- 【2歳のママ厳選】おすすめの読み聞かせ絵本、集めました!
- ①絵本の読み聞かせの子どもへの効果ってなに?
- ②うちはイヤイヤ期だからこそ、絵本を読ませました。
- 2歳の絵本どう決める?選び方の3つポイント
- うちの子にぴったりな絵本は?おすすめ絵本20選
- 子どもがハマった!本当に面白い絵本ランキングTOP5
- 【プレゼントに人気】セットであげると喜ばれる!定番シリーズもの
- ①【シリーズもの】セット売りされているロングセラー作品
- ②【作家別】思わず集めたくなる人気絵本作家の代表作
- ③【定番】好みがわからなくて迷ったときはコレ!ベストセラー絵本
- パパもママも気を付けて!読み聞かせの注意点
- ①それでも絵本を嫌がる子には…無理に読まなくてOK
- まとめ
- 2020/01/27
- 本
【2歳におすすめの絵本】買って良かった!現役ママが選ぶ絵本特集
2歳の子を持つママ必見。読み聞かせにおすすめの定番&人気絵本を集めました。イヤイヤ期で読み聞かせが嫌いな子も好きになる絵本とは?2歳児がハマった絵本ランキング~プレゼントに人気のセット絵本までたくさんセレクト。自分の子どもにぴったりな絵本がきっと見つかります。
【2歳のママ厳選】おすすめの読み聞かせ絵本、集めました!
2歳になると、手足の機能が発達して上手にフォークやスプーンを使い始めたり「ママ おかし ちょーだい」などの三語文を話せるようになったり、日常生活で色々とできることが増えてくる時期です。絵本も0歳~1歳のときに読んでいたようなイラストがメインの絵本から、ちょっとした物語性のある絵本にも興味を持つようになります。
今回は、実際に2歳児の子どもを育てている私“momo”が「子どもがハマってる!」「読ませて良かった!」という実体験を元に、おすすめの2歳児向け絵本を選んでみました!ぜひ、2歳の子を持つパパやママの絵本選びの参考になればと思います。
ではまず、そもそもなぜ絵本を子どもに読ませた方が良いのか、簡単にご紹介します!
絵本の読み聞かせの子どもへの効果ってなに?
絵本には現実~ファンタジーまで、たくさんの世界が広がっています。2歳児向けの絵本は、短い文章&わかりやすいイラストが多いので自由な発想を膨らませることができます。
感情表現が豊かに嬉しい・楽しい・怖い・悲しいなどの感情を学ぶことができ、相手の気持ちも少しづつ理解するように。今後の人生のコミュニケーションスキルを高めることにも役立ちます。
語彙力の向上に2歳の絵本に出てくる文章は、まだまだ簡単なものばかり。子どもの「これなーに?」を引き出し、たくさんの言葉や単語を覚えるきっかけになります。
親子のスキンシップに2歳はまだまだ小さくて甘えん坊。読み聞かせは基本密着して行うので、パパやママの優しい声や体温をたっぷりと感じられるので、子どもの情緒も安定しやすくなります。
うちはイヤイヤ期だからこそ、絵本を読ませました。
言葉が多くなり可愛さも増す2歳児ですが、その一方で自己主張も強くなり「イヤイヤ期」が発動するのもこの2歳前後から。“魔の2歳児”なんて呼び方があるほど、何をするにも子どもに「イヤ!」と言われてしまい、パパもママも困惑することが増える年齢です。「嫌がって本を読まない!」こんなシーンは、うちの子にもたくさんありました。
でも、そんなイヤイヤ期こそパパやママは「絵本」を味方につけておくだけで、子育てがグンっと楽になりますよ。絵本の読み聞かせって「本人の気分が乗っていないときにやるのはひと苦労…。」と思われがちですが、実は逆です。絵本を読むのを習慣にしていれば、絵本の表紙を見せるだけで親の膝に入り込み、自然と聞く体勢になってくれるんです。
