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更新日
- 2023/05/12
- 2021/07/19
Switchホラーゲームおすすめ35選!恐怖の世界で冒険しよう
ホラーゲーム大好きな古本店スタッフが、初心者さんから上級者さんまで楽しめるSwitchのホラーゲームを集めました。怖さに震えてもよし、推理や謎解きを楽しんでもよし、迫りくるゾンビを全滅させてストレス解消してもよし。さあ、ホラーゲームの世界で冒険しましょう!
ホラーゲームの楽しさって?
「ホラーゲームが好き!」と言うと、「怖いだけなのに、ホラーゲームの何が楽しいの?」と、よく言われます。個人的には、未知の世界での冒険とスリルを味わえるのが最大の魅力だと思っています。怪異から逃げ回る、鬼ごっこにかくれんぼも楽しい!人外のクリーチャーたちを銃でガンガン倒していけたのなら、更にスッキリします。
しかし怖いものは怖いですし、苦手な方もいらっしゃいますよね。そんな方はちょっと考えてみてください。「ホラー」表記があっても、ただ敵のデザインがグロテスクなだけではありませんか?ただ突然音を出してくる演出で驚かせてくるだけではありませんか?こう考えたら、「もしかしたら自分にもプレイできるホラーゲームがあるかも」と思える方も、中にはいらっしゃいませんか?
好きなホラーゲームは今でも『アローン・イン・ザ・ダーク』!生粋のホラーゲーム好き・古本店『もったいない本舗』スタッフmizが、初心者さんから上級者さんまで楽しめる作品をご紹介します!
怖いのは嫌。でもストーリーを知りたい。そんなあなたにおすすめなのが、ゲーム実況動画を見るという選択肢です。ホラーゲームに面白おかしい実況をつけてくれているプレイ動画や、怖い敵をスーパープレイでサクサク倒してクリアしてしまうというプレイ動画が存在します。こちらを検索してみて、怖いゲームも笑って視聴してみるのはいかがでしょう?そうしているうちに、あなたも自分でコントローラーを握り、ホラーゲームを楽しめるようになるかもしれませんよ!
Switchホラーゲームおすすめ35選
それでは、皆さんにおすすめ作品のご紹介です。①怖いけど気になる初心者向け②普通に遊んでみたい中級者向け③怪異はこちらから狩りに行く上級者向け、以上3つの項目に分けました。お好みに合わせて選んでみてください!
なお、併記している「怖さ・ビックリ度・流血表現」は、あくまでスタッフ個人比によるものです。心配な方は公式サイトなども参考に、年齢制限などをチェックしてからのプレイをおすすめします。
▼スイッチおすすめホラーゲーム 一覧はこちら▼ ★←スタッフおすすめ作品①怖いけど気になる初心者向け
ルイージマンション3
誰もが知っている、大人気ルイージのホラー(?)ゲーム!こちらはモチーフがホラーというだけで、しっかりかわいらしいアクションゲームです。敵キャラクターもホラーテイストではありますが、どこかかわいらしい。現れるオバケたちを、掃除機を使ってどんどん吸い込んでいきましょう。
びっくり要素も多少はありますが、基本的にルイージが先に驚いてくれるため、こちらはどこか冷静にそれを眺めることができます(笑)まさしく、ホラーゲームが苦手な方でも・ホラーゲーム初心者さんでも楽しめる作品ですよ。
また、オンラインだと複数人プレイも楽しめるため、パーティーゲームとしてもお勧めです!
チックタック:二人のための物語(Tick Tock: A Tale for Two)
二人で協力して謎を解き、時計仕掛けの奇妙な村から脱出せよ。ホラーゲームが苦手な方や初心者の方は、まずはこちらのミステリー系のゲームはいかがでしょう?
村を探索し、脱出のための手がかりを集めて暗号を解いていくのですが、二人で協力しないと絶対に謎が解けないようになっています。一人ではないため、心強いですね!しかもswitch+iPhoneやswitch+steamの組み合わせでも遊べる、クロスプラットフォーム仕様!お互いの画面が見えないように向かい合って、話し合いながら進めていきましょう。discordなどのチャットが使えれば、離れた場所にいる友達とも遊べます!クリア時間も2~4時間とさほどかからないため、週末のおうち時間に楽しんでみるのはいかがでしょうか?
Hollow Knight (ホロウナイト)
ホラーなのはデザインやモチーフだけ、横スクロール2Dアクションゲームです。一般的にはどこか不気味なデザインですが、慣れてくるとかわいらしいものに見えてきます。
こちらは汚染された敵たちと戦いながら、ちょっとかわったムシたちと交流して、世界を冒険します。ステンドグラスや影絵を彷彿とさせる世界観が美しい。どこかファンタジーで童話のような世界観が好きな方には確実に刺さります。
ホラーが苦手な方はこういった作品から入ってみるのはいかがでしょうか?
