• 2022/11/21
  • 2020/06/01

メガドライブ名作ソフト45選!祝メガドライブミニ2発売!

令和最初に発売された家庭用ゲーム機をご存じですか?それはセガが誇る技術と夢の結晶『メガドライブミニ』です!懐かしい方には納得の、ご存じない方にはぜひおすすめしたいメガドライブの名作ソフトを、年齢≒メガドライバー歴のレトロゲーム大好きスタッフmizがご紹介します!

ソフトの集合写真

メガドライブってなに?

メガドライブ本体

皆さんは、『メガドライブ』って聞いたことがありますか?

メガドライブは1988年セガから発売された家庭用ゲーム機です。年代的にはスーパーファミコンより少し前の発売で、ファミコンやPCエンジンなどとシェアを争っていました。人気ゲームランキングでも有名な『ソニック』や『シャイニングフォース』シリーズのハードと言えば聞いたことがあるのではないでしょうか?テレビ番組『しくじり先生』でも、カズレーザーさんが面白くわかりやすくご紹介されていました。発売当時は近未来感あふれる漆黒のボディに16ビットという高性能、コントローラーは方向キーで斜めが入力可能と、見た目も中身も完璧なスペックに誰もが憧れを抱いたものです。

しかし残念ながら現在、メガドライブのゲームはプレイできる環境が少なくなっています。Wiiのバーチャルコンソール(2019年1月31日サービス終了)やPlayStation2ソフト『セガエイジス2500シリーズ』、PlayStation3やXbox360向けの『セガエイジスオンライン』、Nintendo Switchの配信サービスで一部人気のタイトルのみがプレイ可能という状況です。

ですが2019年9月、メガドライブソフトの名作を集めた『メガドライブミニ』として新発売 !さらに2022年10月には、メガドライブ2を再現&コンパクト化した『メガドライブミニ2』も発売され、一気にプレイハードルが下がりました。

▶メガドライブミニ

▶メガドライブミニ2

新作アプリゲームも面白いけれど、据え置きコンシューマーのレトロゲームもやっぱり面白い!ここからは古本店『もったいない本舗』のレトロゲーム大好きスタッフmizが、今世紀版メガドライブである『メガドライブミニ』『メガドライブミニ2』に収録されたゲームタイトルも併せて、メガドライブのおすすめ作品をご紹介していきます!プレイできる環境は〇・△・×で区別していますので、ぜひ購入時の参考にしてみて下さいね。

【アクションゲーム】迷ったらこれ!おすすめ16選!

ソニック2のパッケージ

メガドライブと言えば16ビット!アクションゲーム!ということで、mizおすすめのアクションゲーム16選を一気にご紹介します。とっつきやすくていつでも始められるアクションゲームで、敵をガンガン倒し日頃のストレスを発散させてしまいましょう!

ソニック・ザ・ヘッジホッグ2

『SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』紹介映像

説明不要のスピードが爽快!ソニックシリーズの2です。2の最大の魅力はサポートキャラクターのテイルズです。見た目は尻尾が2本のかわいらしい子ぎつね。プレイヤーの後を常に追いかけてきて、有事の際には2本の尻尾をプロペラ代わりに空を飛びソニックを運んでくれたり、飛行機を操縦してボスの待つロケットに連れて行ってくれます。かわいくて頼りになる最高の相棒を連れた道中をぜひお楽しみください!歴代のソニックシリーズが収録された『ソニックメガコレクション』のタイトルで、ゲームキューブやPlayStation2、Xboxの他、セガ メガドライブ for Nintendo Switch Onlineでもプレイできますよ。

発売:1992年

メガドライブミニ・switch〇

トージャム&アール

(※1:33~)

北米・欧州で発売された海外版メガドライブミニに収録されています。中身がわからない仕様になっているアイテムを使って、フィールドに散らばった宇宙船のパーツを集めていくというストーリーなのですが、このアイテムが鬼門です。アイテムはすべてプレゼントの体を取っていて、開けて出てきたアイテムを強制的に使わせられます。そしてときにこのアイテムの効果が残念だと積みます。移動速度が速くなるなどのバフ要素のあるアイテムもありますが、即死・ライフ減・ランダム瞬間移動などのデバフアイテムもたくさんあります。それ以外はのんびりプレイできる洋ゲーという感じでとても楽しいので、プレゼントの中身は何かのドキドキ感を味わいたい人や縛りプレイが好きな方におすすめします。

発売:1992年

メガドライブミニ△(欧米版のみ収録)

メガドライブミニ2・switch〇

アイラブドナルドダック
グルジア王の秘宝

敵も攻撃手段もアイテムも皆ディズニー感あふれるデザインのかわいらしい作品ですが、主人公のドナルドを操作して世界のどこかに隠されたグルジア王の秘宝を探すという、壮大な冒険ストーリーのアクションゲームです。割としっかりしたアクション要素が多いので、かわいらしいデザインに騙されていると痛い目を見てしまうので注意。製作チームが同じ『アイラブミッキーマウスふしぎのお城大冒険』と一緒に収録されたセガサターン版もあります。ディズニーゲームは他にもメガドライブミニに収録されている『アイラブミッキー&ドナルドふしぎなマジックボックス』や『ファンタジア』『アラジン』などたくさんありますので、ディズニーファンにもおすすめですよ!

