- 漫画の人気ジャンル「スポーツ漫画」を大特集!
- 【サッカー漫画】人気の王道作品から新ジャンルまで!絶対に面白いおすすめ8選
- 【野球漫画】ハズレなし!熱いスポ根を楽しめるおすすめ8選
- 【バスケ漫画】人生に一度は読んでほしい名作揃い!おすすめ5選
- 【バレー漫画】バレー人気を後押しする神漫画が多数!おすすめ5選
- 【テニス・卓球漫画】正統派も超人技も面白い!おすすめ7選
- 【武道・格闘技漫画】大迫力の熱戦から目が離せない!おすすめ7選
- 【ダンス・スケート漫画】作画の表現力に圧倒されるおすすめ4選
- 【その他・マイナースポーツ漫画】知らなくても楽しい!読んで学べるおすすめ11選
- 【番外編:恋愛×スポーツ漫画】男女の恋模様に胸キュンするおすすめ7選
- 最も売れたスポーツ漫画は?歴代発行部数ランキング[ベスト10]
- まとめ
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- 2023/03/07
【スポーツ漫画おすすめ】手に汗握る面白いスポ根漫画62選!
スポーツ漫画は名作揃い!競技の熱さに感動できるのはもちろん、ルールも自然と学べるのがスポーツ漫画の醍醐味ですよね。人気スポーツの野球やサッカーだけでなく、バスケ、バレー、テニス、格闘技からマイナー競技まで、スポーツを題材にした面白い漫画62冊をご紹介します。
漫画の人気ジャンル「スポーツ漫画」を大特集!
勝つか負けるかの勝負の世界を、熱い試合展開で感動的に見せるスポーツ漫画!
いつの時代も人気スポーツ漫画の影響で、実際にそのスポーツを始める人が急増するほどスポーツ漫画の影響力は抜群です。
読むだけで体温が上がるようなドキドキ・ワクワクするスポ―ツ漫画の中から、今回は面白い作品だけを厳選!不朽の定番作やアニメ化で盛り上がっている人気作、知られざる隠れた名作まで、競技別でおすすめ作品をご紹介します!
<スポーツ競技別>
おすすめスポーツ漫画 62選
【サッカー漫画】人気の王道作品から新ジャンルまで!絶対に面白いおすすめ8選
世界的にも競技人口が多く、日本でも大人気のスポーツであるサッカー!スポーツ漫画の中でも定番ジャンルのひとつとして確立していますが、その分サッカー漫画の種類も豊富!世に発表されたサッカー漫画の中でも、特に面白い8作品を選びました。プレイヤーもサポーターも、すべてのサッカーファンを熱中させる名作はこちらです!
アオアシ(連載中)
令和を代表するサッカー漫画といえば、これ!サッカー経験者の心を熱く燃やし、サッカー初心者の知識を深める。そんなサッカーの奥深さをリアルに描く、王道のサッカー漫画です。「サッカーは、シュートやパスといったボール中心の展開だけが重要じゃない」と、この漫画が教えてくれました。ポジション取りの大切さを理解することで、現実のプロサッカーの試合もより楽しく観戦できるようになりますよ。スポーツへのモチベーションを上げたいときにも読み直したくなる作品です。
ブルーロック(連載中)
すべては「ワールドカップ優勝」のために。いま最もアツく、最もイカれたサッカー漫画として注目されているのが、この『ブルーロック』!世界一のストライカーを育成するため、優秀な高校生300人たちが招集され、逃げ場のない閉鎖環境で最後の1人になるまで競わせる前代未聞のプロジェクトストーリーです。「これをスポーツ漫画と呼んでいいのか…?」という声が聞こえてきそうなほどのトンデモ展開が盛りだくさんですが、「理にかなっている」と声を唸らせてしまうシーンも多々あり!十人十色なエゴイストぶりを発揮するキャラの魅力も光っていて、今後のストーリーからも目が離せません。果たして、次に脱落し勝ち上がっていくエゴイストとは…?
DAYS(全42巻/完結済み)
スポーツで「自分は凡人だ」と悩んでいませんか?そんなときは、この心が洗われるピュアなサッカー漫画『DAYS』を手に取ってください!スポーツをする上で、何が一番大切なのか。それは、生まれ持った運動神経ではなく《強い心》だと教えてくれます。サッカー初心者の主人公が、技術はなくてもひたむきな努力を重ねて成長する姿は、ベタだけど心をグッと掴まれますよ。チームメイトとの友情にも涙腺を刺激され、サッカー経験者は青春時代が脳裏に蘇ってくるはずです。
シュート!(全33巻/完結済み)
平成初期のサッカー人気を後押しした、サッカー漫画の名作のひとつ!令和のいまになって読むと、キャラクター造形の荒削りな部分が気になるものの、高校サッカーにすべての青春を捧げる男子高校生たちは、時代が変わっても色褪せることなく私たちの心のど真ん中を突き刺します。物語も爽快なサクセスストーリーなので、純粋に読んでいてワクワクするはず!さらに、原作者が女性ということもあり、サッカーの技術や試合展開だけでなく、ヒューマンドラマの要素も色濃く描かれているところもポイントです。
GIANT KILLING(連載中)
2022年のW杯でドイツとスペインに勝利した日本代表戦にワクワクした人は、必読!本作は、格上の相手から勝利を掴み取る「大番狂わせ」な試合をたっぷりと堪能できるサッカー漫画です。監督の緻密な戦略と大胆な采配により、弱小チームが強いチームに駆け上がっていきます。選手個人の努力や根性だけでなく、監督による戦術によって大きく試合展開が変わっていくため、読んでいてもかなり痛快!超人的な動きをする必殺技が炸裂したりしないのでリアリティもあり、読み応えがあります。
エリアの騎士(全57巻/完結済み)
ちょっとしたファンタジーが絡んだサッカー漫画でありながらも、現役サッカー選手たちからも一目を置かれている作品!リアリティはないものの、少年漫画らしい感動的な兄弟愛に涙腺が刺激されるシーンが満載です。また、今さら聞けないサッカーのルールや戦略テクニックなどをわかりやすく解説しているので、サッカーへの知識を深めたい人にもぴったり!高校サッカー、Jリーグ、そして日本代表の「サムライブルー」のメンバーへと活躍の舞台を移し、主人公がどんどん成長していく姿をお楽しみください。
さよなら私のクラマー(全14巻/完結済み)
サッカーが大好きなすべての人へ捧ぐ!『四月は君の嘘』で有名な新川直司先生が手掛けた女子サッカーを題材にした青春ストーリーです。サッカーは未だに男子の方が人気が高く、本気でサッカーをやりたい女子たちには厳しい環境と偏見が待っています。そんな現実に打ちのめされながらも、必死にもがき続ける女子高生たち。女も男も関係ない。ただ、サッカーが好きで、強くなりたい。そんなひたむきな少女たちを見ていると、現実世界の「なでしこジャパン」も応援せずにはいられなくなるはず!女子サッカーの面白さを詰め込んだ感動ストーリーをどうぞ!
