- 星野源とは?多方面でマルチな才能を開花させるソロシンガー
- ①星野源ってどんな人?
- ②星野源が表現する「イエローミュージック」とは
- ③ミュージシャン・星野源の曲が人気の理由
- 【人気曲ランキング】星野源の入門編!カラオケでも人気の定番曲ベスト6
- 【おすすめランキング】ファンなら絶対聴いてほしい!心に響く名曲ベスト5
- 【アルバム曲ランキング】YouTubeでも聴けない!知られざる名曲ベスト5
- 【隠れた名曲ランキング】ファンなら絶対外せない!歌詞が心に残る良曲ベスト3
- 【主題歌・CM】テレビや映画で起用された星野源のポップミュージック11選
- 星野源の音楽番組「おげんさんといっしょ」でおすすめされていた楽曲一覧
- 【おまけ】SNSで話題!有名人とコラボした「うちで踊ろう」
- まとめ
- 2022/11/11
- 2020/04/08
星野源のおすすめ30曲|ファンが選ぶ人気&名曲ランキング
【祝・結婚!】おすすめの星野源さんの曲は?人気曲から隠れた名曲・アルバム曲までファンなら絶対聴いてほしい30曲を集めました!ドラマ・CM・映画で聴いたことある主題歌・タイアップ曲から「おげんさんといっしょ」で紹介された曲やインスタで話題になったあの曲の情報も!
星野源とは?多方面でマルチな才能を開花させるソロシンガー
星野源ってどんな人?
今夜の #星野源ANN は「ゲーム」をテーマに皆様から頂いた思い出のゲームのお話で盛り上がりました!
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) March 10, 2020
沢山の素敵なエピソードをありがとうございました!
来週3/17は特別番組のためお休み。
次回3/24の放送には、ゲストに細野晴臣さんをお迎えします!
↓今夜の放送はこちらhttps://t.co/DmBsEpFpyU pic.twitter.com/RZ2KtL8aNV
【プロフィール】
名前:星野 源(ほしの げん)※本名
生年月日:1981年1月28日
所属事務所:アミューズ(音楽)、大人計画(俳優)
所属レーベル:SPEEDSTAR RECORDS
星野源さんといえば、ミュージシャン・俳優・文筆家の3足の草鞋を履き、各方面でその才能を高く評価されています。しかし、31歳のときにくも膜下出血で倒れ、その後も再手術などをして療養していた期間がありました。重い病気を無事に克服した2014年に日本武道館のライブで無事復帰を果たし、その後の活躍はみなさんのご存知の通りです。特に2016年に自身も出演して大ヒットしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌である「恋」という曲で彼を知った人も多いかもしれません。
この記事を書いている私、スタッフ"momo"は、星野源さんがリーダーを務めていたインストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」時代からフェスで何度も聴いていたので、星野さんがソロデビューしてからの楽曲も好きでよく聴いていました。でもまさか、大河ドラマ『真田丸』や『逃げ恥』への出演で世間から大きな注目を集め、あんなにも時の人になろうとは…。ドラマの影響力はすごいですね…!
2021年5月19日に突如として発表された『逃げ恥』カップルの電撃結婚。日本中が驚きつつも、温かい祝福ムードに包まれました。40歳になる星野源さんが結婚するのは大変おめでたいのですが、お相手がなんとみくりさん(逃げ恥の役名)とは…。最高ですね!お似合いすぎて、言葉がありません。末永くお幸せに!
