- 2021/08/19
ファッションも美容も漫画で楽しくチェック!おすすめ作品20選
服装や美容に興味がある方もない方も楽しめる、ファッションやメイクをテーマにした漫画を集めました!実用的なコーディネートから専門的な被服の知識まで、漫画で気軽に楽しめる美の世界を覗いてみませんか?年齢も性別も気にせず、好きな服やメイクを一緒に楽しみましょう!
ファッション漫画・美容漫画って?
年齢も性別も関係なく、興味がある方も無い方も楽しめる、ファッションや美容がテーマの作品をご紹介します!
ポイントは、服やファッションの専門書ではなく、漫画であることです。コミックエッセイも今回は外しています。「どうやってセンスを磨いたら良いのかわからない」という方にも、漫画であるというだけで気軽に手に取っていただけるのではないかと思います。結果的にファッションやメイクにあまり興味を持てなくても、漫画のためシンプルにストーリーを楽しむこともできますね。もしかしたら、ファッションに全く興味のない方も、面白い漫画をきっかけにおしゃれが楽しくなるかもしれません!
そんなファッションや美容をテーマにしたおすすめの作品を、古本店『もったいない本舗』スタッフmizがご紹介します!ファッションやメイクを楽しめるのは、専門書や雑誌、SNSだけではありません。漫画でだって楽しめますよ!
着ても見ても楽しい!ファッション漫画15選
専門知識も実用的なコーデも網羅!読んで楽しむ作品
王様の仕立て屋 〜サルト・フィニート〜
読んだら、自分も一着仕立てたくなる作品。奥深すぎるメンズスーツの知識が、初心者向けのものから専門的なものまで、幅広く身に付きます。
こちらは大人気のシリーズもの。主人公の織部悠(おりべ ゆう)は、イタリア・ナポリで伝説とまで謳われた仕立て職人が、唯一弟子と認めた天才職人。彼が卓越した技術による仕立てで数々の難題をクリアし、関わる人々すべてを救い・掬いあげていきます。
布の種類だけではなく、襟の形、ボタンの数や形、アームホールの広さやシルエットに縫い目…。あまりのこだわりと求められる知識の多さは、まるで宇宙。更にスーツだけではなく、合わせるネクタイやシャツ、靴やコーディネートまで幅広く網羅。メンズに関わらずとも、服関係のお仕事に携わる方なら読んで間違いはありません。
現在は『グランドジャンプ』にて、『王様の仕立て屋〜下町テーラー〜』が連載中です!イタリアで世界を相手に仕立ててきた織部が、今度は日本でその技術を披露します。
=作品時系列=
①『サルト・フィニート』
②『サルトリア・ナポレターナ』
③『フィオリ・ディ・ジラソーレ』
④『下町テーラー』
服を着るならこんなふうに
服やコーディネートに無頓着がゆえに、お困りの方はこちら。カリスマファッションバイヤー、MB氏が監修!読むだけで「このTシャツに合わせるならこの傾向のアイテム」と、コーデの理論がするっと理解できてしまう作品です。しかも登場する服は、ユニクロなどすべて現実で手に入りやすいもの。実用的かつ即効性バッチリで、明日からすぐに使えるテクニックがぎっしり詰まっていますよ!作品内で妹がお兄ちゃんにメンズファッションをレクチャーしているように、家族やパートナーが服に無頓着すぎて困っている…という方は、居間のテーブルにさりげなく置いてみてはいかがでしょうか?
なお、こちらは主にメンズファッションがテーマでしたが、レディースファッションがメインの『服を着るならこんなふうに for ladies′』という作品もおもしろいですよ!
