『ウィッチウォッチ』が面白い！魔女と使い魔たちの青春ドタバタ漫画

人気急上昇中の『ウィッチウォッチ』。一つ屋根の下のドキドキから、仲間同士のワクワク共同生活を、個性豊かで魅力的なキャラクターたちが彩る、ちょっぴりファンタジーな青春物語！魔女と使い魔たちの、笑って、泣けて、バトルもラブコメも楽しめる作品のみどころを紹介します。

『ウィッチウォッチ』とは？

少年漫画の枠を超えて愛される『ウィッチウォッチ』

『ウィッチウォッチ』は、「週刊少年ジャンプ」で2021年10月より連載されている漫画作品です。魔女の幼馴染ヒロインの使い魔となった、鬼の力を持つ主人公の同居生活・学校生活を中心に描かれた、『コメディ』『バトル』『ラブコメ』『ファンタジー』要素を含んだストーリー。作者は、代表作『SKET DANCE』『彼方のアストラ』でも人気を博した、篠原健太さん。各方面から面白いと話題になっている、少年・少女・老若男女問わず楽しめる『マジカルコメディ』のみどころをチェックしていきましょう！

ドジっ子魔女・ニコの、想像の斜め上を行く魔法に巻き込まれるモリヒトを含む『使い魔』たち。このギャグの流れを基本に、『ニコに1年以内に災いが起きる』というストーリーの縦軸があり、かつラブコメも楽しめる最強の布陣。

マンガ大好き読者さんには、何かしらのネタが一つは絶対に刺さるのでは？そう思うほど、ストーリーの振れ幅が広く、かつ豊富！長く連載を持っている作者の堅実な手腕が光る物語は、魅力がこれでもかと詰まっています。

作者は過去人気作を連発した、篠原健太先生

『ウィッチウォッチ』の作者は、篠原健太さん。『週刊少年ジャンプ』で長期連載された人気作『SKET DANCE』や、第12回マンガ大賞で大賞を受賞した『彼方のアストラ』を『少年ジャンプ＋』で連載していました。どちらの作品も、アニメ化されるほどの人気で、多くのファンを獲得しています。よく考えられたストーリー展開やキャラクター描写に定評があり、漫画が上手い！と思わず唸ってしまう面白さ。絵柄も綺麗でとても見やすく、天才とも評される篠原先生の才能は、『ウィッチウォッチ』でも遺憾なく発揮されています。

『ウィッチウォッチ』の公式Twitterでは、作品に関する情報はもちろん、篠原さんのイラストが公開されたり、キャラクターアイコンの配布等もあります。たびたび篠原さんご本人が登場し、読者からのさまざまな質問に回答していることも。作品の内容や設定、キャラクターに関する質問から、プライベートなことまで知ることができるので、ファンは要チェックです！

▼ウィッチウォッチ【公式】Twitter▼

個性が爆発！キャラクター紹介＆用語説明

基本、一話完結のギャグ漫画と見紛うほど笑いの要素が強い『マジカルコメディ』漫画の『ウィッチウォッチ』。主要キャラが魅力的なのはもちろん、脇キャラや一度の登場だけでインパクトを残す強烈で濃いキャラクターが満載です。ここでは、そんな愉快なキャラクターたちと、作品特有の用語などを紹介します。

※以下、ネタバレが少々あります。苦手な方はご注意ください※

キャラクター紹介

乙木家（主要キャラクター）

若月　ニコ　▶ニコ

（わかつき　にこ）

159cm／49kg　
乙木家部屋番号：2号室

---

修行を終えて戻ってきた魔女。明るく素直で、友達・仲間想い。周囲から『可愛い』と称されている。しかし、かなりのドジっ子で、褒められると調子に乗りやすいところがあり、トラブルメーカーでもある。幼馴染のモリヒトに片思い中。幼いころ、舌足らずで『モリヒト』と発音することができず『モイちゃん』と呼ぶようになった。自分の魔力が強いことが一因で、両親が離婚しており、母親と共に修行に励んでいた。『ニコに1年以内に災いが起きる』と母親が予言しているが、ニコ本人はそれを知らされていない。

『人を助けられる立派な魔女』になる目標を持ち、学校で『魔女のお悩み相談』をはじめる。その能力は、膨大な数の魔法を使うことが可能。魔女の中でも強い魔力を秘めており『千の魔法を持ち　千の人を救う　千年に一人の特別な白魔女』と評され、『千の魔女』と呼ばれている。

