【BTS】世界的人気はなぜ？7つの理由と人気＆おすすめ曲紹介

BTSの人気が止まらない！『Dynamite』の世界的ヒットで新規ファンも爆増、グラミー賞へノミネートも。なぜこれほど人を熱狂させるのか？その理由を徹底解明します。また人気曲ランキング＆おすすめ曲、最新タイアップも一挙ご紹介。これを読めばBTSが丸わかりです！

【BTSとは？】これでBTSがわかる！グループ紹介

「BTSってどんなグループ？」という人たちへ向けて、＂これを読めばすべてわかる！＂グループ紹介から始めたいと思います。

メンバー紹介

『Dynamite』で初めてBTSを知りファンになった人も多いかと思います。MVを見て「誰が誰なの？」となかなかメンバーを判別できない人へ、ここで把握しておきましょう！

グループ名の由来

BTSの正式名称は『防弾少年団』。アイドルグループにしては少し珍しいネーミングですよね。このグループ名の由来やBTSと名乗るようになった変遷をご紹介します。

2013年にデビューした防弾少年団のコンセプトは以下の通り。 ＂防弾＂の名の通り、偏見や抑圧という銃弾から身を守る、という意味が込められています。

そして2017年、防弾少年団はグループのロゴをリニューアルし、以下のコンセプトを新たに追加しました。

デビューから4年を経て、発表する楽曲も幅広いジャンルに挑戦、メンバーも少年から青年へ。また活躍の舞台も世界を見据えてのリニューアル。ここから＂BTS＂として本格的に世界進出が始まりました。

こうしてBTS（防弾少年団）は誕生した！

作曲家、プロデューサーとして韓国大手芸能事務所JYP( ※NiziUでお馴染みとなったJ.Y.Parkが創業者）で活動していたパン・シヒョク氏が独立、2005年にBigHit Entertainment（以下BigHit）を設立。

なかなか業績が伸びない中、パン氏がラッパーとして活動していたRMのデモテープを聴き「彼を中心としたグループを作る」と決心。それから数年にわたる防弾少年団オーディションプロジェクトが始まりました。

当初はヒップホップグループをイメージしてラップ対決方式のオーディションをしていましたが、途中からアイドルグループへと路線変更。ダンスやボーカル、ビジュアルも含めた選考やスカウトを経て、現在の7名に決定しました。

苦悩した低迷期を経て、世界の舞台へ

韓国芸能界は大手芸能事務所所属の人気アーティストが大々的なキャンペーンでテレビ出演、賞レースも独占というのが常識で、デビュー直後から1位を獲得するグループもザラ。BTSは新人賞こそ貰えましたが思うように売り込めず、ライバルや業界関係者らからの「すぐに消えるアイドル」という中傷、揶揄に苦悩する時期が続きました。

しかし、その低迷期こそが彼らの原動力となり着実に実力を高めることに。そして2015年に発表した『I NEED YOU』と収録アルバム『花様年華 pt.1』が韓国内で大ヒットを記録、そこからブレイクの階段を駆け上がり人気はアジア～欧米へ拡大。2020年『Dynamite』のヒットにより第63回グラミー賞にノミネート！惜しくも受賞は逃しましたが全世界に向けパフォーマンスを披露、K-POPアーティストとして前人未到の偉業を成し遂げました。

【BTS人気】世界を熱狂させる7つの理由とは？

2013年、韓国国内のデビューから約7年で世界的人気グループへと上りつめたBTS。2020年8月に発表した『Dynamite』で一気に認知度が上がりましたが、「K-POPで歌もダンスも上手いグループはたくさんあるのに、なぜBTSはこんなに人気があるの？」と不思議に思った人もいるでしょう。

その理由を7つにわけて解説したいと思います。

「歌手は音楽で語るべき」とかつて語ったSUGAに象徴されるように曲がBTSの命。実際、メンバーは音楽プロデューサーらと共にほぼすべての楽曲制作に携わっています。特に作詞のほとんどはメンバーの手によるもの。コンセプトを含め自分たちの想い、考えを込めて作っているので等身大のBTSを感じられるし、ファンへのメッセージが曲を通じてダイレクトに伝わってくるのでますますBTSが好きになる、という好循環が生まれます。また代表格の激しいダンスナンバー以外にもスロウ系の名曲が数多くあり、世代や性別、国籍を問わない、＂BTS＂という一つのジャンルを確立しています。

