映画『ラプラスの魔女』超豪華キャスト!原作小説の魅力とは?

東野圭吾さん原作の人気ミステリー小説『ラプラスの魔女』が実写映画化!2018年5月4日ロードショー。注目の豪華製作陣&キャストや、公開前必見の映画最新情報をまとめました。東野作品のなかでも衝撃作として話題となった原作小説も徹底解剖しちゃいます!

ミステリアスな森

東野圭吾さん原作小説『ラプラスの魔女』が、ついに実写映画化!

「ガリレオ」シリーズをはじめ「ナミヤ雑貨店の奇蹟」や「祈りの幕が下りるとき」など、数多くの作品が実写化されている人気ミステリー作家・東野圭吾さんの話題作『ラプラスの魔女』が実写映画化!メガホンをとるのは、「ジョジョの奇妙な冒険」「無限の住人」の実写化映画でも監督を務めた三池崇史監督。そして主演は、嵐の櫻井翔さんです。三池監督と櫻井さんがタッグを組むのは、実写版「ヤッターマン」以来9年ぶりになります。

原作の東野圭吾さんが作家デビュー30周年&刊行80作目として書き上げたという本作品は、東野ファンからも話題となった衝撃作。“未来を予知しない限り実現不可能”という不可解な事件をきっかけに、その奥に潜んでいる第3の事件とその秘密が解き明かされていきます。

映画『ラプラスの魔女』詳細情報

<映画>
公開日:2018年5月4日
監督:三池崇史
脚本:八津弘幸
原作:東野圭吾『ラプラスの魔女』
キャスト:青江修介 役・櫻井翔/羽原円華 役・広瀬すず/甘粕謙人 役・福士蒼汰
配給:東宝

事件の真実を追う大学教授・青江修介役を、櫻井翔さん。予知能力を持った不思議な少女・羽原円華役を、広瀬すずさん。円華が行方を追う少年・甘粕謙人役を、福士蒼汰さんが演じます。これだけでも十分すごいのですが、この3人を取り巻く登場人物を演じるのは、志田未来さん玉木宏さん豊川悦司さんといった、ドラマや映画で主役を張ってきた豪華なメンバーばかりなんです!

【原作小説】解明不可能の完全犯罪!?自然現象で人を殺せるのか?

映画の原作となったのは、東野圭吾さんの同名小説『ラプラスの魔女』です。東野さん曰く「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」とのことですが、ぶっ壊れてもその魅力は失われず!!はじめはバラバラだったパズルのピースが次々にハマっていくようなストーリー構成はさすがなもの。また、引き込まれるミステリー要素はもちろん、東野作品の醍醐味でもある登場人物たちの“人間味”を強く感じさせてくれる結末が待ち受けています。本作品もこれぞ東野圭吾!な、読みごたえのある一冊です。

それでは、原作小説『ラプラスの魔女』のあらすじをご紹介します。

<小説『ラプラスの魔女』あらすじ>
離れた2つの温泉地で起きた事件。被害者は2人とも、硫化水素中毒で死亡しており、担当刑事の中岡祐二は殺人事件として捜査を進めますが、それを証明できずにいました。中岡から捜査協力の依頼を受けた地球化学の専門家・青江修介教授は、現場を見て“犯人が未来を予知する「ラプラスの悪魔」でない限り殺人の実行は不可能”と判断します。「ラプラスの悪魔」など現実に存在するはずがない。調査に行き詰る青江の前に、自然現象を予知する不思議な少女・羽原円華が現れ…。

原作ストーリーによると、2つの事件を殺人だと仮定した場合、犯人は「完全無風状態になる一瞬」を知ることができ、その瞬間に「致死量の硫化水素が発生する場所」へと「ピンポイントで被害者を誘導」できる人物でなければならない、ということ。奇跡とも思われるこの状況を青江の目の前でいとも簡単に再現して見せた円華は、やはりこの事件に関係があるのでしょうか?

トリックから登場人物のバックグラウンドまで綿密に考え抜かれた、東野さんらしい空想科学ミステリー。実写映画公開前には、ぜひ原作小説でも真実を見届けてみてください!

<小説>
発売日:2015年5月15日
著者:東野圭吾
ジャンル:ミステリー
ISBN:978-4041029893
出版:KADOKAWA/角川書店

ストーリーの鍵となる“ラプラスの魔女”とは…?

映画・原作小説のタイトルとなっている『ラプラスの魔女』という単語。独特な響きがとても素敵ですよね。その元ネタは、フランスの数学者ピエール=シモン・ラプラスが提唱した“ラプラスの悪魔”という概念です。

彼は著書で“もしある瞬間におけるすべての物質の状態を知ることができ、それを理解できる知性があったとするならば、その知性には過去も未来も予測できるはずだ”と語りました。この仮説は後に否定されてしまうのですが、『ラプラスの魔女』に登場する羽原円華は、正に“ラプラスの悪魔”が実現したものとして登場します。すべての物理法則を解析し理解できる知性を持ち、未来を予知することさえ可能な“女性”。つまり彼女は、“ラプラスの悪魔”の女性版=『ラプラスの魔女』ということです。

円華のようにスパコン並みの知性があれば、未来の天気を細かく予測することも、小さな挙動から人の気持ちを読み取るなんてことも可能に!なんて魅力的な能力なんだろうと思う反面、そんな力を持ってしまったら人生がつまらなくなりそうだなぁと思う部分もありますよね。もし人間が“予知能力”を使えたらどうなってしまうのか、という空想の答えも『ラプラスの魔女』には書かれています。誰もが一度は憧れる“予知能力”、皆さんは欲しいと思いますか?

まとめ

東野圭吾さん原作、映画『ラプラスの魔女』は2018年5月4日ロードショー。ちょうどGW中の公開となりますね。原作・監督・キャスト陣といずれも豪華な顔ぶれなので、公開直後は映画館に観客が殺到する可能性も…!?GWのうちに観に行きたいという人は、3月10日から発売されているオリジナルクリアファイル特典付き前売り券の購入も検討してみてはいかがでしょうか?(※特典の数には限りがあるようです!詳細は映画公式サイトをご覧ください)

円華こそが事件の犯人なのか?彼女が追う甘粕兼人の正体は?物語ラストに巻き起こる怒涛の展開と衝撃の結末を、劇場スクリーンで目の当たりにしましょう!

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