• 2021/09/02

【懐かしいドラマ】平成の人気ドラマ&主題歌を振り返ろう!

昭和&平成生まれが懐かしいドラマ特集!90年代、2000年代、2010年代にヒットしたドラマを一覧でご紹介します。その数、なんと180作品!さらに、その中から令和に再放送してほしいおすすめドラマもランキングでご紹介します。平成ドラマの名作は…こちら!

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平成のドラマ30年の歴史を総復習!人気ドラマ一覧

平成の名作ドラマを一緒に振り返りませんか?

最近は若者を中心にテレビ離れが加速し、リアルタイムで日本のテレビドラマを楽しむ人が以前に比べて大幅に少なくなっています。その影響もあってか、令和に放送されているドラマは医療・刑事・時代劇(歴史もの)が多く、平成初期に放送されていたドラマとはだいぶ毛色が変わってきていますよね。ドラマにも時代の変化の波が押し寄せてきていて、平成ドラマが大好きだった私momoとしては、一抹の寂しさがあります…。

そこで「若かりし頃に夢中になって観ていたドラマを思い出したい!」という願望から、平成の30年間に放送された懐かしいドラマの総まとめを作りました。

平成に放送されたドラマは、まさに名作揃い。コロナ禍の影響で外出を自粛している人の巣ごもり時間にも、ドラマ鑑賞はおすすめです。人気の連続ドラマを中心に選んでいるので、あなたが好きな作品もきっと見つかるはずです。

全180作品あるので、あなたの青春時代に観ていた年代からチェックしてみてくださいね。では、さっそく懐かしいドラマを振り返ってみましょう!

▼チェックしたい年代をクリック(年代別の一覧へリンクします)

【平成元年~平成10年】懐かしいドラマ&おすすめ主題歌

懐かしいドラマサブ1
平成4年(1992年)「ジュリアナ東京」が大ブームに

平成元年/1989年

『はいすくーる落書き』 『愛しあってるかい!』 『君の瞳に恋してる!』
女教師×不良生徒の先駆け!徐々に生徒たちからの信頼を勝ち取っていく展開は王道ですが、いつの時代でも「こんな先生いいなぁ」とうらやましくなります。青春賛歌にぴったりなTHE BLUE HEARTSの主題歌もドラマの世界観にぴったりです。
「アウトオブ眼中」という言葉がこのドラマから生まれたものだって、ご存じでしたか?生徒だけでなく、高校教師たちの恋愛模様も描いています。野島伸司さんの脚本にしては、かなりライトなラブコメかと。先生たちの青春ストーリーをお楽しみください。
主演の中山美穂さんは当時まだ18歳。この年齢は、「月9」史上、主演最年少記録なんだとか。その記録は、令和になった今でも破られていません。憧れの代官山で女3人でのルームシェア。設定だけ見ると現代ドラマにもありそうですが、ノリや服装は本当にバブリー!(笑)
『白鳥麗子でございます!』 『キツイ奴ら』 『勝手にしやがれヘイ!ブラザー』
「おーほっほっほ!」という高笑いといえば…白鳥麗子!本作は鈴木保奈美さんが演じていますが、1993年には松雪泰子さん、2016年には河北麻友子さんが演じています。何度もドラマ化されるほど、世代を超えて愛される大人気のキャラクターです。
玉置浩二さんのファンは必見!借金と恋愛が複雑に絡み合うおバカな男たちの人情喜劇で、観ているだけで元気をもらえます。見どころは、昭和のムード歌謡曲を歌う玉置浩二さん!その歌唱力の高さに圧倒されますよ。
『あぶない刑事』でメインだった柴田恭兵さんと仲村トオルさんが、本作では兄弟役に。パロディや小ネタを随所に散りばめ、『あぶない刑事』ファンが観るとニヤリとする演出がたくさんあります。

平成2年/1990年

『すてきな片想い』 『クリスマス・イヴ』 『世界で一番君が好き!』
いま観ても胸キュン!中山美穂さん演じる主人公の可愛すぎる性格が癒しです。相手役の柳葉敏郎さんとじれったいくらい気持ちがすれ違っていきますが、ラストの王道過ぎるハッピーエンドが爽快です!
いま観ても吉田栄作さんの唯一無二の雰囲気と空気感に惚れ惚れしちゃいます…!バブル全盛期のドラマだからか、古臭さを残しつつも至るところにゴージャス感が…。しかし、この時代は浮気や不倫のハードルが低いなぁ(笑)
注目は、浅野温子さん演じる主人公のハツラツとしたキャラクターと友達同士で好きな人を取り合う情熱的な四角関係。オープニングの大胆なキスシーンもインパクトが絶大です。
『想い出にかわるまで』 『渡る世間は鬼ばかり』 『南くんの恋人』
「PRIDE」の楽曲で有名な今井美樹さんや解散したロックバンド・チューリップの財津和夫さんなど、有名アーティストがメインで出演!相手役は、当時のトレンディドラマには欠かせない石田純一さん。妹に婚約者を略奪される壮絶な内容ですが、そのドロドロから目が離せません。
観たことはなくとも、タイトルはほとんどの人が知っているのでは?国民的ホームドラマは、この時代に始まりました。世代や各家族によって違う価値観をシビアに提示する脚本は身につまされます…。また、長台詞の多さに驚かされますよ。本ドラマで有名になった「えなりくん」の幼い頃の姿にも注目を!
平成の間に4度もドラマ化!ひょんなことから小さくなった恋人・ちよみとの交流を描くSFラブコメです。第2作目の武田真治さん×高橋由美子さんのイメージが強いかもしれませんが、実はこの石田ひかりさん×工藤正貴さんのものが第1作目なんです。

平成3年/1991年

『東京ラブストーリー』 『101回目のプロポーズ』 『もう誰も愛さない』
「カーンチ♪」と無邪気に呼びかける、リカの名台詞は有名ですよね。主題歌のイントロが流れるだけで、織田裕二さんと鈴木保奈美さんの顔がチラつきます。2018年にはドラマ『SUITS』で再びこの2人が共演しています。大人になったカンチとリカを観たい人は、『SUITS』もお見逃しなく。
例のトラックの名シーンは、実は最終回じゃないって知っていましたか?当時は、このドラマを観てナット(ボルト)の指輪を女性に贈る男性が急増したそうです。武田鉄矢さんが恋愛ドラマって…正直私はこのドラマ以外知らないかも。
タイトルからは想像のつかないほど、本格的なクライムサスペンス!まるで昼ドラのようなドロドロな展開に胸やけしそうになります。相手を騙し、犯罪を重ね、そしてどんどん脱落していく登場人物たち…。次の展開が気になりすぎて一気見不可避です。
『学校へ行こう!』 『ADブギ』 『逢いたい時にあなたはいない…』
某人気アイドルがやっていたスクールバラエティ…ではありません!浅野ゆう子さん演じる英語教師が個性豊かな生徒たちに翻弄される学園ドラマです。生徒役に目を向けると、大物俳優さんや有名人たちがズラリ!まさに、どのシーンも貴重映像です。
加勢大周さんが主演ですが、やはり注目すべきはダウンタウンの浜ちゃん!わ、若い…!テレビ局の新米ADになった3人の若者たちによるお仕事ドラマです。テンポの良いコメディ調のストーリーなので、サクサク鑑賞できます。
遠距離恋愛をしている人への指南書的なドラマです。中山美穂さんと大鶴義丹さんのカップル役が新鮮…!それにしても、携帯電話もない時代の遠距離はとにかく大変だったんだなぁと実感してしまいました。

平成4年/1992年

『愛という名のもとに』 『素顔のままで』 『ずっとあなたが好きだった』
野島伸司さんの作品が過激な設定に傾いたのはこの作品からだと言われています。20代の若者たちのドロドロな青春群像劇で、社会の厳しさをこれでもか!と突きつけています。浜田省吾さんの楽曲がふんだんに使われているのも印象的です。
有名アーティスト・中森明菜さんが主演している貴重な作品!性格が正反対な女性2人が同居して友情を育みながら、恋や夢に翻弄されるトレンディドラマです。普通のハッピーエンドじゃないところが、この時代のドラマらしいかもしれません。
「冬彦さん」のことは知っていても、意外とドラマのタイトルを知らない人が多いのでは?(実は、私がそうでした。)マザコン男の冬彦さんは、令和のいま観てもホラーです…。いや、逆に強烈すぎて面白いかも?(笑)
『二十歳の約束』 『親愛なる者へ』 『誰かが彼女を愛してる』
稲垣吾郎さんがこんな若いときにドラマをやっていたなんて知りませんでした…!牧瀬里穂さんの透明感あふれる可愛さもすごい。「ヒューヒューだよ!」の台詞が当時流行ったのもわかるほど、すごい破壊力です。
平成初期のドラマはとにかく不倫ものが多い…!(笑)本作も結婚している夫婦がW不倫した末に、結局お互いが相手の大切さを再認識して元サヤへ。現実だったら、そううまくはいかない気がしますが…。ドラマだから許せます。
主題歌の存在感が抜群!作中でも中山美穂さんの小悪魔的な可愛さが炸裂しています。親子2人がヒロインを好きになるという珍しい三角関係の明るいラブコメなので、気負いなく鑑賞できますよ。

