• 2019/10/28

本の帯は捨てる?取っておく?保管しておきたくなる帯デザインも

書店で本を購入するとき、多くの本には「帯」がついていますよね。皆さん、この帯はすぐに捨てますか?それとも取っておきますか?本の帯の役割と、つい手に取ってしまう魅力的なキャッチコピーが書かれた帯をご紹介します。古本屋ならではの本の帯の保管方法も参考にして下さい!

帯付き本画像

本の帯って何のために付いているの?

皆さん、書店で本を購入するとき何を一番重視していますか?もちろん好きな作家の作品を購入する場合や、綺麗な装丁に惹かれて…という場合もあるかと思います。でも、書店を物色していて意外と目に入るのが本の「」ではないでしょうか。最近では、思わず二度見してしまうようなキャッチフレーズや、目を引くような凝ったデザインの帯が増えてきていると思いませんか?

本の帯の役割って?

そもそも本の帯ってどんな役割があるのかご存知ですか?本の帯にはその本の宣伝やPR効果があります。目を引くようなキャッチコピーを書くことで、本の売り上げを伸ばす効果もあります。小さいスペースですが、見てくれた人にいかに本の魅力を伝え、いかに購買意欲を掻き立てるか、出版社にとって重要なものなんです。新人作家などあまり知名度が高くない人の本でも、全国の書店員や有名作家などの推薦文があることでいわば「お墨付き」をもらえるので、多くの人の目にとまり、ベストセラーのきっかけになるなんてことも?!

日本の本と海外の本の違いとは?

皆さん、海外の本を読んだことはあるでしょうか。もちろん翻訳本のことではありません。海外でよく売られている原書のままの本、いわゆる「ペーパーバック」のことです。日本では表紙カバーなどのブックデザインにもかなりこだわりがありますが、海外ではそのカバーすらもない場合が多いです。海外では帯は通常ついていないものであり、つまり〈本の帯〉は日本独特の文化。もはや広告の域を超えた「美しい帯」や「装丁一体型の帯」など、日本ならではの凝ったデザインにぜひ注目して頂きたいです!

本の帯は捨てる派?取っておく派?

本の帯の役割が分かったところで素朴な質問です。あなたは本の帯は<捨てる派>ですか?それとも<取っておく派>でしょうか?古本店『もったいない本舗』のスタッフsakuraは、本の「表紙」や「帯」にこだわりがあるので<取っておく派>なのですが、皆さんはいかがでしょうか。

そこで!『もったいない本舗』で働く20代~40代のスタッフ100人にアンケートを取ってみました。結果はこちら!

グラフ

〈捨てる派〉が44%〈取っておく派〉が56%と、〈取っておく派〉の人が多数という結果になりました。意外に拮抗しているようですね…!〈取っておく派〉の人達には、帯の保管方法も聞いてみました。圧倒的に多かったのは「買ったままの状態で保管」という回答でした。次いで「しおり代わり」にする人が多く、「別で保管」「カバーの内側にいれる」などと、とにかく綺麗に取っておきたいという気持ちが垣間見えました。


すぐに捨ててしまいがちな帯ですが、中にはかなり希少価値が高いものも存在します。 例えば、最初は無名でも数年、数十年かけてじわじわと人気が高まりベストセラーになった作品や、後にドラマ化・映画化された本の帯など。

増刷することによって、大抵「〇〇万冊突破!」や「映画化決定!」などの広告帯に変わってしまうので、「初版」の帯はかなり貴重ですよ!ネットオークションで高値で取引されたり、帯だけで販売されることも。古本屋で売るときも帯がついていると買取額が上がる可能性が高いので、よほど「捨てる」こだわりがない限り、取っておくのが賢明かもしれません。


その他、少数派である〈捨てる派〉の理由としては、「読んでいるとズレてきて邪魔になる」とか「破れたり折れたりしてしまい、仕方なく捨てる」という意見もありました。もし、この問題が解消できれば〈捨てる派〉はもっと少なくなるのかもしれません。とはいえ、帯を傷つけることなく保管できる方法なんてあるのでしょうか?一緒に見ていきましょう!

<古本屋オススメ!>本の帯のベストな保管方法とは

本の帯はどのように保管するのがベストなのでしょうか?「キレイに保管はしたいけど、これといった方法も思いつかないしなぁ…。」と、購入時のまま帯を付けて本棚に収納している人が多いかもしれません。ですが、“本好きあるある”として、本を収納するときに隣の本とぶつかって帯が「ぐしゃっ」とよれたり破れてしまった経験はありませんか?声にならない悲鳴を上げてしまったという人もいるかと思います。大事にしている本ならなおさらですよね。

では、『もったいない本舗』の社員アンケートをもとに、帯の保管方法をご紹介します!