Creaks (クリークス)
雰囲気はホラー。でもまるで絵本のような、緻密で繊細な手描きのデザインと、どこか民族調混じりの音楽が良すぎて、そんなこと忘れてしまいます。こちらはインディーゲームの名作『マシナリウム』スタッフが、なんと8年かけて制作した、芸術作品です。
主人公の青年が住む部屋に突如起こった大きな地震、それからきしみ音。はがれてしまった壁紙の下には、大きな穴が開いていました。ちょっとした好奇心から懐中電灯片手に入ってみると、そこはまるで城のような、梯子だらけの広大な建物。見たこともない生物たちに導かれ、ときに襲われるのを回避しながら、謎を解き明かしていきます。
敵は光を嫌うため、うまく誘導して閉じ込めたり、光を当てて回避します。このギミックを解いていくのが面白い!制限時間はありませんので、この美しい世界観に浸りながらゆっくりじっくり解いていきましょう。
Return of the Obra Dinn
60人の死の真相を調べます。ときは19世紀のイギリス。消息不明となっていた商船「オブラ・ディン号」が、数年の後に突如港に現れます。しかし、船はそこかしこに損傷があり、当然船員の姿もありません。保険調査員の主人公は、このオブラ・ディン号の損害査定書を作成するため、船に乗り込むことになります。
まずプレイしてびっくり。画面がモノトーンです。この白黒の3D世界が新鮮で不気味です。この世界観で探索し、人の死体を前にし、推理して謎を解きます。見た目にはホラーゲームですが、実はミステリーアドベンチャーです。そして、かなり難しいです。きちんとメモを取りながら進めていきましょう。探偵ものや推理が大好きな方、ホラー耐性がある方におすすめします。
②普通に遊んでみたい中級者向け
夜廻と深夜廻for Nintendo Switch
真夏の夜にやってほしい。切なくも、奥行きのある世界観を持つホラーゲームならこちら。こちらはホラーゲームの名作『夜廻』、続編の『深夜廻』が1つのパッケージに収録され、switch対応になったものです。
主人公の少女たちがそれぞれ大切なものを探して、怪異の潜む夜道を探し回ります。敵を倒す手段は無く、隠れてやりすごすか、ひたすら逃げるしかありません。プレイヤーのデザインがかわいらしいため、敵のデザインもさほど怖くない・・・かと思いきや、落差に結構驚きます(笑)そこそこ怖いゲームだと思うので、小さなお子さんや怖いのが苦手な方にはおすすめしません。しかしシリーズを通してBGMが秀逸で、ついホラーゲームであることを忘れて聴き入ってしまいます。音楽を聴くためだけに、ゲームを起動したくなってしまいますよ。
▼できれば順番にプレイしてほしい、シリーズ最新作『夜廻三』はこちら!
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バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
ゾンビ系&サバイバルホラーの金字塔、『バイオハザードシリーズ』からご紹介するのは、こちらの『リベレーション』です。ストーリーはシリーズの『4』と『5』の間。消息を絶ったクリスを助けるため、ジルが船籍不明の豪華客船に乗り込みます。
元々は3DS用ソフトだったのを、HDリマスター化。なんと銃のエイムはジョイコンを向けることで可能、ナイフもジョイコンを振って使います。慣れるまでは少し時間が必要ですが、『スプラトゥーン』の操作に慣れている方だと問題なく操作できるかと思います。
またバイオシリーズは他にも、初代のHDリマスター版がダウンロードでき、『バイオハザード0』のソフトが収録された『バイオハザードオリジンズコレクション』、呪われた一家から逃げ回る『バイオハザード7 レジデントイービル』もおすすめです。難易度は高いため、腕に自信のある方のみ挑んでみてください。
▼『BIOHAZARD 6』
探索&ホラーのレオン編、ミリタリーアクションのクリス編、ステルス&チェイスのジェイク編と、好みに合わせて遊べる万人向け
▼『バイオハザード リベレーションズ2』
バリーファン歓喜、『5』と『6』の間の冒険
▼『BIOHAZARD 4』
数々の伝説を生みだした伝説の作品
▼『BIOHAZARD RE:2 CLOUD』
レオンとクレアの戦いはここから始まりました
ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者
ファミコンの名作が、switch版で完全リメイク!原作の雰囲気はそのままに、フルボイス化、グラフィックやBGMが一新!コマンドを選択して進めていくテキストタイプのアドベンチャーです。ホラー要素が強いミステリー作品のため、アクションもホラーも初心者という方が最初に手に取ってみるのにちょうどよいかもしれません。
主人公は、空木探偵事務所に勤める少年探偵。殺人事件の真相を突き止めるために奔走するのですが、どの事件にもおぞましい怪談が絡んでいます。スタートからなんと記憶喪失の主人公が、「死人蘇り伝説」が今も息づく明神村で、財閥当主突然死の謎を追います。
ゲームの流れは、探偵として室内を探索、重要な人物に聞き込みをして情報を整理、推理していきます。『逆転裁判シリーズ』の探偵パートのようなものと言えばわかりやすいかもしれません。やはり昔の作品のリメイクのため、細かい部分はファンタジーで突っ込みどころがあります(笑)昔はメジャーだったアドベンチャーというジャンルが現代に復活したことを素直に喜び、原作プレイ時には少年だった方もそうでない方も、プレイしてみるのはいかがでしょうか?