平成5年/1993年

『あすなろ白書』 『高校教師』 『ひとつ屋根の下』
初々しい木村拓哉さんと西島秀俊さんを拝められる、貴重な恋愛ドラマです。今や胸キュンシーンでは定番のバックハグを、当時は"あすなろ抱き"と呼び若い女性たちの心を鷲掴みにしていました。
男性教師と女子生徒の禁断の恋。しかし、個人的にはメインの2人の恋愛よりも周囲で巻き起こるセンセーショナルな事件の数々が強烈に記憶に刻まれています…!真田広之さんが出演する数少ないドラマ作品です。
ホームドラマの有名作。あんちゃんをはじめ柏木家の6人の兄弟が豪華すぎる…!「そこに愛はあるのかい?」の台詞は当時大流行したそうですが、令和になった今では某金融系のCMが思い出されてしまいます…(笑)
『ダブル・キッチン』 『振り返れば奴がいる』 『誰にも言えない』
嫁姑問題をここまでコミカルに描いてくれると逆に清々しいかも…!とはいえ、嫁の立場に立つとこんな姑さん嫌ですね(笑)山口智子さんの天真爛漫な役どころや野際陽子さんの意地悪な姑も2人のイメージにぴったりでした。
コメディ調な脚本のイメージが強い三谷幸喜さんが手掛けた、シリアスな医療ドラマです。正反対な性格の若き2人の医者が、まったく違った死生観を振りかざして衝突していきます。織田裕二さんのクールな演技にも痺れます。
『ずっとあなたが好きだった』と同じ賀来千香子×佐野史郎コンビが再共演!こちらも負けず劣らずドロドロの愛憎劇が繰り広げられます。ラブストーリーというより、完全にサスペンスホラー化しているキャストの迫真の演技をぜひご覧ください。

平成6年/1994年

『家なき子』 『人間失格~たとえばぼくが死んだら』 『古畑任三郎』
「同情するなら金をくれ!」の台詞は強烈でした。今のドラマでは考えられないほどの過激な描写が盛りだくさん。いじめ、家庭内暴力、貧困差別、犯罪行為などは当たり前で、再放送が難しい理由も頷けます。
理不尽ないじめで命を奪われた男子中学生と、息子の死の真相を暴く父親の復讐劇。ドラマの全話がヘビーすぎて、気持ちが落ち込んでしまうかも。でも、KinKi Kidsの2人の衝撃的で貴重なシーンが満載なので、一見の価値ありです。
『古畑任三郎』は、令和のいま観ても面白い!田村正和さん…ダンディで大好きでした!何度も再放送しているのに、テレビでやっているとつい観てしまうほど、刑事ミステリーの代名詞です。犯人役で出演している人も、いちいち豪華。
『妹よ』 『お金がない!』 『君といた夏』
和久井映見さん演じるヒロインが、御曹司との出会いをきっかけに人生が変わるシンデレラストーリーです。田舎から上京して平凡に暮らしていたヒロインとその兄との兄妹愛が泣けます。岸谷五朗さんのお兄ちゃん役もハマっていて、妹への想いを吐露するときには滂沱の涙が…。
お金って大切。でも、お金って怖い。当たり前だけど意外と気づかない「お金」との付き合い方を、織田裕二さんが体現しています。お金持ちになるだけが、人生幸せじゃないんです。とはいえ、食い逃げをするシーンは令和のいまでは絶対に放送NGかと…(笑)
「学生最後の夏休み」に期間限定で同居生活をする、若い男女の三角関係が見どころ。しかし、すれ違いにつぐすれ違いが凄すぎる(笑)平成初期のドラマらしく時折ヘビーな内容が挟まれますが、青春ラブストーリーにしては珍しい意外なラストも印象的です。

平成7年/1995年

『愛していると言ってくれ』 『未成年』 『金田一少年の事件簿』
トヨエツこと豊川悦司さんのスタイリッシュなカッコ良さが光っています!聴覚障害の青年と女優の卵の女性との純愛は、すれ違いながらもときめき要素が多め。今や化石化しつつある公衆電話やFAXでのやりとりが、逆にたまりませんでした!
子どもと大人の狭間で迷う少年たちのヒリヒリする生き様に、最初から最後まで惹き込まれます。主題歌に起用されたカーペンターズの楽曲が各話の展開によって変化する演出も絶妙!エンディング映像もエモすぎます。
ミステリー×少年漫画原作の実写化で大成功した代表作です。不穏なBGMはいま聴いても背筋がゾワッとします。残虐な死に様はトラウマものですが「ジッチャンの名にかけて」の名台詞と堂本剛さんの金田一役は今でも観たい…!
『星の金貨』 『人生は上々だ』 『いつかまた逢える』
耳と口が不自由なヒロインを演じたのは、酒井法子さん。本ドラマでは手話での意思疎通がメインなので、目や表情で訴えかける演技に見入ってしまいます。ドロドロなすれ違いラブストーリーなので、観ていて切ないシーンも満載です。
今では意外な組み合わせの木村拓哉さんとダウンタウン・浜田雅功さん。そんな2人がW主演をしたドラマです。男の友情をメインで描きつつも、全体的にコメディ調で進行していくので、始終飽きずに観ることができます。
福山雅治さんがドラマに初主演した記念すべき作品です。東京で再会した同郷の男女5人のラブストーリーなんですが、そこに今田耕司が混ざっているのが個人的にツボです(笑)今田さんって演技するんですね…!

平成8年/1996年

『ロングバケーション』 『若葉のころ』 『白線流し』
名作として未だに名前が挙がる平成を代表する恋愛ドラマ。ラストのキスシーンは、令和になった今でも特番などで何度も紹介されています。木村拓哉さんもカッコ良いけど、山口智子さんの明るくたくましい役柄も好きでした。
『人間失格』に続き、再びKinKi Kidsの2人がドラマで共演!親・友情・恋愛に絶望する不遇な主人公を堂本剛さんが演じています。幼い弟と妹を守ろうとする軸が最後までブレなかったところが涙ぐましいです。
当時のドラマでは珍しいほど現実主義なドラマかも。青春時代の甘酸っぱさがありながらも、観ていて不安になるほど主要メンバーに不幸が降り注ぎます。それでも前を向いて成長を続ける7人のメンバーの強さに勇気をもらえました。
『透明人間』 『おいしい関係』 『ナースのお仕事』
香取慎吾さんの裸の後ろ姿が目に焼き付いていまだに離れません…(笑)コミカルな演出で気楽に観られるドラマですが後半から一転、巨大組織との対決というシリアスな展開に。透明人間になった人間がどんな行動を起こすのか。ぜひ目撃してください。
コンソメスープが飲みたくなります。また、ドSな唐沢寿明さんのツンデレが…最高!(笑)美食家の元お嬢様がコックを目指すという超展開ですが、真摯に料理に向き合う姿勢とキュンとする恋愛に心が浄化されるはずです。
ドジを繰り返しても毎回テヘペロ顔な観月ありささんと「あ~さ~く~ら~」と怒る松下由樹さんのコンビが印象的。基本はコメディ調ですが、命を扱う医療現場を舞台にしているためシリアスなシーンもあり、緩急がすごいドラマです。

平成9年/1997年

『踊る大捜査線』 『ビーチボーイズ』 『ラブジェネレーション』
織田裕二さんの代表作。この作品を機に警察内部のキャリア制度などをリアルに投影した刑事ドラマが増えたと言われています。主人公の青島刑事の熱い捜査は、いま観ても十分に面白いです。当時は好きすぎて映画も欠かさず観に行っていました。
平成のドラマの中で、夏に観たくなるドラマNO.1。いま観ても、若かりし頃の竹野内豊さんと反町隆史さんが尊い…!海辺の民宿を舞台にしたひと夏の青春と友情の物語。どのシーンもうらやましすぎるシチュエーションです。
ベタで王道だけど胸キュンがたくさん詰まっている純愛ラブストーリー!松たか子さんの初々しさが可愛くてとっても魅力的です。放送当時の平均視聴率30%とは…。凄すぎる…!当時の木村拓哉さんのドラマは最強ですね。
『ぼくらの勇気 未満都市』 『いいひと。』 『青い鳥』
KinKi Kidsに加え、デビュー前の嵐の松本潤さんや相葉雅紀さんも出演!SFを絡めた奇抜な世界観ですが、密度の濃い人間ドラマです。2017年に放送された20年ぶりのスペシャルドラマも一緒にどうぞ!
このドラマの主演は、草彅剛さん以外はありえなかったのでは!?と思うほどのハマり役。こんないい人が身近にいたら、自分の心もキレイになりそうです。観終わった後は、あなたも一日一善をしたくなりますよ。
多くは語らない豊川悦司さんの静かな演技と、夏川結衣さんのあふれ出る美しさに見入ってしまうこと必至です。閉鎖的な田舎町での不倫&逃避行ものかと思いきや、予想外の2部構成。切ない物語にマッチした主題歌も良かったです。