\昭和の名作はこれ!/【野球漫画】ハズレなし!熱いスポ根を楽しめるおすすめ8選
今も昔も、日本人が大好きなスポーツといえば…野球です!でも意外と、漫画で描かれるのは日本のプロ野球やアメリカのメジャーリーグではなく、甲子園を目指す部活ものの高校野球が多いんです。10代の青春と情熱を詰め込んだスポーツ漫画の王道8作品をどうぞ!
ダイヤのA(全47巻/完結済み)
弱小チームが勝ち上がるストーリーはよく見ますが、本作は強豪チームの勝ち方を徹底的に深掘り!練習や試合のシーンなどもリアルな描写にこだわり、さらに「部活を3年間しっかりやっているやつに悪いやつはいない」という作者の信念の元、物語にはヒール役がまったく登場しません!そのため、ずっとノンストレスで読めるのも大きな魅力です。天性の関節の柔らかさを持つ主人公ですが、それでも強豪校でトップ選手になるのは簡単ではなくて…。登場人物たちの成長だけでなく、野球ならではのチームプレーの数々に感動の嵐が止まりません。
おおきく振りかぶって(連載中)
野球漫画の主人公といえば、メンタルの強いピッチャーがほとんど。しかし、本作の主人公はピッチャーですが内面は弱気で、大人しく自信がない。そんな精神面に難のある少年が、部員のほとんどが1年生の野球部で甲子園優勝を目標に努力を積み重ねていきます。1球ごとに、そして1打席ごとに、それぞれの選手たちの心理戦を丁寧に描いているため、本当に試合内容をじっくりと丸ごと楽しめます。逆をいえば、ストーリーのテンポがゆっくりのため、連載18年目にしてようやく主人公たちが2年生に進級!(笑)まだまだ"おおふり"の物語は終わる気配がないので、今後も一緒に見守りましょう!
ROOKIES(全24巻/完結済み)
『ろくでなしBLUES』でお馴染みの森田まさのり先生による《不良×野球×青春》ストーリー!熱血教師が自暴自棄になっていた不良少年たちの心を開き、真剣に野球へと向き合うよう全力で情熱を注いでいきます。体当たりで部員たちに向かっていく川藤先生は、まさに理想的な先生像!泥臭く頑張ることは決してかっこ悪くない。真剣に向き合うことで、相手の気持ちを突き動かすことができる。野球というスポーツを通して、人生の大切なことを教えてくれる作品です。笑いあり、感動ありな作風なので、老若男女におすすめ!「夢にときめけ 明日にきらめけ めざせ甲子園」は最高の名言です。
バトルスタディーズ(連載中)
スポーツ推薦やスポーツ留学で強豪校への進学を考えている人は、一度はこの作品に触れていてほしい!全国的にも有名な高校へ野球の特待生としてスカウトされ、全寮制の野球部へと入部した主人公・狩野。憧れの名門校への入学に胸を高鳴らせていたものの、そこで待っていたのは理不尽で過酷な寮生活でした。元PL学園野球部員の作者が描いたリアルな名門野球部の実情…。体育会系の上下関係を経験したことのある人は、共感しかないのでは?スポーツ漫画の醍醐味でもある試合シーンは少ないものの、今までとは切り口の違う高校野球のリアルを読みたい人は、ずぶずぶと沼にハマっていくはずです!
砂の栄冠(全25巻/完結済み)
作画は青年誌らしい人間味あふれるタッチですが、ストーリーは、スポ根とはかけ離れた非王道もの!物語は、創立100周年の記念イヤーに甲子園出場目前で逆転負けをするシーンからスタート。それから一気にやる気やモチベーションが下がった野球部員たちをどのように束ねていくのか苦悩する主人公の元に、ある老人が唐突に1000万を手渡します。「1000万円で甲子園を買え!」というキャッチコピーの通り、そのお金を元手に主人公がチームをどんどん立て直していきます。観客の心を掴みつつ、監督やチームメイトたちをもコントロールしていく主人公の腹黒さに思わず身震いしながら、どんなラストが待っているのか楽しみながら読んでみてください。
H2(全34巻/完結済み)
野球好きも夢中にさせ、野球に詳しくなくても面白いと思わせる、青春野球漫画の代表作!物語の本筋は「野球同好会」のメンバーが甲子園出場を目指していく王道なものですが、キャラクターのセリフ・演出・そしてラストの決断まで、読者の予想をすべて良い意味で裏切ってくれます。また、本作を語る上で欠かせないのは、比呂・ひかり・英雄・春華の4人の恋愛模様!キャラの意味深な言葉や行動の真意を読者に想像させるシーンばかりで、読みながら切なさで悶え苦しみたくなります!もちろん、肝心の野球シーンもそのあまりの臨場感に痺れますよ。
MAJOR(全78巻/完結済み)
こちらは珍しく高校野球がテーマではない野球漫画です!プロ野球選手だった父親の意志を受け継ぎ、野球で世界一になることを目指す主人公・吾郎の人生を小学1年〜34歳まで描いた感動巨編です。小学生のときには少年野球の、高校生のときには高校野球の苦労や挫折にぶつかりますが、それでも周囲を巻き込みながらどんどん高みを目指していく吾郎。ときには無謀だと思うほどストイックに自分を追い込むので、読みながらこちらもハラハラ…!でも、毎回強い意志と情熱で逆境を乗り越えていくので、清々しい気分で読み進められます。野球が大好きな少年が掴み取った、最高の野球人生を覗いてみませんか?