発売:1991年

メガドライブミニ×

マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー

メガドライブソフトである意味知名度ダントツなのはこの作品だと思います。世界のレジェンドマイケル・ジャクソンが監修と主演を務めた映画作品『ムーンウォーカー』をベースにした、横スクロールアクションゲームです。ストーリーは悪者に誘拐された子どもたちを助けて、最後にボスを倒すというシンプルなものなのですが、最大の魅力はその攻撃スタイルです。

歌います。踊ります。

名曲『スムーズ・クリミナル』や『今夜はビート・イット』などを歌って踊って敵を倒します。名曲を聴きたい方、華麗なダンスを見たい方、明るく楽しくなりたい方におすすめです!

発売:1990年

メガドライブミニ×

ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌

『ストリートファイター2』、『グラップラー刃牙』の影響を受けて作られたといわれている、北米発の横ベルトスクロール型格闘アクションゲームです。アクションゲームでありながら攻撃キャンセルからの連続技を繰り出せるなど、さながら普通の格闘ゲームのような動きができるのが特徴です。敵から鉄パイプやナイフなどの武器を奪った攻撃や投げ技などもあるので、それらを駆使して次々と登場する敵たちをなぎ倒していきましょう。ボスの中には『グラップラー刃牙』に登場する"地上最強の生物"をモデルにしたキャラクターが紛れ込んでいますので、ぜひ探してみてください。

発売:1993年

メガドライブミニ〇

ガンスターヒーローズ

ガンスターヒーローズ ~トレジャーボックス~ 紹介ムービー (PlayStation2アーカイブス)

プレイヤーを飽きさせないゲームです。まずキャラクターが細かくよく動くので、画面が派手で見ていて飽きません。武器の組み合わせ次第で14種類の攻撃が可能で、難しいステージはホーミング機能攻撃を活用、範囲攻撃で雑魚を一掃の後に固い敵は一撃必殺などと自分のプレイスタイルに合わせて使い分けられるのも楽しいです。またステージも横スクロール一辺倒ではなく、上下になったりすごろくになったりと色々な展開があるため、次はどんなステージなんだろうというワクワク感が常にあります。後にPlayStation2用ソフト『セガエイジス2500シリーズ Vol.25』に収録、またWiiのバーチャルコンソール、Xbox360やiOSでのアプリゲームなど多岐に渡って配信された人気作品です。

発売:1993年

メガドライブミニ〇

アレックスキッド 天空魔城

ソニックが登場するまでのセガの"顔"だったキャラクター、アレクが主人公のアクションゲームの6作目です。パンチやキック、プチコプターなどのアイテムを駆使してフィールドの敵を倒し、ボスはじゃんけんで倒します。物理攻撃ではなく本当のグーチョキパーのじゃんけん勝負で倒します。このじゃんけんに勝てないとアイテムは入手できませんし、クリアもできません。じゃんけんに勝てるかどうかがこのゲームの攻略の鍵となっています。これだけ書くと運ゲーのようですが、相手が何を出そうと考えているのがわかるお助けアイテムももちろんあります。ですがグーチョキパーどれを出すのかコロコロ変わるので、最後は完全にタイミングゲーです。つまりじゃんけんゲーです。

発売:1989年

メガドライブミニ△(海外版のみ収録)

エイリアンソルジャー

エイリアンソルジャー・スーパープレイ紹介(PlayStation2アーカイブス)

メガドライブミニ アジアエディションに収録されましたね!メガドライブ後期のソフトとして間違いなく名作ランキングに入る横スクロールタイプのアクションゲームです。武器に制約が多く、武器選択や残弾補充等々当時はその難易度からコアなメガドライバー向けという認識が強かったです。(mizは自力クリアできませんでした)発売年が後期のため知名度はあまりありませんが、難しいアクションゲームがやりたいという方におすすめです。ちなみに大人になってから中古ソフトの参考価格がプレミアムと知って驚きました。

また、KADOKAWAのwebコミック『異世界おじさん』(作:殆ど死んでいる)の作品内で、セガ好きの主人公が度々愛を叫んでいる作品でもあります。その愛が届き、メガドライブミニ発売の折やアニメ内でも数々の愛あるコラボを果たされています。セガハード好きさんにとっては共感しかないこちらの作品も、ぜひチェックしてみてください!

発売:1995年

メガドライブミニ△(アジア版のみ収録)

メガドライブミニ2・switch〇

コラボ漫画はこちら

公式サイトの《メディア》ページのリンクをご覧ください

ESWAT

特殊武器が搭載されたパワードスーツを着てからが本編、のアクションゲームです。主人公はこのパワードスーツを着込んで犯罪組織相手に戦うサイバーポリス"ESWAT"の一員なのですが、ゲーム開始時点ではまだ新米なので生身で戦います。スーツが支給されるまでがちょっと長いです。スーツさえもらってしまえば攻撃手段が増え、バーナーで飛んだりホバリングができるなどのアクションに幅が広がって楽しくなります。が、敵による攻撃のこちらの当たり判定も大きくなりますし、難易度も高めなので比較的玄人向けです。Wiiのバーチャルコンソールでも配信されていました。

発売:1990年

メガドライブミニ×

ザ・スーパー忍

1987年に稼働したアーケードゲーム『SHINOBI 忍』の続編です。『イース』『ソーサリアン』『世界樹の迷宮』で有名な古代祐三氏が音楽を担当しています。メガドライブを代表する忍者ゲームとして名高いですが、難易度は高めのためmizは自力でクリアすることが叶いませんでした。ゲーマーの父がかっこいい音楽をBGMに黙々と攻略しているのを見て、「忍者ってかっこいい」と思ったのを鮮明に覚えています。メガドライブソフトではこちらと同じく"忍シリーズ"としてひとくくりにされている、『シャドーダンサー』もカッコよくておすすめです。

