• 2019/01/28

【中学生への本おすすめ】きっと見つかる!君の読みたい本

みなさんは読書が好きですか?「学校の朝読書で読むだけ…」という人も多いと思いますが、読書は良い気分転換になり、また想像力や読解力が身に付くというメリットも!今回、中学生にオススメの本をジャンル別にご紹介しますので、気になった本があればぜひ読んでみて下さい!

本を読みながら談笑する学生3人組

読書の効果を知っていますか?


「読書」といえば、〈何だかむずかしい〉〈面倒くさい〉というイメージがありませんか?親や先生は「たくさん本を読め!」と言うけれど、学校の後は部活に行って塾に行って、気が付けばもう夜。「本なんて読むヒマないよ!」という人もたくさんいるのではないでしょうか。

でも、ちょっと待ってください!実は「本を読む」ということには、自分にとって予想以上にプラスの効果があるんです。まずは、その効果を説明したいと思います。

本を読むと、こんなすごいことが!

読解力&文章力がアップ

本を読めば読むほど、この2つの力はアップします。「本をたくさん読む人ほど国語の成績が良い」のは事実。漢字もたくさん覚えられます。自分の好きな本を読むことで、自然と国語の力がついちゃいますよ!

想像力をはぐくむ

物語などを読むと、登場人物やその光景などを自分の頭の中でイメージしますよね。読書を繰り返し続けることで自然と想像力が育ち、現実の場面でも友達の気持ちを考えることができたり、状況を冷静に判断することに役立ちます。

会話のネタが増える

最近では人気の本が映画化されたり、逆に映画がノベライズ(小説化)されることが多いので、本を読むことで周りの人とのコミュニケーションの話題として使えることも!好みが合う新しい友達もできるかもしれません。

ストレス発散になる

「本を読むことでストレス発散に?!」と、ちょっと信じられないかもしれませんが、なんとイギリスの大学で行われた研究でそのような結果が出ているんです!ちなみに比較したのは「音楽鑑賞」「コーヒーを飲む」「散歩する」の3つ。この3つより「読書」の方がストレス発散効果が高いそうです。これは試す価値大!

以上のように、読書に意外と多くのメリットがあることがおわかりいただけたと思います。今まで時間がなくて読めなかった人や読書に苦手意識を持っている人も、これなら読んでみてもいいかも、と思ったのではないでしょうか?

では、さっそくおすすめの本について内容別に紹介していきたいと思います。

【友達・学校もの】自分にとって学校とは?友達とは?


手をつないで走る女子学生の後ろ姿

『かがみの孤城』(辻村深月)

中学校入学後いじめを受けて不登校になった1年生女子・安西こころ。両親は心配してフリースクールなど提案するが、こころはどうしても行くことができない。こころ自身、大きな不安に押しつぶされそうな毎日を送っていた。そんなある日、突然部屋にある鏡が光を放ち、"鏡のむこう"へ行けるように――。"鏡のむこう"の世界の"城"で出会った<オオカミさま>と、6人の中学生たち。主のように振る舞い子どもたちに指示を出す謎の<オオカミさま>。"城"に隠された鍵を見つけ出した一人だけが、願いを叶えることができる、と 言われ子どもたちは我先に鍵を見つけようとするが…。

こちらは「2018年本屋大賞第1位」「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR2017 第1位」など各界から高い評価を得た作品です。その理由は読めばわかる…と言っては紹介になりませんね。あらすじだけ聞くと非日常的な設定でSFっぽい印象を受けるかもしれませんが、実際読み進めると、こころの受けたいじめや不登校のきっかけとなった衝撃的な事件、また鏡のむこうの世界で出会った6人の中学生それぞれが置かれている状況と心理状態などが丁寧に書き込まれていて、違和感なく物語の世界にスッと入っていけます。

少しだけネタバレですが、この"城"に集まる、こころを含めて7人の中学生の共通点は「学校に行っていないこと」。中学生が学校に行けない、行かないということは、経験のない人にはわからない辛さ、苦しさがあります。7人それぞれが抱えている事情、環境が少しずつ明かされながら、同時に鍵探しのミステリーも進行、登場人物たちに心を寄せながら読むうちにもうページを繰る手が止まらなくなります。果たしてこころは、他の6人は最後どうなるのか?鍵を見つけて誰かの願いが叶うのか?

