超絶可愛いからです…!学校でいじめられっ子のキャリーが、あるプロムでの出来事をきっかけに超能力を使って復讐を始めるというお話です。クロエちゃんが綺麗すぎるため、怖さレベルは低いのですが、全身に血を浴びた彼女の姿に惚れるホラーファン続出。しかし、「可愛さはいらない!ホラーなんだから怖さが必須だろう!」という人は、シシー・スペイセクがキャリー役を演じた1976年版を絶対に観て!鳥肌が立ちます(笑)

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4位 バイオハザード(2002年)

怖さレベル:★★★☆☆

サバイバルホラー

『バイオハザード』シリーズをホラーと定義して良いものかどうかわからないのですが、シリーズ1作目は間違いなく名作ホラーです。あまりにも有名になりすぎて忘れがちなのですが、原作はカプコンの同名ゲームソフト。巨大企業であるアンブレラ社が開発中のウイルスが空気中に漏洩し、そのウイルスはやがて人間を含む生き物をゾンビ化してしまう事態に。アンブレラ社に立ち向かう記憶喪失の主人公アリスが、とにかくカッコイイ!シリーズ後半になるにつれてアクション映画と化していくのが個人的にはとても残念ですが、1作目のあの凄まじいレーザートラップはトラウマになった人も多いのではないでしょうか。どうにかしてあのレーザーは避けられないものかと一時期真剣に考えました…。

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5位 ポルターガイスト(2015年)

怖さレベル:★★★☆☆

超自然ホラー

1982年に公開された同名映画のリメイク版です。オリジナル版(スティーヴン・スピルバーク監督作)は、80年代ホラーの代表ともいうべき作品ですが、リメイク版に登場するガジェットはスマホやドローン(!)など、より現代にマッチした内容になっています。父親の失業のため、郊外の住宅地に引っ越した一家。しかし新居(実はいわくつき)で、勝手に物が動き出したり、次女が砂嵐のテレビと会話をするようになったりと不可解な出来事が起こり始めます。ホラーというよりはSF感の強い作品なのですが、オリジナルよりはやはりホラー感が増していると思います。オリジナルとリメイクを見比べてみるのも楽しいのではないでしょうか。

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②【サスペンスホラー】つい主人公に感情移入。手に汗握る6選

次にご紹介するのは、ただ怖いだけじゃない!なかなか見えてこない全体像、じっとりと続く緊張感、二重三重にも張り巡らされた仕掛けが魅力のサスペンスホラー6作品をご紹介します。本当に怖いのは、幽霊でも怪奇現象でもなく、実は身近にいる人間なのかもしれません。

1位 ラストナイト・イン・ソーホー(2021年)

怖さレベル:★★☆☆☆

スリラーホラー

2022年にめちゃくちゃハマった映画のひとつです!良くできた脚本に、魅力的な1960年代の衣装とサウンド、それに主演のアニャ・テイラー=ジョイのあまりの可愛さに、3回繰り返し鑑賞してしまいました(笑)ホラーとはいえ怖さレベルは低いので、怖い映画が苦手な人でも大丈夫だと思います。ロンドンにやってきた冴えない女子エロイーズ。彼女はソーホー地区の借りたアパートで眠りにつくと、そこは60年代のソーホーでした。エロイーズは煌びやかな世界と、歌手を目指す美しい女性サンディに魅了されますが、ある日殺人事件を目にすることに。これは本当に夢なのか?じわじわと侵食されていく現実…。驚きの真相と、その映像美をぜひあなたの目で確かめてくださいね!