なおこちらは3部作になっており『うしろに立つ少女』も同時配信となっています。こちらも合わせてプレイしてみてください。
夕鬼 零 -Yuoni: ゼロ-
こちらはパソコン用のVRゲームとして開発されたものを、switch向けに移植したものです。新感覚の、追体験型ノベルゲームです。気分はまるで学校の怪談。
主人公は夕暮れの教室で一人、スケッチブックを開きます。そうしてそこに紡がれる恐ろしい物語を、静かに追わなければなりません。しかし油断はしないでください。怪談は、スケッチブックの中だけとは限らないのですから・・・。
テキストアドベンチャーのため、難しいアクションやコマンド操作もありません。ストーリー重視で、怖い話を読みたいな、というときにプレイしてみると良いでしょう。じわりと忍び寄る恐怖感を楽しんでください。でも決して、油断はしないでくださいね!
リマザード:トーメンテッドファーザーズ
往年のホラーゲームの名作、『クロックタワー』シリーズをご存じでしょうか?大きな鋏を持って追いかけてくるシザーマンから逃げ回るゲームです。こちらの作品はそのクロックタワー1作目をオマージュし、イタリアで制作されたものです。
舞台は古びた洋館。主人公はとある目的からこちらの住人であるフェルトン博士の調査にやってくるのですが、博士の逆鱗に触れ洋館に閉じ込められてしまいます。そうして自分の命を狙う多数の殺人鬼から逃げ回り、脱出を目指します。
基本的な動きはクロックタワーと同じです。追いかけてくる殺人鬼から逃げながら探索し、謎や仕掛けを解いていきます。ロッカーや机の下に隠れて殺人鬼たちをやり過ごすこともできますが、時々発生するコマンド選択で失敗してしまうと即死です。追いかけられるのは精神的に追い詰められますが、焦れば絶対に見つかります。冷静に隠れて逃げて、脱出を目指しましょう。
また、購入の際は、こちらの1作目と2作目『Remothered: Broken Porcelain(ブロークンポーセリン)』がセットになったものがお得です。2作目ではアクション要素が増え、なんと蛾を操る特殊能力が使えるようになります。ストーリーも繋がっているため、ぜひ2作目と併せてプレイして、明かされる真実に驚愕してください。
NG
前作『死印』から大幅パワーアップして帰ってきました。探索があるホラーノベルゲームです。『死印』と世界観は一緒ですがストーリーが繋がっているというわけではないため、前作をプレイしていなくても問題ありません。しかし、前作もプレイしていたらより一層楽しめるかと思いますので、お時間に余裕があれば2作ともプレイしていただければと思います。
雰囲気は『ペルソナ』をホラーゲームにした感じ、という表現がしっくりきます。世紀末の都市近郊で、日常にいつの間にか忍び寄る怪異。制限時間内に選択肢を選び、正しい未来をつかみ取ってください。
ちなみにこちらはビックリ要素である恐怖演出をオフにできるシステムがあります。こちらをオフにすると怖さがかなり緩和されるため、初心者さんにおすすめです。更にその逆の恐怖演出を盛れるモードもあるため、ホラー好きさんはぜひこちらをオンにしてプレイしてみてください。
Mundaun(マンドーン)
グラフィックがすべて緻密な鉛筆画。これだけでもゾッとしますね。
舞台はスイスの山間部にある小さな村。そこを故郷とする主人公の元に、ある日祖父の訃報が届きます。しかし知らせをくれた牧師の言葉は、「帰ってくる必要はない」。不審と不穏を感じ取った主人公は、真実を知るために村へ戻ります。村の所在地である山、「マンドーン」が、呪われてしまった悪魔の山になっているとは知らずに。
アルプス山間部に伝わる神話が、ホラーで堪能できます。雄大すぎる自然の描写も素晴らしいのですが、鉛筆画のお陰で雰囲気はかなり怖いです。不穏がご褒美のホラーゲーム好きさんはPVだけでもわくわくしてしまうのではないでしょうか。謎解きやギミック自体はあまり難しくはありません。次の目標は常に確認できますし、解き残している謎があると知らせてくれたりと、怖さにさえ負けなければ最後まで投げ出さずにプレイできる仕様です。どうか最後まで見届けてください。
日本ではスイスと言えばアルプス、アルプスと言えばハイジ、ハイジと言えばかわいらしい子ヤギのユキちゃん。はい、ホラー好きさんはこれでもうわかりますね?山羊は、悪魔の象徴だと。
真砂楼(まさごろう)
雰囲気抜群、大量猟奇殺人事件のあった廃旅館から脱出します。舞台は架空の村である女椎村(めしいむら)。こちらに存在する、昭和初期に廃業になった旅館「真砂楼(まさごろう)」。主人公は廃墟探索の軽い気持ちからこちらに踏み込み、閉じ込められてしまいます。朽ち果てた部屋に残された民族学者や従業員たちのメモを読み解いていくと、この旅館に纏わるさまざまな因縁が垣間見えてきます。怪奇現象に臆することなく、襲い掛かってくる山神から息を殺して隠れ、脱出を目指しましょう。廃墟探索者による監修付きのマップが、とにかく雰囲気があってゾッとします。謎解きはさほど難しくなく、ゲームボリュームもさほどありません。FPS×ステルスの、和風探索ゲーム入門作品としておすすめです!