平成10年/1998年

『GTO』 『ショムニ』 『きらきらひかる』
GTOの通称「グレートティーチャー鬼塚」という響きだけ聞いても、懐かしさが込み上げてきます。自分が大人になってから観ると、無茶苦茶で破天荒な主人公よりも同僚教師や親たちの利己的な言動への驚きの方が大きいかも。鬼塚先生みたいな大人になりたいです。
子どもの頃は「総務や庶務ってこんな仕事なんだ!」と本気で信じていました(笑)いくら仕事ができなくても、人としての芯をしっかり持った強い女性たちは観ていてスカッとしますね。脚立を持つときは、このショムニのシーンをいまだにマネしたくなります。
令和のいまでも活躍する有名女優さんたちが集結。なんという豪華な顔ぶれ…!深津絵里さんはいつの時代も可愛いらしくて憧れます。いま観ても古臭さを感じさせないシナリオもお見事!今でこそ知名度のある監察医や法医学。それをテーマにした先駆け的なドラマです。
『神様、もう少しだけ』 『眠れる森』 『聖者の行進』
深田恭子さんの初々しさと眉毛の細さに時代を感じますね。援助交際でHIVに感染した女子高生という衝撃的な役柄が当時大きな話題になりました。エイズという病気の怖さを世間に強烈に知らしめた作品です。
キムタクが恋愛ものではなく本格ミステリーに出演しているのは、当時は珍しかったはず。少しずつ明らかになる過去の事件について「犯人は誰なのか」と毎話ドキドキしながら観ていました。最終回の衝撃は、いまだに忘れられません。
過激なシーンと壮絶な事件の連続に心がえぐられます…。実話を元にした障がい者が主人公の異色のドラマですが、出演者すべての演技が神がかっています。だけど、重すぎてしばらくこのドラマの世界観から抜け出せなくなるでしょう…。

【平成元年~平成10年】おすすめの懐かしいドラマ主題歌

1989年~1998年に放送されたドラマのおすすめの主題歌です。この年代の主題歌の凄いところは、ほとんどが耳馴染みのある有名な曲ばかりだということ。昭和生まれの30代以上の人は、懐かしさに思わず悶えてしまうのでは…!?

  • 「今すぐ Kiss Me」/LINDBERG(『世界で一番君が好き!』より)
  • 「ラブ・ストーリーは突然に」/小田和正(『東京ラブストーリー』より)
  • 「SAY YES」/CHAGE&ASKA(『101回目のプロポーズ』より)
  • 「悲しみは雪のように」/浜田省吾(『愛という名のもとに』より)
  • 「君がいるだけで」/米米CLUB(『素顔のままで』より)
  • 「涙のキッス」/サザンオールスターズ(『ずっとあなたが好きだった』より)
  • 「世界中の誰よりきっと」/中山美穂&WANDS(『誰かが彼女を愛してる』より)
  • 「TRUE LOVE」/藤井フミヤ(『あすなろ白書』より)
  • 「ぼくたちの失敗」/森田童子(『高校教師』より)
  • 「サボテンの花」/財津和夫(『ひとつ屋根の下』より)
  • 「YAH YAH YAH」/CHAGE&ASKA(『振り返れば奴がいる』より)
  • 「真夏の夜の夢」/松任谷由実(『誰にも言えない』より)
  • 「空と君のあいだに」/中島みゆき(『家なき子』より)
  • 「Hello, my friend」/松任谷由実(『君といた夏』より)
  • 「LOVE LOVE LOVE」/DREAMS COME TRUE(『愛していると言ってくれ』より)
  • 「Top of the world」/カーペンターズ(『未成年』より)
  • 「碧いうさぎ」/酒井法子(『星の金貨』より)
  • 「俺たちに明日はある」/SMAP(『人生は上々だ』より)
  • 「LA・LA・LA LOVE SONG」/久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL(『ロングバケーション』より)
  • 「空も飛べるはず」/スピッツ(『白線流し』より)
  • 「愛の言霊 ~Spiritual Message~」/ザンオールスターズ(『透明人間』より)
  • 「Love Somebody」/織田裕二(『踊る大捜査線』より)
  • 「Forever」/反町隆史(『ビーチボーイズ』より)
  • 「幸せな結末」/大瀧詠一(『ラブジェネレーション』より)
  • 「Wanderin' Destiny」/globe(『青い鳥』より)
  • 「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」/反町隆史(『GTO』より)
  • 「I for You」/LUNA SEA(『神様、もう少しだけ』より)
  • 「カムフラージュ」/竹内まりや(『眠れる森』より)
  • 「糸」/中島みゆき(『聖者の行進』より)

【平成11年~平成20年】懐かしいドラマ&おすすめ主題歌

懐かしいドラマサブ2
平成13年(2001年)米国で同時多発テロが勃発

平成11年/1999年

『魔女の条件』 『to Heart ~恋して死にたい~』 『Over Time-オーバー・タイム』
女教師と男子生徒の禁断の恋。魔女狩りのように世間からバッシングされ、駆け落ちまでして2人で生きていこうとする大胆な設定は、令和のいまでは再現不可かも。松嶋菜々子さんと滝沢秀明さんの絵になる2ショットも美しすぎます。
時枝ユウジがカッコ良すぎる…!堂本剛さんの尊さを再認識できます。同名タイトルのエンディング曲を聴くだけで、一瞬にして本ドラマのシーンが蘇ります。主人公・トーコの一途な気持ちに触れ、忘れかけていたピュアさを一緒に思い出しましょう!
当時はハッピーエンドで終幕する恋愛ドラマにしか耐性がなかったので、ラストの展開にそれはもう驚きました。決してバッドエンドではないものの、勝手にこちらが決めつけていた予測を見事に裏切ってくれます。恋愛って難しいですね…!
『氷の世界』 『週末婚』 『ケイゾク』
緊張感のあるサスペンスの中にグッとくる男女のロマンスが良いエッセンスに。謎の多いクールな女性を松嶋菜々子さんが好演しています。登場人物すべてが怪しすぎるので、ドラマを観ながらの考察が止まりませんでした。
昼ドラ以上に女のドロドロした部分を観たい人、集まれ!劣等感、嫉妬、憎悪。身内だから許せない負の感情のぶつかり合いと複雑に絡み合う恋愛模様…。ここまでこじれる物語を生み出した脚本家さんがあっぱれです。
コミカルな掛け合いをする刑事の男女コンビが、SF要素が絡む難解な事件に迫る推理ミステリー。雰囲気たっぷりの渡部篤郎さんとガサツな頭脳派の中谷美紀さんの演技もピカイチです。本作の続編である、2010年に放送された『SPEC』も続けてどうぞ!

平成12年/2000年

『やまとなでしこ』 『ビューティフルライフ~ふたりでいた日々~』 『お見合い結婚』
令和になって特別編が再放送されましたが、いま観てもめちゃめちゃ面白かった…!時代を感じるところはあるものの違和感をまったく感じさせない脚本は、素晴らしいです。特に松嶋菜々子さん演じる桜子の美しさにため息が漏れます。
このドラマの影響で、当時は美容師志望の男性が急増しました。美容師の主人公と難病を患う車椅子の女性とのピュアな恋愛が描かれています。「さすがキムタク作品!」と拍手を送りたくなるほど、キュン濃度も高めです。
今でも大好きなラブコメ!松たか子さん×ユースケサンタマリアさんの恋愛以外にも、脇を固める男女たちの恋愛模様も良くて…!常にニヤニヤしながら楽しめました。ベタな展開だけど、誰も嫌な人が出てこないのでノンストレスで楽しめます。
『Summer Snow』 『トリック』 『池袋ウエストゲートパーク』
堂本剛さんと広末涼子さんの胸キュン青春ラブストーリーかと思って観ていたら…。最終回に盛大な不意打ちパンチを喰らいます。ピュアな恋愛に癒されていたので、最後はビックリしすぎて鑑賞後に放心状態になったのを今でも覚えています。
「お前のやったことは、全部まるっとお見通しだ! 」が決め台詞。ミステリーとコメディが融合した独特な雰囲気の中毒性のあるドラマです。当時の深夜帯ドラマでは異例の大ヒット作で、一度観ると仲間由紀恵さんと阿部寛さんのコンビがクセになり何度も観たくなりますよ。
通称「IWGP」!このドラマのファンはいまだに多いのでは?長瀬智也さんの"まこっちゃん"や窪塚洋介さんの"キング"の存在感が抜群。いま観返してみても、脇役の人ですら豪華で…。平成を象徴するポップカルチャーが詰まっています。

