• 2023/04/27

【ゼルダの時系列まとめ】わかりやすく解説!

2023年5月には最新作「ティアーズ オブ ザ キングダム」が発売され、ますます盛り上がっている人気ゲーム『ゼルダの伝説』シリーズを徹底解剖!物語の順番や歴史の時系列をわかりやすくまとめました。ゼルダ全シリーズの面白さをたっぷりとご紹介します!

ゼルダの伝説 時系列TOP画像
[目次] 
  1. 『ゼルダの伝説』シリーズの歴代作品の時系列をまとめました
  2. <ゼルダの時系列図>全シリーズの歴史の流れと物語を解説
  3. 2-1. 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』(2011年)
  4. 2-2. 『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』(2004年)
  5. 2-3. 『ゼルダの伝説 4つの剣』(2003年)
  6. 2-4. 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(1998年)
  7. 2-5. 『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』(2000年)
  8. 2-6. 『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』(2006年)
  9. 2-7. 『ゼルダの伝説 4つの剣+』(2004年)
  10. 2-8. 『ゼルダの伝説 風のタクト』(2002年)
  11. 2-9. 『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』(2007年)
  12. 2-10. 『ゼルダの伝説 大地の汽笛』(2009年)
  13. 2-11. 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』(1991年)
  14. 2-12. 『ゼルダの伝説 夢をみる島』(1993年)
  15. 2-13. 『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』(2001年)
  16. 2-14. 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』(2013年)
  17. 2-15. 『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』(2015年)
  18. 2-16. 『ゼルダの伝説』(1986年)
  19. 2-17. 『リンクの冒険』(1987年)
  20. 2-18. 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(2017年)
  21. 2-19. 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(2023年)
  22. 時系列と一緒に知りたい!ゼルダ用語集
  23. ゼルダの謎や疑問を徹底解説・考察!【Q&A】
  24. 【ゼルダシリーズのプレイ順】時系列順にやった方がいい?
  25. まとめ
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『ゼルダの伝説』シリーズの歴代作品の時系列をまとめました

任天堂を代表する大人気ゲーム『ゼルダの伝説』シリーズ、通称ゼルダシリーズ!

1986年に発売された第1作目『ゼルダの伝説』を皮切りに、2023年現在で全19作品がリリースされています。しかし、ゼルダシリーズのゲームで紡がれる壮大なストーリーは、ただの1本道ではありません。ここ数年でやっと公式から明かされた《新解釈》の歴史の分岐も存在し、すべてのゼルダシリーズをプレイしていても、きちんとした物語の流れを理解するのがなかなか大変なんです。

ゼルダシリーズの歴史の順番とは…
  • 物語の歴史が発売順になっていない
  • 途中で歴史が分岐し、違う3つの世界線が存在している
  • 過去に起こった出来事が影響し、次の作品に繋がっているものが多い

つまり、プレイするゲームソフトの前後の時系列を知っていた方が、ゼルダの物語により没入しやすくなります。本記事では、ちょっと複雑で難しいゼルダのストーリーの歴史を、ゲームの面白さと共に振り返っていきます!

<ゼルダの時系列図>全シリーズの歴史の流れと物語を解説

まず、ここではゼルダ史・ハイラル史とも呼ばれる、ゲーム『ゼルダの伝説』シリーズの世界の歴史を解説します。しかし、公式資料集で「ハイラルの歴史は 時世や語り継ぐ者によって変化し、これからも紡がれていく。」と記されていることから、今後発売されるゲームのストーリーによっては、歴史が変化する可能性があります。ゼルダの歴史は、まだまだ考察のしがいがありそうですね…!

2023年時点で明かされているゼルダシリーズの歴史の時間軸はこのようになっています。まずは、ゼルダの歴史の中でも最古の物語を描いた「スカイウォーソード」から順に詳細を紹介していきますね。

※クリックするとゲーム作品の詳細にリンクします
キャラクター相関図 スカイウォードソード ふしぎのぼうし 4つの剣 時のオカリナ ムジュラの仮面 トワイライトプリンセス 4つの剣+ 風のタクト 夢幻の砂時計 大地の汽笛 神々のトライフォース 夢をみる島 ふしぎの木の実 神々のトライフォース2 トライフォース3銃士 ゼルダの伝説 リンクの冒険 ブレス オブ ザ ワイルド ティアーズ オブ ザ キングダム
参考:公式サイト「ゼルダの伝説ポータル」HISTORYより
※スピンオフ作品は除いています

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』

発売日 2011年11月23日
対応機種 Wii、Wii U、Switch
  
ストーリー

大地にまだハイラルという名もなく、人間たちも大空に浮かぶ島・スカイロフトで平和に暮らしていた時代に、ある事件が起こる。スカイロフトの騎士学校に通う青年・リンクは幼なじみの少女・ゼルダと共にロフトバードに乗って空中散歩をしている途中、謎の暴風と竜巻に襲われる。巻き込まれたゼルダは、地上に落下し消息不明に。リンクはゼルダを探すため、雲の下に広がる未知の大地へと降り立つことを決意するが、そこで待っていたのはゼルダの前世と宿命、そして世界の平和を脅かす"終焉の者"の存在だった…。守護鳥のロフトバードに乗り、空と大地を行き来するリンクの冒険が始まる――。

『ゼルダの伝説』シリーズにおける、歴史の始まりの物語です。マスターソード誕生の秘密や女神ハイリアの転生、そして「ゼルダ」という名前の女性が代々"伝説"として後世に語り継がれるようになったきっかけなど、全シリーズの原点とも呼べる世界の真実が描かれています。ストーリーの奥深さにも魅了されますが、ゲームとしてやり応えがあるのはやはり頭と体を使ったゼルダらしいアクション操作!リモコンやJoy-Conを使って、直感的にできるバトルや謎解きが楽しめます。実際に体を動かして攻略していくものもあるので、きっと真新しさを感じるはず。敵を倒す爽快感と頭の霧が晴れる満足感を同時に味わってみてください!

