「くるみ割り人形」をディズニーが実写映画化!映画情報&原作あらすじまとめ

チャイコフスキー三大バレエで知られる「くるみ割り人形」を、ディズニーが実写映画化!2018年11月30日、日本公開決定!気になる映画キャストや映画あらすじに合わせ、そもそも「くるみ割り人形」って?など、原作との違いについてもご紹介していきます。

クリスマスのくるみ割り人形

ディズニーから実写映画『くるみ割り人形』が登場!

『美女と野獣』や『シンデレラ』など数々の作品を実写映画化してきたディズニーから、今度は「くるみ割り人形」が登場します!日本版タイトルは『くるみ割り人形と秘密の王国』。本作は、<秘密の王国>を舞台に繰り広げられる壮大な冒険ファンタジーとなっている模様です!

バレエで良く知られている「くるみ割り人形」ですが、ディズニーの実写映画ではどんな作品となっているのでしょうか?

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』詳細情報

<映画>
公開日:2018年11月30日
監督:ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン
原作:E.T.A.ホフマン「くるみ割り人形とねずみの王様(原題:Nußknacker und Mausekönig)」(独、1816年)
映画ストーリー&脚本:アシュリー・パウエル
製作:マーク・ゴードン、ラリー・フランコ
衣装:ジェニー・ビーヴァン
指揮:グスターボ・ドゥダメル
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
キャスト:マッケンジー・フォイ、キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレン  他
日本語吹き替えキャスト:小芝風花、坂本真綾、小野賢章
製作国:アメリカ
配給:ディズニー

ディズニー実写映画版『くるみ割り人形』キャスト&日本語吹き替えキャスト


<映画『くるみ割り人形と秘密の王国』あらすじ>
愛する母を亡くし心を閉ざした少女・クララ。クリスマスイヴの夜、名づけ親であるドロッセルマイヤーのクリスマスパーティーに参加した彼女は、いつの間にか不思議な世界に迷い込んでしまう。美しく幻想的なその世界は、「花の国」「お菓子の国」「雪の国」そして謎多き「“第4の国”」からなる<秘密の王国>だった。そこで何故か“プリンセス”と呼ばれ戸惑うクララだったが、この世界を作ったのが亡き母だということを知る。しかし<秘密の王国>は、「“第4の国”」の支配者マザー・ジンジャーの反乱によって消滅の危機を迎えているのだった。母が愛した王国を救えるのは自分しかいない——。クララは心優しい“くるみ割り人形”のフィリップと「“第4の国”」へと旅立つのだった。

<秘密の王国>を守るために冒険へ旅立つヒロイン・クララを演じるのは、映画「トワイライト」の子役として一躍有名になったマッケンジー・フォイさんです。17歳とは思えないその美しさで、本作の雰囲気にピッタリな“プリンセス”ぶりを発揮しています。兵士の装いになった時も格好良い…!

また、クララを取り巻く他のキャラクターのキャストにも注目!

「お菓子の国」の統治者であり、物語の鍵を握っているシュガー・プラム(金平糖の精)を演じるのは、ディズニー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」でヒロイン・エリザベス役も演じていたキーラ・ナイトレイさん。クララの名付け親で良き理解者であるドロッセルマイヤーモーガン・フリーマンさん、<秘密の王国>の独裁を企てるマザー・ジンジャーヘレン・ミレンさんが演じるなど、なんとも素晴らしい顔ぶれ。

そして、日本語吹き替え版キャストも豪華なんです!

美しくて格好良いプリンセス・クララ日本語吹き替え版キャストに決定したのは、実写映画「魔女の宅急便」で主人公・キキ役を務めた女優・小芝風花さん。今回が声優初挑戦となる小芝さんですが、オーディションでは抜群の演技力でクララ役に抜擢されたそうです!その実力はいかに!

他にも、シュガー・プラム役には、声優の坂本真綾さん。“くるみ割り人形”の青年・フィリップ役は、同じく声優の小野賢章さんに決定しています。お2人とも、アニメ・ゲーム・映画で活躍中の超人気声優さん。声優ファンからの注目も高まりそうです!

【バレエ?組曲?】「くるみ割り人形」の原点、知ってますか?


ところで、多くの人が耳にしたことのある「くるみ割り人形」。皆さんは、この作品の原点をご存知ですか?

もともと“くるみ割り人形”というのはドイツの伝統工芸品で、“兵士の姿をした人形のアゴにクルミを挟んで動かすと殻を割ってくれる道具”のこと。その“くるみ割り人形”で良く知られているのが、「チャイコフスキー三大バレエ」の1つである、バレエ「くるみ割り人形」。また、チャイコフスキーがバレエに合わせて作曲したバレエ組曲「くるみ割り人形」も、必ずどこかで聞き覚えがあるはずです。組曲「くるみ割り人形」の中でも有名なのは、「第二曲:行進曲」「第八曲:花のワルツ」「第三曲:金平糖の精の舞」など。ディズニー映画『くるみ割り人形』の予告映像でも組曲が使われているので、ハッと気付いた人も少なくないはず!