うちの2歳児も、実際にイヤイヤが大爆発しているときにお気に入りの絵本を見せると、ピタッと泣き止むことがありました。さらに、本の世界に集中することで興奮していた気持ちも落ち着き、読み終わった頃には機嫌もコロッと変わってくれたんです。
何より絵本の読み聞かせは、大事な親子のコミュニケーションタイム。子どもと近い距離で読み聞かせをすることにより、子どもにイヤイヤをぶつけられてイラっとしてしまったパパ・ママの気持ちもうまくリセットしてくれるんです。
慣れないうちは、子どもが絵本と向き合ってくれなくて大変かもしれません。ですが、子どもにとっても親にとっても、絵本は気持ちの切り替えになる良いツールの1つです。まずは、諦めず毎日絵本を読んであげることをやってみてくださいね。
2歳の絵本どう決める?選び方の3つポイント
2歳向けの絵本も色々ありますが、安易に「人気だから」「話題だから」という理由で絵本を選んでも、しっかり読んでくれないことがあります。2歳の子に読んでもらう絵本選びの3つのポイントを押さえて、まずは絵本を読みたくなるきっかけを作ってあげましょう。
ポイント1.子どもの性格に合っているもの
「絵本を読んでも大人しく聞いていられない…。」うちの子も最初はそうでした。たしかに静かにじっとしているのが苦手な子ほど、なかなか絵本に集中してくれないものです。そんな子には、ママが1人で読み進める絵本ではなく、子どもと一緒に楽しめるものを選びましょう。ときにはママと一緒に話したり、絵本のしかけを楽しんだり、くっついたり手遊びをしてみたり…。絵本読むときに、じっとしていなきゃいけないルールなんてありません。「読む < 楽しむ」時間だと思って、2人のコミュニケーションを満喫しましょう。
ポイント2.子どもが好きなもの・ハマっているもの
2歳くらいになると、次第に自分の好みがハッキリとしてきます。女の子だったら「ピンクの服が良い!」男の子だったら「新幹線が大好き!」など、好きなものへのこだわりが強くなるもの。だったら、絵本もそれに合わせて選んであげれば自然と興味を持ってくれるはず!絵本で知識を広げてあげるというよりは、知識を深めてあげることを優先した方が、すんなりと読んでくれますよ。
ポイント3.ステップアップしてほしい生活習慣がテーマなもの
日常生活の動作を1人でできるように練習し始めるのも、この時期です。食事・着替え・歯磨き・トイレなど、さまざまなことを親が教えつつ、子どもが頑張るのを見守る機会も増えてきますよね。そんな、子どもがいま頑張っていることを題材にした絵本を選ぶのも、実はかなりおすすめ。自分が進行形でやっていることなので子ども自身も絵本の内容に関心を持つだけでなく、成功体験のイメージトレーニングにもなり、絵本が成長の後押しにも繋がります。
うちの子にぴったりな絵本は?おすすめ絵本20選
さて、絵本の選び方がわかったところで、ここでは具体的な絵本を何冊かご紹介します。先ほども言いましたが、“2歳”といっても発育も性格も子どもによってそれぞれ違います。「2歳の子にぴったりな絵本」ではなく「その子にぴったりな絵本」を選ぶことが大切です。
そこで、今回は子どもの性格・特徴別におすすめの絵本をまとめてみました。うちの子がハマっていたものから、ママ友や保育園の先生がおすすめしてくれた本まで、どれも面白い絵本ばかりです。迷ったときは、ぜひこの絵本たちを手に取ってみてください。
うちの子はどんな子?当てはまる項目をクリック!