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『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』

発売日 2004年11月4日
対応機種 ゲームボーイアドバンス、Nintendo Switch Online+追加パック特典
  
ストーリー

地上に建国されたハイラル王国がまだ発展途上にあった時代に、再び魔物が現れたことで世界が闇に包まれそうになっていた。そんなとき、天からピッコルたちが降り立ち、黄金の光(フォース)と剣を勇者に授け、魔物たちは宝箱に封印される。その出来事から、人間たちは感謝の気持ちを込めて年に1度「ピッコルまつり」を開催するようになる。それから100年の節目となった「ピッコルまつり」で、謎の男・グフーの手によってピッコルの剣が折られ、さらに王女のゼルダが魔人の呪いをかけられて石化されてしまった。ゼルダの呪いを解くため、幼なじみのリンクは旅立つことを決意する。

舞台は、地上にハイラル王国が建国されたばかりの時代。魔の勢力を復活させて世界征服を目論むグフーが現れ、ここでは町の鍛冶職人の孫として育ったリンクが再び世界を救う戦いに身を投じていきます。ゲームは2Dグラフィックになっているとはいえ、旅の途中で覚えた剣技やダンジョンの謎解きで、ある程度の操作スキルが求められます。また、リンクの体を小さくしたり大きくしたりしながら進んでいくので、同じ場所でもサイズによって行ける範囲が違い、頭をひねらせながらプレイできるのも面白いです。さらに、今回は「フォーソード」と呼ばれる4人に分身できる聖剣を使って戦うので、戦況によっていつ分身するのかの判断力も必要!技やアイテムを駆使して、謎やボス戦に挑んでみてください!

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『ゼルダの伝説 4つの剣』

発売日 2003年3月14日
対応機種 ゲームボーイアドバンス
※『ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』として発売
※リメイク版のニンテンドーDSiウェア『ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション』の配信は2011年9月28日~2012年2月20日の期間限定で現在は配信終了
ストーリー

以前、倒したはずの「風の魔人 グフー」が復活し、天空にある風の神殿を占拠。自分の花嫁にしようとゼルダ姫をさらってしまったグフーを倒すため、リンクは再びフォーソードを手にし、4人に分身して魔物を倒しながらルピーを集める冒険へと出かけていく。

4人の色違いのリンクが、さらわれたゼルダ姫を助ける冒険へ!当時のRPGでは珍しく、最大4人まで一緒に遊べる「複数プレイ」を可能にした異色作です。「神々のトライフォース」のリメイクと同時収録されていたタイトルで、しかもなんと本作はシリーズ初の通信プレイ専用ゲームになっています。そのため、発売当時は1人だけではプレイできませんでしたが、リメイクされた「4つの剣 25周年記念エディション」では1人プレイも可能に!ゲームシステムも、マップの地形やギミックがランダムで変わり、人数によって謎解きのやり方も変わっていくんです。そのため、同じダンジョンでもプレイ人数によって違うアプローチで謎解きをしなければいけないため、周回プレイが捗る仕組みになっています。さらに、相手とルピー数を競い合う対戦要素もあるので、家族や友達同士で白熱した冒険が楽しめます。

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『ゼルダの伝説 時のオカリナ』

発売日 1998年11月21日
対応機種 ニンテンドー64、ニンテンドー3DS(リメイク)、Nintendo Switch Online+追加パック特典
  
ストーリー

ハイラルのどこかに眠る神の力"トライフォース"を手に入れるため、盗賊ガノンドロフが反乱を起こし再び世界が混沌に染まることとなる。その頃、コキリ族の少年・リンクはトライフォースへと導く「森の精霊石」を託され、ガノンドロフの手に"トライフォース"が渡らぬよう、時のオカリナを手にハイラルの大地へと旅に出る。果たして、伝説の"トライフォース"が眠る聖地へと辿り着き、ガノンドロフの野望を阻止できるのか。たくさんの出会いと別れを経験し、時を行き来しながらリンクは運命を変える戦いへと挑んでいく。

ゼルダシリーズをプレイする上で、欠かせないストーリーが紡がれているのがこの「時のオカリナ」です。歴史時系列表にもある通り、「時のオカリナ」の最終決戦をきっかけに3つの世界戦が生まれ、後のゼルダ作品へと繋がっていきます。なぜ、ゲルド族の首領としてハイラル国王に忠誠を誓っていたはずの盗賊ガノンドロフが、魔王ガノンになったのか?3つのトライフォースの力とは?アドベンチャーゲームとしてのクオリティの高さに加え、シリーズ最大の歴史の分岐点を描いた宿命の対決を濃密に描いています。ストーリーの長さや、謎解きの難易度、そしてダンジョンのワクワク感なども総合的にバランスが良く、『ゼルダの伝説』シリーズを語るには、絶対に欠かせない作品です。

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歴史の分岐
▼ 時の勇者リンク 勝利ルート①
「時のオカリナ」で勇者が勝利し、元々いた子ども時代に戻った後の物語(子ども時代)

『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』

発売日 2000年4月27日
対応機種 ニンテンドー64、ニンテンドー3DS(リメイク)、Nintendo Switch Online+追加パック特典
  
ストーリー

前作の「時のオカリナ」で、"時の勇者リンク"が勝利した後、子どもの時代に戻ったリンクの後日譚。離れ離れになった相棒・ナビィを探すため旅をしていた少年・リンクが、突然森の中で「スタイルキッド」に襲われる。そこでパラレルワールドへと飛ばされたリンクは、巨大な月が落ちてきて滅亡寸前の「タルミナ」という、3日間がずっとループし続ける世界に閉じ込められてしまう。アイテム・時のオカリナの力を使って何度も時間をやり直し、悪夢のような破滅のループから抜け出す方法を模索するリンク。さまざまな仮面を被って異種族に変身しながら、この世界の謎とスタルキッドに挑んでいく。

