- 2020/03/26
もう初対面の会話に悩まない!会話が続くネタとポイントとは
初対面の人との会話って何を話したら良いのか悩みますよね。一言二言で途切れてしまい、その後の沈黙の気まずさに耐えられない…という人も多いのでは?今回は「シチュエーション別会話のポイント」「実践的会話例」「NGな話題」など多角的に徹底解説したいと思います。
初対面の会話がなぜ緊張するのか?その理由は…
昨今では「コミュ力」「コミュ障」など、とかく個人のコミュニケーション能力が話題になることが多いですが、「誰とでもすぐ話せる!仲良くなれる!」なんて猛者は希少な存在。ほとんどの人は誰かと初めて会うとき、「初対面で何を話したら良いのだろう…」と不安になるのではないでしょうか。
では、なぜ初対面の会話は、あれほど緊張するものなのでしょうか?
その理由から紐解いていきたいと思います。
ほとんどの人は、初めて会う人に「良く見られたい、思われたい」「できれば好かれたい」と無意識に思うものです。
そうすると、
↓
いつもの自分より良く見せようと背伸びする
↓
無理してしまって空回りする
という残念な結果に…。
そのような経験をしてしまうと、結果「初対面での会話は難しい…」という"苦手意識"がずっとついて回ることになってしまいます。
従って、初対面の会話で緊張しない大前提として、いつも以上に自分をよく見せようとしないということが大切です。
それでは、「初対面の会話のとき、いったいどうすればよいの?」という疑問に答えるべく、これからシチュエーション別にご説明していきたいと思います。
【異性編】ネタ選びが重要!自然に会話が広がるコツとは
合コン、友達の紹介、マッチングアプリで気が合った…など、異性との初対面という場面はほぼ100%緊張するものではないでしょうか。ましてや「今後も続くと良いな」という期待があればなお、「初回で失敗できない!」と力が入ってしまいがちですよね。
しかし、初めにも書きましたが、いつも以上に自分をよく見せようとすると空回りする可能性が大。無理は禁物、なんです。では異性との初対面ではどのような会話がよいのでしょうか?
その前に…ひとつ大事なことをお伝えしておきます!
どんなに話下手な人でもこれだけはできるはず。"笑顔で挨拶"は全てのコミュニケーションの基本です。とはいえ、ガチガチの「今晩は」「初めまして」みたいなお堅い挨拶じゃなくてOK。「お疲れ様です~」「どうも!」「来てくれてありがとう」など、「あなたに会うのを楽しみにしてました」という"気持ち"をファーストコンタクトに込めましょう。
ではお待たせしました!これから、異性との初対面のおすすめのネタと実践的会話例を挙げていきたいと思います。
ネタ1.今日の出来事から入る
初対面での食事や飲み会、合コン。軽く挨拶、自己紹介が終わったら、相手の異性と「さて何から話したら良い?」と一番緊張感が高まる瞬間ですよね。そんなときおすすめなのが「今日一日を振り返る」こと。
【実践的会話例】
平日夜なら
「今日は忙しかった?」
「待ち合わせ時間、大丈夫でしたか?」
「実はちょっとしたトラブルがあって…」
「今日は奇跡的に暇だったんですよ~」
相手の仕事内容や職場環境をうっすら聞くことができる
休日なら
「今日は何時に起きました?」
「どこか寄って来ました?」
「実は起きたら10時でした~」
「ちょっとデパート回ってきたんですよ」
相手の生活リズムやよく行く店、好きな物などを聞くことができる
「今日会うまでどうやって過ごしていたか?」というのは聞きやすく、こちらも向こうも話しやすい話題です。また、比較的簡単に会話も広がり、相手の仕事や日常について聞きやすいというメリットもあるのでおすすめです。
ただし、くれぐれもプライベートなことを深く詮索し過ぎないよう気を付けましょう!相手に不快な印象を与える可能性もあります。あくまでも、話題のきっかけとしてさらっと話してみて!