自分で何でもやりたがる
自分でやりたいけど、うまくできない。2歳ってそんな時期です。自分の支度だけじゃなくて、お手伝いや誰かのお世話もしたい!そんな子の気持ちに寄り添う絵本を選びました。
『おでかけのまえに』
出かける前のワクワクした子どもの気持ちを描いた作品。やってみたい!お手伝いしたい!が裏目に出て…という、子どもあるあるが詰まっています。子どもも共感するようでうちの子は「あーやっちゃった!」と言いながら笑っていました(笑)なにより作中のパパやママの優しい対応は本当に見習いたい…!親の子育てのヒントにも役立ちますよ。
『おやすみなさい』
子どもが自分でめくるのを楽しむ“しかけ絵本”です。上下に別れたページの下をめくると…左側にいる動物にふとんをかけてあげることができます。そして次に上をめくると…目を閉じてすやすや。子どもも「自分がお世話をしてあげてる!」という気分を味わえるので、好奇心旺盛な2歳児にもぴったり。寝かしつけ絵本としても活躍してくれますよ。
読み聞かせが嫌い・興味ない
そもそも読み聞かせ自体が嫌いな子は、2歳児にはたくさんいるもの。そういう子にはストーリー性よりも「しかけ」があるものや、ママと一緒に楽しむ絵本を選ぶのがコツです。
『ぜったいにおしちゃダメ?』
全米で大人気になった絵本の日本語版。「この絵本には1つだけルールがあるよ それは“絶対に押しちゃダメ”ということ。」冒頭で書いてあるこの言葉。そんなこと言われると、子どもじゃなくても押したくなりますよね。子どものイタズラ心をくすぐる展開に笑いと興奮が止まりません。読み聞かせが苦手な子ほどハマる参加型の絵本なので、ぜひお試しを。
『めくってばあ!』
ぴよちゃんとあそぼ!シリーズの1つで、うちの子も夢中になって遊んでいた絵本です。子どもって「いないいないばあ」の遊びが本当に大好き。絵本にくっついたフェルト生地をめくると…色々な動物や虫たちが「ばあ!」と登場。ゲーム感覚で、発見する楽しみを学べます。頑丈な作りなのでちょっと引っ張っても破れる心配もない上、サイズも小さいので持ち運びにも便利です。
外遊びが大好き
外で遊ぶのが大好きな子でも、夜になれば家の中で過ごすのがほとんど。そんなときに、もう1度大好きな外の世界を絵本で見せてあげましょう。きっと大喜びするはず!
『ぞうくんのさんぽ』
ユニークなのにほのぼのする、お散歩ストーリー。ぞうくんがお散歩している道中で、カバやワニやカメに出会い一緒にお散歩していく話なんですが…そう単純な物語じゃありません。発売から40年以上経った今でも大人気の絵本ということで、イラストも可愛くて大人も見ていて楽しいです。子どもは「どっぼーーん!」で大爆笑必至!
『わたしのワンピース』
うさぎの白いワンピースがお花畑では花柄に、雨が降れば水玉に。いろいろな景色の模様に様変わりしていく不思議なワンピースの物語は、子ども心を大きく刺激します。文章もリズミカルで、うさぎが口ずさむ「ラララン ロロロン」というフレーズは、きっと子どももマネしてくれるはず。柄付きの洋服を着て外に出かけるのが楽しくなる絵本です。
好奇心が旺盛
普段から知りたいこと・やりたいことが溢れている子には、絵本からも新たな発見をいっぱい与えてあげましょう。気になることを深めることは、知的好奇心の刺激にも繋がります。
『なきごえきけちゃう! どうぶつずかん』
初めての図鑑にはコレ!音が出る図鑑なのでママやパパに「これなーに?」と聞かなくてもボタンを押せば答えてくれる優れもの。でも2歳児には少しボタンが押しづらい仕様なので親が手伝ってあげましょう。動物の名前・鳴き声だけでなく、最後のページには音楽が流れる仕組みも。特に英語で動物の名前を歌う曲は、英語を覚える第一歩にもぴったり。
『りんごかもしれない』
りんごの話なんだけど…とにかく面白い!机に置いてあるたった1つのりんごを見て、次々に自由な発想を広げていく絵本の主人公の男の子。りんごだけでこんなにも楽しい想像ができるんだ!と、無限の可能性を教えてくれます。2歳にはまだ早いかな?なんて思って読ませたけど、うちの子はどっぷりとハマりました。子どもの興味を引き出す魔法の絵本です。
動物やのりものが大好き
子どもの「好き」を「大好き」に。それが、本に興味を持つ第一歩です。動物なら犬・ネコ・うさぎ・魚、乗り物なら電車・バス・新幹線・飛行機など、絵本の種類もいっぱい。あなたの子は、どれが好き?