\昭和の名作はこれ!/【バスケ漫画】人生に一度は読んでほしい名作揃い!おすすめ5選
スピード感あふれる試合展開と「走る」「飛ぶ」「投げる」といった人間の身体能力のすべてを使った迫力ある動きが魅力的なバスケットボール!バスケ漫画では、高校生のバスケット部での成長と活躍が描かれている作品が多いですよね。すべての高校生バスケットマンが目指すインターハイ優勝のため、どのようなドラマが待っているのか。絶対に面白いバスケ漫画5選です!
SLAM DUNK(全31巻/完結済み)
多くのバスケ少年を世に生み出したバスケ漫画の代表作であり、全スポーツ漫画の中でも屈指の人気を誇る名作!バスケ素人の不良少年・桜木花道が、個性も性格もバラバラな湘北バスケ部のメンバーと共に全国制覇を目指していくんですが、本作はとにかく試合の臨場感が凄すぎる…!作者・井上雄彦先生の画力の高さはもちろんですが、メンバーのポジショニング、プレースタイルなども熟考された試合展開が、毎回目頭を熱くさせてくれます。これを読めば「バスケが…したいです…」と誰もが思うはず!
黒子のバスケ(全30巻/完結済み)
ジャンプのバスケ漫画と聞けば、先ほどの『スラムダンク』と比較したくなりますが、この『黒子のバスケ』は、『スラムダンク』とはまったくの別物!少年漫画らしい必殺技が次々に炸裂するので、派手で躍動感のある試合が楽しめます。また、登場キャラクター全員が個性的なのに、全員かっこいい…!大人しい性格で存在感のない主人公・黒子テツヤを筆頭に、相棒の火神大我やライバル校の"キセキの世代"のメンバーたちなどイケメンが勢揃い!推しを見つける楽しさもありつつ、能力バトルを混ぜた迫力いっぱいのバスケの試合を堪能できます。
あひるの空(全50巻/完結済み)
ギャグ漫画かと思うほどコミカルな部分が多いものの、部活経験者ならストーリーに共感できるはず!低身長で小柄な主人公が不良の溜まり場となったバスケ部の再建に奮闘し、周囲も主人公の熱意に感化されてバスケ漬けの毎日を送っていきます。しかし、本作はスポーツの熱く爽やかな部分だけを描いているわけではありません。部員同士の不仲や指導者との意見の不一致、そしていじめや複雑な人間関係など、バスケ以外の高校生の暗い部分もしっかり描いているんです。少年漫画では珍しいほど最初は容赦なく負け続けますが、それでも諦めないキャラたちを最後まで見守りたくなりますよ。
I'll(アイル)(全14巻/完結済み)
ギャグ要素が多いため、スポ根というよりかはバスケを題材にしたヒューマンドラマという印象が強いかも。ずっと「バスケが大好き!」という人と、色々な出来事をきっかけに「バスケをしたくない」とバスケから離れた人…。色々な境遇がありながらもバスケが繋いだ縁によって出会った男子高校生たちが、お互いに刺激を受けて再びバスケ部に集結する、部活ものの青春譚です。ストーリーは、バスケの試合や練習だけでなく男子高校生のリアルを丁寧に切り取っています。「たかがバスケットを本気でやろうぜ」というセリフに一緒に痺れましょう。
リアル(連載中)
『スラムダンク』の作者・井上雄彦先生が贈る「車イスバスケ」をテーマにした作品です。本作の主人公は3人。短距離走で将来を有望視されていたが病気により右脚切断を余儀なくされ、その後は車イスバスケへ転向した戸川。一緒に乗っていた少女を下半身不随にするバイク事故を起こしたことで、高校を中退しバスケ部も辞めた野宮。野宮とバスケ部のチームメイトだったが、不慮の交通事故に遭い下半身不随となった高橋。いつ、誰が起こってもおかしくない苦しい境遇の元、どのように再起していくのかをリアルにストーリーに落とし込んでいます。これを読めば、胸が詰まるのに心が熱くなる不思議な体験ができるはずです。
【バレー漫画】バレー人気を後押しする神漫画が多数!おすすめ5選
球技の中で唯一ボールを落とすことが許されないスポーツといえば…バレーボール!他の競技よりもチームメイト同士の協力や阿吽の呼吸が必要であり、決して一人の実力では勝てないスポーツです。ここでは、高校バレーの面白さや楽しさをギュッと詰め込んだ珠玉の5作品をご紹介します。
ハイキュー!!(全45巻/完結済み)
近年のスポーツ漫画の中で、ひと際強い存在感を放っている漫画『ハイキュー!!』!バレー漫画の中でも人気NO.1作品と言っても、過言ではないはずです。王道の青春スポーツ漫画ですが、才能豊かで負け知らずなスーパー主人公…というわけではありません。スランプも失敗もチームメイトとの衝突も、すべてがリアル。モヤモヤした葛藤に苦しむキャラクターたちの心情への共感性も抜群なので、より登場人物たちがキラキラと輝いて見えるんです。また、バレー特有のチームプレーによって築かれる友情の数々にも目頭が熱くなります。小柄で低身長な日向と、俺様プレーのセッター影山。この2人の主人公の成長と活躍によって、あなたのスポーツへの情熱がさらに燃え上がりますよ。
ハリガネサービス(全24巻/完結済み)
チーム制の人気スポーツをする上で、絶対に切り離せない「レギュラー争い」。強豪校になればなるほど、レギュラー入りできない部員の方が多くなることも珍しくありません。本作は、そこで腐らずに自分の武器を磨き続ける少年が主人公です。バレーの動きで目立つのは、やはりアタックやブロック、レシーブなど試合展開を大きく左右するプレー。しかし、この主人公の強みは、プレー開始の合図であるサーブに特化した技術力!中学で一度もレギュラー入りしなかった主人公が、超人的なコントロールでネットインサーブを連発し、相手を翻弄していく姿は爽快!また、身体能力の高いキャラがたくさん登場するので、派手な試合展開を楽しめます。