服福人々
自分が着たい服を、どう着こなすか?そんなコーディネートの楽しみ方を教えてくれるのが、こちらの作品です。前述『服を着るならこんなふうに』がコーデの基本を押さえた若者向けのものだとしたら、こちらはコーデを楽しみたい30~40代向けのもの、と言ったところでしょうか。
社会に疲れたサラリーマンの主人公・佐久間が、元ファッションデザイナーの廻谷と出会ったことで、コーデを楽しめるようになります。他の人の「好き」を否定しない!そんな自由な空気感が、どこかゆるく落ち着いた作品の雰囲気と相まって、よりコーデの楽しさを伝えてくれている気がします。
なおBL要素がありますが、どちらかと言うと「性別は関係なく人間として向き合っている」ストーリーのため、極端にアレルギーがある方以外は気にせず楽しめるかと思います。
トラとハチドリ
服を買うとき、お店の店員さんに色々聞くタイプですか?それとも邪魔に思うタイプですか?こちらは邪魔だと思うタイプの方にこそ読んでほしい、アパレルショップの店員さんが主人公の作品です。
言葉遣いも悪ければ目つきも悪いヤンキー女子・マツリが、キレイ系セレクトショップで働きます!初日から大好きなトラ柄のジャケットにダメ出しされ、掃除や服のたたみ方、すべてにおいて一から指導が入ります。最初はハラハラしますが、指導されたことはきっちりやるマツリがかわいくて良いヤツで、安心して成長を見守っていけるようになりますよ。教育係の副店長と仲良くケンカしながら(?)学ぶマツリと一緒に、服について学んでいきましょう!アパレルショップの裏側はこうなっていたんだ、と裏事情を知ることもできますよ。
恋せよキモノ乙女
着物ってかわいい♡読んだら着物が着たくなる作品です!
大阪で暮らす主人公のももが、大好きな着物を纏っておでかけを楽しみます。着物スタイリストであるコバヤシクミさん監修のコーディネートが、もうかわいらしくて素敵です。一見難しそうな柄や色も綺麗に合わせて、今風にかわいらしくまとめてしまう手腕はお見事!着物の柄や合わせた小物の解説もきっちり紹介されているため、着物や日本の文化にも詳しくなれますよ。
お出かけ先も、京都の六曜社珈琲店や滋賀の白鬚神社など、また素敵な所ばかり。ちょっとしたお出かけマップを眺めているようです。
着物を日常的に楽しむには、着付けにお手入れに…とちょっと敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、慣れればなんてことありません。せっかくある日本の文化でおしゃれを楽しんでみませんか?
繕い裁つ人
静謐な職人の品格が美しい。主人公は、祖母から「南洋裁店」を引き継いだ、南市江(いちえ)。彼女が洋裁を通して人と関わり、その人にとって「一生添い遂げられる服」であるようにと、ときに悩みながらも、繕います。
流行のプチプラ服やファストファッションが大好きな方でも、「自分の好きなものを長く使い続けたい」という気持ちは一緒だと思います。そう強く思ったときにあなたに寄り添ってくれるのは、こういったオーダーメイドのお店。時代の流れに押し負けそうになっても、ひたむきに服と向き合う市江の姿が美しく、応援したくなりますよ。
IPPO
始めの一歩。こちらはとてつもなく勇気が必要な行為だと、個人的には思っています。そんな人々の始めの一歩に寄り添ってくれるのが、タイトル通りこちらの作品。
主人公は弱冠22歳の若き靴職人、一条歩。12歳でフィレンツェに渡り、靴職人として修行を積み、日本でお店を構えることになりました。技術は一流でもその若さから、やはり腕を疑われてしまうこともしばしば。それでも歩は店を訪れる人に寄り添い、その人にとっての、その人だけの一足を作り上げていきます。
しかし、こちらの注文靴のお値段は一足30万円から!歩く機会が多い人ほど靴の重要性はご存じかと思いますが、すぐにお財布からポンと出せない金額ですね。そう思いながらページをめくり、歩の靴に世界を広げてもらった人たちの様子を見ていくと・・・あら不思議。いつの間にか、あなたも「自分だけの一足」が欲しくなってしまいますよ。
ランウェイで笑って
身長158cmがパリコレモデルを目指す。生活苦の貧乏高校生が一流ファッションデザイナーを目指す。どう考えても不可能なこれらのテーマにどのような決着をつけるのか、続きが気になりすぎて完結までずっと追いかけてしまった作品です。
しかも掲載誌は週刊マガジン!ファッション業界という、今までの価値観で考えると少年受けするのか微妙なテーマで見事人気作品となり、アニメ化も果たした実力派。正直序盤の格好や服は「パリ・・・コレ?」と首を傾げてしまうデザインもありますが、ここで躓いて単行本を閉じてしまうのはもったいない!この先も、「どう考えても不可能では?」という無理難題を、次々と乗り越えます。ただ夢を叶えるために、何度折られてもまっすぐに駆け抜けていく、彼らの生き様がアツすぎます。無理だと言われ続けても譲らなかった、彼らの信念をどうか見届けてください。
海月姫
オタク女子の可能性、ここに在り。『東京タラレバ娘』『雪花の虎』などヒット作だらけの大御所、東村アキコ氏の作品です。
イラストレーターを目指して上京した主人公、倉下月海(くらしたつきみ)。子供の頃からクラゲをこよなく愛する彼女は、ある日ペットショップで粗雑な飼われ方をしていたクラゲを見つけます。コミュ力ゼロの彼女に代わって店員を説得し、クラゲを救ってくれたのは、見ず知らずのおしゃれギャル!かと思いきや・・・女装男子!?月海が住む、住人はオタク女子のみ・男子禁制の古いアパート「天水館」の皆を巻き込んで、ファッションブランド、立ち上げます!