このゲームは、限られた3日間という時間の中でどのように行動するのかが大きなカギ!同じ日をひたすら繰り返すという斬新なシステムにより、プレイ時間が伸びるたびに村の住人への愛着が湧き、また胸が締め付けられる思いをたくさんすることになります。リンクの行動によって、幸せになる人と悲しい思いをする人の両方が生まれてしまう無慈悲さも、よりリアルな人間の人生を写し取っているようです。肝心のゲームシステムは、全体的にダンジョン数は少ないものの、先に進むための仕掛けが複雑で難解!だからこそ攻略への面白さが倍増し、無事にギミックを解いたときの喜びはひとしおです。ホラーとオリエンタルが融合した世界で、知恵とアイテムを駆使しながら滅びゆく世界の元凶を暴いてみてください。

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『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』

発売日 2006年12月2日
対応機種 ゲームキューブ、Wii、Wii U
  
ストーリー

元の時代に戻ってきた"時の勇者リンク"から未来でのガノンドロフの暗躍を聞いたゼルダ姫の訴えにより、ガノンドロフは処刑されるはずだった。しかし、"力のフォース"の証を持つガノンドロフは死ぬことはなく、焦った賢者たちの手によって影の世界(トワイライト)へと送り込まれる。その後、長い年月を経て怨念となったガノンドロフは、影の王・ザントに魔力を与え、その強大な力を使って光の世界を征服するためにハイラルへと侵攻。ゼルダ姫が降伏したことにより、光の世界は徐々に"影の領域"に飲み込まれそうになっていた。そんなとき、かつての"時の勇者"の血を引くトアル村の青年・リンクは、ザントに反発する影の王女・ミドナと共にザントを倒す冒険へと出かけていく。しかし、その裏でザントを利用し闇の王となったガノンドロフも復活を目論んでいて…。

映像や音楽の作り込みが素晴らしく、令和の今プレイしても心から楽しめるゲームソフトです。剣や盾を基本装備にしている勇者リンクと、獣姿のウルフリンクなど姿を変えたリンクを使い分けて、フィールドやダンジョンの謎を解いていきます。しかし、ストーリーやダンジョンの攻略の難易度はそこまで高くないため、ゼルダ初心者にとってもハードルは低め!とはいえ、普段アクションゲームをしたことのない人は普通に苦戦する作りになっているので、決して「ゼルダらしさ」は消されていないのでご安心を!壮大なフィールドを駆け抜けながら、迫力ある剣技で敵をなぎ倒すのも痛快です。さらに「時のオカリナ」をプレイ済みだとニヤリとする演出も多く、ストーリーもゼルダらしい王道なものなので、ゼルダファンにはたまらない一作です。

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『ゼルダの伝説 4つの剣+』

発売日 2004年3月18日
対応機種 ゲームキューブ
ストーリー

「トワイライトプリンセス」でガノンドロフが倒されて数百年の月日が流れ、世界は平和を取り戻していた。しかし、かつてガノンドロフが首領として治めていたゲルド族の地で、ガノンドロフの生まれ変わりが誕生してしまう…。新しいガノンドロフは、かつてフォースの時代にフォーソードで倒した風の魔人・グフーを復活させ、再びハイラルの地に魔物たちが現れるようになる。フォーソードを手にしたこの時代のリンクは、ゼルダ姫と6人の巫女たちの力を借りながらグフーの討伐と、もはや人の姿を持たぬガノンの封印を目指していく。

「4つの剣+」のソフトに収録されている3つのゲームの中で「4つの剣」の続編的な立ち位置になる「ハイラルアドベンチャー」は、ゼルダの歴史の中でも重要なカギを握っている物語です。その理由は、"時の勇者リンク"がガノンに勝利して、再び子ども時代に戻ったリンクが存在する世界線の最後を飾る作品だから!(2023年現在)今回も4人になったリンクが協力し合いながら、さまざまなダンジョンの謎や仕掛けに挑んでいきます。ラスボスには、過去には人間だったガノンドロフがこのゲームでは魔物の姿として登場。魔人グフーをも巻き込んだガノンとの因縁が、一旦この作品で終着することとなります。また「ハイラルアドベンチャー」の他に、複数人で対戦することに特化した「シャドウバトル」や違う世界線の「風のタクト」と同じ世界観の「ナビトラッカーズ」というまったく違うゲームで遊べるので、こちらも注目です!

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歴史の分岐
▼ 時の勇者リンク 勝利ルート②
「時のオカリナ」で勇者が勝利し、勇者が時を遡って去った後の物語(大人時代)

『ゼルダの伝説 風のタクト』

発売日 2002年12月13日
対応機種 ゲームキューブ、Wii U
  
ストーリー

"時の勇者リンク"が元の時代に戻り、その存在が伝説として語り継がれるほど長い歳月が流れたある日、再びガノンドロフが復活。しかし、"時の勇者"が過去に戻ったことにより勇者が存在していない世界になったため、新たな勇者が現れることなくハイラルは海に水没し、滅亡。けれど、水没の原因となった洪水によりガノンドロフも海底に沈められ、封印されることとなる。それから数百年後、"時の勇者"伝説が語り継がれるプロロ島に住む少年リンクの妹が、ある日謎の怪鳥に連れ去られてしまう。各地で少女が怪鳥にさらわれていることを知ったリンクは、妹を助けるため女海賊・テトラと共に大海での冒険へと出掛けていく。しかし、実はその黒幕には数百年の時を経て再度復活したガノンドロフの姿が…。

