- 2024/01/11
- 2021/04/05
ディズニー実写化映画の総まとめ!おすすめの名作24選
【2024年最新一覧】ディズニー映画はアニメだけでなく実写版も大人気!映画の興行収入も好調だった『アラジン』や『美女と野獣』をはじめ、歴代のディズニー実写化のおすすめ24作品をご紹介します。さらに製作・公開予定の映画タイトル一覧も。ディズニーファンは必見です!
みんなが大好きなディズニー映画!実写版を大特集
世界中で大人気のディズニー作品。ディズニーのアニメーション映画は、誰もが人生で一度は観たことがあるのではないでしょうか?しかし、実はディズニー映画はアニメだけでなく、実写映画も傑作ばかりなんです。
ここ数年ディズニーの実写化映画が毎年のように公開され、興行成績も絶好調!【ディズニー=アニメ映画】というイメージが変わりつつあるほど、ディズニーの実写版も喝采を博しています。
実写化といっても、アニメーションの物語をそのまま実写化したものから、スピンオフ的なアナザーストーリー、完全オリジナル作品、さらにアニメと実写が融合したものまで、その種類もさまざまです。
世界でもトップクラスのクリエイターが手掛けるディズニー映画は、まさにハズレなし!最新作の情報を交えながら、観て損はないおすすめのディズニー実写映画をご紹介していきます。このページを見れば、あなたが探しているディズニー実写版の情報もバッチリです。
【面白い&話題作】実写化作品の中でも人気な映画9選
「ディズニーの実写映画の中で何が面白いの?」そんな疑問を持つあなたにまず観てほしいのが、この9作品!公開時の興行収入が歴代トップクラスの人気作はもちろん、吹き替え版での歌唱シーンの評価が高い話題作など、大人も子どもも楽しめる名作ばかりです。こちらで紹介する作品は、どれもアニメーション映画を元に実写化されたものなので、アニメ映画の方も併せてどうぞ!
『リトル・マーメイド』(2023年)
ディズニーのアニメーション映画の中でもトップクラスの人気を誇る『リトル・マーメイド』が待望の実写化!美しい歌声を持つアリエルに抜擢されたのは、なんと新人のハリー・ベイリー。彼女の伸びやかで澄んだハイトーンボイスに思わずうっとり…!人の心を魅了する歌声は、まさにアリエルそのものです。また、アニメーションだからこそ表現できた愉快な海の生き物たちはどのように表現されるのか。また、海を自由に泳ぐ人魚たちのクオリティはどうなのか。気になる部分も多いと思います。しかし、この疑問と不安は観た瞬間に一瞬に吹き飛ぶのでご安心を。いまの最先端技術を駆使して生み出された実写『リトル・マーメイド』の世界をぜひ体感してみてください。
『美女と野獣』(2017年)
ディズニーの実写を観るなら、まずはこの作品がおすすめ!ディズニー映画の実写化が盛り上がる最初のきっかけになったのは、この『美女と野獣』の影響はかなり大きいはずです。その証拠に、本作はディズニーの実写化作品の日本の興行成績で堂々の第1位に輝いています。人気映画『ハリー・ポッター』シリーズの"ハーマイオニー"役での印象が強いエマ・ワトソンがヒロインのベルを演じ、彼女の新境地を開いた代表的な作品です。本作は、とにかく再現度が凄い…!魔法でお城の家具にされた召使いたちのルミエールやコグスワースはどんな見た目になるのか気になっていましたが、その出来栄えにも納得!演出・映像・音楽など、映画の細部にわたってアニメへのリスペクトを強く感じます。ただ、野獣がアニメよりも人間らしい表情のため、小さな子と観るときは注意が必要かも…!(うちの2歳児は怖がっていました。笑)ほとんどの人が「イメージ通り!」と太鼓判を押せるクオリティなので、アニメファンの人も安心して楽しめますよ。
個人的にディズニープリンセスの中で1番大好きなのが、本作のヒロインのベル!アニメでも美人な顔立ちが目を惹きます。父想いで聡明で勇敢。だけど、ダメだと咎められたことでも好奇心が止まらずについやってしまうところが、他のプリンセスたちよりも人間味があって好きです。また、魔女の魔法で家財道具にさせられてしまったキャラクターたちの可愛さは、やはりアニメの方が一枚上手。特にポット夫人の息子のチップが可愛すぎて、自宅にも欲しくなっちゃいます(笑)
『アラジン』(2019年)
初動の観客動員数や興行収入が『美女と野獣』を上回り、大きな話題になった本作。再現不可能と囁かれていた世界観を見事に映像に落とし込み、その素晴らしすぎる技術力に感嘆します。特にアニメでも名シーンである魔法の絨毯による空中散歩のシーンは、きっと誰もが釘付けになるでしょう。リアルとファンタジーが絶妙に融合した世界観、アニメの良さを忠実に再現した脚本、そして多くの人が注目したウィル・スミスの"ジーニー"役も、まったく文句なし!アラジン役のメナ・マスードによるアクロバティックな動きも迫力満点です。さらに、ディズニー映画には欠かせない音楽も素晴らしく、実写ならではのアレンジが加えられたり、新曲が追加されているので、アニメとは違った魅力があふれています。日本語吹き替えにも定評があり、中村倫也さん×木下晴香さんの演技もイメージにぴったり。さらにアニメでも存在感抜群だったジーニーの声は、アニメ同様に山寺宏一さんが続投しています。よ、良かったー!ファンにとっては、ジーニーは山ちゃんの声以外ありえません(笑)「Friend Like Me」の歌詞がアニメと微妙に違うところにも注目です!