リベロ革命!!(全13巻/完結済み)
バレー部員からの知名度と人気が高い、バレー漫画のひとつ!体格差でレギュラーを諦めかけているすべてのバレー部員の心に刺さる内容なのではないでしょうか。本作は、高身長が有利なスポーツであるバレーの中でも、低身長の人が活躍できるポジション・リベロにフィーチャーした物語です。バレーは花形のアタッカーだけでなく、試合中いかにリベロが重要な役割を果たすのかが勝利への鍵。一見、裏方のような役割のリベロの魅力を輝かせ、バレーボールの面白さを再認識させてくれるストーリーが光っています。女子バレー部との交流もややラブコメっぽいので、ただの熱血漫画だけで終わらない緩急ある展開も読みやすいです。
少女ファイト(連載中)
女子バレーを題材にしていますが、本作の最大の特徴は《スポーツ×人付き合い》をテーマにした心に染みる群像劇!女子の思春期ならではのドロドロとした人間関係が、ねっとりと作品全体を覆いつくしています。団体競技ではチームプレーが大事なのは当たり前ですが、必ずしもチームメイトとうまくやれるとは限りません。でも、バレーが好き。バレーで強くなりたい。そのスポーツへの愛を忘れずに、過去のトラウマを徐々に克服しながら高校バレーに情熱を注いでいく主人公に、思わずウルッときちゃいます。スポーツ漫画の面白さがありながらも、思春期の人間関係で弱った心の処方箋にもなる作品です。
\昭和の名作はこれ!/アタックNo.1(全12巻/完結済み)
少女漫画のバレー作品の中でも、いまだに知名度はNO.1!当時は、この漫画の影響で空前のバレーブームが起こるほど、世間からも大人気だったそうです。「涙が出ちゃう。だって女の子なんだもん。」の名言は有名ですよね。令和では信じられないような苦難がヒロインの身に降りかかるのですが、それでもめげずに努力と根性でその逆境を次々に乗り越えていきます。コーチからの激しいしごきを受ける鮎原こずえの目には、何度もキラリと光る涙が…。それでも諦めずに戦い続けるこずえは、最後どんな成長を遂げるのか。意外とストーリーのラストを知らない人も多いと思うので、これを機に最後まで見届けてください。
【テニス・卓球漫画】正統派も超人技も面白い!おすすめ7選
テニスと卓球は、一度技術を身に付ければ歳を重ねてからもずっと楽しめる生涯スポーツ!しかも、団体競技とは違い少人数でプレーできるのも大きな魅力ですよね。身体能力や技術力だけでなくゲームでの駆け引きや細かなテクニックなどを駆使したスーパープレーを楽しめる7作品を集めました。
テニスの王子様(全42巻/完結済み)
日本を代表するテニス漫画といえば、この作品!タイトルの通り、テニスを愛する男子中学生たちが本当に王子様のようなキャラばかりで…!個性がかなり強め、なのにかっこよさがあふれるキャラたちが、全国大会への切符を掴むために熱戦を繰り広げていきます。中学生の部活の枠を飛び越えたスーパープレーの数々は、物語が進むにつれてどんどんレベルアップしていくので、お楽しみに。アクロバティックな動きと技は、思わずマネしたくなりますよ。また、読めば読むほど推しが大渋滞してしまうのも、この漫画の大きな魅力です。
ベイビーステップ(全47巻/完結済み)
大きすぎる目標を立てるのを躊躇してしまうこと、ありませんか?「身の程知らずかも…」と思う目標でも、毎日小さくても積み重ねていくことで、大きく飛躍する。この漫画を読めば、それにハッとさせられるはずです。テニス未経験者の男子高校生が、プロテニスプレーヤーに昇りつめる青春ストーリーですが、その練習マニュアルがとにかくリアル。瞬発力と持久力を付けたい人は、きっとマネしたくなりますよ。また、ヒロインとの胸キュンシーンにも癒やされます。
しゃにむにGO(全16巻/完結済み)
『赤ちゃんと僕』で有名な羅川真里茂先生がお届けする、本格テニス漫画!人懐っこいけど実直で一途な主人公が、ある少女と出会ったことでテニスに魅了され、素人ながらにインターハイ出場を目指していきます。かつてジュニア時代に天才テニスプレーヤーとして活躍していた留宇衣と、衝突しながらも切磋琢磨し続けてお互いを高めていく関係性に純粋に羨ましくなりました。また、少年漫画顔負けの試合シーンは、圧巻のひと言!重苦しい悩みを抱えるキャラが多い中、主人公の底抜けに明るい性格が、登場人物たちだけでなく読み手の私たちの心も晴れやかにしてくれますよ。
てーきゅう(全15巻/完結済み)
この作品には、本格テニス漫画のようなスポ根は一切期待しないでください(笑)キャッチコピーは「テニスをほとんどしてないテニス漫画!」。ちょっと変わった女子高生4人が、テニスをしたりしなかったりしながら、ハチャメチャな日常を過ごすハイテンションギャグ漫画です。主要キャラ全員がボケ担当なため、おかしな言動も当たり前。もはや読者がツッコむしかありません。さらに部活動からかけ離れたトンデモエピソードも盛りだくさん!圧倒的な密度とスピードで繰り広げられるギャグは、爆笑必至です。熱血スポーツ漫画を読み飽きたときの、箸休めにいかがですか?