発売:1989年

メガドライブミニ〇

マーベルランド

最初はナムコのアーケードゲームとして稼働した遊園地が舞台のかわいらしいゲームです。ジェットコースターやバイキングのギミックを利用したアスレチックのようなステージがあったり、クリアのご褒美に某夢の国のような華やかなパレードが見られたりと、遊園地の楽しい要素がたくさん詰め込まれています。音楽やデザインも含めそのファンシーさとかわいらしさから手に取りやすいゲームなのですが、難易度は高いです。ゆるキャラのようなかわいらしいデザインの敵にほっこりしているとやられます。ギミックで遊びすぎると痛い目を見ます。ボス戦がミニゲームなのがある意味唯一の救いでしょうか。とにかくラウンドごとに発行されるパスワードを駆使して、パレードを観るために頑張りましょう!

発売:1991年

メガドライブミニ×

幽☆遊☆白書 魔強統一戦

やりこみました。当時には珍しい4人対戦ができる格闘ゲームです。週刊少年ジャンプで連載されていた人気作品のゲーム化ですが、アニメと同じ声優を起用しどのキャラクターを選んでもきちんと戦えるので、格ゲーとしてのゲームバランスも優秀で開発者の原作愛もしっかりと感じられる素晴らしい作品です。コマンド入力も簡単で初心者でも楽しめるので、友達とやるならひたすらこのゲームでした。開発関係者間では「社員皆がこれで遊んで仕事にならないから」という理由で禁止令がでたというエピソードもあります。原作ファンにも格ゲー好きさんにもおすすめです。

発売:1994年

メガドライブミニ〇

ストライダー飛竜

セガ Wii(R) バーチャルコンソール ストライダー飛竜

1989年に稼働したカプコン開発のアーケードゲームの移植版です。とにかくアクションがかっこいい!スライディングによる加速や壁張り付きによる縦横無尽の移動はもちろん、すべての悪を断ち切るプラズマ光剣"サイファー"による攻撃の燦然たる美しさと強さと言ったら!攻撃するたびに画面が美しいなんて最高だと思います。高めの難易度により攻略に心くじけたこともありましたが、ゲーム中の演出も素晴らしく何としても最後までプレイしたいと強く思わせるゲームです。かっこいいのでとにかくプレイしてみてください。

発売:1990年

メガドライブミニ△(海外版のみ収録)

switch〇

大魔界村

メガドライブミニ 『大魔界村』ノーコンティニュークリア映像

有名タイトルすぎるので説明不要ですね。7種類の武器を駆使して魔界を立ち回り、大魔王を倒してプリンセスの魂を取り戻すというストーリーの、名作中の名作ゲームです。mizは未だに裏技コマンドで無敵にしないとクリアできません。最初はナイフなんて使えないと思っていましたが、大人になってからはナイフ一択です。メガドライブミニ発売記念でプロゲーマーによるノーコンティニュークリアの動画が話題になりましたが、これを見て懐かしさと「大魔界村あるある」に胸を熱くした方はきっと多いはずです。

発売:1989年

メガドライブミニ〇

ヴァリスⅢ

綺麗なエフェクトの武器で戦う女の子たちがかっこよくて、やりこみました。主人公が愛されすぎてPC-8801からMSX、ファミコンなどさまざまなハードに移植されたシリーズです。加えてアクション操作性に少々難があるため、ゲーマーからは所謂"キャラゲー"扱いされがちなのが悲しいです。ですがアクションやCG、音楽など他の要素はどれも美しいので、美しいアクションゲームをお探しの方におすすめします。ストーリー展開などが一新されたPCエンジン版も素敵です。ちなみにこちらのシリーズの、その後の行く末を知ったmizはひっそり涙しました…。

しかし現在は、シリーズ35周年記念でNintendoSwitchソフト向けに完全移植!『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』として、PCエンジン版の「夢幻戦士ヴァリス」「ヴァリスII」「ヴァリスIII」の3タイトルが収録されています。さまざまな事情はあれど、こうして再び作品に光を灯して下さったすべての方々に、ファンの一人としても感謝しかありません。

発売:1991年

メガドライブミニ×

My Nintendo Storeのダウンロードページはこちら

  
アリシアドラグーン

(※0:30~)

全方位全自動照準の攻撃方法がとにかく爽快です!使用制限がありますが自動回復するので、使いどころを選んでガンガンぶっ放していきましょう。他に4匹のそれぞれ異なる攻撃手段を持ったお供の竜を連れ歩くのも個人的に楽しくて、長い道中も安心して背中を預けられました。ですがこの一見無双すぎる攻撃手段を使って進めるゲーム、ということは、当然難易度は高いです。開発は『LUNAR』『シルフィード』のゲームアーツ、キャラクターデザインは幡池裕行氏、作画や背景設定などにはガイナックスが関わっているので、ゲームだけではなくその他の要素にもご注目ください。

発売:1992年

メガドライブミニ・switch〇

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【RPG】世界を救え!おすすめ9選!