乙木　守仁　▶モリヒト

（おとぎ　もりひと）

181cm／73kg　
乙木家部屋番号：1号室

---

虎と牛の『使い魔』の血統・『鬼』。超真面目で、責任感が強く、冷静沈着。身長もあり、スタイルも良いイケメン。家事全般、学業、戦闘、ニコの魔法の補助まで完璧にこなす。こだわりが強く、カフェやヴィンテージ物が好きで、周囲がドン引きするほど『デニム』大好き男。乙木家の管理人でもあり、周囲のトラブルに何かと巻き込まれる苦労人。幼少期からの精神修行の影響で無意識に感情を抑え、その力故に人との交流を避ける傾向がある。ニコのことは特別に思っているようだが、あくまで『親友』としての好意に留まっている。父親は健在だが、母親は他界している。魔女と使い魔の主従関係の盟約と、ニコの母親が予言の回避に防衛手段を占った結果『守護者は使い魔』と出たため、ニコの『使い魔』となる。

乙木家に代々伝わる『鬼艮術』（きごんじゅつ）を使用する。力が強く、頑健な肉体を持つ。長い年月を経て鬼の血が薄れ、角が退化している。が、一本角のようなクセ毛がある。

風祭　監志　▶カンシ

（かざまつり　かんし）

164cm／57kg　
乙木家部屋番号：4号室

---

カラスの『使い魔』の血統・『天狗』。ニコが修行していた山に住んでいたため、ニコとは幼少期に交流がある。関西弁を喋り、人情に厚く明るく人懐っこい。コミュニケーション能力がとても高い。主にツッコミ役に回ることが多い。昔から鬼と天狗の仲が悪いと言われ育ってきたこともあり、出会った当初は鬼の末裔であるモリヒトを敵対視していた。伸縮式の錫杖を利用し、風やカラスを操り戦う。その特性からサポートに回ることが多い。天狗特有の羽根は長い年月を経てその血が薄れ、翼が無いため、飛ぶことはできない。

お金の浪費癖が酷く、借金で首が回らなくなっていたところを、ニコの母親に救われ、恩義からニコの護衛を引き受けた。

※ネタバレ注意※

真神　圭護　▶ケイゴ

（まがみ　けいご）

176cm／62kg　
乙木家部屋番号：5号室

---

『狼男』。当初は、もさい見た目ではあるが、一部のキャラからは良く見ると顔は整っていると称されている。こだわりが強く美学があるという共通点から、正体が判明する以前よりモリヒトと交流を持っていた。父親は他界している。元フィギュアスケート選手。母親の運転する車で交通事故に遭い足を負傷し引退。やる気を失い自分の世界に引き込もりがちになり、友達が少ない孤独なサブカルクソ野郎と自称するほどの陰キャに。とある事件をきっかけに、ニコへの恩義から『使い魔』となり、乙木家で一緒に住むことになった。

長い年月を経て狼男の血は薄れ、狼そのものに変身はしないが、『三日月』及び『三日月の形をしたもの』を見ると凶暴さと野生の強さを持った別人格『ウルフ』になる。ケイゴは、ほぼ普通の人間と同じだが、元アスリートというだけあり、運動神経は良い。

---

ウルフ

185cm／78kg

---

表の人格『ケイゴ』変身後の裏の人格。両親は普通の人間。先祖返りではないかと予想されている。顕現してまだ数年。狼男の特徴として『欲望に忠実』で、野生の本能のまま動く獣そのもの。ケイゴと違い女性にモテる。束縛を嫌い、自由気ままに振舞うが、とある事件をきっかけにモリヒトの言うことだけは聞く。『ケイゴ』からは、粗野な言動が目立つが、理由が無い限りは凶暴な振る舞いはせず、憎めないやつと受け入れられている。乙木家の中で、変身魔法で猫の姿になるネムの正体を唯一知る人物。

『ケイゴ』の記憶は『ウルフ』に引き継がれるが、『ウルフ』の記憶は『ケイゴ』に引き継がれない。

霧生　見晴　▶ミハル

（きりゅう　みはる）

157cm／46kg　
乙木家部屋番号：3号室

---

コウモリの『使い魔』の血統・『吸血鬼』。中学3年生。朝に弱く、日光の下に長時間いられないため外では日傘を持ち歩いている。思ったことは口にすぐ出してしまい、言ってはいけないタイミングで爆弾発言することも。しかし、その美しく可愛い外見で許されてしまう弟属性。見た目の耽美さを裏切り、年相応な可愛さを見せる。中学校では転入時に人との交流が不慣れなためイキった結果、不本意ながらきどったお耽美キャラが確立してしまっている。