天水館の皆の会話がキレッキレで面白すぎます。「まあ、わかる」と共感できるものから「どうしてそうなった?」と思うものまで、突っ込みが追いつきません。服もキャラもかわいらしいため、余計にギャグパートの面白さが際立ちます。大切なものを守るため、未知の分野に飛び込むオタク女子たちの美しい奮闘努力を、ぜひご覧ください。ドラマも映画も再現度が高くて面白いですよ!
その着せ替え人形は恋をする
ギャルかわいい。みんなかわいい。みんな優しい!ひな人形の顔を作る「頭師(かしらし)」を目指すスクールカースト最下位の主人公が、スクールカースト最上位のギャルのコスプレ衣装を作ります。ギャップが物凄いですね!
アニメやゲームのキャラクターが着ている衣装を想像してください。どういう構造をしているのかよくわからないデザインのものが多くありませんか?これを現実に作るって、どうやってやるんでしょう?なんと、作中でそんな細かい疑問も丁寧に解説してくれています。使われている技術が実は半端なものではないことがよくわかり、普通の服とは違う衣装はこうやって作っていたんだ、と感動しますよ!しかし、裁縫というよりもはや工作なのでは・・・?!
最近では、ハロウィンの仮装でコスプレを楽しむ方も多くなってきました。自分で衣装を制作するときに参考にしても良し。また、お子さんに「日輪刀がほしい!」「プリキュアのドレス作って♡」と言われてしまったお父さんお母さんは、このようにコスプレイヤーさんたちの知恵をお借りしてみるのはいかがでしょうか?
Paradise Kiss
どのページをめくってもかわいい。発売から20年以上経っていますが、個人的には未だにこれを超えるファッション漫画はありません。学校と塾を往復するだけの人生だった女子高生・紫(ゆかり)が、ふとしたきっかけで色鮮やかなファッションの世界に飛び込みます。
今読んでも、服のデザインがおしゃれ。かわいい。かっこいい!流行があるファッションの、普遍的なかわいさを描き切っている作者のセンスには感嘆のため息しか出ません。そして素敵なのは服だけではありません。全体的に、自分を見つめ直して前向きになれるストーリーのため、読後はどこかスッキリ。『NANA-ナナ-』がドロドロしていて苦手だったという方には、こちらの「パラキス」を強くおすすめします。また、『ご近所物語』とストーリーがほんの少しだけ繋がっているため、「ご近所」を読んだことがある方ならより楽しんで読むことができますよ!
傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン
世界史でも有名なマリー・アントワネットのドレスを作り続けたカリスマデザイナー、ローズ・ベルタンのお話です。時は18世紀のフランス。美人ではないけれど腕の立つローズが、パリで一流を目指して成り上がります。
目標のために努力をいとわず、自らの柔軟な発想とセンスと技術できっちりステップアップしていく姿がかっこいい!誰もがうっすらと知っているフランス史を描くには結構な困難がありますが、背景になる建物のデザインや文化、その他さまざまなことをきっちりと取材され描かれているため、読んでいて歴史の勉強にもなりますよ。ちなみにもちろんこの時代、ミシンなんて無いのですべて手縫いです。もはや正気の沙汰ではないレベルの技術。
着たい服がある
自分が「着たい服」と、「褒めてもらえる服」が違うと、ちょっと切ないですよね。主人公はかわいいものが大好きな、かっこいい系女子大生・マミ。本当はかわいらしいロリータ服を着たいけど、周りからの評価を気にしてかっこいい系の服を着ています。しかしあるとき、バイト先の同僚がものすごく奇抜なファッションであることを知り、自らも少しずつ本当の自分へと変わっていきます。
読んでいて共感しかなくてしんどくて、奇声を上げて床を転げまわりたくなります。みんな違ってみんな良い、多様性を主張する社会になってきましたが、実際社会ではそんなに上手くはいきません。標準から外れてしまうと、やはり色々と面倒なことになるパターンが多い。標準と個性の、さじ加減って難しい!そんな難しさに日々悩める方に、ざっくりと刺さる作品です。どうかこちらの作品を読んで、自分らしさと社会との間でうまく折り合いをつけて、楽しい毎日を過ごしていただけたらと思います。自分がやりたいメイクをして着たい服を着て好きな場所にお出かけする。これほど幸せなことはありません。
小路花唄
こちらも靴職人さんのお話です。京都の長屋に住むさまざまな職人さんたちの恋愛を描いた前作『路地恋花』の続編になりますが、こちらだけ読んでもわかるようになっています。しかし前作も素晴らしいので、ぜひ一緒にお手に取っていただけたら!