ランドストーカーのパッケージ

メガドライブ=RPGが少ないと良く言われがちですが、発売のタイミングや価格などで知名度が上がらなかった素晴らしい作品がたくさんあります。美しいムービーなどはありませんが、この時代ならではの演出やストーリーに触れてみるのはいかがでしょうか。

ランドストーカー
~皇帝の財宝~

mizが人生で一番遊んだゲームで、一番大好きなゲームです。メガドライブコントローラー特有の斜めボタンが大活躍、奥行や高低差を再現した独自の3Dマップが最大の特徴で、この立体的なマップが当時かなり新鮮で衝撃でした。

そしてこの立体の特性を最大限に利用したパズルや謎解き、ギミック等の難易度が高い!箱を投げて遠くからスイッチを押して一瞬開くドアの隙間を潜り抜けたり、壺を積んで通路を確保したり…。ジャンプ中にコントローラーの方向キーを素早く動かして跳ぶ「直角ジャンプ」は必須スキルです。心が折れそうになったことも何度もありますが、何としてもクリアしたいと楽しく悪戦苦闘した記憶があります。『ゼルダシリーズ』と似ているとよく言われているので、こちらの作品がお好きでアクション操作の腕に自信のある方にはぜひプレイしていただきたいです。

BGMも素晴らしいものが多く、作中のフィールド音楽はゲーム音楽ランキングでも度々登場しているので、耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。当時発売したゲームガイドブック付録のサウンドトラックは、今でもmizの宝物です。

キャラクターデザインは『シャイニング&ザ・ダクネス』『シャイニングフォース』の玉木美考氏で、ファミコン通信ではゴールド殿堂入り、2007年からWiiのバーチャルコンソールでも配信されていました。今でもリメイクを待ち続けています。大好きです。

発売:1992年

メガドライブミニ〇

闘技王キングコロッサス

名作漫画『孔雀王』の荻野真氏総合プロデュースの正統派RPG!ですが、発売のタイミングが悪く(『LUNAR ザ・シルバースター』と同日)知名度の低い作品となってしまいました。

魔法の存在する世界のとある宗教国家が舞台で、主人公は記憶のない青年。気が付けば森の奥の小屋で厳しい老人と優しい女性と暮らしていましたが、ある事件から自分が宗教国家を存続させるための信仰代償「闘技奴隷」として戦い続けなければならない運命であることを知ります。そうして各地に存在する闘技場にて同じく集められた猛者達の中で永遠に勝ち続けなければならなくなり…という比較的ダークなストーリーです。

そのストーリーの面白さもさることながら、特筆すべきはその武器の種類の豊富さです。剣、モーニングスター、ボウガン、魔法の杖などのそれぞれの特徴を活かし、敵やダンジョンの様子に合わせて武器を選択して戦えるという楽しさがあります。ダンジョンに仕掛けられたギミックの難易度は少し高めかもしれませんが、どこでもセーブができるので何度もやり直しができます。何度もプレイした大好きな作品の一つなのですが、とにかく知名度。こちらが低いのが悲しいです。

発売:1992年

メガドライブミニ2〇

ウィザード・オブ・イモータル

「理不尽すぎる死にゲー」として名高い作品はこちらです。あまりの難易度とグロさにmizはコントローラーを投げてクリアを諦めました。(その後父がクリアしました)とにかく「なぜ?」「なに?」「どうして?」という謎要素が多すぎるので、突っ込み気質の方のプレイ感想をぜひお聞きしたい所です。そういう方向けに少し例を挙げると、

・主人公は魔法使いなのに戦闘は物理
・キーアイテムを持つ人物がゲーム開始後しばらくすると殺されるのでそれまでに回収しないとクリア不可
・ラスボスはそれまでの戦闘経験一切役に立たず覚えゲー

これらはほんの一部です。こういった理不尽なものが大好きな方もいらっしゃいますよね?そういう方はとにかくこの作品をプレイしてください。きっと満足します。

発売:1993年

メガドライブミニ×

シャイニング&ザ・ダクネス

「これがシャイニングシリーズの1作目です!」と声高にお伝えしたい、3DダンジョンRPGは怖い・難しいイメージのあったmizが3Dダンジョン恐怖症を克服した作品です。ダンジョン内移動にしてもコマンド選択にしてもとにかく操作が快適です。難易度が易しめであることや、「一本道」ストーリーであることから賛否両論はあるかと思いますが、ファミコン通信のクロスレビューでもシルバー殿堂入りを果たしていることからこのゲームの面白さは折り紙付きだとわかっていただけると思います。メガドライブと言えば『シャイニングフォース』と仰られる方は多いですがシリーズ1作目であるこのゲームをご存じ無い方が圧倒的なので、とにかく皆様に知っていただきたい作品です。

発売:1991年

メガドライブミニ2〇

ファンタシースター
~千年紀の終りに~

説明不要のファンタシースターシリーズの4、メガドライブ最高傑作と言っても誇大ではなく、恐らくメガドライバーの皆さんの多くが名作ソフトとしてこちらのタイトルを挙げるのではないでしょうか。賛否両論ある何もかもが、旧シリーズのまとめとして、また最後を飾るに相応しい完璧なものだったと個人的には思っています。過去作との繋がりもありますが、もちろん過去作をプレイしていなくても楽しめます。が、過去作に比べるとこちらは難易度が大幅に下がっているため、こちらを先にプレイしてから過去作をプレイすると、攻略への気合の入れ直しが必要です。

発売:1993年

メガドライブミニ・switch〇

ワンダーボーイⅤ
モンスターワールドⅢ

良い意味の「パッケージ詐欺」で名高い作品です。ファンタジーでファンシーなパッケージと躍動感のあるかっこいいタイトル画面を並べたら、そのギャップに多くの方が驚かれるでしょう。mizも「おや?」と思いました。決して子ども向けだけの作品ではない正統派ファンタジーアクションRPGです。キャラクターはかわいらしいデザインですが、ダンジョンで要求されるアクションや謎解き要素はシビアなものもあります。武器と魔法が使えるので、戦略を練れるところも楽しい要素の一つです。ストーリーもファンタジーで優しい展開なので、異色?なのが多いメガドライブゲームの中でも万人受けしやすく遊びやすい作品だと思います。

