面白い芸人,芸人,お笑い
本当に面白い芸人91選！おすすめ芸人の漫才・コント・YouTube
［2024年版］令和のいま注目したい面白い芸人を大特集！誰もが知る人気芸人から知られざる若手芸人まで実力派芸人さん91組を厳選！普段テレビで目にする芸人でも、実は漫才やコントなどのネタは知らないという人もいるはず。芸人の本領を発揮する姿を一緒に目撃しませんか？
日本のテレビ番組で欠かせない存在になっている＂お笑い芸人＂。芸人の名前やコンビ名を冠したいわゆる＂冠番組＂は年々増え続けており、YouTubeを中心としたネットコンテンツでも多くの芸人たちが目覚ましい活躍を見せています。
ここ数年のお笑いブームの再来を受け、今回こちらの記事では令和のいま注目されている《面白い芸人》を91組ピックアップ！トークはもちろん、漫才やコントなどのネタが面白い芸人を厳選してご紹介します。また、後半にはテレビにも負けず劣らず面白い芸人のYouTubeチャンネルもおすすめするので、ぜひ最後までご覧ください！
では、さっそく中堅芸人からフレッシュな若手芸人まで、令和に活躍する芸人たちの中から選りすぐりのコンビ・トリオ・ピン芸人を【ジャンル別】に分けてご紹介します！
【人気芸人】冠番組をいくつも持つ人気の面白い芸人8選
有吉弘行（太田プロダクション）
MC
ピン芸人
「猿岩石」時代を知っている人は、まさか有吉さんが日本一のMCになる日がくるなんて、誰も想像できなかったはず。2022年秋には、全曜日のゴールデンプライム帯で冠番組を放送するという偉業を達成！名実ともに「令和のテレビ王」となった有吉さんですが、実は本人は「ネタをやっていないことにコンプレックスがある」と公言しているんです。たしかに、ピン芸人になってからの有吉さんはトークの切り返しの巧さや毒舌、あだ名などでブレイクしたので、ネタをやっているイメージは皆無…。しかし、裏を返せば対応力やトーク力で評価されているということ。その軸となる笑いのセンスは、間違いなくコンビでのブレイク後に仕事が0になった不遇のピン芸人時代があったからこそだと思います。今や世間から愛され、共演者やスタッフからも絶大な信頼を得ていますが、あなたは彼の本当の狂気的な芸風や人間性を知っていますか…？それを観るには、もう過去のDVDしかないのかも！？
千鳥
MC
漫才
コンビのどちらもコメントの破壊力が凄い…！一見なんでもない出来事や物事でも、「千鳥」の2人の手にかかれば瞬時に面白くなってしまうんです。また、何もないところから笑いを生み出せるパワーを持っていながら、肩肘張らずにニコニコと自然体に振る舞うキャラクターにも好感が持てます。さらに、ネタをやっているときは明確にボケとツッコミに別れているのに、テレビでは両方がボケ役にもツッコミ役にもなれる器用さもお見事！近年の人気コンビに共通する＂仲の良さ＂も兼ね備え、他を寄せ付けぬ無双状態でいまのテレビ界を席巻しているコンビです。しかし、彼らの持ち味はテレビタレントとしての器量だけではありません。《千鳥ワールド》が炸裂する独特な漫才も、本当に「クセがすごい」。一見の価値ありです。
サンドウィッチマン
MC
漫才
コント
M-1優勝（2007年）
令和の好感度NO.1芸人！2007年にM-1王者に輝いてからというもの、テレビでの露出が増えていった「サンドウィッチマン」。しかし、人気に拍車がかかったのは、実は平成の終わり頃からなんです。強面な外見とのギャップ、誰も傷つけない笑い、地元を大切にする人柄、極めつけはプライベートでは家族ぐるみで交流があるというコンビ仲の良さ！そんな優しい内面がじわじわとお茶の間に浸透し、いまや万人に愛される芸人へと昇り詰めました。まさに＂好感度の塊＂とも言えるコンビですが、彼らの人気の理由は性格の良さだけではありません。M-1優勝経験があるので漫才師としての実力は言わずもがなですが、実は「サンドウィッチマン」はコントも得意。ドラマなどに出演する富澤さんの演技力は、きっとこのコントから培われたに違いない！（笑）
オードリー
MC
漫才
出演しているテレビ番組を見かけると、思わず観てしまう…。そんな風になぜか人を惹きつける不思議な魅力を持つ芸人。それがこの「オードリー」です！元々、七三に分けた髪型とピンクのベストを着て「トゥース」と言う春日さんの個性的なキャラクターが注目されていました。しかし、気が付けば＂じゃない方芸人＂であり＂人見知り芸人＂として世間に認知されていたツッコミ役の若林さんが、今やゴールデンタイムのMCへ。すごいシンデレラストーリーだと思いませんか…？（笑）もちろんアスリート級の身体能力と忍耐力を持つ春日さんのバラエティへの適応力も素晴らしいです。それぞれがピンの仕事でも華々しい活躍を見せていますが、2008年のM-1で爪痕を残した一風変わった漫才スタイルは今でも健在。長尺で見ると、より一層「オードリー」の面白さがわかるはずです。
博多華丸・大吉
MC
漫才
R-1 2006 優勝（華丸）
NHKの朝の情報番組のMCがすっかり板につき、共に50歳を迎えるベテランコンビ。いまでは全国区の人気者ですが、忙しい中でもテレビと並行してしっかりと漫才の舞台にも立ち続けています。また、2006年には華丸さんが『R-1グランプリ』で優勝、2014年にはコンビで『THE MANZAI』で優勝、といった有名な賞レースでも結果を残しているのが凄い…！博多弁で気のいいオヤジ節を炸裂する華丸さんのボケと、それを冷静に嗜める大吉先生のツッコミは、漫才というより2人の愉快なフリートークにも見えるほど自然体！若手には絶対にマネできない昭和の薫りが漂うやりとりも、思わずクスリとしちゃいます。また、ツッコミのポジションなのに大喜利も得意な大吉先生の巧みな言葉選びにもハマる人が続出するのでは？コンビ揃ってタイプの違う＂九州男児＂であり、どちらも心惹かれる人間性の持ち主です。
バナナマン
MC
コント
各局のゴールデン＆プライムタイムでほぼ毎日どこかの局でMCをしている売れっ子で好感度も抜群。特にツッコミの設楽さんは、「バナナマン」の仕事にプラスして平日には朝の情報番組もこなす多忙ぶり。ボケの日村さんも、グルメや散歩などのロケ番組で全国各地を歩き回っています。そんな忙しない日々を送っているはずの「バナナマン」ですが、テレビの中ではどちらも常にニッコニコ！プライベートでも大の仲良しだからか、いつ見てもトークの息もぴったりです。忙しい合間を縫ってでも2人が続けているライフワークは、やはりコント。個性的な日村さんの風貌を活かしたインパクトの強いキャラクターの数々は、どれもお腹を抱えて笑ってしまうクオリティですよ。
さまぁ～ず
MC
コント
アラフォー以上のお笑いファンにとっては、彼らが「バカルディ」時代だったときの記憶も残っているはず。「さまぁ～ず」に改名してから複数の冠番組を持ち続け、どの番組でも肩の力が抜けたゆるいトークを崩さない三村さんと大竹さんのコンビ。ズバッとした切れ味はなくても、観ている人の心をまったりと和ませニヤニヤとさせる芸風は、まさに「さまぁ～ず」にしかできません。また、2人の番組ではたくさんの演者やゲストがズラリと並ぶものはほぼなく、「さまぁ～ず」+αで成り立つものがほとんど。だからその場でトークを回すという感覚はほぼないようで、「自分たちが楽しむ」というスタンスで番組を進行しているんだとか。そんなゆるい空気をテレビ以上に存分に堪能できるのが、彼らの本職でもあるコントライブです。2〜3年に1度行われる単独ライブのチケットは、プレミアものなので、興味ある人は定期的にチェックしてみて！
タカアンドトシ
MC
漫才
ちょっと前まで＂タカトシ＂と聞いて真っ先に思い浮かんだのは「欧米か！」というワードでしたが、いまは全国各地を練り歩くロケ芸人のイメージが強いのでは？芸歴25年以上なのにも関わらず、1度もケンカしたことのないという2人。テレビでの街ぶらロケでは、一般人との絡みもお手の物！その素朴な見た目と親しみやすい話し方によって、現在でも昼やプライム帯の番組の常連で、テレビ越しの私たちにほっとする安心感を与えてくれるコンビです。テレビで見かけることが多いので、最近はすっかり漫才から遠ざかっているイメージでしたが、結成20周年のときには単独ライブ、結成25周年のときには13年ぶりの全国ライブツアーを敢行！いまもなお、漫才師として舞台にも立ち続けています。「欧米か！」以外の漫才を知らない人は、この機会にぜひ。
