- 2018/01/11
- 映画・ドラマ
福士蒼汰さん主演！実写映画『曇天に笑う』あらすじ＆原作との違い
2013年に原作マンガ連載が終了したのにも関わらず、『曇天に笑う』が未だ人気を集め続ける理由とは？さまざまなメディアミックスを経て、実写映画『曇天に笑う』が2018年3月21日に公開決定。マンガやアニメもおさらいしながら、“曇天”についてご紹介します！
時代劇アクションエンターテイメント『曇天に笑う』、実写映画化！
累計発行部数120万部の大ヒットマンガ『曇天に笑う』が、多くの実写化作品で主演をつとめる人気俳優・福士蒼汰さんと、「踊る大捜査線」や「亜人」を手掛けた本広克行監督のタッグで、ついに実写映画化！明治維新後の滋賀県で“破壊神「大蛇（オロチ）」”を巡って巻き起こる戦いと兄弟の絆を描いた時代劇アクションエンターテイメントとなってスクリーンに登場します。
2013年に原作マンガ『曇天に笑う』の連載が終わり、2014年10月にはテレビアニメ化、2015年2月には2.5次元舞台化、さらに2017年には「外伝」の劇場版アニメ化もされてきた本作。極めつけの実写映画化が決まり、ファンにとっては喜ばしい限りですね！
映画『曇天に笑う』詳細情報
人の世に災いをもたらす破壊神「大蛇（オロチ）」が現れる土地で、町の守護を任されてきた「曇（くもい）家」の三兄弟、長男・曇天火、次男・曇空丸、三男・曇宙太郎、そして、対「大蛇」特殊部隊である「犲（やまいぬ）」が、破壊神の脅威と「風魔」一派に立ち向うストーリー！
主演の福士蒼汰さんをはじめ、いま注目の若手俳優さんたちが体当たりの演技で豪快なアクションに挑んでいます。明治維新以降、文明開花を迎えた日本の、和と洋が入り乱れる世界観にも注目です。
＜映画＞
公開日：2018年3月21日
監督：本広克行
脚本：高橋悠也
原作：唐々煙『曇天に笑う』（マッグガーデン「月刊コミックアヴァルス」）
キャスト：曇天火 役・福士蒼汰／曇空丸 役・中山優馬／曇宙太郎 役・若山耀人 他
配給：松竹
また、映画主題歌「陽炎」を歌うのは、人気アーティストのサカナクション。本広監督とサカナクションのフロントマン・山口一郎さんの間にはプライベートでも交流があったそうで、今回の映画化にあたって直接オファーをしたそうです。作品のために書き下ろされた楽曲なので、『曇天に笑う』の世界観をどう表現してくれるのか楽しみですね！
原作マンガも面白い！完結しても長く愛され続ける理由
映画原作のマンガ『曇天に笑う』は、「月刊コミックアヴァルス（マックガーデン出版）」にて2011年3月号から2013年6月号まで連載されていた作品。単行本は現在全６巻が発売中です。
原作でも「曇」の名を背負って弟たちや仲間の住む故郷を守って立つ天火の“強さ”、そして、兄の背中を追って弟２人が“守られる者”から“守る者”へと成長していく“強さ”が描かれています。底抜けに明るい“強さ”を持った３兄弟の魅力もさることながら、彼らと仲間たちとの強い絆にも惹かれてしまいます。それが、原作連載終了にも関わらず多くの人から愛され続け、未だメディアミックスされ続けている人気の理由なのかもしれませんね。
では、すべての原点である原作マンガのあらすじをご紹介します。
＜マンガ『曇天に笑う』 あらすじ＞
明治維新以降、政府に不満を持つ者による犯罪が増え、監獄では脱獄行為が後を絶ちませんでした。そこで政府は、滋賀県にある琵琶湖の中央に浮かぶ巨木の中に脱獄不可能な監獄「獄門処（ごくもんじょ）」を設立し、重犯罪者を収監することに。岸から「獄門処」へ囚人を護送する「橋渡し」の役割は、湖畔に住む「曇家」の三兄弟（通称：曇天三兄弟）、天火・空丸・宙太郎に任されます。
この地には“300年に一度、曇天が続く時に破壊神「大蛇」が現れる”という伝説が残されていました。ちょうど滋賀で長期の曇り空が続き、人々の間で破壊神の復活が噂され始めた頃、「大蛇」を封印すべく、過去に天火が所属していた右大臣直属部隊「犲」も動き始め…。