発売:1991年

メガドライブミニ△(海外版のみ収録)

ヴァーミリオン

「パッケージ詐欺」その2、おバカゲーです。あんなに重厚感あふれるカッコいいパッケージなのにどうしてこうなった。フィールドは3D移動、戦闘は2Dのアクションゲームで写実的なデザインや重厚な音楽の雰囲気から正統派の重いストーリー…なのかと思いきや、伝説とも名高い一部大人向けのイベントのインパクトが突出しているため良くも悪くも有名です。記事にするにはちょっと憚られるので、ご興味を持たれた方はメガドライブミニアジア版でお確かめ下さい。難易度はこの時代のゲームらしく高めですが、イベントを進める順番など自由度が高く、戦闘から逃げることもできるため自分のペースで進めることができます。

発売:1989年

メガドライブミニ△(アジア版のみ収録)

switch〇

レンタヒーロー

アツいおバカゲーです。パロディ要素もたくさんあり元ネタを探すのも楽しく、元気になれるゲームです。上記の『ヴァーミリオン』を手がけた方の開発ですので、その辺りはお察しいただけるかと思います。

RPGジャンルになっていますが戦闘自体はアクションなので冗長になることもなく、シナリオも王道でアツい少年漫画のようで、正しく『レンタヒーロー』というタイトルにすべてが込められていると思います。オープニングも主題歌もそれっぽくて大好きです。余談ですがのちにドリームキャストでリメイクされた『レンタヒーローNo.1』の主題歌は影山ヒロノブ氏が担当され、なんだかもう色々と好きです。

発売:1991年

メガドライブミニ〇

ソーサリアン

7種類の魔法を武器・防具と組み合わせて作る120種類の魔法効果を駆使し、多様なシナリオをこなしていくタイプの横スクロールアクションRPGです。種族、職業、性別、年齢など自分でキャラメイクができるのですが、特定の種族でないとクリアできないシナリオが存在したり老化による能力の低下や寿命に注意が必要だったりと、自分で何度も試して遊べるやりこみ要素も多いです。追加できるシナリオシステムの汎用性から、PCエンジンやMSX2、Windowsなど多数の機種にも移植リメイクされており、Wiiのバーチャルコンソールでも配信されていました。どんどん広がる世界にきっと誰もが夢中になるはずです。

発売:1990年

メガドライブミニ2〇

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【シューティング】避けて撃ちまくれ!おすすめ6選!

コックピット画面

シューティングとは言っても作品によって傾向があり、パターンさえ覚えたらクリアできる作品はコツコツ積み重ねるのが好きな方に、ランダム要素が強い作品は臨機応変な対応を楽しめる方におすすめです。ちなみにゲーム音楽ジャンルでも名曲と名高いBGMが収録されている作品はこちらでご紹介します。

サンダーフォースⅢ

『SEGA AGES サンダーフォースAC』紹介映像

前期メガドライブシューティングゲームの傑作と言えばこの作品です。

それぞれ活躍どころがある5種類のショットを切り替えて進んでいく横スクロールタイプで、突然動く背景に後ろから現れる敵と、初見殺しの覚えゲーではありますが、絶妙なゲームバランスなので頑張れば必ずクリアできます。全8ステージ中最初の5ステージはどこから始めるか自分で選べるので、苦手なステージから始めて何度も挑戦し覚えていくのが基本的な攻略スタイルです。

ですがBGMがどれも素敵なものばかりなので、何度挑戦しても飽きることはありません!投票総数が数万を超えるゲーム音楽ランキングなどにも度々登場するほど人気も高く、メガドライブハードの有名なゲーム音楽といえば大体こちらのタイトルが挙がるのではないでしょうか。mizもBGMが聞きたくて何度もプレイしていました。

後にアーケードなど他の機種にも移植されましたが、残念ながらその際にアツい演出が削られてしまいました。が、メガドライブミニにはその演出が残っていますので、ぜひ挑戦していただけたらと思います。

発売:1990年

メガドライブミニ〇

フェリオス

縦スクロールで表現されている、主人公がペガサスに乗って大空を駆け回るという爽快感が大好きで、難しいながらも何度もプレイしていました。元はナムコがアーケード用に開発した、業務用縦スクロールシューティングの移植です。2009年にバーチャルコンソールでも配信されていました。ギリシャ神話を題材にしており、主人公アポロンがデュポンにさらわれたアルテミスを助けに行く、というストーリーです。各ステージの前後にデモが入るのですが、そのストーリーやグラフィックの美しさから当時ゲーム雑誌などでも話題になりました。難易度は高いです。ボスの耐久度は自プレイヤーの装備ランクによって変動するため、強い武器を持っているほどボスが固くなります。多くの敵を巻き込んで殲滅できる溜め打ちが強いので、連射を多用する場面は少ないです。

発売:1990年

メガドライブミニ×

スーパーファンタジーゾーン

アーケード版『ファンタジーゾーン』を引き継いだ横スクロールシューティングです。カラフルでポップなデザインに軽快なBGMと一見子ども向けのような印象を受けますが、武器の種類や立ち回りを考えていかないとすぐにやられて装備を失います。全体的に明るいので、トライ&エラーを繰り返しても暗い気持ちになりにくいのが嬉しい特徴です。Wiiのバーチャルコンソールでも配信されていましたし、PlayStation2用ソフト『セガエイジス2500シリーズ Vol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション』にも収録されています。