Happy!(全23巻/完結済み)
「観客からブーイングを浴び続けるヒロイン」が主人公だという、ちょっと異色なテニス漫画です。スポーツ漫画には珍しく、周囲からヒール役として扱われている主人公・海野幸。「これでもか!」というほどの不幸が彼女に降り注ぎ、脇を固めるキャラクターたちも腹黒いキャラばかり。それでも家族に肩代わりさせられた借金を返済するために、高額賞金が手に入るプロテニスプレーヤーとして頂点を目指していきます。主人公の理不尽な生い立ちに目を背けたくなりますが、最後にはちゃんと良い方向へ進んでいくのでご安心を。爽やかな青春漫画とはまた違ったスポーツ漫画を読みたい人に、おすすめです。
ピンポン(全5巻/完結済み)
男子高校生たちの卓球部での奮闘を描いているのに、独特な絵柄の登場人物たちには誰一人としてイケメンがいません。しかし、読めば読むほどキャラのビジュアルなんてどうでもよくなり、後半にはどのキャラも愛おしく感じてしまうんです。その理由は、まるで肉弾戦のように強い熱を帯びた、試合のシーンの凄さ!天から与えられた"才能"を持っているのに苦しい人。いくら努力を積み重ねても才能の壁を乗りこえられない人。その両者の胸にガツンと刺さる繊細な心理描写を織り交ぜた濃密なストーリーは、なんとたった全5巻で収まっているんです。読後には大きな感動と満足感で体中を満たしてくれますよ。
\昭和の名作はこれ!/【武道・格闘技漫画】大迫力の熱戦から目が離せない!おすすめ7選
礼節を重んじる武道と、シンプルに「強さ」を追及する格闘技。どちらも自分の体を使って、相手を倒すことに特化したスポーツですが、爽やかな青春スポ根ものから血湧き肉躍る作品まで、さまざまな作風の7作品をピックアップ!体だけでなく精神力や集中力も鍛えることができるスポーツの熱戦をお楽しみください。
YAWARA!(全29巻/完結済み)
有名選手だった祖父に幼い頃から柔道の英才教育を受けていたことで、高校生になる頃には圧倒的な強さを持つ柔道家へと成長した柔(やわら)。でも実は、本人は柔道をやめて"普通の女の子"になりたい…!才能を活かす道に進むのか、それとも自分の意志を貫くのか。そんなアスリート一家で育つ子どもたちが一度はぶち当たる問題をテーマにした、天才柔道少女の人生を追いかけていく明るい成長ストーリーです。最初から最後まで主人公が最強なので、読んでいて気分が落ち込むこともなくサクサク読み進められますよ!
もういっぽん!(全12巻/完結済み)
弱小で廃部寸前の女子柔道部を舞台に、部活の再建と部員たちの友情をゆるく爽やかに描いた青春ストーリー!ヒロインを中心に、とにかく楽しそうに柔道をしている表情が印象的です。可愛いらしいキャラクターデザインとは裏腹に、試合では臨場感とスピード感あふれる描写が続き、手に汗握るシーンも盛りだくさん!ヒロインの明るい性格にも元気をもらえるし、団体戦の素晴らしさを実感します。柔道の知識が浅い人にもわかりやすく、説得力のある内容なので、グイグイ惹き込まれますよ!
火ノ丸相撲(全28巻/完結済み)
スポーツ漫画の中でも、相撲を題材にした珍しい話題作!正直、リアルで相撲をちゃんと見たことがなかったんですが、それでも面白くてどんどん『火ノ丸相撲』の世界にハマっていきました!体格差を物ともせずに、自分より大きな相手に全力でぶつかっていく主人公の凄まじい熱量に、読んでいるこちらも自然と体が熱くなっていきます。相撲の手順や作法、決まり手などがわからなくても「足の裏以外の体のどこかを地面につける」「土俵の外に出てしまう」この2つだけ覚えておけば勝敗がすぐにわかるので、相撲素人でもすんなり読むことができますよ。
あさひなぐ(全34巻/完結済み)
「薙刀(なぎなた)」というスポーツをご存じですか?どちらかと言うと、マイナースポーツに属する薙刀。剣道の竹刀よりも長いものをコントロールしながら、攻撃と防御を使い分けて戦います。高校から薙刀を始めた初心者がヒロインなため、作中のほとんどが練習、練習、練習…!どんなにしごかれても、どんなに過酷でも、主人公の旭は決して諦めません。この粘り強い練習シーンを見守ってきた読者が試合シーンを目撃したとき、目から自然と涙がこぼれ落ちているはずです。また、メインストーリーを邪魔しない恋愛要素も、物語の絶妙なエッセンスに!どの巻でも、泣かせにきているのでハンカチの準備をお忘れなく!
はじめの一歩(連載中)
連載開始から実に30年以上!単行本が130巻以上を超えても、未だにマガジンの看板漫画として君臨し続けています。物語は、いじめられっ子だった少年がボクシングでの世界チャンピオンを目指していく、本格派のボクシング漫画です。連載が長期化されていることでボクシングとは関係ないストーリーが差し込まれたり、派手な必殺技が増えたり、主人公である一歩が現役引退したりと、少しずつ王道なストーリーから外れつつありますが…。それでも、やはり読者はライバルである宮田やリカルドとの対戦を期待しちゃいます!早く一歩が現役復帰し、世界へと挑戦していく姿が見たいです!
ケンガンアシュラ(全17巻)
この作品をスポーツ漫画と呼んでいいのか…。その議論は一旦横に置いて、手放しで「面白い!」と声をあげたくなるのがこの『ケンガンアシュラ』です。企業が雇った格闘家たちのバトルの勝敗で巨額なお金が動く「拳願仕合」に身を投じた、冴えない中年サラリーマンと若きエリート格闘家の2人。異色な2人がタッグを組み、日本経済界のパワーバランスを、まさに物理的な力技で決める死闘を繰り広げていきます。また、現実では絶対にありえない、迫力満点な異種格闘技にも大興奮!男心をくすぐるアングラな設定にもワクワクしちゃいますね!