ネタ2.持ち物について話す
初対面の異性との会話、無難なのはこちら。パッと目に入った物について話しかけてみましょう。
【実践的会話例】
腕時計
「腕時計、付ける派なんですね」
「すぐに時間知りたいので」
「アクセサリー代わり、なんですよ~」
スマホで時間を見る人も多い中、腕時計をしていることで話題が広がる
バッグ
「その緑色のバッグ、素敵ですね!どちらで買ったんですか?」
「〇〇にあるショッピングモールですよ」
「ネットで買いました」
普段、どんな所で買い物するか聞くことができる
ポイントは、単に「素敵ですね」と褒めて終わらないこと。腕時計の例で言うと「素敵な腕時計ですね」と言ってしまったら後の会話が続かないパターンに。そこを「腕時計、付ける派なんですね」と枝葉を含む問いかけをすることで、「最近ではスマホで時間を見る人が多いけど~」という広げ方も用意しておけます。
冬ならコート、マフラーだったり、夏ならハンディ扇風機だったり。何気ない持ち物にも、その人なりの信条、ポリシーが表れていたりします。そこを上手にすくい取ることができたら自然に会話も弾むはず!
ネタ3.出身地について話す
こちらも初対面で鉄板の話題とも言えるネタ、"出身地"です。日本全国47都道府県のどこで生まれ育ったのか、それを聞くだけでもかなりの時間をさけるはず!
【実践的会話例】
出身地が同じ場合
「一緒ですね!どちらの市(町、区)ですか?」
「よく行くお店は?」
「美味しいレストラン知ってます?」
出身地が違う場合
「〇〇県なんですよ」
「あー!△△で有名な〇〇県ですか!」
「テレビで□□がご当地グルメって観たけど、実際はどうなの?」
ここでも注意したいのは、住所や実家についてなど、詳しく聞きすぎるのはマナー違反。会話が"情報収集"になってしまわぬよう、気を付けましょう。
ネタ4.テレビについて話す
ちょっと緊張がほぐれたら、テレビ番組の話も意外と広がるもの。ただし、あなたがあまりテレビを観ない場合は使えないかもしれませんが…。
【実践的会話例】
テレビ観る人
「テレビ観ますか?」
「そうですね、バラエティ/ドラマ/ニュースが好きかな」
「いつも観ている番組とかあります?」
テレビ観ない人
「テレビはほとんど観ないです」
「ネットは観ますか?」
「動画配信サービス(Amazonプライム、ネットフリックスなど)入ってますか?」
「映画は観ます?」
テレビの話題は誰でも気軽に話せますよね。意外な趣味や好みがわかったり、好きな番組がぴったり一致したら盛り上がったりと、とても使えるネタと言えるのではないでしょうか。初対面の話題に困ったらとりあえず繰り出してみましょう。
ネタ5.今ハマっていることについて話す
5つ目はこちら。注目して欲しいのは、"趣味"ではなく"ハマっていること"。よくしがちな「趣味は何ですか?」という質問、何ともお見合いっぽい、お堅い感じがしませんか?実は"趣味"と聞かれると、「いや…趣味って言うほどのものじゃないかも…」と、気が引けて話しづらくなる人が多いんです。なので「今ハマっていることありますか?」と言い方を変えて聞いた方が気軽に答えてもらいやすいですよ。
【実践的会話例】
「今、ハマっていることあります?」
「実は最近、スナック菓子にハマってて…」
「今、キング・ヌーにハマってて…」
「海外ドラマにめっちゃハマってて…」
"ハマっていること"を聞けば、相手がどんなことを楽しいと思うのかが掴めます。相手の色々な面を知るにはもってこいのネタとも言えますね。
ここまで、初対面の異性との会話ネタ5つを挙げてみましたが、いかがでしたか?実践的会話例を見て頂ければ、何となく会話を続けられそうな気がしませんか?しかもどのネタも、自分を背伸びして語る必要のない、他愛のないネタなんです。
初対面から「自分に好感を持ってもらおう」、「笑いを取ろう」、「会話を楽しんでもらおう」など自分に高いハードルを課さないことです。そうすれば、緊張しつつも良い感じの初対面を楽しめることでしょう。