発売:1992年

メガドライブミニ・switch〇

ダライアスⅡ

サンダーフォースシリーズに続いて音楽が良いシューティングゲーム、その2です。『ダライアス2』と言えばラストステージのボス戦に向かう演出です。この画面とBGMが融合した演出が絶賛され、後のダライアスシリーズにも継承されていきました。BGMを担当した作曲者が愛娘に捧げるとして作ったラストステージの曲「Say PaPa」は、ゲーム音楽ファンにも名曲として有名ですので、ご興味のある方はぜひ聴いてみてください。

後にセガサターンやPCエンジンにも移植され、海外やマスターシステム版では『SAGAIA』として有名です。またメガドライブミニには、なんとこちらの初代に当たるアーケード版の『ダライアス』が、さまざまな事情を乗り越えた超技術で、完全再現収録されています。夢しかない一作、遊ぶしかありません!

発売:1990年

メガドライブミニ×

スペースハリアーⅡ

スペースハリアーII ~スペースハリアーコンプリートコレクション~ 紹介ムービー(PlayStation2アーカイブス)

シューティングと言えば横か縦のスクロールが多いですが、こちらは敵が奥から手前に迫ってくるタイプの疑似3Dシューティングゲームです。アーケード版の続編としてメガドライブに移植されましたが、家庭用のテレビでも十分な完成度でした。空を縦横無尽に飛び回り奥から次々と迫りくる敵をかわし撃ち落とす、このスピード感と爽快感がたまりません!まさに自分自身が浮いて戦っているような気分になれます。普通の敵よりも巨大なボスが威圧的に迫ってくるときの戦慄もこの疑似3D画面ならではと言えるでしょう。全12ステージ、難易度は高めですが1ステージのボリュームもちょうどよく、何よりもこのスピード感が癖になり何度もプレイしたくなります。

発売:1988年

メガドライブミニ〇

アフターバーナーⅡ

アーケード版の移植です。家庭機の限界による演出のカットなどはありますが、それを補って余りあるスピード感は爽快です。360度視点で敵を撃ち、背後から迫る敵をかわしてスピードを楽しんでいると、機体のデザインからも有名映画『トップガン』の主人公トム・クルーズになった気分です。人気作なのでPCエンジンなど他の家庭機にも移植されましたが、その中でもメガドライブ版の移植度は高く評価されています。

発売:1990年

メガドライブミニ2〇

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【シミュレーション】じっくりやるなら!おすすめ4選!

シャイニングフォースのパッケージ

難しそう、というイメージの強いシミュレーションゲームですが、ルールさえ理解してしまえば一気に楽しくなります。計画を立てたりじっくり戦略を練るのが大好きな方におすすめです。こちらでは今でもセガで人気のシリーズをご紹介します!

シャイニング・フォース
~神々の遺産~

説明不要な「メガドライブ発の大人気シミュレーションゲーム」ですね。RPGの項目で前述した『シャイニング&ザ・ダクネス』と同シリーズで、mizは「前のが面白かったからこれもプレイしたい!」と思って手にとったゲームです。そして何も考えずカセットを差して起動後にゲームジャンルが全く違うことに気づきましたが、見事にはまったパターンです。シミュレーションゲームにありがちな「待ち時間」が割と短縮されており、キャラクターのバリエーションの多さや迫力のある戦闘シーンにより、当時「女子どもがプレイするゲームじゃない」認識だったシミュレーションゲームの敷居の高さを一気に下げてくれた作品だったのではないかと思います。ゲーム音楽ランキングなども度々登場している通りBGMも素敵なものばかりなので、ぜひサウンドトラックもチェックしていただきたいシリーズです。

発売:1992年

メガドライブミニ・switch〇

バハムート戦記

剣と魔法の世界であるバハムート大陸に存在する、8つの勢力のうちから自軍となる1つを選び、他勢力すべて撃破して大陸制覇を目指すシミュレーションゲームです。聖戦士、エルフ、龍など勢力ごとに個性の違う能力を持っているので、自分がプレイヤーとして選んだ勢力ごとに戦略を組み立てて攻略していかなければならないので、それらを試行錯誤するのがとても楽しいです。初心者向けの基礎能力値が高い勢力が存在したり、シミュレーションゲームではありがちの、自勢力をレベルアップさせるための「内政システム」が比較的簡単なので、初心者でも最初から安心して楽しめます。もちろん上級者向けの勢力もありますし設定も変更できるので、まさに万人向けのシミュレーションゲームだと思います。あと邪道かもしれませんが、バグも楽しいです。

ちなみに真のエンディングは15分あります。内容も衝撃過ぎて今でもメガドライバーの間では伝説として語り継がれていて、mizがメガドライブミニに収録してほしかったソフトTOP3に入ります。

発売:1991年

メガドライブミニ×

ラングリッサー

2019年にシリーズの1と2がリメイクしましたし、モバイル版もリリースしたので聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。その『ラングリッサー』シリーズの元祖です!ゲームシステムは敵味方でターン制、プレイヤーが自軍ユニットにそれぞれ移動や攻撃の指示を与えていく、所謂典型的な"マスゲーム"です。うるし原智志氏の美しいキャラクターデザインもさることながら、それぞれのキャラクターたちが皆魅力的なので、すぐに自分の推しキャラをガンガン育ててクラスチェンジさせたい欲求に駆られること間違いなしです。ちなみにメガドライブミニに収録されている2には、1に登場したキャラクターの子孫がでてきたりなど実は繋がりがあるので、そちらを探してみるのも楽しいかと思います。