少年リンクを操作し、走る・飛ぶ・剣を振る・隠れるなど、さまざまなアクションができるようになり、アイテムとアクションを組み合わせた謎解きの幅もグッと広がりました!特にこのゲームのキーポイントになる、風を自在に操る指揮棒"風のタクト"は、広大な大海原を冒険するには欠かせない重要なもの!海での移動や、ダンジョンの仕掛けを解く手段としても大活躍します。また、この作品から敵の動きを読みながらカウンター攻撃をしかけられるようになったため、より戦闘アクションの深みが増しているのもポイントです。デフォルメされたキャラクターデザイン(ネコ目リンク)のゼルダシリーズの最初の作品であり、滑らかな動きと独特な表現方法により、ゲームというよりアニメの世界を冒険している気分を味わえます。

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『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』

発売日 2007年6月23日
対応機種 ニンテンドー DS
  
ストーリー

「風のタクト」のエンディング後、テトラ海賊団と共に新たな大地を探す旅へと出たリンク。出航から数ヶ月後、幽霊船が現れるという海域を訪れるが、その真相を確かめようと幽霊船に乗り込んだテトラがそのまま連れ去られてしまう。テトラを救おうと幽霊船を追いかけたリンクだったが、過って海へ落ちてしまい見知らぬ島へと流れつく。島で出会った妖精シエラと船長ラインハックの力を借りて、リンクはテトラを助けるため幽霊船を探す旅へと出かけていく。

「風のタクト」の正統派続編!携帯機で発売されたゼルダシリーズの中では、世界・国内共に最多セールス数を叩き出しています。ニンテンドーDSのタッチペンを操作して謎を解くため、カーソル操作だけではマンネリ化していたギミックやアクションに新しい風を吹かせた渾身の一作です。最初はタッチペン操作に苦戦するかもしれませんが、コツさえ掴めれば今までのゼルダシリーズにはなかった新しい謎解きを楽しめます。シリーズの中でも難易度は低めでサクサクとストーリーを進められるため、ゲームに行き詰まることも少ないはず。また、面倒だった装備の変更やマップの確認などがメニューを開かずにできるようになったので、かなり快適にプレイできるようになりました。

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『ゼルダの伝説 大地の汽笛』

発売日 2009年12月23日
対応機種 ニンテンドー DS
  
ストーリー

航海を続けていたテトラ海賊団とリンクたちは、ついに新しい大陸を発見!テトラはこの地に新しいハイラル王国を建国することを決め、ハイラルの新たな歴史が始まっていく――――。そして、ハイラル王国の誕生から100年後、神の塔を中心に大地に敷かれている神の線路が各地で消えてしまう事件が発生。神の塔に力を送る神殿との繋がりが失われ、再び世界に異変が起こり始めてしまう。事件を起こした者たちの目的は、神の塔に封印されている魔王マラドーの復活。魔王復活を阻止するために、リンクとゼルダ姫が汽車に乗ってハイラルの大地を冒険へと繰り出すことに。

前作の「夢幻の砂時計」と同じく、ニンテンドーDSのタッチペンを活かした操作が特徴的。しかし、その前作と同じような操作性に加え、笛のセッションや汽車での移動など、新しい機能もたくさん追加されています。特に面白いポイントは、魂だけになってしまったゼルダ姫が、神の塔にいるファントムという敵に入り込めること!この真新しい設定により、リンク1人では解けない謎や仕掛けもリンクの指示に合わせて動くゼルダ姫と協力して解くことができるんです。「風のタクト」から繋がっている物語なので、随所に前作、前々作の小ネタが隠されているところにもゼルダファンにはグッときちゃうはず!

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歴史の分岐
時の勇者リンク 敗北ルート

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』

発売日 1991年11月21日
対応機種 スーパーファミコン、ゲームボーイアドバンス(リメイク)、ニンテンドークラシックミニ スーパーファコン、Switch(Nintendo Switch Online特典)
  
ストーリー

"時の勇者リンク"が敗北したことにより、3つのトライフォースを自分のものにしてしまった魔王ガノン。しかし、ゼルダ姫を筆頭に七賢者たちの力によって、"トライフォース"ごとガノンは聖地へと封印されてしまう。聖地に閉じ込められたガノンは聖地を闇の世界へと変貌させ、さらに再びハイラルへの侵攻を目論んでいた。不吉な兆候を感じ取ったハイラル王は、聖地から魔物たちが押し寄せてくる入り口を再び厳重に閉ざすことを七賢者へ指示。この封印戦争により数世紀の間ハイラルには平和が訪れていたが、またしても悪しき心を持つ者の手によって、再び闇の世界(聖地)への入り口が開いてしまう―――-。

初代「ゼルダの伝説」のシステムを踏襲し、スーパーファミコンならではの操作性で剣と盾を駆使しながら敵と戦い、ダンジョンの謎を解いていきます。光の世界と闇の世界を行き来しながらストーリーを進めていくのですが、アイテムや武器を何度も持ち替えながら頭をひねらせて攻略しなければ先に進むことができません。自分で思考を巡らせながら、やっとギミックが解除できたときの爽快感は格別です!この清々しさは、プレイした人にしか味わえないので挑戦してみてくださいね!

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『ゼルダの伝説 夢をみる島』

発売日 1993年6月6日
対応機種 ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、Switch(Nintendo Switch Online特典)、Switch(リメイク)
  
ストーリー

剣の修行が終わり懐かしいハイラルの地へ戻る航海中に、リンクは突然大きな嵐に巻き込まれて漂流してしまう。気が付くと、コホリント島という場所に流れ着いていた。島からの脱出を試みるが「島にある巨大なタマゴの中で眠る"かぜのさかな"が目覚めないと、島の外には出られない」と、不思議なフクロウから告げられる。島に点在する迷宮や遺跡の奥に隠されている「セイレーンの楽器」が島からの脱出のカギになることを知ったリンクは、島を探索しながらダンジョン攻略へと挑んでいく。

ゼルダの本筋の歴史に干渉しないアナザーストーリーのようなシナリオであるものの、肝心のアクションや謎解き、そしてコミカルな世界観によってゼルダらしさは健在!1993年にゲームボーイで発売された本作を、2019年にはSwitchで完全リメイク!かつて子どもだった大人たちのノスタルジーをビシビシと刺激する、良作に仕上がっています。ゲームボーイ版をプレイしたことがある人は記憶を頼りにスムーズに進めることができますが、新規の人は少々苦戦してしまうかも?しかし、逆にその難易度に腕を鳴らすプレイヤーもいるはずです!美しいグラフィックと便利に改変されたアクション操作を楽しむなら、断然Switch版がおすすめですよ!