会話が苦手な人も、始めはぎこちなくても、この5つのネタでチャレンジしてみて下さい。思わぬ共通点があればしめたもの!二人の仲を縮められる可能性大です。そして大切なのは、会話を楽しむ気持ちです。自分が楽しくないときは、相手も同じように思っているもの。まずは自分が楽しいと思える空気を作るように心掛けてみてくださいね。
ワンポイントアドバイス ~メール・LINE編~
マッチングアプリで「いいね!」をもらった相手や、友人から紹介してもらった人など、初対面の異性とのメールやLINE。送信するまでに何回も、打っては消し、打っては消し…「これで良いかな?」と悩みながらなかなか送信できずにいる、という経験ありませんか? 簡単ではありますが、初対面の異性へ送るメール、LINEでのポイントを説明いたします。
ポイント1 | 長々と書かない |
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まだお互いを知らない相手ですから、どうしても「あれもこれも伝えたい」と文章を書きがちですが、1通の文章量が多いと受け取ったイメージとしては「なんか重い…」と引かれてしまう可能性も。一度文章を打ったら読み返して、不要な部分はカットしましょう。
ポイント2 | 自分の気持ちを出し過ぎない |
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「彼氏彼女が欲しい」「結婚したい」という切実な気持ちが文面に表れてしまうのはNG。まだ仲が深まっていない段階では、あくまでもスマート&クールに装うのが正解です。「どんな仕事なのか」「自分のことをどう思っているか」「他の異性の影はないか」など聞いてみたいことは山ほどあると思いますが、恋愛対象となるかならないかの別れ道なのでここはグッとこらえて。やり取りを重ねながら聞いていくのが正攻法です。
ポイント3 | 気を遣わせない |
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「お返事待ってます」のような、相手の返信をじっと待っている空気を感じさせてはいけません。さらっと軽く、明るい雰囲気を感じてもらえる文章かどうか、送信する前に読み返すようにしましょう。
【ビジネス編】近すぎず遠すぎず。ほどよい距離感を保つこと
【異性編】とはガラリと変わって、こちらは仕事上で初対面となる人との会話についてです。あくまでも仕事上の付き合いなので、社会的な話題がベスト。ポイントは適度な距離感を保つことです。プライベートには立ち入らない、でも温かみのある態度を取るよう心掛けて。社会人としてどのような会話がおすすめか、以下に挙げていきたいと思います。
ネタ1.話題のニュースについて話す
無難に切り出せるのが"話題のニュース"。あらかじめ使えそうな参考記事などは頭に入れておくと安心。新聞やスマホのニュースで話題のもの、最新のものを把握しておきましょう。
【実践的会話例】
働き方改革
「最近、働き方改革ってよく聞きますよね。御社でも、何か取り入れてらっしゃいますか?」
「フレックスタイム制を導入する予定なんですよ」
「それは羨ましい!満員電車、実は凄い苦手でして……」
天気
「今年も猛暑の長期天気予報が出ましたが、暑いと辛いですよね」
「まったくです、自分は暑さに弱いので夏は地獄ですよ…」
「同感です!外回りのときはひそかに"マイ避暑スポット"を作ってますよ」
話題のニュースは相手も話をしやすいですし、会話が広がれば、相手は今の時代をどう捉えているか、どんな考え方をする人かなど垣間見えることも。まさに仕事上の初対面に相応しいネタとも言えるでしょう。
ネタ2.相手の持ち物について話す
【異性編】でも挙げましたが、これはビジネスマンにもおすすめの話題です。パッと目に付いた物について聞いてみれば話は意外な方向へ広がるかも?