米砂原醫院
前述の『真砂楼』と同じメーカーによる、今度は廃病院が舞台のホラーゲームです。前作以上に美しい廃墟のグラフィックが素晴らしい。なんとホラーゲームが苦手な方でもこちらの廃墟を探索できるように、ホラー要素を排除した《廃墟探索モード》が実装されています。朝・昼・夜と時間帯が選べ写真撮影もできるため、「ホラーは苦手だけど廃墟の美しさは堪能したい」という方も遊ぶことができます。ホラー表現は、前作よりもバリエーションに富んでおり、びっくり要素と不穏表現がバランスよく配置されています。プレイ中は「これぞ和風ホラー!」というじっとりした気味の悪さが始終付きまといますが、それまでの淀みもやりきれなさも綺麗に相殺してくれる、どこか清涼感のあるグッドエンドが「このゲームに出会えて良かった」と強く思わせてくれます。次回作も、と熱望すること必至です!また、ストーリーが真砂楼と所々繋がっているため、前作をプレイしていると懐かしい出会いに心が躍ります。一応ホラー演出ではあるのですが、ホラーゲーム好きさんにとっては旧友と出会えたかのような嬉しい反応をしてしまうかもしれませんね!
廃深
美少女ゲーム制作会社による、サバイバルホラーアクションアドベンチャーです。着ぐるみを着た殺人鬼が追ってくる、廃ホテルから脱出します。こちらのキャラクター設定やビジュアルと、美少女ゲーム制作会社というキーワードで察した方もいらっしゃるかもしれません。ホラーシーンは、怖いというよりご褒美タイムです。お色気要素がswitchの限界に挑戦しているため、2D横スクロール×謎解き×ホラー耐性のある方は、ぜひ見届けてください!
デスパーク2
廃遊園地で殺人ピエロから逃げ回る『デスパーク』の2作目です。1作目も面白いのですが、現在switch版は残念ながら日本語に対応していません。そのため日本語対応となっているこちらをご紹介させてください。(とは言え難読英語はありませんので、英文が苦手で無い方はぜひ1からのプレイをおすすめします)
続編となるこちらの舞台は廃遊園地から打って変わって、主人公の住む街となります。主人公も引き続き、チャーリー少年。街にある、病院や軍事基地などの建物内を探索していきます。しかし今作は、かなり『サイレントヒル』。現実の世界と夢の世界を行き来して謎を解き、チャーリーがバットや重火器を使用して、徘徊するモンスターたちを殲滅しながら進むという、かなりアクションに舵を切った内容です。1作目の雰囲気が好きだった方は戸惑ってしまうかもしれません。英語が苦手ではなく雰囲気のあるステルスホラーがお好きな方は『デスパーク』、自分で敵を殲滅できるサバイバルホラーがお好きな方は『デスパーク2』がおすすめです!
ちなみに、『デスパーク』はsteamやアプリでもプレイ可能です。しかし日本語訳が事故を起こしていて、怖いはずのシーンでもコミカルな言語が並んでしまい、怖さと笑いで感情が忙しいことになります。それもまた面白い要素ではあるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。怖い世界観に浸りたい方は、素直に英語版で遊びましょう。
ダンジョンナイトメア
ランダム生成マップ&脅かし要素が満載のダンジョンゲームです。ゲームをプレイする度にマップが変わるダンジョンを探索し、キーアイテムを入手。ダンジョンから脱出することが目的です。ランダム生成マップと聞くと難しそうですが、自分が歩いた軌道が表示されるマップを常に確認できるため、迷うこともなく安心です。プレイ人数は1人。しかし、①ダンジョンが毎回変わること②脅かし要素が多いこと③マップを確認出来て迷いにくいこと④毎回アイテムを見つけて脱出というシンプルなルールであることから、実は友達と一緒に交代で遊ぶのも楽しい作品です。突然の恐怖演出を前にした、自分や友達の反応はどんなものになるのでしょうか。自分や誰かの面白い悲鳴で爆笑して、怖いのも吹き飛んでしまうかもしれませんね!遊園地のお化け屋敷のように、皆で探検しながらびっくりしながら、遊んでみるのはいかがでしょうか!(※怖いのは苦手な方には酷なレベルの恐怖演出が多いため、必ずホラーゲーム耐性のある友達だけで遊びましょう)
なお、こちらのswitch版は続編である『ダンジョンナイトメア2』とセットになっています。ダンジョンゲームがお好きな方にとっては、永遠に遊んでいられる素晴らしい仕様ですね!脅かし要素や恐怖演出に耐えうる鋼の心臓をお持ちの方は、ぜひ挑戦してみてください。
ib
伝説のフリーホラーゲームが、switchで帰ってきました。ストーリーが美しい、シンプル2D謎解き脱出ゲームです。美術館に一人閉じ込められてしまったイヴが、稀代の芸術家《ゲルテナ》による作品が蠢く狂気の世界から脱出します。switchでのリメイクということで、処々のグラフィックが綺麗になり、シナリオやシステムもオリジナル版よりもスッキリしてとても遊びやすくなっています。(オリジナル版がRPGツクールで作られたもののため、グラフィックやシステムもその辺りをお考えください)例のウサギのシーンも若干マイルドになっているため、怖かった方も安心です!プレイヤーの行動で結末が変わるマルチエンディングとなっているため、ぜひすべての結末を見届けてください。妖しくも惹きつけられるゲルテナという芸術家の世界観の虜になってしまったのなら、帰ってこられなくなるのは、あなたの方かもしれません。
推色-オシイロ-
上記の《初心者向け》でご紹介しようか最後まで迷ったほど、笑えます。《推し》カラーのサイリウムを振って徹底除霊!ダンジョンに配置されたギミックや敵と同じカラーのサイリウムを振ることで、敵への攻撃やギミックの解除ができます。敵のデザインはグロ系ですが、何しろサイリウムを振った攻撃の当たり判定時の動きが完全にコメディのため、思わず笑ってしまいます。敵の接近は目視でしか確認できないため、突然の出現に驚くこともありますが、サイリウムを振るだけで爆笑。敵を発見したらすぐにサイリウムを振りましょう!上記の怖さ・ビックリ度・流血表現も相殺してしまうほど笑えるため、参考程度にしてください。おまけも含めて、おバカゲーです。あなたの《推し》は、何色ですか?
ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド:リメイク
97年の稼働から大人気のアーケードゲームが、switchでも登場!自動で進むマップの奥から迫りくる敵を、どんどん打ちぬいていく爽快ガンシューティングです。一般的なFPSとは少々異なり自分で移動できないため、回避は不可能。そのため、いかに素早く敵を倒すかが攻略のカギとなります。アーケードと違ってボタン一つでリロードが可能なため、撃ちながらリロードができるという快適仕様。ジャイロ操作にも対応しているため、コントローラーの設定を調節しながら、どんどんゾンビを倒していきましょう。ローカルプレイで2人一緒に遊ぶこともできますよ!
OMORI
※こちらの作品はプレイ前の事前知識が少なければ少ないほど良い作品です。
そのため、
①少しでもネタバレしたくない
②何も知らないままこの作品の世界に入り込みたいという方は、公式のトレイラームービーは絶対に見ないでください。
SNSやその他情報サイトでタイトルを検索せずにスタートされることを強くおすすめします。
ネタバレへの配慮がかなり必要なゲームのため、こちらで紹介するかどうか迷いました。しかし、プレイ後に知ることができる感情が、自分の感性に新しいものを与えてくれる可能性が高い作品であるため、可能な範囲でぜひご紹介させてください。
公式キャッチコピーは、「奇妙な世界を冒険するRPG」。どちらかというと、「ホラー要素のある個性的派ストーリー重視のゲーム作品」を遊びたい方向けでしょうか。とても個性的な世界観に浸りたい方には間違いなく刺さります。
何度も申し上げますが、こちらの作品はとにかくプレイ前の事前知識が少なければ少ないほど良い作品であるため、SNSやその他情報サイトでタイトルを検索せずにスタートされることを強くおすすめします。逆に、事前情報がわからなければ購入意欲が湧かないという方は、トレイラームービーをご覧になるところから情報収集をされるのがおすすめです。検索のし過ぎには、くれぐれもご注意ください。
!!!ネタバレしたくない方はご視聴をお控えください!!!
③怪異はこちらから狩りに行く上級者向け
INSIDE
自分を支配しようと追いかけてくる、「なにか」から逃げろ。セリフが一切無い、考察がはかどる闇の深いゲームです。ホラーゲームの名作『LIMBO』のクリエイターによる制作ということで、そちらをプレイされた方ならどんな雰囲気なのかわかるのではないでしょうか。即死トラップを回避して、謎を解きながら進んでいく横スクロールアクションです。謎解きや考察、後味の悪いじっとりとしたゲームが好きな方におすすめです。
スタートは薄暗い森の中。色彩の希薄な木々の合間を恐る恐る進んで行くと、停車している大きなトラックが。開かれている荷台の扉の中には、人間がまるで人形のようにずらりと載せられています。その事実に驚き固まっていると、荷台の扉は作業員の手で乱雑に閉められ、どこかに運ばれていってしまいます。不穏な空気のまま森を進むと、懐中電灯を持った作業員が。見つかってしまうと、なぜか物凄い剣幕で追いかけられてしまい・・・。
このように、主人公は自分を追いかけてくる謎の人物たちや、得体のしれないものから逃げます。途中の謎解きやギミックも一捻りあり、どこまでもその闇は深く、謎が謎を呼ぶ仕様。さて、あなたは真実にたどり着くことができるでしょうか?
LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-
考察しがいのあるストーリー性を持つ、どこか悪夢の中で遊んでいるような気分になる作品です。
物語のスタートは巨大船。こちらに捕らわれた主人公の少女・シックスが、小さな体で知恵を振り絞り、命を懸けて脱出します。こちらも前述『INSIDE』『LIMBO』と同じように、即死トラップを掻い潜って謎を解いて進んでいく、横スクロールアクションゲームです。敵がとにかくおどろおどろしい!謎解きのギミックも一癖あって、とにかく1秒も気が抜けません。画面をしっかり観察して、ちりばめられたヒントを見逃さないようにしましょう。
こちらは続編として『LITTLE NIGHTMARES 2-リトルナイトメア2-』も発売されています。主人公の少年・モノが、今作の主人公シックスと共に謎めく世界から脱出を目指そうと二人で手を取り合います。こちらのラストも衝撃的なものとなっているため、ぜひプレイの際は1と2合わせて購入されることをおすすめします。
返校 -Detention-
怖いというよりは、じっとりと不気味。そんな台湾発の大ヒットホラーゲームです。舞台は1960年代、いわゆる「白色テロ」時代の台湾。反政府勢力への弾圧が激しく、言論などが厳しく統制されていた頃です。主人公の少女・ウェイは、突然朽ちてしまったボロボロの学校で、この世のものではないものから逃げ回りながら、真実を辿っていきます。
ゲーム内に登場する台湾や東南アジアの文化や風習が新鮮な、横スクロールアクション。襲い掛かってくるこの世のものではないものから、息を止めて逃げ回るしか手段はありません。しかし求められるアクションはさほど複雑ではないため、比較的アクションが苦手な方でも気負わずにプレイしていただけるかと思います。またストーリーを追っていると台湾の歴史や文化にも詳しくなれるため、興味を持つとっかかりにも良いかもしれません。辿りついた真実を前に、あなたは一体何を思うのでしょうか。
なおこちらの作品は実写映画化しており、2021年7月に公開となっています。映像化にあたり設定などが色々と変わっているようですが、雰囲気は間違いなく原作そのまま。もしもゲームが怖いという方は、映画から入ってみるのも良いかもしれませんね。
イービル・インサイド
同じ廊下を何度も歩いて探索する、ループ系のサイコホラーです。過去に『サイレントヒル』シリーズ新作の、広告の一環で無料配信された伝説のホラーゲーム、『P.T.』のようなゲームと言えばわかりやすいかもしれませんね。
主人公は、父親に母親を殺されてしまった少年。父親は収監され、一人でまだ赤ん坊である弟の面倒を見なければなりません。しかしあまりの重責に、少年はスピリチュアルボードを使って亡き母の霊と交信しようとします。しかしスピリチュアルボードは砕け、気が付くと自宅は怪異だらけの不穏な場所に変わってしまいました。
ループもののため、ボリューム自体はさほど多くありません。一人称視点で家の中を歩き回り、自分の身に降りかかる怪異を避けて真実にたどり着きましょう。家の状況は刻一刻と変化していきます。狂った家の中をきちんと観察し、平常心を保って謎を解くことが重要です。はい、冷静に!家の中で起こる怪異よりも、真実の方が怖いかもしれませんよ。
シャドーコリドー 影の回廊
こちらのゲームで一番怖いのは、前身がほぼ個人製作のフリーゲームという末恐ろしい経歴です。フリーで大人気だった和風3Dホラーゲームが、製品版となりました。しかもゲームのボリュームは、フリー版に比べてなんと10倍以上。本当に恐ろしいですね!
物語は、蒸し暑い夏の夕暮れ時、ふとさびれた路地裏に足を踏み入れてしまったことから始まります。ちょっとした冒険心から奥へ奥へと進んでいくうちに迷い込んだのは、薄暗く、古びた回廊。襲い来る徘徊者から逃げ、さまざまなアイテムを駆使し、ランダム生成のダンジョンからの脱出を目指します。
一人称視点で逃げ回りながら脱出を目指すゲーム好きさんには、確実に満足していただけるボリュームと難易度です。自分が敵の位置を把握するためのシステムとはわかっていても、敵が叫び声をあげながら追いかけてくるのは結構怖い!こちらが視野に入れているだけで体力が減ってしまう敵から逃げ回る部分は、本当に苦労しました。日常を忘れて、和風の異界で冒険してみませんか?ランダム生成マップのため、永遠に楽しめて、どっぷりと世界観に浸れるゲームですよ。
帋人形(カミニンギョウ)
古い中華風の建物内を探索し、娘を探して脱出します。難易度は結構高め、敵も結構グロテスクでリアルなため、苦手な方は注意してください。
主人公はうつ病を患っている父親。大事な一人娘を離れて暮らす妻の元に車で送る途中、交通事故に遭ってしまいます。気が付くと、そこは朽ちかけた屋敷。清朝末期頃に建てられたのであろうそこは、おぞましい紙人形が襲い来る恐怖の屋敷でした。遠くから娘の助けを求める声が聞こえてきます。襲い掛かってくる敵を封印しながら、娘を探して脱出しましょう。
