【ギャンブル漫画】頭脳・心理戦が面白い！スリル満点おすすめ20選

非日常のスリルや爽快感を味わいたい！そんなあなたにおすすめなのが『ギャンブル漫画』です。競馬や競輪など公営競技の魅力だけでなく、容赦ないデスゲームで描かれる人間の闇や頭脳戦・心理戦がアツい、おすすめギャンブル漫画を紹介します！勝利に必要なのは運か、それとも…？

ギャンブル漫画の魅力

現在の日本において賭博行為は法律で禁止されていることから、『ギャンブル』という単語を見て、クリーンなイメージを最初に思い浮かべる方は少ないのではないでしょうか。しかしこちらはすべてフィクションの漫画作品。単純な運だけでは勝てません。なかなか日常では味わえないギリギリのバトルを、漫画という媒体を通して楽しみましょう！一発逆転の大どんでん返しや先の読めない展開が癖になり、駆け引きや頭脳戦心理戦に戦慄する名作ギャンブル漫画を紹介します。

ギャンブル漫画おすすめ作品20選

【作品一覧】
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嘘喰い

嘘喰い

作者	迫 稔雄
出版社	集英社
出版年月	2006年9月

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ギャンブル漫画の金字塔、こちらに触れずにギャンブル漫画を語るわけにはいかない至高の名作です。遊ぶ金欲しさに闇金に手を出してしまった絶体絶命の主人公・梶を救ったのは、ギャンブラーを名乗る謎の男・斑目獏。借金返済を手伝うという獏の言葉につられて、梶は闇カジノへと運命の舵を切ります。ただのギャンブル漫画ではありません。心理戦、イカサマの読み合い合戦だけでなく、ギャンブル勝負の後に必ずやってくる暴力までもが本作のアツい見どころ。独自のルールの中で繰り広げられる多彩なギャンブルを、《心・技・体》で制していきます。そんな違法なゲームを取り仕切る巨大組織の＂立会人＂たちも、非常に魅力的で目が離せません。一歩間違えば死に繋がる極限状態の中で賭け続ける面白さは、全49巻で完結という長編でも飽きさせず、最後まで面白かったと駆け抜けさせてくれます。あちこちに紛れ込ませた伏線の全回収は、お見事の一言。知も暴も美味しいギャンブル漫画、必須科目としてぜひ履修をお願いいたします。

▽実写映画版

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ジャンケットバンク

ジャンケットバンク

作者	田中一行
出版社	集英社
出版年月	2020年11月

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地方銀行の地下で行われる、狂ったギャンブルを見届けろ！主人公は入社2年目の若き行員・御手洗 暉（みたらい あきら）。数字に強い以外はごく平凡な彼が、ある日突然《特別業務課》に異動となってしまいます。新しい上司に連れられ隠し扉から降りた銀行の地下には、違法ギャンブルが行われる大規模な賭場。そこで出会ったギャンブラー・真経津 晨（まふつ しん）の鮮やかな戦いに魅せられてしまった御手洗は、彼の歩む軌跡を見届ける決意をします。どんでん返しが、とにかく鮮やか！イカサマも心理戦も、単純なフィジカル差での勝利もすべて面白い舞台装置としてエピソードに落とし込み、それを画力とセンスで細かな部分まで美しく描き切った画面が素晴らしいの一言。命がけのシリアス勝負の合間には、ギャグや仲良しパートにと、場外でもきっちり魅せてくれます。ポップアップコーナーは開場から数日で全商品が完売、全国書店で新刊完売続出で品薄ということで、物理的にも大人気作品という説が有力です。掲載誌は『ヤングジャンプ』ですが、アプリ版の『ヤンジャン！』『ジャンプ＋』では、なんと全話初回無料で読むことができます。あなたもハマるか賭けません？

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エンバンメイズ

エンバンメイズ

作者	田中一行
出版社	講談社
出版年月	2014年11月

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ダーツで遊んだことはありますか？こちらは前述の『ジャンケットバンク』田中先生の過去作品、ダーツがメインテーマのギャンブル漫画です。一流のダーツプレイヤーで＂迷路の悪魔＂の二つ名を持つ主人公・烏丸が、非合法のデスゲームで数々の狂人たち相手にその強さを見せつけていきます。ダーツがメインというよりは、ダーツを主軸に繰り広げられる心理戦や頭脳戦がメインです。全6巻、数々の狂人とゲームが綺麗にまとめられているにも関わらず、読後感も良い名作です。前述の『ジャンケットバンク』がお好きな方は必ず心を射貫かれますので、併せてこちらもチェックしてみてください。