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2位 IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年)

怖さレベル:★★★★☆

超自然ホラー

ピエロといえば"ペニーワイズ"というぐらいには『IT』を隅々まで観尽くしました(笑)何回も繰り返し観れば観るほど、怖さというよりは「青春」を感じるようになる本作。『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせるスティーヴン・キングマジックですね!ある田舎町で相次ぐ児童失踪事件。内気な少年ビルの弟も、ある大雨の日に失踪してしまいます。恐怖を感じるたびにあちこちで姿を現すピエロ姿の"それ"。子ども時代の悪夢が具現化されたような映画ですが、怖さと同時にどこか爽やかさを残す作品です。続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』では、27年後が舞台となっており、子ども時代の仲間が再び集うのも見どころのひとつ。ちなみにペニーワイズ役の俳優ビル・スカルスガルドさんが、実は長身イケメンだというのが一番の驚きだったりして。

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3位 ゲット・アウト(2017年)

怖さレベル:★★★★☆

スリラーホラー

違和感、不気味、謎。そしてラストの大どんでん返し!脚本の素晴らしさに拍手を送りたい…!ぜひ予備知識なしで観て頂きたい映画のひとつです。ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の青年クリスは、ある日白人の恋人ローズの実家に招待されます。熱烈な歓迎を受けるクリスですが、ふと違和感を覚えるのです。黒人の使用人、猛スピードで庭を走る管理人、そして窓ガラスに映る自分の顔をじっと見つめている家政婦の姿。観ているほうも、何か得体の知れない違和感がずっとつきまとっていて最後まで全然ラストが読めないんです。その違和感が形になったときの驚きと言ったら…!伏線の回収も見事で、「やっぱり人間が一番怖いよね」と納得する作品です。本当に不気味すぎる。

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4位 ドント・ブリーズ(2016年)

怖さレベル:★★★★☆

スリラーホラー

老人最強(最恐)映画です。盗みに入った家の家主がとんでもなくヤバイやつだったら…あなたはどうしますか?ある若者たちは、大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に強盗に入るのですが、その老人は目が見えない代わりにどんな音でも聞き逃すことのない超人的な聴覚を持っていたのです…!もちろん強盗は悪いことなのですが、この老人が異常者すぎて、盗みに入った若者たちのほうが可哀想になってしまうほど(笑)そしてやがて追い詰められた彼らが地下室で見た衝撃の光景とは。最後の最後まで気が休まることなく、オチまで違う意味で怖い作品です。ちなみに続編『ドント・ブリーズ2』も出ているのであわせてどうぞ。

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5位 ヴィジット(2015年)

怖さレベル:★★★☆☆

スリラーホラー

幽霊や化け物ももちろん怖いのですが、実は一番怖いのって「異常な人間」だと思いませんか?ニコニコした笑顔の仮面を被り、でも実は道理の通じない異常者って本当に恐ろしすぎる。そんな怖さに最大限浸りたいなら『ヴィジット』がおすすめ!人里離れた祖父母の家へ遊びにきた姉弟。温かく迎えられた2人ですが、ある奇妙な<3つの約束>があったのです。「楽しい時間を過ごすこと」「好きなものは遠慮なく食べること」「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」。夜9時半過ぎに、異様な空気と物音で目が覚めた2人が見たものとは…。『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督作品ですから、一筋縄ではいきません。あの床下のシーンは、sakuraは若干トラウマになりました…。

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6位 バイバイマン(2016年)

怖さレベル:★★★☆☆

スリラーホラー

都市伝説やB級ホラーが好きな人におすすめしたいのが『バイバイマン』!ある古い屋敷に引越してきた3人の大学生は、ひょんなことから「バイバイマン」という名前を知ってしまうことに。それ以来、周囲の人たちは次々と命を落としていくのですが…。ハリポタのヴォルデモートではないですが、「その名を口に出してはいけない」どころか「その名を知ってはいけない」というあまりにも理不尽すぎるバイバイマン。怖さという点ではちょっと物足りないかもしれませんが、軽く鑑賞するホラーにはちょうど良いボリュームです。余談ですがアメリカの都市伝説って、〇〇マンシリーズが多い気がします。『スレンダーマン』や『キャンディマン』もあるので、興味のある方はぜひご覧くださいね!