アラビアンナイト、別名『千夜一夜物語』に収録されている『アラジンと魔法のランプ』を原案にしつつ、ディズニーらしい大胆なアレンジが加えられたストーリーは世界中で大ヒット。陽気な魔法のランプの魔人・ジーニーのテンポの良いボケやジョークの数々に、子どもも大人も笑ってしまいます。アニメならではの豪快な演出も多いので、ジーニーの魅力を最大限楽しむには、アニメ版の鑑賞も欠かせません。元気をチャージしたいときは、アニメ版ジーニーにお任せあれ!
『シンデレラ』(2015年)
ディズニープリンセスの中でも王道中の王道と呼べる存在。それがこの『シンデレラ』です。小さい頃に童話やおとぎ話で慣れ親しんだ人も多いので、ストーリーを知らない人はいないですよね。「誰もが知る物語なのに、わざわざ実写で観る必要ある?」そんな声が聞こえてきそうですが、本作を一度観ればそんな先入観を忘れてしまうはず!その理由は、ディズニー映画だからこそ実現可能な映像美と音楽の素晴らしさが光っているから。現代風に少しアレンジが加えられた脚本とCG技術を駆使してリアルに近づけられた魔法、そして豪華絢爛なドレスや舞踏会、かぼちゃの馬車など、原作の童話やアニメよりもワンランク上の感動を味わえます。また、日本語の吹き替えは、シンデレラを高畑充希さん、王子様を城田優さんが演じ、2人のデュエットソングも最高です!普段、字幕派の人も本作は吹き替えを推奨します!勧善懲悪な展開はそのままに、女の子たちの夢や憧れをいっぱいに詰め込んだラブストーリーを、ぜひお見逃しなく。わかりやすい内容なので、お子様と一緒に観るのもおすすめです。
ディズニー映画のオープニングロゴでも使用され、ディズニーランドのシンボルでもある「シンデレラ城」。これは本作に登場するお城ですが、アニメでしっかりとそのお城を見たことがある人は少ないのでは。実は私も『シンデレラ』は童話で散々読んだことがあり、ディズニーでのアニメーションを観たのは20代に入ってからでした。改めて感じたのが、さすが普及の名作!女性の真の強さを表現したストーリーは、大人になってから観ても、グッときてしまいます。実写では表現しきれない動物たちの一喜一憂も、アニメの方ではより大胆で可愛く描かれているので、心が和みますよ。
シンデレラ MovieNEX(アニメーション版)
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『マレフィセント』(2014年)
ディズニー作品には欠かせない"ヴィラン"。その中でも圧倒的な存在感を放ち、ディズニーヴィランズの象徴とも言えるのがこの「マレフィセント」でしょう。『眠れる森の美女』ではオーロラ姫に呪いをかける冷酷な魔女として描かれていますが、実は本編では語られてないもう一つの物語があるんです。今まであなたが知っていた『眠れる森の美女』のイメージが覆されるアナザーストーリーが、この『マレフィセント』です。諸悪の根源として描かれていたマレフィセントに隠された切ない過去…。これを知れば、初めから悪い人なんていないんだと痛感するでしょう。決して子ども向け映画ではなく、良い意味でディズニーらしさも薄いです。でも、アンジェリーナ・ジョリーの妖艶な美しさも後押しし、最高のファンタジー映画として楽しむことができます。普段ディズニー映画を観ない人は、この作品から観てみるのはいかがですか?