\昭和の名作はこれ!/あしたのジョー(全20巻/完結済み)
ストーリーは知らなくても、主人公・矢吹丈(ジョー)とライバルの力石徹、そして多くの考察を生んだ伝説のラストシーンは、漫画ファンなら必ず知っているはず。現代のスポーツ漫画にある爽やかさはほとんどなく、アウトローな雰囲気が漂う泥臭いボクシング漫画です。努力が必ず報われるわけではないし、ライバルと切磋琢磨していくということもない…。ジョーが失意のどん底から這い上がるのにも、驚くほどの時間を費やしています。しかし、それでも「読む価値がある」と断言できるのは「勝つか、負けるか」ではなく「命を燃やし尽くすまでやるか、やらないか」という人間ドラマが秀逸だから!後世に残る名作と言われるのも納得です。
【ダンス・スケート漫画】作画の表現力に圧倒されるおすすめ4選
自分の体を使った表現力が求められるダンスやフィギュアスケートは、まさに"自分との戦い"がテーマになっています。個人でのスキルアップをどこまで追及できるのか。そんな信念の強い主人公たちによる熱いスポーツ競技4作品です。
ボールルームへようこそ(連載中)
あまり日常で触れることの少ない「社交ダンス」。テレビの企画などで芸能人がチャレンジしているのを目にしたことがあるものの、どんな競技か知らない人が多いのではないでしょうか。圧倒的な作画力により、マイナー競技である社交ダンスをここまで面白く描ける作者・竹内友さんの実力に、頭が上がりません!やりたいこともない平凡な男子中学生が、社交ダンスとの出会いで隠れた才能を開花させていく物語です。いま熱中できるものがない人たち。いまの自分から変わりたい人たち。この漫画を読めば、何か始めようとする背中をグッと押してくれますよ。
昴(全11巻/完結済み)
作品タイトルからは、バレエ漫画だとは一見気付かないですよね。日本・アメリカ・ヨーロッパを舞台にした、ダンスの天賦の才を持つ少女の激動なバレエ人生を壮大に描いています。男性作者が描いたバレエ漫画なので、バレエの繊細で優美な"静"の部分よりも、その身を削り闘争心を燃やして踊り狂う"動"の部分が表現されているので、まるでバトル漫画のような骨太な作画が見どころです。悲劇が生んだ天才バレリーナの情熱と刹那的な生き様に、一緒に胸を焦がしませんか?
ダンス・ダンス・ダンスール(連載中)
過去にヒリヒリした男女の甘酸っぱい恋愛作品を生み出したジョージ朝倉先生による、男子バレエ漫画です。今回も繊細だけど複雑で、共感できないけど他人事とは思えない登場キャラの心理描写がたくさん物語に詰め込まれています。しかし、スーパーポジティブな主人公の言動に、読んでいるこちらもほっこり。これを読めば「バレエは女の子がやるもの」、「男っぽくない」などという言葉は、二度と口にできなくなるはず。周囲の偏見を乗り越え、本気でバレエへ向き合う潤平がとにかくかっこいい上に、美しいです。
メダリスト(連載中)
冒頭から惹き込まれました…!日本の冬季オリンピックでも人気種目である「フィギュアスケート」。でも、決して身近なスポーツではないですよね。人気競技であるにも関わらず、競技人口が少ない…。実はその理由の多くは《金銭面の問題》であり、本作はその問題に真っ向から切り込んでいます。見どころは、なんといっても親しみやすい絵柄で表情豊かに描かれた、情熱的でピュアな「司」と「いのり」の師弟関係。読みながらこの2人のことが大好きになるほど、キャラ造形が最高です。お金がないために、スポーツでの夢を諦めている少年少女たちに大きな勇気を与えてくれます。
【その他・マイナースポーツ漫画】知らなくても楽しい!読んで学べるおすすめ11選
競技の知名度はあるものの、なかなか競技人口が多くならないスポーツをマイナースポーツと呼びますが、そんな競技でも面白いものはたくさんあります!スポーツは、サッカー、野球、バスケなどだけじゃない!これを読めば、マイナースポーツに挑戦したくなるほど、競技の魅力にあふれた11作品をご紹介します。
アイシールド21(全37巻/完結済み)
アメリカンフットボールを題材にしたスポーツ漫画の中でも、面白さは最高峰!日本では決してメジャーとは言えないアメフトを、ここまで面白く描いた作品は後にも先にもこの漫画だけかもしれません。ページから勢いと熱が伝わってくる迫力のある作画や、すべての名前を覚えたくなる技、そしてキャラの作り込みがしっかりとしている登場人物など、どれをと取っても魅力的!思わずクスッとしてしまう笑いのシーンもあるかと思えば、熱い試合展開に涙腺が緩むことも…。読み手のこちらの感情を大きく揺さぶってくれる作品です。
弱虫ペダル(連載中)
隠された才能。磨かれる前の原石。そんな言葉がぴったりなほど、スポーツから縁遠かったオタク少年が、ひょんなことからロードレースの世界へと飛び込み、その才能を開花させていく物語です。自転車競技はチーム対抗なので、主人公の活躍だけでなく、クセの強すぎるキャラクターたちの激走も一瞬たりとも見逃せません。体中の熱量を絞り出し、全身全霊でペダルを漕ぎ続けるヒルクライム勝負は、読んでいるこちらも体が火照るほど白熱してページを捲ってしまうはず。特にインターハイの熱戦はどのレースも泣けるので、ティッシュ箱を横にスタンバイさせておいてくださいね!
ALL OUT!!(全17巻/完結済み)
女性作者とラグビー経験者の編集担当が二人三脚で生み出した、男子高校生によるラグビー漫画!低身長と高身長をコンプレックスに持つ凸凹コンビが、ラグビーを通して技術的にも人間的にも強くなっていく物語です。青年誌で連載されている作品ですが、繊細なタッチで描かれたキャラクターが力強いプレーをするギャップもあって、男性だけでなく女性たちの心も掴んでいます。以前ラグビーワールドカップが話題になったとはいえ、ラグビーはまだまだマイナー競技。ルールすらわからない人は、この漫画をぜひラグビーの教科書にしてみてはいかがですか?
