シンプルライフを目指す人必見!部屋をすっきり見せるテクニック

「シンプルライフ」という言葉をご存知ですか?少ない物、本当に大好きな物だけに囲まれた生活はとても気持ちの良いものです。部屋をすっきりとシンプルに見せるには、ほんの少しの捨てる勇気とモチベーションがあれば大丈夫。今日からすぐに使えるテクニックを伝授します!

すっきりした空間で過ごす毎日

「シンプルライフ」って何?「ミニマリスト」との違いは?

皆さん、シンプルライフという言葉を聞いたことはありますか?一言で言うと「物を持たないシンプルな暮らし」ということです。最近は人気ブロガーさんたちが、積極的にシンプルな暮らしのススメを発信しています。物が少なくすっきりと整頓された部屋や、ナチュラル素材に囲まれ柔らかな日差しが降り注ぐ部屋は、眺めているだけでも気持ちの良いものですよね!

でもそれって「ミニマリスト」と同じことではないの?と疑問に思った方も多いはず。実は「シンプルライフ」と「ミニマリスト」は似て非なるもの。言葉だけではわかりにくいかもしれませんが、比較すると意外と違うことがわかると思います。では、さっそく両者の違いを見ていきましょう!

シンプルライフ
・必要と思ったものは捨てない。
・余分なものは持たず、好きなものだけに囲まれた生活を心がける。
・日々の生活を豊かにするための厳選された生活家電を持つ。
厳選された"好きな物"のみに囲まれた暮らしがシンプルライフ!


ミニマリスト
・とにかく物は持たない。物に対する執着心がない。
・極限まで持ち物を減らし、生きていくのに必要最低限のものだけを持つ。
・冷蔵庫や電子レンジなどの生活家電なども持たない。
"生きていくのに必要のないもの"は徹底的に処分するのがミニマリスト!


持ち物の量でいうと…

断捨離を始めた人
>
シンプルライフ
>
ミニマリスト

シンプルライフもミニマリストもどちらを選ぶかは人それぞれ。どちらのライフスタイルでも自分に合った方を選べば良いと思います。ですが、初めから張り切り過ぎは禁物です。中にはミニマリストを目指して、不自由な暮らしに逆にストレスを感じてしまう人も。ミニマリストほど積極的に物を手放したくはないけれど、すっきりとシンプルな暮らしをしたいという人のためにシンプルライフの部屋作りのコツをご紹介します。

【シンプルライフの部屋作り1】玄関編

玄関といえば、"おうちの顔"ですよね。突然お客さんが寄ったとき、または宅配のお兄さんが来たときに、こんな玄関の状態を想像してみてください。靴は何足も出しっぱなし、コートハンガーには家族みんなのコートがごちゃごちゃとかけられている…。たったそれだけで、家の印象が決まってしまうなんてもったいない。おうちの顔をシンプルに整頓させるだけで、帰宅時にホッとするような安らぎ空間に早変わりしますよ!

玄関の靴は、履くものだけを置いておく

来客時には必ず見えるのが玄関。中に入らなくても、ドアの隙間から靴が何足も無造作に置かれているのが見えると、それだけで家全体が片付いていない悪いイメージになってしまいます。また、何足も出しっぱなしにしておくと、脱ぐときに他の靴を踏んでしまったりして、キレイな靴も汚してしまう可能性も!家族が多い場合は特に、一人1足のみ出すとルールを決めておいたり、必ず靴箱に収納できる分のみ靴を持つように心がけると良いでしょう。

靴箱の上には余計な物は置かない

靴箱の上に、余計な雑貨やレースの敷物などを置くと掃除が大変になります。大変だと思えば徐々に掃除をするのが億劫になり汚くしたままになりがち。ホコリをかぶったままの雑貨なんて、見た目にも悪いですよね。思い切って「靴箱の上には何も置かない!」と決めると、一気にシンプルでスタイリッシュになります。

玄関マットやスリッパ、本当に必要ですか?

毎日足で踏まれずっと置きっぱなしの玄関マット。汚れていてもなかなか毎日は洗濯できないものですよね。家族が汚れて帰ってくることが予想出来るなら、使い古したバスタオルで代用したり、汚れたらすぐ拭くという習慣をつければ意外と無くても不自由しません。スリッパについては、足の冷えが気になるのなら厚手の靴下を履いて、毎日洗濯した方が衛生面でも安心です。マット類やスリッパは思い切ってやめると生活感もなくなり、シンプルさが増します。

コートハンガーはおかないようにする

掛けるものがあればどうしても掛けてしまうのが人間。1つ掛け、2つ掛け…と気付けばどんどん重ねて掛けてしまっていませんか?!そこにあるからいけないんです!コートハンガーは玄関に置かず、きちんと部屋にしまう習慣に変えましょう。

【シンプルライフの部屋作り2】リビング・ルーム編

仕事から帰って来てまずくつろぐのがリビング。家族のだんらんが生まれたり、子供たちの遊び場所になるのもこのリビングです。しかし、一日の中で一番長い時間過ごす場所であるため、どうしても散らかりやすくなってしまいます。また、玄関と同じく来客時にはリビングへお通しすることも多いはず。いつも生活している人よりもお客様の方が、部屋が整理整頓されているか気になるものですよね。突然の来客で恥をかかないように普段からシンプルに片づけておきたいものですね。