長い年月を経て吸血鬼の血が薄れたことで、牙は無く血は飲まないが、皮膚からエネルギーを吸い込む『吸魂』を行えば不死身の肉体を持つ。この『吸魂』の能力で『ウォーロック』を殺さず退けることが可能。ミハルの故郷に訪れたモリヒトたちと共に遭遇した事件をきっかけに、ニコの『使い魔』として乙木家に一緒に住むことになった。日傘に仕込んだ剣を使用して戦う。

◆45 吸血鬼-霧生見晴#ウィッチウォッチ pic.twitter.com/6c6hHDtolW

— ウィッチウォッチ【公式】 (@WITCHWATCH_off) October 27, 2022

魔女仲間

宮尾　音夢　▶ネム （みやお　ねむ）
152cm／42kg。美少女と称される、良家の魔女。男子と話すのが苦手で、人見知り。変身魔法により『猫』の姿になれる（眠ると変身が解ける）。当初は母親に認められるためモリヒトを自分の『使い魔』としてスカウトしようと、『猫』の姿で乙木家を訪れていた。とある事件をきっかけにニコと友人関係に。由緒正しい家に生まれた故の、自分の魔法の才能に対し悩む様子がある。気持ちが高ぶると脳内で『ポエム』を読み始める。ニコたちとは別の高校・松葉高校に通っている。

倉持　桃　▶モモチ （くらもち　もも）
174cm／体重不明。19才。長身・巨乳・ムチムチの美女で、乙木家の向いのアパートに引越してきた魔女。母性が強く、人の世話を焼くのが好きな朗らかな性格。『使い魔』らしき鳥をつれている。元々は普通の人間だったが、魔女の力に目覚め魔女の聖地でニコの母親に修行をしてもらう。その縁もあり、ニコのサポートを行い、自分の魔法を磨くため乙木家を訪れた。かなり特殊な瞬間移動の魔法を持っているが、魔力を脂肪として溜め込んでおり、移動の際は体重が減ってしまう。そのため、常に何かを食べている。

【㊗フォロワー6万人突破🎉】
皆様、いつも応援ありがとうございます！
フォロワーを6万人突破を記念して
アイコンプレゼント企画を再始動します🧙‍♀️

6万人記念は、包容力溢れるお姉さん！
倉持桃(モモチ)のアイコンです！

次は【61000人】突破でプレゼント🎁
ぜひフォローしてくださいね✨ pic.twitter.com/ETMTgAWILq

— ウィッチウォッチ【公式】 (@WITCHWATCH_off) March 14, 2023

学校関係

南　伽羅　▶カラ （みなみ　から）
ニコたちのクラスメート。高校で初めてできたニコの友達。サバサバとした性格で、物怖じしない女の子。クックと先生の仲を察して気を遣うなど、人を良く見ている気遣い屋。クラスメートで最初にニコに相談をし、魔法で解決をしてもらっている。クックとは、中学時代からの親友。父親が神主をしている。

嬉野　久々実　▶クック （うれしの　くくみ）
ニコたちのクラスメート。高校で初めてできたニコの友達。内気で大人しい性格。絵が上手で、SNSのフォロワーが1万超えの『神絵師』。『うろんミラージュ』の大ファンで、同じ作品のファンである真桑先生とオタク仲間となる。SNS名『ハイミ＠低浮上中』

真桑　悠里 （まくわ　ゆうり）
ニコたちの担任教師。26才。クールでミステリアスに見える美人。中身は漫画好きのガチオタク。周囲に隠しているため、うっかりオタク特有の発言をしそうになり、挙動不審な言動が目立つ。クックにオタバレしてからが、彼女の本領発揮。SNS名『電撃メロン』

藤木　累　▶ジキル （ふじき　るい）
ミハルの転入した中学校の生徒会長。破壊衝動に悩まされていたところを、ミハルと秘密を共有することで親友となる。自身の破壊衝動について調べている際に、人外を祖先に持つ末裔（モリヒトたちのこと）が居ることを知り、会ってみたいと思っていた。曰く、『ジキル博士とハイド氏』の『ジキル』が祖先らしい（フィクションであるとツッこまれている）