【実力派芸人】安定のトーク力を発揮する面白い芸人7選
おぎやはぎ
漫才
コント
ニヤけながら毒を吐き痛烈な悪口を言い放つのに、卓越した話術によってなぜか悪口も不快な気持ちにならない不思議なコンビがこの「おぎやはぎ」！テレビやラジオで歯に衣着せぬ自由なコメントをしているイメージの強い2人ですが、実は2人が注目されたきっかけは独特な世界観を確立していた漫才師としてのスキル。M-1決勝に2回も出場経験があり、その大舞台では《声は張らない。早口でしゃべらない。刺々しい気迫も0》という、今まで見たことのない芸風で出場していました。当時主流だった関西のスピード感のある漫才の常識を覆す異端な存在として、M-1をきっかけに徐々に頭角を現し現在のポジションを確立しています。今や貴重な「おぎやはぎ」の漫才とは、いかに！？
フットボールアワー
漫才
コント
MC
M-1優勝（2003年）
「フットボールアワー」といえば、おっとりした岩尾さんのボケに後藤さんの鋭すぎるツッコミとマネしたくなるワードセンスが印象的。そんな2人の才能は舞台上だけでなくテレビのバラエティ番組でも開花し、多くのトーク番組でインパクトを残し続けています。特に後藤さんは得意の切り返しの上手さが評価され、複数の番組でMCとしても大活躍！トークを回せるポジションもできれば、ひな壇で爆発力のあるコメントもできたりと、まさに《バラエティ界の何でも屋》として重宝されています。そんなテレビでのトークスキルも相まって、＂フット＂といえば漫才のイメージが強いですよね。でも、実は過去にはコントもやっていたんだとか。＂フット＂のコント…ちょっと観てみたいですよね！
ブラックマヨネーズ
漫才
M-1優勝（2005年）
M-1という大舞台で、1本目のネタよりさらに2本目に面白いネタを持ってくるのは至難の業…。それはM-1に挑む芸人だけでなく、M-1を楽しませてもらっている私たち視聴者も毎年感じ取っているはずです。そんな＂M-1の呪縛＂を見事に自らの力で打ち破ったのが、この＂ブラマヨ＂の2人！2005年のM-1決勝の舞台で披露した1本目のネタの面白さを、2本目で華麗に超えていく姿は鳥肌ものでした！この年のM-1で優勝して以来、いまでもさまざまな番組に出演し続け、ゲスト出演する番組でも毎回安定した笑いを掻っ攫っています。とぼけた顔で「ヒーハー」というギャグを言う小杉さんも、テレビではお馴染みですよね。個人的にはひねくれた目線でわかりやすい言葉選びをしてくれる吉田さんのコメント力が好きです（笑）
アンタッチャブル
MC
漫才
コント
M-1優勝（2004年）
＂ザキヤマ＂の愛称で親しまれる山崎さんを、数年前まではピン芸人だと思っていた人が多かったそうです。それもそのはず。山崎さんがボケを担当していた「アンタッチャブル」は、ツッコミの柴田さんが2010年に謹慎・休養期間に入って以来、柴田さんの活動再開後もコンビでの活動は一切ありませんでした。しかし、2019年に放送されたテレビ番組『全力!脱力タイムズ』で、約10年ぶりに「アンタッチャブル」の2人がサプライズ共演！さらに、アドリブの漫才まで披露したんです。事前予告も一切なかったこの粋な展開に、多くのお笑いファンがざわめいたのは言うまでもありません。そんな最高の復活劇を果たしたあとは、今までの空白期間が嘘かのようにコンビでの仕事を増やし続けています。もちろん、コンビ復活前と同様に2人それぞれピンでの仕事もこなしているため「アンタッチャブル」のどちらかをテレビで観ない日はほとんどないのでは？漫才師「アンタッチャブル」が見れる日が戻ってきて…本当に良かった！
麒麟
MC
漫才
コント
大喜利の実力と誰も傷つけないワードセンス、共演者を絶対に見捨てず笑いに変えてくれるツッコミ力など、芸人仲間からも絶大な信頼を獲得している「麒麟」の川島さん。朝の情報番組『ラヴィット！ 』ではメインMCを務め、地上波の＂朝の顔＂の一員になっています。一方の田村さんといえば、映画化までされた大ベストセラー『ホームレス中学生』の作者であることで有名ですが、今はバスケットに熱中しつつ関西の番組で活躍しています。今ではコンビで共演しているのをあまり見かけないイメージですが、実はM-1ファイナリストを5回も経験するほど漫才のスペシャリスト！今でも定期的に、劇場で漫才のネタを披露しています。普段テレビでは観られない「麒麟」の新たな一面をDVDなどで覗いてみませんか？
ハライチ
漫才
陽なキャラクターの澤部さんと、陰のキャラクターの岩井さん。…のように見せかけて、実はプライベートでの性格は真逆なんだとか。素朴な見た目とキレのある切り返しで数々の番組にレギュラー出演している澤部さんの方がテレビで見かけることが多いですが、ボケの岩井さんは得意な絵・ゲーム・アニメ・小説・エッセイなどの仕事を通じて、年々コアなファンを増やし続けています。普段はタレント業や執筆活動などが目立つ2人ですが、M-1には4大会連続で決勝進出を果たしていて、さらに出場ラストイヤーにも敗者復活枠を勝ち取って決勝へとコマを進めるなど、漫才師としての腕前もかなりのもの！特に「ハライチ」がブレイクするきっかけとなった鉄板ネタ＂ノリボケ漫才＂に固執せず、年々新しいスタイルの漫才に挑戦し続けている姿勢は本当にかっこいいです。
かまいたち
漫才
コント
キングオブコント優勝（2017年）
『キングオブコント2017』の10代目王者でありながら、『M-1グランプリ』の決勝にも計3回も出場経験のある「かまいたち」。芸達者なだけでなくMCやフリートークといった平場での活躍も目覚ましく、2023年1月現在のレギュラー番組はなんと18本！CMや映画などにも出演し、まさに売れっ子街道まっしぐら中です。「かまいたち」のすごいところは、コントと漫才の両方をこなせる芸人の中でも珍しく、＂コント風の漫才＂を積極的にやっていないところです。漫才中に「〇〇をやってみたい」と言ってそのシチュエーションに入るネタではなく、王道な＂しゃべくり漫才＂を武器にしているため、まさに「漫才もコントもできる芸人」の最たるコンビです。冠番組も多いので、しばらくはテレビで観ない日はない期間が続きそうですね！
【ブレイク芸人】令和にテレビで大活躍する面白い芸人12選
チョコレートプラネット
コント
＂チョコプラ＂の愛称で親しまれ、現在小中学生から絶大な人気を誇る「チョコレートプレネット」。最初のブレイクのきっかけはモノマネでしたが、独自の発想力を活かしたクセの強いオリジナルキャラクターによる芸がウケて、今やお茶の間の人気者に。また、YouTubeの企画も斬新で、特に「ご報告」の動画が秀逸すぎて…！2人が神妙な面持ちでしゃべる姿は本当の記者会見のようなんですが、コメントを聞けば聞くほどシュールすぎて笑いが込み上げてきます。他のネタを見ても、目の付け所も演技力も「さすが、チョコプラ！」と唸らずにはいられません。そんな2人の演技力は、間違いなく日々のコントで培われたもの。コンビ共々即興コントの実力も高いので、単独ライブで披露する熟考された本格コントはそれ以上にクオリティの高いネタを楽しめること間違いなしです！
EXIT
漫才
チャラ男キャラで大ブレイク中の芸人である「EXIT」。活躍の場はテレビだけに留まらず、YouTube・イベント・ネット番組など、さまざまな土俵で積極的に活動しています。さらに、その肩書も芸人だけなく、アーティスト・アパレルのプロデューサー・小説家（兼近さん）とかなり多彩。ここまで聞くと、芸人よりタレントのイメージが強いかもしれません。しかし、2人は「自分たちの漫才を劇場で見てもらうために、その他の仕事をしている」と宣言するほど、お笑いに対しては熱い情熱を持っているんです。その証拠に、いざ彼らが漫才をし始めると、チャラい話し方はテレビのままなのに、ネタの内容はかなりしっかりしているのでそのギャップに驚く人も多数！《ネオ渋谷系漫才師》として、どこまでネタで勝負できるのかも楽しみですね！
見取り図
漫才