その後も、音楽やドラマだけでなくコント番組でのコミカルな演技やバラエティ番組での巧みな話術により彼の明るく面白い人柄が認知され、テレビでも活躍の場をさらに広げています。テレビ以外にもラジオ・オールナイトニッポンでのトークや、CDに付いている特典映像などでも星野源さんのふざけた一面を垣間見ることができ、ミュージシャンや役者以外のときに見せる"素の星野源さんが好き"というファンも多いようです。
本記事では「ミュージシャン・星野源」にフィーチャーし、彼が作り出す音楽について深堀していきたいと思います。
星野源が表現する「イエローミュージック」とは
星野源さんは、実家のご両親がジャズバーを経営していたこともあり、幼い頃から音楽に触れる機会が多かったようです。特に「ブラックミュージック」を敬愛し、海外アーティストのジャズ・ソウル・ブルース・ファンク・R&B・ヒップホップなどに影響され、自分の曲作りでもその要素をふんだんに盛り込んでいます。
しかし星野さんの音楽は、ただ影響されたものをマネしているのではありません。自分がこよなく愛する「ブラックミュージック」を日本人である自分のフィルターを通して再表現した音楽を「イエローミュージック」と定義付け、バンドサウンドにこだわりつつも今までの日本の音楽シーンにないような、新しい音楽を確立しようとしているんです。
そのため、この「イエローミュージック」という独自のコンセプトによって生み出された星野さんの楽曲は、どれもJ-popなんだけど新しさを感じるものばかり。まさに「守りではなく攻めの音楽」を常に作り続けています。
ミュージシャン・星野源の曲が人気の理由
星野源さんの曲といえば、明るくポップな楽曲が多いのと独特な言葉を並べたメッセージ性の強い歌詞が特徴的です。特に歌詞の意味については、さまざまな解釈ができるような深い内容のものが多く、その真意を星野さん自身が歌詞カードやラジオなどで解説してくれることもあります。
さらに、彼の音楽が高く評価される理由の一つとして、先述した「イエローミュージック」という独自のカテゴライズへのこだわりと、普遍的なポップミュージックでありながらも細かなサウンドの作り込みが凄いところが挙げられます。どれもキャッチーな曲調なのに、音の一つひとつにきちんと独自の音楽性が組み込まれ、聴けば聴くほど斬新で1曲1曲への強い想いを感じられるんです。
彼の人間性・歌詞に込められた想い・妥協のない音楽への愛とこだわり…。こんな「星野源」の魅力に触れたとき、多くの人が彼に心を奪われファンになってしまうのではないでしょうか。
そんな現代の日本の音楽界に新しい旋風を巻き起こす星野源さんのポップミュージックの中でも、特に人気・定番・聴いてほしい曲とはなんなのか。星野源ファンを公言している私momoが、独断と偏見で選んだおすすめ曲をさまざまなランキングにしてみました。"初めての星野源を知りたい"という人には定番な人気曲を。"もっと星野源を知りたい"という人にはアルバム曲や隠れた名曲をご紹介します。「SAKEROCK」時代からの星野源さんを知るファンmomoが選んだ名曲とは…?!さっそく見てみましょう!
【人気曲ランキング】星野源の入門編!カラオケでも人気の定番曲ベスト6
ほとんどの人にとって「この曲で星野源さんを初めて知った」という曲ばかりなはず。すべてが人気ドラマやアニメの主題歌になっている上、CD自体も大ヒットした人気曲ばかりです。これらの曲をカラオケで入れれば盛り上がること間違いなし!