【実践的会話例】
腕時計
「その、腕時計Apple Watchですか?」
「そうです」
「もしかして、マラソンとか何かスポーツされるんですか?」
パソコン
「そのノートパソコン、〇〇社のものですか?」
「そうですよ」
「△△のPCなんですが動作が遅くて…。そちらは快適に動きますか?」
2つ会話例を挙げてみましたが、他にも色々なパターンで話しかけられそうですよね。例えば、バッグ、コート、ネクタイ、名刺入れ、ペンなど。注意すべき点としては、「どこの店で買いましたか?」「値段はいくらでしょうか?」など直接的な質問を避けること。興味を持ちましたよ、という雰囲気は伝えつつ、深入りはしないのがビジネスでの初対面のポイントです。
【新入社員編】不安なのはみんな同じ!勇気を持って話しかけよう
入社式など、同期と言われるメンバーと顔を合わせる場面は「どんな人がいるかな?」「仲良くなれそうな人はいるかな?」と不安になるもの。ですが、実はみんなも同じように不安な気持ちを持っているんです。会社の同期は、これから始まるさまざまな研修や実習、訓練など苦労を共にしていく頼もしい仲間になります。ぜひ勇気を持って多くの人と接してみましょう!
ネタ1.出身地について話す
これまでにも挙げてきましたが、やはり初対面での鉄板ネタはこれ!とくに新入社員ということで、色々な土地から集まって来ているはずなので、3~4人で「どこの出身?」と話すだけで盛り上がること間違いなし!
【実践的会話例】
「どこの出身?」
「千葉なんだ」
「実家から通う?一人暮らし?」
「福岡県から来ました~」
「福岡って中州とかよくテレビで見る!地元の人たちもよく行くの?」
「マクドナルドって何て呼ぶ?」
ほんの一例ですが、出身地から広がる話題は無限大。有名な観光地、名産品、ご当地ゆるキャラなど知っているネタがあればなお良し!まずは使えるネタですよ。
ネタ2.仕事、会社について話す
こちらは同期だからこそできる話とも言えます。厳しい就職活動を乗り越えて出会った者同士で話してみると、お互いの話ができて面白いと思います。
【実践的会話例】
「就活、どうだった?」
「いや~何社か落ちちゃって…。でもここも希望していたから受かって良かったよ。」
「実は大学の先輩がいて、おすすめだよっていう話を聞いて受けたんだ」
「どこの部署に入りたい?」
「営業は性格に合うか不安なんだよね…」
先輩、上司とはなかなか話せない、腹を割った本音の話ができるのが同期の良さです。仕事で辛いとき、ミスをしてしまったときなど強い味方となってくれることも。長い付き合いになる同期とは信頼関係を築いていけるよう心がけましょう。
新入社員同士、時間とともに自然と仲も深まっていくことが多いもの。どんな人が恋愛対象だ、とかお互いの恋愛事情(元カレ・元カノのこと)など、徐々にプライベートや仕事の悩み、愚痴など何でも話せる間柄になると良いですよね。また会社の同期とは生涯の友達になることも多いので、せっかくの縁を大事にして人間関係を育てていきましょう。
【学生編】絶対外さない!まずは"鉄板ネタ"がおすすめ
中学・高校・大学生のみなさんへ。学校内の人間関係って「マウントを取る」「スクールカースト」など、集団における上下関係の窮屈さがメディアで取り上げられることも多く、なんとなく息苦しい雰囲気を感じますよね。とくに新学期やクラス替えなど、周りのみんなと初対面の場は緊張感マックスなのでは?そんなときの会話はやっぱり"鉄板ネタ"がおすすめ!いくつか挙げてみたいと思います。
ネタ1.出身校について話す
例えば高校生なら出身中学校を聞いてみましょう。これは学生の初対面鉄板ネタ・ベスト1と言って間違いナシ!
【実践的会話例】
「どこ中?」
「〇〇中だよ」
「あ~!野球部めっちゃ強いとこ!」
多くの人がこのような会話を経験したことがあるのではないでしょうか。出身校を聞けば大体どの辺りに住んでいるかわかり、思わぬ共通の知り合いがいるなど仲良くなる近道でもあります。初めての相手にはまず聞いてみて!