『きんぎょがにげた』
なぜか魚に興味を持っていたうちの子が大喜び!単調な繰り返しの文章なのに、カラフルなイラストがとっても魅力的。ページに隠れている金魚を一緒に探せるので、子どもも飽きずに最後まで聞いてくれます。子どもに「金魚さんどこ?」と聞くと一生懸命探してくれる子どもの姿も可愛いです。金魚好きの子じゃなくても十分に楽しめますよ。
『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう』
乗り物が大好きな子はハマるはず!電車が走る情景をしかけと共に楽しめる絵本です。ページの穴あき部分はトンネルになっていて、電車がそのトンネルを抜けると…景色が一変!本当に電車の旅をしているような気持ちになります。表からでも裏からでも、どちらから読んでも楽しめる不思議な絵本です。子どもも何回でも読みたくなっちゃいますよ。
色や食べ物の興味関心が高い
色・形・食べ物・数字など、色々なことを覚え始める時期です。その興味をもっと深めてあげる絵本はいかがですか?子どもが好きなものがテーマの絵本は、関心度も高いはず。
『パン どうぞ』
ファンタジーな世界観。子ども向けにデフォルメされたイラスト。そんな絵本のイメージを覆すほどリアルな作画がこの絵本の目印!本物のパンよりもおいしそうなパンがたくさん登場します。そのリアルすぎる絵本のパンを掴んで(掴むふりをして)子どもの口に「あーん」。ページをめくるとパク!っとかじったパンが!子どもも大喜びで聞いてくれます。
『くれよんのくろくん』
主人公は…クレヨン!色を覚え始めている2歳の子には興味津々なテーマです。赤や黄色、ピンクのクレヨンたちから「絵を黒くされちゃう」という理由で仲間に入れてもらえない黒のクレヨン…だけど意外な使い方で大活躍するんです!この絵本を読み終わった後は、絶対に子どもが絵を描きたがるはず!家に本物のクレヨンの用意もお忘れなく。
1人でできる!を練習中
今までパパやママがフォローしてきた子どもの支度。2歳は本格的に自分だけで練習し始める頃です。日常をテーマにした絵本で子どもの「1人でできるもん!」を促しましょう。
『もうぬげない』
着替えの練習中、うちは着るよりも脱ぐ方が苦手でした。よく「できないー!」と怒っていましたが、この絵本に出会ってからは、わざと服を顔に引っかけてケタケタ笑うように。服が引っかかった男の子の「このままぬげなかったら…」という壮大な妄想にも思わずクスリ。大人が読んでも面白いのに、子どもも夢中になる日常ストーリーです。
『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』
歯磨きはキライ!でものりものは好き!キライを好きでフォローした、とっても楽しい絵本です。絵本の歯磨きがキライな子が「はみがきれっしゃ」ならすんなり口の中に入れてくれるのを見て、うちの子にも実践!すると全然抵抗しなくなりました。列車の「しゅっしゅっ」という音も、まさに歯を磨く音にそっくり。仕上げ磨きに苦戦中のママはお試しあれ。
トイレトレーニングを始めた
トイトレに悩んでいませんか?そういうときは、絵本でのイメージトレーニングを強化した方がいいかもしれません。絵本でトイレのやり方を見ながら成功体験を想像させましょう。
『ノンタンおしっこしーしー(赤ちゃん版)』