他の作品と違って、本作はアニメ映画の内容をそのままに実写化したわけではありません。でも、この『マレフィセント』がアナザーストーリーである以上は、本編である『眠れる森の美女』も観ないわけにはいかない…!画面を切り取れば1つの絵画になりそうなほど、美しい背景や美術に心を奪われます。『マレフィセント』を観たあとに本作を観ると、マレフィセントも嫌いになれずちょっとだけ切ない気持ちに。50年以上昔の作品とは思えない素晴らしい名作なので、人生で一度は時間を作って観てほしいです。
『ムーラン』(2020年)
ここ最近、ディズニーの実写映画の中で良くも悪くも注目されていたのが、この『ムーラン』ではないでしょうか。それもそのはず。ディズニーで初めてアジア人を主役に抜擢し、製作費も210億円もかけた一大プロジェクトだったのにも関わらず、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて劇場での公開が中止に。その後、欧米や日本では映画館での公開から動画配信サービス「Disney+」での有料視聴へと切り替えられました。そんなコロナ禍の影響だけでなく、作品の内容以外のことである、主演女優の発言によるネットでのボイコット騒動やロケ地を巡る議論が海外で大きな話題をさらってしまい…。そこが個人的にはちょっとだけ残念です。しかし、肝心の中身は実写ならではの映像美や目を惹くキャストたちの演技が素晴らしい大作に仕上がっています。ディズニー映画には珍しく、ミュージカル風な演出も一切なし。だからこそ、臨場感あふれるアクションシーンは見応え抜群です。さらに、近年のディズニー映画には珍しく、大筋の設定は同じですがアニメとはまったく違ったストーリーなのも新鮮でした。アニメとは別物と割り切って観れば、より一層楽しめますよ。
実写化よりストーリーの評価が高いものの、ディズニーらしからぬ絵柄に最初は驚くかもしれません。中国を舞台にした物語なので、他のディズニー作品とも一線を画した雰囲気です。だけど、キャラクターデザインによって食わず嫌いで観てない人は損をしていますよ!一度観れば「さすがディズニー!」と唸らずにはいられない良作だと気付くはずです。女性蔑視に抗う強い女性と親子の絆、そして胸をすくようなハッピーエンドは、シンプルでとってもわかりやすいです。ただ、プリンセスシリーズのような可愛らしい女性ではなく、強くて凛としたカッコ良い女性が活躍する話なので、小さな女の子には好みが別れる可能性も。
『ピノキオ』(2022年)
こちらの作品もコロナの影響で映画館ではなく動画配信サービス「Disney+」での有料視聴での独占配信作品へ。過去のディズニー映画の実写作品で培ったリアルな質感を再現したCG技術がこれでもか!と詰め込まれ、2次元と3次元を行ったり来たりするような不思議な映像美が広がっています。また、本作のあっと驚くサプライズは、ゼペットじいさん役のトムハンクスさんの存在ではないでしょうか!手作りの木彫り人形に命が吹き込まれ、実の息子のように可愛がったり心配するゼペットじいさんの健気な姿は、アニメ以上にグッときてしまうはず。名曲の魅力はそのままに、実写でしか観れないダイナミックでドラマチックな物語をご覧ください。
『ピーター・パン&ウェンディ』(2023年)
ディズニーアニメの中でも子ども心をくすぐる設定が盛りだくさんの『ピーターパン』が、新しいストーリーで再び蘇ります!ピーターパンの物語は、今までも別の会社が実写化した作品があったものの、ディズニーが手掛けたものは本作が初めて。別の実写映画とまったく違ったストーリーを描いているのはもちろん、アニメともちょっと違った世界観と展開が続くので、今まで見たことのない"初めてのピーターパン"に触れることができます。
『クルエラ』(2021年)
ヴィラン史上2人目の冠映画が実現!今回の主役は、アニメ映画『101匹わんちゃん』に登場する悪役・クルエラです。主演を務めるのは、『ラ・ラ・ランド』で高い評価を得たエマ・ストーン。なぜクルエラは、闇落ちしてしまったのか。デザイナーという仕事に情熱を燃やしていたはずの女性が、悪名高いヴィランへと変貌していく物語を描いています。魔法のようなファンタジー要素は皆無ですが、それ相応の刺激的でファンキーでファッショナブルな映画に仕上がっているようです。大人向けパンクロック・エンターテインメントを思う存分堪能してください。
【アトラクション】ディズニーランドの乗り物が題材の映画4選
夢と魔法の王国「東京ディズニーランド」のアトラクションを題材にした映画もあるのをご存知ですか?これらの映画を観た後に、パークで遊ぶと楽しさ倍増!アトラクションの細かい所にも目が向き、映画のあのシーンとリンクされていたことにも気付くはずです。ディズニーランドに行く前には、この4本の映画をチェックしておかないと損しちゃうかも!?