巧妙に張られた伏線が一つの点へ向かうミステリーのような謎解き要素も含みハラハラドキドキしながら、驚愕のラストへ。読み手も7人の子どもたちと一緒に痛みを分かち合い共鳴し合える、感動の物語となっています。

中学生だけでなく"すでに大人になってしまった"人にも読んでもらいたい本ですし、とくに友達関係や家族関係で辛いことがあったり、悩んでいる人に読んでもらえたら、と思います。作者が本書に託したメッセージを、必ず感じてもらえるはずです。

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『きみの友だち』(重松清)

小学生のときの不幸な事故がもとで足が不自由になった恵美と、そのまわりにいる人たちが各話の主人公となる連作短編集。通底するテーマは「友だちって何だろう?」「本当の友だちとは?」

各話とも「きみの話をしようと思う。」と語り手が話し出す形で始まります。この語り手の姿は明かされぬまま、最後まで読むと「そうだったのか!」と全体像が浮かぶ構成になっています。1話1話独立したお話として成立しながら全ては繋がっているというところは、まさに"連作短編集"の醍醐味ですよね。

本作品はとくに思春期真っ只中の子どもたちの、複雑な人間関係、教室内のいじめ、芽生えだした自尊心や「ひとりはイヤ、誰かと一緒がいい」という女子の独特な心理状態などを取り上げており、リアルな描写が時に苦しくなる、そんな場面もあります。今まさに友達関係で悩んでいたり、過去にいじめに遭った経験がある人は、共感できる部分がある反面、辛い記憶を思い出してしまったりするかもしれません。しかし、人間の温かい部分、芯の強さ、信頼関係など、希望を感じることができる作品となっているので、最後まで読んで「友だちって何だろう」という問いへの自分なりの答えを考え続けて欲しいと思います。

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【SF・ファンタジーもの】無限の異世界にどっぷり浸かろう


空想の世界

『獣の奏者』(上橋菜穂子)

リョザ神王国で王を守るための獣・闘蛇を管理する医術師ソヨンとその娘エリン。ある日突然、管理していた闘蛇が全て死んでしまい、責任を問われたソヨンは残酷な方法で処刑されることが決まってしまう。しかしソヨンは最期エリンを逃がして自ら水の中へと消えていく…。気を失ったエリンが一人の蜂飼いに助けられるところから、宿命を背負ったエリンの壮大な物語が始まる――。


『獣の奏者』は全4巻(外伝1巻)からなりアニメ化もされるなど熱烈なファンが多くいる作品。また上橋菜穂子といえば『精霊の守り人』がNHKでドラマ化されるなど、ファンタジーの名手として広く名が知られています。上橋作品がファンの心を掴んで離さないのは、常人の想像が及ばない創造力、とでも言いましょうか、舞台となる異世界のスケールの大きさ、描写の素晴らしさ、緻密で大胆なストーリーの面白さ、そして何よりも登場人物たちの、まるで意思を持ってその世界で今も動いているような躍動感、胸に迫る生き様などがダイナミックに綴られているところです。安易でわかりやすい結末に終わらないのも読み手を深い思索へ向かわせる、まさに読書の醍醐味を味わわせてくれる作品の数々。言葉は映像よりもはるかに人間の想像力を掻き立てます。

この『獣の奏者』の面白さは、なんと言っても人間と獣の絆。決して馴れ合うことのできない両者が、徐々にお互いの距離を縮めていく様子など読んでいて胸が熱くなること必至です。また主人公エリンの半生を描くことによって、まるで少女とともに自分も成長しているような錯覚に陥ります。あまりに感情移入しすぎて、全巻読破後はしばし呆然としてしまう読者も続出!ぜひとも中学生のうちに一度は読んでおいてほしい名作中の名作です。

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『ソードアートオンライン』(川原 礫)

2022年。近い未来の世界で、1人の天才により「ソードアート・オンライン」というゲームが創られる。このゲームは「ナーヴギア」という現実世界の感覚を仮想世界へと移行させる機能をもつハードウエアを装着することで、RPGの主人公になりきることができる夢のようなゲーム。主人公のキリトは、このゲームを楽しんでいたプレイヤーのひとり。そんな中、事件が起こる。「ソードアート・オンライン」の開発者によって仮想世界に閉じ込められ、ゲームをクリアしないと現実世界に戻れなくなってしまったのだ。仮想世界から脱出するべく、闘いが始まる――。

こちらは大胆な発想、設定から発売後すぐに話題となり、『このライトノベルがすごい!』という賞の史上初作品部門2連覇(2012、2013)を達成しました。アニメ化、ゲーム化、映画化とすべてのメディアコンテンツに進出し世代を問わず人気の作品です。

すでにこの作品を知っている中学生も多いと思いますが、とくにゲーム好きの男子にはオススメ!アニメやゲームを先に知っていれば、より早く小説の世界にも入っていけますし、文字から受けるインスピレーションや自分の脳内だけで場面を再生するのは、メディアを楽しむのとはまた違う、読書ならではの楽しみです。これをきっかけに、いろいろな本を読むようになるかもしれません!

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【冒険・戦いもの】最後はどうなる?手に汗握りやめられない!