壁をすり抜けあちこちから襲い掛かってくる敵が結構怖いです。封印も可能ですが時間がかかるため、そう簡単にはいきません。また、突然飛んでくるテーブルや壺を避けるなどコマンドアクションも多いため、気を抜かずにコントローラーを握っていてください。なお、こちらは1章で、ストーリーはこちらだけでは完結しません。続編の日本語化を、トロフィーコンプリートを目指しながらのんびり待ちましょう。
Silver Chains (シルバーチェーン)
とにかくビックリ要素が多い!こちらも古い屋敷から脱出します。一人称視点のリアルなホラーゲームです。
主人公は車で事故を起こした後、気が付くと古いイギリスの屋敷にいました。ここはどこなのか?探索していくうちに、この屋敷に隠された謎が自身にも関わるものだと知ることになります。
謎解きの難易度はそれほど高くなく、プレイ時間もそれほどかかりません。が、びっくり要素が結構強い!じっとり怖いというよりは、わっと驚いてしまうタイプの怖さです。鋼の心臓をお持ちの方、びっくり要素が大好きでわくわくしてしまう方におすすめです!深夜の絶叫注意。
クレア
病みかわいいデザインですが、結構怖くて難しい。2D横スクロールで、敵から逃げて隠れて探索するゲームです。
主人公の少女・クレアが、弟のエドモンドと共に「混沌が眷属」がはびこるホワイトロック邸からの脱出を目指します。走ったり音を立てるとすぐに見つかってしまうため、ドアの向こう側を確認したり、クローゼットに隠れながらやりすごしましょう。
これが結構難しい。ときにはあえて音を立てて誘導して、その背後をすり抜けるなどのギリギリのプレイが必要です。マルチエンディングのため、あなたの行動次第で結末が変わります。何度もプレイして、あなたにとっての満足のいく最後を迎えてください。
零~濡鴉ノ巫女~
幽霊の写真を撮って撃退する、人気和風ホラーゲーム『零シリーズ』。こちらは2014年に発売された、シリーズ5作目のリマスター版です。グラフィックが綺麗になったことで、キャラクターはよりかわいらしく、幽霊はよりリアルで怖くなりました。衣装もたくさん追加されたため、着せ替えも楽しい!おぞましい霊を撮影するという恐怖は、かわいらしい衣装や女子たちで紛らわせましょう。更にコーエーテクモのメーカーつながりで、クリア後は『デッドオアアライブシリーズ』のあやね編がプレイできます。ぜひ死地に自ら飛び込み、ギリギリまで霊に近づいて、ガンガン撮影してクリアしてください!
▽2008年に発売された「零」シリーズ4作目のリマスター版はこちら
▼『零 ~月蝕の仮面~』の購入はこちら
Hello Neighbor
心拍数爆上がりのステルスゲーム。地下室に何かを隠している隣人のおじさんの家に忍び込み、ホームアローンのごとく家具をピタゴラスイッチして、秘密を探り当てます。敵であるおじさんは、なんとAI搭載!プレイヤーの動きを学習して、最短距離をまっすぐに追ってきたり罠をしかけたりして、こちらを追い出そうとしてきます。捕まって追い出されてしまうと、先ほどは通れた場所に金網を張られてしまって通れなくなることも。スリル満点、狭い部屋の中でおじさんから逃げ回り、真実を目指しましょう!前半はホームアローンそのものですが、後半になると・・・!?ギャップ効果もあり、結構ゾッとしますよ。
GOHOME
前身は大人気フリーホラーゲーム!サイケデリックな世界観でどこか笑えてゾッとする、個性派和風ホラーです。黄昏時の神社、7歳の鈴木モザイ子は家に帰る途中で両親とはぐれてしまいます。一人で家に帰りたい、だけなのに・・・?住宅街で、猛スピードで追いかけてくるオバケから逃げ回り、家へ帰りましょう。追いかけられた際には、道路のマンホールを踏むとワープすることができます。こちらを駆使してオバケから逃げましょう。しかしやむを得ずワープしてしまった場合、自分の現在地が把握できなくなってしまいます。行きたい場所になかなか向かえず、敵には追いかけられ、難易度は高いです。一風変わったゲームをプレイしてみたい&死にゲー耐性&マッピング能力に自信がある方は、ぜひ挑戦してください!
新殺しの館(Super Murder House)
怖すぎて配信が一時停止となった本格作品です。元は2020年にリリースされたホラーゲーム『Murder House』を、日本語化してswitchで配信。しかしその後すぐに謎の配信停止となり、アイコンが消失。7カ月後に改めて『新殺しの館』として配信が再開されました。「ガチなやつ」ですね!
往年のサバイバルホラーの名作『アローン・イン・ザ・ダーク』『クロックタワー』のような、まるで初代プレイステーション時代のローポリゴングラフィックが目を引きます。操作視点は一人称(FPS)と三人称(TPS)で選択可。お察しの通り、TPSの操作は初代『バイオハザード』と同じ、タンクコントロール(ラジコン操作)です。更に、オプションで画面エフェクトをVHS仕様の荒いものに変更することも可能という徹底ぶり。グラフィックやシステムが洗練された現在、逆にこういったレトロな仕様が異様な不気味さを醸し出していて、面白いですね!