物語は、「大蛇」を封印する術を代々受け継いできた「曇天三兄弟」、「大蛇の器」を破壊し復活を阻止しようとする「犲」、そして「大蛇」を利用して一族の復興を目指す「風魔」の戦いを中心に展開していきます。曇天の空の下で太陽のように輝く３兄弟の絆を、ぜひ原作マンガでもチェックしてみてください！
オリジナル展開はあるのか？実写映画と原作との違い
実写映画化にあたって、ファンはやはり原作マンガとは違う展開があるのか？登場人物がどうなるのか？というのが気になるところ…。実は、映画『曇天に笑う』でも映画オリジナルキャラクターが登場することが発表されているので、実写ならではのバトルシーンが見られる可能性が…！演じているのも今をときめくイケメン俳優さんばかりなので、その面々にも大きな注目が集まっています。
＜映画オリジナルキャラクター＞
・永山蓮（小関裕太さん）
「犲」の中で唯一のオリジナルキャラクター。２丁拳銃の使い手で、人懐っこくアイドル的な存在のようです。天火と蒼世の幼なじみということもあり、ストーリーに深く関わってきそうです。
・迅影（池田純也さん）・霧生（若葉竜也さん）・雷牙（奥野瑛太さん）
「風魔」一族の忍者３人衆。一族復活のため「大蛇」復活を望んでいます。「曇天三兄弟」や「犲」に敵対する彼らの強さは未知数。一体どんな人物たちなのでしょうか。
映画オリジナルキャラクターに合わせて、原作とは少し違う展開もあるようなので、原作マンガやテレビアニメを観ていた人でも、また違う目線から『曇天に笑う』を楽しめると思いますよ！
豪華製作陣によるテレビアニメ・アニメ劇場版も要チェック
2014年に放送されたテレビアニメ「曇天に笑う」は、全１２話。原作マンガの完結までの内容が忠実にまとめられています。１クールで放送されたものなので、そこまで時間をかけずに一気に見ることができます。今から原作ストーリーを追うのには持ってこいですよ！
さらに、アニメ本編完結後の物語が描かれたアニメ劇場版「曇天に笑う 外伝」が、３部作として制作されることがすでに決定しています。2017年12月に前篇「曇天に笑う＜外伝＞～決別、犲の誓い～」が、2018年6月に中篇「曇天に笑う＜外伝＞～宿命、双頭の風魔～」が公開されます。（※2018年1月現在、後篇の公開日は未定）本編をテレビアニメで観られるだけでなく、その後の「外伝」ストーリーも劇場アニメで観ることが出来るなんて、とても贅沢ですね…！
＜テレビアニメ＞
放送期間：2014年10月～12月（全12話）
監督：原口浩
シリーズ構成・脚本：高橋悠也（ＱｕｅｅｎＢ）
キャラクターデザイン：牧孝雄
音楽：福廣秀一朗
アニメーション制作：動画工房
キャスト：曇天火 役・中村悠一／曇空丸 役・梶裕貴／曇宙太郎 役・代永翼 他
＜アニメ劇場版＞
公開日：前篇 2017年12月2日／中篇 2018年6月9日／後篇 未定
監督：若野哲也
シリーズ構成：梅原英司
キャラクターデザイン・総作画監督：田中紀衣
音楽：やまだ豊
アニメーション制作：ＷＩＴＳＴＵＤＩＯ
ここでは書ききれませんでしたが、キャストにはあちこちで名前を見かける人気声優さんが揃っているのでびっくり！『曇天に笑う』の人気の高さがうかがえます。 「実写映画公開前に『曇天に笑う』について知っておきたい！」という人は、初見でも入り込みやすいアニメ作品から観てみるのはいかがでしょうか？
まとめ
原作マンガやアニメからファンの人は、原作と映画の違いを楽しむのも良し！原作未読の人は、超豪華な俳優陣による派手なアクションシーンに興奮するのも良し！人それぞれの楽しみ方ができそうです。
実写映画『曇天に笑う』は、2018年3月21日に全国ロードショー。公開に向けて、公式サイトでは続々と最新情報が公開されています。大迫力のスクリーンで“曇天”に、こうご期待！