床やじゅうたんには物を置かない

脱ぎ散らかされた衣類、子供のレゴブロック、趣味の雑誌など、ついつい床に置きっぱなしにしてしまいがち。床に散らかしたままは厳禁です!脱いだら洗濯カゴへ、細かい玩具はボックスにまとめて棚に収納するなど、「それぞれに必ず定位置を決めて、決められた場所へ戻す」が鉄則です。

家具は低めのもので揃える

人間の視覚的に、目線を下げると部屋が広く見えます。出来るだけ家具は高さの低いもので揃えると部屋が整然とします。手持ちの家具の高さがバラバラな場合は、部屋の奥に低い家具を持っていくようにすると広く感じますよ!

家具の色やデザインを統一する

家具のテイストを揃えるだけで統一感が出て気持ちも整います。テイストがバラバラだったり、素材が違うものばかりでは雑然とした感じになり逆に狭いと感じてしまうことも。色はホワイトやベージュなど、明るめの色を選ぶとさらに良いでしょう。

テーブルの上には物を置かない

テーブルの上にはついつい何かしら物を、置きっぱなしにしてしまいますよね。物を置いてしまうとごちゃごちゃした印象になります。例えば、郵便物はすぐ分別し不要なものは処分、必要な書類はファイルボックスなどに項目ごとに分けて保存。リモコンは定位置に戻すなどを徹底すると、お部屋をすっきり保てます。

収納棚や収納アイテムを買わない

なぜ?と思う方もいるかもしれませんが、意外と重要なのがこれ。一見便利そうな収納する棚やアイテムを増やせば、本来不要な捨てるべき物も収納出来てしまい、おのずと物が増えてしまします。これを繰り返して行くと家が物であふれかえってしまい、シンプルライフからは遠ざかっていくばかりです。

紙や書類を増やさないように心がける

ダイレクトメールなどの郵便物はすぐに仕分けして不要なものは捨てましょう。どうしてもたまりやすい雑誌は、雑誌読み放題アプリに切り替えるなど、紙媒体からスマホやタブレットなどの電子機器で代用できるものは電子機器へ切り替えると◎。収納場所もとらず、1台で何役もこなせるので便利です。「あのメモはどこだったかな…」と探す時間も省けます。

【シンプルライフの部屋作り3】ベッドルーム編


シンプルでナチュラルなベッドルーム

では次はベッドルームに移りましょう!一日の疲れを癒すために必要なのはなんと言っても良質な睡眠。たくさん寝たのになかなか疲れが取れない…と悩む人も少なくないはず。良い睡眠をとるには極力目に入るものは置かない、眠りを妨げるようなものは遠くに置くなどの部屋作りの工夫も必要です。リラックス出来るお部屋を目指して、同時に眠りの質も上げましょう!

リネンなどナチュラルで上質な素材の寝具を使う

ベッドカバーなどは柄物を避け、無地のものにしましょう。カラーは奇抜なものを避けるほうがベターです。デザインはシンプルなものの方が気持ちが落ち着きます。また、リネンなど肌触りの良い素材などを使うと気持ちも良いですね。

明かりはシンプルでやわらかなものに変える

ベッドルームに最適なのは暖かみを感じるオレンジ色の電球。一つの照明で部屋を明るくするのではなく、間接照明などいくつかの小さいライトを組み合わせて使うとより良いでしょう。明かりのつく加湿器などもリラックスできておすすめです。照明の位置も低めにするとより、寝室らしい雰囲気になります。

ベッドやサイドテーブルは、木製などの素材で揃える

毎日寝るベッドや、隣に置くサイドテーブルなどはテイストを統一しましょう!木製の素材を使うことで温かみが増します。木材の色はウォールナットなどの濃い目のものよりナチュラルな薄めの色の方が、部屋も明るく気持ちが良いですね。

あくまでも「寝るため」だけの部屋を目指す

睡眠には余計なテレビやパソコンは持ち込まないことが重要です。テレビやパソコンから出る光はどうしても睡眠の質を下げてしまします。気持ちよく寝るためには、あくまでも「寝るため」だけの部屋作りを目指しましょう。また寝る前にはスマホを手にしないなどの工夫も必要ですね!