1位 | 恋 |
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星野源さんの音楽の中で1番有名なのはやはりこの曲!契約結婚をした男女2人の"ムズキュン"な恋を描いた新垣結衣さん&星野源さん出演のドラマ『逃恥』の主題歌です。聴くだけで踊りたくなるようなダンスナンバーなため、カラオケでも盛り上がる定番曲です。曲に合わせてドラマの出演者たちが踊る「恋ダンス」も大流行しました。イントロを聴くだけでワクワクした気持ちになり、その感覚を裏切られることなく刻まれる軽快なビートも心地良い…!さらに、さまざまな恋や夫婦の形を肯定する歌詞も痛快で、間奏の歯切れの良いサウンドもカッコ良く、気分を上げたいときに何度も聴きたくなる楽曲です。
2位 | アイデア |
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この曲をフルバージョンで初めて聴いたとき、きっと多くの人が大きな衝撃を受けたのではないでしょうか。最初の1コーラス目は、明るい音色で奏でるギターやドラム、マリンバやキーボードなどの楽器を使った従来の星野源さんらしい曲調です。しかし、2コーラス目に入った瞬間、曲の演奏が一変。突然ビートミュージックに変わったかと思えば、歌詞もまったく明るいものではなくなります。そうかと思えば、途中でアコギによる弾き語りが始まり、1曲の中で何度も雰囲気が豹変していく新しい音楽になっているんです。奇抜な構成で最初は戸惑うかもしれませんが、星野源さんの現在と未来が詰め込まれた音楽として聴くと感慨深く、何度も聴きたくなりますよ。
3位 | 不思議 |
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タイトルの通り、不思議な楽曲です。バラードのようでバラードではなく…。深みのあるラブソングのようで、普遍的な日常の幸せを歌うポップミュージックのようでもあり…。ゆるりとサビへと流れ込むリズムも変則的で、気が付くとすっとメロディが耳の奥に駆け抜けていきます。星野さんの曲作りの技術がぎゅっと凝縮されているのに、詰め込み過ぎた感じもなく、聴けば聴くほど癒される曲です。これが俗に言う"エモい"曲なのでしょう…!(笑)新しい音楽にチャレンジしようとする星野さんの気概を感じるには、この曲は外せませんよ。
4位 | SUN |
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「太陽」というタイトルにふさわしく聴くだけで心が明るくなる曲で、この「SUN」を引っ提げて星野源さんはNHK紅白歌合戦に初出場を果たしました。70年代のダンスクラシックをイメージして制作されたそうで、とにかく楽しくなるような曲を意識したんだとか。2コーラス目に登場する「Hey J」はマイケルジャクソンへのリスペクトを込めた歌詞だというのも有名なエピソードです。人間は生きていて悩むことも苦しいことも多いし、みんな生きるために当たり前に頑張っています。だからそんな苦悩について今さら強調せず、とにかく楽しいことを考えよう!そんなポップスのど真ん中を表現した心踊る音楽です。
5位 | ドラえもん |
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「どどどどどどどどどど、ドラえもん!」というフレーズ、聴いたことありませんか?最初は「映画ドラえもん」の主題歌として発表された本曲ですが、2019年にはテレビアニメの新オープニングテーマとしても使用され、多くの子どもたちが口ずさむ曲となりました。ドラえもんのキャラクターたちを彷彿とさせる言葉が随所に盛り込まれた歌詞にも「ドラえもん」という作品への愛を感じます。間奏部分には、かつてのアニメOPで使用されていた「ぼくドラえもん」の曲の一部が入っており、昔のドラえもんを知っている大人たちもグッときますよ。決してアニソンなんて言わせない!星野源さんが追い求めるブラックミュージックとJ-popの融合をぜひ堪能してください。
6位 | Family Song |
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「家族をテーマにしたソウルミュージックを作ろう」。主題歌となったドラマの脚本を読んで星野源さんはそう思ったそうです。60、70年代のソウルミュージックを意識しつつ、それをかみ砕き、自分の感覚とすり合わせ、今までとは違う新しい音楽へと昇華させた曲…。そんな奥深い一曲です。歌の中身は"家族"をテーマにしていますが、現代の多様化する家族の形を丁寧に歌詞に落とし込み、聴くだけで世間に根ざした家族の固定概念をすべて取り払ってくれます。「家族の歌とは、愛の歌だ。」そんな彼の真心を感じるしっとりとした歌なので、ぜひ大切な人と一緒に聴いてみてください。
【おすすめランキング】ファンなら絶対聴いてほしい!心に響く名曲ベスト5
さきほどの定番ヒット曲たちの陰に隠れがちですが、聴き込めば聴き込むほど心を奪われ、"星野源ワールド"にどっぷりとハマってしまう曲たちを5曲選びました。1位~5位まで曲調も、テンポも、雰囲気もバラバラです。だからこそ良い名曲たち、最後までじっくりご視聴ください。
1位 | POP VIRUS |
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実は、最初に聴いたときは「今までと全然違う方向性の音楽にしたな…。」なんてあまり良い印象を持っていなかったんです。昔の楽曲のような素朴さはなく、踊り出したくなるような明るさもない。そんな曲ですが、何度も聴いているうちに夢中になっていました。なんてカッコよくて、重厚で、切なくて、ほっとする曲なんだろうと。ダークな雰囲気を纏う重低音とゆるいテンポ、そして重なり合うすべての音が心地よいバンド演奏など、どれをとっても最高です。3分弱しかない短い曲なのに、聴き終わったあとの余韻も凄い…!タイトルの通り、この音楽はジワジワと感染していくので、ぜひリピートして聴いてみてくださいね。
2位 | 時よ |
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「動き出せ!針を回せ!」と唐突に始まる本曲。星野源さんの楽曲の中でも指折りの踊りたくなる曲です。実際にMVには、車掌に扮した星野源さんと女性が無人のホームでノリノリで踊る姿が収められています。シンセサイザーの音色によりオリエンタルな雰囲気を残しつつも、アップテンポで軽快な音楽なので、憂鬱な気分を一掃してくれます。不思議なリズムの中にワクワクするメロディーが重なり合うアンサンブルも本当に素敵!彼の音楽への強いこだわりが曲の中から垣間見れます。テンションを上げたい朝の通勤・通学時のお供にいかがですか?