ネタ2.好きな音楽、動画について話す
今やテレビよりもスマホ動画の方が共通の話題になり得る時代。流行りの音楽、動画でまずは盛り上がっちゃえば、その後も色々な情報交換がスムーズに!
【実践的会話例】
音楽
「今、どんな音楽聴いてる?」
「Official髭男dismが好きなんだよね~ 」
「ライブとか行ったことある?」
動画
「最近面白い動画観た?」
「TikTokに笑えるヤツあったよー」
「観たい!教えてくれるー?」
好きな音楽の好みが一緒だったり、面白いサイトの情報交換などで話が盛り上がれば最高ですよね。気の合う友達が見つかるかも!
ネタ3.部活、サークルについて話す
中学、高校には部活、大学にはサークルがあり、スポーツ系だったり文化系だったりさまざまなものがありますよね。こちらも初対面で気軽に話しやすい話題です。
【実践的会話例】
高校
「部活何か入る?」
「卓球部を考えている~」
「e-スポーツ部に入りたいんだよね~」
大学
「サークル入る?」
「う~ん、迷っているんだよね。中学高校は〇〇部だったんだけど、就活を見据えてボランティア系とかも気になるし、バイトもしてみたいんだよね~。」
こちらもみんな気になっている話題ですよね。情報収集したいと考えている人も多いので、積極的に話しかけてみると良いでしょう。意気投合して一緒のところに入ろうか!となればもっと楽しいですよね。
中学や高校の入学・進級のときには「早く友達を作らなきゃ!」と焦って空回りしちゃった経験ある人も多いのではないでしょうか。ですが、そこはグッと不安な感情を押さえて、"笑顔で大らかな空気"を作っておくことを心がけてみて。不安げな表情でウロウロしているより、どーんと構えている人の方が自然と人も寄ってくるものです。いつもの自分のままで、気楽に話せる相手を見つけることができたら良いですよね。
【外国人編】言葉の壁より心の壁!積極的に会話しよう
初対面の会話で困ると言えば、「外国の人との初対面」という場面もですよね。おそらく多くの人が「言葉の壁」を感じてなかなか話せないと思いますが、せっかくの機会を逃すのはもったいない!ここで、外国の人と初対面にどのような会話をしたら良いのかについて触れておきたいと思います。
ネタ1.出身の国について話す
【実践的会話例】
英語圏の人
「where are you from?(どちらの国から来たんですか?)」
「singapore(シンガポールです)」
「I have been to singapore.(シンガポールには行ったことがありますよ)」
「Oh, really? When?(そうなんですね!いつ頃ですか?)」
「When i was student.(私が学生のときです。)」
英語と言えばアメリカ、イギリスなどの国を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実はアジアの国々も英語を話せる人々がたくさんいます。例えばシンガポール、フィリピン、マレーシアなどなど。長年英語の勉強をしているのにちっとも話せない、と言われる日本人はたしかに多くの人が"英語アレルギー"を持っているかもしれません。でも、中学、高校で習った英語は決して無駄ではありません!覚えている単語、文体を並べて気持ちを込めれば、何とかコミュニケーションは成立します。必要なのは"勇気"のみ、ですよ。
また最近では、"BTS(防弾少年団)"が爆発的人気となり、韓国人男性が好き、という若い人が増えたり、村上春樹の本や漫画を読んで日本に興味を持ったという人もいたり、もはや世界はボーダレスの時代。日本も年々、世界各国からの旅行者が増え続け、英語以外の言語を使う人も多いです。ですが、スマホの翻訳機能やアプリ、また『ポケトーク』などの翻訳機械などを駆使すればさまざまな国の人と会話が楽しめるので、ぜひ異文化交流を!素敵な男性や女性との出会いもあるかも…?!
初対面の会話で注意すべきこととは?