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『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』

発売日 2001年2月27日
対応機種 ゲームボーイカラー
  
ストーリー

ハイラル城に安置された"トライフォース"に導かれて、ある2つの大地に降り立ったリンク。ホロドラムの地では闇の将軍・ゴルゴンに連れ去られた「大地の巫女」ディンを救い、ラブレンヌの地では「時の巫女」ネールの体を乗っ取った闇の司祭・ベランを倒し、それぞれの大地の窮地を救う。しかし、この2つの事件の裏で糸を引いていた双子の魔女・ツインローバの手によって、今度はゼルダ姫が連れ去られてしまう。ホロドラムの冒険の「大地の章」とラブレンヌの冒険の「時の章」が繋がったとき、リンクの前に現れたのは復活の儀式によって蘇った大魔王ガノンだった。

ゲームボーイカラーで「大地の章」と「時空の章」の2作品が発売された当初は、ゲームシステムは共通しているものの、ストーリーやマップ、ダンジョンなどがまったく違うものになっていて、ファンを大きくざわつかせました…!また、ゲーム中に登場する「あいことば」を入力することで、2つの章の世界が繋がり、連続したシナリオになるという仕掛けが隠れています。ただ、ダンジョンの難易度が高い上にミニゲームイベントも多いので、あなたの折れない心と諦めない精神が試されます…!(笑)また、真のラスボスを倒し、真のエンディングを見るためには2作品の攻略が必須なのでご注意を!

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『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』

発売日 2013年12月26日
対応機種 ニンテンドー3DS
  
ストーリー

物語は「神々のトライフォース」の冒険から数百年後。世界を恐怖と混沌に包んだ大魔王ガノンを封印した七賢者と勇者の活躍が伝説として語り継がれるハイラル王国に、再びガノンを復活させようと企む司祭・ユガの魔の手が忍び寄る。今回、目をつけられたのは七賢者の子孫たち。ユガの力によって絵画の中に閉じ込められてしまい、リンクもユガの手によって壁画の落書きへと姿を変えられてしまう。しかし、不思議な腕輪の力により壁を自由に移動できる能力を身につけたリンクは、ハイラルと壁の裏側にある世界・ロウラルを行き来しながら賢者たちを救う手がかりを探すことになる。

「神々のトライフォース」に登場したハイラルの世界を、美しいフィールドとグラフィック、そしてアレンジされたお馴染みのBGMと共に再び冒険できます。もちろん、世界は同じでもストーリーやダンジョンの構造、そして謎解きもすべて一新!さらに本作では、ハイラルに似た別の国・ロウラルという違う世界をも行き来できるようになっています。ゼルダでお馴染みのダンジョンでの謎解きでは、ニンテンドー3DSの立体的なグラフィックを活かした高低差のある場所での特別なギミックが用意されています。また、ダンジョン攻略に欠かせないアイテムたちは、本作では「ラヴィオの店」で自由にレンタルすることが可能!もちろん、そのアイテムを買い取ることもできます。ダンジョンを攻略しなくても序盤でほとんどのアイテムを使えるようになるのは、初心者プレーヤーには有難いシステムです。

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『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』

発売日 2015年10月22日
対応機種 ニンテンドー3DS
  
ストーリー

「トライフォース2」の事件から数年後。オシャレが大好きな人たちが住むドレース王国のフリル姫が、ある日突然魔女の呪いにより恥ずかしい全身タイツ姿に!国民や王は嘆き悲しみ、魔女を討伐できる3人の勇者を募集し始める。そこに名乗りをあげた若者3人が、勇者の条件にぴったり。3人揃っていないと開かない魔女が住む魔境へ入り口に立ち、広大なエリアが広がる世界への冒険が始まる。

「4つの剣」「4つの剣+」と同じく、複数人でのマルチプレイに特化したゲームソフトです。少々コミカルなテイストでスタートする物語にビックリする人もいるかもしれませんが、肝心のゲームシステムは3DSの機能を活かしたものばかり!以前のマルチプレイの作品よりもかなりの進化を遂げ、さまざまなことができるようになりました。特に、協力プレイのネックとなっていたメンバー集めも、インターネットプレイモードを選べば、日本のどこかの誰かとリアルタイムに繋がって一緒に遊ぶことができるんです。これにより、自分の好きなときにマルチプレイが可能に!もちろん、1人でじっくり遊ぶプレイモードもあるので、自分の好きなプレイスタイルを模索してみてくださいね。

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『ゼルダの伝説』

発売日 1986年2月21日
対応機種 ファミリーコンピュータ ディスクシステム、Switch(Nintendo Switch Online特典)、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
  
ストーリー

"トライフォース"の力を使いこなせる者が現れないことで、ハイラル王国は徐々に衰退し、ついには地方の小王国になってしまった。そんなハイラル王国を、長い年月を経てまたしても蘇ってしまった大魔王ガノンが魔の軍団を率いて襲撃。そのときに"力のトライフォース"をガノンに奪われてしまう。すべての"トライフォース"を奪われるのを案じたゼルダ姫は、もうひとつの秘宝"知恵のトライフォース"を8つの小片に分けて王国各地に隠し、乳母のインパにガノンを倒す勇者を探すように命じる。ガノンの追手に襲われているインパを助けたのは、一人で旅をしていた少年リンク。ことの顛末を聞いたリンクは、ガノン討伐と囚われたゼルダ姫の救出を決意する。