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③【じわじわ系ホラー】心が休まらない…徐々に精神が病みそうな6選

「ホラー映画」といえばギャッと驚かされる作品を連想しがちですが、最初から最後まで心の休まることのないじわじわ系ホラーはいかがですか?見たくないのに何故か画面から目が離せない…派手ではないものの、ずっと記憶に残り続ける悪夢のような6作品をご紹介します。

1位 ジェーン・ドウの解剖(2017年)

怖さレベル:★★★★★

ネクロテラー

『ジェーン・ドウの解剖』。これは短い上映時間ながらも、めちゃくちゃ怖い…!そして予想の斜め上を行く展開!ここ数年のホラー映画の中でも、個人的に1位2位を争う作品です。ある遺体安置所(モルグ)に持ち込まれたのは、惨殺事件の現場から見つかった身元不明の美女の死体"ジェーン・ドウ"。その謎の死体を解剖していくうちに、あり得ないものが体内で見つかり、やがて不可解な現象が起こり始めます。ジェーン・ドウは、今にも動き出しそうなぐらい美しいし、途中までゾンビ系か?と高をくくっていたら、思いもよらぬ方向へ進行していくし…良い意味でホラー映画の常識を覆してくれる最高の作品でした。ホラー耐性がある人でも、きっと満場一致で「怖い」と評価すると思います(笑)

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2位 クワイエット・プレイス(2018年)

怖さレベル:★★★☆☆

サバイバルホラー

「音を立てたら、即死。」というキャッチコピーが印象的な本作。音に反応して襲ってくる"何か"によって、人類滅亡の危機にある世界が舞台です。そんな中、主人公である母親は出産を間近に控えています。(無理でしょ!)sakuraはこのディストピア的な世界観がたまらなく好きです。人によっては「その音は立てても大丈夫なんだ」とか「え、それも聞こえてるの?」とかツッコミたくなるような部分もありますが、何しろ終始無音のままストーリーが進行していくので、じっとりと冷や汗をかくほどの緊張感。映画館で観た人は、さぞやポップコーンを食べづらかったことでしょう…(笑)続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』も面白いので、ぜひセットでご覧くださいね。

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3位 ライトハウス(2019年)

怖さレベル:★★★☆☆

スリラーホラー

何とも名状しがたい病み系映画なのですが、どんな言葉も無粋に思えるほどにこの雰囲気に圧倒されてしまいました!嵐で荒れ狂う孤島で灯台守をする2人の男。閉塞された空間でそれだけで気が狂いそうな中、定期的に聞こえる無機質で不快な霧笛の音…。この映画は白黒映画だからこそしっくり来るのでしょうね。ウィレム・デフォーとロバート・パティンソンという2人の名俳優による共演(いや、狂演?)が素晴らしすぎです。不快なのに席を立つことができない凄まじい演技力。これは現実なのか、妄想なのか?本当は最初から狂ってる?実は長い長い夢を見ていたりして…と、観賞後に誰かとこの映画についてディスカッションしたくなると思います。いつかまた再見したい映画のひとつです。

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4位 ライト/オフ(2016年)

怖さレベル:★★★★☆

心霊系ホラー

電気を消すと、だるまさんが転んだ方式で何かがやってくるという王道ホラーです。「何でこんなときに電気明滅するの!?」(←映画だから)「馬鹿だなぁ、もっと考えて行動しなよ!」(←映画だから)とツッコミつつも、最後まで楽しく鑑賞できました。よくあるシチュエーションだけに、ジャパニーズホラーに近い怖さがあり、ひとり暮らしの人ならきっとこの映画を観た後、電気を消すのが怖くなると思います。sakuraも数多くのホラー映画を観てきましたが、それでも『ライト/オフ』鑑賞後しばらくは電気を消すときに、ふとダイアナの存在を思い出してドキリとする毎日が続きました(笑)81分という短さもサクッと鑑賞できて良いですね!