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賭博黙示録カイジ

賭博黙示録カイジ

作者	福本伸行
出版社	講談社
出版年月	1996年9月

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ギャンブル漫画界のレジェンド作家・福本伸行氏の＂顔＂とも言える名作です。「ざわ…ざわ…」というオノマトペに始まり、「限定ジャンケン」「Eカード」「焼き土下座」「ペリカ」「沼」など数々の名シーンを象徴する単語を、耳にしたこともある方も多いのではないでしょうか。決して聖人でも善人でもない主人公・伊藤カイジが、社会の闇を相手に命がけの大勝負！先が読めないギャンブルバトルに、人間のドロドロとした本質を描いた心理描写と、続きを読まずにはいられない中毒性に満ちあふれています。ぜひ本作に登場する数々の＂クズ＂と称されるキャラクターたちと同じ轍を踏まないように、地道に積み重ねることへのメリットを見出して、堅実にいきましょう。

▽実写映画・アニメ・舞台など、メディア展開も豊富です！

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賭博覇王伝 零

賭博覇王伝 零

作者	福本伸行
出版社	講談社
出版年月	2007年11月

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こちらの作品で＂ 鏖 みなごろし ＂を読めるようになった方は多いのではないでしょうか？福本作品には珍しい、王道ヒーロー少年・零による、少年向けのギャンブル漫画です。友情・努力・勝利がきっちり盛り込まれているため、『カイジ』のエピソードが重く感じた方はぜひこちらをお読みください。テーマパークのような場所でデスゲームのアトラクションをこなしていく展開は、ギャンブルや謎解きのバリエーションが豊富で楽しい！日本一の資産家・在全無量（ざいぜん・むりょう）相手に、王としての資質を見せつけ抗う零と仲間たちの絆にもご注目ください。

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銀と金

銀と金（新装版）

作者	福本伸行
出版社	双葉社
出版年月	2014年7月

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福本伸行先生作品の中で最高傑作と称されることもある、裏社会で巨額を動かす賭博漫画です。競馬で有り金すべてを失ってしまうような凡庸な男・森田が、あるとき平井銀二と出会ったことで、大金持ち相手に命がけの大勝負を挑むギャンブルの世界に足を踏み入れることになります。描かれる時系列はバブル崩壊時と古いため、金利の数値など現代の感覚で読むと少しズレを感じる部分もありますが、根本的な博打のスリルは普遍の面白さ。決して正義が通用しない、社会の闇の中で大立ち回りを繰り広げるその姿に激しく魅せられますが、裏側ではこのようなことが平気で起きているかもしれないと同時に末恐ろしくもなりますよ。カイジ・アカギ・零を読了されたのなら、ぜひ本作もお忘れなく！

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賭ケグルイ

賭ケグルイ

原作	河本ほむら
漫画	尚村透
出版社	スクウェア・エニックス
出版年月	2014年10月

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ギャンブルの強さで学園でのカーストが決まる、狂った学園で賭け狂う狂人たちの姿にカタルシスを感じる作品です。ギャンブル自体は、主人公側がイカサマを見抜いてコールド勝ちという爽快感のあるタイプ。絵柄が非常に綺麗な分、エグいイカサマを仕掛けてくる最強女子たちの狂気を感じさせるシーンの迫力も凄まじいものとなっています。どれも凝った作りのゲームであることから、次はどんなゲームが登場するのかわくわくしますが、同時に次はどんな狂人が見られるのかも楽しみになってきますよ。生徒会長を筆頭にそれぞれのキャラが非常に魅力的なことから、スピンオフとして早乙女芽亜里が主人公の『賭ケグルイ 双』、隻眼眼帯の少女・生志摩妄が主人公の『賭ケグルイ 妄』、ゆるい日常コメディの『賭ケグルイ(仮)』も刊行中のため、併せて要チェックです！

