- 2024/03/10
【スタッフ厳選】予想外のリアルな世界!おすすめ旅行記15選
遠く離れた国の様子が手の平で分かるインターネットと、より速さと楽さを追求した交通手段の発達。情報と移動に恵まれた現代で伝えたい"観光旅行じゃない、人生のバイブル"になる旅の記録!古本店スタッフが厳選した、おすすめ【旅行記】15冊をご紹介します。
【スタッフ厳選】予想外のリアルな世界!おすすめ旅行記15選
旅の目的が「生」を感じることに近いほど、人生のバイブルになるような経験をした人が世界にはたくさんいますよね。どんな旅も100%安全・安心ではなくて、危険も伴うこともあったその道中に想像をめぐらすと、無事に旅から戻ってきた人の経験談はとても貴重であることを実感します。
旅行とはまた違った、「旅」が人にもたらす経験をお届け!予想外のリアルな世界を追体験できる、おすすめ旅行記15冊をご紹介します。
キャリア・生き方を巡る旅-おすすめ5冊-
キャリア・生き方を巡る旅をした著者による、おすすめ5冊をご紹介します。
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「旅」×「〇〇〇」で、キャリアにつながる旅をしよう!既存のレジャー的な旅から脱却した著者が伝える、「テーマのある旅」のススメです。旅がしやすくなった現代にせっかく生きているということ、グローバル化していく時代に他者と差別化して自分の人生を生きるために、旅への意識をグレードアップさせることを伝えています。本書では「旅」×「海外で働く日本人女性」「オーガニック」「サッカー」など、特有のテーマをもって旅をする日本人たちも紹介しています。自分もこんなことがしたかった!と人生のロールモデルを見つけるきっかけになるかもしれません。
早稲田大学"探検部"出身の、人気ノンフィクション作家の高野秀行さんと角幡唯介さんの対談集です。「とにかく、誰も行ったことがないところに行ってみたい!」未知の世界への憧れを胸に、ある時はアマゾンの奥地へ、ある時は先住民族の居住地へ。常識を超えた探検部としての活動は、文字を読むだけでも刺激的。類をみない経験談から展開される仕事の流儀も、注目ポイントです。情報がないところに行きたがる彼らの信用できる情報のとり方や、人に仕事を頼むときにどこを見ているか等など...。"探検"という未知の場所へ旅した経験を起点に、夢を追うお2人の仕事流儀がギュギュッと詰まっています。
数年前まで、入国困難だった「イラク」へ。遺跡を見るために世界各国を旅する著者が、イラクの人々の暮らしを記録しました。美容室の煌々とした灯りの下で散髪される老父と、散髪をする青年を外から写した写真が1枚。ごく日常的な景色です。ミサイルが落ちる場所には、若い母親がいて、恥ずかしそうにはにかみながら、歌う子供たちがいます。黙々と、遺跡を直している石工の老人がいます。戦争は起きるかもしれないけれど、今日は起きていない。食事ができて、仕事があって、話し相手がいる"今"にイラクの人たちは心を向けています。彼らは、今日過ごせる日常を生きているのですね。
吃音に悩み、個人で仕事をしなければならないと思った著者が、旅をしながら「ルポライター」としての生き方を確立。5年間の旅をした著者がオーストラリア、東南アジア、中国、ユーラシアで出会った中で、特に印象に残った人の生き方を紹介していきます。本書が教えてくれるのは、想像以上に人の生き方は多様であり、千差万別だということです。「厳しい将来を生き抜くために、何かしなくちゃ」と身構えることが、あまりに多くなってしまった現代。「なんとかなる」という構えかたを知っておくことも、人生を楽しむために必要なことではないか。著者が旅をして得た考えに、改めて気づかされることが多くありました。
精神病院に入院するか、日本を出るか。ある映像をきっかけに、旅をすることに決めた片岡恭子さんのコミックエッセイです。2年4ヵ月にわたる南米の旅は、命の危険と異国の食や生物による体調不良の数々。生きて帰ってこれたことは、奇跡のような必然だったような。一度止まった人生について、出会う人の言葉から著者が思考を整理していく姿は、人生観や幸福論について考えさせられる時間でもありました。世界を歩いた著者が、死ぬ気で旅に出た体験から伝える「無知は恐ろしい」ということ。外には美しい景色や出会いもあるけれど、命を落とす危険もあるという旅の現実を教えてくれる本です。
気になる"あの国"のこと-おすすめ5冊-
気になる"あの国"のことを深堀る、おすすめ5冊をご紹介します。
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ABEMAで配信中の番組『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』のインタビューや裏話をまとめた本書。旅の主人公はひろゆきさん、相棒として俳優・東出昌大さんが登場。アフリカ大陸4か国の旅の反響が大きく、第2弾となる『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』も絶賛放送中です。"今日本は、幸せを感じにくくなっている。"あるプロデューサーの思いから始まった本企画は、貨幣経済の先進国と自然経済の発展途上国の幸せの価値観の違いが色濃く表れています。現地の人たちの生活の中に入り込むほど、目の当たりにする「命をいただく」 ということ。幸せとは、何なのか。人はなぜ、旅をするのか。番組を観た方は、ぜひ本書をご覧になってみてください!