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5位 ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年)

怖さレベル:★★★☆☆

サスペンスホラー

立派なお屋敷と不気味な人形。ホラーを語る上で、これ以上のベストタッグはないのでは?主人公グレタは、ある老夫婦が住むお屋敷のベビーシッターとして雇われるのですが、「息子」のブラームスとして紹介されたのは、なんと男の子の人形だったのです。老夫婦は<必ず守らなくてはいけない10のルール>をグレタに念押しして旅行に出かけるのですが、その日からグレタの周りで奇妙な出来事が起こり始めます。その不気味な人形の秘密とは…?ホラー好きの性で、「あぁ、きっとこの方向かな」とすぐに予想大会が始まるのですが、意外な方向へとストーリーが進んでいくのが面白かったです!怖さレベルとしては大したことはないのですが、この独特の空気感が気に入っています。

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6位 アス(2019年)

怖さレベル:★★★★☆

スリラーホラー

『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督作品ということで話題になった『アス』。個人的には『ゲット・アウト』ほどの驚きはないものの、この監督独特の薄気味悪さと延々と続く嫌な緊張感がありとても楽しめました!ある一家の前に、自分たちとそっくりな家族がやってきてハサミを持って襲い掛かってくるという、もうそれだけで不気味すぎる話。よく昔から自分のドッペルゲンガーに出会うと死ぬという言い伝えがありますが、それを地で行く映画はありそうでなかったのでは?やはり家の前にそっくり家族が突っ立っているシーンが一番背筋が寒くなりました。本作では、ルピタ・ニョンゴさんが本当に良い演技してくれています。

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④【心霊・オカルト系ホラー】エクソシストだけじゃない!良作揃いの6選

オカルトホラーといえば真っ先に思い出すのは『エクソシスト』や『オーメン』ですよね。もちろん古典系ホラーを楽しむのも良いですが、最近はさらに現代版にアップデートされた心霊・オカルト系ホラーが注目を集めています。グロシーンはないので、どこまでも純粋な「恐怖」を楽しめる6作品をご紹介します!

1位 死霊館(2013年)

怖さレベル:★★★★★

オカルトホラー

ジェームズ・ワン監督は、sakuraが最も好きな監督と言っても過言はありません!『死霊館』シリーズすべてに出演しているウォーレン夫妻のキャラから、ストーリー、魅せ方、音楽に到るまですべてがホラー映画として最高の完成度で、言うまでもなく最恐映画です。実話を元にした物語で、<悪魔>は日本人には馴染みがないにもかかわらずここまで震え上がらせる映画を作れるというのはやはり監督の手腕によるものでしょう。悪魔に襲われた一家を、心霊研究家ウォーレン夫妻が救うという古典的と言えば古典的な話なんですが、本シリーズに共通するのは、どれも観終わった後に「爽やか」な気持ちになること。怖いだけではなく、家族愛も描かれる『死霊館』シリーズは、何度観ても飽きることのない傑作映画です。2021年には最新作8作目となる『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』が公開されました。

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2位 インシディアス(2011年)

怖さレベル:★★★★☆

オカルトホラー

『死霊館』と同じ、ジェームズ・ワン監督作品です。この『インシディアス』もシリーズ化しているのですが、これもまた恐ろしい…!『死霊館』に出演したパトリック・ウィルソンが一家の父親役なので、いつもsakuraは『死霊館』と『インシディアス』をなんとなくセットにして観てしまいます(笑)新居に引越してきた一家を襲う怪奇現象。屋根裏から変な音が聞こえてきたり、赤ちゃん用のモニターから不気味な声が聞こえてきたり。部屋を暗くしてひとりで鑑賞していると何度「ビクッ」とさせられたことか。本シリーズで出演する霊能者のおばあちゃんエリーズや、ゴーストバスターズのキャラクターが魅力的です!個人的には『死霊館』より怖さは一段階低め。少しだけコメディ要素ありの、初心者OKホラーです。

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3位 ブラック・フォン(2022年)

怖さレベル:★★★☆☆

サイコホラー

いやぁ、ブラムハウスって『インシディアス』といい『ゲット・アウト』といい、本当にセンスのあるホラー映画を提供してくれます。本作『ブラック・フォン』も例外ではなく、オカルトホラー×サイコホラーを同時に楽しめるという良作!子どもの連続失踪事件が起きている町が舞台。気の弱い少年フィニーはマジシャンを名乗る黒風船を持った男に誘拐・監禁されてしまうのですが、断線しているはずの電話に、死者からのメッセージが…。主人公の少年役の子も人目を惹く美少年だし、透視能力を持った妹役の子もキャラが立っていて、とても記憶に残る映画になりました!ちなみに原作は、ホラー界の大御所であるスティーヴン・キングの息子ジョー・ヒルの短編です。父子揃ってすごい作家だな…。