3位 | Crazy Crazy |
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力強いピアノの連弾から始まり、明るく突き抜けるようなナンバー。病気療養からの復活後、最初のシングル曲です。ピアノ・ベース・ドラム・タンバリンのたった4つの楽器しか使っていないのに、バンドメンバーたちの演奏技術により深みのある音源に仕上がっています。また演奏だけでなく「おはよう、はじめよう 1秒前は死んだ 無常の世界で やりたいことは何だ」という歌詞は、起死回生を経験した星野源さんだからこそ紡ぎ出せた言葉なのかもしれません。バンド好きな私としては、本曲のバンドメンバーにピエール中野(凛として時雨)さんとハマ・オカモト(OKAMOTO's)さんが参加しているのも胸熱です。
4位 | 夢の外へ |
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今や星野源さんの楽曲にはダンスは付きものというイメージが強いですが、そのイメージを最初に植え付けたのはこの曲なのではないでしょうか。明るさと優しさが共存するふわふわとする楽曲なのに、聴いているだけで体を動かしたくてムズムズするような…。そんな心温まる曲です。MVでも楽しげにダンサーと踊る星野さんの姿を見るだけでもほっこりします。「夢だけでなく、部屋・車・頭・画面などさまざまな"中"から"外"へ出たくなる曲になりますように。」そんな想いが込められた前向きな歌です。拍子の取り方が独特なので、この拍子をマスターしていたら「真の星野源」ファンかも?
5位 | Same Thing(feat. Superorganism) |
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※本曲は配信限定アルバムです。
初めての全編英語の歌詞、そして初めてタイトルにフィーチャリングを冠した曲です。今までの「星野源」という個人の勝手なイメージ像を見事に叩き壊してくれました。従来の曲にはJ-popの要素が前面に混じり込んでいましたが、本曲はそれらをほとんど感じさせません。洋楽により近づけたような新しい挑戦の曲です。それでもこの曲をおすすめする理由は「彼の音楽家としての幅はこんなにも広いのか」と圧倒するほどの、完成度の高い作品だからです。リズムを取りたくなる脱力系パンクな音と、そこに加わる遊び心いっぱいのサウンドメイク…。英語の歌詞なのに思わず口ずさみたくなる、軽やかなナンバーです。この曲から新しい「星野源」を感じてください。
【アルバム曲ランキング】YouTubeでも聴けない!知られざる名曲ベスト5
星野源さんは比較的多くの曲をYouTubeにアップしてくれていますが、そのほとんどはMVがある有名な曲たちばかり。そこにはないアルバム曲も数多く存在しています。アルバム全編通して聴くと、どれも存在感のある曲ばかりです。アルバムを買って今まで知らなかった良曲に触れてみてくださいね。
1位 | Down Town |
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ウキウキしたいときに聴いてほしい曲といえば、この歌でしょう。軽快なサウンドに体が自然にリズムを取りたくなるダンスビートです。「Down Town」というタイトルの通り、歌詞は都会的な町並みを疾走している曲のようですが、その内容を読み解いていくと…色々な解釈ができて面白いです。例えば「鉄の木」「空の木」は、おそらくスカイツリーのことなのでは…!東京の街を車で走りたい、でも免許を持ってない、そんな男心が垣間見れます。楽しいホーンセクションでノリノリになれる曲なので、ぜひドライブのときにでもお聴きください。
2位 | バイト |
