実写映画『サムライせんせい』映画キャスト&原作情報まとめ

実写映画『サムライせんせい』2018年春より全国順次公開決定!『サムライせんせい』ってどんな話?気になるキャストは?2015年にテレビドラマ化もされた、黒江S介さんによる原作マンガ『サムライせんせい』のあらすじも交えて映画情報をまとめてみました!

町を歩く侍

真面目な侍が現代を斬る!『サムライせんせい』実写映画公開決定

皆さん、今年2018年は「明治維新」から150年目というのをご存知ですか?「開国」と「攘夷」に揺れた激動の幕末を乗り越えて、日本政府が「明治」と改元したのが1868年のできごと。今年はちょうど節目の年にあたるんですね。

さて、2015年にドラマ化もされた黒江S介さんの人気マンガ『サムライせんせい』が、明治維新150年を記念して実写映画化!2018年春から、全国で順次公開となります。この映画の主人公は幕末志士で有名なあの坂本龍馬…ではなく、彼と共に戦っていた、とある一人の侍。江戸時代から現代にタイムトリップした真面目な侍・武市半平太が、カルチャーショックの波に翻弄されながら学習塾の“サムライせんせい”として現代を生きる、ギャグ&ハートフルな痛快コメディドラマが描かれます。

映画『サムライせんせい』詳細情報

本作の主人公である武市半平太は、土佐(現・高知県)で生まれ、故郷から日本を変えようと活動した志士です。そのため映画の撮影は全て、武市半平太や坂本龍馬の生誕の地である高知県で行われ、学習塾に通う子供たちや町の人たちを演じるエキストラも高知に住む人から募集したそう。更に、映画主題歌「約束」を歌う北山淳貴さんも、半平太の出身と同じ高知県高知市出身のアーティストという、すごいこだわりっぷり…!製作陣の熱意がヒシヒシと伝わってきます。

<映画>
公開日:2018年春公開予定
監督・脚本:渡辺一志
原作:黒江S介『サムライせんせい』(リブレ出版「クロフネコミックス」)
キャスト:武市半平太 役・市原隼人/楢崎梅太郎(坂本龍馬) 役・忍成修吾/佐伯 役・橋爪功 他
配給:ピーズ・インターナショナル

映画『サムライせんせい』は全国公開より一足早く、2017年11月にTOHOシネマズ高知にて先行公開されています。その後、2018年春に大阪で公開されるのを皮切りに、順次全国公開となる予定です。近くの劇場で公開されたら、ぜひ足を運んでみてくださいね!

『サムライせんせい』原作マンガの見所は?

映画『サムライせんせい』の原作になったのが、pixivコミック「クロフネZERO」にて好評連載中の、黒江S介さんによる同名マンガです。コミック単行本(リブレ出版)は4巻まで発売されています(2018年2月時点)。

現代にタイムスリップしたひとりのサムライは、一体どうなってしまうのか!?映画の原作となった、マンガ『サムライせんせい』のあらすじをご紹介します。

<マンガ『サムライせんせい』あらすじ>
「尊王攘夷」と「公武合体」に二分され、大きく揺れ動いた幕末の日本。土佐で「尊王攘夷」を掲げ「土佐勤王党」を打ち立てた武市半平太は、失脚ののち投獄されていました。獄中で刑の執行を待つ彼でしたが、なぜか突然現代にタイムスリップ!彷徨っているところを、学習塾を経営する佐伯という老人に助けてもらいます。行くあてのない半平太は、佐伯の家に居候させてもらいながら塾を手伝うことになりました。子供たちからは“将軍先生”などと呼ばれ、町の人々からは奇異の視線を向けられる日々。果たして半平太は元の時代に戻れるのでしょうか…?