近年のM-1優勝候補として必ず名前が挙がる期待の注目コンビといえば…「見取り図」！3年連続M-1ファイナリストに選ばれ、2020年に最終ラウンド3組に残ったことをきっかけに一気にテレビ出演も増加！今や複数のレギュラー番組を抱える存在になり、メインの仕事も東京に移してはいるものの、＂大阪愛＂の強い2人は、いまだに大阪と東京の両方に家を借りたままにしているんだとか。関西人特有のべしゃり技術を武器にする盛山さんと、スタイリッシュな見た目なのにエキセントリックな行動をするリリーさん。そんな2人は「テレビに出ても泥臭い漫才をやり続ける」と公言しているだけあり、漫才のネタの精度はどれもピカイチ。M-1ラストイヤーでは苦汁を飲まされましたが、今後もバラエティ番組や劇場で大活躍してくれるはずです。
三四郎
漫才
活舌の悪いポンコツキャラとしてブレイクした小宮さんと、飄々としているのに時折意味不明な動きを見せる相田さん。そんなテレビでの印象が強かっただけに、初めて「三四郎」のネタを見たときに、「まさか小宮さんがツッコミだったなんて…」と大きな衝撃を受けたのを覚えています。ネタ作りも小宮さんがやっているそうで、それを知ってから思わず「ポンコツキャラだと思っていてごめんなさい！」と心の中で謝罪してしまいました（笑）ツッコミのワードセンスが独特ですが「バチボコ」は思わずマネしたくなりますよ。
パンサー
コント
それぞれが自分の得意分野を活かしたピンの仕事を精力的に行っているのが、トリオグループの「パンサー」。尾形さんはドッキリや体を張った企画、向井さんはラジオや自分の内面をさらけ出す赤裸々なトーク、菅さんは漫画の知識やギャル男ネタなど、適材適所でそれぞれが別のバラエティー番組で活躍することが多いグループです。そんな「パンサー」が得意とするのは、センスが光るコント。大ボケの菅さんに対して秀逸にツッコむ向井さん、そしてその横で元気に天然に振る舞う尾形さんのやりとりは、どれも普段のテレビでは見たことのない姿なはず。テレビでは観られない「パンサー」の本格的なネタをご覧あれ！
アインシュタイン
漫才
「よしもと男前ブサイクランキング」のブサイク部門で首位に輝いた稲田さんと、男前部門で上位にランクインした河井さん。そんな顔面偏差値のバランスが凸凹なコンビですが、ネタは意外と浪花節が炸裂する王道なものが多め。また、見た目のインパクトの強さから稲田さんにばかり注目しがちですが、どんなボケでもしっかりとツッコみ返す河井さんの実力は同じ芸人界隈でも折り紙付き。コメントの素早い切り返しと兄貴肌で男気のある性格が注目され、今や稲田さんの＂じゃない方＂から脱却しつつありますよね。ネタでは稲田さんへのお決まりの＂見た目いじり＂と共に、とぼけたボケと鋭いツッコミを楽しめます。
ニューヨーク
漫才
コント
2019年のM‐1決勝で最下位になってしまったのにも関わらず、その後どんどんと活躍の場を広げていき、2021年には雑誌の「好きな芸人ランキング」で見事第1位に輝いた「ニューヨーク」。今でもテレビでたびたび見かけるポップなコンビですが、実は漫才もコントもできるのでお笑いスキルもかなりの高レベル！その証拠に、2019年に苦汁をなめたM-1の翌年にも再び決勝へとコマを進め、『キングオブコント 2020年』ではなんと準優勝に輝きました。テレビでは2人ともよく悪態をついているイメージですが、屋敷さんはコメント力やMC力、嶋佐さんの天然で人見知りが一切ない人柄などが評価され、レギュラー番組もいまだに増え続けています。賞レースで優勝したら…ますますニューヨークの時代がくるかも！？
インディアンス
漫才
「インディアンス」のネタは、とにかく楽しそう！毎回、とてつもない熱量とスピードで軽快な漫才を繰り広げています。陽気な田渕さんのボケのリアクションは、毎回台本通りなのか、アドリブなのか…（笑）どっちかわからないほど、その場の空気に合わせたワードをポンっと口に出す瞬発力はさすがのひと言です。さらに、そんなノンストップでボケ続ける田渕さんを笑いながら早業でツッコむ、きむさんのスキルの高さも尋常じゃないです。場数を踏み、練習を積み、相手を信頼する2人だからこそできるこの笑いのテクニックは、なかなかマネできるものではありません。持ち前の明るさを武器に、さまざまな番組で賑やかし役になっている田渕さんですが、一方のきむさんは嫉妬深くてクセの強い難儀な性格をネタにされることもしばしば。まさに陰と陽のバランスが絶妙なコンビです。
蛙亭
漫才
コント
男女コンビ
深夜番組での出演をきっかけにじわじわと知名度を上げ、コロナ禍で仕事が激減して悲鳴をあげる芸人たちをよそに、コロナ前と比べると仕事量が10倍以上に！大阪時代はほとんど舞台にしか上がっていなかったのにも関わらず、東京に進出してからトントン拍子に仕事が増えていったんだとか。テレビに出るきっかけになったのは、芸人仲間たちからの「蛙亭は面白い」の声。同業者からの評価が高かったからこそ、今でも頻繁に多くの番組で目にする存在となりました。『キングオブコント2021』の決勝でも、狂気の中に切なさと甘酸っぱさがブレンドされたドラマチックなコントで、多くの人の心を鷲掴みに。今後も蛙亭のコントから目が離せません！
オズワルド
漫才
準優勝した『M-1グランプリ 2021』以降、かなりテレビの露出が増えたコンビといえば…この「オズワルド」！2019年から4年連続で決勝に進出し、彼らのネタが年々進化していることは毎年M-1を鑑賞している人は痛いほど感じ取っているのではないでしょうか。特に、動画でも紹介している「友達」のネタは、オズワルドの持ち味を最大限に活かした珠玉のネタ！早口で畳みかけるしゃべくり漫才でなくても「あそこまで大きな笑いを取れるんだ」という関東漫才師の底力を見た気がします。そんなM-1で大きな爪痕を残したことをきっかけに、コンビでさまざまな番組でのゲストやドッキリ、ロケなどに出演中。スタイリッシュな見た目と飄々としたコメントがウケて、今後ますます露出が増えそうなコンビです。
四千頭身
漫才
都築拓紀、後藤拓実、石橋遼大（ワタナベエンターテインメント）
お笑いトリオなのに《コント》ではなく《漫才》を得意とする、珍しい3人組。結成直後から＂お笑い第7世代＂の中心グループとして、多くのテレビ番組に出演していました。テレビに出始めたときの年齢も、3人全員が20代前半という超若手！にも関わらず、ネタ・トーク・ロケなどを器用にこなしつつ、それぞれの個性を発揮しながら数多くの番組に順応しているので、素直に感心してしまいます。「四千頭身」が注目されたきっかけは、3人それぞれが独自の空気感を醸し出す＂脱力系漫才＂。大きな声で叫んでツッコんだり、大きく動き回るボケがいたり…というよくある漫才スタイルを捨て、彼ら独特の間や空気感で漫才が進んでいきます。目標であるM-1優勝への挑戦も続けていくようなので、今後の賞レースでの結果も楽しみですね。
モグライダー
漫才
ボケのともしげさんの純朴なポンコツ具合と、ツッコミの芝さんのMC力と色気が最近世間にも認知されつつある「モグライダー」の2人。2021年のM-1ファイナリストに選出されてから多くのバラエティ番組に出演していますが、テレビの露出が増えても漫才への情熱は燃やし続けていたようで、2023年にも2度目の決勝戦進出が決定！もはや、ともしげさんのボケは計算されたものなのか、天然なのか…。ともしげんさんの発言にハラハラしながら、芝さんの的確なツッコミに大いに笑ってください。
【おすすめの漫才師】漫才が面白い芸人17選
中川家
漫才
コント
M-1優勝（2001年）
初代M-1王者であり、兄弟コンビで日本一の漫才師の称号を手に入れたのは、いまだにこの「中川家」だけ。しかも、その優勝した『M-1グランプリ 2001』でのネタ順はトップバッター！M-1の大会史上、1番手でネタを披露して優勝した芸人は、この「中川家」以外存在しません。また、コンビ結成30年を迎えたベテランコンビなのにも関わらず、今もなお舞台はもちろんテレビなどの笑いの最前線で活躍し続けています。普段の日常生活で遭遇する一般人のありのままの姿をモノマネしていることが多く、「中川家」の2人の手にかかれば普通の人でも面白い人物へと昇華されてしまうんです。それなのに2人のネタには、一切の台本はなし！事前のネタ合わせもせず、毎回ぶつけ本番で挑んでいるそうです。お笑いのイロハを知り尽くした「中川家」だからこそできる芸当かもしれません。
和牛
漫才
※2024年3月末で解散を発表