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4位 ヘレディタリー/継承(2018年)

怖さレベル:★★★☆☆

オカルトホラー

2017年~2018年は海外ホラー映画の当たり年だと思っているのですが、その中でもホラーファンの注目を集めたのが『ヘレディタリー/継承』。かの有名な『ミッドサマー』のアリ・アスター監督作品なのですが、これがまたイヤ~な映画なんですよ(笑)ある一家の祖母エレンが亡くなるのですが、娘のアニーが遺品整理をしていたところ「私を憎まないで」というメモが見つかるのです。一家はエレンを失った喪失感を乗り越えようとしていたところ、人の話し声がしたり、暗闇に誰かの気配を感じたりとおかしな現象が起こり始めます。この映画はアニーと、その幼い娘チャーリーの演技力が神がかっているのが特徴。ぬらりとした不気味さと、じわじわと進行していく家庭崩壊が何とも嫌な余韻を残す作品です。

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5位 哭声 コクソン(2016年)

怖さレベル:★★★☆☆

サスペンスホラー

いやぁ、この映画大好きですね!「ホラー映画」として観ると怖さレベルは低めなのですが、韓国の排他的な村落を舞台にしたこの閉ざされた雰囲気が抜群に良いです。コクソンで頻発する猟奇殺人事件。外部からやってきた不気味なよそ者。テンションやばめの祈祷師。個人的にすべてがツボだった作品です。こちらの作品には国村隼さんが出演しているのですが、外国人として初めて<青龍映画賞>で賞を受賞したというのも納得の迫真の演技!「疑え。惑わされるな。」というのが本作のキャッチコピーなのですが、これは完璧に惑わされますよ。上映時間156分という長さもあっという間に感じるくらい、のめり込みました。あの例の祈祷師ダンスがかなり長かったんじゃないかな(笑)

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6位 アナベル 死霊館の人形(2014年)

怖さレベル:★★★★☆

オカルトホラー

あまりにも好きなあまり、ここにも登場させちゃいました!『死霊館』で登場した人形アナベルの誕生秘話が描かれた『アナベル 死霊館の人形』。こちらもスピンオフとしてシリーズ化されているので、『死霊館』とあわせて楽しみたいシリーズです。正直この不気味な風貌のアナベルちゃんを誕生日プレゼントにもらったら、私だったら癇癪を起こしますよ…(笑)余談ですが、『死霊館』は実話なので、このアナベル人形も実際に存在します。実物はこの映画とは似ても似つかない、本当に可愛い人形なんです!(気になる方は調べてみてくださいね)…が、それだけに逆に恐怖感をあおるのです。ぜひ「実話」ということを念頭に置いて鑑賞してみてください。身体の芯から恐ろしさがこみあげてくるはずです。

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⑤【新感覚ホラー】現代のホラーはこれだ!独特な世界観がクセになる7選

次にご紹介するのは、一般のホラー映画とは一味違う新感覚ホラーです。怖いというよりも何とも言えぬ一種独特な余韻を残すものや、SF風味のスパイスで味付けされたものなど。脚本と構成の妙に思わず膝を打ちたくなる良作揃いです。sakuraイチオシの7作品を見ていきましょう!