生徒会執行部

清宮　天流　 （きよみや　てんりゅう）
ニコたちが通う高校の生徒会長。ニコたちのクラスメート・清宮涼華の兄。カリスマ性にあふれ、生徒会メンバーからの信頼も厚い。全校生徒の情報を把握しており、生徒思い。帽子と右手が常にくっついている。王道・ベタを愛するあまり、生徒会の仕事に向かないベタ要素満載な生徒を生徒会に入れたため、生徒会業務を一手に担っている。当初はニコの魔法に関して取り締まり・監視という目的があったが、現在はモリヒトを気に入り生徒会勧誘活動が主になっている。魔法に関しては容認派である。

生徒会メンバー
伊武　荊　 （いぶ　いばら）	副会長。セクシー系お姉さん。
剣持　弓弦　 （けんもち　ゆづる）	副会長。関西系糸目優男。
シロップ	書記。洋風ロリータツンデレ。クロミツと双子の姉妹。
クロミツ 天井　黒蜜 （あまい　くろみつ）	書記。和風ホラークーデレ。シロップと双子の姉妹。
工　理路　 （たくみ　りろ）	会計。天才ショタハッカー。無駄に有能。
バースト 石破　明日人 （いしば　あすと）	広報。野獣系脳筋巨漢。
西古　凶奇　 （さいこ　きょうき）	庶務。サイコ系ナイフなめなめ。ニコたちのクラスメート・西古冬作の兄。
酒井　大樹マークⅡ　 （さかい　だいき まーくつー）	庶務。正体不明のミステリアスロボ。ダンボール製。

家族

用語説明

【種類】

【取得】

【その他備考】

作中作『うろんミラージュ』

『うろんミラージュ』とは…？

『週刊少年ジャガー』で「うたかた模糊（もこ）」が連載している少年漫画。特徴として、アバウトな設定と曖昧なセリフ、煙に巻く演出でどうとでも取れる表現が多用されている。そのため、『わからないことが多すぎる』と連載当初は読者離れが起きたが、逆にその難解さゆえに考察好きな熱狂的読者が増加。更に、作者が二次創作の許諾を表明し、オタク界隈から人気に火が付き、アニメ化を経て爆発的な盛り上がりを見せている……

……という設定の架空漫画です。

『ウィッチウォッチ』の一部キャラクターたちには欠かせない『ネタ』として、その存在感を本編で見せつけてきます。ついには、『ウィッチウォッチ』48話にて『うろんミラージュ』が一話丸々掲載されるという作中作とは思えない快挙（暴挙…？）を果たします。更にボイスコミック化もされ、声優陣も豪華な顔ぶれが揃い話題になりました。

▼【公式】『うろんミラージュ』ボイスコミック▼

【登場人物】

■不破司令／cv.菅生隆之

■白藤 仄／cv.小松未可子

ザック・バランの声優をされている杉田智和さんは、篠原さんの作品『SKET DANCE』と『彼方のアストラ』にも出演されており、作者がイラストを投稿されていました。

杉田さんなにげに３連投ですね。クセの強い役ばかりですみません。（篠原） pic.twitter.com/g9sDpJgcNW

— ウィッチウォッチ【公式】 (@WITCHWATCH_off) June 3, 2022

『うろミラ』で繋がる『教師』と『生徒』

『うろんミラージュ』（通称：うろミラ）は、ニコたち主要キャラクターたちの間では、時々そのタイトルを口にする程度。しかし、『うろミラ』を語る上で絶対に欠かせないキャラクターがいます。

▼教え子が推し絵師だった件【ウィッチウォッチ／ボイスコミック】▼

隠れオタクの担任教師・真桑悠里と、オープンオタクである生徒・嬉野久々実の推しジャンルが『うろんミラージュ』なのです。ひょんなきっかけで、お互い『うろミラ』ファンであることに気づき、創作活動を通じ意見交換をするように。定期的に二人の話が描かれ、着々と交流を深めている様子が伺えます。オタクあるあるネタはもちろん、ジェネレーションギャップに遭遇する先生の姿は、彼女と同年代のオタク女子には色々と刺さるものがあるでしょう。

また、『うろミラ』ネタだけでなく、先生を筆頭に『ウィッチウォッチ』では他ジャンプ作品をネタにしたギャグを披露することも。少年ジャンプファンはついつい笑いを誘われます。ちょっとした会話にも、小ネタが挟まれていることもあるので、ぜひ探してみてください！