記念すべき、ゼルダシリーズの第1作目作品!ファミリーコンピューターのディスクシステム用として初めて発売されたソフトです。今ではゼルダシリーズでお馴染みとなっている「知恵を絞り、アイテムを活用し、謎を解きながらダンジョンを攻略する」という基本システムの礎を築き上げ、現在でも物語のカギを握る"トライフォース"という不思議な力を巡る戦いもしっかりと描かれています。ヒントが少ないため、ゲームに行き詰ってしまうことも多々ありますが、公式ページにはきちんと攻略へのヒントを記載しているのでご安心を。約40年近く前のソフトですが、あなたはヒントや攻略本・サイトを見ずに先に進めるのか。ぜひチャレンジしてみてください!

※現在は「ゲーム&ウォッチ」「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を購入するか、Nintendo Switch Onlineへ加入するとプレイすることができます

『リンクの冒険』

発売日 1987年1月14日
対応機種 ファミリーコンピュータ ディスクシステム、ゲームボーイアドバンス、Switch(Nintendo Switch Online特典)、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
  
ストーリー

ガノンが倒されてから6年が経過したものの、いまだにハイラル王国はガノンの手下たちによって荒廃の一途を辿っていた。そんなときにリンクが16歳の誕生日を迎えると、突如として左手に紋章が現れる。その紋章こそが、かつてハイラル国王が世界のどこかに隠した"勇気のトライフォース"を使いこなせる、選ばれし者の証であった。さらに北の城の祭壇には、永遠に眠る魔法をかけられた遠い時代のゼルダ姫が横たわっていた。リンクは、"トライフォース"を完全なものにしてゼルダ姫の呪いを解くため、新たな冒険へと出かけていく。

第1作目の発売から約1年後に発売され、物語も前作から6年後のストーリーを描いているのに、なぜか「ゼルダの伝説」の名を冠していない珍しい作品。しかし、物語は"トライフォース"の謎を描いた重要な冒険を描いています。10歳だったゼルダが16歳に成長したことで、ドット絵のリンクの等身も大幅にアップ!さらに、地上では前作と同じく空から見下ろすアングルでフィールドを移動するんですが、敵との戦闘や町の中では横スクロールに変化するんです!この変更により、ゲームのアクション性が大幅にアップ!アクションへの操作スキルが求められるので難易度もそこそこ高く、シンプルなのにやり応え抜群です。

※現在は「ゲーム&ウォッチ」「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を購入するか、Nintendo Switch Onlineへ加入するとプレイすることができます
歴史の分岐
明かされていない謎の世界線

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』

発売日 2017年3月3日
対応機種 Wii U、Switch
  
ストーリー

ハイラルの地に大厄災が起こり、ハイラル王国が滅亡してからおよそ100年後。地下の祠で永い眠りについていたリンクは、不思議な声に導かれて目を覚ます。過去の記憶を失っていたリンクが祠の外に出ると、目の前には豊かな自然があふれるハイラルの地が広がっていた。そこで出会ったフードを被った老人の助言により、今もハイラル城で100年間ガノンの力を押さえ続けているゼルダ姫の救済と厄災の討伐を目指し、明確な目的を持たぬ冒険へと出かけていく。

シリーズ初のオープンワールドが採用された、名作中の名作!Will UだけでなくニンテンドーSwitchソフトの中でも不動の人気を誇り、ゼルダシリーズの歴代最高売上を記録した大ヒットゲームです。このゲームで、ゼルダにハマった人も多いのではないでしょうか。このゲームの凄いところは、まさに「何でもできること」。広大なハイラルの大地を自由気ままに駆け巡り、何をしても、どこに行ってもいいんです。ゲームにありがちなルートがまったく決まってないので、気になったところを探索&寄り道し放題!魔物と戦ったり、料理の材料を探したり、祠のダンジョンを攻略したり、やりたいことが多すぎて、プレイ時間が足りません…!

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『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』

発売日 2023年5月12日
対応機種 Switch
  
ストーリー

ハイラル城が宙へと浮かび、空からは謎の遺跡が降り注ぐという謎の"天変地異"に見舞われたハイラルを舞台に、主人公リンクが新たなる冒険に繰り出していく―――。

「ブレス オブ ザ ワイルド 」の正統派続編がついに2023年に発売!発売前には、前作からどのくらいの月日が経過し、どんな物語に仕上がっているのかなどの詳細は一切明かされていませんでした。わかっているのは、メインビジュアルやトレーラーで公開されている空に浮遊した島々の存在。これは「空島」と呼ばれているようですが、そこには見たことのない新たな敵も出現するようです。またリンクの使える能力もパワーアップしていて、以前にはなかった「スクラビルド」という力を使えば、武器と素材を組み合わせて新たな道具を生み出すことも可能に!プレイヤーのアイデア次第で道具だけでなく乗り物なども自由に作ることができます。個人的には、前作で概念的な存在だったガノンが人間のガノンドロフの姿になっているのが気になるところです…!その他にも、前作から一新された能力やシステムがまだまだたくさんあるので、ぜひ自分でプレイして確かめてみてくださいね!

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時系列と一緒に知りたい!ゼルダ用語集

ゼルダシリーズのゲームが発売されてから約40年。これまで20作品近くのゲームソフトが発売されていますが、それらの多くの作品にはシリーズで共通した言葉や設定がいくつか登場します。それらはまさに、今さら聞けない"ゼルダ用語"!このページで、それらの疑問を解消しましょう!