M-1ファイナリスト、そして決勝のファイナルラウンドへの出場の常連だった「和牛」。決勝進出の回数は、なんと2015年から2019年まで5年連続！さらに、そのうち3回は準優勝だったという驚異の実力者です。まさに「いつ優勝してもおかしくない漫才師」としてその名を轟かせていた「和牛」でしたが、2020年、そしてラストイヤーである2021年はM-1出場を辞退。理由は、「もともと長いネタが得意なので、M-1用の4分ネタを作るのがしんどいから」だそうです。「和牛」の魅力は、水田さんのクレイジーでサイコパスな人間性を活かしたボケ、そしてコントさながらのなりきり度と演技力が目を惹く川西さんのツッコミ！2023年末に、突如として発表された解散は世間を大きく騒がせましたが、「和牛」の功績は、永遠に不滅です！
ナイツ
漫才
「ナイツ」といえば、「ヤホー」のネタを思い出す人が多いのでは？時事ネタを盛り込んだ＂言い間違い漫才＂に定評があり、そのボケ数の多さにも驚かされます。若手の頃から「見た目の華やかさがない」と言われ続けたことで、ネタに心血を注ぐことを決意したという「ナイツ」の2人。漫才協会、落語芸術協会、三遊亭小遊三一門に所属し、寄席で芸を磨き続けてきたという異色な経歴も相まって、他の芸人とは一線を画す輝きを放っています。その証拠にM-1での優勝経験はないにも関わらず、2018年から塙さんがM-1の審査員に大抜擢！審査員をやり続けながら、自分たちも年間でたくさんの舞台に立ち続けている姿もかっこいいですよね。
NON STYLE
漫才
M-1優勝（2008年）
さまざまなメディアで「好きなお笑い芸人」のランキング企画を開催すれば、毎回上位にランクインするほど若者を中心に人気を集める漫才コンビ。漫才師としてのスキルもピカイチで、スピーディなテンポでボケ続ける石田さんと、キレのあるツッコミをドヤ顔でやり続ける井上さんのテンポの良いかけ合いは、まさに他ではマネできない職人技！結成20周年を迎えてもいまだに新作ネタを作り続け、M-1優勝後も変わらずトップ漫才師として不動の地位を守り続けています。＂ノンスタ＂のネタは常に《バカバカしさ》を前面に出し、それを2人が仲良さげに《いじり・いじられ》を繰り返していくスタイル。どんなネタでも頭を空っぽにして大笑いできるのが魅力です。
ミルクボーイ
漫才
M-1優勝（2019年）
ネタはワンパターン？いえいえ、最強の鉄板パターンを確立しているのがこの「ミルクボーイ」です！毎回「おかん」に絡んだテンプレのやりとりが繰り広げられるのに、テーマが変わっても、流れがわかっていても、何度も笑ってしまうのが凄い…！それが「ミルクボーイ」の2人が持つ、圧倒的な漫才スキルなのでしょう。その中でも2019年のM-1の決勝戦で披露した「コーンフレーク」のネタは、まさに伝説。コーンフレークのパッケージを見るたびにミルクボーイの2人の顔がチラつくようになること必至です。
笑い飯
漫才
M-1優勝（2010年）
Wボケのスタイルで、ここまで実力と知名度のあるコンビを私は知りません。最初にネタを見たときに、どちらもボケてどちらもツッコむというやりとりにカルチャーショックを受けたことは今でも覚えています。誰もマネできない漫才を生み出した2人は、漫才師の憧れの舞台であるM-1にて《9年連続決勝進出》という偉業を達成し、10年目には見事チャンピオンに！その後も自分たちの「おもしろい」を追及し続け、テレビや舞台などを中心とした大衆向けの笑いの場で「笑い飯」らしい笑いを披露し続けています。また、西田さんは大喜利の腕前を買われ『IPPONグランプリ』や『千原ジュニアの座王』などの番組の常連に！即興ネタをやらせれば、毎回抜群の存在感を発揮しています。
銀シャリ
漫才
M-1優勝（2016年）
スーツにネクタイというビシッとした正装に身を包み、テンポの良いしゃべくり漫才をする「銀シャリ」。まさに＂正統派漫才＂をするコンビの代表格です。M-1優勝後すぐに拠点を東京に移さずに大阪をメインに活動していたため、関東の人にとって馴染みは薄いかもしれません。でも、関西では以前から数多くのレギュラー番組を抱えるほどの人気者！古典的な芸風にも関わらず若者でもスッと入りやすいネタが多く、お笑い素人も玄人も満足する文句なしの実力を持つコンビです。トークの返しも上手で器用な橋本さんと、憎めない天然キャラの鰻さん。この2人の漫才は、どのネタを見ても安心感がありますよ。
霜降り明星
漫才
コント
M-1優勝（2018年）
R-1優勝（粗品・2021年）
みなさんも＂お笑い第7世代＂という言葉は聞いたことがあるはず。一時期はメディアに出突っ張りだった第7世代の芸人さんたちを牽引していたのが、この「霜降り明星」です。2018年のM-1で優勝してからというもの、今ではテレビで見ない日はないほどの売れっ子へ。さらに、優勝したときもまだ2人とも年齢が20代だったというから驚きです。テレビでは得意の漫才だけでなく、MCやトーク、コント、モノマネなどそれぞれが多彩な芸と才能を発揮しているので、まだまだテレビでの活躍は続きそうですね。タレント業だけでなく、漫才もしっかり面白いのでご安心を！
チュートリアル
漫才
2006年のM-1覇者である「チュートリアル」。2人のネタは普遍的なことをテーマにしているのに「なぜこんなに笑ってしまうのか」とこちらが感心してしまうほど、漫才のテクニックが素晴らしいコンビです。ボケの徳井さんのクセの強いリアクションと、みんなの気持ちを代弁してツッコむ福田さんのナチュラルさ。そんな2人の絶妙なかけ合いは一度見れば目が離せなくなり、気付けば何度も吹き出してしまうはずです。特に、イケメンなのに狂気的な変態を演じさせたら徳井さんに敵う人はいない！そんな彼の演技力にも注目ですよ。単独ライブならではの長尺な漫才では、そんな奇人をたっぷりと楽しめるので要チェックです。
南海キャンディーズ
漫才
男女コンビ
平成を代表する男女コンビであり、2004年のM-1で準優勝に輝いて以来、令和になった今でもそれぞれピンの仕事で大活躍！人への恨み・妬み・嫉みを燃料にする山里さんのワードセンスに多くの人が唸り、大柄でパワフルな見た目なのにしゃべると天然なしずちゃんに癒される…。2人のキャラクターを紐解くと、まったくそりが合わなさそうなのに、いざ「南海キャンディーズ」の漫才が始まると、この2人でしか生み出せない唯一無二の世界観に夢中になってしまうから不思議。今ではテレビ番組で2人の漫才を見られる機会も少ないので、ネタを見たい人はぜひ劇場まで足を運んでみてくださいね。
錦鯉
漫才
M-1優勝（2021年）
長谷川雅紀、渡辺隆（ソニー・ミュージックアーティスツ）
苦節20年以上の遅咲きコンビであり、史上最年長のM-1王者！ツッコミの渡辺さんは43歳、ボケの長谷川さんは50歳という年齢だった中年コンビが、2021年にM-1優勝を果たすという快挙を成し遂げました。大きな声で「こーんにーちはー！」と挨拶し、それを冷静にツッコむというのが「錦鯉」の定番のやりとりですが、これを見るだけで大人も子どもも頬が緩むほど、今ではお茶の間の愛されキャラに！練りに練られた構成やボケの数などの計算は、一切なし。ただ「目の前のお客さんを笑わせる」。その一心で生み出された数々のネタは、どれもほぼ誰も傷つかない笑いばかり。底抜けに明るいおバカキャラを見て、無心で笑ってみませんか？
ウエストランド
漫才
M-1優勝（2022年）
「人を傷つけない笑い」というのが主流になりつつある最近の流れに逆行するように、見事な「悪口漫才」で2022年のM-1チャンピオンに昇りつめた「ウエストランド」。2020年のM-1では9位に終わったものの、その後も基本のネタのスタイルは変えることなく、ひたすら井口さんが世間への不満に悪態をついていくネタをやり続けていました。その甲斐あって、2022年に優勝したM-1の舞台ではダウンタウンのまっちゃんも、彼らのネタを絶賛！以前よりも磨き上げられた悪口が、多くの人の笑いを誘いました。彼らのネタを見て笑ったら、あなたも同罪です（笑）
さや香
漫才
歌ネタ