『図書館戦争』(有川浩)

パラレルワールドのような架空の日本が舞台。そこでは「メディア良化法」が成立しメディアを監視する組織があらゆる創作物を検閲し厳しい取り締まりを行っており、自由な創作や表現、情報の入手が困難で国民は窮屈な文化生活を強いられる状況となっていた。そんな中、監視の弾圧に対抗していたのが"図書館"。本の自由を守るため、図書館は自主防衛の道を選び、検閲機関との対立抗争に突入していくことになる。そこへ登場する主人公の女子高生・笠原郁。図書隊への入隊を希望する郁は努力が実り図書特殊部隊への入隊を果たす。郁は指導教官・堂上篤のもとでどのように成長していくのか――。


小説も大ヒット、またV6の岡田准一と榮倉奈々で実写化された映画も大ヒットした本作品。内容は知らなくともタイトルは知っている、という人も多いのではないでしょうか。各方面で話題になったので興味を持って読んでもらえる本だと思います。この架空の舞台に馴染んでしまえば、郁や堂上教官がどこかに存在しているよう気がしてきます。そして郁の恋愛の行方もまた本書の読みどころポイントの大きな一つ。「堂上教官が岡田准一の顔で浮かんでくる~」と女子の間でも熱い話題に!ときめく場面もたくさんあるので恋愛小説好きな女子にもオススメ。読み手を選ばないエンターテイメント小説です。シリーズ化され全6冊(外伝含む)刊行されていますので、一気に読破しちゃいましょう。原作も映画も秀逸な出来なので、ぜひ両方ともチェックを!

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『ぼくらの七日間戦争』(宗田理)

理不尽な親や、生徒を校則、体罰で管理しようとする教師たちからの「解放区」をつくろう――。とある中学校の1年2組男子が企てた大胆不敵なビッグプロジェクト。男子総出で廃工場に立てこもり、自前でFM放送まで始めてしまうなど、完全に自由な、自分たちだけの王国を築く…はずたったのが?!仲間が予想外のトラブルに見舞われ、事態はあらぬ展開に――。


驚きなのが、本書が刊行されたのはなんと1985年!およそ30年以上前の小説なのですが、最近再び脚光を浴びています。「そんな前の小説がなぜ今?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、最近でも理不尽な校則がニュースで話題になったり、スポーツ業界で次から次へと明らかになる指導者からのパワハラや脅迫行為が取り沙汰されています。時代が変化しても「強い大人が弱い子どもを支配する」構図はまだまだはびこり、そういった現状がなかなか無くならないからこそ、この作品が時を越えて再び支持を集めているのではないでしょうか。

と難しい分析はさておいて、ストーリの面白さはお墨付きです!文体も平易で小学生でも読めるので、読書に苦手意識を持っている子にもオススメ。兄弟同士で共有したり、親子で読むなど家族みんなで楽しめること請け合いです。

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【ミステリー・推理もの】君はこのトリックに気付けるか?!

『容疑者Xの献身』(東野圭吾)

人生に絶望し死を考えていた高校数学教師・石神だが、たまたま引越しの挨拶に訪れた隣室の母娘のおかげで思い留まる。その日から、石神は密かにその母親へ恋心を抱くように。実はその母娘は暴力的な前夫から逃げるために転々と家を変えており、今回の引越しもあえなくバレて前夫が乗り込んでくる最悪の事態となっていた。部屋で悪態を付き蛇のように母娘を苦しめる前夫に起こる衝撃の出来事――。そして母娘を守りたい一心の石神が取った行動とは?!


東野圭吾といえばドラマが大ヒットしたガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズ、また『秘密』『白夜行』などの大ベストセラーを数多く生み出している有名作家です。本作は直木賞も受賞し映画化もされたので知っている人も多いでしょう。「中学生には難しいのでは?」と思うかもしれませんが、東野圭吾作品はどれもわかりやすい文章で書かれているので、じっくり読み進めれば中学生でも難なく読める本です。いったいどういうトリックを使ったのか?一刻も早く結末が知りたくて、途中で読むのを止められなくなるはず。まさに読書の楽しみを実感できる本です。

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【スポーツもの】やっぱりスポーツはいい!爽やかな感動を


バトンを繋ぐ手

『あと少し、もう少し』(瀬尾まいこ)

それまで陸上部を引っ張ってきた名物顧問が異動となり、新しくきた顧問はなんと美術教師!部長の桝井は、中学最後の駅伝大会出場のために必死でメンバーを集めるが…。元いじめられっ子の設楽、不良の太田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。寄せ集めの6人は県大会出場を目指し、たすきをつなぐ。「あと少し、もう少し、みんなと走りたい。」


本書を読んだ人からは「思わず涙が出てしまうので外では読めない!」との声が続出。なぜスポーツにはこんなにも人を感動させる力があるのでしょうか。本作品に限らず、スポーツを主題とした感動作はたくさんありますよね。「絶対に負けたくない」「必ずゴールする」、そういった純粋な熱意には人間の本能を揺さぶる何かがあるのでしょう。

この小説に出てくる中学生はみな外見からはわからない悩み、葛藤を抱えています。決して優れた陸上競技者ではない、寄せ集めのチーム。それぞれが自分のこれまでの日々を振り返りながら走ります。そして「たすきを繋げたい」、その一心で走るうちに生まれる奇跡のようなパワー。青春小説でもある本作品、疲れた大人の方にも一服の清涼剤としておすすめですよ!