• 『うろんミラージュ』特設サイト

ジャンル分け不可能？みどころポイント

『ウィッチウォッチ』の感想や好きなところは？と聞かれると、正直言葉に迷います。というのも、大きなことから小さいことまで、言葉では伝えきれない魅力がたくさんあるからです。あれもこれもと、伝えたいことがどんどんわいてきますが、今回は大きく三つの要素にわけて、作品のみどころを紹介していきます！

①多種多彩すぎる『笑い』要素

この作品を語る上で絶対に外せないのが『コメディ』展開。本筋のストーリーがありそこに笑いを盛り込むのが『コメディ』と言われており、『ウィッチウォッチ』もこれに該当します。しかし、エピソードによっては『笑い』どころが畳みかけるように連発され、もはや『ギャグ漫画作品』と呼んでも差支えないストーリーも存在します。

『マジカルコメディ』と銘打たれていることもあり、【ニコの『魔法』によってトラブルが 起き、問題解決のため奮闘する】のが、基本的なストーリーの流れ。ニコの魔法のお陰で助かるといった場面も多く、『魔法』が何かしら絡むことが多いです。

もちろん、『魔法』が絡まない濃いキャラクターたちならではの『笑い』も見逃せません。『日常あるある』や『時事ネタ』、『シュールな笑い』に『漫才ネタ』。先程紹介した『うろミラ』のような、『ウィッチウォッチ』世界でのオリジナル漫画やゲームのネタ、『ジャンプ作品』の小ネタなど、とにかく『笑い』という『笑い』があふれています。基本的に1話完結の漫画なので、どこからでも読み始めることができます。気になるエピソードやネタをどんどん読んでみてください！必ず一つは好みの笑いを見つけられること間違いなしです！

②普段と『シリアス』や『バトル』のギャップ

◆61 ともだちの手紙 前編#ウィッチウォッチ pic.twitter.com/7z6lIcdu7n

— ウィッチウォッチ【公式】 (@WITCHWATCH_off) March 9, 2023

『コメディ』の比率が圧倒的に高い『ウィッチウォッチ』ですが、もちろんそれ以外の要素も熱い！『コメディ』の中には人情的なお話が詰まっているエピソードも多々あり、気が緩んだときに泣かせにきたり驚かされたりといったことも。作者にしてやられたと思うエピソードは数知れずです。

また、主要キャラクターの過去を含む描写など、『シリアス』や『バトル』の展開にも注目！『ニコに1年以内に災いが起きる』というストーリー軸もしっかりと進んでいきます。『バトル』に関しては、ニコは魔女の特性上攻撃に回ることができないため、『使い魔』たちが活躍。立派な魔女になろうと奮闘するニコを護衛し、成長を『見守る』彼らの姿は、作品タイトルそのものです。

共同生活や闘いを通して、手を取り合い協力していく様子は、やはり見ていて心温まるもの。『普通』とはちょっと違うけれど、親元を離れた少年少女たちの青春の尊さを感じられる、それがこの作品の魅力の一つだと思います。

③男女W主人公ならではの『ラブコメ』

▼『ウィッチウォッチ』乙女ゲーム“風”PV▼

（※公式より→「※個人の妄想です。」）

このようなハーレム動画が作られていますが、実際は相手固定型のラブコメ。『ウィッチウォッチ』のラブコメの面白い所は、ニコ視点とモリヒト視点どちらも楽しめるところです。ニコがメインになることが多いラブコメ回ですが、超真面目でストイックな朴念仁と呼ばれるモリヒト主体のラブコメ回もあるので、ニヤニヤは倍増。散々笑わせにくる9割のコメディからの、胸キュンポイントを的確に突いてくる1割のラブが癖になります。最近では、なかなか思うように発展しない恋愛要素にもニコの『魔法』が関わっている可能性が出ており、『ウィッチウォッチ』らしい展開！

少年漫画と呼ぶには少女漫画っぽく、少女漫画と呼ぶには少年漫画らしい。男女W主人公ならではのラブコメ要素を満足いくまで楽しめます。普段、少年・青年漫画のラブコメを読まない、生粋の少女漫画ファンの方にも絶対におすすめです。

最近では、メインとなるニコとモリヒトだけでなく、ネムやケイゴといった周囲のラブコメ要素も増えてきています。より、多くの方に楽しんで読んでもらえると思います！

気になるアニメ化は…？

『次にくるマンガ大賞 2022』にて、『コミックス部門』第2位に輝いた『ウィッチウォッチ』。ますます人気が高まり、注目が集まってきています。また、連載2周年を迎え、『キャラクター投票』が行われたりと、盛り上がりは更に加速！そうなると、『アニメ化』への期待が高まりますが、残念ながら現時点（2023年4月17日）で『アニメ化』に関する情報は、公式から発表されていません。