「さや香」といえば、2022年は惜しくも準優勝、2023年では第3位というM-1での活躍が記憶に新しいかもしれませんが、実は彼らの武器は漫才だけではありません。過去に出演したテレビ番組『ベストワン』や『オールザッツ漫才2019』で披露したダンスネタもかなりの高クオリティ！しかも歌ネタを競い合う『歌ネタ王決定戦2020』では、見事8代目チャンピオンにも輝いています。笑いへの探求心が強い新山さんと運動神経の良い石井さん。器用な2人が生み出す笑いに今後も目が離せません。
ミキ
漫才
いま勢いのある兄弟コンビの漫才師といえば…間違いなく彼らがNo.1！兄の昴生さんと弟の亜生さんによるコンビで、息のぴったりと合ったテンポの早い漫才を武器にしています。2人の漫才のクオリティの高さと親しみやすいビジュアル、そして明るいリアクション芸が評価され、現在多くのバラエティ番組に出演中！そんなテレビの仕事と並行しつつ、毎年単独ライブの全国ツアーを開催し、売れてもなおお笑いのネタ作りに力を入れ続けています。その理由は、やはり漫才師の最高の称号である「M-1チャンピオン」になるため。売れっ子になった今でもストイックにネタと技術に磨きをかける兄弟漫才師の生き様を一緒に見守りましょう！
ぺこぱ
漫才
シュウペイ、松陰寺太勇（サンミュージックプロダクション）
ツッコミが肯定するという新しい漫才を世に提示した「やさしい漫才」の立役者！出場したすべてのコンビが面白かったと言っても過言ではないほど高レベルだった『M-1グランプリ 2019』で、大きな爪痕を残した「ぺこぱ」。ポップな見た目と「ノリツッコまないボケ」という新ジャンルが注目され、M-1後に一気に売れっ子へと駆け上がっていきました。化粧をしたビジュアル系のような派手な見た目の松陰寺さんが「まさかツッコミの方だなんて…」と、ネタを見た人は一瞬思ったはず。第一印象から裏切られました（笑）そんな見た目を自虐ネタにした「うるせー、キャラ芸人！」とシュウペイさんに言われるネタは、ぜひみなさんにも見てほしい…（笑）
すゑひろがりず
漫才
コント
初めて2019年のM-1で見たときに「なんだろう、このイロモノ枠のコンビは…」と思ったんですが、いざネタが始まると今まで見たことのない異色な漫才に、一気に心を鷲掴みにされました。彼ら「すゑひろがりず」のネタのスタイルは、狂言風漫才。和装に扇子、鼓をそれぞれ持っているので、賑やかしのようなネタをやるのかと思いきや、現代の言葉を古典単語に変換して軽妙にやりとりをする、しゃべくり漫才がメイン。特に、なんでもかんでも和風変換して会話をする話し方は、きっとあなたもマネしたくなっちゃうはず！
令和ロマン
漫才
M-1優勝（2023年）
M-1の決勝戦でトップバッターになり、その後に優勝するという『M-1グランプリ』史上2組目の快挙を成し遂げたのが、この「令和ロマン」！というのも、M-1ではネタの順番が早ければ早いほど、会場の雰囲気や審査員の点数基準などが定まっていないので不利だと言われていました。そのため、今までのM-1の歴史の中でもトップバッターで優勝したのは第1回大会の優勝者「中川家」だけ。しかし、この「令和ロマン」の優勝によりそんな定説が覆され、多くのお笑いファンに衝撃を与えました。勢いと演技力、そしてワードセンスが光っているくるまさんのボケと、安心感のあるケムリさんのツッコミによる＂令和ロマン＂ワールドのネタで大いに笑ってください！
【おすすめのコント師】コントが面白い芸人12選
東京03
コント
キングオブコント優勝（2009年）
飯塚悟志、角田晃広、豊本明長（プロダクション人力舎）
「コントが面白い芸人」というくくりに対して、絶対に欠かせない存在！それがこの「東京03」です。芸人さんには珍しく「テレビに出たい」ではなく「コントだけやっていたい」というこだわりを貫いています。その結果、コントで鍛えられた演技力が業界でも評価され、今ではみんながCMやドラマに出演しています。毎年開催している単独公演のチケットも即日完売し、一般人たちだけでなく業界の著名人たちも彼らのライブの座席争いをするほど、いま誰もが「生で観たい」と切望する人気のコント師です。ほぼおじさんしか登場しないコントが多いのに「人に指摘されたらイヤだな」と思うところを絶妙に突っついてくるので、老若男女が不思議と笑いながら共感しちゃうネタが見どころです。
ロバート
コント
キングオブコント優勝（2011年）
「ロバート」のコントと言えば、秋山さんの憑依型で完璧な演技による個性的なキャラクターが目を惹きますよね。しかし、その脇を静かに支え続ける馬場さんと、ただただ普通の人が困っているだけなのにニヤリとしてしまう山本さんの存在も「ロバート」のコントには欠かせません。ストーリー性よりも瞬間的な面白さをたくさん詰め込み、そこで全力でふざけるスタイルのネタが多いので、それはまるで学生時代の放課後の延長のよう。しかし、それを内輪ネタではなく万人受けする笑いに昇華できる技術は、さすが芸歴約25年を誇るトリオです。
バイきんぐ
コント
キングオブコント優勝（2012年）
小峠英二、西村瑞樹（ソニー・ミュージックアーティスツ）
「なんて日だ！！！」。「バイきんぐ」といえば小峠さんのこのワードが頭をよぎる人が多いのではないでしょうか。鋭いワードを叫びながら強めのツッコミをする小峠さんと、サイコパスでクレイジーなヤバいキャラを演じる西村さん。しかし、どのコントのネタもキャラがヤバいだけで、設定はどれも日常を切り取ったような普通のものばかり。普通の状況に、いかに笑いのエッセンスを加えるのかを熟考されたコントは、オチまで見ないとどんな結末になるのか予測不可能です。どんなネタでも、西村さんはボケているというよりただ奇人を演じているだけなんですが（笑）これは果たして演技なのか…？と思わせる人柄も憎めなくて好きです！
ジャルジャル
漫才
コント
キングオブコント優勝（2020年）
『キングオブコント2020』のチャンピオンでありながらも、周囲が「（良い意味で）常軌を逸している」と漏らすほど今でも大量のネタを作り続けるのが、この「ジャルジャル」です！常に他の人がやってない斬新な切り口の設定を模索し続けており、お笑いの従来の型に収まったネタはほぼ皆無。2人とも「ネタ作りに何も苦労を感じない」と語るだけあり、その場でお題をもらって即興でコントをするハイレベルな企画にも挑戦し、それを見事にやってのけています。また、最近はコントに力を入れている「ジャルジャル」ですが、実は『M‐1グランプリ』でも決勝に2回出場経験があり、漫才師としても評価も上々。コントも漫才も面白いなんて…！芸人としての実力は本物ですね。
シソンヌ
コント
キングオブコント優勝（2014年）
『キングオブコント』の覇者なのに、ここまで時間差で売れたコンビも珍しいのでは…？（笑）いまやバラエティだけでなくCMや俳優業までこなし、地方では冠番組も開始！単独ライブもチケットが即完するほど大盛況で、レギュラー出演している『有吉の壁』でも抜群の存在感を放っています。コントではツッコミの長谷川さんが普通の常識人、じろうさんがちょっと変わった人という設定が多く、特にじろうさんの演じ分けの幅広さは他のコント師とはちょっと格が違います！「シソンヌ」が独自に生み出した＂いそうでいない変人たち＂によるコントは、他の芸人さんもきっとマネしたくてもマネできないはずです。
さらば青春の光
コント
個人事務所で活躍する芸人界の星！『キングオブコント』の決勝には、なんと通算6回も出場するほどコントの実力も折り紙付きです。事務所の社長であり、ネタ作りも担う森田さんは、芸人仲間からも「誰よりも上を見てお笑いをやっている」と言わしめるほどストイックでバイタリティあふれる人物だそう。プライベートでは破天荒な東ブクロさんもラジオ番組では《最高の聞き上手》と賞賛されています。そんな2人のコントは、瞬間風速の大きいものというよりかは、見れば見るほどジワジワくるものばかりです。そのため、ぜひテレビサイズではなく単独ライブなどの長尺ネタで、楽しんでもらいたいです。
ハナコ
コント
キングオブコント優勝（2018年）
菊田竜大、秋山寛貴、岡部大（ワタナベエンターテインメント）