子ども絵本の代表キャラ・ノンタンのトイレシリーズ。「しーしーしー」とオムツ・おまる・トイレなど色々なところでおしっこをするノンタンの仲間たち。ノンタンはおもらしをしてしまいますが、笑顔で「しっぱいしっぱい」と言いながら再挑戦。「ノンタンも頑張ってるよ。」と子どもに声をかけながら読めば、きっと子どももやりたくなるはずです。
『おむつのなか、みせてみせて!』
おしっこの次は、うんちの絵本。好奇心いっぱいのネズミくんが、色々な動物に「オムツの中を見てもいい?」と頼みます。しかけの付いたオムツをペラっとめくると…そこにはみんな形の違ったうんちが!でも、ネズミくんのオムツは空っぽです。その理由は…?トイトレの中でも、うんちってちょっと難しいですよね。そのサポート役にぴったりの絵本です。
音の出るおもちゃや知育玩具でよく遊ぶ
読み聞かせとはちょっと違うけど、絵本を親しむきっかけになる“音の出る絵本”や学びに特化した“知育絵本”にも挑戦したいお年頃ですよね。一家に1冊は置いておくのもアリです。
『うたってたたこう! リズムあそびどうようえほん』
色々な音の出る本が売られていますが、この絵本は鉄板!ボタンを押すだけで有名な童謡が流れてくるので、子どももニコニコに。パパやママもうる覚えの童謡の歌詞を復習できるので子どもと一緒に歌えます。さらに、カスタネットや鈴の音も出せるので、子どもが気軽に演奏を楽しむ気分を味わえるのもポイント。歌に自信がない親たちの強い味方です。
『ならべてあそぼうABC』
初めての英語には、ただの絵本タイプより遊びながら学べる工夫がいっぱいな絵本を選ぶのがおすすめ。この絵本は簡単な単語とイラストが書いてあるだけでなく、アルファベットのピースが付いています。ウレタン製のピースを本から取ったり外したり…。手先の細かい動作も練習できます。3・4歳と月齢が上がってもずっと楽しめる英語の絵本です。
夜なかなか寝ない
夜の寝かしつけ、苦労してますか?寝つきが悪い子には、早く寝なきゃという意識づけや入眠を楽しむことができる絵本を選んでみましょう。意外と絵本の効果覿面ですよ。
『ねないこだれだ』
「早く寝ないと、おばけがくるよ。」普段から子どもにこんな話をしているパパやママもいるでしょう。その言葉を見事に物語に落とし込んだのが、こちらの絵本です。怖いのに可愛い貼り絵のイラストも魅力がいっぱい。おばけって怖いけど子どもはなぜか興味津々なので、ほどよく怖がりながらも夜は寝ないと!というのを自然に学んでくれる一冊です。
『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』
一時期話題になった世界的ベストセラーの大人気絵本。心理学を取り入れた内容は読むだけで子どもが眠くなる効果があることも実証済みなんだとか。読み方にも細かな指示が書き込まれていますが、それが眠くなる効果を誘うようです。子どもも自然と眠くなるようで、読み終わる前にはグッスリ。布団の中に一緒に入って読んであげましょう。
子どもがハマった!本当に面白い絵本ランキングTOP5
厳選した20冊の絵本をご紹介しましたが、いかがでしたか?ここで選んだ20冊の絵本はどれもうちの子が大好きで、親が読んでも面白い絵本ばかりです。でも「なかでもどれが1番おすすめなのか」というの、気になりませんか?
そこで、どれも甲乙つけがたい作品ばかりですが…。この20冊の中でも特にうちの2歳の子が何度も何度も「読んで!」とせがむほど夢中になっていた絵本をランキング化してみました!これぞまさに、子ども目線で本当に面白かった絵本TOP5です。気になる結果をさっそく見てみましょう!
