自己紹介で好印象を与える!趣味の答え方とは?<シーン別>

面接、入社式、合コン…初対面の人に自己紹介をするとき、自分の趣味を話すことが多いですよね。でも、これといった趣味が思い浮かばない、またはオタクすぎて他人に理解されない趣味…本当にそのまま話して大丈夫?相手に好印象を与える趣味の答え方を、シーン別にご紹介します!

自分をアピールする方法とは


自己紹介であなたの印象が決まってしまう?!

握手をする二人

就活生、面接、合コンのみならず、入社式や社内での顔合わせなど、社会人になっても避けて通れないのが「自己紹介」。「苦手だから…」「ちょっと恥ずかしいから…」とおろそかにしがちですが、新しい環境で周囲と良い人間関係を築いていくためには第一印象が大事!この「自己紹介」で好印象を持ってもらうことが肝心です。

なかにはごく簡単な自己紹介で済ませる人もいますが、それだとなんだか味気ないですよね。自己紹介は他人に自分のことを知ってもらうためのもの。名前と出身地だけの紹介では、誰もあなたのことを覚えてくれません。自分をアピールするためには、やはり「趣味」の話をするのがベスト。趣味といえば、読書・映画鑑賞・音楽鑑賞・スポーツが定番です。…が、もしかして皆さん、まだそんな趣味の話をしていますか?

例えば、書店の入社式で「趣味は読書です」と言ったらどうでしょうか。またはスポーツ用品店の入社式で「趣味は体を動かすことです」なんて言ったら、何を当たり前のことをと思われてしまいますよね!これはちょっと極端な例ですが、あなたの第一印象が「面白い人」になるか「つまらない人」になるかは、最初の自己紹介で決まるといっても過言ではありません。

とはいえ、日本人は自己紹介が極端に苦手と言われています。外国人と比べて、幼い頃から自己主張をする文化がなく、皆が平均的に同じという考え方が当たり前でした。でも、本当にそれで良いのでしょうか?グローバル化が進んでいる現代、海外で勤務する人や、外資系の企業で働く人もたくさんいます。今までと同じ考えでは、間違いなく「この人、つまらないな…」と思われてしまいますよね。

学校や会社に限らず、自己紹介はその人の第一印象が決まってしまう大事な場面!こういうときに自分を上手くアピールできないのは、とてももったいないと思いませんか?また、第一印象で抱かれた印象を覆すにはとても時間がかかってしまうものです。初回で上手にアピールできるように、この機会に克服してしまいましょう!

自信を持って趣味をアピールするコツとは?

人前に出ると、「緊張してきた…上手く話せるかな…」「印象が悪かったらどうしよう…」と誰でも不安になるはず。しかし、自己紹介を成功させるコツは恥ずかしさを捨てて自信を持って趣味をアピールすること!小さな声やおどおどした口調は、必ず相手に自信のなさが伝わってしまい“内気”というレッテルを貼られてしまうかもしれません。まずは、ちょっとした心がけひとつで劇的に第一印象が変わるコツを伝授します!

好印象の自己紹介のコツ3箇条!
一、 笑顔で話す
表情はとても大切。緊張すると顔もこわばってしまいがちです。意識的に口角をあげて話してみましょう。自然と明るい表情や声がでますよ。
二、 早口にならず、はきはき話す
少しゆっくりめを心がけてみて。適度な間もあると聞きやすくて◎。あまり大きな声を出しすぎるのは自己主張が強く見えるのでNG!
三、 口癖に注意する
「えーと」「あのー」などの口癖は、使いすぎると間延びした印象になってしまったり、その言葉だけ気になってしまって話の内容に集中できません。事前に話すことをまとめて書き出し、練習しておくとスムーズに話せるはずです。

就活生、入社式、合コンなど、それぞれで初対面の相手に好印象を与える自己紹介のポイントは全く違います。「いったい、どうやったら好印象を与えられるんだろう…」とお悩みの方必見!次はシーン別に趣味をアピールするコツをいくつか具体的に挙げるので、ぜひ参考にしてみて下さい。それでは、見ていきましょう!