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最初の出だしの歌詞にギョッとしますが…。人間の心の混沌をさらっと掬い取り、それを優しく歌い上げています。明確でわかりやすいメッセージはないけど「多分、こんなことを歌っているのかな」という自分の体験談と照らし合わせながら、歌詞の言葉の不足感を自分で埋めていく作業がなんとも楽しい…!そんな考えさせられる曲です。初期の作品らしく、この曲もアコースティックギターのみで演奏されたしっとりとした歌なので、落ち込んだときに聴くのもおすすめです。
3位 | ワークソング |
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働くすべての人たちに捧げたい壮大な応援歌です。特に東京で働いている人は毎朝人混みに揉まれ職場に赴き、心や感情をすり減らしながら日々仕事に没頭しているかと思います。自分の目の前の仕事に対する成果はなかなかすぐに感じることはできませんが、自分以外の誰かも昼夜問わずどこかで働いている…。そう思うと、ちょっとだけ働くパワーが漲るような…。聴いていると、ジワジワとやる気を出させてくれる不思議な曲です。
4位 | ばらばら |
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この曲はファーストアルバムの最初の1曲目として収録されているんですが、なんだか色々なことを諦めてそうで諦めていない歌詞がお気に入り。やさぐれるように「ぼくの中の世界とあなたの世界は、所詮ばらばらだよ!」と歌っているんですが、歌詞の随所に潜む「ばらばらだから良いじゃん」という感覚が、自然と自分の気持ちを前向きに引っ張り上げてくれます。実は星野源さんの失恋の実体験が元となり生まれた曲なんだとか。恋に悩んでいる人は、そんな目線で聴いてみると新しい発見があるかもしれませんよ。
5位 | Pair Dancer |
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既存のジャンルにとらわれない曲を目指したという本曲は、少し寂しさを紛れ込ませつつも、落ち着いたテンポで安心感を与える曲に仕上がっています。チキチキ…と鳴るノイズ音が混在する不思議なサウンドは、そこだけ切り取ると不快音のようにも聞こえます。でも低いのに軽やかなピアノの音色と混ざり合うことで、とても優しい音楽へと表情を一変させているんです。歌詞は、男性側からのプロポーズのようなロマンチックな言葉が並んでいます。この曲が、恋人との未来に悩むあなたの恋愛の後押しになるかもしれないので、恋に悩む人はぜひ一度聴いてみては。
【隠れた名曲ランキング】ファンなら絶対外せない!歌詞が心に残る良曲ベスト3
大ヒットした曲ではないけれど、星野源ファンの多くは絶対におすすめするであろう名曲3曲です。これらの曲の解釈や誕生秘話を星野源さんがラジオや雑誌のインタビューで答えているので、曲を聴いた後それらの情報を漁ってみるのも面白いかもしれませんよ。
1位 | 化物 |
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自身の下積み時代に出会った中村勘三郎さんが亡くなったのを機に「勘三郎さんの曲を作ろう」と思い、制作したのがこの曲です。ちょうど、自身もこの曲のレコーディング直後に最初のくも膜下出血で倒れてしまったため、療養が終わりこの曲がリリースするときには「星野源・復活の歌」として多くの人に捉えられたそうです。でも「奈落の底から化けた僕をせり上げてく」「地獄の底から次の僕が這い上がるぜ」こんな歌詞を聴けばそう思わずにはいられません。タイトルとは裏腹に、マリンバのポップな音色から始まる爽やかな楽曲です。
2位 | くせのうた |