BTSの発表するアルバム（ミニ、フル含む）は壮大なストーリーに沿って楽曲制作されています。デビュー時は10代のリアルな感情、学歴主義、世襲主義など抑圧的なものへの抵抗を曲に込めました。それから青春期の美しさ、未来への不安～誘惑に葛藤する若者たち～どんな自分も愛すること、というように過去から現在までBTSの歩みとともに綴られた物語があるのです。また映画のように謎を散りばめたMVもファンを夢中にさせています。

BTSの代名詞でもある＂シンクロダンス＂。最高難度の振付ながら一糸乱れぬダンスは日本でも話題に。しかし初めからメンバー全員がダンスに長けていたわけではありませんでした。練習生時代、睡眠時間はおろかトイレに行く間も惜しんで行われたレッスン。その時間は1日十数時間にも及んだとのこと。まさに血のにじむ努力と鍛錬の結晶です。「あのダンスで歌えるわけがない」と疑われるほど完成度の高いパフォーマンスも人気の大きな理由。

BTSのリーダーでラップ＆作詞の天才RM、「Agust D／Gloss」の別名でソロ活動もする音楽家のSUGA、オールラウンダーでムードメーカー・J‐HOPE、芸術的ダンスと無限音域のジミン、ハイトーンボイスのJIN、世界一のイケメンビジュアル＆声で魅了する・V、全てを兼ね備えたBTSのセンター・ジョングク。7人それぞれが確固とした魅力を持ち、誰とも類似していないのがBTSの奇跡。7つの個性が起こす化学反応が、グループとしての魅力を何倍にも高めています。誰が欠けても今のBTSにはなり得なかったでしょう。

デビュー当初「アイドルラッパー」などと中傷され、ライブ会場も埋まらない、テレビではカットされるなど辛酸を舐めたBTS。そんな低迷期を宿舎で寝食を共にして乗り越えた7人には家族のような強い絆が生まれました。単なる＂仲良しグループ＂とは次元の違う、絶対的な信頼関係をいつもファンに見せてくれるBTS。これこそが実は一番の人気の理由かもしれません。

ファンダムとは＂ファンが形成する世界＂。ARMYと呼ばれるBTSのファン達も今のBTS人気に欠かすことのできない要素です。日本のファンクラブ会員だけで約50万人強（※会員番号より。退会者含む）、関連公式SNS登録者数などからみると世界中に3000万人以上のARMYがいるとも言われています。ファンがSNSで発信するBTSの魅力が更なる新規ファンを獲得、それが無限に続き、アジア、アメリカだけでなくヨーロッパ、南米、中東へと急速に拡大している現象に、米グラミー賞関係者など音楽業界のトップ達も強い関心を寄せています。

デビュー当初は結果を出せず苦戦していたBTS。事務所の力がまだ弱かっためSNSを最大限フル活用する戦略を取り、結果的にこれが大成功を収めました。資金もさほどかからず、何と言っても一瞬で全世界に拡散されるインターネットでのアプローチを積極的に取り入れたことが現在の世界的人気に繋がっています。ライブ前後の生々しいやり取りやイベントのビハインド、またメンバーが仲良く遊ぶバラエティーなど、あらゆる姿を無料で配信する手法はBigHitが先駆者。

【BTS最新情報】ここでチェック！最新ニュース

次から次へと新しい話題を提供してくれるBTS。ARMYでさえも「次は何⁈」「彼らはいつ休んでいるの⁈」と後を追うのが大変なほど。少しでもBTSに興味を持ってくれた方へ、ここを読めば「今BTSがどんな活動をしているか」がわかる最新ニュースを載せていきたいと思います。（※随時更新予定。）