発売:1991年

メガドライブミニ〇

ダイナブラザーズ

さまざまな恐竜を育てて攻めてくる宇宙人たち相手に戦う、というリアルタイム・シミュレーションゲームです。まず恐竜たちのデザインがかわいい!ので、育てるのは楽しいのですが、後に宇宙人と戦ってやられていく様を観るのが辛いです…。宇宙人のデザインもかわいらしいので憎めないのですが。Wiiのバーチャルコンソールでも配信されていましたし、コンセプトもルールもシンプルでとっつき易いので、リアルタイムシミュレーションをプレイしたことのない人でも楽しめますよ。

発売:1992年

メガドライブミニ×

(『ダイナブラザーズ2』がメガドライブミニ収録)

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【パズル】隙間時間でもコツコツできる!おすすめ3選!

ズームのパッケージ

頭の体操になり隙間時間にできるパズルゲームは続けやすいですよね。比較的高度なコントローラーさばきが要求されないため、老若男女問わず楽しめるジャンルではないでしょうか。こちらではセガの名作『ぷよぷよ』シリーズなどをご紹介します!

ズーム!

ステージに碁盤の目のような線が引かれていて、そのマス目を線で囲んでいくパズルゲームです。キャラクターを操作してマス上を通れば線が引けるので、敵を避けながらどんどん線を引いてマスを囲っていき、制限時間内にステージ全部のマスを囲えればクリアです。操作性に少々難がありますが、慣れれば気になりません。登場する敵はほぼ倒せないため、避けるかアイテムを使ってひたすら線を引いていくのですが、これがなかなかハマります。こちらを猛スピードで執拗に追いかけてくる敵、引いた線を消してくる敵をいかに攻略するかを考えるのも楽しいです。マスを囲む際に連鎖すると残機が増えるなどボーナスがあるのですが、ステージも後半になってくると敵が手ごわくてそうも言っていられないため、前半で稼いでおくことをおすすめします。

発売:1990年

メガドライブミニ×

ぷよぷよ通

セガを代表する落ちものパズルの一つ、ぷよぷよシリーズの2です。前作からシステムやキャラクター数などあらゆる面でパワーアップしているので、最初にプレイするなら1ではなくこちらでも良いかと思います。難易度も選べるため誰でもプレイできます。

説明不要なほど人気知名度共に高いため、「面白いのでとにかくプレイしてください!」としか言えません。笑 mizは家族と対戦してひたすらボコボコにされていました。もっとひねったパズルゲーがやりたい方には派生作品の『なぞぷよ』も面白いですし、RPGが好きな方は派生元の『魔導物語』(メガドライブミニ収録)もおすすめですよ。

発売:1994年

メガドライブミニ〇

コラムス

セガを代表する落ちものパズルの二つ目です。が、難易度が高いです。パズル自体が宝石なのとエスニックモチーフなので画面がまず豪華絢爛。ルール自体はシンプルなのでとっつきやすさはありますが、難易度が選べる『ぷよぷよ』やシンプルな『テトリス』と比べると、パズルゲーム玄人向きです。ファンの間では割と「コラムスができればぷよぷよとテトリスは楽勝」なのが共通認識です。慣れてくると静かな気持ちで淡々延々とやっていられるので、こちらも大好きです。

発売:1990年

メガドライブミニ〇

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【レース】速いヤツが強い!おすすめ3選!

シンプルなルールのレースゲームの魅力はスピードによる爽快感だけではありません。何度も聞きたくなる軽快なBGMや、相手を倒す武器が手に入る?!など一味違うレースゲームをご紹介します。

アウトラン

『SEGA AGES アウトラン』 紹介映像

1986年に登場したアーケードゲームのメガドライブ版です。制限時間内にチェックポイントを通過するタイプのレースゲームで、いくつかあるルートを自分で選択できます。感動したのは何と言っても海の表現でしょうか。PCE版アウトランでもその課題が浮き彫りになりましたが、流石にアーケードゲームを家庭機で完全再現というわけにはいきません。それでもメガドライブの性能を存分に活かしたグラフィックやBGMはアーケード版に最大限寄せられていて、完全に素敵なドライブ気分をmizの心に刻んでくれました。しかし忘れてはいけないのがこれはレースゲームだということです。ドライブ気分でいたらゲームオーバーになるのでご注意ください。

発売:1991年

メガドライブミニ△(アジア版のみ収録)

メガドライブミニ2〇

アイルトン・セナ
スーパーモナコGPⅡ

こちらもアーケードから移植された人気ゲームです。アーケード版にはない「WORLD CHAMPIONSHIPモード」がとにかく面白くてやりこみました。当時のF1をモチーフに作られているため、F1ファンもクスッとなります。最初は下位チーム所属ですが勝ち続けていれば上位のライバルチームに移籍できたり性能の良いマシンをもらえたり、負けて下位に落とされても這い上がって年間優勝というアツい展開が大好きです。

発売:1991年

メガドライブミニ×

ロードラッシュⅡ

「おバカゲー」として名高い、敵を殴って倒すバイクレースです。ちょっとわけがわからないと思いますのでもう一度言いますね、敵を殴って倒す、バイクレースです。もちろん相手もチェーンやバットという武器を使ってやり返してきます。ターボ機能によるエンジン走行音の微妙な変化に注意しながら、避けたり武器を奪ったりしてゴールを目指しましょう。海外ゲームならではのぶっ飛んだネタがあちこちに散りばめられているので、ぜひ心の中で突っ込みを入れながらプレイしてください!