しかし、「くるみ割り人形」の始まりはバレエでもバレエ組曲でもないんです!原作となっているのは、ドイツの作家E.T.A.ホフマンによって1816年に発表された童話「くるみ割り人形とねずみの王様」。バレエに詳しい人なら常識かもしれませんが、この事実を知っている人は意外と少ないよう。

「くるみ割り人形」がバレエ作品になったのは、童話「くるみ割り人形とねずみの王様」から76年後の1892年。ロシアでチャイコフスキーらによってバレエ作品として構想され、バレエ「くるみ割り人形」として初めての公演が行われました。

それから現在に至るまで、とても長い間「くるみ割り人形」は多くの人に親しまれているんですね。映画をご覧になる前に、原作童話・バレエ・組曲の「くるみ割り人形」を振り返ってみるのをオススメします!

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』原作との違いは?


ディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』は、これまで童話・バレエ・バレエ組曲として登場している「くるみ割り人形」が原作。しかし、ひとくちに「くるみ割り人形」といっても、原作童話とバレエでは結構違いがあるみたいなんです。そのせいで、結局映画はどれが原作なの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで!“童話”・“バレエ”・“ディズニー映画”それぞれの違いについてまとめてみました!

 
童話
「くるみ割り人形とねずみの王様」
バレエ
「くるみ割り人形」
ディズニー映画
『くるみ割り人形と秘密の王国』
【主人公】 マリー クララ クララ
【舞台】 主人公の家で開かれたクリスマスパーティー
「人形の国」
(・とある王国)
主人公の家で開かれたクリスマスパーティー
・別の世界(「雪の国」「お菓子の国」
ドロッセルマイヤーが開いたクリスマスパーティー
・<秘密の王国>
「花の国」「お菓子の国」「雪の国」「“第4の国”」
【展開】





主人公がクリスマスプレゼントにくるみ割り人形をもらう


兄のフリッツがくるみ割り人形を故障させてしまい、主人公が看病する



ねずみ軍団が襲ってきて、人形たちが応戦

その後、ねずみの王様が何度もやってきて、くるみ割り人形の身の安全と引き換えに主人公の物を盗っていく

くるみ割り人形とねずみの王様の一騎打ち!主人公の助力によりくるみ割り人形が勝つ




お礼に「人形の国」に招待され、楽しい時間を過ごす



ドロッセルマイヤー甥の青年を連れて来て、彼がくるみ割り人形の正体だと判明
「人形の国」の王様である彼と結ばれ、主人公は王妃になる
(とある国の王子がねずみの呪いを受けて、くるみ割り人形にされてしまう)


主人公がドロッセルマイヤーからクリスマスプレゼントにくるみ割り人形をもらう

兄のフリッツと取り合いになり、くるみ割り人形を壊してしまい、主人公が看病する


ねずみ軍団が襲ってきて、人形たちが応戦







くるみ割り人形とねずみの王様の一騎打ち!主人公の助力によりくるみ割り人形が勝つ

くるみ割り人形が王子の姿に変わる

王子から、お礼に「雪の国」「お菓子の国」に招待され、楽しい時間を過ごす






主人公が鍵のかかった卵型の容器(くるみに似ている?)をもらう
母親の遺言「あなたに必要なものはすべてこの中にある」

容器の鍵を探すうちに<秘密の王国>に迷い込む


「秘密の王国」では「“第4の国”」のマザージンジャーねずみが反乱を起こしている

主人公が、くるみ割り人形のフィリップと共に「“第4の国”」に向かう

???


いかがでしょうか?童話の主人公はマリーで、バレエの主人公はクララ。物語や舞台にも細かな違いがあることが分かると思います。同じ「くるみ割り人形」で主人公の名前が違うのは驚きでした。

映画版主人公はクララであり、映画キャストとして現役バレエダンサーが出演することもあり、ディズニー映画の原作となっているのはバレエ「くるみ割り人形」の可能性が高いのかもしれませんね。

一方、物語の違いから見てみると、今回公開となるディズニー映画だけ異色の内容となっている模様。童話・バレエとは大きく異なり、物語序盤から<秘密の王国>が舞台となっているだけあって、原作童話やバレエ版よりもファンタジー色の強い作品になりそうです!

まとめ


ディズニー実写映画『くるみ割り人形と秘密の王国』は、2018年11月30日公開!クリスマスにピッタリな華やかで美しい<秘密の王国>を舞台に、ディズニーらしい圧倒的なクオリティで「くるみ割り人形」の世界が再現されていきます。

超豪華な俳優陣に加え、日本語吹き替え版声優も有名な方ばかり!映画公開日はクリスマスの1ヶ月ほど前になりますが、クリスマスに向けて盛り上がること間違いなし。大切な家族、恋人、友人と、ぜひ劇場でご覧ください!

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