リンク
『ゼルダの伝説』シリーズの主人公。世界が悪しき者により脅かされそうになったときに現れる勇者である。普段は普通の少年・青年として過ごしているが、世界に異変が起こると勇者の魂を持つ者としてその力を開花。どんな時代においてもハイリアの地を守る運命を背負い、平和を脅かす凶悪な敵を倒すための旅へと出かける正義感あふれる人物である。剣や盾を中心に魔物と戦いつつも、さまざまなアイテムを使いこなし、ダンジョンの謎へと挑む。多くのシリーズで"勇気のトライフォース"をその身に宿し、ガノンの魔の手から何度も世界を救っている。
ゼルダ
『ゼルダの伝説』シリーズのヒロイン。ハイラル王国の王女に代々「ゼルダ」と名付ける風習が根付いていたことで、多くの作品では王女という立場として登場することが多い。しかし、姫や王女ではなく、普通の一般人として生活している者もいる。かつて世界を救った女神ハイリアの生まれ変わりであった少女も「ゼルダ」という名前であり、その子孫がハイラル王国の建国に尽力した。多くの作品で"知恵のトライフォース"を宿し、特別な力を持っていることで悪の力を抑え込む使命を背負っている。そのため、ハイラルの長い歴史の中で何度もハイラル王国の滅亡を目論む、魔王ガノンの暗躍を阻止する存在になっている。
ガノン(ガノンドロフ)
『ゼルダの伝説』シリーズの最終ボス(ラスボス)。かつてはゲルド族の首領・魔盗賊ガノンドロフという人間であり、世界のどこかに眠る"トライフォース"の力を狙い、ハイラル王国への反乱を起こしていた。"力のトライフォース"の証を持ち、リンクやゼルダの手によって何度も倒されるが、長い年月をかけて何度も蘇り、繰り返しハイラルの地に混乱と悲劇を生み出している。作品によっては、肉体そのものは存在せず、憎悪と怨念による思念体としてリンクたちの前に立ちはだかる。基本的に人間の姿を《ガノンドロフ》、怪物の姿を《ガノン》と呼称している。
ハイラル
ほとんどの作品のゲームの舞台であり、女神ハイリアが創り出した大地。女神の血筋を引くハイリア人によって大地に建国されたのがハイラル王国であり、ハイラルの大地の大部分をハイラル王が統治している。ハイラル王国は、時代によっては世界の秩序を守る大国なときもあれば、衰退して地方の小王国になっていたり、国が滅亡していたり、激動な変化を遂げている国である。
トライフォース
まだ世界に何にもなかった時代に力の女神ディンは大地を、知恵の女神ネールは秩序を、知恵の女神フロルはあらゆる生き物を創造した。この3人が去った後、その女神の力を象徴する「黄金の大三角」が"トライフォース"である。"トライフォース"には、触れた者の願いを叶える不思議な力が宿っており、ハイラルのどこかに眠っていると言われている。使いこなすには、強い心と生まれながらの素質、力と知恵と勇気の均衡が取れている者でなければならない。"力のトライフォース""知恵のトライフォース""勇気のトライフォース"の3つが集まることで完成し、真の力を発揮することができる。
マスターソード
退魔の力を持った聖剣。悪しき心を持つ者はその剣に触れることさえできないと言われ、使いこなせるのは世界がピンチのときに現れる勇者のみだとされている。封印されている場所も時代によってバラバラであるが、ガノンを倒すためにはこのマスターソードでしかとどめを刺せないこともある。基本的には、各作品のゲーム終盤におけるリンクの最強装備として登場することが多い。そして作品によってはビームが出せる。(出せないものの方が多い)
シーカー族
かつて女神ハイリアに仕えていた一族。その後もハイラル王国側近の従者となり、王女を支える存在として代々王家に忠誠を誓っている者が多い。多くの作品では「インパ」という名の者が、ゼルダ姫やリンクを導く者として登場。他の種族よりも知識や技術力が長けていて、ある作品ではガーディアンや神獣など古代兵器を作っていたという。時代によって立場や性別、思想なども異なっているが、どの時代でも一貫して「ガノン討伐」への手助けをしてくれている。
ゲルド族
ハイラル王国のゲルド地方に住んでいる砂漠の民族。ゲーム上での宿敵・ガノンドロフのルーツでもある。女性しか生まれない民族であるが、100年に1度だけ男性が生まれ、その男性はゲルド族の長になるしきたりになっている。ほとんどの者が盗賊を生業にしていたことで他の民族からも敬遠されていたが、長い年月を経て周囲からの信頼を取り戻したのか、ある時代ではハイラルの地の平和を守る《英傑》としてハイラル王国を守っていた。
ゴロン族
主にデスマウンテンなどの火山地帯に集落を作り、丸っこいフォルムの体とつぶらな瞳、ゴツゴツした岩のような肌を持っている。移動するときも岩のように丸くなって転がり、話し言葉も「~ゴロ」と付ける者が多い。
ゾーラ族
時代によって外見や生態は異なるものの、どの作品でも半魚人のような姿をしている。敵としてリンクを攻撃する者もいれば、人間のような顔立ちと言葉を話し、リンクに協力的な者まで、その立場もさまざま。人間らしい体格の者は、陸では二足歩行をするだけでなく、水の中でも自在に素早く泳ぐことができる。
六賢者
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場し、後に時の勇者が敗北した世界で起こった封印戦争で、ガノンを聖地に封印した賢者たちの総称。ラウル(魂の存在)、サリア(コキリ族)、ダルニア(ゴロン族)、ルト(ゾーラ族)、インパ(シーカー族)、ナボール(ゲルド族)の6人によって構成されている。時代によっては、この6人にゼルダを加え「七賢者」と呼称する場合もある。