発売:1992年

メガドライブミニ〇

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【スポーツ】心の汗を流そう!何でもアリ3選!

興味はあるけど、道具を揃えなければならなかったり場所が確保できなかったりと、色々と敷居の高いスポーツ。でもゲームならいつでも始められます!レトロゲーならではのとんでもルールに面白ルール、何でもありなスポーツゲームで楽しそうなものを探してみるのはいかがでしょうか?

炎の闘球児 ドッジ弾平

当時の小学生にドッジボールブームを巻き起こした、こしたてつひろ氏による同名漫画作品のゲーム版です。通常のドッジボールのルールとは違い、投げられた球が当たると体力が減っていき、各キャラクターに設定された体力がゼロになると退場というシステムです。原作同様各キャラクターにそれぞれ必殺技があり、これがとにかく派手で色々種類があるので、自分で戦略を練り駆使するのが楽しいです。各チーム特色のフォーメーション技も同様なので、全チームをプレイして試しているうちに全キャラクターが大好きになってしまうのも特徴の一つです。通常のドッジボールゲームとしてだけではなく原作再現度がとにかく高いので、原作ファンにも強くおすすめします。(mizはゲームをプレイして原作を揃えました)

発売:1992年

メガドライブミニ2〇

バトルゴルファー唯

愛すべきおバカゲーです。基本はアドベンチャーパートで謎解きやストーリーを進めてゴルフで対決、という流れになります。が、アドベンチャーパートで選択肢を間違えるとバッドエンドになります。ゴルフパートはキャラクターごとに使える技が異なっており、ボールをカーブさせたり水の上を跳ねさせたり、木を貫通させたりできる特殊な技を使ってさまざまなコースを攻略していきます。当時子どもだったmizは何の疑問も持たずにプレイしていましたが、今考えたら「おや?」と笑えるパロディ要素がたくさんあって、大好きです。

発売:1991年

メガドライブミニ×

レッスルボール

サッカー・アメフト・ラグビーを混ぜた超スポーツ、それがレッスルボールです。ルールは至ってシンプルで、取り合えずボールを相手の陣地に叩き込んだら勝ち。なので、世界の名だたる格闘家にとにかくタックルして倒しつつ、フェイントなどでかわしつつ点を稼いでいきましょう。2Pとの対戦プレイが熱くて面白いのですが、mizは常に姉に負かされ続けた苦い思い出があります。チームによってステータスに大きな差があるのでチーム選びは重要です。

発売:1991年

メガドライブミニ〇

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【番外編】スタッフ最推し!静謐な世界に浸れるアドベンチャー

最後に、メガドライブミニ2収録タイトル内での、スタッフ最推し作品をご紹介させてください。まさか令和の時代に、子どもの頃から心を奪われ続けている名作を再びプレイできるとは思いませんでした。

夢見館の物語

正確にはメガドライブの拡張機器であるメガCDでプレイできた、全編3D一人称視点のアドベンチャーゲームです。幼い妹が不思議な館に迷い込み閉じ込められてしまい、それを兄が追いかけ館の謎を解き妹を探しながら、一緒に脱出するというストーリーです。

油絵の芸術作品のような美しい館の中を、一人称視点で探索する臨場感がとにかく素晴らしくて感動しました。独特の世界観に幻想的なBGMも相まって、ゲームを起動するだけでその雰囲気に簡単に引き込まれてしまうこと間違いなしです。閉じ込められた館の謎を解きながら脱出するという内容から、プレイヤーには常に静かな恐怖が付きまといます。その恐怖の中で出会うのは蝶にされた屋敷に住まう人物たち。生い立ちや年齢や性別、それぞれ立場の違う彼らの抱えるエピソードの何と悲しく美しいことでしょうか。

当時は「静寂の恐怖が息を潜める」というホラーゲームを連想させるキャッチコピーで恐々と起動させた記憶がありますが、プレイ後の今となっては「美しすぎる悲哀な物語」というイメージしかありません。謎解きの難易度もそれほど高くなく、クリアにかかる時間もそれほど長くはならないかと思います。

また外伝として『月花霧幻譚~TORICO~』というゲームが後にセガサターンで発売されました。こちらの作品も独特の世界観と雰囲気はそのままに、とにかく素晴らしいとしか言えない作品でおすすめです。

発売:1993年

メガドライブミニ2〇

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まとめ

ゲームのコントローラー達

ここまで読んでいただきありがとうございます!年齢≒メガドライバー歴なスタッフmizのおすすめはいかがでしたか?当時の感動やmiz個人の見解をふんだんに盛り込んでしまいましたので、このソフトだって名作だ!など賛否両論あるかと思います。そんな感想を持った方とはぜひメガドライブについて語り明かしたいです!

最近のハイスペックなゲームももちろん面白いですが、発売から30年以上経っても名作と語り継がれているゲームたちの数々にもご興味を持っていただけたらと思います。レトロゲームも良いですよ!

メガドライブミニ 全収録タイトル

メガドライブミニ2 全収録タイトル

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miz
ライティング担当 : miz

札幌在住30代2児の母。レトロゲームとクラシック音楽が大好きで時々自分でも弾く。ムーミンのアニメを観ることと、子どもたちの寝かしつけ後にやるサバイバルアクションホラーゲームが日々の癒し。博物館や郷土資料館の類が好きだが、シビアな開館時間の前によく惨敗している。インドア派だったのが活発すぎる子どもたちによってアウトドア派にさせられた。司馬遼太郎、M・ルブラン、川原泉、藤田和日郎作品が好き。

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