灼熱カバディ(連載中)
マイナースポーツ中のマイナースポーツと言っても過言ではない…。それがこの「カバディ」です!そもそもカバディとは、どんなスポーツなのか?まず、そこが気になったあなたは、絶対にこの作品を楽しめるでしょう!球技ではないので、体ひとつあればすぐに仲間と勝負できるのがカバディの魅力のひとつ。「カバディ、カバディ」と声を出しながらプレーする謎のスポーツの全貌を知れば、あなたもカバディをプレーしたくなるはず!カバディ初心者の主人公と共に、カバディの面白さにどっぷりとハマってくださいね。
モンキーターン(全30巻/完結済み)
ボートレースのことは知っていても、そのボートを操るボートレーサーについては、実はあまり知られていないですよね。一流のボートレーサーになるためにはどのような過程を踏むのか。そんな予備知識がまったくない状態で読むと、いかにボートレースが素晴らしいスポーツなのかを再認識できます。まさにレーサーたちも、一人のアスリート。本作の主人公は最初から強いわけでもなく、才能にあふれているわけでもない。地道にコツコツと経験と技術を身につけていき、やっと物語の終盤でその努力が開花していきます。また、全レーサー念願の賞金王になるために、1年間しのぎを削って戦い抜くすべてのキャラたちの生々しい人間ドラマにも胸を打たれますよ。ページを捲るまで勝負の勝敗がわからないワクワク感もたっぷりご堪能ください。
ちはやふる(全50巻/完結済み)
「競技かるたってスポーツなの?」という人ほど、まずは読んでみて!たかが「かるた」、されど「かるた」…。汗を掻きながら全身を使って札を舞い上げ、突き刺すようにかるたを取りにいく姿は、スポーツと呼ばずになんと呼ぶのか。1000年以上、日本に語り継がれてきた短歌の集大成である「百人一首」によって、こんなにも感情が揺さぶられるなんて…!作者の末次由紀先生の表現力の素晴らしさに、自然に涙で視界がぼやけます。数々の漫画賞を受賞した人気作ですが、2022年に堂々の完結!『ちはやふる』の結びのときを、ぜひ見届けてください。
風が強く吹いている(全6巻/完結済み)
個人競技であり、団体競技でもある駅伝。本作は、それを題材にした同名タイトルの原作小説をコミカライズした作品です。駅伝といえば、やはり多くの人の頭に浮かぶのは新年の風物詩でもある「箱根駅伝」ですよね。本作は、駅伝をやる全大学生の憧れでもある「箱根駅伝」で優勝を目指す、若者たちの青春スポ根漫画です!努力や友情というお馴染みのエッセンスに箱根駅伝の知識や魅力がプラスされ、ただの「走る」という動きに大きな感動を与えてくれます。小説にはない漫画だからこそ味わえる疾走感、表情、空気感などがページからあふれ出るほどの熱さを感じてください!
はねバド!(全16巻/完結済み)
最初はゆるい部活コメディのようなテイストですが、4〜5巻で大きく路線変更!本格バドミントン漫画へと舵を切るのですが、そこからがさらに面白くなります!選手たちの深層心理が深く掘り下げられ、緊迫した試合中での自問自答はスポーツマンにとっては"あるある"かと思います。追い詰められた戦況だからこそ、人間のドロドロとした嫌なところが露呈されていくのも、身に覚えがありすぎてグサリ…!スポーツに本気になればなるほど、その感情はどこか他人事ではありません。普段は可愛い女子高生たちが鬼気迫る表情でプレーする姿にもゾワリとします。競技へのリスペクトを持ってバドミントンに挑む少女たちの青春の1ページは、どれも名場面しかありません。
風の大地(全84巻/完結済み)
主人公が送るゴルフ人生を、丁寧にコツコツと描いた大人のゴルフ漫画です。24歳でプロを目指す主人公の山あり谷ありな人生と、その人生に関わるさまざまな人々との人間模様は、本当のドキュメンタリードラマのよう。どんな苦難が訪れても強い精神力とゴルフへの情熱で乗り越える主人公の強さは、見ているこちらも見習いたくなります。連載開始から30年以上経っても未だに愛され続ける長寿ゴルフ漫画でしたが、2022年10月に作者が帰らぬ人となったため、未完結に。ときに、無表情でシュールな言葉を投げかけている主人公にも注目です。
ぐらんぶる(連載中)
泳げなくてもダイビングはできる!海の近くにある大学に進学した主人公が、ひょんなことからダイビングサークルへ入部し、楽しい先輩たちに振り回されながらもダイビング漬けの日々を送るギャグ漫画です。爽やかな熱血ストーリーを期待して読むと、肩透かしを食うので要注意!ヒマさえあれば酒盛りしてしまうのは、大学生"あるある"ですが、ダイビングをするときは一変して真剣そのもの!普段のおバカなノリとはまったく違う、ダイビング中のギャップがたまりません。男性キャラのほとんどが、裸かダイビングスーツですが…(笑)肩の力を抜いて読めるのが魅力です。
男水(連載中)
タイトルの通り、男子水泳部の青春群像劇!部員が3人しかいない男子水泳部をなんとか立て直すため、新入部員確保に翻弄される2年生男子たち。しかし、入部したメンバーがカナヅチだったり、水泳未経験者だったり…。そんな前途多難なスタートから、それぞれが努力を重ねメキメキと上達していきます。普段はゆるくコミカルなテンションで物語が進行していきますが、部活中は真剣そのもの。大会シーンは作者の徹底した取材とプロの監修も入っているため、競技のシーンは迫力満点です。現在は長期休載中ですが、その後のキャラたちの成長はぜひとも見届けたい…!
【番外編:恋愛×スポーツ漫画】男女の恋模様に胸キュンするおすすめ7選
スポーツに青春のすべてを捧げるのも悪くないですが、せっかくの10代は恋愛も謳歌したいはず。好きな人のために、スポーツを頑張り続けたっていいじゃないか!(笑)ここでは、スポーツの情熱だけでなく胸をときめかす恋愛模様に悶え苦しむ、胸キュン作品を7作品集めました。若者たちの熱さだけでなく、甘さもご堪能ください!
アオのハコ(連載中)
ジャンプ史上、最高のアオハルなのでは!?朝練のわずかな時間に、体育館で2人きりになる女子バスケット部の先輩に恋をするバドミントン部の少年・猪股大喜。スポーツ強豪校を舞台に、バドミントン、バスケ、新体操など、それぞれのキャラクターたちがスポーツでの高みを目指しつつ、恋も部活も全力で頑張っていきます。試合だけでなく、高校生ならではの行事イベントにもドキドキしますよ…!実直に頑張る若者からキュンとパワーをチャージできるので、疲れたときのお供にどうぞ!