江戸時代からやってきた半平太にとって、現代に溢れる文明の利器は謎だらけ。スマホどころか電話さえないんですから、当たり前ですよね。普段は超・真面目な半平太が家電に向かってボケをぶちかます様子は、(本人は真面目であっても)面白い上にちょっとカワイイなぁなんて思ってしまいます。

初めこそ不審人物として扱われていた半平太。しかし、実直で温厚な性格の彼は、次第に子供たちや町の人々から慕われていきます。映画の前に、現代で奮闘する半平太の姿を原作マンガでも覗いてみませんか?

『サムライせんせい』の主人公【武市半平太】ってどんな人?

『サムライせんせい』の主人公・武市半平太(武市瑞山)は、実在した幕末志士のひとり。優れた剣術家であり、「尊王攘夷」「挙藩勤王」を掲げて活動した「土佐勤王党」のリーダーでした。坂本龍馬とは遠縁にあたり、同じ思想を元に「土佐勤王党」で活動した同志だったのですが、「武市瑞山」の名は一般的にあまり知られていません。原作マンガやドラマ・映画でも描かれているように、その性格は頑固一徹で人情に厚く、自分の思想を最期まで貫いた後、志半ばで獄中にて亡くなりました。

『サムライせんせい』の半平太も、史実に残されている人物像が忠実に表現されています。現代で生活することになってからも、現代に馴染みまくっている楢崎梅太郎(坂本龍馬)とは違って、着物に袴のちょんまげ姿。“自分の意思を曲げない強さ”がそんな細かいところにもにじみ出ていますよね。

ドラマからキャスト一新!あなたはどちらが好み?

2015年10月にテレビ朝日系でドラマ化もされた『サムライせんせい』。半平太や龍馬の熱い想いや、俳優さんたちの演技力・殺陣シーンの完成度の高さで、大好評のうちに最終話を迎えました。映画『サムライせんせい』の公開を前に、ドラマの再放送を望む声もあがっています。

ドラマ版『サムライせんせい』で武市半平太を演じたのは、関ジャニ∞の錦戸亮さん。ドラマ版の錦戸さんといい、映画版の市原さんといい、精悍な顔立ちをしている半平太役にピッタリの俳優さんたちですね!またドラマ版では、楢崎梅太郎(坂本龍馬)役には神木隆之介さん、佐伯真人役には森本レオさんがキャスティングされていました。

さて、お分かりのように、ドラマと映画ではキャストが一新しているんです。同じ作品のドラマと映画でキャストがフルチェンジするのも珍しい!ということで、主要キャラクターのキャストを比べてみました。

<ドラマ版キャスト> <登場人物> <映画版キャスト>
錦戸亮 【武市半平太】 市川隼人
神木隆之介 【楢崎梅太郎(坂本龍馬)】 忍成修吾
森本レオ 【佐伯真人】 橋爪功
藤井流星 【佐伯寅之助】 押田岳
黒鳥結菜 【赤城サチコ】 武イリヤ
谷村美月 【武市冨】 奥菜恵

いかがでしょうか。どちらも原作のキャラクターを壊さない絶妙なキャスティング。しかしドラマと映画で、キャラクターたちの雰囲気はガラッと変わりそうですよね。ドラマでは、半平太が切腹した直後にタイムスリップするところから始まるなどオリジナル展開もあるようなので、ドラマと映画のストーリー・キャストを見比べてみても楽しめるのではないでしょうか。

まとめ

実在した幕末志士・武市半平太が主人公のタイムスリップコメディ、実写映画『サムライせんせい』は2018年春から全国順次公開!映画の前に、原作マンガにも注目してみてください!

昔と比べれば色々なことが便利で楽になった現代ですが、ひとりで何でもできてしまうのが原因で「人間関係が希薄になった」なんてことも叫ばれていますよね。基本はギャグ満載の『サムライせんせい』ですが、そのストーリーの奥には、現代人が忘れつつある人間の温かさが隠されています。映画『サムライせんせい』を観終わった後には、「この時代も悪うないぜよ」なんて思えてくるかもしれませんね。

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