「青春というのは、終わらせてはいけないものだと思う。人は、青春を終わらせないように、あらゆる努力をすべきなんだ。」アメリカ大陸をバイクで横断する計画を実現した著者が伝えたい、諦めないということ。人は、あらゆる理由で夢や理想から離れざるを得ないときがありますよね。そこで完全に気持ちもなくしてしまうかどうかが、夢を叶える人とそうでない人の一つの分岐点なのかもしれません。夢は諦めるものではなく、持ち続けるものが夢であること。旅に興味がある方、夢に対する姿勢について悩める人におすすめしたい一冊です。
灼熱の太陽が降りしきる地「モロッコ」で、11日間を記録した画家の著者。お菓子屋で目にした印刷物や、ポスターの剥がれ具合、建物の壁の質感など、あらゆる"物"に注目しながら進む旅。ガソリン缶を伸ばして打ち付けたドアや、肥料袋を裁断してつくられたバッグから展開された「再利用」の定義が印象深いです。リサイクルが自然に行われている国では、ごく日常の一部であり、「再」ということを意識しないということ。旅の行先が同じでも、人よって着眼点が異なるので、その著者が書いた本ではないと出会えない景色やモノの見方があります。旅行記を読み比べる醍醐味のようなものを、本書のおかげで感じることができました。
緻密に表現された世界観が好きな人には、たまらない!"凝り性"のエッセイストとも呼ばれる日本を代表する舞台美術家が残した、ヨーロッパの旅の記録です。観光スポットで、著者が疑問に感じたヨーロッパの「危険」に対する意識。"何をするのも各自の自由だけど、落ちてもケガしても各自の責任だ"。日本とヨーロッパの根本的な精神構造の違いが、著者の視点により浮き彫りになっていきます。国際列車で、国境ごとに変わる"車掌さん"のスケッチは見どころ!数回しか通らない彼らの見た目を正確に表現しながら、内面がにじみ出る表情の描写が印象的。納得と発見が交互に訪れる、実に内容が充実した旅行記です。
リンボウ先生の旅は、後ろ髪を引かれるような瞬間が多いのが特徴です。著者が愛する目で見ていたことが伝わる、美しい写真とエッセイ。旅行会社や雑誌編集者など、表に伝えられていないイギリスの「イングランド地方」について、多方面に散らばる魅力をかき集めた一冊です。不思議の国のアリスを思い出させる趣深い庭園や、雄大な牧草。無数にある妙な塔や廃墟の数々。あらゆる所で、歴史を感じられるイングランド。写真から伝わる建物や土地の"静けさ"は、その表れかもしれません。著者が恐怖で逃げながらも撮影した牛の群れに詰め寄られている写真は、ぜひ見てほしいです。ディープなイングランドの世界を、お楽しみください。
旅する意味を考える-おすすめ5冊-
旅する意味を考える、おすすめ5冊をご紹介します。
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スタート地点は、自宅から1,600万メートル離れた南極。東京の五反田で働く会社員の著者が、南極から自宅の部屋の中に至るまでの旅の記録を遡ります。自宅の中でエアロバイクとGoogleマップを使って、日本縦断をする旅。飛行機に乗って、身をもって体感した世界70か国の旅。果たして、旅といえるのはどちらなのか?まるで小説で書いたような壮大な16の旅の物語を辿りながら、「旅」に対する答えを探していきます。Googleレビュー「1.9」の宿、荒れ果てた庭の中にある真っ白な便器...?立ち止まってしまうワードが多い旅の記録。
旅が好きだ! : 21人が見つけた新たな世界への扉 (14歳の世渡り術)
| 作者 | 角田光代、 金坂清則、 川田正和、 倉本一宏、香日ゆら、 酒井順子 、清水浩史 、下川裕治、 たかのてるこ 、 高野秀行、出口治明 、トナカイフサコ、 中島悠里、はあちゅう、 羽石杏奈、藤村里美、 牧村朝子、 益田ミリ、 松本英子、 森百合子、山本あり |
| 出版社 | 河出書房新社 |
| 出版年月 | 2020年6月 |
