• 2017/12/6

映画『パディントン2』あらすじと色褪せない原作の魅力とは?

【2018年1月19日公開】映画『パディントン2』では、パディントンがまさかの逮捕!?気になるあらすじや高評価を得た前作のおさらい、映画最新情報などをまとめてみました。長きにわたって愛され続ける原作『くまのパディントン』の魅力もあわせてご紹介します!

赤い帽子をかぶったパディントン

待望の続編!実写映画『パディントン2』

『くまのパディントン』をご存じですか?愛すべき紳士すぎるクマの物語は、今や全世界で3500万部以上を売り上げる大人気の児童文学。幼いころの思い出の一冊!という人も少なくないのではないかと思います。そんな『くまのパディントン』を原作とした実写映画『パディントン』が2014年11月に公開され、話題になりましたよね。日本では2016年1月と少し遅い公開でしたが、映画を観た人からは老若男女問わず高い評価を得ました。

そして来たる2018年1月19日には、ファン待望の続編となる『パディントン2』の公開が決定しています。長きにわたって愛され続ける『くまのパディントン』、そして映画『パディントン』の魅力をご紹介したいと思います!

映画『パディントン2』詳細情報


<映画>
日本公開日:2018年1月19日
監督:ポール・キング
製作:デヴィッド・ハイマン
キャスト:ベン・ウィショー、ヒュー・ボネヴィル、ヒュー・グラント 他
日本語吹き替え:松坂桃李、古田新太、三戸なつめ、斎藤工 他
日本版主題歌:AI「Little Hero」
配給・宣伝:キノフィルムズ

前作・映画『パディントン』を振り返る

ペルーで育った小さなクマのパディントンは、ルーシーおばさんのすすめで大都会ロンドンに旅立つことに。ロンドン・パディントン駅で出会ったブラウンさん一家の家に住まわせてもらうことになったパディントンですが、都会の暮らしになかなか慣れず、毎日ハプニングが絶えません。

そしてここからは映画オリジナルストーリー。

映画版のオリジナル悪役キャラクターであるミリセント・クライド(演:ニコール・キッドマン)は、とある理由で長年にわたってとあるクマを探している博物館の剥製師。パディントンがロンドンに来ていると知ったミリセントは、執拗にパディントンを追い回し始めます…!

この作品のおすすめポイントは、CGがとにかくすごい!というところ。本作ではブラウンさん一家をはじめ人間たちと交流することの多いパディントンですが、CGにリアリティがあり、浮いた感じが全然しないのに感動してしまいました。個人的に推したいポイントはなんといっても爪!テディベアのようなあざといかわいさではなく、時折垣間見える人間臭さや野性味がパディントンの大きな魅力だと思います。毛並みもかなり作り込まれていて、映画を観ているとつい触りたくなってしまいました。

善良で紳士的だけどドジなところのあるパディントンは、人間社会にもブラウンさんにも最初は受け入れられないのですが、一緒に過ごしていくうちに少しずつ家族の絆が育まれていきます。ハチャメチャで笑えるのに、しんみりしたりほっこりしたりしてしまう最高のストーリーなので、「実はまだ前作を観ていない…」という方は、ぜひこの機会に映画『パディントン』も観てみてくださいね。

パディントンが逮捕!?映画『パディントン2』

そして今作の『パディントン2』では、なんとパディントンが刑務所行きに!?

ことの発端は、パディントンがアンティークショップで見つけた一冊の飛び出す絵本。ルーシーおばさんへのプレゼントにしようと一生懸命アルバイトをするパディントンですが、その絵本にはどうやら秘密があるようで…?絵本を狙った悪者の罠に嵌められたパディントンは、警察に捕まってしまいます。パディントンは無実の罪を晴らして、無事におばさんへプレゼントを渡すことができるのでしょうか?

日本語吹き替えは前作『パディントン』と同様に松坂桃李さんや古田新太さん、三戸なつめさんといった豪華俳優陣が担当しています。ベン・ウィショーのパディントンは大らかでユニークな声がキャラクターとかなりマッチしていましたが、松坂さんのパディントンもさわやかな好青年風で愛嬌があり、どちらも魅力的なパディントンに仕上がっています。字幕版と吹き替え版で見比べてみるのも面白いかもしれませんね。

そんなお馴染みのメンバーに加え、今作『パディントン2』では物語のキーパーソンとなる落ち目の俳優フェニックス・ブキャナン役ヒュー・グラントが演じています。こちらの吹き替え声優は、俳優の斎藤工さんが担当。このフェニックス・ブキャナン、イギリスの人気俳優が演じているだけあって、悪役ながらつい惹きつけられてしまう魅力がありますよね。そんなフェニックスが『パディントン』の世界でどんな活躍を見せるのか、映画公開が楽しみです!

長く愛され続ける原作『くまのパディントン』の魅力

<原作>
タイトル:『くまのパディントン』
原題:Paddington Bear
著者名:マイケル・ボンド 翻訳:松岡享子、木坂涼
イラスト:ペギー・フォートナム
国:イギリス
発売日:1958年10月13日
ISBN:978-483401802

ブラウン一家がロンドンのパディントン駅で出会ったクマは、スーツケースにぽつんと座り、首からは「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。おたのみします。」と書かれた札が下げられていました。「暗黒の地」ペルーから密航者としてやってきた小さなクマを引き取ることに決めたブラウン一家は、出会った場所にちなんで彼を「パディントン」と名づけ一緒に家に連れて帰ります。

ペルーからイギリスへやってきたパディントンは、移民の象徴でもあるといわれています。人間の世界においてアウトサイダーであるパディントンは、最初はブラウンさんをはじめロンドンの人々に紳士的に挨拶しても嫌な顔ばかりされていました。ただ明るく楽しい世界でのドタバタストーリーを描くのではなく、難しい問題である「移民問題」を、愛らしいクマを通してあたたかく描いている『くまのパディントン』。こういったメッセージ性の強いところが、子どもたちはもちろん、大人にも長きにわたって愛される作品となった所以なのでしょう。

現在、日本語版の児童文学『くまのパディントン』は福音館書店より全10巻が刊行されています。最初の物語『くまのパディントン』に始まり、『パディントンのクリスマス』、『パディントンの一周年記念』、『パディントンフランスへ』…など、どれも素敵なお話ばかりでかなりおすすめです!理論社からは『くまのパディントン』の絵本の日本語翻訳も出ています。こちらもふわふわのパディントンのイラストがとてもかわいいので、自分用やお子さま用だけでなく、大切な方へのプレゼント用にもぴったりな絵本です!

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まとめ

紳士なクマのパディントンの冒険は、お子さまや家族連れの方はもちろん、カップルやお友だち同士で観ても十分に楽しめる作品だと思います。

個人的には、かわいいもの好きの女子にはぜひ観てほしいです。赤い帽子と青いコートのパディントンもかわいいですし、キャラクターたちの服装や建物、背景の小物など、全体的に色合いがおしゃれで本当にかわいい!ブリティッシュなファッションや海外のアンティークな小物などに惹かれる方ならきっとハマってしまうと思います。

また、来年1月中旬には映画PRのためにデヴィッド・ハイマンプロデューサーやポール・キング監督、フェニックス役のヒュー・グラントやブラウンさん役のヒュー・ボネヴィルらの来日も決定しているそうです!映画『パディントン』に関する特別な裏話や貴重なお話を聞くことができそうで、こちらも楽しみですね。

『パディントン2』は2018年1月19日(金)より公開です。紳士すぎるクマの活躍をぜひスクリーンで応援しましょう!

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