これまで相手別に話題のネタ、実践的会話例をご紹介してきましたが、全体を通して"初対面の会話で注意すべきこと"をここで説明しておきたいと思います。
初対面で避けるべきNGな話題ネタとは
1.政治
初対面の相手と話してみてそこそこ盛り上がった、お酒が入って気分も高ぶり、つい政治の話題を出してしまった…というケースもあるかと思いますが、政治信条を初対面でぶつけるのは失礼ですし、相手を困らせてしまう可能性が大、です。避けるのが無難。
2.宗教 ・スピリチュアルな話
こちらは非常にわかりやすいと思いますが、「あなたは何か信仰していますか?」など宗教関係のことを初めに聞くと相手は「勧誘目的なのかな…」と疑ったり、自分の信仰宗教を馬鹿にされてしまうのではないかと思ったり、距離を置く人も多いでしょう。また、会っていきなり、「あなたの左肩に霊が…」なんて言われたらどうでしょうか?初対面ではふさわしくない話題です。ご注意を!
3.過去の恋愛遍歴
初対面の相手が異性のとき、つい聞いてみたくなる話題かと思いますが、やはり"初対面"であれこれ聞くのは印象が良くありません。何度か会って親しくなってから、それとなく聞くのがベター。
4.プライベート
大まかに質問するのは良いと思いますが、「住所はどのあたり?」「家族構成は?」「学歴は?」と細かく問いただすのはやめておきましょう。まるで刑事の尋問になってしまいますよね。プライベートなことは、会う回数が増えればより聞きやすくなりますし、相手からの信頼を得られれば自ずと聞かせてもらえるはずです。「早く親密になりたい」と焦ったら負け、と心得て!
初対面に備えて…本を読んでおくのもおすすめ!【お役立ち本7冊】
最後に、初対面の会話が苦手な人やいつも悩んでしまう人に向けて、役に立ちそうな本をい くつかご紹介したいと思います。
『雑談の達人 初対面でも100%うちとける会話の心得』 内藤 誼人
『初対面の人とでも一瞬でうちとけられる会話術』 丹後 佳代
『たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方』 美月 あきこ
『会話のしくじり 失敗から学ぶ「反面教師の会話学」』梶原 しげる
『会話が続くコツ』 村松 加王里
『ネイティブ流 会話上手の英語表現』 シネマ英会話 、 菊地 浩司
『韓国語ひとことフレーズ 日本語 英語 韓国語』 金 安淑
どの本のタイトルも気になりますよね!もちろん本を読むだけで緊張しなくなったり会話が上手くなったりするわけではありませんが、"話のプロ"たちが教えてくれるコツやポイント、また彼らの失敗談を知ることは、いつか必ず役に立つはず。ぜひ読んでみてください!
まとめ
今回は「初対面の会話」についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?ほんの少しでも、初対面の会話が苦手な人の参考になれたら嬉しいです。
世代や場面に関わらず、初対面のときに大切なのは、「背伸びしないこと、良く見せようと無理しないこと」です。初対面で無理して明るく振舞ったり、知ったかぶりなどしてしまうと、後々の付き合いが上手くいかなくなってしまいます。
他人とのコミュニケーションが苦手だったり、上がり症だったり、ついハイテンションになってしまう…。そんな人は自分の特性を冷静に把握したうえで、初対面の人と接する方法を前もってシミュレーションしておくと、いざというとき困らないはずです。
最後にご紹介したお役立ち本以外にも、インターネット中古本店『もったいない本舗』では豊富な在庫を取り揃えております。ぜひ気になる本がありましたら探してみてくださいね。
ライティング担当 : otake札幌在住の40代2児の母。趣味は読書。小説からエッセイ、漫画まで何でもこいの雑食派。好きな作家は横山秀夫、誉田哲也、角田光代、篠田節子、乃南アサなど。とくに人間の本音や心の闇に迫る作品に惹かれる。テレビも好きで、笑えるバラエティで忘れた笑顔を取り戻す。一度手放した思い出の漫画たちを買い戻すことを目標に日々働く。すべての家事を終えて飲む一杯が一番の癒し。 |