『ロジャー・ラビット』(1988年)
実写とアニメが融合した本作が公開されたのは、1988年。製作から30年以上経っているのに、いま鑑賞しても見劣りしないハイクオリティな演出と技術力に、思わず唸ってしまうはず。今でこそ他の作品でも見かける2次元と3次元の融合ですが、本作のマッチングは唯一無二。逆に今では絶対に表現できないであろう、独特の時代背景とファンタジー色が素晴らしいです。私も小さい頃に親と一緒に鑑賞したのを、今でもハッキリ覚えています。そのくらい、視覚効果での刺激が凄い…!ディズニー以外のアメリカのアニメキャラもたくさん登場する、まさに夢のような作品です。内容は、コメディあり、ミステリーあり、アクションあり、と盛りだくさん。実は、ディズニーランドにあるエリア「トゥーンタウン」は、本作の街がベースになっているんだとか。し、知らなかった…!(笑)
『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』(2003年)
ディズニー映画の中でも傑作と名高いのは、やっぱりこの『パイレーツ・オブ・カリビアン』ですよね!普段ディズニー作品を観ない人も「この映画だけは別格だ」という声を上げるほど、世界中で大ヒットしました。あまりの人気ぶりに『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは全部で5作も製作されています。ジョニー・デップが演じたジャック・スパロウ役も大人気で、人気絶頂期にはディズニーランドのパーク内でジャックの格好をした人がたくさんいたほどです。シリーズの中でも屈指の名作だと思うのが、個人的には絶対にこの第1作目!ストーリー全体のテンポも良く、スカッとする大どんでん返しや王道なハッピーエンドまで、すべての流れが完璧でした!アトラクションを元に映画化された作品とは思えないほど、世界観とキャラクター像がしっかりしています。海賊映画の鉄板なので、観たことない人はぜひ!
『ホーンテッドマンション』(2004年)
実は映画化されていたことを知らない人もいるほどの、隠れた名作がこちら。アトラクションのバックグラウンドにあるストーリーを膨らませ、名優のエディ・マーフィが不気味な洋館を舞台に幽霊たちとのドタバタ劇を繰り広げます。アトラクションはホラー色が強いですが、映画は幽霊が出てきてもコミカルな演出が多いので、怖さのハードルは低め。子どもも安心して一緒に観ることができますよ。アトラクションを知っている人にはニヤリとするシーンもありつつ、単純明快なストーリーなのでパークに行ったことがなくても十分に楽しめます。感動的なラストもディズニー作品らしく、清々しい幕引きです。アトラクションでお馴染みの「グリム・グリニング・ゴースト」が劇中歌で流れるのも胸アツ!あと、映画に登場する幽霊たちの顔は、しっかりと覚えておいてくださいね。アトラクションの中でも、きっと出会えるはずです。
こちらも注目!
『ホーンテッドマンション』(2023年)
以前も実写映画化されてましたが、まったく違う映画となって帰ってきました!2004年に公開された同名実写映画よりも、アトラクションとの共通点がたくさん散りばめられています。ディズニーランド内にあるアトラクションの中にもある絵画や仕掛け、そしてゴーストたちを見るたびに「見たことがある!」と心が踊るはずです。それと同時に、ホラームービーらしい"恐怖"の仕掛けもたくさん潜んでいます。ウォルト・ディズニー創立100周年記念作品のひとつとして、世界中からも注目されている話題作です。
『ジャングル・クルーズ』(2021年)
こんな冒険活劇、待っていました!史上空前のスペクタクル・アドベンチャー映画だと銘打っているのが、この『ジャングル・クルーズ』です。主人公たちの旅の目的は、アマゾンのジャングルの奥地に眠る"奇跡の花"。不老不死の力を持つという伝説の花を求めて、爽快なアクションが繰り広げられます。予告を見る限りでは、アトラクションでもお馴染みの先住民族たちから本当の襲撃が!(アトラクションでは襲われかけるのみ)。かと思いきや、アトラクションでも見たことも体験したこともない大迫力なシーンも盛りだくさんです。アトラクションでも見たことのない、未知の『ジャングル・クルーズ』の世界が楽しめます。笑えるシーンも多いので、家族みんなで楽しんでくださいね。
【主役が動物】動物キャラクターを実写化した映画5選
ディズニー作品に欠かせない、愛くるしい動物たち。脇役や相棒として存在感を放つ動物もいますが、動物自身が主役の映画も少なくありません。しかし、実際の動物で実写映画ができるのか?そんな疑問にお答えする、おすすめの5作品がこちらです!ディズニースタジオの英知と技術を詰め込んだ動物たちの動きや表情は、どれも鳥肌もの…!まるで本物の動物のドキュメンタリーを観ているような気さえする、リアルな映像をお楽しみください。