【最新】 BTSの新たなチャプター～メンバーのソロ活動が始動！

新アルバム『Proof』発売後、「BTS活動休止」とのニュースが日本でもメディアで話題となりましたが、正確には＂活動休止＂ではなく、メンバーそれぞれがソロ活動をスタートさせるとのことです。「BTSを長く続けるために、個人を高めていく」ための期間になるので、今後の彼らの活躍がますます楽しみになりますね！そしていつか来る、7人でのカムバックを待ちましょう。

▶BTSメンバーが語った、これまでとこれからについて（2022.6.14　防弾会食）

【最新】 デビュー9周年の節目に新曲をライブ配信！

2022年6月13日でデビュー9周年を迎えるBTSは、YouTube公式チャンネル「BANGTANTV」にて新曲『Yet To Come』等を披露。アメリカで収録された本動画には、スペシャルゲストとしてミュージシャンのアンダーソン・パークもドラマ―として参加！この豪華なタッグに世界中のARMYから歓喜の声が上がりました。

【最新】 アンソロジーアルバム『Proof』発売決定

2022年6月10日（日本では13日）にBTSの最新アルバム発売！前作『BE』から1年7ヶ月、待望の発表にARMYが沸きました。『Proof』はデビュー曲含むこれまでに発売した曲の中から選りすぐられた曲を集めたアンソロジー形式の3枚組CD。BTSの軌跡を辿ることができるので新しくファンになった人も必聴です。

[공지] #BTS 'Proof' 예약 구매 안내 (+ENG/JPN/CHN) https://t.co/wZ6EorDaoJ#BTS_Proof pic.twitter.com/YjdRx6svEG

— BTS_official (@bts_bighit) May 5, 2022

【最新】 ホワイトハウスでバイデン大統領と対談

2022年5月31日、BTSはアメリカのバイデン大統領の招聘を受け、AANHPI（アジア系アメリカ人・ハワイ原住民・太平洋諸島民）の文化遺産継承月間に合わせてホワイトハウスを訪問。アジア人に対するヘイトクライム、差別問題について話し合いました。

백악관에 초대해 주셔서 감사합니다! 중요한 사안에 대해 @POTUS 와 논의할 수 있어 큰 영광이었습니다. 그리고 이 모든 것을 가능하게 해준 우리 #BTSARMY 여러분들께 진심으로 감사드립니다.🫰💜
#BTS #방탄소년단 #BTSatTheWhiteHouse pic.twitter.com/0l599NoaJD

— BTS_official (@bts_bighit) June 1, 2022

【最新】 PTDコンサート、有観客で韓国、ラスベガスで開催！

2021年にアメリカ・ロサンゼルスで開催された有観客の『PERMISSION TO DANCEコンサート』が、2022年3月、BTSの母国・韓国（ソウル）でも開催されました！デビュー当時からBTSを支えてきた本国ARMYが待ちに待った対面のライブ。またライブ2日目は「ライブビューイング」として全世界の映画館で配信、約140万人の観客を動員しました。そして4月には再びアメリカへ。ラスベガスで4日間の大規模ライブを開催しチケットは完売。あらためてBTSの世界的人気を裏付けるビッグイベントとなりました。

【BTSの曲】最新人気ランキング・ジャンル別おすすめ

お待たせしました！ここからはBTSの人気曲・おすすめ曲をご紹介していきます。2021年5月発売の最新曲も要チェック！

【YouTube公式】最新人気ランキング上位5曲

はじめにYouTube公式でのMV再生回数上位5曲をご紹介！（※2022年6月現在。）

1位　Boy with Luv　（15億2700万回視聴　2019年）

アメリカの人気女性シンガーソングライター・ホールジーとのコラボ楽曲。「24時間で最も再生されたYouTube動画」としてギネス認定も。世界的人気を証明した1曲でもあります。

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2位　Dynamite　（14億9100万回　2020年）

説明不要の世界的ビッグヒット！ストリーミングなどで多くの記録を塗り替えました。作詞作曲は海外のソングライターによるものですが「コロナ禍でなければ生まれなかった曲」と語ったRM。BTSの歌とダンスが、暗く沈んでいた世界を明るく照らし出してくれました。