【scene1】就職面接で好印象の趣味とは?自己紹介と自己PRの違いも

就職面接を待つ人たち

就職活動をする大学生の皆さんや、転職希望の社会人の皆さんの第一関門はなんと言っても「面接」ですよね。面接官も人間ですから、採用の可否は制限時間内にどれだけ面接官に良い印象を与えられるかどうかにかかっています。履歴書1枚では、どうしても志望者の姿は見えてきません。「でも、どうして面接で趣味なんて聞くの?」「仕事と趣味なんて関係ないでしょ?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、それには大きく分けて3つの理由があります。

<面接で趣味を聞かれる訳とは?>
《志望者の人間性を知るため》

会社では一日の1/3もの時間を一緒に過ごすので、今後周りと上手くやっていけそうな人材を求めています。野球やサッカーなどのチームスポーツが趣味の人は「協調性を大事にする人」、旅行が趣味の人は新しい土地でも物怖じせずに楽しむことができる「アクティブな人」などと、ある程度予想できます。このようなことから、趣味は志望者の私生活や人間性を垣間見ることができる絶好の質問と言えます。

《どれだけ仕事に打ち込めるかを知るため》

入社して仕事に集中しない、仕事を適当にする人は採用したくないはず。仕事ができる人は必ずと言っていいほど仕事以外に打ち込めるものを持っていると言われています。アウトドア・インドアに限らず、とにかく一つの趣味を追及して何年も同じ趣味を続けている人は、相手に「きちんと仕事に打ち込める人」という印象を与えるのではないでしょうか。

《ストレス解消する方法を持っているかを知るため》

現代のストレス社会では、今後セルフコントロールできる人材が求められます。どんな職業だってストレスを感じない仕事なんてありません。ストレス解消ができないまま仕事をしていれば、効率が下がりミスも増える可能性も。円滑に仕事をしていくためにもストレス解消は必須です。ストレス解消のための休日の趣味を持っているか、ということは意外と重要視されています。

この他に、就職面接で大事なことは自己紹介と自己PRの違いをしっかりと理解することです。

● 自己紹介…名前、経歴、趣味、特技を簡潔に
● 自己PR…自分の長所など特に売り込みたいところをアピールする

上記をごちゃごちゃにしてしまうと、最初の自己紹介で力を入れすぎてしまい、中盤に必ず聞かれる自己PRで同じことを重複して語ってしまいパニックになってしまう可能性も…。あくまでも自己紹介は簡潔に述べることを心がけ、自己PRでは趣味を絡めた自分の長所などを存分にアピールしましょう!

それでは、実際に就職面接でよく聞かれる質問の回答例を比較してみましょう。

例文)趣味は何ですか?(自己PR内で)

NG例 趣味は読書です。
OK例 趣味は読書で、通学中の往復2時間は毎日読書タイムに充てています。特に好きなジャンルはSF小説で、最近はレイ・ブラッドベリなど海外の古典SFを読むことが多いです。既に絶版になっている本と出会ったときの喜びは格別なので、休みの日は古本屋巡りを楽しんでいます。

NG例 趣味はテニスをすることです。
OK例 趣味は週末にテニスをすることで、小学生の頃からずっとテニススクールに通っています。体を動かすことが習慣になっているので、週末が近づいてくると天気予報が気になってソワソワしてしまいます。テニスという趣味を通して、新たな仲間との交流が生まれるところも嬉しいです。

NG例とOK例の違いはわかりましたか?NG例では、あまりにもそっけなく、志望者の人柄が見えてこないと思いませんか?それに対しOK例は、週末の行動も絡めアクティブな姿を想像することができるのではないでしょうか。

就職面接ではあまり奇をてらった趣味や大げさなアピールをするのは避けましょう。会社が自己PRを通して知りたいのは、その人が「会社で活躍できる能力を持っているか」「どんな経験がアピールの根拠になっているか」です。具体的な内容や最近あったエピソードなど本人の人となりが分かるような内容を述べるのが重要です。

また、面接で話す態度は採用担当者が受ける印象に大きく影響を与えます。少しでも相手からの評価を上げるためにも、自信をもって自己PRをしましょう。

【scene2】入社式・歓迎会で好印象の趣味とは?ユーモアが大事!