【シンプルライフの部屋作り4】バスルーム・トイレ編

バスルームやトイレは、ちょっと手間をかけるだけでたちまち癒し空間に。でも実は、家の中で一番ゴチャゴチャしやすい場所でもあります。普段から掃除やメンテナンスを怠れば、一刻も早く離れたい空間になってしまう可能性も!不要なものは徹底的に排除して、掃除しやすいシンプルな空間づくりをしましょう。掃除は「大掃除」のときではなく、汚れたなと思ったときにササっと終わらせ、常に綺麗な状態を保てるのがベストです。

シャンプー・トリートメントなどのボトルをシンプルな容器に入れ替える

毎日使うシャンプーやトリートメントは、購入時のボトルのままバスルームに置いている人も多いと思います。市販されている容器は、色や商品名がプリントされ意外と派手なもの。シンプルな容器に統一するだけでグッと整います。

バスルームのイスや湯おけなどの色を統一する

イスや湯おけは同じシリーズの同じ色で揃えると、統一感がでて見た目がとてもすっきり!最近ではアクリル製のクリア素材のものや、個性的な形のものなどお洒落なものがたくさんあります。自分のお気に入りを探してみましょう。

タオルは手持ちの枚数を決める

バスタオルは乾きづらく場所を取りますよね。実は、フェイスタオルだけで事足りる場合もしばしば。もしかするとバスタオルは不要な人が多いのかもしれません。思い切って処分してしまうか、所持枚数を決め、傷んだら捨てて新しいものを使うようにするのが◎。

トイレの便座カバーやマット、スリッパは必要ない

意外と頻繁に洗濯せず、汚れたままの便座カバーやマット。スリッパも置いているだけで、使っていないことも多いのでは?何も置かないことで掃除もしやすくなり、汚れたらすぐ掃除できるので逆にキレイを保てます。

洗剤やトイレットペーパーのストックは隠す

備え付けの収納棚が無い場合は、バスケットなどに入れて見えない様に隠してしまいましょう。トイレ用の洗剤やお掃除グッズなども出しっぱなしだと生活感が出てしまうので、一緒に隠すと見栄えも良くなります。



【シンプルライフの部屋作り5】キッチン・ダイニング編


テイストが統一されたキッチン

主婦の皆さんは「キッチン」と聞いただけでギクリとする人もいるのではないでしょうか。ついつい買いすぎてしまう調味料のストック、ザルや道具が散乱しているシンク下の収納。物が多すぎるキッチンはストックを把握しづらく、余計な出費がかかった経験がある人も多いはず。調味料や乾物類などのストックは決まったものだけにし、キッチングッズも1種類を何個も持たない様にしてみましょう。何でもキッチンの上に置きっ放しにせず、決められた場所に収納しておけば、調理中に油はねして汚れるということも無いので掃除も楽になりますよ!

鍋やフライパンの所持数を決める

お鍋は場所を取るので、使いづらいものや他のお鍋で代用できるものは処分するのが得策。「不便そう…」と初めは思うかもしれませんが、少ない数でも調理しながら洗って使いまわしすることで、調理後の洗い物も減り、結果的に時間短縮にもなります。

食器は使うものだけをチョイスする

お皿やお茶碗、グラスなどの食器は使いやすい大きさのシンプルなものが家族の分あればOK。今は何でもすぐ買い足しできる時代なので、割れたら困るかも…というストックの必要はありません。

食器やカトラリーは同色系やデザインで統一する

食器のほか、スプーンやフォークなどのカトラリーも使い勝手の良いシンプルなものを選びましょう。デザインやカラーを統一することで見た目もすっきり。

キッチンは使う調味料だけを厳選する

スーパーへ行けばズラッと並んだ調味料たち。ついつい、あれもこれもと試してみたくなってしまいますよね。でも実はそれがゴチャゴチャの元!1度しか使わずに賞味期限切れというものもよくあるのでは?!よく使うものだけを厳選し、保存する調味料は容器を入れ替えて統一すると見た目にも綺麗です。お気に入りのマスキングテープなどでラベリングするとわかりやすいのでおすすめです。

食器用洗剤やシンク用洗剤は安いからと言って買い込まない

安売りしているとついつい大量に買い込んでしまいがちな洗剤類。これにはこの洗剤、あれにはあの洗剤と細かく用途別にたくさん販売されています。それぞれを大量にストックしていては、それだけで収納場所がいっぱいになってしまいますよね。今流行りの「ナチュラルクリーニング」に切り替えれば、既製の洗剤を何種類も揃える必要がなくなり、収納スペースもとらず一石二鳥です。

※ナチュラルクリーニングとは…重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダなどの自然由来の成分のものをそのまま振りかけてこすったり、水に溶かして使ったりと汚れの性質によって使い分けて掃除する方法。

ダイニングテーブルには余計な小物は置かないようにする

ダイニングテーブルに、醤油差しや爪楊枝など出しっぱなしが当たり前という人もいるのでは?!前述したとおり、テーブルの上はいつも何も無い状態が好ましいと思います。醤油や爪楊枝はそれぞれ収納すべき場所に収納しておき、使う時にだけ出して使うべきです。

すっきり綺麗なお部屋を維持するためには?


今回スペース別にシンプルライフの部屋作りのコツを紹介しましたが、いかがでしたか?物に振り回されないシンプルな生活を送るためは、単に部屋を片付けるということではなく、自分に必要なものかそうでないかというのを見極めるのが大事です。

物があるところには、さらに物が引き寄せられます。"安いから"とか、"いつか使うかもしれないから"という理由で、余計なストックをためこんでいる人はぜひ一度自分の生活を見直してみましょう。使うものだけを持つ」のがシンプルライフの真髄です!!


<綺麗なお部屋を維持するための3箇条>

巻物


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