結婚目前で破局してしまった靴職人の主人公・椿。京都を舞台に、彼女が工房を訪れる人々を笑顔にしながらも、自分の人生を見つめなおす話です。
その人の足の悩みに合わせて、スポンジを入れたり傾斜をつけたりと、職人さんの手仕事が光ります。一から十まで解説しているというわけではありませんが、市販の靴を選ぶ際にも参考になりそうな知識が間に挟まれているため、読み進めていくと靴屋さんに行きたくなってしまいますよ。京都独特の空気感と一緒に、お楽しみください!
Real Clothes
百貨店寝具売り場のエースが、婦人服売り場という戦場に異動になります。まるで底なし沼のように深すぎる婦人服の世界でプロたちに揉まれながら、主人公の絹恵が大奮闘。たった1着の服で人生が変わってしまうこともあるのだと、服に対する見方が変わります。
販売員経験のある方にとっては「あるある」が詰まっていて共感しかありません。しかもサービスに関する妥協は一切許されない、百貨店。悩んで泣いて、それでも踏ん張って上を目指す絹恵の姿に、たくさんの勇気を貰えます。婦人服業界や百貨店の裏側を垣間見ることもでき、お仕事漫画としても面白い。「服なんてただの布」そんな風に思っている方に新しい世界を見せてくれますよ。仕事と恋愛で板挟みになり、お悩みの大人にもおすすめです。
見ているだけで幸せ♡登場人物の服がとにかくかわいい作品
漫画作品ではありますが、絵や服がかわいらしすぎてもはや画集。そんな作品をご紹介します!あなたの好きなテイストの作品は、ありますか?
・三原ミツカズ『ラ・マキユーズ~ヴェルサイユの化粧師~』
・おかざき真里『ダンス・ダンス・ダンスール』『サプリ』
テーマ:宝石、アクセサリー
テーマ:紳士服
毎日のメイクが楽しくなる!美容漫画5選
学校ではメイク禁止なのに、社会に出たらすっぴんはマナー違反。メイクってどうやってお勉強したら良いのでしょう?友人や家族に教えてもらえれば楽ですが、そう簡単にはいきませんよね。また、メイクに興味が湧けば覚えるのも楽しいですが、そうでなければ面倒。そういうときは、漫画を参考にしてみるのはいかがでしょうか?
メイクが日常の義務から楽しいものになる作品
コスメの魔法
少々古い作品ですが、「綺麗になる努力をすることの楽しさ」を教えてくれる作品としてご紹介させてください。
こちらはカリスマ美容部員・高樹礼子が、メイクを通して悩める女性たちを前向きにしていく、というストーリーです。作中で眉毛の書き方からスキンケアのコツまで丁寧に紹介されているため、ページをめくり内容を追うだけですんなりと理解することができます。メイクもコスメも流行があり、必ずしも「今」使えるものとは限らない場合もありますが、メイクの基本は同じです。
ちなみに「新コスメの魔法」というリニューアル版の続編もあります。こちらも2005年の発行で、流行最先端というわけではありませんが、やはりコスメの持つ魔法のようなものを伝える作品としては間違いなく最高峰です。メイクを楽しいと思ったことがないという方、メイクは敷居が高いものだと思っている方は、ぜひこちらで心を軽くしてください。
だから私はメイクする
女子アイドルにハマって“推しウケ”に目覚めた元モテ系の話 (1/7) pic.twitter.com/s7r3ppXAAC
— シバタヒカリ4/8「だから私はメイクする」発売 (@sunny_615) April 8, 2021
「メイクって楽しいよね、すごいよね、魔法みたいだよね!」というキラキラとした気持ちがすべてのページから伝わってきます。メイクを通して、自分のことを大切に思えるようになる作品です。
ストーリーはオムニバス形式で、さまざまな事情で悩む人々が、メイクを通して変わっていきます。自分がやりたいメイクと、褒めてもらえるメイクが違ったり。ただ好きなメイクや髪型をしているだけなのに、周りから「こうあるべき」という価値観を押し付けられてしまったり。誰のためのメイクなのか、自分はなぜメイクをするのか、読んでいてあなたもきっと自分なりの答えが出るはず。そうして、自分のことをもっと好きになるはずです!