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【古典、名作もの】いつかは読んでほしい、不朽の名作

『星の王子さま』(サン・テグジュペリ)

読みやすいのに内容が深い、名作の代表ともいえる小説。年齢、世代によって解釈や感想が違ってくるはず。中学生のときと大人になって読むのと、どう変わるか試してみて欲しいです。また、簡単に読める英語版というのも出版されていますので、物語を楽しむと同時に英語の勉強もできるという一石二鳥な読み方もアリ!

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『アンネの日記』(アンネ・フランク)

第二次世界大戦中、ドイツ占領下のオランダ。ユダヤ人というだけで迫害された時代、とある隠し部屋で息を潜めて暮らしていた一家の娘・アンネが遺した日記です。アンネはどんな人生の最期を迎えたのか?自ら知ろうとしなければ知ることができない歴史がたくさんあります。若い人にぜひ読んでほしい1冊。

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『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ)

『ネバーエンディングストーリー』というタイトルで映画化もされた本作品。良作揃いで評判の「岩波少年文庫」から刊行されています。主人公はヒーローとはかけ離れたまったく普通の男の子。むしろちょっとトロくて頭も良くなくコンプレックスだらけ…。だからこそ感情移入して読めちゃいます。1冊の本の中の、不思議な世界に入り込んでしまった主人公。「もし自分だったら?」と考えながら壮大なファンタジーも楽しめる作品。

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【朝読書におすすめ】ショートショートを知ってますか?

『ボッコちゃん』 (星新一)

5~6ページで終わる物語が50編収録されている超短編小説集です。表題作『ボッコちゃん』は、バーで働く女性を人造人間と気付かずに恋をした青年が思わず引き起こす悲劇とは。有名作品『おーい でてこーい』は、ある村に突如できた大きな穴に、人間の都合の悪いものを次々投げ捨てていくのだが、それは実は…。

ショートショートとは、上述したようなごくごく短い物語のこと。わずか5,6ページで終わり、短時間で一つの物語を読み切ることができるので、中学校で実施されている朝の読書時間にはもってこいのジャンルなんです!ショートショートと言えば「星 新一」というくらい、彼は珠玉のショートストーリーを数多生み出しています。しかも、難解な表現は一切無く、どれも簡単な言葉で書かれているので年齢を問わず楽しめるのでおすすめです。

また、簡単な言葉が多く読みやすいけれど、内容はしっかりブラックユーモアが効いているので、〈ちょっと背伸びしたい〉〈子どもっぽいのは嫌い〉な中学生にも気に入っていただけることでしょう。もちろん、大人も一緒に楽しめる良作ですよ。

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まとめ


中学生におすすめの本を、ほんの一部ですがご紹介させて頂きました。この中に、少しでも興味を持てる本があったら嬉しいです。読書は、まず興味のある本を手に取ることから始まります。親や先生が薦めてくる本より、自分が読みたいと思った本を読むのが一番!

保護者の方は、「うちの息子はゲームばっかりで本なんか全然読まない…」「娘は恋愛ものしか興味を持たない…」などヤキモキすることも多いと思いますが、どんな本でもそれが読書の面白さに目覚めるきっかけになり得ます。なので、子どもがゲームのノベライズ版や映画の原作など興味を持ちやすいジャンルから読書に入ることも歓迎してあげてくださいね。

読書は生涯を通じてどんなときにでも楽しめる素敵な趣味だと思います。中学生のみなさんにも読書の楽しみを知ってもらい、これからいろんな本にチャレンジしていってほしいと思います。

otake
ライティング担当 : otake

札幌在住の40代2児の母。趣味は読書。小説からエッセイ、漫画まで何でもこいの雑食派。好きな作家は横山秀夫、誉田哲也、角田光代、篠田節子、乃南アサなど。とくに人間の本音や心の闇に迫る作品に惹かれる。テレビも好きで、笑えるバラエティで忘れた笑顔を取り戻す。一度手放した思い出の漫画たちを買い戻すことを目標に日々働く。すべての家事を終えて飲む一杯が一番の癒し。

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