内容は、かつて殺人鬼が住んでいた廃屋へ、テレビ局が心霊番組を撮影しに行くところから始まります。主人公はインターン生として撮影班に参加。撮影は滞りなく終わる…かと思いきや。恐ろしい廃屋の中で、うさぎの着ぐるみを着た殺人犯に執拗に追いかけまわされ、命を狙われます。他の撮影スタッフが殺されてしまうシーンは、80年代ホラー映画の如くスプラッタ仕様。グラフィックはローポリゴンですが、非常に凄惨な場面のため、画像に修正が入っています。(最初に配信されたものは修正されていなかったらしいです)
TPSの場合、ゲームの難易度は《タンクコントロールができるかどうか》で大きく変わります。こちらはもう、慣れるしかありません。敵に追いかけられて焦る気持ちもありますが、落ち着いて一つ一つ入力していけば、必ず思い通りの方向へ進めます。諦めずに、とにかく冷静に挑戦してみてください。他に難しい点は、敵の接近を知るためのシステムが存在しないため、マップ探索中の出合い頭に突然襲われることでしょうか。セーブ回数も、ゲーム内で取得するアイテムを使って行うため、回数制限があります。しかし、ゲームのボリュームは多い方ではありません。ぜひこれらの困難を克服し、ゾッとするEDに辿り着いてください。
・左右は、ラジコンの車を操作する感覚、または自分の首の向きで考える
・画面が切り替わったら一旦止まって、方向を確認してから動く
・敵と戦う場合は、逃げ回りながら攻撃しやすいポイントを先に見つけておく (見やすい視点になる場所、長い直線距離など)
NUN MASSACRE
爆音&高速で追いかけてくる殺戮シスターから逃げ切りましょう!前述『新殺しの館』と同じメーカーである《Puppet Combo》の作品です。(NUN=修道女、MASSACRE=大虐殺)『殺しの館』同様、あえての古いグラフィックが不気味で、恐怖度を押し上げています。
舞台は、古い寄宿学校。そこに在籍する娘が病気になったと連絡を受けた母親は、雨降りしきる夜に迎えに行きます。深い森を抜けた先で辿り着いたのは、入り組んだ設計の寄宿学校。そこに独り閉じ込められ、狂気の叫び声を上げながら襲い掛かってくるシスターから、逃げ回ることになるとは知らずに。
とにかくシスターがうるさいので、音量は小さめに設定してからスタートすることを強くおすすめします。こちらは『赤マント』のような一人称視点のステルスゲームで(赤マントが、NUN MASSACREの影響を受けて作られた作品だそうです)、建物内を徘徊するシスターに見つからないように探索し、アイテムを集めて真実に辿り着くことが目的です。運悪くシスターに見つかってしまうと、爆音で追いかけてきます。この爆音、最初は不気味で恐怖を煽られるのですが、あまりのうるささにすぐ《迷惑な騒音》という認識に化すためご安心ください。マップを覚えるのが大変ですが、ドアや壁に書かれたフロア数や棟の名称を目印に、隅々まで探検してみましょう。EDは数種類。ぜひ光の中へと進んでいけるEDを目指して、挑戦してみてください。
44 Minutes in Nightmare
我こそは、というマッピングの神におすすめ!敵、脱出口、アイテム配置、何もかもがランダムに生成されるマップ内から少女を探し出して、44分以内に脱出するというゲームです。HPの他に恐怖値と精神汚染も設定されており、数値が高くなるとダッシュが不能になったり、敵が1体追加されてしまうという地獄システム。さまざまなタイプの能力を持つ敵から逃げ隠れしながら、アイテムを駆使して少女を見つけ出し、なんとか時間内に脱出しましょう。この通り条件が非常に厳しいため、難易度は非常に高い。ダンジョン内のあちこちにある《メモ》に書かれたヒントを読み込み、アイテムは惜しみなく使っていきましょう。悪夢というダンジョンの中で、永遠に遊んでいられますよ!
以下のタイトルは別の記事でご紹介しています。
▶『せどまいり』
▶『ドキドキ文芸部プラス!』
▼紹介ページはこちら▼
まとめ
さまざまなタイプのホラーゲームをご紹介しました。Nintendo Switch本体は持ち運べるため、場所や雰囲気を変えて自由にホラーを楽しめる所が素敵です。お布団の中に持って行って遊ぶこともできますし、真夜中に墓地の真ん中で(!?)遊ぶことだってできてしまいます。逆に勇気を貰いたいときは、家族がいる明るいリビングでやっても良いですよね。真夏の夜に、ストレス解消に、冒険のワクワク感とスリルを味わいたいときに、ぜひホラーゲームをプレイしてみてください!
ライティング担当 : miz札幌在住30代2児の母。レトロゲームとクラシック音楽が大好きで時々自分でも弾く。ムーミンのアニメを観ることと、子どもたちの寝かしつけ後にやるサバイバルアクションホラーゲームが日々の癒し。博物館や郷土資料館の類が好きだが、シビアな開館時間の前によく惨敗している。インドア派だったのが活発すぎる子どもたちによってアウトドア派にさせられた。司馬遼太郎、M・ルブラン、川原泉、藤田和日郎作品が好き。 |