平成13年/2001年

『HERO』 『明日があるさ』 『昔の男』
「ラブジェネ」でカップル役だった2人が再び共演!検事ドラマとして圧倒的な人気を誇り、いまだに何度も再放送されている名作です。個性豊かなキャラクターを演じる周りの俳優陣の演技もすごく良かったです。
吉本興業の人気芸人さんたちが勢揃い!今でこそMCなどをしている大御所芸人さんたちの貴重な演技が観られますよ。"サラリーマンあるある"が詰まっているので、疲れた心を癒したいときにおすすめです。
元カレとの不倫もの。学生時代の燃えるような恋が数年後に再燃…。というのは、当事者たちは楽しそうですが奥さんの立場からしたら、たまったもんじゃありません。とはいえ、藤原紀香さんと大沢たかおさんの妖艶な雰囲気がドキドキしますよ。
『スタアの恋』 『ストロベリーオンザショートケーキ』 『できちゃった結婚』
草彅剛さんの素朴で平凡な男性と藤原紀香さんの世間知らずな大女優との王道なラブコメ。住む世界の違う2人がありえない偶然の連続で惹かれ合うという振り切った設定が、逆に面白かったです。あと、ハムを食べたくなります(笑)
オープニングのABBA「チキチータ」がドラマの雰囲気に絶妙にマッチ。大好きでした!登場人物全員が片想い状態なので、もどかしいけど甘酸っぱい…!特に、最終回の窪塚洋介さん演じる先輩の答辞は名シーンなので、ぜひ多くの人に観てもらいたいです。
タイトルの通り、妊娠を機に結婚を決意する男女の物語。今でこそジェンダーについて敏感な表現を求められていますが、当時はまだ「男(女)ってこうだよね」という固定概念が強いと思わせる内容です。それにしても、主人公の竹野内豊さんの無責任さは…。妊娠、出産を経験している人はイライラしちゃうかも…?

平成14年/2002年

『空から降る一億の星』 『人にやさしく』 『ごくせん』
明石家さんまさん×木村拓哉さんの「さんタク」コンビによるサスペンスドラマ。さんまさんの真面目な演技を観られる貴重な作品です。救いようのない悲劇の連鎖に心が暗くなりますが、毎話気になる終わり方をする演出に多くの人がまんまとやられてしまうのではないでしょうか。
3ピースが流行りましたよね。男の友情+子どもへの愛情というホームドラマで、人生での大切なことを熱量いっぱいに説くメイン3人がとにかく魅力的でした。この作品で子役としてのイメージが強い須賀健太くん。今の姿を見ると…すごい大人になっていて驚きます。
不良だらけの高校生たちと生徒想いの熱血女教師による学園ドラマ。この第1シリーズには、松本潤さん、小栗旬さん、成宮寛貴さんなど、生徒役に主役級の俳優さんがずらり。ヤンクミみたいな生徒想いの先生に出会っていたら、学校生活が絶対楽しかっただろうなぁとうらやましくなります。
『恋ノチカラ』 『ランチの女王』 『木更津キャッツアイ』
仕事盛りの大人たちの胸にグサグサと刺さる…!仕事で自信を失いかけている人の背中をそっと押してくれるシナリオが、とっても好きです。大人になっても不器用にしか生きられない男女の生き様は、信念さえあればカッコ良いものだと教えてくれます。
作中で竹内結子さんが本当に美味しそうに、幸せそうに食べるんです。その表情が忘れられません。このドラマの影響で洋食屋さんに足繁く通う人がきっと増えたでしょう。また、イケメン兄弟に取り合いされたいという妄想も捗りますよ…(笑)
木更津~キャッツ!ニャー!キャッツ!ニャー!キャッツ!ニャーー!めちゃめちゃハマっていました。クドカンの脚本らしく、野球の試合に絡めた表・裏で表現された脚本にも毎回唸ります。ぶっさん最高です。

平成15年/2003年

『白い巨塔』 『GOOD LUCK!!!』 『きみはペット』
日本ドラマ屈指のダークヒーローもの。何度も映像化されていますが、30~40代の人にとっては主人公・財前五郎は本作の唐沢寿明さんのイメージが強いのでは?リアリティを追及したという医学界の社会派ドラマですが、とにかく脚本が秀逸。シリアスな展開に始終目が離せません。
こちらもキムタクの人気ドラマ。副操縦士の若きパイロットと女性整備士のロマンスだけでなく、脇を固める登場人物たちの深みのあるエピソードと存在感にも釘付けになります。このドラマの影響でANAへの就職希望者が殺到したのだとか。
松本潤さんの可愛い系男子の魅力を最大限に引き出したドラマなのでは?こんな年下男子…最高です!注目してほしいのは、家では犬になりきって甘えまくっているモモが、急に男を見せる"自販機ドン"のシーン!あなたの一生忘れられない胸キュンシーンになるかも!?
『Stand Up!!』 『Dr.コトー診療所』 『美女か野獣』
二宮和也さん、山下智久さん、小栗旬さん、成宮寛貴さんというイケメンオールスターズが、モテない男子高校生役だと…!?まったく意味不明かもしれませんが、冴えない男子をみなさん良い感じで演じています。イケメンだけど。青春時代に戻りたくなるヒューマンコメディです。
離島での医療格差をこのドラマを通じて初めて知りました。不十分な医療設備しかない島の診療所。次々に容体の悪い患者が運び込まれ、さまざまな決断を迫られるコトー先生の苦悩や葛藤に一緒に苦しくなっていました。こんなお医者さんに出会いたいものですね。
福山雅治さんのチャランポランな感じが絶妙!カッコ良いキャリアウーマンも松嶋菜々子さんにぴったりでした。当時のテレビ業界の華やかさとやりがいが凝縮されているドラマです。こんなカッコ良い大人になりたかった…!(笑)

平成16年/2004年

『プライド』 『僕と彼女と彼女の生きる道』 『砂の器』
「maybe」が口癖の主人公を木村拓哉さん、ヒロインを竹内結子さんが演じています。アイスホッケーに熱中するスポ根要素と、お互いを思いやる純愛のバランスがちょうど良いです。ただ野島伸司さんの脚本だったんですね…!知らなかった!
娘を置いて出ていく母親に物申したくなりますが…。仕事一筋だった父親が徐々に娘との絆を深めていくストーリーは、ベタだけど心の底から感動します。仕事人間になっている全パパたちに観てほしいドラマです。
こちらも何度も映像化された人気作ですが、個人的には中居正広さんが主演した2004年版が最も名作なのでは?と思ってしまうほど、すべてのキャストの演技に惹き込まれます。本格ミステリーなので、今ではほとんど見ることができないシリアスな中居くんを目撃できますよ。
『オレンジデイズ』 『世界の中心で、愛をさけぶ』 『アットホーム・ダッド』
憧れのキャンパスライフの青春が、すべてこのドラマに詰まっています。聴覚障害を持つ少女との純愛物語ですが、内容はとても爽やかです。仲間との関係性はもちろん、妻夫木聡さん×柴咲コウさんのカップルが本当に理想的!青春とときめきの配合が抜群です。
映画も良かったけど、ドラマも良い!いや、むしろドラマの方が丁寧に描いている分、2人の感情の動きがわかりやすかったです。綾瀬はるかさんの出世作で、本作のために丸坊主にしたんですよね…。終盤は泣きすぎて涙が枯れるかと思いました…。
当時にしては珍しい専業主"夫"をテーマにしたホームドラマです。男が働く、女が家庭を守るというステレオタイプの家族像へ問題提起をした作品で、当時は多くの人の背中を押してくれました。脇を固めるオセロの中島知子さんと宮迫博之さんに「あっ…」と思うかも?(笑)