どの時代も、どうして人は旅に出るの?問いに対する答えが、作家や漫画家、ライターや学者など総勢21人が語った旅の記録から分かりました。「自分を好きになるため」「思い出をつくるため」一人一人の表現は違えど、人が旅をする理由はこの2つに集約されると思います。本書の特徴は"現代"の旅人たちと"歴史上"の旅人たちの、旅の在り方を比較できるところです。あの夏目漱石も幼少のころ、仲間たちと江の島へ旅に出ました。生まれも育ちも違う、生きた時代も違う。一括りに「旅人」といっても、比較対象の幅がとても広いです。初めて旅に出る方、旅を知りたい方におすすめしたい一冊です。
村上春樹さんの待望の紀行文集です。ボストンから始まる旅は、その後アイスランド、ギリシャの島…と複数の国が続き、最後は日本のくまモン(熊本県)で終えます。著者の旅行記は、「ワイン好きの方なら…」「猫好きな方は…」「本好きの方は…」と親切ポイントが多い。一旦気になりだすと深堀らずにはいられない著者の性分と特有の表現によって、一文一文が目の前に情景として浮かび、鮮やかな異国の風景や食べ物の食感まで想像が広がります。ノーマークだったアイスランドが、行ってみたい国上位に急浮上するほど、人の心を動かす愉しい旅行記です。
日本文学を代表する作家、三島由紀夫。45歳の若さで自死を選び、当時の日本社会に衝撃を与えた著者は「旅」を通して何を体験し、その心に何を感じていたのか。晩年まで続けた旅のうち海外・国内24篇の紀行文をまとめた一冊です。特に印象的だった「インド通信」。道には、歩く、座る、寝る、食べる、飛び跳ねる、登る人。牛、犬、オウム、ハエ、そして深く青々しい木。あらゆる「生」が混同する光景をみて、「絵」になることが「生」であるとした思考と文に、著者の文章は美しいという評価が脳裏をよぎりました。難解な部分も多々ありますが、彼でなければ辿り着けない表現に魅了されます。
26歳著者のユーラシア大陸放浪の日々は、どれだけの人の心を動かしたのでしょうか。乗り合いバスで、デリーからロンドンまで行けるのか?旅好き、本好きであれば誰もがその心に焼きついた名作です。尋常ではない好奇心と運は、ときに人を誰もが見れるわけでもない「世界の真(まこと)の姿」と出会わせます。本書にどこまでも広がり続ける異質で刺激的な「海外の姿」に飲み込まれるように、夢中で文を追いました。スマートフォンがない時代。情報に頼るという選択肢がない旅に感じた、生きる力。"本来の旅"とはこういうことなんじゃないかな、と思いたくなるほどに。後世に語り継がれる、正に不朽の名作です。
まとめ
古本店『もったいない本舗』のスタッフがおすすめしたい〈旅行記〉15冊をご紹介しました。いまは、弾丸で旅行へ行ったり、異国へ一人旅をする若い人たちも多いですよね。旅は勧める要素がたくさんありますが、国内外問わずその土地の現実を知り、旅がどういったものなのか知ることは自分の身を守ることにつながります。
より旅が有意義なものになるヒントが、本にはたくさん詰まっています。十人十色の旅の記録から、世界の地を冒険してみてくださいね。
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宅配買取専門店『もったいない本舗』では、不要になった本・CD・DVD・ゲームソフトの買取を行っています。ダンボールに詰めて着払いで送るだけ!集荷の依頼は当店のホームページより24時間受付しています。もう読まなくなった本や、聴き飽きたCDなどがご自宅にありましたら、ぜひ当店にお売りください!
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ライティング担当 : 白白もうふ札幌在住20代。ゆるゆるなイラストを描いたり、スマホや一眼でいい感じの写真をとることが趣味。打つ系のスポーツは叫びがち。本に関してジャンルや作家は意識せずに読んできたが、ハ・ワン、益田ミリ、凪良ゆう、伊坂幸太郎作品が最近こころ踊ったベスト4。漫画では、あなしん、阿賀沢紅茶作品がお気に入り。ソフトクリームにほんとうに目がない。将来サングラスをかけたビション・フリーゼを相棒にするのが夢。 |
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