メイクに興味の無い方にこそ、ぜひ読んでいただきたい。もちろん男性のメイクの話もあるため、男性もぜひ!個人的には、外出するときはアバヤで全身を覆うドバイの女性たちの話が大好きです。
人は見た目が100パーセント
ギャグマンガです。おしゃれ感がよくわからない理系女子の3人が、真剣におしゃれを研究します。「おしゃれに興味はあるけど流行りとかよくわからない」という方、始終笑うか共感しかしないと思います。
例えば、つけまつげ。慣れた方なら迷いなく手順を踏んで綺麗につけられます。しかし彼女たちはケースから外すのに失敗して、まつげをいきなり鼻毛にします。自分でも身に覚えがあるネタがあるかも?!面白おかしくファッションや美容についてお勉強したい方におすすめです!
またこちらはものすごく納得のキャスティングでドラマ化もしているため、ぜひチェックしてみてください!全10話、現在FODプレミアムで配信中です。
リメイク
だらけた毎日を過ごす女子力迷子の主人公・奥村かのこが、「変わりたい!」の一念で美容部員を目指します。
美容部員あるある漫画です。化粧品メーカーにもよりますが、最低5色のアイシャドウを使わないと、先輩から「今日すっぴんだけどどうしたの?」と言われてしまう世界です(実話)自分自身も広告塔ですからね!そんな美にシビアな世界で、主人公・かのこが恋に仕事に頑張ります。一見華やかに見える美容部員さんも、実は裏でものすごく努力をしていることがわかりますよ。季節ごとにリニューアルする商品を一から覚えなおし、来店されるお客様に寄り添った商品のご提案、勤務後は自分磨きのダイエットに肌のお手入れ・・・美は一日にしてならず。地道な積み重ねですね。
コスメカウンターの美容部員さんに質問や相談をするのが苦手な方。こちらの作品が、苦手ではなくなるきっかけになるかもしれません。もちろん相手も人間なので、さまざまなタイプの美容部員さんがいます。ぜひ色々なメーカーのカウンターに足を運んで、相性の良い美容部員さんを探してみてください。素敵な美容部員さんに出会えたらそれだけで、メイクが楽しくなりますよ!
【番外編】筋肉は裏切らない?!ダイエット漫画
ダンベル何キロ持てる?
筋肉は裏切らない。食べるの大好き女子高生が、ジムに通ってダイエットという名の筋トレを頑張ります!
とにかく筋トレが本格的!若干男性向けのお色気表現が多いですが、どんなストレッチでどこの筋肉が鍛えられるのか解説がわかりやすく、自分も試してみたくなります。もちろんインターバルの取り方や食事の工夫など、多方面からのアプローチもばっちりです。身体を鍛えることは自分との闘いでもありますが、ダイエットや肉体改造を考えている方は、こちらの作品から勇気を貰うのはいかがでしょうか?頑張る女の子達に混ざって、途中から学校の先生もジムにやってくるのですが、先生は実は・・・!?
まとめ
好きな服を着て好きな小物を持って、好きなメイクをする。プライベートはこれが大正解です。しかし生きている以上、人は必ず人前に出て、他の人と関わることになります。そのときに相手に与える印象は、ファッションや小物、メイクのほんの些細な違いだけで、大きく変わってしまいます。しかし、それに怯えることはありません。ファッションとメイクが持つ力をうまく利用して、楽しい毎日を過ごしましょう!ご紹介したこれらの作品の中に、そんな前向きな気持ちになれるものがありますように!
その他さまざまな面白い作品の検索は、『もったいない本舗』でどうぞ!ライティング担当 : miz札幌在住30代2児の母。レトロゲームとクラシック音楽が大好きで時々自分でも弾く。ムーミンのアニメを観ることと、子どもたちの寝かしつけ後にやるサバイバルアクションホラーゲームが日々の癒し。博物館や郷土資料館の類が好きだが、シビアな開館時間の前によく惨敗している。インドア派だったのが活発すぎる子どもたちによってアウトドア派にさせられた。司馬遼太郎、M・ルブラン、川原泉、藤田和日郎作品が好き。 |