平成17年/2005年

『花より男子』 『野ブタ。をプロデュース』 『女王の教室』
キャスト全員がハマり役という素晴らしいドラマです。原作漫画は花沢類派でしたが、ドラマは圧倒的に道明寺派!主人公のピンチを救うヒーローとしてもカッコ良いですが、一途なところにも胸キュンです。井上真央さんと松本潤さんのカップルもお似合いでいま観ても大好きです。
亀梨和也さん×山下智久さん×堀北真希さんというメイン3人だけでなく、脇を固めるクラスメイトたちも豪華な面々が集結!このメンツが揃っているのに、恋愛模様がほぼ描かれません。友情に焦点を当てながら、人との繋がりの大切さを説くシナリオがとっても良かったです。
一切笑わない冷酷な女教師を演じるのは、天海祐希さん!小学校を舞台にした異色の社会派ドラマで、友情・恋愛・青春といったキラキラした要素は一切なし。シビアな現実を乗り越えていく子どもたちの姿を観て、勇気をもらえますよ。
『ドラゴン桜』 『電車男』 『1リットルの涙』
「バカとブスこそ、東大に行け!」という阿部寛さんの台詞のインパクトがとにかく凄かった。でも、ドラマを観てその言葉の真意がわかると、妙に納得してしまいます。生徒役の6人全員がいまでも活躍しているのが凄い…!2021年度には第2期が放送され、そちらも大好評でした。
映画よりドラマの方が実話の主人公のイメージに近いと話題になり、作中でも主演の伊藤淳史さんがそれを自虐ネタにしています(笑)ネットの温かい声に励まされて奮起する主人公を見て「またネットがこんな優しい世界になればいいのに」と思わずにはいられません。
こちらも実話を元にしたストーリー。病魔に苦しむ少女の悲しい物語なので、何度観ても涙腺が崩壊します。病気に負けず健気に生きるヒロインを見事に演じたのは、沢尻エリカさん。その可愛さと抜群の演技力で、観る人の心に優しさを運んでくれます。

平成18年/2006年

『アンフェア』 『白夜行』 『西遊記』
リアルタイムで観ていたとき、最終回で明かされた犯人に絶叫したものです(笑)篠原涼子さんのクールな女刑事役も痺れます。本作がミステリー要素を含む刑事ドラマの人気の火付け役だったのでは?犯人は誰なのか、ハラハラしながら楽しんでください。
ドラマ版のセカチューのコンビが再び!あまりにテイストのかけ離れたドラマだったので、当時は気づきませんでした。陰鬱な雰囲気が始終漂っていますが、それが逆にクセになります。悪人に墜ちていく主人公たちの行く末をどうぞ一緒に見守りましょう。
恋愛ドラマ枠のイメージが強い月9で、視聴率が全話20%超えをするほど大人気に!30代~40代の人にとって、孫悟空はこのときの香取慎吾さんのイメージが強いのでは?子どものドラマデビューにもぴったりな作品ですよ。
『結婚できない男』 『のだめカンタービレ』 『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』
男性が観て面白いドラマの代表作。今で言う"こじらせ男"を阿部寛さんが真面目で愉快に演じています。独身の中年男性が観れば、きっと共感の嵐なのでは?ただ、こんな偏屈な男、結婚できなくて当然だとも思ったり…(笑)
クラシック音楽を絡めた青春ラブストーリーなはずなのに、登場人物たちのテンションが常に高い(笑)キャスト全員の体当たりな演技が光る爆笑コメディでもあります。しかし、肝心の音楽というテーマもしっかり深掘りしているので、心から感動するシーンも多いです。
当時20代後半の長瀬智也さんが高校生役って…。と最初は敬遠していたんですが、観始めると面白すぎてビックリしました。おじさんの遅すぎる青春をコミカルに描いています。笑って泣けるドラマなので全年齢層におすすめです。

平成19年/2007年

『プロポーズ大作戦』 『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』 『ホタルノヒカリ』
正直「ハレルヤ~チャンス!」というかけ声と共にタイムスリップしたときは、どうなることかと思いました(笑)でも、話数が進むうちにつれてどんどん面白さが加速。「後悔先立たず」ということわざを覆す、奇跡の純愛ラブストーリーです。
こちらも「イケメン♂パラダイス」のサブタイトルを目にしたとき、原作ファンの私としてはどうなることかと…(笑)実際は漫画と肩を並べるくらいの名作に仕上がっています。本作品で生田斗真さんと水嶋ヒロさんのさらなる人気が高まった印象です。
「干物女」というパワーワードと共に、綾瀬はるかさんのコメディエンヌの一面を世に広めた作品。ギャップ萌えが素晴らしいです。仕事はバリバリこなすのに恋愛偏差値の低い女が再び恋に向き合っていく姿は、純粋に応援したくなります。
『華麗なる一族』 『ガリレオ』 『ハケンの品格』
こちらも何度も映像化された作品ですが、本作だけは長男の万俵鉄平が主人公に。昭和産業の発展の裏に潜む闇を、木村拓哉さんが悲哀いっぱいに演じています。壮絶なラストシーンは、鑑賞後しばらく言葉を失うかもしれません。
原作にはない「実に面白い」の台詞や数式を書き連ねる演出に最初は驚きました。しかし、事件の概要やトリックは、さすが東野圭吾原作の作品!どの事件も興味深いものばかりで、ハズレなしです。湯川教授の偏屈さも福山雅治さんのイケメンさが見事に中和してくれています。
派遣社員として働く人の希望の星!それが本作の主人公・大前春子です!社会に出たことのない人は、特に「正社員と派遣社員の格差がこんなにあるのか」と愕然とすることでしょう。学びの意味も込めて、学生時代に一度観ておくのをおすすめします。

平成20年/2008年

『ROOKIES』 『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』 『流星の絆』
青春×野球×不良!若手俳優たちのイケメンが勢揃いし、今や主演クラスで活躍している人もたくさん出演しています。熱血教師の熱さ、スポーツの熱さ、友情の熱さ…。とにかく熱いです!原作漫画と雰囲気は全然違うのに、佐藤隆太さんの顧問の教師が適役すぎて…!これぞ、ナイスキャスティングです。
続編&映画化もされている人気シリーズなので、知名度も抜群なのでは?山下智久さんや新垣結衣さん、戸田恵梨香さんなど、当時注目の若手俳優さんたちが難しい医療ドラマにチャレンジしています。ドクターヘリの存在やフライトドクターの役割を世に知らしめた作品です。
幼い頃に両親を惨殺された3人の兄妹。その犯人捜しとその復讐に燃える…というシリアスな内容のはずなのに、クドカンのエッセンスが入った脚本により笑いのシーンもかなり多いです。日常のコミカルなノリが嘘のように徐々に明かされる事件の真相…。犯人は誰なのか?一緒に推理しながら楽しんでください。
『薔薇のない花屋』 『ラスト・フレンズ』 『CHANGE』
主演は香取慎吾さん、ヒロインに竹内結子さんを迎えた、心が癒されるヒューマンラブストーリー。色々なところに衝撃の事実が散りばめられ、序盤から終盤まで飽きさせません。野島伸司脚本の中でもライトな内容で、ラストがハッピーエンドに転がり込むのも良かったです。
主人公の長澤まさみさんが恋人からの受けるDVのシーンの衝撃ったら…。DV男の錦戸亮さんの狂気的な演技が大きな爪痕を残しています。シェアハウスのメンバーたちもそれぞれ重いトラウマや悩みを抱え、愛情や友情について考えさせられるドラマです。
キムタクが内閣総理大臣に…!政治への興味関心を引き出してくれるだけでなく、日本の未来の展望について国民一人ひとりが真剣に向き合うきっかけになるドラマかも。現代の政治家たちもここまで国民のために真摯に働いてくれたら…と切に願います。

【平成11年~平成20年】おすすめの懐かしいドラマ主題歌

1999年~2008年に放送されたドラマのおすすめの主題歌です。ようやく平成生まれの人たちがピンッとくる曲が増えてきたのではないでしょうか。ヒット曲も多いので、ドラマの主題歌としてではなく懐メロとして楽しむのもおすすめです。

  • 「First Love」/宇多田ヒカル(『魔女の条件』より)
  • 「to Heart」/KinKi Kids(『to Heart ~恋して死にたい~』より)
  • 「そのスピードで」/the brilliant green(『Over Time-オーバー・タイム』より)
  • 「Everything」/MISIA(『やまとなでしこ』より)
  • 「今夜月の見える丘に」/B‘z(『ビューティフルライフ』より)
  • 「月光」/鬼束ちひろ(『トリック』より)
  • 「忘却の空」/SADS(『池袋ウエストゲートパーク』より)
  • 「Can You Keep A Secret?」/宇多田ヒカル(『HERO』より)
  • 「Stop! In The Name of Love」/globe(『スタアの恋』より)
  • 「チキチータ」/ABBA(『ストロベリーオンザショートケーキ』より)
  • 「夢」/THE BLUE HEARTS(『人にやさしく』より)
  • 「キラキラ」/小田和正(『恋ノチカラ』より)
  • 「Joy To The World」/Three Dog Night(『ランチの女王』より)
  • 「アメイジング・グレイス」/ヘイリー(『白い巨塔』より)
  • 「Ride on time」/山下達郎(『GOOD LUCK!!!』より)
  • 「言葉より大切なもの」/嵐(『Stand Up!!』より)
  • 「銀の龍の背に乗って」/中島みゆき(『Dr.コトー診療所』より)
  • 「銀河と迷路」/東京スカパラダイスオーケストラ(『美女か野獣』より)
  • 「I Was Born To Love You」/Queen(『プライド』より)
  • 「Sign」/Mr.Children(『オレンジデイズ』より)
  • 「かたちあるもの」/柴咲コウ(『世界の中心で、愛をさけぶ』より)
  • 「WISH」/嵐(『花より男子』より)
  • 「青春アミーゴ」/修二と彰(『野ブタ。をプロデュース』より)
  • 「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」/サンボマスター(『電車男』より)
  • 「I'm Here」/伊藤由奈(『アンフェア』より)
  • 「Around The World」/MONKEY MAJIK(『西遊記』より)
  • 「スイミー」/Every Little Thing(『結婚できない男』より)
  • 「明日晴れるかな」/桑田佳祐(『プロポーズ大作戦』より)
  • 「イケナイ太陽」/ORANGE RANGE(『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』より)
  • 「KISSして」/KOH⁺(『ガリレオ』より)
  • 「キセキ」/GReeeeN(『ROOKIES』より)
  • 「HANABI」/Mr.Children(『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』より)
  • 「Prisoner Of Love」/宇多田ヒカル(『ラスト・フレンズ』より)

