• 2020/08/26
  • 2018/02/05

シンプルライフは"捨てる"から始まる~断捨離やってみた!

【シンプルライフ】いらない物を捨ててスッキリした生活に憧れませんか?断捨離やミニマリストとともにブームとなっているけれど、どうすればシンプルライフを送れるの?まずは何から手を付ければ良いの?40代ズボラ主婦が挑戦した、"めざせシンプルライフ!"体験記です。

チェストと窓のある緑色の壁の部屋

今の生活はシンプルライフ?現状を見つめよう

昨今ブームとなっている"シンプルライフ"に興味をもっている『もったいない本舗』のスタッフA、40代主婦(以下、私)です。人生40年近くも生きていると、自然と贅肉もモノも増えるばかり。雑誌やブログ記事に出てくるような、シンプルで素敵なおうちでの生活に憧れる…がしかし、我が家を振り返ると"素敵"とは程遠い現状。決して"ゴミ屋敷"というほどではないけど、なんだかスッキリしていないんですよね。

  我が家の現状……
・クローゼットを開ければぎゅうぎゅう詰めの洋服&コート
・タンスには下着、靴下が雑に突っ込まれている
・食器棚には重ねられた皿、常に一番上のものしか出番なし
・靴箱には入り切らない靴があふれ、部屋の収納にまで侵出している

表現するなら、"その場しのぎ"の家でしょうか。

「どうしてシンプルに暮らせないんだろう?」と悩み、ネットで"シンプルライフ""断捨離"など検索して多くのブログ記事を見たり、関連本を読んで気づいたのが、"家の中にいらない物がたくさんある"ことだったんです。

ズボラな私が今までやってきた、
  見える範囲だけ片付ける=収納に押し込む、適当にしまい込む片づけ方
をやめて、物の量を減らすことを最優先にやるべき、と気づきました。

以下、私の"めざせシンプルライフ!"体験記をお送りしていきます!

【行動その1】いらない物を洗い出そう

さあ、憧れのシンプルライフに向けてスタート!まずは家中のいらない物を洗い出すことから始めました。"ときめくお片付け"や"断捨離"なんて言葉もブームとなりましたが、いずれも不用品の処分は絶対不可避のよう。気合いを入れて各部屋を回ります。

【クローゼット】

コート

何年も前に流行だったからと買ったコート

〜自分には合わず、ほぼ未着用。

ワンピース、スカート

アウトレットで安いからと買ったワンピース、スカート
流行だからと買ったカットソー

〜自分には似合わず、他の服とも合わず…結局未着用。

【キッチン】

プラスチックのスプーン、フォーク、調理器具

もう使わなくなった赤ちゃん用のスプーン、フォーク
100円ショップで安いから、海外旅行で可愛いからと買ったけど使いづらい調理器具

【靴、バッグ】

靴

サイズが小さくなった子どもの靴。
10年以上も前にデザインが気に入って買ったけどもう数年間一度も履いていないサンダル。
ネットショップで安いからと買ったけどイマイチ気に入らなかった冬靴。

ナイロン製のバッグ

ショッピングモールなどで安いからと何個も買ったナイロン製のバッグ
雑誌で見て勢いで買ったものの使いづらいバッグ
いつか何かに使えると思い取っておいた藁あみのバッグ

【本】

漫画、本

今はほとんど読まなくなった本、マンガ

【その他】

子どものおもちゃ

もう遊ばなくなった子どものおもちゃ

ショップの紙袋

溜まり続けるショップの紙袋

ざっと洗い出しただけでも、けっこうな量のいらない物がありました!

ひとつアドバイスを。いらない物の洗い出しは、一度に全部やろうとするのは危険!収拾がつかなくなるとやる気もダウンしちゃいます。1日など期間を決める、もしくはやる場所、部屋を決めて順番にやっていくなど、無理のないように進めるのが良いですよ。

【行動その2】いらない物の処分方法を考える

家の中のいらない物を洗い出したら、次はそれらを"どう処分するか"を考えていきたいと思います。 不用品の処分と言えば、"リサイクルショップに売る"というのが真っ先に思いつくのではないでしょうか。他にも、ネットオークション、また今ではスマホのフリマアプリも大人気ですよね。

しかし、今回仕分けた"いらない物"については、

 ▼売りに出しても値が付かなさそう
 ▼売買に手間をかけたくない


という理由で、売りに出す方法は見送りました。

タイトル通り、キッパリ"捨てて"しまおうと決心、そうと決めれば、あとは捨て方の調査へ。

【いらない物の捨て方】
洋服
衣類
古布回収、資源回収ステーションで捨てる
➡自治体によるもの ~日時場所指定の回収車による巡回方式、区施設に常設の回収ボックス(回収された古布は中古衣料品、ウエスなどに再利用)