『りんごかもしれない』(作/ヨシタケシンスケ)
堂々の第1位に輝いたのは、ヨシタケシンスケさんの『りんごかもしれない』です。りんごについて、色々な妄想(想像)を繰り広げていくだけの不思議な物語。でも「りんごが〇〇なのかもしれない」と面白く表現したイラストが子どもにはハマったようで、1日に何度も「読んで!」と持ってきた絵本です。親目線からすると、子どもの好奇心を刺激するだけでなく「~かもしれない」という、無限の発想を持つことの楽しさをこの絵本が教えてくれたように思います。実際に「これ、みかん?みかんかもしれないけど、そうじゃないかもしないよ」など、他の果物を見ても色々と考えるようになったのには驚きました。
『めくってばあ!』(作/いりやま さとし)
内容的には0歳~2歳までの低年齢の絵本なのに、赤ちゃんの頃から2歳になる現在まで長い間愛読しながら遊んでいます。正直うちの子はもともと絵本が苦手でしたが、しかけ部分に助けられてこの本だけは何度も読了することができました。子ども自身も絵本を読み切る達成感が嬉しかったのか、この絵本をきっかけに2歳前後から他の絵本も最後まで聞いてくれるように。子どもにとっても思い出深い絵本なのかもしれません。
『ぜったいにおしちゃダメ?』(作/ビル・コッター)
普段「ダメ!」と我慢させられている気持ちを発散できるからでしょうか。とにかく大笑いしながら聞いています。絵本に描かれたボタンを押すだけでなく、絵本をブンブン振ったり、おなかをさすったり、絵本の指示通りに自分が実際に動くことが楽しいみたいで、絵本の読み聞かせというよりは親と一緒に遊べる!というのを楽しんでいるみたいです。何度も飽きもせずに読んでいるので、子どもも内容を覚えてしまいました。
『もうぬげない』(作/ヨシタケシンスケ)
第1位の『りんごかもしれない』の作者・ヨシタケシンスケさんの別作品であるこちらの絵本。うちの子はヨシタケシンスケさんの絵本が好みなのかもしれませんが、この絵本も一時期大ブームに。ちょうど2歳になって自分で着替えを練習し始めたときに出会った絵本なため、自分の今の境遇と重なったのか「ぬげなくてもいいもーん!」なんて言いながら楽しそうに着替えに取り組むようになりました。
『きんぎょがにげた』(作/五味 太郎)
この絵本も実は2歳になる前から読んでいた本でしたが、そのときはパラパラとページを自分でめくってしまい、イラストを見て終了。でも2歳になって理解力がついたからか「どこににげた?」という部分で、ちゃんとイラストの中から金魚を探すようになりました。それからというものお気に入り絵本の仲間入りとなり、絵本に描かれている金魚以外の絵にも興味津々。「きりんさんはどこ?」など親子で会話をしながら楽しんでいます。
“momo”の体験談を元に作ったランキングですが、参考になりましたか?ハマる絵本や好みもその子によって全然違うと思いますが、1冊でもみなさんのお子さんたちが夢中になってくれる絵本があれば嬉しいです。
【プレゼントに人気】セットであげると喜ばれる!定番シリーズもの
絵本は誕生日プレゼントなどにも最適!もらう側ももらって困ることがないお祝い品の代表格です。特に“セット絵本”は自分で買うには少し躊躇するけど、プレゼントとしては見栄えも良いし値段もちょうどいいんです。ロングセラーになっている絵本ほど、セットであげると喜ばれますよ。
シリーズもので揃えたり、作者で統一したり、ベストセラーの人気絵本を集めたり…。セットといってもBOXに入っている規格のものも良いですが、色々な組み合わせをこちらが自由に作ってあげるのもおすすめです。
ここでは、プレゼントに最適な人気の絵本をピックアップしました。自分のお子さんだけでなく、知り合いの子どもへのプレゼントに迷ったときに、ぜひお役立てください!
【シリーズもの】セット売りされているロングセラー作品
ぐりとぐら
赤と青の帽子をかぶる2匹のねずみの「ぐりとぐら」。世界的にも有名なねずみの物語です。歌もお料理も大好きな2匹が野原や山で自由に楽しく暮らす姿は、大人も子ども憧れちゃいます。世代を超えて大人気のこの「ぐりとぐら」シリーズは、なんと10冊以上も発売されているんです。まだ「ぐりとぐら」を読んだことない子には、ぜひこの定番シリーズ7冊が入った愛蔵セットがおすすめですよ。
ぐりとぐらの絵本7冊セット
- 『ぐりとぐら』
- 『ぐりとぐらのおきゃくさま』
- 『ぐりとぐらのかいすいよく』
- 『ぐりとぐらとくるりくら』
- 『ぐりとぐらのえんそく』
- 『ぐりとぐらのおおそうじ』
- 『ぐりとぐらとすみれちゃん』
※これらの絵本はシリーズのほんの一部です。
だるまさん
子どもの絵本の定番かつ大人気ベストセラーなので、子どものいない人でもイラストに見覚えがあるのでは。誰にでも馴染みのある「だ・る・ま・さ・ん・が」という繰り返しのリズムに合わせてページをめくると…?シンプルなのに子どもが喜ぶ表現がいっぱい!3冊シリーズなのでプレゼントにもぴったりなボリュームなのも嬉しいですよね。ちなみにうちもプレゼントでいただき、本当にもらって嬉しいものとなりました!
だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット)
- 『だるまさんが』
- 『だるまさんの』
- 『だるまさんと』
ノンタン
絵本を語る上で“ノンタン”を外すわけにはいきません!親世代も子どもの頃に読んだことがある人がたくさんいると思います。やんちゃな白猫の男の子・ノンタンの楽しい日常を描いたシリーズは全22作にも及び、子どもの成長の手助けとなるテーマを多数取り扱っています。なかでも2歳で身につけたい生活習慣を描いたシリーズがセットになった「プレゼントセット」は、子どものお役立ち絵本としても大活躍です。
赤ちゃん版ノンタンプレゼントセット(6冊入り)
- 『ノンタンはみがきはーみー』
- 『ノンタンもぐもぐもぐ』
- 『ノンタンおしっこしーしー』
- 『ノンタンいないいなーい』
- 『ノンタンおはよう』
- 『ノンタンはっくしょん!』
※これらの絵本はシリーズのほんの一部です。
【作家別】思わず集めたくなる人気絵本作家の代表作
ヨシタケシンスケ
先ほどから紹介している絵本『りんごかもしれない』『もうぬげない』の作者である「ヨシタケシンスケ」さんは、いま旬の人気絵本作家さん。MOE絵本屋さん大賞を3年連続受賞した実力者です。彼が出版する新作はいつも巷で話題となり、Amazonでも上位にランクインされています。シリーズ絵本じゃないのに、作品によってはサイズや装丁に統一性をもたせているので、思わず集めたくなりますよ。もちろん、内容の面白さも折り紙つきです。
ヨシタケシンスケの代表作
- 『なつみはなんにでもなれる』
- 『こねてのばして』
- 『おしっこちょっぴりもれたろう』
- 『りゆうがあります』
- 『ふまんがあります』
- 『ころべばいいのに』
せな けいこ
寝かしつけのお供としてもご紹介した『ねないこだれだ』の絵本作家「せなけいこ」さんも人気絵本を多数手掛けています。とくにイヤイヤ期の子どもを主人公にした『いやだいやだ』は、子どもも大人も考えさせられる名作です。せなけいこさんの絵本は、どれも確かなメッセージ性はないのに「こうしなきゃ!」というのを子ども自身が考えるきっかけを与えてくれる作品ばかり。まだ読んだことのない人に、ぜひおすすめしたい作家さんです。
せな けいこの代表作
とよたかずひこ
「とよたかずひこ」さんといえば、ピンク色の赤ちゃんのキャラクター「ももんちゃん」でお馴染み!でも我が家では、たべものが主人公の『すいかくんがね』『ばななくんがね』などの「おいしいともだち」シリーズが子ども心を掴んでいました。ほかにも電車・飛行機・バス・イス・枕・傘など、色々なものをテーマにした絵本が数多く揃っています。子どもの想像力を引き出すために、あえてシンプルに描いた素朴なイラストが目印です。
とよたかずひこの代表作
- 『どんどこ ももんちゃん』
- 『ももんちゃん し~』
- 『ももんちゃん あーん』
- 『おにぎりくんがね‥』
- 『めろんさんがね‥』
- 『コトコトでんしゃ』
- 『かさちゃんです。』
- 『バルボンさんのおでかけ』
【定番】好みがわからなくて迷ったときはコレ!ベストセラー絵本
街の本屋さんに行っても必ず置いてある定番中の定番の絵本といえば、この5作品でしょう。意外と持っているようで持っていない絵本なのではないでしょうか。
長く売れているギフト向け絵本
- 『はらぺこあおむし』
- 『しろくまちゃんのほっとけーき』
- 『100万回生きたねこ』
- 『いないいないばあ』
- 『おおきなかぶ』