『キングオブコント2018』のチャンピオンであり、メンバー3人とも柔らかい雰囲気を醸し出す、愛されキャラの「ハナコ」。ワードよりもシチュエーションで笑いを取ることに長けたトリオで、毎回大ボケの岡部さんがどんな装いなのかワクワクして期待しちゃう自分がいます（笑）トリオなのに、中ボケの菊田さんの存在感が薄いのも逆にニヤリ。ボケの数、つかみの展開など細かなことを計算せずともシンプルに笑えるのが「ハナコ」流。誰も傷つかないのに思わず「ありそう」と共感するコントをぜひ堪能してくださいね！
ジャングルポケット
コント
なぜ彼らが『キングオブコント』で優勝できないのか…！？（笑）数多くの名作コントを生み出すコント職人の3人衆！奇想天外なシチュエーション、ちょっとぶっ飛んだキャラクター、セリフ量の多い激しいやりとり、何度も練習しているであろう高精度な立ち回り、想像を超える滑稽な展開など、＂ジャンポケ＂こと「ジャングルポケット」のネタは、どれも高クオリティで驚きます。2021年はメンバーのコロナで出場辞退、2022年は準決勝敗退と近年は煮え湯を飲まされていますが…。諦めないで挑戦し続けてほしい…！
アンガールズ
コント
田中卓志、山根良顕（ワタナベエンターテインメント）
芸歴は、遂に20年を突破！＂キモかわいい＂というパワーワードと「♪ジャンガジャンガ」と言いながら奇妙な動きをするギャグを生み出した、中堅芸人の元祖癒し系「アンガールズ」！今や癒しの要素は皆無ですが、テレビでは田中さんの＂キモイ＂を活かしたいじりやコメント力が光っていますよね。一方の山根さんは、近年「イクメンキャラ」として大注目！コントでは、とぼけた山根さんのボケを田中さんが大声でツッコむという脱力系のネタが多いものの、動画のようにボケ・ツッコミが逆になっている本格的な演技派なネタもあり！キモさや怒りの感情を笑いに昇華する技術力は、「アンガールズ」の最大の魅力なのではないでしょうか。
アンジャッシュ
コント
こちらのコンビも色々ありましたが…。斬新であり画期的な「アンジャッシュ」のコントは、本当に面白いんです！＂すれ違いコント＂という代名詞を生み出し、2人の男の勘違いが積み重なってストーリーが進行していくスタイリッシュな名物コントは、どのネタを見ても完成度が高いものばかり。一般人が日常生活で相手と勘違いしたまま会話が進むことを《アンジャッシュ状態》と呼び、令和になったいまでもSNSで大盛り上がり！「アンジャッシュ」の新作コント、お待ちしています！
ビスケットブラザーズ
コント
キングオブコント優勝（2022年）
『キングオブコント2022』での優勝、おめでとうございます！正直、キングオブコントの決勝が始まる前まではノーマークのコンビでしたが、決勝で披露した2本のコントがどちらも秀逸で…！他の組と比べても頭ひとつ飛び出すほどの面白さを発揮していた、と言っても過言ではないのでは？特にお腹を抱えて笑ったのが2本目に披露した、この「ぴったり」のネタ！奇抜でありえない設定なのに、この2人が演じると自然と受け入れられるという不思議な時間をたっぷりと堪能できます。歴代最高点を叩き出した令和の新たなコント師の珠玉のネタをどうぞ！
サルゴリラ
コント
キングオブコント優勝（2023年）
かつてお笑いトリオ「ジューシーズ」として活躍していた2人がコンビの「サルゴリラ」になり、その後鳴かず飛ばずだった中「キングオブコント2023」で歴代最高得点で優勝…！しかも、2人は幼稚園からの幼なじみで、普段からケンカもしたことのないくらい仲良しなんだとか。なんてドラマチック…！彼らの優勝に、芸人仲間が大号泣している姿もSNSで拡散され、話題になりました。児玉さんが演じるクセの強いキャラクターに感じる違和感をツッコミの赤羽さんがキレイに代弁してくれるところも痛快です！
【おすすめのピン芸人】ピンネタが面白い芸人5選
バカリズム（マセキ芸能社）
MC
ピン芸人
MCやタレント業の他に、映画やドラマの脚本、ナレーションや役者、イラストや本の執筆など多方面で活動するバカリズムさん。そんな多忙な毎日を送っているにも関わらず、自身の単独ライブにも精力的。15年以上連続で「バカリズムライブ」を開催し、売れっ子のいまでも新ネタを書き続けています。トークはもちろん大喜利でも安定の実力を発揮し、大喜利バラエティ『IPPONグランプリ』では優勝回数も史上最多（2022年現在）を更新中。大喜利の面白さは芸人界でも随一です。
陣内智則（吉本興業）
MC
ピン芸人
コメント力・トーク力に定評があるため、MCをこなせるだけでなく、ひな壇にいても大活躍！バラエティ番組でも的確なタイミングでツッコミを入れ、そのシンプルなのにマネしたくなるツッコミワードは、何度聞いても笑ってしまいます。ピンネタでは、映像や音声に1人でツッコんでいくという独自のスタイルを確立！ネタ作りも1秒の間にこだわるほど、毎回緻密に作り込んでいくんだとか。若い層からも支持される安心感抜群のピン芸人です。
狩野英孝（マセキ芸能社）
ピン芸人
狙った発言よりも自然体で発したコメントの方が面白い、ど天然芸人と言えば…狩野英孝さん！「ラーメン、つけ麺、僕イケメン！」というネタをやっているときは、まさかこんなに売れるとは誰もが思っていなかったはず。今では、バラエティ番組での珍回答によりポンコツ認定をされているものの、なぜか嫌いになれない愛されキャラです。本人はネタではないかもしれませんが、名曲「翼をください」をこんなに面白く歌える芸人は、狩野さんしかいないのでは（笑）？
ハリウッドザコシショウ（ソニー・ミュージックアーティスツ）
ピン芸人
R-1優勝（2016年）
正直に言うと…。2016年の『R-1グランプリ』で優勝したときのネタを初めて観たときには、困惑しました（笑）何を言っているのかさっぱりわからないのに、なぜか笑ってしまう。勢いでやっているようなネタが多いと思いきや、実は「バカな笑い」を考え尽くしてすべて計算してやっているんだそうです。くだらない面白さを追及した高クオリティなネタばかりなので、難しいことは一切考えず、頭を空っぽにして笑ってくださいね。
もう中学生（吉本興業）
ピン芸人
「タメになったねぇ〜」。常にニコニコしている＂もう中＂にそう言われるとタメになったような気がしちゃいますが…（笑）見た後に冷静になると「何を見せられていたんだろう」とハッとしてしまうんです。そう、謎でシュールすぎるネタを繰り広げるのが、もう中学生さんなんです！そのあまりの不思議発言は、もはや狂気（笑）どういうことなのかわからないのが通常運転です。《もう中ワールド》に一度ハマると沼のように抜け出せなくなりますよ。
【おすすめの女芸人】女性で芸達者な面白い芸人7選
渡辺直美（吉本興業）
女芸人
ピン芸人
今や世界で大活躍！Instagramのフォロワー数は驚異の950万人を超え、国内の有名人の中でも堂々のトップを誇っています。日本を飛び出して2021年からニューヨークに移住し、海外での活動に力を入れているのは有名ですよね。もはやお笑い芸人の枠を超えて、海外でもエンターテイナーとして大人気です。人気のヒミツは、ぽっちゃりとした体型を最大限に活かしたファッションとパフォーマンス！鉄板のビヨンセネタだけでなく、最近はレディガガのMVをパロディにした動画が世界中で大きな話題になりました。ワールドワイドな活躍に今後も期待が膨らみますね。
阿佐ヶ谷姉妹
女芸人
漫才
THE W優勝（2018年）
渡辺江里子、木村美穂（ASH&Dコーポレーション）
ピンクの衣装がトレードマークで、歌がお上手な女性コンビ！しかし、歌ネタだけでなく穏やかな話し方と上品なコメント力で、テレビの食リポや街ブラロケでも重宝される存在です。また、きちんとしたお笑いのネタにも定評があり、コントを披露した2018年の『THE W』では、見事チャンピオンに輝きました。親戚のおばさんのような親しみやすさが滲み出ているからか、見ているだけでほっこりする不思議な魅力を持つアラフィフコンビです。
ぼる塾
女芸人
漫才
きりやはるか、あんり、田辺智加、酒寄希望（吉本興業）
「まあね～」と言って長い髪をファサっと横に流す仕草、見たことありませんか？スイーツ好きでバラエティ番組でも数多くの名品を紹介し、一躍大人気になった田辺さんの代名詞のギャグです。田辺さんの独特の空気感に目が行きがちですが、頭の回転の速さとコメント力が凄いあんりさんも数多くの番組で爪痕を残し、テレビ業界関係者も一目を置くほどの存在なんだとか。ネタは意外にもコントではなく漫才を主にしており、独特なテンポで安心感のある彼女たちのネタは、なぜか笑いながら心がほぐれるものばかりです。実は、トリオではなくカルテットだというのも、意外と知らない人が多いのではないでしょうか。