➡民間企業によるもの ~所有地にリサイクル回収場を設置 (例:"じゅんかんコンビニ" 古布の他、ダンボールや小型家電等も。北海道札幌市近郊に数カ所あり)
食器
調理器具
可燃、不燃、プラスチックなど、住んでいる自治体のルール通りに仕分けしてゴミへ
バッグ 素材を確認し、可燃、不燃など自治体のルール通りに仕分けしてゴミへ
(洋服と違い古布には該当せず、資源回収には出せない)
自治体のルール通りにゴミへ
紙袋 自治体のルール通りにゴミへ
(新聞、雑誌、ダンボールは資源回収となるケースが多い、混同しないよう注意)
おもちゃ 材質によって仕分け、自治体のルール通りにゴミへ
※シーツは古布、ふとんは大型ゴミ、粗大ゴミなど、同じ寝具でも分類が違うことが多いので注意が必要
※長傘はおおむね不燃ゴミとされるが、指定ゴミ袋に収まらないと回収してくれない自治体もあり注意が必要

上記の物は、自治体のゴミ分別の手引きを見ながら何とか処分することができました!

しかし、"本"だけは、ゴミとして捨てることができず…。いったん、マンションのトランクルームへ保管することに。気持ちの整理がつかなかったので、無理をせず保留の期間を作ることにしました。

あと、今回我が家にはありませんでしたが、意外と"家具"を捨ててしまうのも部屋のイメージがガラッと変わって良いみたいです。「実はあまり座らないソファ」「物置き場と化しているリビングテーブル」など、あなたのおうちにありませんか?思い切って処分してみてはいかがでしょうか。

【行動その3】整理整頓する


美しく整頓されたクローゼット

さて、ゴミを出した後はだいぶ家の中もスッキリしたように思います。でも、いらない物を捨てただけでは、正直、家のイメージは変わらず…。

「これは残したい」という選ばれし物たちを整理整頓して、部屋を素敵にチェンジしよう!と言ってもどうしたら良いものか、いまいちわからず…。

参考までに、雑誌のシンプルライフ特集やブログ投稿記事など拝見すると、達人たちはさまざまなアイデアで部屋を整理整頓していました。その中で私が"やってみたい""これならできそう"と思ったものが、

収納は8分目まで!

➡ どんな収納でも満杯は禁物。常に少し空きのある状態をキープして、新しい物が増えたとしても、しまうことができる余裕を持つことがシンプルライフ継続の秘訣

部屋に置く物に統一感を持たせる!
➡ 家具や収納の素材や色を揃えると、ただの片付いた部屋から一歩進んだ、おしゃれな空間へ変身!
例)
・家具の色味を合わせる(ナチュラル系、北欧系、アジアン系など)
・収納ケースを無印良品やニトリなど同じ店舗、規格で揃える

この2点でした。ちょっとキレイ好きな人ならば「こんなこと、自然とやっているよ!」と思うかもしれないようなことですが、ズボラな人や片付けが得意じゃない人は、意識しないと習慣化することができないんですよね。

というわけで、我が家もせっせと2点を実践してみました。もともと、リビングルームの家具はナチュラルウッド系で統一していたので、それ以外のアルミラック、スチールワゴンは別の部屋へ移動しました。

いらない物を捨てて部屋を整理整頓してみて気づいたこと

それは、 物が減ると、一つ一つの物の存在感が増すということでした。

リビングルームを例に説明すると、今まではお気に入りの雑貨やら新聞やら子どものおもちゃやら、全部が雑然と置かれており、単に物が散らかっている状態と思うだけでした。しかし、断捨離して物を減らし、置きっぱなしがなくなると、部屋にある物がとても目立つようになるのです。

例えば「壁の掛け時計が何だか安っぽいな…」「小窓のレースカーテンが意外と良い感じ」など、それまでは気にも留めていなかった部分に意識が行くようになりました。これは私にとっては本当に大きな、新しい気付きだったのです。やってみなければわからなかったことでした。

ズボラな私は今まで"おしゃれなインテリア"などには縁がない、と思っていましたが、いらない物を捨てて片付けたことで、初めてインテリアというものを意識するようになりました。

"シンプルライフ"を目指して行動した結果、私の暮らしやすい住まいを探求するきっかけを掴むこともでき、チャレンジしてみて良かった、と心から実感しました。

無理してでも捨てるべき?迷ったときは○○を作ろう

シンプルライフを目指して断捨離した結果、自分では満足のいく結果を得ることができました。しかし、私の場合、本を捨てられなかったように、人それぞれ、どうしても処分することができない物もあると思います。

例えば、

  • 趣味の物~洋裁の布、編み物の毛糸、ビーズアクセサリーセット、プラモデル、フィギュア
  • 写真
  • 手紙

などが多いでしょうか。

「どうしても、どうしてもゴミに出せない!」と思った物だけは、"一時保管ボックス"を作りましょう。1年間など期限を決めて保存してみて、再度考える機会を自分にあげましょう。