1位 ミッドサマー(2019年)

怖さレベル:★★★★★

カルトホラー

女性を中心に、圧倒的な人気を誇る『ミッドサマー』。日本でもお花の冠を被って踊る"ミッドサマーごっこ"が一時期流行りました(笑)でも映像の美しさと、ホラーに似つかわしくない優しい世界に騙されてはいけません!断言しますが、これは間違いなくグロテスクな「狂気」の世界です。アメリカで暮らすダニーとその仲間たちは、スウェーデンで夏至に開催される祝祭に参加することに。豊かな自然の中、花々が咲き誇るホルガ村で歓待を受けた5人ですが、徐々に不穏な空気が漂い始めます。じわりじわりと忍び寄る悪夢、村人たちの異常性、気持ち悪いのに目が逸らせない…!鑑賞後すぐにディレクターズカット版を観てしまったsakuraは、もはやホルガ村の住人なのでしょう…。ちなみにかつて「世界で一番美しい少年」とたたえられたビョルン・アンドレセンが老人として出演していたことにも衝撃でした。

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2位 マリグナント 狂暴な悪夢(2021年)

怖さレベル:★★★★☆

ハードコアホラー

この『マリグナント 狂暴な悪夢』は、2020年代のホラー映画の代表作になること間違いなし!どこか古典的な懐かしさを感じるのに革新的な映像。全く予測のつかない展開で、百戦錬磨のホラー映画好きさんでも絶対に満足いただける作品かと!ある日を境に夢の中で殺人現場を目撃するようになった主人公。その殺人鬼は超人的な動きをし、明らかに人間ではないのです。やがてその悪夢は現実にまで侵食してくるようになるのですが…。「きっとこうなるだろう」という予想をことごとく外してくる展開!そして主人公の出生の秘密がじわじわと明かされるミステリー要素もまた新鮮で、ありきたりなホラー映画に食傷気味の人には心よりお薦めしたい一本です。そしてこんなハードコア映画にも家族愛を入れてくるところがジェームズ・ワン監督の良いところ。

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3位 新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年)

怖さレベル:★★★☆☆

パニックホラー

今や世界中で定評のある韓国ホラー。本当に良い作品が多くなりましたが、その中でも特に面白かったのが『新感染 ファイナル・エクスプレス』です。時速300kmの高速鉄道の車内で突如「感染爆発」が起こり、密室となった列車の中で乗客たちが次々とゾンビ化していくという異常事態が発生します。B級感のあるタイトルに食わず嫌いするのはもったいない!怖さあり、スピード感あり、家族愛と人間ドラマありで、何度も繰り返し鑑賞したくなる傑作映画なんです。主演のコン・ユがイケメンなのはもちろんですが、主演を食う存在感を発揮しているのが出産間近の妻を支える夫役のマ・ドンソク。彼がもうもう格好良すぎて…!(マ・ドンソクのファンになった人は『悪人伝』もぜひ観ていただきたい)ちなみに続編『新感染半島 ファイナル・ステージ』はアクション色強めで、終末的世界観がとても良かったです。

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4位 ハッピー・デス・デイ(2017年)

怖さレベル:★★☆☆☆

タイムループホラー

これは設定勝ちですね!!ホラーが苦手な人にもおすすめできるのが『ハッピー・デス・デイ』です。大学生活を謳歌する主人公ツリーは、誕生日の夜パーティーに行く途中で不気味なマスクを被った殺人鬼に刺し殺されてしまいます。でも彼女は目を覚ますと、また誕生日の朝に戻っているのです。何度も何度も同じ1日を繰り返し、刺し殺されるという絶望のタイムループを回避することはできるのか?いわゆる同じ日を繰り返す<タイムループ>もので、脚本がよくできているなぁと感心しました。テンポ良くコメディ要素があり、グロはほぼないので安心して楽しめるホラー映画です。続編『ハッピー・デス・デイ 2U』も同じメンバーが登場していて、安定の面白さでした!

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5位 スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年)

怖さレベル:★★★☆☆

スリラーホラー

ギレルモ・デル・トロの描くクリーチャーが大好きです!かつて『パンズ・ラビリンス』で登場した"ペイルマン"が長いこと脳内に悪夢のように植え付けられたsakuraですが、『スケアリーストーリーズ 怖い本』では、ギレルモ監督が製作したという新たなクリーチャーが観られるということで、「これは絶対見逃せない!」と勢い込んで鑑賞しました。…結果、トラウマ級に不気味な"ペール・レディ"が新たに脳内に刻まれることとなりました(笑)幽霊屋敷で見つけた怖い本に書かれたストーリーが、次々と現実になっていくという作品。感覚的には、子どもでも観られるホラーだと思います。誰が何と言おうと、この作品の主演は"ペール・レディ"です!彼女(と言っても良いものか?)の造形美にただひたすら惚れました。