▽アニメ版・実写映画版

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ACMA:GAME

ACMA:GAME

漫画	恵 広史
原作	メーブ
出版社	講談社
出版年月	2013年6月

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アクマが取り仕切る闇のデスゲームを勝ち抜け。『週刊少年マガジン』で連載されていた、頭脳・心理戦がアツい少年漫画です。高校生にして大企業の総裁を務める万能主人公・織田照朝の元に、謎のイタリアン・マフィアがやってきてゲームを持ち掛けるところから物語はスタート。＂アクマ＂と呼ばれる人知の及ばぬ存在であるそれをゲームの立会人として、己の大切なものを賭けさまざまな人間たちとの勝負が繰り広げられます。少年誌を意識して描かれていることから、ゲームのルールが非常にわかりやすい。常に「自分ならどうするか」「こうしてみてはどうか」などと考える余地が生まれるため、読者の思考も止めることなく最後まで見届けることができますよ。ラストも綺麗なハッピーエンドを迎えているため、安心して読めるギャンブル漫画作品です。

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LIAR GAME

LIAR GAME

作者	甲斐谷忍
出版社	講談社
出版年月	2005年9月

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人の心理をついた頭脳戦の名作！こちらを読んでゲーム系の作品を描かれた作家さんも多いのではないでしょうか。超がつくほどのお人好し主人公・直(なお)が、ある日突然送られてきた謎の手紙から巻き込まれた《ライアーゲーム》。無力な直に不審で不穏なそれをどうこうできるはずもなく、偶然出会った詐欺師・秋山に、藁にも縋る思いで助けを求めることになり…というストーリーです。緻密に練られた頭脳ゲームで、騙し騙されさまざまなゲームを鮮やかに攻略していく中毒性が癖になります。ゲームだけではなくストーリーも予想外の展開で、まさかのどんでん返しにコロコロと転がされるのも楽しい！まずはコミックスの2巻まで読んでみてください。読み終える頃には、きっとあなたもこの嘘だらけのゲーム性に夢中になっているはずです！

▽ドラマ版

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今際の国のアリス

今際の国のアリス

作者	麻生羽呂
出版社	小学館
出版年月	2011年4月

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＂今際の国＂で理不尽に行われるデスゲームから生き残れ！鬱屈とした日々を送っていた高校生・有栖（ありす）良平が、未来の荒廃した日本に突然転移させられてしまいます。共に転移させられた大切な友人たちと生き延びるために、全身全霊を賭けて＂げぇむ＂に挑むサバイバル・サスペンスです。色々な謎が気になってしまい、お手に取ったが最後、最終巻まで読む手が止まらず、一気に駆け抜けてしまいますよ。設定が少々異なるドラマ版も好評なため、気になる方は先にそちらからご覧になるのもおすすめです。

▽ドラマ版

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ギャンブルッ！

ギャンブルッ！

作者	鹿賀ミツル
出版社	小学館
出版年月	2007年7月

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年齢層が高めなギャンブル漫画において、珍しく小学生が主人公です。連載時の掲載誌は『週刊少年サンデー』。ギャンブルの強さがすべてを決める近未来の世界が舞台です。小学生の主人公・マサルはギャンブルで父親を亡くしてしまったことで、何もかもを失った極貧生活を送ることになってしまいます。しかしギャンブルの天賦の才を持っていた彼は、友達を助けることをきっかけに、ギャンブルの世界へ飛び込むことに。ゲーム内の流れと運をしっかりと読み、鮮やかに勝利をつかみ取ります。どちらかというと正統派のギャンブル描写がメインで、少年の彼が狡猾な大人たちを正攻法でなぎ倒していく姿がとてもかっこいい。おまけページでギャンブルのルール解説も収録されているためとてもわかりやすく、正しく正統派な少年向けのギャンブル漫画です。

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哲也 -雀聖と呼ばれた男

哲也 -雀聖と呼ばれた男

原案	さいふうめい
漫画	星野泰視
出版社	講談社
出版年月	1997年12月

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かつての掲載誌は『週刊少年マガジン』ということで、麻雀のルールを知らなくても楽しめる麻雀バトル漫画です。原作は、阿佐田哲也氏の小説『麻雀放浪記』『ドサ健ばくち地獄』などから再構成されたもの。終戦後の貧しい日本を舞台に、主人公の哲也が麻雀の世界で大立ち回りを繰り広げます。原作は登場人物含めアウトローですが、こちらの漫画版は少年誌作品らしく善悪がきっちりとしているため、読後感も悪くなりません。麻雀ジャンルの漫画は数多く存在しますが、一番読みやすいのはこちらの作品ではないでしょうか。

