劇場総集版『メイドインアビス』2019年1月公開!原作人気の理由に迫る

幅広い世代で人気を博したアニメ『メイドインアビス』が劇場版となって帰ってきます!『【前編】旅立ちの夜明け』『【後編】放浪する黄昏』に分かれた総集編は、『アビス』の世界を知らない人にもオススメ。こちらでは最新映画情報と原作の魅力についてご紹介します!

不思議な洞窟

TVアニメ『メイドインアビス』が劇場版総集編で登場

2018年7月から放送されていた大人気テレビアニメ『メイドインアビス』が、劇場版総集編となって帰ってきます!

大穴「アビス」の中に広がる世界はとても幻想的。しかし時には危険なものも…。そんな大穴で冒険を繰り広げるリコとレグは、「探窟家」として成長しながら、「アビス」の底を目指します。

1クール13話で放送を終えたアニメ『メイドインアビス』は、続編の制作が決定しています。今回公開が決定した『劇場版総集編 メイドインアビス』は、アニメ2期放送前に本作を振り返るチャンスです!

『劇場版総集編 メイドインアビス』詳細情報


【前編】旅立ちの夜明け


【後編】放浪する黄昏

<映画>
公開日:「【前編】旅立ちの夜明け」2019年1月4日/「【後編】放浪する黄昏」2019年1月18日
監督:小島正幸
副監督:垪和等
助監督:飯野慎也
原作:つくしあきひと『メイドインアビス』(竹書房「WEBコミックガンマ」連載)
シリーズ構成:倉田英之
脚本:倉田英之、小柳啓伍
キャラクターデザイン:黄瀬和哉
生物デザイン:吉成鋼
キャスト:富田美憂、伊瀬茉莉也、井澤詩織  他
音楽制作:IRMA RA DOUCE
アニメーション制作:キネマシトラス
配給:角川ANIMATION

原作漫画『メイドインアビス』の魅力とは?


<原作漫画『メイドインアビス』あらすじ>
人類最後の未踏の地と呼ばれる巨大な大穴「アビス」。奇妙な生態系が息づき、人間には創り出せない遺物が数多く眠っているその縦穴は、人々を魅了してやまず、「アビス」の真実を求めて冒険に旅立つ者は、次第に「探窟家」と呼ばれるようになっていった。 その縁に栄えた街・オースの孤児院で暮らすリコは、母のような偉大な探窟家になることを夢見ていた。見習いとして探窟を繰り返すリコだったが、ある日アビスの中で少年の姿をしたロボット・レグと出会う。

神秘的な大穴「アビス」で繰り広げられる『メイドインアビス』は、漫画掲載サイト「WEBコミックガンマ」にて連載されており、単行本は7巻まで発売中(2018年11月現在)。原作者つくしあきひと先生ですが、実は漫画家である以前にイラストレーターとして活躍されていた方なんです。細かく書き込まれた画風と、単行本の表紙を飾るイラストの美しさにも納得ですね!

『メイドインアビス』は、主人公リコレグが大穴アビスの真実に挑む冒険活劇です。舞台となる「アビス」は、深さ推定2万メートル以上、入口の直径1000メートルの超巨大な縦穴。その中には、地上では見ることのない動植物がひしめき合い、人類には不可能な技術で作られた「遺物」がたくさん残されています。アビスに潜りその知識を地上に持ち帰る役目を担っているのが「探窟家」と呼ばれる冒険者たち。本作の主人公であるリコも、探窟家を目指す1人です。

しかし、「アビス」の冒険には多大な危険を伴います。アビス内に住む「深界生物」たちの中には探窟家を襲う獰猛な生き物も存在し、探窟家たちは危険な生き物たちから身を守る術も持っていなければなりません。そして、探窟家にとって最大の障害となるのが、「アビスの呪い」と言われているもの。これはアビスから地上に戻ろうとする際に例外なく訪れる原因不明の身体症状であり、深く潜れば潜るほど命の危険をはらんだものになっていきます

そんな危険を伴うのにも関わらず、まだ幼いリコがアビスに挑むのは、母親の存在があってこそ。リコの母親は「白笛」と呼ばれる伝説級の探窟家で、リコを生んだ後、アビスの底を目指す「絶界行(ラストダイブ)」に旅立って消息不明となりました。リコは偉大な探窟家であった母親に追いつくため、アビスの最下層を目指す冒険に旅立ちます。

『メイドインアビス』の幻想的で緻密に描かれたストーリーは、多くの人の心を掴んで離しません。劇場版公開に合わせて、原作漫画も手に取ってみませんか?