1)買った時のまま、つけっぱなしで保管する
帯を付けたまま保管
買ったときの状態でそのまま保管。一番シンプルかつ労力がかからない保管方法です。『もったいない本舗』のスタッフも、こちらの保管方法が圧倒的多数でした。ただし、本棚へ収納するときには帯が破れないように注意が必要です。アンケート調査の結果、帯を付けた状態で本を読むとズレてきて読みにくいので、実際に読むときだけ帯を外すという意見も多かったです。


2)ブックカバーをかけて保管する
ブックカバーをつけて保管
書店でもらった紙のブックカバーや、透明フィルムのブックカバーなどをかけて保存すれば帯が破れたり汚れたりする心配は激減します。特に透明のブックカバーなら、背表紙も見えるため便利。最近では紫外線を透過させないカバーもあるので、ヤケの心配も同時に解消できます。ただ、書籍には四六版、文庫版、新書版(ノベルズ版)などさまざまなサイズがあります。コミック一つとっても、青年コミックと、少年・少女コミックでは大きさが違ったりするので、すべてのサイズのカバーを揃えるのはなかなか大変ということも。


3)クリアファイルなどに入れて、本とは別に保管する
クリアファイルに入れて保管
コレクションが好きな人の中には、帯のみをクリアファイルなどに入れて大切に保管しているという人もいました。ファイルは100円ショップで安く手軽に購入でき、綺麗にファイリングすれば直接触らずに保管することができるので、経年劣化によるダメージを防ぐことができます。ただし、本と帯を別々に保管するので、何の本の帯なのか一目で分からなくなってしまうところが難点。インデックスやメモが必要になるため、几帳面な人向けの保管方法かもしれません。


4)本の表紙カバーの内側に帯をかけて保管する
帯を内側に入れて保管
古本屋オススメ!表紙カバーの内側に帯をかけることで、帯を大事に守ることもできるんです。この方法なら、帯がどの本のものだったかわからなくなる心配もなく、かつキレイに保管が可能。ただ、本来帯はカバーの上にかかっているものですよね。帯をカバーの内側にかけると、表紙と帯との間に若干空間ができてしまうというデメリットがあり、微調整が必要です。一旦カバーを外して帯をかけ、裏側の帯の淵を本の大きさにあわせて折り目を入れると綺麗に保管できますよ!


5)本を読むときにしおり代わりにして、本に挟んだまま保管する
帯をしおり替わりにして保管
こちらも古本屋オススメ!読書中は帯をしおり代わりにしている人もたくさんいる様子。書店で新刊を買ったらしおりがついてくるケースも多いですが、古本屋さんで購入する本ではそうもいかないのが現状。そんなときには帯が役立ちますよ!帯が破れる心配が減り、しおりにもなるので一石二鳥。読了後は本に挟んだまま保管でとっても手軽です。ちなみに古本店『もったいない本舗』ではご購入いただいた方に月替わりイラストのカレンダーしおりをプレゼント中です!


つい手に取りたくなる帯のキャッチコピー集!

帯の「キャッチコピー」はとても大事です。本自体に興味がなくても、帯に魅力的な推薦文が書かれていればつい手に取ってみたくなるものですよね。一般的な帯は、本の面積のおおよそ1/3程度。限られた小さなスペースで、その本を最大限にアピールする必要があるのです。ただ「面白い!」のキャッチコピーだけでは、誰の注意も引かないことは目に見えています。

そこで、実際にsakuraがキャッチコピーに惹かれて買ってしまった作品を写真付きでご紹介します!


『ずっとお城で暮らしてる』
 著者:シャーリイ・ジャクスン

「すべての善人に読まれるべき、 本の形をした怪物である。」

タイトル、表紙のインパクトもさることながら、最も目立つのが作家・桜庭一樹さんの書いたこのキャッチコピーです。「本の形をした怪物」というワードを使った不穏さを感じさせる文章が秀逸。大きなお屋敷で暮らす少女の視点から人間心理に潜む邪悪を描いた作品です。



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『サクリファイス』
 著者:近藤史恵

「ただ、あの人を勝たせるために走る。それが、僕のすべてだ―。」

タイトル「サクリファイス」(犠牲)にぴったりではないでしょうか。自転車ロードレースの世界を舞台とした青春ミステリで、エースを勝たせるために自分を犠牲にして走るアシスト視点の物語。このキャッチコピーにすべてが集約されていますね。