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アカギ ～闇に降り立った天才～

アカギ ～闇に降り立った天才～

作者	福本伸行
出版社	竹書房
出版年月	1992年4月

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作者の麻雀漫画代表作の一つである『天 -天和通りの快男児-』にて、＂神域の男＂と称された強キャラ・赤木しげるの若かりし頃を描いたスピンオフです。『天』のクライマックスに情緒を狂わされた方は、どうぞこちらで涙をお拭きください。まだ麻雀の役すら覚えていない中学生の赤木が、名言「死ねば助かるのに」の言葉通りに、その決死の行進を魅せてくれます。絵柄の第一印象で戸惑う方もいらっしゃるかもしれませんが、数ページめくっただけでヒリつくストーリーに引き込まれてしまい、1巻を読み終える頃には歴戦の古翁をなぎ倒していく赤木のカッコよさに屈服すること間違いなしですよ。

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裏レート麻雀闘牌録 凍牌

裏レート麻雀闘牌録 凍牌

作者	志名坂高次
出版社	秋田書店
出版年月	2007年1月

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どこまでも容赦のない、冷酷な麻雀漫画はこちら。昼は高校生としての顔を持ちながら、夜は裏社会に浸かる賭け麻雀で無双をする少年・ケイが主人公です。『ヤングチャンピオン』にて、これまで『麻雀死闘黙死譚 凍牌 〜人柱篇〜』『麻雀死闘黙死譚 凍牌 〜ミナゴロシ篇〜』とシリーズが連載され、現在は続編の『凍牌 コールドガール』が連載中となっています。武器は圧倒的な記憶力と、どこまでも冷静沈着でロジカルな打ち回し。自宅の押し入れに戸籍が無い異国の少女を匿いながら、どこまでも闇が続く世界で相手の牌を持つ手を凍らせていきます。極道要素が強く、主人公自身や周りの人間たちも辛い目に遭うことが多いドシリアスな作風です。すべての負の感情をエネルギーにして、巨大な悪に勝利を収めたときのカタルシスは痛快の一言。ケイが匿っていた少女が主役となった続編と併せて、心を震わせてください。

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咲-Saki-

咲-Saki-

作者	小林立
出版社	スクウェア・エニックス
出版年月	2007年1月

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可愛らしい絵柄で紡がれる、異能力系麻雀漫画！主人公の咲は、勝ちも負けもせずにゲームを終了できるという、ある種の天才少女。麻雀の高校生の全国大会を目指して、麻雀部がアツいスポ根を繰り広げます。これまでご紹介してきた麻雀漫画はどれも血生臭いものでしたが、こちらは一転して誰も死なない高校生の大会。ライバルとのアツい戦いからの友情や、凡人が天才を凌駕するジャイアントキリングなどなど、かわいらしいキャラデザインの登場人物たちと安心して麻雀を楽しむことができます。博打のしんどい部分を読む元気がないときには、こちらの作品はいかがでしょうか？

▽アニメ版・実写映画版

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幕末賭博バルバロイ

幕末賭博バルバロイ

原作	河本ほむら
作画	羽田豊隆
出版社	集英社
出版年月	2022年8月

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なんと『賭ケグルイ』の作者が原作についた、幕末賭博漫画です！女性ゆえに武士にはなれぬ鬱屈を抱えた剣術師範代・大御神甘楽（おおみかみかんら）が、得体の知れぬ賭博師・豊臣秀と出会ったことで、運命のルーレットが回りだします。令和アレンジが程よく効いた幕末描写がセンスの塊で、史実の美味しい所を総獲りしたエピソードが面白い。イカサマ暴きに突然の科学知識がぶち込まれるギャップも新鮮です。イカサマも暴力もきっちり揃えた賭博で、2人が目指す倒幕物語をとくとご覧あれ！

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ビリオンレーサー

ビリオンレーサー

作者	多田 大我
出版社	集英社
出版年月	2023年2月

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金が欲しい？ならばオートレースだ！というドシンプルな一攫千金物語！賭博行為が法律で禁止されている日本において、四大公営競技の一つであるオートレースがテーマの作品です。お金に汚い主人公がお金への執念だけで、オートレースという未知の世界に飛び込みます。落車すると命にも関わる危険な競技ですが、果たしてどこまで走り抜けられるのでしょうか？ルール周りは作中で主人公と一緒に覚えていけるので、まったくご存じない方も安心してお読みいただけます。競走車と呼ばれるレース用のバイクは、余計な計測器などはすべて取り払われた600ccで、ギアは2段。傾斜のあるコースを走ることからハンドルの高さが左右で違い、事故防止のためにブレーキが付いていません。そんなモンスターを手足のように動かし最速を競う刹那の勝負に、あなたも心動かされてみませんか？