【平成21年~平成30年】懐かしいドラマ&おすすめ主題歌

懐かしいドラマサブ3
平成20年(2008年)iPhoneが日本国内で発売開始

平成21年/2009年

『JIN-仁-』 『MR.BRAIN』 『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』
国内外の賞をなんと33冠も受賞!江戸時代にタイムスリップした医者の壮大なヒューマンストーリーは、老若男女の心をガッチリと掴むはず。大沢たかおさんの名演も素晴らしいんですが、とにかく脚本に魅了されました。何度も観たくなる感動ドラマです。
多少SFファンタジーの要素が絡んでいますが、さまざまな事件を脳科学の視点で解決していく刑事ミステリーなので見応えは抜群。ただし、謎解きが少し強引すぎる気がしなくもない…(笑)キムタク主演のドラマということもあり、豪華なキャスティングにも注目です。
「久しぶりに月9らしい作品が帰ってきた!」と当時は夢中で観ていました。裏表のあるはっきりとした悪役が何人かいるので、イラッとする部分もありますが、最後はきちんとスカッとさせてくれます。山Pと北川景子さんの美男美女カップルも素敵。
『メイちゃんの執事』 『東京DOGS~最悪で最高のパートナー~』 『BOSS』
2007年放送のドラマ「イケパラ」と同じ匂いがする…と思いましたか?その通りです!(笑)執事役の美少年たちが次から次に登場する眼福ドラマですが、キュン要素も多め。水嶋ヒロさんや佐藤健さんとの疑似恋愛をしたいときにどうぞ!
小栗旬さん×水嶋ヒロさんのイケメンコンビに癒されます。記憶喪失のヒロインも吉高由里子さんとは…贅沢なドラマですね!毎話お馴染みの男2人の口喧嘩にニヤニヤしていたんですが「脚本が福田雄一さん」と聞いて、そりゃ面白いわと納得しました(笑)
やっぱり天海祐希さんが主演のドラマは安定の面白さがあります。本作はメンバーが豪華なだけでなく、軽快なコメディ調の会話劇も見どころの一つです。刑事ものなので、しっかりと事件を解決していくのも観ていて爽快です。

平成22年/2010年

『絶対零度~未解決事件特命捜査~』 『Mother』 『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』
未解決事件を再捜査する内容だからか、意外と内容がヘビー。しかし、主人公の上戸彩さんのフレッシュさがドラマの雰囲気をマイルドにしてくれています。令和になって放送された続編の『絶対零度』は主役が沢村一樹さんに交代。でも、個人的には本作のイメージが強いです。
芦田愛菜ちゃんの演技の真価を目撃できます。虐待・ネグレクトを受けていた子どもを誘拐し、その子と一緒に逃避行する物語。松雪泰子さんの静かなのに胸を締め付ける演技も脳裏に焼き付いて離れません。切ないストーリーで始終泣きっぱなしですが、心に響くヒューマンドラマです。
戸田恵梨香さんと加瀬亮さんの男女コンビの刑事もの。1999年の『ケイゾク』の続編です。超能力が絡んでいるのでSF要素が強いものの、個性が強すぎるクセのあるキャラとハードで奇妙な世界観にまんまとハマってしまいました。小ネタが多い会話のやりとりにもニヤリとします。
『新参者』 『フリーター、家を買う。』 『モテキ』
東野圭吾さんの映像化作品は、本当にハズレがないですね。阿部寛さんを主演に迎え、東京の日本橋を舞台にしたことで他のミステリー作品との差別化もしっかりできています。しかし、本物の刑事さんでここまで観察力と洞察力が優れた人はいるのでしょうか…?
タイトルの通り、フリーター男が一念発起して成り上がるシンデレラストーリーです。特に胸を打つのが、フリーターから這い上がる目的が「家族のため」だということ。そんな優しいテーマのドラマなので、観ているだけで心が洗われます。自分の家族にも会いたくなる物語です。
ここまで卑屈で面倒くさい男、リアルでいたら絶対に付き合いきれない(笑)だけど学生時代に恋愛を謳歌せずに大人になると、こんな思想になるのも妙に納得です。森山未來さんがハマり役すぎて、しばらく別の作品でもこの主人公・幸世にしか見えなくなりました。

平成23年/2011年

『家政婦のミタ』 『マルモのおきて』 『美男(イケメン)ですね』
タイトルがギャグっぽいですが、中身は正統派なヒューマンドラマ。母親のいない家族の元にやってきた超人的な家政婦が壊れかけた家族を再生していきます。放送当時に視聴率40%を叩き出しただけあり、感動的な脚本が光っています。
当時「マルマルモリモリ♪」の歌とダンスが大流行しました。阿部サダヲさん、芦田愛菜ちゃん、鈴木福くん、そしてミニチュアシュナウザーのムックによる、3人+1匹が共同生活をするホームドラマです。しゃべる犬に大切なことを教えてもらう、斬新な作品かも。
イケメンにキュンキュンしたいときは、こちら!男のフリをする瀧本美織さんを巡って、デビュー前のKis-My-Ft2の玉森さん、藤ヶ谷さん、そしてHey! Say! JUMPの八乙女さんが恋愛旋風を巻き起こします。韓国ドラマのリメイクなので、気になる人は本家の方もぜひチェックしてみて!
『謎解きはディナーのあとで』 『私が恋愛できない理由』 『勇者ヨシヒコと魔王の城』
お嬢様が刑事。その執事が事件の謎を解き明かす。少々ぶっ飛んだ設定ですが、逆にそのくらい振り切ってくれたからこそ、ミステリーファンタジーとして割り切って色々な事件の真相を楽しめました。櫻井翔さん演じる推理好きで毒舌の執事も良い味を出しています。
物語の始まりは、恋愛ニートたちによる女3人のルームシェア。性格も恋愛観もバラバラな3人のわちゃわちゃした恋愛模様を描く一方で、女性の自立も訴えています。恋愛至上主義の感覚はもう古いのか…?と思わせるドラマです。
ドラクエ側からはクレームは来ないのでしょうか…?(笑)ドラマでこんなに笑ったのは初めてかも。パロディや時事ネタが多く、たまに心配になる台詞を言い放つところが面白いです(笑)そして、油断していると急にゲストで豪華な面々が登場するのでビックリします。

平成24年/2012年

『ストロベリーナイト』 『ハングリー!』 『最後から二番目の恋』
ドラマのキャストも空気感も音楽も凄く好きでした。陰鬱な雰囲気がクセになる刑事ドラマです。菊田役の西島秀俊さんが最高に素敵で…。姫川玲子役はやっぱり竹内結子さん以外には考えられません…!
向井理さんのカッコ良さが光っています!現在の奥さんも恋人役で出演しているので、ちょっとニヤニヤするかも?イケメンも多数出演しているので、意外とキュン要素も多いです。これを観れば外食に出掛けたくなりますよ。
未婚で歳を重ねる残酷さを描きながら、人とのつながりにほっこりする大人のヒューマンストーリー。これを小泉今日子さんと中井貴一さんがやっているから良いんです!こんなお隣さんがいたら、独身生活も悪くないなって思えるんだろうなぁ…。
『リーガル・ハイ』 『リッチマン、プアウーマン』 『都市伝説の女』
「リーガルものはお堅い」というイメージを払拭する斬新な弁護士ドラマです。堺雅人さんとガッキーの意外性のある面白い姿を観られるのは、きっとこのドラマだけなのでは。弁護士ものでここまでコメディ調に振り切って違和感のない作品も珍しいかもしれません。
バリバリ仕事をしている20~30代の良い刺激になるお仕事系ドラマ。ベンチャー企業の雰囲気ってリアルにこんな風ですよね…。天才肌の人は本当にすごい。唯我独尊タイプの社長に小栗旬さんがぴったりな上、石原さとみさんとの恋模様にもドキドキして発狂します…!
長澤まさみさんの美脚にうっとり…!都市伝説を絡めた刑事事件をコミカルなキャラクターたちが次々と解決していきます。深夜ドラマらしいゆるっとした雰囲気のドラマなので、ボーっとしながらでも観られるのがこの作品の良いところです。