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6位 オールド(2021年)

怖さレベル:★★☆☆☆

スリラーホラー

ホラー映画というよりはタイムスリラーなので、ホラー映画初心者におすすめ。これぞシャマラン監督というべき作品で、すべてが謎のまま進行していき最後に明かされる衝撃。やっぱり好きだなぁ、シャマランワールド!謎の老化により、一生が一日で終わってしまうという恐ろしいビーチ。子どもが次の瞬間には青年に、そして老人になってしまうという不可思議な現象が起こるのです…!一日で人生を終えてしまうというのは恐怖以外の何ものでもないのですが、凝縮された人生を俯瞰して見るという機会というのはとても貴重で、自分の生き方を見直すきっかけになるかもしれません。低予算の映画っぽいのに、何故だか心に残る作品でした(笑)

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7位 ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年)

怖さレベル:★★★☆☆

SFホラー

DVDはまるでアメコミのようなジャケットですが、中身はしっかりとホラーです。過去にないタイプのSFホラーなので最初は正直ピンと来なかったのですが、2度目に鑑賞したときは予備知識が入っている分面白く鑑賞することができました。子どもができずに苦しんでいた夫婦のところへ、ある日謎めいた可愛い男の赤ちゃんがやってきます。すくすくと成長したブランドンですが、12歳になったある日、人間とは思えない異常な力を発揮し始めるのです。良い子なのに、良い子なのに…「そっちにいっちゃダメー!」と何度呼び止めたくなったことか。いわゆるスーパーマンの闇オチバージョン。SF要素強めホラーでオチも面白いのですが、一部グロ描写もありますので苦手な人はご注意くださいね。

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⑥【邦画ホラー】身近にありそうだからなおさら怖い。日本のホラー5選

最後に邦画ホラーも少しだけご紹介します!邦画ホラーといえば『リング』や『呪怨』などは基本中の基本なので、今回は比較的最近公開された映画を中心に5作品セレクトしてみました。身近にありそうな設定だからこそ怖い、日本特有のじめっとした薄気味悪さを楽しみましょう。

1位 残穢 住んではいけない部屋(2016年)

怖さレベル:★★★☆☆

サスペンスホラー

小野不由美さんの原作小説『残穢』を映画化した作品です。ただ怖がらせるだけのジャパニーズホラーではなく、怪奇の起こる原因を深堀りして探っていくミステリー要素もあり、ノンフィクションタッチの原作の魅力が最大限に引き出された映画に仕上がっています!「驚かせてやろう」というタイプのホラー映画ではないので、怖さを求めて鑑賞すると肩透かしかもしれません。…が、それだけに部屋の奥から聞こえる「ザザッ」と畳を擦る音や、誰もいないのに反応する電気センサーなど、いかにも私たちが日常で体験しそうな現象が描かれるので逆にリアル感たっぷりなんです。残穢(ざんえ)=穢れが残る。鑑賞後にタイトルの意味を考えると、ぞくりと肌が粟立ちます。

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2位 シライサン(2020年)

怖さレベル:★★★☆☆

都市伝説ホラー

これぞジャパニーズホラーですね!怪談話から始まり、徐々にその怪奇現象が現実にまで浸透してくるタイプの作品です。監督・脚本ともにホラー&ミステリー界屈指の作家・乙一さん。薄暗い通りを歩いていると、鈴の音とともに「シライサン」という異様に目の大きな女性が現れるというストーリー。シライサンは自分の名前を知っている人間を次々と襲っていきます。ホラー上級者には怖さは少々物足りないと思いますが、「口裂け女」などの都市伝説系ホラーが好きな人ならきっと楽しめるのでは。個人的にはシライサンの現れ方が結構気に入っていて、なぜか遠くでしゃがんだ状態から立ち上がるスタイルがツボでした(笑)