ゼルダの謎や疑問を徹底解説・考察!【Q&A】

『ゼルダの伝説』シリーズの主人公は「ゼルダ」?
タイトル名にも冠されているが、主人公は「ゼルダ」ではない!
<!解説&考察!>

プレイヤーが操作できる緑色の服を着た少年を「ゼルダ」だと勘違いしがちですが、ゼルダシリーズすべての主人公は「リンク」です。

ある出来事によって、代々ハイラル王家に生まれる王女に「ゼルダ」という名を付ける風習が伝説化されていたことで『ゼルダの伝説』というゲームタイトルになっているようです。

『ゼルダの伝説』シリーズのほとんどに「ゼルダ」「リンク」が出てくるが、これって全員同じ人物なの?
同じ名前だけど「リンク」や「ゼルダ」は、基本的にゲーム作品ごとに別人。同一人物ではない!
<!解説&考察!>

ゼルダシリーズの歴史の中で、ハイラルは悪の勢力によって幾度となく支配されかけています。ときには、ハイラル王国が滅亡する歴史を辿る世界線も…。そんな風に世界がピンチに陥ったときに現れる勇者が「リンク」であり、世界の危機を予知する特別な力を持つ少女が「ゼルダ」という、同じ名前だけど違う人物が時代ごとに世界を救っているんです。しかし、「リンク」だけはゲーム開始時にプレイヤーが任意で変更することができる※ため、厳密に言うと「リンク」という名前で決定づけられているわけではありません。

ただ「時のオカリナ」と「ムジュラの仮面」、「風のタクト」と「夢幻の砂時計」、「ゼルダの伝説」と「リンクの冒険」のように、同一人物がそのまま主人公のストーリーになっている作品もあります。

※「ブレス オブ ザ ワイルド」では、「リンク」で固定
ハイリア文字がゲーム作品によって違うのはなぜ?
3つに分かれた世界線によって、違うハイリア文字が使われている可能性が高い!
<!解説&考察!>

日本語でも英語でもない…。地球上に存在しない独自の文字がゼルダシリーズのゲームには度々登場します。しかし、その文字もゲーム作品によって微妙に違う…!ハイラルの長い歴史の中で文字も徐々に変化していった可能性もありますが、よく読み解いていくと歴史が分岐したのと同時に、ハイリア文字も変化していった可能性が高いです。
理由は、
①「風のタクト」「無限の砂時計」「大地の汽笛」
②「時のオカリナ」「ムジュラの仮面」
③「神々のトライフォース2」「トライフォース3銃士」「ブレス オブ ザ ワイルド」

それぞれ同じ世界線のゲームでは同じハイリア文字が使用されているからです。

しかし、「4つの剣+」では別の世界線であるはずの①のハイリア文字が使われているので、その真意は確定的なものではありませんが…。さらに世界線が明かされていない「ブレス オブ ザ ワイルド」のハイリア文字が③なのも気になりますよね!任天堂側では、きっちりとした設定の元、使い分けているに違いないはず…!

「ブレス オブ ザ ワイルド」と「ティアーズ オブ ザ キングダム」の世界戦は?
公式では「ブレス オブ ザ ワイルド」とその続編である「ティアーズ オブ ザ キングダム」が"すべての歴史の最後の物語"だということは明かされている!
<!解説&考察!>

ゼルダシリーズの最後の時系列だということはわかっていますが、実はどの物語の続きなのか、分岐したどの世界線の話なのかなどは、公式から一切言及されていません。「ブレス オブ ザ ワイルド」の物語はどの世界線でも起こりえるため、ゼルダ作品のすべての世界戦が集約されて辿り着いた世界とも考えられますが…。

しかし、先ほどのハイリア文字の法則から読み取ると「ブレス オブ ザ ワイルド」では「神々のトライフォース」などと同じ③の文字が使われているため【"時の勇者"が敗北した世界線】の先にある未来である可能性も否定できません…!

「ティアーズ オブ ザ キングダム」の発売を機に、この時系列の真実が明かされるのか…?今後の公式の発言にも注目です!

【ゼルダシリーズのプレイ順】時系列順にやった方がいい?

ゼルダシリーズと呼ばれるゲームソフトは、基本的にそれぞれが独立したゲーム作品なので、どのソフトからやっても充分に楽しむことができます。

ただ、なかには正統派続編として発売されたものや、後日譚として物語が過去作と地続きになっているものも多々あり!本編中に見え隠れする過去の小ネタや共通エピソードが、たびたび登場します。

知っている人だけがニヤリとする演出をしっかりと堪能したい人は、以下のタイトルは続けてプレイすることをおすすめします!

★で操作するリンクは、それぞれで同一人物

まとめ

ゼルダシリーズの歴代ソフトを振り返りながら、ハイラル史の時系列を総復習しました。

頭をフル回転させないと先に進めない複雑で巧妙なダンジョンの仕掛け。それが『ゼルダの伝説』シリーズというゲームの最大の魅力です。インターネットが普及していなかった時代には、多くの子どもたちがダンジョン攻略に行き詰まり、先に進めない人が続出していたことで、「ゼルダダイヤル」というゲームの質問専用ダイヤルを開発元の任天堂が開設していたというのも有名な話ですよね。

でも今では、ゲームの全貌が書かれた攻略本の情報が充実しているので、途中でわからなくなっても安心!「ゲーム難易度が高そう…」とゼルダに手を出せないプレイヤーは、食わず嫌いせずに、まずは攻略本とソフトをセットで用意してみましょう!そうすれば、ノンストレスでゼルダのゲームを堪能できるはずです!

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momo
ライティング担当 : shima.shima

山梨県在住、30代の2児の母。テレビはドラマ・アニメ・バラエティを観ることが多い。ドラマなら恋愛・仕事・サスペンス、漫画やアニメならラブコメ・スポ根・青春・SFが好みだが、総じて"泣ける系"のジャンルにも弱い。特に30代に突入してからは若者の青春群像劇でたいてい号泣している。気になる映像化作品をチェックするときは、映画を観てから小説(漫画)を読む派。ゲームも好きだが、最近は息子と一緒にポケモンばかりやっている。

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