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初期の星野源さんの楽曲といえば日常に寄り添う共感性の高い歌が多いんですが、その中でもこれは珠玉の一曲です。近年の明るくポップな星野源さんの「王道ソング」とはまったく違うテイストですが、人間の本質を丁寧に紡ぎ出す歌詞は本当に心に染みます。自分が想いを馳せる人への気持ちを等身大な言葉で歌い、その優しさと寂しさが調和したサウンドは癒しの歌としてもぴったり。どこかノスタルジックな雰囲気も醸し出しているので、大事な人を思い浮かべながら聴いてみてください。
3位 | くだらないの中に |
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恋人やカップルと一緒にいるときに聴きたくなる歌といえば、コレ!星野源さんがソロデビューしてからの初めてのシングル曲です。男性にこんな風に思われてたら…最高ですね。毎日のたわいもない日常を切り取ったラブソングなので、誰もが身に染みるのではないでしょうか。こちらもアコースティックギターを使った弾き語りの曲なので、聴くだけで気持ちが落ち着きます。ちょっと疲れて癒されたいな…と思うときにぜひ聴いてみてください。
【主題歌・CM】テレビや映画で起用された星野源のポップミュージック11選
テレビをつけると星野源さんの曲が流れて来ない日はないほど、さまざまなメディアで星野さんの曲が起用されています。ドラマの主題歌になっていた曲は、先ほどの人気・定番曲で紹介したので、ここではそれ以外の映画やCMで起用された楽曲をピックアップしました。
映画・アニメ主題歌
異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)
心地良いリズムに思わず自分の体を揺らしたくなるアップテンポな曲。「feat. おばけ」の部分にも星野源さんの遊び心を感じますよね。おばけの怖さと不思議さをポップなサウンドに見事に落とし込んでおり、おばけを想像させるような音が散りばめられているのに、複雑なリズムによって独特な旋律を生み出しています。意味深な歌詞とストーリー性の強いMVも最後まで必見です。
※デジタル配信のみ喜劇
いつも星野源さんの音楽の奥底にはブラックミュージックのテイストが見え隠れしていましたが、今回はそれが特に色濃くサウンドに反映されているのでは?ファルセットのボーカルもかっこいいですが、斬新なサウンドメイクや予測不能なコード進行によって瞼の裏にノスタルジックな情景が浮かび上がってきそうな…。そんな想像力を駆り立てる奥深い曲です。
※デジタル配信のみCube
明るいポップミュージック調でありながら、いたるところにハラハラする危うさが見え隠れする中毒性のある曲です。テンポの良いスピード感のあるリズムとサウンドが続くので、最初はどこがサビなのかわからなかった…。だからこそ、この異様なちぐはぐ感を探ろうとじっくりと聴き込んでしまうため、気が付くと星野源ワールドにどっぷりとハマってしまうでしょう。
※デジタル配信のみ地獄でなぜ悪い
ちょっとおふざけ調のアニメMVも楽しいんですが、肝心の音楽はもちろん一切のおふざけ感がなく、その完成度の高さに脱帽!特に乱れるように連弾するピアノと狂乱するようなビートを生み出すホーンセクションが大きなワクワク感を演出しています。2度の闘病生活を経験して"地獄"を経験した星野源さんだからこそ制作できた曲だと思いますし、多くの人を勇気づける曲です。
季節
何気ない日常のスキマ時間に聴いていると、なぜか泣きたい気持ちになる切ないメロディです。こちらも弾き語りの曲なので、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。ちょっと考えごとをするとき、天気の良い日に外を散歩をするとき、長距離移動で電車の車窓を眺めるときなど、忙しない毎日から少しだけ抜け出す瞬間に聴いてほしい曲です。
CMソング
肌