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『皐月鬼』
 著者:田辺青蛙

「鬼の少女は、馬の首の中で眠る。」

鬼の少女?馬の首?しかもその中で眠る?何かとツッコミどころ満載のキャッチコピー。この「訳が分からない」感により、妙に購買意欲をかきたてられます。本作は『生き屏風』『魂追い』に続く三部作最終章。ホラーだけれど温かいシリーズです。



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『蠅の王』
 著者:ウィリアム・ゴールディング

「大人のいない少年だけの島。そこは楽園か、それとも地獄か。」

大人と少年。楽園と地獄。対比するキーワードを効果的に使ったキャッチコピーです。裏の「十五少年漂流記」とも言われる本作にぴったりのフレーズではないでしょうか。黒・白・オレンジで統一されたカラーも、記憶に残る印象的なデザインですよね。



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『十七歳の湯夫人』
 著者:勝山海百合

「姉上、あなたの肉を食べてみたい…」

キャッチコピーが衝撃的ですが、決しておかしな小説ではないんですよ!(笑)むしろ至極真っ当なアジアンな志怪小説。「アジアの怪談集」と「姉上、あなたの肉を食べて見たい…」どちらのインパクトが強いですか?思わず手に取りたくなる、それが帯の重要な役割です。



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『ゾティーク幻妖怪異譚』
 著者:クラーク・アシュトン・スミス

「魔術が支配する終末世界」

終末世界が好きな人なら真っ先に手に取ってしまう帯ですよね。サブキャッチコピー「屍の帝国の興亡、妖術師の復習譚他、地球最後の大陸ゾティークの物語」で補完することにより、物語の内容が一目で分かるように工夫されています。



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『横浜駅SF』
 著者:柞刈湯葉 /新川権兵衛

「本州の99%は、横浜駅で覆われた―。」

漫画からもご紹介!「え、99%が横浜駅?どういうこと?」と思いますよね。なんと魅力的なキャッチコピーなのでしょうか。改築工事を繰り返す横浜駅が、自己増殖を開始した200年後の日本が舞台。人気SF小説を原作としています。



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『メモの魔力』
 著者:前田裕二

「メモの魔力を手にした時、あなたは、何者にでもなれる。」

話題作はついつい斜に構えてしまいがちですが、このキャッチコピーこそ人を引き付ける魔力がありますよね。また「〇万部突破!」という売上も、購買意欲が高まる要因となっています。本作を購入したsakuraは、まだ何者にもなれていません…。



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『閉じた本』
 著者:ギルバート・アデア

「ただの会話が、なぜこれほど怖いのか。」

創元推理文庫らしい、ミステリ好きの心をくすぐるキャッチコピー。実はこれかなり的を射ているんです。なぜならば、本作は失明作家と謎の青年の「会話」と「独白」のみで構成されていて、第三者の視点が全く入らないという異色の作品なのです。2人の会話にじわじわと恐怖が侵食してきます。



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『幻想博物館』
 著者:中井英夫

「読めば分る。―私はこの作品について、なにも語りたくないのである」

このキャッチコピーは、作家の澁澤龍彦さんの述べた言葉。「なにも語りたくない」と言われると余計に気になってしまう、人間の心理を巧く突いている文章ですね。耽美と狂気は紙一重。日本三大奇書の一冊『虚無への供物』を書いた中井さんらしい幻想的で奇妙な物語です。



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『バビロン』
 著者:野﨑まど

「最悪が動き出す。」

講談社タイガというレーベルが創刊されたときにあわせて発売された本。帯には初版ならではのデザインに加え、不穏さが増幅されるようなキャッチコピーが目を引きます。麻酔科医の不可解な死とその裏に隠された巨大な陰謀を追うSFサスペンスで、まさに「最悪」というコピーがふさわしい!



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『雷の季節の終わりに』
 著者:恒川光太郎

「雷の季節にはよく人が消える。それはもう仕方がないんだ。」

「仕方がないで済ませられるか!」と、ついついツッコミを入れたくなるようなキャッチーな文章。でも何故雷の季節になると人が消えてしまうの?と知りたくなってしまいますよね。怖さと切なさと懐かしさと。圧倒的な描写力を誇る恒川さんの真骨頂を見事に表現したフレーズです。



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『世界のトイレ』
 著者:ロンリープラネット

「この地球には、絶景の数だけトイレがある」

なんだか上手いこと書いているようですが、これトイレのことですからね。不思議と感動さえ覚えてしまう見事なキャッチフレーズです。世界中の珍トイレを104個も集めたトイレ写真集。気になってきた人はいませんか?これも帯だからこそなせる業です!