平成25年/2013年

『最高の離婚』 『半沢直樹』 『まほろ駅前番外地』
会話劇が本当に素晴らしく、心に残る名台詞が多い!エンディングのクオリティも高すぎる…!瑛太さん も面倒くさい。尾野真千子さんも面倒くさい。そう、結婚は面倒くさいんです。独身の方々は、結婚前に鑑賞することを強くおすすめします!
堺雅人さんの「やられたら、やり返す。倍返しだ!」でお馴染み。銀行を舞台にしているので大きな金額が動く動く…。窮地に追いやられ絶体絶命のところで一発逆転!という展開が爽快です。平成版の水戸黄門をお楽しみください。
映画も好きですが、ドラマも良かった!まほろ駅前シリーズの瑛太さんと松田龍平さんのゆるさがたまりません。30代半ばで、のらりくらりと友達と仕事や生活を共にするなんて…。男の永遠の憧れなのではないでしょうか。
『とんび』 『空飛ぶ広報室』 『ラスト♡シンデレラ』
男手ひとつで息子を育てるという設定だけでもう涙…。父と子の人生の歩みをゆっくりと丁寧に描き、親子を手助けする周囲の人たちの人情にも心が温まります。人とのふれあいって良いですよね…。
これを観て、航空自衛隊のファンになる人が増えたのでは?マスコミへの社会風刺を絡めた堅物な主人公も、新垣結衣さんが演じたからこそ、憎めない存在になったのかも。キュン力も高めです。
三浦春馬さんのイケメンぶりが眩しい…!篠原涼子さんのコミカルな演技もさすがです。歳の差カップルの中でも世のアラフォーたちに夢を与えてくれる良作ドラマです。ただ私は、藤木直人さんの立花派でした…(笑)

平成26年/2014年

『失恋ショコラティエ』 『花咲舞が黙ってない』 『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』
チョコが食べたくなるのはもちろん、石原さとみさん演じる小悪魔・サエコにノックアウト。可愛すぎる!ダメな人を好きになって諦めたいのに諦められない葛藤を、男性目線で描いているのが新鮮でした。
スカッとする勧善懲悪ものを楽しめる一方で、主人公のあんなにハッキリ言える性格がうらやましくて、毎話感心してしまいます。芯の強い女性として、杏さんはまさに適役でした。飯テロ要素もあるので、お気をつけて!
不倫ドラマの中でも修羅場が妙にリアル。上戸彩さんと斎藤工さんが本能で惹かれ合う表情や仕草が妙にセクシーで、その画面に漂う色気に魅了されます。ドラマの続きを観たい人は劇場版も続けてご覧ください。
『信長協奏曲』 『ディア・シスター』 『きょうは会社休みます。』
タイムスリップ×時代劇。期待以上に面白くて、歴史をもう一度学び直したくなります。主演の小栗旬さんの脇を固めるキャスト陣も映画並みに豪華で、脚本の作り込みも見事。こちらも続編が劇場版で制作されているので、お見逃しなく。
姉妹をフォーカスしたドラマの中では随一!真面目な姉と破天荒な妹の姉妹。それぞれの恋愛模様だけでなく、お互いを思いやる姉妹愛を観て、自分も家族に優しくなりたいと感じるはずです。
年下男性の魅力をギュッと凝縮した福士蒼汰さん演じる田之倉くんに悶絶…(笑)こじらせ女子には一切見えない、美しい綾瀬はるかさんの不器用女子も面倒くさいけど愛おしいです。

平成27年/2015年

『デート~恋とはどんなものかしら~』 『5→9~私に恋したお坊さん~』 『問題のあるレストラン』
基本コメディ調でドタバタと展開していく物語ですが、恋愛初心者たちの心の機微が丁寧に描かれていて心がほっこりするシーンも多々あり。高等遊民というワードもしばらく忘れられません。
ラブコメの中でもニヤリとするコミカルなシーンが多く、ノンストレスで楽しめます。山Pこと山下智久さん&石原さとみさんのカップルがハマり役すぎて、2人のやりとりを観ているだけで楽しいです。
クセの強い女性7人がとにかく楽しそうに働いているのがうらやましかった…!女VS男というわかりやすい対立構造も新鮮で、強く生きる女性たちを観るたびに、私たちの背中もグッと押されるような気がします。
『流星ワゴン』 『コウノドリ』 『下町ロケット』
過去にタイムスリップするというSFファンタジーですが、主人公は中年のおじさん。暗転していく人生に絶望しかけていた所に、不思議なワゴンが現れます。その後過去に戻り、バラバラな家族の絆を再生していく物語です。ストーリーに重厚感があって、ぐいぐいと惹き込まれます。
映画などで強面を演じている綾野剛さんはどこへやら。本作では表情も口調も柔らかい鴻鳥先生を演じ、多くの人が「私の主治医になって!」と切望するはず。赤ちゃんが産まれてくる奇跡に、何度も号泣してしまいます。
働き盛りの人は心のど真ん中にグッとくるでしょう…!不屈の精神で仕事に情熱を注ぐ町工場の社長の姿は、何度観ても胸が熱くなります。大企業に立ち向かう社員たちの強い熱意に、こちらも感化されてしまいます。仕事のやりがいに迷ったときに観たいドラマです。

平成28年/2016年

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』 『ダメな私に恋してください』 『逃げるは恥だが役に立つ』
タイトルはロマンチックだけど、内容は切なさ100%。だけど鑑賞後に心が温まる恋愛ドラマです。東京に上京した経験がある人は、共感しかないのでは?有村架純さん&高良健吾さんが演じる登場人物たちの不器用さは、観ているこっちが苦しくなります…!
ポップなラブコメなので、とにかくイケメンに胸キュンしたいときに観るのがおすすめ。ディーン・フジオカさんと三浦翔平さん、どちらがタイプですか?私は最上くん派です!(笑)深キョンのとぼけた演技も可愛すぎる…。
漫画原作とはいえ、脚本の質と演出が最高!何度観ても面白いドラマです。リアルでも結婚した新垣結衣さんと星野源さんのやりとりにも"ムズキュン"しっぱなしです。間違いなく平成NO.1ラブコメドラマでしょう!
『重版出来!』 『世界一難しい恋』 『99.9 -刑事専門弁護士-』
元気ややる気を分けてもらいたいときに観たくなるドラマです。新人漫画編集者の奮闘劇を各話テンポよく描いているので、中だるみもなく楽しめます。また、このドラマで「じゅうはんしゅったい」という言葉の意味を知ることができました。
面倒くさい性格の社長を演じる大野智さんの演技が、とにかく憎めなくて好きでした。空回りしながらもここまで一途に想ってくれる人がいるなんて羨ましいです。波留さんの透明感があるのに芯の強い女性も彼女の雰囲気にぴったり。知られざる名作です。
松本潤さんが主演の弁護士もの。そもそも刑事事件の有罪率が99.9%って知っていましたか?私はこのドラマで初めて知りました!事件の真相にたどり着くための捜査・推理・裁判所での対決など、法定ドラマの中でも気軽に観られる作品です。

平成29年/2017年

『陸王』 『過保護のカホコ』 『カルテット』
主演は、映画出演のイメージが強い役所広司さん。これだけで、このドラマの熱量が理解できるはず…!内容は老舗の足袋屋がランニングシューズへの開発に心血を注ぐ企業再生ストーリーです。苦難の先には、どんな胸をすくラストが待っているのか。自分の目で確かめてみてくださいね。
このドラマは、タイトルで損をしていると思う…!過保護に育てられた世間知らずの娘にイライラする物語かと思いきや…その逆でした!カホコの純粋な優しさに癒され、登場人物たちと同様に気づけば、カホコ&カホコ役の高畑充希さんまでも好きになっちゃいます。
物語の主要メンバーがとにかく素敵。実力派ばかりなので、みんなで団欒するシーンは自然そのものでした。なかでも「みぞみぞする」は個人的にはかなりのパワーワードに。サスペンス要素もあって、最終回まで常にワクワクさせてくれます。
『東京タラレバ娘』 『僕たちがやりました』 『リバース』
恋愛ドラマなはずですが、未婚のアラサー女子たちに言葉のナイフをグサグサと刺してくる辛辣なドラマでもあります…。かなりコミカルに描いていますが一部の人には笑えないかも…!こじらせている大人の恋愛観を改めて正してくれる一方で、女の友情っていいなと思えるドラマです。
最終回の窪田正孝さんの名演技が記憶にこびりついて離れません。改めてすごい俳優さんだなぁ…と感銘を受けました。ちょっとしたイタズラから犯罪者へと転落する男子高校生たちの姿は、観ているこちらも苦しくなります。
最終話で明かされる事件の全貌より、その過程で徐々に明かされる驚きの真相に毎回ドキドキ・ハラハラしていました。絶叫する役だけでなく、冴えない男を演じさせても、さすがの藤原竜也さんでした。コーヒーを片手に鑑賞したくなるドラマです。