続編制作決定!アニメ人気の理由とは


今回公開が決定した『劇場版総集編 メイドインアビス』は、アニメ『メイドインアビス』が原作。全13話で放送されたアニメシリーズが「【前編】旅立ちの夜明け」・「【後編】放浪する黄昏」に分けられて公開されます。アニメ『メイドインアビス』は、ビジュアル、キャスト、音楽のすべてが素晴らしいと評判を呼びました。そんなクオリティーの高いアニメが大画面スクリーンで観られるのはうれしいですね!

さて、アニメ1期放送直後、さっそく2期制作が発表された『メイドインアビス』ですが、原作アニメが何故ここまでの人気を博しているのでしょうか。原作漫画ファンから見たアニメ『メイドインアビス』の人気の秘密に迫ります!

これでもかというほど細かく描かれた「冒険」のリアリティ

『メイドインアビス』のビジュアルを初めて見た人は、その可愛さに惹かれることと思います。主人公は2人とも、まだ幼い少年少女。そんな主人公たちが幻想的で謎に満ちた場所で冒険を繰り広げると聞けば、ファンタジー溢れるキラキラなストーリーを思い浮かべることでしょう。

しかし、可愛らしい見た目に惑わされることなかれ!この世界には大怪我をあっという間に治してくれる魔法もありませんし、死んだ人が生き返るなんて奇跡もありません。『メイドインアビス』は単なるファンタジー作品ではなく、「冒険」のリアルをとことんまで突き詰めた冒険活劇なのです。

母親とアビスの秘密に憧れて未知なる冒険の世界へ飛び込んだリコ。同じ孤児院で暮らす家族から「アビスオタク」と呼ばれるほど、リコの知識量とアビスへの渇望は圧倒的なものでした。しかし、そんなリコでもいくどとなく命の危険にさらされ、そう甘くはないアビスの現実に飲み込まれていくのです。

“危機からの大逆転!”に親しんだ人が何気なく観始めると、その後の展開で心が折られてしまうかも…!『メイドインアビス』の中には、夢と希望だけでは生き残ることのできない「冒険」のリアルが待ち受けています。


「アビス」の世界観を見事に表現した作画&音楽

原作漫画『メイドインアビス』は、驚くほど細かいところまで描かれたビジュアルが魅力。アニメでもその魅力は損なわれることなく、美麗な作画によって隅々まで表現されています。また、「アビス」の世界観にピッタリな作中音楽も加えられることによって、その魅力はまた格別なものへと進化しました。

原作漫画『メイドインアビス』も素敵ですが、アニメ『メイドインアビス』もアニメならではの魅力がたくさん!見ごたえのある作品となっています。


キャスト陣のハイクオリティーなボイス

主人公リコ役は、主にアニメやゲームで活躍中の声優・富田美憂さんが担当。レグ役は、少女から少年までさまざまな声を使い分ける声優・伊瀬茉莉也さんが担当しています。ここからは個人的な感想になってしまいますが…2人とも想像したとおりの“声”じゃありませんでしたか!?アニメ版『メイドインアビス』でリコとレグの声を初めて聴いた時には、富田さんと伊瀬さんが演じる声が、これまで脳内で再生していた2人の声そのままでとても驚いてしまいました。

他にも、リコとレグの冒険に同行することになるナナチ(CV井澤詩織さん)やアビスでであう白笛探窟家オーゼン(CV大原さやかさん)リコの母親ライザ(CV坂本真綾さん)など、他のキャラクターの再現率も高い…っ!原作漫画ファンには、このしっくりくる感覚をぜひ味わっていただきたいです。

まとめ

『劇場版総集編 メイドインアビス』「【前編】旅立ちの夜明け」は2019年1月4日公開、「【後編】放浪する黄昏」は2019年1月18日公開です。

非の打ち所のない再現率で評判を呼び、アニメ2期制作も決定している『メイドインアビス』。アニメを観た人も観ていない人も、2期放送開始前にアニメの内容を大画面で堪能してみてはいかがでしょうか?

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