『101』(1997年)
犬好きのみなさま。わちゃわちゃしたわんちゃんたちの可愛さがあふれる映画は、いかがですか?アニメでは『101匹わんちゃん』のタイトルで親しまれていますが、実写でも可愛いダルメシアンたちの活躍と個性豊かなキャラクターのドタバタ劇が描かれています。そのアニメを忠実に実写で再現したのがこの『101(ワン・オー・ワン)』です。本作は近年の作品のように3DCG技術によって動物たちが動いているのではなく、実際のトレーナーさんが総勢200匹の犬を訓練したことで実現したそうです。危険なシーン以外は、すべて本物のわんちゃんたちが演技をしているというから驚きですよね。俳優顔負けの演技をする、わんちゃんたちの表情にも注目です。また、わかりやすい因果応報な展開も、観ていてただただ爽快!頭を空っぽにして、鑑賞してくださいね。
『プーと大人になった僕』(2018年)
クリストファー・ロビンが…大人に!?『くまのプーさん』を題材にした実写映画がこちらです。正確にいうとプーさんはぬいぐるみですが、クマということで、こちらのジャンルに分類させていただきました(笑)アニメの内容を実写にしたのではなく、アニメのラストシーンから数年後のまったく新しいアフターストーリーが描かれています。正直「プーさんを実写化?」と最初は怪訝に思っていました。しかし、いざ観てみると良い意味で想像とはまったく違った作品で、不覚にも気付けば大号泣していました。親友のくまのプーとその仲間たちが大人になったクリストファー・ロビンの前に現れて、変わらぬ言葉と行動で彼に多くの気づきを与えてくれます。本作は、多忙な毎日を過ごしている大人に観てほしい大人のための人間ドラマです。主人公は、クリストファー・ロビンでもプーでもなく、毎日働き詰めな"あなた"です。この映画を観れば、今よりもきっと心が軽くなるはずですよ。
『ダンボ』(2019年)
『ダンボ』といえば、空飛ぶゾウ。実写では、どのように飛んでいるのか、気になりませんか?本作はあの有名なティム・バートン監督がメガホンを取り、同名アニメとはまた違った物語を紡ぎ出しています。肝心のダンボもきちんとしたリアル感は大切に、不自然過ぎないディズニー風な可愛い表情を見せてくれます。しかし、サーカス団のステージでの鮮やかな装いや視覚的な演出は、まさにティム・バートンらしいファンタジックな世界観!ディズニーとティム・バートンの良いとこ取りを詰め込んだ映画で、どのシーンもワクワク感が止まりません。一番の見どころであるダンボが空を飛ぶシーンは、想像以上の大迫力!また、ストーリーのドラマ性が深掘りされ、各場面のスケールも大幅に向上しているので、アニメ以上の満足感が得られるはずです。
『ライオン・キング』(2019年)
アニメだけでなくミュージカルでも大人気な『ライオン・キング』。アフリカ・サバンナでの動物たちの暮らしと主従関係を描いた作品です。アニメを知っている人ほど、「いや、絶対実写化は無理だろう」と思うはずです。私も最初はそう思いました。だって、登場キャラクターに人間が一切出てこないからです。ですが、本作は実写ならぬ"超実写"。ディズニースタジオの最先端の技術力を集結させ、不可能を可能にしています。"実写を超えた超実写"という触れ込みのとおり、その映像美は感動ものです。もちろん、アニメーションほど人間のような表情豊かな動物たちを観ることはできません。でも、3DCGだからこそできたリアルなシーンの数々は、この世界のどこかに、本当に『ライオン・キング』の世界が存在するような…。そんな錯覚に陥りそうになりますよ。
『わんわん物語』(2020年配信のみ)
「犬好きによる犬好きのための映画。」プロデューサーがそう語るほど、レディとトランプ以外にもさまざまな犬たちが登場するので、とにかく癒されます。あの有名なパスタのシーンは、アニメとはまた違った良さがあってドキドキしちゃいました…!『ライオン・キング』がほぼすべてCGなのに対し、こちらはちゃんと本物のワンコたちが演技しているんだとか。ワンコたちの名演技にも圧倒されます。実写にしたことで、より人間の残酷さがリアルに映し出され、心が痛むシーンも…。とはいえ、動物たちの純粋なラブストーリーでここまで胸キュンさせてくれるのは、さすがディズニークオリティです。この映画で、キャバリアとシュナウザーがきっとまた人気になっちゃいますね。
【往年の名作】それぞれの独自の世界観に魅了される映画6選
アニメ作品があるものからオリジナルストーリーまで、原作に囚われない実写のディズニー映画も数多く制作されています。クラシックディズニーのような正統派なものは少ないものの、ディズニーだからこそ表現できるファンタジーな世界観はどれも見応えあり。原作やアニメとはまったく別物のエンターテインメント映画がこちらです。