入社式で期待に胸を膨らませる新入社員

次は、晴れて希望の会社に入社できたときの自己紹介について考えてみましょう!新入社員の皆さんが「入社式」で自己紹介をするケースも多々ありますよね。何人、何十人もの目が一斉に自分を見るので気後れしてしまうかもしれませんが、この日は誰もが緊張しているものです。多数に埋もれてしまわないようなオリジナリティあふれる自己紹介で、ぜひこの機会に自分をアピールしちゃいましょう。

入社式・歓迎会の自己紹介で好印象を持たれるコツは、「小さな笑いを取る」ことです!緊張した空気をほぐしてくれるユーモアな自己紹介はとても歓迎されますよ。爆笑でなくて構いません。少しでも笑いをとればこっちのもの!面白い人だなと印象付けられれば、入社式の後にも近付きやすくなりますよね。そして、多少は話を盛ったほうが面白くなると思いますが、嘘はあとから必ずバレるのでやめましょう。また、自己紹介が長くなりすぎると、だんだん何を話していたか相手もわからなくなってきます。1~2分以内で終わらせるようにしましょう。

それでは、ここでもNG・OK例を見てみましょう。

例文)(入社式・歓迎会にて)自分の趣味は…

NG例 趣味はお菓子作りです。
OK例 趣味はお菓子作りで、暇さえあれば材料を買ってきて挑戦しています。高校生、大学生と学生時代ずっとお菓子作りを続けていたのに、未だにシュークリームの皮を膨らませることができません。何度も失敗したシュークリームを食べているうちにこんなにふくよかになってしまいました。誰か、ふわふわのシュークリームを作れる人がいたら、ぜひ私に教えて下さい!

NG例 趣味は直売所巡りです。
OK例 趣味は直売所巡りで、週末になると必ず少し足を伸ばして野菜の直売所をはしごします。主婦でもないのに、10円20円安い野菜を探しては大量に買い込んでしまい、それがストレス発散に繋がっています。…ですが、もちろん料理をするのは母親です。いつも迷惑をかけているので、これからは自分でも少しずつ料理を覚えていこうと思います。

いかがですか?どちらの自己紹介をした人がより近づきやすいでしょうか。入社式や歓迎会では、とにかく周りの人が近付きやすい雰囲気作りをすることが大切。見た目とのギャップがある自己紹介だと尚良し!ただ、笑いをとることは大切ですが、場の空気を壊すようなものはNG。あくまでもウケを狙いすぎず自然体でいきましょう。出身地ネタを絡めた自己紹介や食べ物ネタは、自己紹介が終わった後も話題にしやすく、好感度も高いのでおすすめです。

【scene3】合コンで好印象の趣味とは?趣味がないケースも

飲み会で顔合わせをした男女

さて、次は飲み会編に行きましょう!学生の皆さんも、社会人の皆さんも、おそらく男女同士で飲み会・食事会をするケースがあるのではないでしょうか。若い人なら、友達の紹介で「合コン」をすることも多いですよね。そこから恋に発展するケースもあるわけですから、初対面の自己紹介はとても重要です。合コンでよくありがちなケースが、自分を盛りすぎて後から痛い目を見ること。付き合ってから「こんな人だとは思わなかった」と思われないためにも、合コンではある程度自分をさらけ出すことも必要です。

とはいえ、「趣味がない…」「オタクと思われたらどうしよう…」とお悩みの人もいるはず。特に男性は、女性陣の評価が気になってしまいますよね。そんな人へのアドバイスです!!

<タイプA>これといった趣味が思い浮かばない場合

【解決策1】
普段休みの日に、自分が何をして過ごしているか考えてみて下さい。川原をランニング、犬の散歩、大人買いした漫画をひたすら読む、海外ドラマ観賞…などなど。自分では何てことない暇つぶしだと思っていても、周りの人にとっては立派な趣味かも?