ただ、あまりにも有名な絵本ばかりなので、他の人がプレゼントしている可能性もアリ!これらベストセラー絵本をプレゼントするときは、事前に持っているかどうか聞いておくと安心かもしれません。
パパもママも気を付けて!読み聞かせの注意点
絵本を読まないのは子どもの性格のせいだ、と思っていませんか?実は、読み聞かせをしてあげる側にも注意点があるんです。読み聞かせのときにこれらのことを親が気を付けてあげるだけで、絵本への興味や理解がグンっと深まるはず。ぜひ、実践してみてください。
生活のリズムに合わせて絵本を読み聞かせる時間帯を決めてあげるとGood!お昼寝の前や歯磨きの後、など他の行動と連動させて習慣化するようにしましょう。
子どもに絵本を選ばせてあげる親の好みを押し付けるのはNG!子どもが選んだ本は否定せず、共感して率先して読んであげましょう。対象年齢じゃなくても読みたいと思った本を読ませてあげるのがベストです。
ゆっくり・ハッキリ読んであげる本に合わせて抑揚をつけてあげることで、分かりやすく、より想像しやすくなります。意識的に明瞭に発音すれば、もっともっと言葉のリズムや響きを楽しめるはずです。
繰り返し同じ絵本を読んであげる親としては違う種類の本をたくさん読ませたいと思いがちですが、子どもは同じストーリーを繰り返し聞くことで安心感を得られます。より多くの言葉を覚える手助けにもなりますよ。
読む姿勢や声の大きさ、テンポに気をつけるのはもちろん、読み聞かせしている親の批評や感想を子どもの前で言わないように注意することも重要です。
子どもが絵本に触れるとき、先入観を与えないように気を配るのが鉄則。絵本から感じとる世界を、子どもに自由に想像させてあげましょう。あくまでも子どもが自らの力で絵本の世界に入り込めるように手助けだけしてあげる、というスタンスで親は読み聞かせに臨んでくださいね。
それでも絵本を嫌がる子には…無理に読まなくてOK
どうしても読み聞かせが嫌いな子には、無理強いをしなくて大丈夫。字を教えてあげれば自分で読むようになって、読書好きの子になる場合もあります。「頭の良い子になってほしい」「本が好きな子になってほしい」という親の気持ちが先行してついつい無理に読ませたくなりますが、その子にとって絵本が苦痛なものになってしまったら本末転倒ですよね。絵本を楽しいものと思ってもらえるように、子どものタイミングに合わせてあげましょう。
まとめ
ここまで、2歳向けの絵本の選び方やおすすめ絵本をたっぷりとご紹介してきました。
子どもに絵本をたくさん読ませたいと思うのは、すべてのパパやママが思うことです。でも絵本を読む時間は、子どもだけでなく親子2人で楽しむ時間にすることが1番大切です。
「物語を理解してもらいたい。」「知らないことを学んでほしい。」ということは、2歳の子の読み聞かせでは二の次。まずは、子どもが好きな絵本を大好きなパパやママの優しい声でゆっくりと読んであげることを意識してみましょう。
みなさんにとって、子どもとの読み聞かせの時間が癒しの時間になりますように。
ライティング担当 : shima.shima山梨県在住、30代の2児の母。テレビはドラマ・アニメ・バラエティを観ることが多い。ドラマなら恋愛・仕事・サスペンス、漫画やアニメならラブコメ・スポ根・青春・SFが好みだが、総じて"泣ける系"のジャンルにも弱い。特に30代に突入してからは若者の青春群像劇でたいてい号泣している。気になる映像化作品をチェックするときは、映画を観てから小説(漫画)を読む派。ゲームも好きだが、最近は息子と一緒にポケモンばかりやっている。 |