平成30年/2018年

『アンナチュラル』 『コンフィデンスマンJP』 『おっさんずラブ』
法医学者が死因から解明する事件の真相に毎回驚かされました。ドラマ全体の雰囲気も良く、徐々に1つの事件に収束していく展開も秀逸です。死を扱う作品ということで、主演の石原さとみさんも可愛さを抑えて役に入り込んでいたのも好印象でした。
本作で長澤まさみさんのイメージが覆った人は多いのでは?彼女の演技力の幅の広さに敬服します…!ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人が騙し騙されるコンゲームは、毎話毎話痛快なものばかり。続編の映画もどれもハズレなしなのでおすすめです。
「はるたん」と部長のインパクトが強すぎますが、やはり牧の一途な姿勢もいじらしくて良いですよね。男×男の恋愛ドラマでここまでヒットする作品は、あとにも先にももう出ないかも…!?深夜ドラマの中でも異例の大人気作です。
『義母と娘のブルース』 『隣の家族は青く見える』 『今日から俺は!!』
物語が2部構成になっているのに、盛り下がることなく最後まで面白さをキープさせ続けているのが凄いです。綾瀬はるかさん演じる義母のコメディと感動のバランスも良く、笑って泣けるドラマでした。心が温まる親子の愛をどうぞ。
知られざる良作ドラマ!不妊治療について知っているようで知らなかったので、かなり勉強になりました。それ以外にも4組の家族が抱える問題を丁寧にフォーカスし、前向きに昇華してくれる脚本がとても面白かったです。
各話、ほとんど前半はコメディ!後半は不良ドラマ!という流れになっています。正直、各所のギャグやアドリブと思われる演技に笑いすぎて、肝心の物語の内容はあまり覚えていませんが(笑)ストレス発散ドラマとしては最適です。

【平成21年~平成30年】おすすめの懐かしいドラマ主題歌

2009年~2018年に放送されたドラマのおすすめの主題歌です。近年のドラマは、昔のドラマよりもオープニング&エンディング映像がだいぶ簡略化されてしまったため、主題歌=終盤のクライマックスにかかる挿入歌っぽい位置付けに。おかげでドラマを観てないと知らない曲が意外と多いかもしれません。

  • 「逢いたくていま」/MISIA(『JIN-仁-』より)
  • 「イチブトゼンブ」/B’z(『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』より)
  • 「泣き顔スマイル」/hinaco(『Mother』より)
  • 「波のゆくさき」/THE RICECOOKERS(『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』より)
  • 「夜明けのBEAT」/フジファブリック(『モテキ』より)
  • 「やさしくなりたい」/斉藤 和義(『家政婦のミタ』より)
  • 「マル・マル・モリ・モリ!」/薫と友樹、たまにムック。 (『マルモのおきて』より)
  • 「Love Story」/安室奈美恵(『私が恋愛できない理由』より)
  • 「ミセナイナミダハ、きっといつか」/GReeeeN(『ストロベリーナイト』)
  • 「女神のKISS」/PES(『リーガル・ハイ』より)
  • 「ヒカリヘ」/miwa(『リッチマン、プアウーマン』より)
  • 「マミレル」/木村カエラ(『都市伝説の女』より)
  • 「Yin Yang(イヤン)」/桑田佳祐(『最高の離婚』より)
  • 「誕生日には真白な百合を」/福山雅治(『とんび』より)
  • 「Contrail」/安室奈美恵(『空飛ぶ広報室』より)
  • 「Bitter sweet」/嵐(『失恋ショコラティエ』より)
  • 「他人の関係 feat.SOIL&"PIMP"SESSIONS」/一青窈(『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』より)
  • 「足音 ~Be Strong」/Mr.Children(『信長協奏曲』より)
  • 「Happiness」/シェネル(『ディア・シスター』より)
  • 「Fall 」/槇原敬之(『きょうは会社休みます。』より)
  • 「クリスマスソング」/back number(『5→9~私に恋したお坊さん~』より)
  • 「恋」/星野源(『逃げるは恥だが役に立つ』より)
  • 「エコー」/ユニコーン(『重版出来!』より)
  • 「TOKYO GIRL」/Perfume(『東京タラレバ娘』より)
  • 「明日への手紙」/手嶌葵(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』より)
  • 「WanteD! WanteD!」/Mrs. GREEN APPLE(『僕たちがやりました』より)
  • 「Lemon」/米津玄師(『アンナチュラル』より)
  • 「ノーダウト」/Official髭男dism(『コンフィデンスマンJP』より)
  • 「アイノカタチ」/MISIA(『義母と娘のブルース』より)

平成NO.1ドラマは?再放送してほしいドラマランキング<ベスト5>

懐かしいドラマサブ4

さて、ここまでで平成の30年間で放送された、日本の連続テレビドラマ180本をご紹介しました。

その180本の中でも、特に「面白い!」「また観たい!」と思う作品を、ドラマ大好きなスタッフmomoが独断と偏見でランキング化!ある大人の事情で再放送されない作品&配信サービスにもないドラマもあるので、どうしても観たい方はDVD-BOX(Blu-ray BOX)をゲットしてくださいね。

1位 『リーガル・ハイ』(平成24年/2012年)

切実に再放送希望です!堺雅人さんとガッキー(新垣結衣さん)のかけ合いに毎話ニヤニヤしていました。血も涙もない金の亡者で敏腕な弁護士・古美門の台詞も一理あるところがあって、毎回考えさせられます。スペシャルドラマ&2ndシーズンも併せてご覧ください!

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2位 『オレンジデイズ』(平成16年/2004年)

個人的には、青春恋愛ドラマの中でも至高の名作です。妻夫木聡さん、柴咲コウさん、成宮寛貴さん、瑛太さん、白石美帆さんの5人が発足した「オレンジの会」がとにかく楽しそう…!学生時代に戻りたくなります。

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3位 『Stand Up!!』(平成15年/2003年)

知られざる名作なのでは?今では考えられないほど豪華なメンツ、二宮和也さん、山下智久さん、小栗旬さん、成宮寛貴さんが顔を揃え、モテない「童貞ボーイズ」を演じています。下ネタ多めですが、明るく笑い飛ばしながらノンストレスで鑑賞できますよ。

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4位 『重版出来!』(平成28年/2016年)

仕事を頑張ること!漫画や作品を愛すること!その意味を丁寧に紡ぎ出す脚本がとっても好きです。主人公の新人編集者がとにかく実直で明るく、観ているこちらも元気をもらいます。仕事への活力が欲しい人に捧げたいドラマです。

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5位 『未成年』(平成7年/1995年)

再放送ができないのは、わかります。でも…観たい!若かりし頃のいしだ壱成さんの演技力の凄みを実感できます。香取慎吾さんや反町隆史さんをはじめとする仲間たちの境遇にも、何度も涙腺を刺激されました。不安定な心情やヒリヒリする危うさ、そして強い仲間意識は10代ならでは。過激で重すぎるストーリーですが、一生忘れられない作品です。

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まとめ

平成に放送された懐かしいドラマ特集、いかがでしたか?

かつての自分が好きだったドラマを思い出して「また観たい!」という衝動に駆られる作品も多かったのではないでしょうか。若い頃は夢中になっていたドラマも、大人になって改めてみることで新しい発見があるはずです。

また、いま放送中のドラマに気に入ったものがなければ、過去のドラマ作品に目を向けるのもコロナでの"おうち時間"を楽しむひとつのコツです。動画配信サービスを活用したり、中古のDVD-BOXを購入したりして、何年経っても色褪せない名作ドラマを存分に楽しんでくださいね。

momo
ライティング担当 : momo

山梨県在住、30代の2児の母。テレビはドラマ・アニメ・バラエティを観ることが多い。ドラマなら恋愛・仕事・サスペンス、漫画やアニメならラブコメ・スポ根・青春・SFが好みだが、総じて"泣ける系"のジャンルにも弱い。特に30代に突入してからは若者の青春群像劇でたいてい号泣している。気になる映像化作品をチェックするときは、映画を観てから小説(漫画)を読む派。ゲームも好きだが、最近は息子と一緒にポケモンばかりやっている。

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