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3位　DNA　（14億5200万回視聴　2017年）

アメリカでの人気爆発のきっかけともなった『DNA』。＂ビルボードHOT100＂にもランクイン。耳に残る印象的なメロディー＆代名詞の高難度ダンスで中毒性の高いMV。ちなみに収録アルバムも＂ビルボード200＂に同時ランクインというK-POP初の記録を樹立。

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4位　MIC Drop (Steve Aoki Remix)　（12億回視聴　2017年）

デビュー当初、BTSを見下していた人、業界やアンチに向けて書かれたかのような挑発的で自信に満ち溢れた曲。マイクドロップとは＂演説の終わりを印象付ける行為＂で、実際にオバマ大統領がしていたシーンからRMがインスパイアされたとのこと。

5位　IDOL（11億2700万回視聴　2018年）

BTSを象徴する曲の一つ。「アーティストと呼んでもいい　アイドルでもいい」。RMのラップはまさに彼らの意思表明。韓国の伝統的な掛け声が印象的な中毒性高いナンバー。

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【2022年最新曲】アルバム『Proof』リード曲をリリース！

Yet To Come

タイトルの『Yet To Come』の直訳は「まだこれから」。『Dynamite』の爆発的ヒットで一躍世界的大スターになったBTS。しかしその陰には今後の方向性を模索するメンバーたちの苦悩があったようです。どんな名声や栄冠を手にしても「僕たちはただ音楽を愛するだけ」と原点へ立ち返り、「BTSの最も美しい瞬間は、まだこれから」との意味を込めた、新たなチャプターへの第一歩となる曲です。

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【2021年】怒涛の2曲連続リリース！

＜第1弾＞世界を狙う華やかなダンスナンバー（2021年5月21日公開）

Butter

BTS2021年の新曲第1弾がこちら！2020年の大ヒット曲『Dynamite』に続き全編英語詞で、作曲は海外のミュージシャンが手掛け、作詞にはRMが参加。再び世界を狙った洋楽色の強いダンスポップナンバーですが、「僕たちの後ろにはARMYがいる、さあ行こう！」という歌詞とMV内でメンバーが作る＂ARMY＂の人文字にファンは歓喜＆涙。進化を止めないBTSが見せてくれる新しい世界に期待大です。

＜第2弾＞世界を癒す明るいダンスナンバー（2021年7月9日公開）

Permission to Dance

第2弾も『Butter』に続くダンスポップナンバー！作詞作曲にエド・シーランが参加したことでも話題に。タイトルの直訳は「ダンスするための許可」ですが、歌詞は「ありのままで良い、心配しなくても良い、私たちが踊るのに許可はいらない、ただ輝きながら生きよう」という内容。世界各国コロナ禍で苦しい境遇にある人々へも思いを馳せた、BTSの優しさが溢れる明るい曲となっています。国際手話を取り入れたダンスも見どころ。気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

世界のトップアーティストと次々コラボ！

Butter (feat. Megan Thee Stallion)（2021年8月27日公開）

2021年5月に発表されたシングル『Butter』、わずか3か月後の8月にアメリカのラッパー、シンガーソングライターのミーガン・ジー・スタリオンとのコラボリミックスバージョンを発表！世界中の両ファンを沸かせました。また9月にはBTSのJ-HOPE、ジョングク、ジミンの＂３J＂トリオがミーガンのラップパートに新たな振付を加えたダンス動画をYouTubeで公開したことも話題に。これまでBTSを知らなかった層にも、まさにバターのように魅力が浸透！
＞ダンス動画はこちらをクリック

My Universe（2021年9月24日公開）

BTSの国連参加でARMYも盛り上がっているさなかの2021年9月、またしてもビッグネームとのコラボ作品を発表しました。今回はコールドプレイ（Coldplay）とのコラボということで、ファンのみならず世界中の音楽ファンも驚嘆。コールドプレイと言えばグラミー賞7回受賞、世界的人気のロックバンドで、何よりもBTSメンバーの多くが昔からのファンでありカバーした過去もあるため「彼らの夢が叶った！」とこのコラボに祝福の声が上がりました。