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Odds -オッズ-

Odds -オッズ-

作者	石渡治
出版社	小学館
出版年月	2006年7月

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『LOVE』の作者による、競輪がテーマの作品です。自転車のロードレースで有望選手だった主人公・辻堂麟太郎は、ある日交通事故で母親と妹を失い、父親が植物状態となってしまいます。父親の延命治療にかかる費用を稼ぐため、麟太郎はロードレーサーの道を諦め、すぐに稼げる競輪選手を目指す所から物語は始まります。同じ自転車競技ではありますが、ロードレースと競輪では大きく違います。そんな差異や苦難もものともせず、勝ちを目指してペダルを回す、アツい姿に涙が止まりません。掲載誌の休刊などの事情からシリーズとなっており、続編『Odds GP!』を経て現在は『Odds VERSUS!』が現在『漫画アクション』にて連載中です。

続編はこちら

Odds VERSUS!

作者	石渡治
出版社	双葉社
出版年月	2014年6月

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モンキーターン

モンキーターン（文庫版）

作者	河合克敏
出版社	小学館
出版年月	2011年11月

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競艇初心者の入門書として日本船舶振興会からも推薦されている、日本四大公営競技の一つ・競艇がテーマの作品です。古い作品ではありますが、こちらを超える競艇作品が未だに現れないことを考えると、どれだけの名作なのかお分かりいただけるかと思います。野球一筋だった甲子園球児が、挫折を乗り越えて新たに出会った競艇の世界で、その才能を開花させます。主人公も読者と同様に競艇知識ゼロからのスタートなので、ライトな部分から少しずつ丁寧に競艇の世界を辿ることができますよ。現在活躍されている競艇選手にも、本作を読んで競艇選手を目指したという方が多くいらっしゃいます。開催地がそれほど多くないことから、その魅力を知らない方もきっと多いことかと思います。ぜひ本作で競艇の世界の一端に触れて、レース場にも足をお運びください！

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みどりのマキバオー

みどりのマキバオー (文庫版)

作者	つの丸
出版社	集英社
出版年月	2004年6月

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元祖・プリティーで激熱な競馬漫画といえばこちら。下品なネタをすべて相殺しても有り余るほどの、手に汗握る努力、号泣せずにはいられない友情、鼻息荒くせずに読めない激闘という、ジャンプ魂の結晶のような作品です。主人公のマキバオーは、プリティーですが競走馬としては首を傾げてしまうデザインで、競馬界でやっていけるのかとハラハラしてしまいます。しかしのんびり屋さんで甘えん坊な仔馬が、いじめられても馬鹿にされても負けずに母親と親分ネズミに導かれ、俊足のマッスル競走馬たちとの死闘に身を投じ、泥臭くも勝利を引っ掴む様を見てしまったのなら。思わず口ずさんでしまうのは＂うまぴょい＂ではなく、＂走れ走れマキバオー＂になりますよ！ちなみに原作の悲しすぎるエピソードは、アニメ版では幸せなものに変更されています。原作で号泣した方は、ぜひアニメ版で笑顔を取り戻してください！

続編はこちら

たいようのマキバオーW

作者	つの丸
出版社	集英社
出版年月	2011年9月

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▽伝説の名馬・オグリキャップをキャラクター化し、史実をポジティブになぞった激熱爆走漫画

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まとめ

大金や大切なものを賭けた崖っぷちの大勝負は、そうできるものではありません。さらにそこには、必ず破滅への巧妙な罠が仕掛けられています。それらをどう回避し、利益を浚って勝利をつかみ取るのか。手に汗握る攻防を味わえるのが、ギャンブル漫画の醍醐味です。複雑なゲームのルールにピンとこなくても大丈夫！騙し騙される心理描写や大勝負の緊張感、劇的勝利の爽快感を全身に浴びて、勝負の世界を楽しみましょう！

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	ライティング担当 ： miz 札幌在住30代2児の母。レトロゲームとクラシック音楽が大好きで時々自分でも弾く。ムーミンのアニメを観ることと、子どもたちの寝かしつけ後にやるサバイバルアクションホラーゲームが日々の癒し。博物館や郷土資料館の類が好きだが、シビアな開館時間の前によく惨敗している。インドア派だったのが活発すぎる子どもたちによってアウトドア派にさせられた。司馬遼太郎、M・ルブラン、川原泉、藤田和日郎作品が好き。