ラフ(全12巻/完結済み)
先ほどご紹介した『タッチ』や『H2』で有名なあだち充先生の隠れた名作!水泳を題材にしたスポーツ漫画ですが、主人公は競泳、ヒロインは飛び込みと、専門競技はまったく違います。しかも家族ぐるみで犬猿の仲な上、過去の出来事をきっかけにお互いの印象も最悪。しかし、相手のことを知るうちに徐々にお互いを意識し合い、物語が進むにつれてじりじりと距離を近づけていくんです。多くを語らず、キャラクターの表情や意味深な発言で読者に多くのことを想像させる展開が本当にお見事。ラストシーンを読んだときには、思わず幸福感あふれるため息が漏れるはずです。
スマッシュ!(全18巻/完結済み)
本格的なバドミントン漫画ですが、恋愛要素も多いため試合展開だけでなくキャラたちの恋の行方からも目が離せません。主人公は、一目惚れをした女の子に感化されて、本気でバドミントンと向き合うようになった男子高校生・翔太。もともと高いポテンシャルを持っていましたが、恋愛を原動力にしてここまで成長し続けた主人公も珍しいかもしれません。メインの2人だけでなく、周囲のキャラたちの恋愛事情にもニヤリ。とはいえ、バドミントンという競技の魅力や奥深さを再認識できるほど、熱量の高い競技への愛を感じる作品です。
DEAR BOYS(全23巻/完結済み)
バスケ漫画の中では、シリーズ累計歴代最長連載記録を樹立!2023年2月現在も続編が連載中です。そんな長寿漫画ゆえにバスケ漫画としても鉄板な面白さを誇っていますが、そこにプラスして読者を夢中にさせているのが、女の子とのキュンとするラブストーリー!白熱したバスケの試合だけでなく、女子バスケ部との交流やそのメンバーたちとの恋愛をしっかり描いている珍しい作品です。スポーツに打ち込む男子たちはどうしても恋愛を二の次にしているキャラが多いので、本作のキャラはある意味新鮮なはず!恋愛をモチベーションにスポーツを頑張るのも、悪くないです…!
なまいきざかり(全23巻/完結済み)
「姉御」と呼ばれるほど周囲から頼りにされている男子バスケ部の敏腕マネージャーのヒロインが、生意気な後輩男子に翻弄されながら、少しずつ恋を育んでいく青春ラブコメディ。恋愛要素が強いものの、ユキ先輩への想いと比例するようにバスケへの熱を高めていく成瀬の成長ぶりにもグッときちゃいます。また、ライバル役の袴田くんもかっこよくて、バスケ男子への熱いまなざしが止まりませんでした。全女性陣が胸キュンする「年下男子」の魅力がこの漫画に詰まっていますよ。
青空エール(全19巻/完結済み)
野球部と吹奏楽部。部活は違えど、お互いを信頼し、励まし合い、応援し続けるピュアな高校生たちの青春恋愛ストーリーです。少女漫画なのに決して恋愛をメインに置かず、部活への情熱を燃やし続ける2人に好感が持てます。また、すべての登場人物たちの成長が眩しくて、お互いを高め合っていける関係性が心底うらやましくなりますよ。とはいえ、お互いを意識しているメイン2人のやりとりにも、しっかりムズキュン…!読後には、最高の余韻が待っているので、お楽しみに。
一礼して、キス(全7巻)
弓道を題材にしている漫画ですが、恋愛要素がやや強め。スポ根のような熱さはなく、天才気質の三神くんは、ロクな練習をしなくても大会で好成績を残す才能の持ち主というヒーローっぷりを発揮しています。そんな彼に感化されながら、弓道にも恋愛にもハマっていくヒロインの一喜一憂に思わずこちらもドキドキ…。三神くんの偏愛ぶりがハマれば、きっとあなたも弓道の魅力と年下男子の萌えの沼に落ちるでしょう。弓道場という神聖な場所で繰り広げられるイチャラブも、漫画だからこそ許されるのかも?
最も売れたスポーツ漫画は?歴代発行部数ランキング[ベスト10]
ここまで、おすすめのスポーツ漫画を62作品ご紹介しました!
どれも面白い漫画なのは間違いないんですが「日本国内のスポーツ漫画の中で、どれが1番人気なのか?」というのは、気になるところですよね。
出版社が発表している、スポーツ漫画のコミック累計発行部数ランキングはこちらです!
シリーズ累計発行部数ランキング
1位 | 『SLAM DUNK(スラムダンク)』 | 1億2000万部以上 |
---|---|---|
2位 | 『タッチ』 | 1億部以上 |
3位 | 『はじめの一歩』 | 9600万部以上 |
4位 | 『キャプテン翼』 | 7000万部以上 |
5位 | 『テニスの王子様』 | 6000万部以上 |
6位 | 『ハイキュー!!』 | 5500万部以上 |
7位 | 『H2』 | 5500万部以上 |
8位 | 『MAJOR(メジャー)』 | 5300万部以上 |
9位 | 『ドカベン』 | 4800万部以上 |
10位 | 『DEAR BOYS』 | 4500万部以上 |
発行部数が高いものは、やはり知名度があるものばかり!どれもアニメ化までされた人気作が名を連ねていますね。スポーツ漫画好きの人は、ぜひ全作品読破してみてください!
まとめ
以上、古本買取スタッフがおすすめする最高に面白い"スポーツ漫画"特集でした!
スポーツ漫画は、比較的たくさんの作品が長期連載しているため、必然的にコミックスの巻数も長いものが多いのですが、だからこそ読み応え抜群!その作品の世界観にどっぷりと浸かることができます。
しかも、一度読み始めるとまったく長いと感じないのが不思議!特に緊張感あふれる試合のシーンは、あっという間に読み切って早く次の巻を読みたくなること必至です!
どちらが勝ったのか。負けたのか。そんな続きが気になる仕掛けもいっぱいなスポーツ漫画は、ぜひ全巻セットで購入して読破してくださいね!
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宅配買取専門店『もったいない本舗』では、不要になった本・CD・DVD・ゲームソフトの買取を行っています。ダンボールに詰めて着払いで送るだけ!集荷の依頼は当店のホームページより24時間受付しています。もう読まなくなった本や、聴き飽きたCDなどがご自宅にありましたら、ぜひ当店にお売りください!
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ライティング担当 : shima.shima山梨県在住、30代の2児の母。テレビはドラマ・アニメ・バラエティを観ることが多い。ドラマなら恋愛・仕事・サスペンス、漫画やアニメならラブコメ・スポ根・青春・SFが好みだが、総じて"泣ける系"のジャンルにも弱い。特に30代に突入してからは若者の青春群像劇でたいてい号泣している。気になる映像化作品をチェックするときは、映画を観てから小説(漫画)を読む派。ゲームも好きだが、最近は息子と一緒にポケモンばかりやっている。 |