『魔法にかけられて』(2007年)
ディズニーがディズニーの王道を良い意味で否定するという今までになかった映画です。アニメの世界に生きるプリンセス・ジゼルが魔女に騙されて世にも恐ろしい世界に追放されてしまいます。その恐ろしい世界というのが、私たちが生きるこの"現実世界"です。突然歌い出すのを突っ込まれる、掃除を手伝ってくれるのは小動物ではなくネズミやハトやゴキブリ、助けに来た王子様が運命の人とは限らない…など、ディズニーのお決まりの展開がまったく通用しない様をジョークと笑いで演出しています。ですが、セントラルパークでのダンスシーンでは、やはり歌とダンスは人の気持ちをハッピーしてくれるということを、ジゼルが体現してくれるんです。純真無垢なジゼルに人々は心を動かされ、またジゼルも現実世界を知ることで真実の愛に気付いていく、という「ディズニーらしさ」もきちんと残されています。全年齢層が楽しめる新しいディズニー映画です。
『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)
ルイス・キャロルによる児童文学『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を原作に製作されたファンタジー映画です。同名アニメをそのまま実写化しているのかと思って観ると、まったく違った内容に驚くかもしれません。ディズニーアニメでも描かれた『不思議の国のアリス』の世界から13年後。アリスは19歳となり、貴族の御曹司に求婚されて逃げ出したことで、再び不思議の国に迷いこむところから物語はスタートします。ティム・バートン×ジョニー・デップのコンビが贈る、摩訶不思議な世界観は本作でも健在です!アーティスティックな植物や生物が住んでいる不思議の国は、鮮やかで美しいのにどこか毒々しい。アニメと同様に、ファンタジーの中に潜む不気味さや残虐性も本作でも見え隠れしているので、そこがまたたまりません!アニメにはいない、マッドハッターや赤の女王といった強烈なキャラクターもインパクト大。中毒性のあるダークファンタジー映画なので、一度観始めると目が離させなくなりますよ!
『ジャングル・ブック』(2016年)
少年と動物の共存を描いた心温まる感動ストーリーも、ディズニーで実写化されています。CGの最新技術を駆使して表現されたジャングルの大自然や動物たちの表情は、息を呑むほどの美しさです。フルCGの動物たちは、本物と見間違うほどかなりリアル。なのに動物たちがしゃべり出すことに、不思議と違和感がありません。オーソドックスでシンプルな冒険活劇なので、子どもと一緒に観ても大興奮で楽しめるはず。しかし、完全な子ども向けの映画というわけでもなく、人間と動物の交流や愛情劇にウルッとくるところもあり、大人も退屈しません。『ライオン・キング』に通ずる部分も多いので、そちらが好きな人は本作も絶対に好みかと!唯一少年・モーグリ役のニール・セティだけがリアルな演技をしているわけですが、その演技力も素晴らしいです。基本的には、同名アニメーションの内容に沿って物語は進みますが、ラストでは原作とは違った道をモーグリが選ぶことに。何を選んだのかは、あなたの目で確かめてみてください。
『メリー・ポピンズ リターンズ』(2018年)
前作『メリー・ポピンズ』の公開から半世紀以上のときを経て、待望の続編が2018年に公開されました!舞台は、前作から20年後の世界。バンクス家の長男だったマイケルは妻を亡くし、金銭的な余裕がない中で3人の子どもたちを育てていました。家の中はめちゃくちゃに荒れ、お金が尽きて家を手放さなくてはいけない危機的状況…。途方に暮れるマイケルの元に、かつて自分が子どもの頃に面倒をみてくれた魔法使い・メリー・ポピンズが風に乗ってやってきます。メリー・ポピンズは、今回も前作以上にパワーアップした魔法を披露!実写とアニメーションを織り交ぜた不思議で愉快な世界へと、私たちを誘ってくれます。前作のオマージュもありながらも、違った名曲を引っ提げて披露される魔法の数々は、観る人の心を躍らせ、童心に戻してくれます。さらに、かつてメリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースもカメオ出演しているので、作中で探してみてくださいね。
【番外編】ディズニーでアニメ化された作品の実写化
こちらはディズニー映画ではありませんが、ディズニーアニメーションで有名な作品の原作を元に、実写映画が製作されている2作品です。ディズニーアニメでお馴染みのストーリーと見比べるのも面白いので、興味のある方はこちらもご覧ください!