【解決策2】
最近のマイブームやハマっていることはありませんか?または、今やっていなくても昔ハマっていた趣味でもOKです。古本屋巡り、カフェ巡りなども立派な趣味になります。または各地の地ビールの飲み比べなんていうのも会話が弾みますね。それも思いつかない人は、興味があるレベルでも構わないので、自分が今何をしたいか考えてみましょう。


<タイプB>オタクと思われるのが不安な場合

【解決策1】
アニメ観賞やフィギュア集めなど、昔オタクと言われていた趣味も現代は比較的受け入れられやすいです。または最近ではFPSゲームなどを楽しむ人も多くなってきましたね。勇気を出して言ってみると、案外同じ趣味の人が周りにいるかもしれませんよ!

【解決策2】
あまりにもマイナーな趣味の場合のテクニックとして、情報を小出しにしていくという方法もあります。少しずつ受け入れられるラインを広げていくのです。周りの反応をよく確認しながら情報を追加していきましょう。もしかすると最高の趣味友ができるかもしれません。

男女の入り混じった飲み会や食事会では、ついつい良い格好を見せようとしがちですよね。でも最終的な目的は、その場限りで良い格好を見せることではなく、今後も楽しく付き合える関係を築くこと。自己紹介では気を張り過ぎず、「自分に興味を持ってもらえたらいいな」「共通点が合う相手がいれば良いな」というぐらいで臨みましょう。合コンは楽しむことが第一です!

NG集!こんな自己紹介は嫌がられているかも?

それでは、最後に「嫌がられる」自己紹介の代表的な例を挙げてみます。あなたが自己紹介をするとき、こんな内容になっていませんか?よくありがちなケースをいくつか例に挙げるので、自分自身を一度見つめなおしてみましょう。

<これはNG!な自己紹介>

①嘘をつく
あまりにも誇張した表現や嘘は必ず相手に伝わってしまうものです。あくまでも自分が今まで経験してきたことを誠意をもって話しましょう。
②趣味は寝ることです
“寝る”ことが嫌いな人は少ないと思いますが、それを趣味と言い切ってしまうとあまりよく思われないのも事実。「友達がいないのかな」、「だらしない人なのかな」とマイナスのイメージを持ってしまいます。
③趣味はネットサーフィンです
今の時代、ほとんどの人がインターネットを利用していると思います。ですが、あえて趣味として公言すると「無趣味」、「引きこもり」という印象がついてしまうかもしれません。
④どこか犯罪の匂いのする趣味
一概には言えませんが、“刃物集め”や“モデルガン集め”など、暴力や戦争で使われるものや、人々がどうしても犯罪を連想してしまうようなものはNG。初対面の人には良い印象が与えられない可能性が高いです。
⑤自慢話にしか聞こえない自己紹介
自分を良く思って欲しいと思うあまり、やってしまいがちなのが自慢話ばかりの自己紹介。過去の栄光や功績は自分から言うと自慢話になってしまうので、自己紹介の時には控えましょう。聞かれたときにさらっと伝えるのがベスト。
⑥自虐ネタを盛り込みすぎ<適度ならOK>
適度な自虐ネタは笑いをとれるかもしれませんが、あまり盛り込みすぎると周囲の雰囲気も悪くなり、痛々しく感じてしまうかも。過度の自虐ネタは禁物です。

まとめ

自己紹介は、あくまでも今後の関係を築くためのもの。自己紹介の上手な人は、最初から上手い訳ではなくちゃんと準備をして臨んでいます。自己紹介で伝えたい項目を紙に書きだして、事前にある程度自分の趣味を話す練習をしておきましょう。できれば短い自己紹介と長い自己紹介の2パターン作っておくことをおすすめします。

また、必ず初めに伝える名前は、名字のみ・下の名前のみではなく、名字と名前セットで名乗るのを忘れずに。あだ名があればその由来を合わせてアピールしておくのがベター。伝えたいことは端的に伝え、さらに上手に趣味をアピールできれば他の人と差がつくこと間違いなし!

自分を思う存分PRできるせっかくの機会。短時間で初対面の人達に自分を理解してもらうのはとても難しいことだと思います。ですが、この機会をモノにできれば良いスタートをきれること間違いなし!ポイントを押さえた内容で上手に話せるように事前に練習し、印象に残る自己紹介で周りより一歩リードしましょう!

■ 自己紹介で心がけるポイント
・ 好感度の高い自己紹介
・ 他人と差をつける趣味をアピールする
・ 奇をてらいすぎない自己紹介を心がける
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