3時のヒロイン
女芸人
コント
THE W優勝（2019年）
「2020上半期 テレビ番組出演本数ランキング」では見事第1位に輝き、今でもテレビで数多くの番組に出演中の女性お笑いトリオ！体型や見た目もそれぞれまったくタイプが違うのに、全員ダンスがとっても上手かつ演技力も抜群！そんな自分たちの武器を最大限に活かすコントは、見る人の意表を突くものから再現度の高い＂あるある＂ネタまでとにかく幅広いです。MC力のある福田さん、ファッションが注目されるゆめっちさん、お嬢様でなんでも器用にこなすかなでさん。三者三様の魅力が今後ますます磨かれそうですね！
友近（吉本興業）
女芸人
ピン芸人
芸歴、ネームバリュー、実力など、まさにピンの女芸人代表のような存在ですよね。変幻自在に表情や声色を変え、本当に実在しそうでしていない強烈キャラクターを生み出し続ける友近さん。モノマネやコントで披露する強烈なキャラクターのインパクトが強すぎて、時折素の友近さんがどんな人物だったのかを忘れてしまうほど、キャラになりきっています（笑）幾多の芸人さんとのコラボでも失敗知らずのお笑いスキルは、同業者も絶賛するほどのクオリティです。
吉住（プロダクション人力舎）
女芸人
ピン芸人
世の中のいびつな部分を、女性ならではの目線で的確に切り込むコントが魅力。絶妙な現実感を含みつつも演じる女性キャラの感性が毎回妙にずれているところが、まさに吉住ワールド！ドラマチックな展開と彼女の迫真の演技にも毎回目を奪われます。本人は最強にネガティブな性格だそうで、そんな卑屈な性格が生み出した心の闇を設定やキャラに落とし込んでいるんだとか。なのに、不思議とネタには暗い要素は皆無！「なんだこの人…」と思った瞬間、すでに吉住さんの虜です。
ヒコロヒー（松竹芸能）
女芸人
ピン芸人
令和の時流に乗ったいま売れっ子の女芸人！最近ではバラエティ番組だけでなくドラマにも出演し、ますます活躍の場を広げています。「国民的地元のツレ」という彼女のキャッチコピーに相応しい歯に衣着せぬ発言とゆるい態度は、見ているこちらも清々しいです。肝心のピンネタは、さまざまな役になりきった一人語りのスタイルがほとんど。さらに、なんと『M-1グランプリ』のために組んだ即席ユニット「ヒコロヒーとみなみかわ」では、2020年と2021年に準々決勝に進出！これは、漫才の才能ももっと大きく開花する予感あり…？
【ネクストブレイク芸人】賞レースでも結果を残す面白い芸人13選
かが屋
コント
「すべてはコントのために」。こんな言葉がしっくりくるほどコントを愛して止まない生粋のコント師である「かが屋」。何気ない日常をそのまま切り抜いたようなネタが多いため、2人の演技力の高さには脱帽します。あまりにも自然体なので、本当にこんなに面倒くさい人間性なのかな…？勘違いしちゃいそうになるかも？（笑）大爆笑してスカッとしたいというよりは、ニヤニヤしながら優しい気持ちでお笑いを楽しみたいときにご覧ください。
ラランド
漫才
コント
男女コンビ
芸能事務所に所属しないアマチュア芸人の時代を経て、いまは個人事務所を立ち上げて活動するフレッシュな若手芸人「ラランド」の2人。頭の回転が早くトーク力に定評のあるサーヤさんは、よくバラエティ番組にも1人で出演していますよね。サーヤさんの広告代理店勤務だった経歴を活かし、「ラランド」のブランディングを意識したネタ作りもまさにZ世代風。大衆に届ける漫才を分析し尽くす「ラランド」の快進撃はまだまだ続きそうです。
ゆにばーす
漫才
コント
男女コンビ
個人的には、男女コンビの中で最も応援しているかも！？最上級にひねくれている川瀬名人とマスコットのようなはらちゃんの凸凹コンビですが、3度のM-1決勝を経験している実力派。特に最近のネタである『M-1グランプリ2021』決勝で披露した漫才は、男女コンビだからこそできる秀逸な展開で、お互いの面倒くささが良い化学反応を起こしていました。お笑いへの愛もひと際強いコンビなので、今後の活躍にも注目です！
男性ブランコ
漫才
コント
最初に世間からの注目を集めたのは準優勝した『キングオブコント2021』ではないでしょうか。その快進撃から息つく間もなく『M-1グランプリ2021』でも準決勝に進出し、敗者復活戦でも大きな存在感を放っていたコンビです。言葉のフレーズの面白さもさることながら、オリジナリティあふれる設定と展開に毎回意表を突かれるのでワクワクします。演技力もあるので、ネタを見れば彼らの世界観に一気に心を持っていかれますよ。
カベポスター
漫才
コント
キャッチコピーは＂草食系ロジカル漫才＂。論理的思考により緻密に考え込まれた「カベポスター」のネタは、まさにスマートそのもの。淡々としゃべっているかと思いきや、意外性のあるネタの展開にどんどん惹き込まれてしまいますよ。また、大喜利のようなボケをどんどん積み重ねていくので、語彙力のセンスにも惚れ惚れ…！次世代のニュースター候補です。
囲碁将棋
漫才
こちらの動画はシチュエーションが気になって、ちょっとネタが入ってこないかもしれませんが…（笑）ネタのクオリティは随一で、同じ芸人仲間からも「囲碁将棋をつまらないという人はいない」と言わしめるほど、漫才の完成度が素晴らしいです。決して大衆向けを狙うようなネタではなく、マニアックなテーマをネタにする目の付け所もさすが＂文科系＂。深みのある笑いが好きな人におすすめのコンビです。
ヨネダ2000
漫才
細身の誠と大柄な愛のコンビによる女性漫才師ですが、彼女たちにも「これは漫才なのか」論争が巻き起こりそうなほど、漫才ネタが不思議でシュール。コントのような設定を盛り込みながら、片方は一体何をしているのだろうか…？そんな風に思わせる独特なネタの数々は、きっと一度見るとクセになっちゃいますよ。
ジェラードン
コント
3人中2人のキャラが濃すぎるという、パンチの強いコッテリ系なトリオ。しかし、それもしっかりとした彼らの作戦！強烈なキャラクターを登場させることで、そのネタを見てくれる人の心に大きなインパクトと爪痕を残すことを意識しているんだとか。現在、海野さんが長期休養中のため2人体制で活動していますが、2人が繰り広げる奇想天外なキャラの動画がネットで大バズり！サムネを見るだけで中身を再生したくなるネタばかりです。
ニッポンの社長
漫才
コント
漫才もこなすコンビですが、2020年、2021年、2022年と3年連続『キングオブコント』の決勝に進出するほど、とにかくコントに強い！どのネタも笑いを引き出すためのシチュエーション、演技力、演出の妙が光っているため、最後はどんな展開が待っているのか気になって仕方なくなります…！ネタによってボケとツッコミが入れ替わるため、どちらもサイコパスなキャラクターを演じられるのが最大の魅力かもしれません。
や団
コント
本間キッド、中嶋享、ロングサイズ伊藤（ソニー・ミュージックアーティスツ）
第1回目（2008年）のキングオブコントからエントリーし続けて、約15年後にようやく手にしたキングオブコント決勝への切符！そこで披露した「バーベキュー」のネタでは、ダウンタウンの松っちゃんに「狂気と笑いのバランスが絶妙」と絶賛され、見事ファイナルステージへの進出も果たしました。全員40オーバーのトリオですが「芸人を諦めることを諦めた」というほど、お笑いへの情熱は今後も消えそうにありません。2023年にも2年連続でキングオブコントの決勝へとコマを進め、着実に力をつけてきている「や団」。今後もきっと活躍してくれるはず！みんなで応援しましょう！
東京ホテイソン
漫才
「東京ホテイソン」といえば、ツッコミのたけるさんの「いーや！」から始まる独特なツッコみ方が印象的です。このツッコミは、たけるさんが幼少期に習っていた「備中神楽の節回し」を取り入れているんだとか。ただ「東京ホテイソン」のネタは言い方だけではなく、内容も聞けば聞くほど凝っているため、何度も繰り返し見たくなっちゃうんです。しかし、最近では「いーや！」からはじまるツッコミを封印したネタを模索中とのこと。今後の「東京ホテイソン」のネタの進化にも注目です！
真空ジェシカ
漫才