【これぞBTS】超絶シンクロダンスも話題！代表曲6選

まずはBTSを語るうえで外せない6曲をご紹介します（上記YouTube5位曲を除く）。1曲1曲とブレイクの階段を上らせた神曲たち。いずれも高難度のダンスパフォーマンスと強烈な印象を残すMV。「これぞBTS！」という曲ばかりです。

NO MORE DREAM

記念すべきデビュー曲。学歴至上主義の韓国。大学受験、将来の不安、親からのプレッシャー…抑圧された若者に「夢は何だ？」と問いかけたデビュー曲。新規ファンは必見！メンバーの若い姿に驚きと興奮間違いナシ。

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I NEED U

徐々にファンを増やし人気を得つつあったBTSがこの曲で韓国1位を獲得し大ヒットを記録、ブレイクのきっかけともなった曲。日本でもこの曲でARMYになったファンも多数。

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FIRE

アルバム『花様年華 Young Forever』タイトル曲。エレクトロ・トラップという当時最先端のジャンルを取り入れアメリカでも熱狂的人気となった曲。もはやK-POPというくくりでは表現できないポジションへ上らせた曲でもあります。

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Blood Sweat & Tears

アルバム『WINGS』のリード曲。ヘルマン・ヘッセの小説『デミアン』をモチーフとして、少年から青年への過渡期を蠱惑的に描いた完成度の高いMVは必見です。このアルバムはアメリカのアルバムチャート「ビルボード200」で当時のK-POPアーティスト最高の26位を獲得。

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FAKE LOVE

アルバム『LOVE YOURSELF 轉 'Tear’』のリード曲。なんと「ビルボード200」でK-POPアーティスト並びにアジア圏アーティストでは初の快挙となる1位を獲得！着実にビッグスターへの階段を上がっているのがわかりますね。

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ON

すでにアメリカ他、世界的な人気を得ていた2019年に発表された曲。「俺たちを止めることはできない、俺たちは戦士」と自らを鼓舞するかのような強気の歌詞＆圧巻のダンスパフォーマンス。「これぞBTS！」という1曲です。

【ミディアム／バラード】多彩なメロディーで聴かせる神曲10選

BTSといえば上記で紹介した力強いボーカルと激しいダンスで魅せる曲が代表格ですが、各アルバムを聴くとガラリと印象が変わる、多彩で心に響く美しいミディアム＆スロウナンバーが数え切れないほどあるんです！とても紹介し切れないのですが、厳選したおすすめ曲をどうぞ。

life goes on

最新アルバム『BE』のタイトル曲。「ある日世界が止まった　予告もなく」との歌い出しで始まる、コロナ禍でライブも出来ずファンに会えないもどかしさ、辛さと「でも僕たちの仲はなんにも変わらないよ」と、BTSとファンとの絆を歌詞にしてくれたメッセージソング。

Blue&Gray

こちらも『BE』収録曲。コロナ禍で生まれた不安、鬱々とした心情を、作詞作曲を担当したテヒョンがストレートに歌詞に込めた切なくも温かみのあるアコースティックなバラード。テヒョンの繊細な心がダイレクトに伝わってきます。

Spring Day

「どれほど想えば会えるのだろう」と切なく歌い上げる、ファンからも人気の高い曲。夢と現実のはざまを描くかのような、ショートムービーのようなMVも話題になりました。

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Make It Right

ミドルテンポの心地よいメロディーとボーカルラインの美しいハーモニーで永遠に聴いていられる1曲。いつも曲を通じてファンへの想いを伝えてくれるBTS。「僕に朝をくれたのは君だよ」との歌詞も素敵です。

Light

全編日本語の歌詞による日本オリジナル楽曲。日本語で歌ってくれているので情景が浮かびスッと耳に入ってきます。ボーカルラインの歌唱力が十二分に発揮された名曲。

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Friends

同じ歳のジミンとテヒョン、地方からソウルへ出てきて同じ高校に通っていた2人の友情をデュオで歌った曲。軽快でポップな可愛いらしい曲、ですが歌詞を知ると泣けてきます。「いつかこの歓声が止まるときも一緒にいて」とのサビ部分、人気絶頂期にありながらも彼らは遥か未来に対する不安と懸命に闘っているよう。