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デザイナーの腕の見せどころ!この帯は捨てられない!

これまで、帯の印象的なキャッチコピーをご紹介してきましたが、最近では帯のデザイン自体にも工夫を凝らしているものがあります。本すべてを覆うような帯だったり、表紙イラストと一体化しているデザインのものも。帯デザインは、デザイナーの努力の結晶ですよね!それでは、絶対に捨てられない美しいデザインの帯をご紹介しましょう。


『竜が最後に帰る場所』
 著者:恒川光太郎

帯が半透明になったおしゃれなデザインの帯です。実はこちらの本、カバーもキラキラとしたホログラム入りのイラストで非常に美しいのですが、そのデザインを隠さずむしろ引き立たせるような仕様になっているのが特徴。恒川さんらしい幻想的な短編集にぴったりです。



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『錆びた太陽』
 著者:恩田陸
錆びた太陽(1) 錆びた太陽(2)

「これまた変わったデザインだなぁ」と思った人、多々いるのではないでしょうか?カバー自体にあらすじや初回限定情報などが書かれ、逆に帯にはイラストのみが描かれています。まるでカバーと帯が逆転したような不思議なデザイン!近未来を描いたSF作品なのですが、帯まで近未来的な一冊。

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『シャーロック・ホームズの冒険』
 著者:コナン・ドイル

新潮文庫のプレミアムカバーの一冊。カバーと帯が一体化したようなデザインで、人目を引く派手なイエローカラーとマットな質感が楽しめます。帯の文字とイラストについても、カバーと同じ色を使っているので、統一感がありますよね。言わずと知れた名作ですが、デザイン違いで欲しくなってしまいますね!



(販売サイトでは、プレミアムカバーでない可能性もあります)

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『獣の奏者 外伝 刹那』
 著者:上橋菜穂子

本体カバーよりも帯のほうが重要な役割を果たしている本作。帯の占める割合からもその大切さがうかがえますね。本体はごくごくシンプルなデザインなのに比べ、帯には主要な3人のイラストと作者・上橋さんのコメントが。カバーと帯の紙質の違いも楽しく、ファンにはたまらない一冊となっています。



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『ユージニア』
 著者:恩田陸

またまた恩田さんの作品になります。恩田さんはブックデザインにも重きを置いているので、帯についても風変わりなものが多いのです。さて、この本の帯にはびっしりと重なった文字が。そしてあえて文字を斜めに配置したり文章を途切れさせていることによって、不安感を与えるという効果があるんです。隅々まで眺めて下さい。色々な仕掛けがあるかも…?デザイナーさん、良いお仕事されています!



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※本の帯は、商品ではなく「広告媒体」という扱いになっているため、例え書店で購入したとしても必ずしも付属されているという訳ではありませんのでご注意下さい!帯付きの本をご希望の場合は、手に取って確認することをおすすめ致します。

まとめ

本屋で本を選ぶ女性

帯って意外と奥が深いものなんですね。「本」という商品を少しでも多くの読者に手に取ってもらうために、中身はもちろん、装丁や帯にまで、編集者やブックデザイナーなど多くの人たちの努力が詰まっているんです。本をより魅力的なものに見せるためにも欠かせないものだということが分かって頂けたと思います。

今後、書店に行ったときは帯に注目しながら本を選んでみてはいかがでしょうか。“ジャケ買い”ならぬ“帯買い”というのも、これまで見えなかった一面に気がつけるので、また新しい楽しみ方ができるはずです。また、図書館で借りた本でも、見開きページに帯が貼られている工夫がされているところもあるのでぜひチェックしてみてください。

帯のキャッチフレーズは、その本の核心を突いているものです。読了後に改めて帯を眺めてみると、新たな発見があるかもしれません。今まで帯はキレイに保管できないから捨てていたという人は、ぜひご紹介した保管方法を試してみてくださいね。



sakura
ライティング担当 : sakura

札幌在住30代。国内・海外問わず本(主にフィクション)をこよなく愛する。ミステリー、ホラー、ファンタジーが特に好み。好きな作家は恩田陸、上橋菜穂子、綾辻行人ほか多数。永遠のバイブルは北方謙三の『三国志』。アガサ・クリスティーの『アクロイド殺し』で衝撃を受けて以来、叙述トリックにはまり、ラストですべてがひっくり返される「大どんでん返し」本を求めてやまない。週末はドライブがてら本屋巡りをするのが趣味。

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