3年連続M-1決勝に進出した実力派コンビの「真空ジェシカ」！金髪マッシュルームのガクさんとシュールで不思議なボケを連発する川北さんは、少しずつテレビでの露出も増えてきましたよね。長身でスタイリッシュな見た目の2人ですが、面白い設定の中で毒とユーモアにあふれるネタを繰り広げます。特に、ボケの川北さんが発する奇抜なワードとガクさんのぬるっと懐に入るツッコミによって、見る人に強烈なインパクトを与えるコンビです。独特な「真空ジェシカ」ワールドを堪能してください。
ダンビラムーチョ
漫才
敗者復活戦には過去2回出場経験があるものの、「M-1グランプリ2023」で初めての決勝進出が決定！原田フニャオさんと大原優一さんによるコンビですが、大原さんの歌唱力を活かしたネタに定評があります。漫才での安定感のあるネタだけでなく、最近ではYouTubeでも「野球部あるある」などの小ネタ動画をたくさん投稿し、総再生数は1億回を超えるほどの人気を誇っているんです。見た目もポップでカジュアルな2人なので、M-1を機に全国区で人気になる芸人さんになるのでは…！？年末に漫才での実力が世に知れ渡るのか、固唾をのんで見守りましょう！
【鉄板芸人】MCに定評あり！長寿の人気番組を持つ面白い芸人［一覧］
面白い芸人を語る上で欠かせない、日本を代表するお笑い芸人といえば…？ここでご紹介する面々は、きっと日本国民のほとんどが彼らの顔と名前を知っているのではないでしょうか。
大御所と呼ばれる世代を含め、平成初期からテレビの第一線で活躍し続ける国民的お笑い芸人。そんな知名度抜群な芸人といえば…この10組でしょう！
| ビートたけし |
明石家さんま |
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| タモリ |
所ジョージ |
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| ダウンタウン |
ウッチャンナンチャン |
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| ナイティナイン |
ネプチューン |
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| くりぃむしちゅー |
爆笑問題 |
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10年以上続く冠番組を抱える彼らの活躍は、もはや説明不要ですよね。笑いのプロフェッショナルたちである彼らがMCを務めるテレビ番組は、いつ観ても安定した面白さと安心感があります。だからこそ、（爆笑問題さんは別ですが）今ではほとんどネタを披露することがない人たちばかりなので、いつか彼らの新作ネタを見れる日を楽しみにしています！
YouTubeチャンネルが面白い！おすすめ芸人ランキングベスト5
芸人さんが活躍する場は、いまやテレビだけには留まりません…！最近の若者たちはテレビよりもYouTubeを見ていると言われるほど、YouTubeは今や日常生活になくてはならない最強のコンテンツです。そんなYouTubeに独自のチャンネルを開設し、その動画のクオリティの高さから大人気になっている芸人さんもたくさんいますよね。ここでは、芸人さんによる本当に面白いYouTubeチャンネルをランキング形式でご紹介します！みなさん、ぜひチャンネル登録をお願いします！
| 1 |
ジャルジャルタワー JARUJARU TOWER（ジャルジャル） |
＼おすすめ動画／
１億回記念！本気ネタ！『ハズレの先生が担任になった奴』
持ちネタ数は、驚異の8000本越え！まさにコントの伝道師ともいえる「ジャルジャル」の公式YouTubeチャンネルでは、2018年2月から毎日ネタ動画を投稿し続けています。いつでも「ジャルジャル」の新ネタが見られるなんて、なんて贅沢なチャンネルなんでしょう…！コントだけでなく、『M-1グランプリ』の決勝で披露した「ピンポンパンゲーム」や「国名分けっこ」の漫才ネタもクオリティが高くて、私は大好きです（笑）
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さらば青春の光Official Youtube Channel（さらば青春の光） |
＼おすすめ動画／
【ドッキリ】相方の愛車レクサスを勝手に金ピカに塗ってみた
「さらば青春の光」のチャンネルコンセプトは「テレビではできないやりたい企画にチャレンジする」こと。目を疑うようなドッキリ企画から、目の付けどころが凄い斬新な企画まで、規制の厳しいテレビ番組では観れない攻めた動画が多数を占めています。まさにお金と時間をかけた＂男子高ノリ＂をお楽しみください。
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エガちゃんねる EGA-CHANNEL（江頭2:50） |
＼おすすめ動画／
江頭55歳、初めてのマクドナルド
テレビ業界のコンプライアンスが厳しくなる昨今、芸風的に地上波への出演が難しくなっている芸人・江頭2：50さん。でも、実はYouTubeチャンネルでは大成功しているんです！その人気ぶりは、オリコンの「好きなYouTuberランキング」で2021年、2022年で連続1位を獲得するほど。体を張ったものから、グルメ系、ほっこり系など企画のジャンルもさまざまで、ずっと視聴者を飽きさせません。
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かまいたちチャンネル ねおミルクボーイ（かまいたち） |
＼おすすめ動画／
【痛風】かまいたち濱家が10回以上発症してきた痛風について全て話します！
テレビでも数々のレギュラー番組に出演し、何本ものCMにも出演中。近年飛ぶ鳥を落とす勢いで売れっ子の「かまいたち」ですが、YouTubeチャンネルの面白さも抜群！べしゃりの上手さも際立ち、気になる豆知識を面白おかしく解説してくれる企画は、一度観始めると思わず最後まで観ちゃう人が続出するでしょう…！また、2人が独自に選んだ各ランキング企画もサムネイルを見るだけで気になっちゃうものばかりです。
＼おすすめ動画／
【すゑひろがりず】あつまれどうぶつの森を狂言風ゲーム実況してみた！【あつ森】＃１
YouTubeの定番かつ人気企画の1つである「ゲーム実況」。その中でもひと際異彩を放つのが「すゑひろがりず」の古典単語に変換する芸を活かした狂言実況動画！大ヒットゲーム『あつまれ！どうぶつの森』を『集え！！けもの共の藪（やぶ）！』に変換したことを皮切りに、次々と独自のワードセンスを大爆発！ゲーム操作が不慣れなことも相まって、本当に古人がプレイしているようで、思わずこちらもニヤリとしてしまいます。他にもこの和風変換をいかした「歌ってみた」「踊ってみた」企画もおすすめです。
まとめ
以上、令和のいま面白い芸人91選をご紹介しました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます！
今回は、お笑い好きの『もったいない本舗』スタッフが独断と偏見でチョイスさせていただいたのですが、ほとんどの芸人さんに共通しているのは【ネタの面白さ】。テレビでもネタ番組は定期的に放送されていますが、テレビだとどうしても時間の関係で短いネタばかりになってしまいます。芸人のネタの真の魅力を楽しむには、やはり劇場や単独ライブが1番！劇場に足を運んだり、DVDを購入したりして、テレビでは観られないネタの面白さを体感してみてくださいね。
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ライティング担当 ： shima.shima
山梨県在住、30代の2児の母。テレビはドラマ・アニメ・バラエティを観ることが多い。ドラマなら恋愛・仕事・サスペンス、漫画やアニメならラブコメ・スポ根・青春・SFが好みだが、総じて＂泣ける系＂のジャンルにも弱い。特に30代に突入してからは若者の青春群像劇でたいてい号泣している。気になる映像化作品をチェックするときは、映画を観てから小説（漫画）を読む派。ゲームも好きだが、最近は息子と一緒にポケモンばかりやっている。 |