じんわりと心が温まるラブソングです。「ばらばら」という曲にも言えることですが、心を通わせる2人が抱き合ったり、近づいても所詮1つにはなれず2つのまま…。でも、言葉よりも触れ合う方が相手のことがわかるような気がする。そんなことを歌っています。さまざまな愛の形を歌う、星野源さんの声に心が洗われます。
サピエンス
音楽業界の人たちも驚愕したと言われている出だしのビートは、プログラミングのビートではなく、すべて生ドラムで演奏されているそうです。「アンドロイドと人間がセッションしているような音にしたかった」という星野源さんのイメージを実現しているバンドメンバーもスゴイですが、編曲家としての卓越したプロデュース能力をひしひしと感じる一曲です。
Drinking Dance
タイトルの通り、ディスコで踊りたくなるダンスミュージック。星野源さんがずっとファルセットで歌っているのもセクシーで素敵です。お酒で失敗した経験がある大人が聴くとちょっとクスリとしたり、わかるわかると共感したりする部分もあるのではないでしょうか。あえて伴奏の楽器は少なめにしたり、昔っぽさを演出するためにアナログのシンセサイザーを使ったり、星野さんのこだわりを随所に感じます。
その他タイアップ・起用曲
創造
最近ではすっかりお馴染みになりつつある、星野源さんのファルセット。サビを裏声で歌う星野さんもセクシーで、また新しい一面を垣間見たような気がします。また、ゲームで聴き覚えのある効果音も曲のそこかしこに散りばめられているので、ヘッドフォンでじっくり聴き入っていると思わずニヤニヤが止まらなくなります。マリオのゲームを遊んだことのある人は、いくつ効果音が見つけられるでしょうか?ぜひ挑戦してみてください!
Continues
近年の星野源さんの楽曲は、ソロデビュー初期に多かったアコギ1本で弾き語りをするシンプルな音から、サウンド的に徹底的に作り込まれたゴージャスなものに変化している印象です。そんな最近の曲の中でも、特にさまざまな音の重なりによって自分の感情が動かされていくように感じるのがこの曲。音楽が人生の喜びや救済をもたらす存在だと痛感しそうになります。
Snow Men
少し大人な雰囲気を纏う本曲は、じわじわと体中に響き渡るスローテンポの音楽。穏やかな曲なのに、なぜか自然と心と体が踊る…そんな一曲です。間奏のベースの演奏がとにかくドラマチックでカッコよく、ここを聴くだけでもどっぷりと曲の世界観にハマってしまいます。色っぽい星野源さんが観られるMVも必見です。
星野源の音楽番組「おげんさんといっしょ」でおすすめされていた楽曲一覧
#NHK紅白 歌合戦出演終わりました〜!#おげんさん をつけて感想教えて〜!
— おげんさんちのねずみ~(C・> (@nhk_ogensan) December 31, 2019
大きいお友達のみんな
ありがとう〜!
ねずみ年もよろしくね〜( C・> pic.twitter.com/ZnZnxoMrzB
星野源さんを語る上で外せないのは、NHKで不定期放送されている「おげんさんといっしょ」という音楽番組です。星野源さん曰く「緊張しないようなゆる~い音楽番組」を目指しているそうで、"おげんさん"に扮した星野源さんとその仲間たちが生演奏をしたり、だらだらとトークを繰り広げる番組です。放送中にはTwitterで「世界トレンド1位」を獲得するほど大人気で、2019年の大みそかに放送される紅白歌合戦にもおげんさんファミリーが出場し大反響を呼びました。
「おげんさんといっしょ」の放送が決まるとネット界隈は大騒ぎ!不定期特番なため、いつ次の「おげんさん」が見れるのかファンは常にアンテナを張り巡らせています。ここでは、過去に放送された番組内で登場した星野源さん以外楽曲の邦楽&洋楽の一部をご紹介します。星野さん本人はもちろん、おげんさんファミリーやゲストの方々が披露したりおすすめしていた曲とは…?ここでは、一覧で見てみましょう!