Mikrokosmos

＂小宇宙＂を意味するタイトル通り、漆黒の闇に光る無数の星を連想させる曲。後半の高音ハーモニーに鳥肌が立ちます。BigHit代表のパン氏が「限界まで上げた高音が人間の最も美しい声」と語るようにBTSのバラード系は美しい高音が魅力。

Airplane Part.2

メロウなラテン系の曲調、気怠げなボーカルに「これがBTSの曲？」と思う人もいるかも。そのくらい多彩な顔を見せてくれるBTSの底知れぬ表現力を改めて認識させてくれる素敵な1曲。ラブソングのような雰囲気も受けますが、歌詞は「世界中を飛び回り身を削りながらも、俺達はただ夢だった音楽を奏でる楽団」という内容。…さすがBTS！

The Trues Untold

「醜い男が仮面を付けて想い人の姿を探しに行くも、彼女は既に病で他界していた」という悲恋物語を基に作られた曲。ボーカルライン4人（ジン、ジミン、テヒョン、グク）のハーモニーは鳥肌が立つほど美しく、それ故に哀しみも際立つ珠玉のバラードナンバーです。

Filter

ジミンのソロナンバー。ラテンを感じさせる落ち着いた曲調に、艶のあるボーカルが最高にマッチした色気が半端ないラブソング。ジミンにしか出せない唯一無二の声。うっとりと聞き惚れること間違いなしです。

【泣ける歌詞】BTSの魂が込められた感動曲4選

最後にご紹介するのが、歌詞に注目した曲4選です。BTSが支持される理由の一つである、彼らの魂が込められた楽曲。メンバーのありのままの想いが綴られている歌詞は真に心に響くものばかり。正直、選び切れずもどかしいほどです。ぜひ皆さんもたくさんの曲を聴いてみてください！
（※注：以下、意訳となります。他の解釈もあることをご了承ください。）

2！3！

繰り返し歌で表現されてきた＂過去の揶揄、中傷に対する決別＂とARMYとの繋がりを歌った曲。「良い日の方が多くなることを」という祈りにも似た表現に誠実さを感じます。

Young Forever

どれだけ人気になってもファンが増えても、常につきまとう不安や消せない焦燥感。「なぜこんなに人気があるのか？」と彼ら自身が戸惑う瞬間もあったそう。等身大の彼らのリアルな想いをストレートに表現した曲。美しくも儚さを感じさせるメロディーに引き込まれます。

We are Bulletproof : the Eternal

タイトルを訳すと＂僕たちは防弾、永遠に＂。BTSが「すぐに消えるアイドル」「おかしなグループ名」など叩かれ悩んだ過去から解放され、より強く前進を誓う歌。デビューからの7年間を綴ったこの曲は多くのARMYを泣かせました。

Answer : Love Myself

BTS自身の歩みの中で辿り着いた境地。＂自分を愛することの大切さ＂を綴った壮大なメッセージソング。ファンから受けた愛にBTSが呼応し、より大きな愛を曲にのせて返す――これこそBTSが人々を惹きつけ続ける証では、と思わせてくれる1曲です。

【BTSタイアップまとめ】2021最新情報＆意外と多い日本でのタイアップ

『Dynamite』で初めてBTSに注目した人にも知っていただきたいのがタイアップ曲。知らずと耳にしていたBTSの曲があるかもしれません。2021年の最新情報から過去作品まで、こちらにまとめました。

劇場版『シグナル　長期未解決事件捜査班』主題歌

Film out

2021年4月2日公開予定の映画『シグナル　長期未解決事件捜査班』の主題歌解禁！
back numberが楽曲提供する形でジョングクも積極的に作曲に関わるなど、両方のファンにとって歓喜のコラボが実現。またドラマ『シグナル』ファンも待ちに待った映画＆主題歌がいよいよ公開に！映画主題歌ということもあり、曲調・歌詞ともに『シグナル』の世界とシンクロしており、より作品に没入できるのではないでしょうか。そして特筆すべきはMVです。2018年発表の『FAKE LOVE』のMVを想起させる雰囲気で早くも考察を巡らせるARMYが続出。今後のテレビ出演など期待したいですね！