何事も無理は禁物!手当たり次第に物を捨てて後悔するようなことがあると、せっかくのシンプルライフや断捨離も、つらい経験となってネガティブなイメージを持つことにもなりかねません。自分なりのやり方で良いと思いますよ。

"捨てたい人"は読んでみて!おすすめの本2冊

今回はシンプルライフを目指した私の個人的体験をもとに記事を作成しましたが、「プロや達人のやり方を知りたい!」「もっと詳しく捨てる方法を知りたい!」という人へ、おすすめ本をご紹介します。

「捨てる!」技術  (辰巳 渚 著)

本書は2000年に刊行され、瞬く間に100万部を超えるベストセラーとなりました。著者はフリーのマーケティングプランナーとして第一線で活躍しており、本書の"捨てる技術論"はその肩書どおりアンケート結果などにより裏付けされているので強い説得力があります。「Q 捨てるに捨てられずに困っている物は?」「Q 収納に困っている物は?」などの調査結果を見るだけでも「わかるわかる」と納得しきりです。また、"物が捨てられない、よくあるシーン"を具体的に設定して解説してくれているので、どんな人でも読みやすくわかりやすい内容となっています。

本書のポイント
・「とりあえず」 「仮に」 「いつか」 はダメ!
 ~ これ、とっても耳が痛いですよね。でも本書を読むと「その通りだよな」と深く実感できます。
・捨てるテクニックを知る!
 ~ 捨てる基準、期間、場所について具体的なアドバイスが詳細に説明されています。ぜひご一読を…
【「捨てる!」技術】の購入はこちら
Amazon 楽天市場 もったいない本舗

捨てる!スッキリ生活  (辰巳 渚 著)

2冊目も同じ著者の本ですが、こちら1冊目に比べて各段に読みやすいつくりとなっています。見開きの右ページに著者のメッセージ、左ページには解説、という構成です。このメッセージがどれもこれも胸を突くんですよね。

本書のポイント
・出し入れだけを繰り返すコートは"着ない"!
・冷蔵庫の奥にある物体を点検!
・薬にも消費期限あり
・本は並べるだけで満足していない?
【捨てる!スッキリ生活】の購入はこちら
Amazon 楽天市場 もったいない本舗

いかがでしょうか?ごく簡単にご紹介しましたが、2冊とも読んでみたくなったのでは?ぜひあなたの目でお確かめ下さい!

いらない本の処分方法~捨てるだけが能じゃない⁈


真ん中のページがハートの形になっている本

今回、私は読まなくなった本をゴミに出すことができませんでしたが、本好きの人ならば同感していただけるところもあるのではないでしょうか? とは言っても本は増えると場所を取り、重量もあるのでシンプルライフの敵でもあるんですよね。

自分の愛着のある本、とても面白かった本など、"次の読み手"を探して譲ってみるのも一つの方法です。でもたくさんの本を中古本店に持って行くことや、ネット上で売りに出すことなど「考えただけでも面倒」「忙しくて時間もない」という人のために、『もったいない本舗』の宅配買取システムをご紹介いたします!

『もったいない本舗』では宅配買取を専門に行っており、ダンボール、ガムテープも無料でお届けします。集荷もウェブかお電話でOK、なんと15時までの申し込みで当日集荷も可能なんです。 驚くほどかんたん、スピーディーにいらない本を売ることができます。

買取3ステップ
 1.ダンボールに詰めるだけ
 2.着払いで『もったいない本舗』に発送
 3.査定後、指定の口座に入金

その他、『もったいない本舗』ならではの便利なサービスも充実しています。

便利なサービス
 配送に使うダンボールを無料でご用意!
 15時までの依頼で、当日集荷も可能!
 着払い伝票をすでに印字された状態でお渡し!

まとめ

今回は、私のシンプルライフへの体験談をお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。 やってみてわかること、気づくことってたくさんあります。

シンプルライフに憧れる人、興味がある人、おうちに物があふれて困っている人… ぜひ、まずは行動してみてください!想像以上の変化を感じることができますよ。

  • 物を減らすことが最優先! ~まずはいらない物を洗い出し、処分しよう
  • 行動あるのみ! ~頭で考えるより、手を動かそう
  • 無理は禁物! ~自分なりのシンプルライフを目指そう
  • リサイクルも活用!~捨てられない、捨てると後悔しそうな本などは次の人へ
otake
ライティング担当 : otake

札幌在住の40代2児の母。趣味は読書。小説からエッセイ、漫画まで何でもこいの雑食派。好きな作家は横山秀夫、誉田哲也、角田光代、篠田節子、乃南アサなど。とくに人間の本音や心の闇に迫る作品に惹かれる。テレビも好きで、笑えるバラエティで忘れた笑顔を取り戻す。一度手放した思い出の漫画たちを買い戻すことを目標に日々働く。すべての家事を終えて飲む一杯が一番の癒し。

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