曲名 | アーティスト名 |
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ナンダカンダ | 藤井隆 |
恋はホップステップジャンプ | 雅マモル |
DIVE! | 三浦大知 |
Like I Love You | Justin Timberlake |
You Spin Me Round | Dead Or Alive |
I Should Be So Lucky | Kylie Minogue |
Crazy In Love | Beyonce |
Disco Yes | Tom Mish |
Weird Part of the Night | Louis Cole |
BETTY | Jamila Woods |
Playground | Steve Lacy |
Them Changes' | Thundercat |
洋楽に疎い私も「おげんさんで紹介している曲なら、なんだか興味が湧いてきた!」という理由で、珍しく海外CDを買い漁りました…!でも一番好きなのは宮野真守…じゃなかった、雅マモルさんの「恋はホップステップジャンプ」です(笑)
音楽好きのおげんさんファミリーやゲストの人がおすすめする曲なら、絶対ハズレはないはず!星野源さんの曲が好きな人は絶対にハマるはずなので、新しい音楽を発掘したい人はこの一覧を参考にしてみてくださいね。
【おまけ】SNSで話題!有名人とコラボした「うちで踊ろう」
2020年2月頃から"新型コロナウイルス"の世界的な大流行が起こり、日本国内でも日に日に感染者が増え続けていました。そのため、国内でも不要不急の外出を控えるよう自治体からの要請が出ていたことにより、影響力のある多くの有名人の方が「#stay home」というタグと共に外出しないよう世間に呼びかける動画が数多くアップされていました。
そんな中、星野源さんは自身が外出自粛をしている間に生み出した曲「うちで踊ろう」をInstagramで発表。本人がコメントで「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンス重ねてくれないかな?」と発言したところ多くの人たちが賛同し、たくさんのコラボセッションの動画が制作され、SNS上でどんどん拡散されていきました。
有名人の方でいうと、青山テルマさん、広瀬香美さん、ダイノジ大地さん、三浦大知さん、高畑充希さん、石田ゆり子さん、GLAYのHISASHIさんなどが星野源さんの動画に合わせて自宅で歌ったり踊ったり演奏する動画をアップ。どれも星野さんがお願いしたのではなく、みなさん自主的に始めたというから驚きです。
なぜ、ここまでみんなが自主コラボを始めたのか。それはやはり星野源さんの想いに共感しただけでなく、この曲自体が持つ魅力にみんなが憑りつかれたからかもしれません。
こんな未曾有の事態でも音楽の力で幸せなムーブメントを巻き起こした星野源さんの「イエローミュージック」の強大なパワーを見せつけられたような気がします。短い曲ですが、何度も聴きたくなる力を秘めているこの「うちで踊ろう」。ハッシュタグ「#うちで踊ろう」でさまざまな動画を観ることができるので、まだ未見の方はぜひ検索してみてください。
まとめ
「SAKEROCK」のときからファンク・ソウル・ジャズ・R&Bなどの「ブラックミュージック」を色濃く取り入れていた星野源さん。しかし、ソロデビュー後はアコギでの弾き語りの曲が多かったのに対し、最高傑作と名高い4thアルバム『YELLOW DANCER』くらいからまた曲の雰囲気が明るくポップなものに変貌していたように思います。しかし、ポップソングの中にもしっかりと人間の光と闇のような部分も表現し、ファンが予想しないような新しい曲調を次々と生み出し続けているのは本当に見事です。
「ブラックミュージックが好きだからそれっぽい曲を作ろうとすると、結局"~っぽい"ものにしかならない」。そう思ったことで、自らの日本人らしい感覚を捨てずに作る「イエローミュージック」という独自の音楽性を提唱し始めてから、多くのファンを獲得することとなりました。大衆にわかりやすい音楽を作るということをせず、自分のやりたいことを正直に音楽に落とし込んだ結果、日本の音楽シーンを席巻するほどのミュージシャンへと駆け上がっていくなんて、カッコいいですよね。
今後も星野源さんがどんな新しい音楽をこの世に生み出してくれるのか、注目し続けたいと思います。
ライティング担当 : shima.shima山梨県在住、30代の2児の母。テレビはドラマ・アニメ・バラエティを観ることが多い。ドラマなら恋愛・仕事・サスペンス、漫画やアニメならラブコメ・スポ根・青春・SFが好みだが、総じて"泣ける系"のジャンルにも弱い。特に30代に突入してからは若者の青春群像劇でたいてい号泣している。気になる映像化作品をチェックするときは、映画を観てから小説(漫画)を読む派。ゲームも好きだが、最近は息子と一緒にポケモンばかりやっている。 |