しかし、『ウィッチウォッチ』公式では第1話～第3話の【ボイスコミック】や、ギャグシーンの一部を動画にした『コント』動画がアップされています。本誌や単行本で読むのとは、また雰囲気が変わるので、漫画既読のファンにもおすすめです！

『コント』動画は、まとめだけでなく各エピソードごと個別にも配信されています。こうして声が付くと、テンポにつられてついつい笑いが零れてしまいますね。また、『アニメ化』への期待は更に膨らんでいくというものです。今後も『アニメ化』する可能性を信じ、何か情報が発表された際は、こちらでお知らせをしていきたいと思います！

作者・篠原健太さんの過去作品とそのアニメ化

作者紹介でも少し触れましたが、篠原健太さんが過去連載していた二作品は、どちらもアニメ化がされています。『ウィッチウォッチ』とは雰囲気の異なる『学園コメディ』と『SF冒険物語』！見事に最後まで描き上げ、どちらも名作と名高い作品です。ここまで多才ですと、いつか篠原さんの描く『スポーツ漫画』や『時代劇物』なども見てみたくなりますね。どちらの作品も本当におすすめなので、皆さんもぜひ手に取ってみてください。

『SKET DANCE』（スケットダンス）

実は、『ウィッチウォッチ』本編で『SKET DANCE』のコラボが実現！作品同士の世界線が同じことが判明して、嬉しいファンは多いと思います。また、記念のイラストと、一週間毎日『SKET DANCE』のエピソードが公式Twitterで更新されていました。

SKET DANCE 1 (集英社文庫―コミック版)

作者	篠原 健太
出版社	集英社
出版年月	2018年6月

この本を探す

彼方のアストラ

当時連載されていた『少年ジャンプ＋』で、第1話～第3話まで無料で読むことが可能です。

• 『少年ジャンプ＋』[1話]彼方のアストラ（篠原健太）

彼方のアストラ 1 (ジャンプコミックス)

作者	篠原 健太
出版社	集英社
出版年月	2016年7月

この本を探す

まとめ

一度読めば、絶対に周囲におすすめしたくなる『ウィッチウォッチ』。端から端まで見逃せないバラエティ豊富なエピソードに、濃すぎるキャラクターたちに自然と目を奪われる。笑って、泣いて、胸キュンまで、さまざまな感情を読者にもたらしてくれます。

作品の面白さはもちろん、作者の知名度の高さ、安定した良質な漫画のクオリティ、何を取っても素晴らしい作品です。確実に世間の話題に上がっていることもあり、気になっている方は多いと思います。敷居はまったく高くありません。読めば、悩みもふっとぶような元気を与えてくれる！明るく温かいこの物語により多くの人に触れてほしいなと思います。ハマること間違いなしです！

▼『少年ジャンプ』公式サイト▼

• 『ウィッチウォッチ』篠原健太

▼第1話試し読み▼

• 『少年ジャンプ＋』[1話]ウィッチウォッチ（篠原健太）

▼『ウィッチウォッチ』のご購入はこちら▼

ウィッチウォッチ 1 (ジャンプコミックス)

作者	篠原 健太
出版社	集英社
出版年月	2021年6月

この本を探す

• 古本、CD、DVD、ゲームソフト買取販売『もったいない本舗』

簡単＆スマートな宅配買取なら『もったいない本舗』で！

宅配買取専門店『もったいない本舗』では、不要になった本・CD・DVD・ゲームソフトの買取を行っています。ダンボールに詰めて着払いで送るだけ！集荷の依頼は当店のホームページより24時間受付しています。もう読まなくなった本や、聴き飽きたCDなどがご自宅にありましたら、ぜひ当店にお売りください！

• 本・CD・DVD・ゲームソフトを売るなら『もったいない本舗』へ！

	ライティング担当 ： maru 札幌在住の30代。ジャンルを問わず小説や漫画を主に愛読。映画も舞台もドラマもアニメも気になるものにはとにかく一直線。音楽はロック・パンクから昭和歌謡、インストまで気に入った曲を延々と聞き続ける派。愛犬の柴犬が心の支え。リズムゲームと、大相撲を筆頭に各種格闘技観戦が趣味なにわかファン。松井優征、西森博之、篠田節子作品が好き。