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3位 事故物件 恐い間取り(2020年)

怖さレベル:★★★☆☆

怪奇ホラー

「事故物件」。ホラー好きの人にはたまらない響きです(笑)売れない芸人が、いわくつきの事故物件にひとりで住むことにより"事故物件住みます芸人"としてブレイクしていくのですが、ある事故物件は本当にヤバい物件だった…というお話。怖さはそんなにないので、ホラー初心者でも楽しめるかと思います。不動産業界の闇って、いろいろと耳にすることがありますよね。一度事故物件に誰かが住むと、次からは事故物件として通知しないなんておかしな話で…。私たちが思っている以上に、身近なところに事故物件は転がっているのかもしれませんね。引越しのときには、念入りに入居予定の物件は調べるようにしよう、と心に誓いました。

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4位 犬鳴村(2020年)

怖さレベル:★★★☆☆

心霊ホラー

ジャパニーズホラーの旗手・清水祟監督作品。「恐怖の村」シリーズ1作目と銘打った『犬鳴村』は、福岡県に実在する旧犬鳴トンネルがモデルになっているのですが、やはり火のないところには煙は立たないもの。現在もいわくつきの心霊スポットとなっています。奇妙なわらべ歌を歌い出した女性や、立て続けに起こる不可解な変死。それらの人たちに共通するのは心霊スポット「犬鳴トンネル」だったのです。臨床心理士の主人公は、その真相を知るため犬鳴トンネルに向かうことに。この監督の『呪怨』が恐怖度120%だっただけに物足りない感は否めませんが、やはり日本特有のどろりとした心霊ホラーはくせになりますね。

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5位 樹海村(2021年)

怖さレベル:★★★☆☆

心霊ホラー

先ほどの『犬鳴村』に続く、実在する心霊スポットを描いた「恐怖の村」シリーズ2作目です。(ちなみに3作目は『牛首村』)自殺の名所として有名な樹海。死に損なった人たちが集まる「樹海村」の噂を下敷きとした作品です。前作同様にツッコミどころは多々ありますし、恐怖の度合いがいまひとつなので、大人数でワイワイ言いながら鑑賞したい映画ですね!ところで、昨今のジャパニーズホラーを観ているとよく思うのですが、霊の描写がゾンビ化していませんかね?(笑)日本人の感覚としてゾンビに恐怖感はあまりないので、何となく物足りなく感じてしまう今日このごろです。

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まとめ

さて、ここまでオススメのホラー映画を洋画中心にランキング形式でご紹介してきましたが、いかがでしたか?今回はスプラッター系はあえて外してチョイスさせていただきました。今後鑑賞する作品に迷ったときに、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。世の中にはホラー映画は無数にあり、後世に語り継がれるべき名作もあれば、B級ホラーと呼ばれるような作品も存在します。(ホラー映画に限っては、B級は断じて「駄作」ではない、と思っています)

どの作品にも共通するのは、人間の深層心理に隠された恐怖感を引き出してくれること。ホラー映画を通して非日常を追体験することで、マンネリ気味と感じていた日常をありがたく感じるというメリットがありますよ(笑)今回のようにジャンルで選んでも良し、好きな監督で選んでも良し、または製作国で選んでみるのも面白いかもしれません。世界にはまだまだ面白いホラー映画が眠っています。AmazonプライムやNetflixなどで観られる映画もたくさんあるので、ぜひ皆さんのお気に入りを探してみてくださいね。また面白いホラー映画を見つけたときには、追加でご紹介させていただきます!

sakura
ライティング担当 : sakura

札幌在住30代。本や少年コミックを読むことが大好きで、家事の合間にハイボールを飲みながら読書をするのが至福のとき。小説はイヤミス、ホラー、児童文学まで好きなジャンルは多岐にわたり、ラストですべてがひっくり返される「大どんでん返し」本を好んで読む。子どもの頃からホラー映画が好きで、最近は『死霊館』や『インシディアス』など心の奥底まで恐怖心をかきたてられるようなジェームズ・ワン監督作品に魅了されている。

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