『白雪姫と鏡の女王』(2012年)
童話『白雪姫』を題材にして作られた現代風の『白雪姫』がここに!毒リンゴを食べて眠ってしまったところに白馬に乗った王子様が…本作では一切やってきません!(笑)姫を助けるのが王子?そんなセオリーは、本作ではすべて破り捨てられています。傍若無人な継母の女王に虐げられた白雪姫が、殺されそうになって森に逃げ込むところまでは同じ展開ですが、その後は逞しく女王に立ち向かっていきます。童話のように常に受け身だった白雪姫ではなく、自分で道を切り開き、心身ともに鍛えられ、強い女性へと変貌していく様は最高にクールです。ファンタジーコメディらしく、笑えるポイントも多いので観ているだけで元気をもらえますよ。しかし、原作を大幅に脚色した内容なので、原作ファンは寛大な心で鑑賞しましょう(笑)ジュリア・ロバーツが悪役の女王を演じているのも必見です。
『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(2015年)
みなさんは、ピーターパンがなぜネバーランドにいるのか知っていますか?『ハリー・ポッター』シリーズで有名なワーナーが手掛ける、まったく新しいピーターパン。それがこの『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』です。本作は、ディズニーアニメ『ピーターパン』の前日譚を描き、誰も知らないピーターパンの誕生秘話を知ることができます。幼い少年のピーターはもちろん、若き頃のフック船長やタイガー・リリーなどお馴染みのキャラも登場するので、きっと原作ファンもニヤリとしてしまいます。ファンタジーアクションに定評のあるワーナーらしいダイナミックな戦闘シーンや空飛ぶシーンも、さすがのクオリティです。『ピーターパン』が好きな人は、本作もお気に入りの映画に加わるはずです。
【2024年最新】今後公開予定のディズニーの実写映画一覧
ディズニー映画の実写化が好調なのを受け、今後もたくさんの作品の実写映像化が発表されています。現在、発表されているのは以下の作品たちです。(※2024年1月現在)
『白雪姫』 | 期待度:★★★★☆ |
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『モアナと伝説の海』 | 期待度:★★★☆☆ |
『ヘラクレス』 | 期待度:★★☆☆☆ |
『ティンク』 | 期待度:★★☆☆☆ |
『リロ&スティッチ』 | 期待度:★★★★☆ |
『ノートルダムの鐘』 | 期待度:★★★☆☆ |
『王様の剣』 | 期待度:★★★☆☆ |
『おしゃれキャット』 | 期待度:★★★☆☆ |
『バンビ』 | 期待度:★★★★☆ |
『ムファサ:ザ・ライオン・キング』 | 期待度:★★★★☆ |
製作開始を発表してからすでに数年経過している作品もあるので、本当に実写映画が公開されるのかは定かではありません。とはいえ、監督や主要キャストが発表されて撮影に入っている作品も多いので、ファンは気長に待つしかなさそうです。
他にも、まことしやかに実写化が囁かれている作品もありますが、まだ正式な発表がないものもたくさんあります。上記の一覧の作品でさえ公開日はもちろん、まだまだ映画の全貌さえ明らかになっていないものばかり。引き続き、ディズニーからの公式な発表や続報を待ちましょう!