Don’t Leave Me

印象的なサビのメロディーやついリピートしたくなるこの曲。歌詞が日本語なので知らずとJ‐POPとして聴いていたかもしれませんね。改めてBTSの音楽の多様さ、浸透性の高さを感じます。

映画『きみの瞳が問いかけている』主題歌

Your eyes tell

2020年10月に公開されたこちらも韓国映画のリメイク作品。吉高由里子さん、横浜流星さんが演じた運命のラブストーリー。主題歌『Your eyes tell』はジョングクが作詞作曲をした美しいバラード。日本のテレビで披露した際の、ダンスを封印し全員がスタンドマイクでの歌唱はネット上でも称賛の嵐！BTSの新たな一面を見せてくれました。

恋愛リアリティーショー『オオカミには騙されない』シリーズ挿入歌

Stay Gold

10～20代の男女に圧倒的支持を受ける恋愛リアリティショー『オオカミシリーズ』。地上波ではなくABEMAでの放映ながらも番組が終わればSNS等でコメントがあふれるなど大きな話題に。2017年の第1作目からなんと4年目に突入するロングラン企画に育ち、8作目となる最新作『恋とオオカミには騙されない』は2021年2月14日から放映されています。『Stay Gold』の他にも、『Lights』『Let Go』なども過去作で使われているので要チェック！

• ABEMA公式「オオカミ」シリーズまとめはこちら

韓国ドラマ『梨泰院クラス』OST（オリジナルサウンドトラック）

Sweet Night

2020年に日本でも熱狂的ファンを生み話題となった韓流ドラマ『李泰院クラス』の第12話OST（オリジナルサウンドトラック）です。V自身が手掛けたソロナンバーで、シンプルなギターサウンドと暖かみのある低音ボーカルが心地よい癒しのバラード。ソロナンバーながら、なんと世界113国のiTunesで1位獲得という世界的ヒットソングに！

【2021年ベストアルバム発売】歴代ヒット曲の日本語Ver.集大成

BTS, THE BEST

2021年6月16日、BTSのニューアルバムが発売されます。BTSの歴代ヒット曲の日本語バージョン、2017年以降の日本オリジナル曲、そして『Dynamite』も含め全23曲を収録。『Dynamite』からファンになった人も、これまでのBTSの曲がよくわかる内容に！主なヒット曲を日本語の歌詞で歌ってくれているので、歌詞の内容が調べなくてもわかるのが大きな魅力。このアルバムを機に韓国語の原曲と日本語バージョンと聞き比べてみるのもおすすめですよ。

まとめ

ヒップホップグループからアイドルへという変遷もあり、結成時は周囲からの揶揄や批判が多く、何度も挫けそうになりながらも自分達の夢を諦めなかったBTS。もはやアイドル、アーティストという呼称は不要なほどのポジションを確立しました。

世界の人々をこれほどまでに熱狂させる理由はいったい何なのか――？最近では彼らの成功の秘密を解き明かそうと、ハーバード大学など経営分野の学者たちもレポートの発表など分析に乗り出しています。またBigHitは2020年に韓国で株式上場を果たし、韓国コスメのBTSコラボ商品や、メンバーオリジナルキャラクターの日用品を発売するなど経済に及ぼす影響も小さくありません。

『Dynamite』のワールドヒットでどこか手の届かない場所に行ってしまったような感じもするけれど、曲を聴けばすぐそばにBTSを感じられるはず。今後はメンバーの兵役など気になるところもありますが、更なる活躍を楽しみにしていきたいですね。

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	ライティング担当 ： otake 札幌在住の40代2児の母。趣味は読書。小説からエッセイ、漫画まで何でもこいの雑食派。好きな作家は横山秀夫、誉田哲也、角田光代、篠田節子、乃南アサなど。とくに人間の本音や心の闇に迫る作品に惹かれる。テレビも好きで、笑えるバラエティで忘れた笑顔を取り戻す。一度手放した思い出の漫画たちを買い戻すことを目標に日々働く。すべての家事を終えて飲む一杯が一番の癒し。