ディズニーファンは見たい!実写化してほしいディズニーアニメ
数多くのディズニー作品が実写化される中、まだまだ実写化の話すら挙がっていない作品も多数!「実写化するメリットがない…。」「アニメーションだから良い…。」たしかにそうかもしれません…。でも!それでも!その作品が好きすぎるからこそ実写も観たい!そんな熱い想いを抱くディズニー好きのスタッフが、本気で実写化してほしいディズニーアニメ4本を選びました。実写化された暁には、映画館に3回は観にいきます!(笑)
『カーズ』
男の子に人気なカーズも実写化できるのでは!?と思うのは、私だけでしょうか(笑)アメリカのディズニーランドや東京ディズニーシーでは、パーク内で実際に動くマックイーンに会えるイベントを実施していたので、他のキャラたちも本物の車で作れるような気がしてしまいます。また、レースシーンは実写でやればアニメよりも臨場感抜群なはず!すでに『カーズ/クロスロード』でもCG技術が凄すぎて、ほぼ実写に近い映像美に進化していますが、やっぱり本物の車でもやってほしいなぁ…。ただ、登場キャラクターが車しか出てこない作品なので、スタジアムの観客などを再現するのは至難の技かも。難しいとわかっていながら、実写への期待は捨てきれません。
『トイ・ストーリー』
"おもちゃが動く!"そんな子どもが憧れる世界を実写で描けば、より夢が広がりますよね。『トイ・ストーリー』は男女問わず多くのファンを持ち、ピクサー作品のシリーズの中で最も多い4作品が製作されています。8年の歳月をかけて実際のおもちゃで一般人が自主制作した『トイ・ストーリー3』の再現映像をYouTubeで公開する猛者もいるほど、ファンからは実写化が熱望されています。ファンなら、アンディ役を本物の子役が演じてくれるのを想像しただけでも、なんだか嬉しくなっちゃいます…!実際に『トイ・ストーリー』のおもちゃはたくさん発売されていますし、できなくない気がするのですが…。言うは易しですかね。もし、実写化するときはウッディーとバズの声優さんは、唐沢寿明さんと所ジョージさんのままでお願いします!(笑)
『ラプンツェル』
小さな女の子たちから絶大な人気を誇る『ラプンツェル』!うちの娘も2歳からラプンツェルが大好きです。他のプリンセスよりも情緒不安定で、お転婆で、世間知らず。だけど素直で、芯が強くて、物怖じしない強さと行動力の持ち主!さらに、ずっと塔に閉じ込められていたとは思えない身体能力で、ユージンと一緒にピンチを乗り越えていく姿もカッコ良いんです。ラプンツェルのトレードマークである長い髪を実写で再現するのは難しそうですが、ディズニーの技術なら絶対にできそうですよね!かの有名な、ランタン飛ばしの幻想的なシーンも実写で観てみたい!2020年に実写化の噂が立っていましたが、その真偽は果たして?
『アナと雪の女王』
2013年に世界的に大ヒットした「アナ雪」。こちらも「実写で観たい!」という声は多いのでは?人気作なので、実写化の話があっても良さそうですよね。全米で大人気のドラマシリーズ『ワンス・アポン・ア・タイム シーズン4』では、すでに実写のアナとエルサが登場しているようなので、映画の実写化もそう遠くない未来でありそうです。エルサの氷の魔法や氷のお城は実写ではどのように表現されるのか。想像しただけでもワクワクします!「Let It Go」の歌唱シーンも、実際の雪山で撮影されるのかなぁ、なんていらぬ心配もしてしまったり。ただ、できればオラフはアニメに寄せたデザインにしてほしい…!リアルすぎる雪だるまになったら、なんか嫌です(笑)
まとめ
ディズニーのおすすめ実写版映画、24本をご紹介しました。
ディズニー映画といえば、歌ったり踊ったりして、姫と王子が幸せに暮らしましたとさ…。で、終わるものばかりだと思っていませんでしたか?本記事を読んで、実はそうじゃないということがおわかりいただけたかと思います!
アニメのディズニー映画は、子どもと一緒に楽しめる全年齢向けのものがほとんど。でも実写映画は、壮大なスケールと圧巻の映像美、そしてリアリティとファンタジーを融合した感動ストーリーなど、大人を飽きさせないギミックがたくさんあります。もちろん、エンターテインメント作品としてもどれも一級品。だからこそ、普段ディズニーなんて興味がない人も、きっと夢中で映画を楽しめるかと思います。
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宅配買取専門店『もったいない本舗』では、不要になった本・CD・DVD・ゲームソフトの買取を行っています。ダンボールに詰めて着払いで送るだけ!集荷の依頼は当店のホームページより24時間受付しています。もう読まなくなった本や、聴き飽きたCDなどがご自宅にありましたら、ぜひ当店にお売りください!
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- 15時までの依頼で、当日集荷も可能!
- 着払い伝票をすでに印字された状態でお渡し!
ライティング担当 : shima.shima山梨県在住、30代の2児の母。テレビはドラマ・アニメ・バラエティを観ることが多い。ドラマなら恋愛・仕事・サスペンス、漫画やアニメならラブコメ・スポ根・青春・SFが好みだが、総じて"泣ける系"のジャンルにも弱い。特に30代に突入してからは若者の青春群像劇でたいてい号泣している。気になる映像化作品をチェックするときは、映画を観てから小説(漫画)を読む派。ゲームも好きだが、最近は息子と一緒にポケモンばかりやっている。 |