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  • 2018/03/26

【おすすめエッセイ】定番からエッセイ漫画まで一挙紹介!

おすすめのエッセイをお探しの方は必見!エッセイが今、出版業界で人気上昇中なんです。2017年ベストセラー第1位もエッセイでした。著名な作家から意外な芸能人、ミュージシャンの作品や、今話題のエッセイ漫画まで、著者の個性が光るエッセイを幅広くおすすめしていきます!

海の上に浮かぶ女性とたくさんの本

エッセイってどんな本のこと?

ところでみなさん、エッセイってどんなジャンルのものか知っていますか?何となく耳にするけど、いざ聞かれるとよく分からない、という人もいると思います。

エッセイとは、日本語で「随筆」と訳されることもありますが、随筆というと「教科書に載ってた、お堅い説明の文章」というイメージがありませんか?ですが、今の出版業界では、

エッセイ = 著者が実際に体験したり感じたこと、
思ったことなどを文体にとらわれずに書き記したもの

という幅の広いジャンルとなっています。

そのため、日々の出来事を書いた日記風のもの、育児、介護など生活の実体験記録もの、グルメ食べ歩きものなど、取り上げられているテーマは実にさまざま!しかも、俳優、女優、映画監督、お笑い芸人と、作家ではない人たちによるエッセイもたくさん連載(刊行)されていて、意外な文才を見せてくれるのがエッセイの奥深さ、面白さなんです。

ちなみに、2017年の年間ベストセラー総合第1位は、御年94歳(※刊行時)の作家、佐藤愛子さんの「九十歳、何がめでたい」というエッセイでした。数ある書籍を抑えて第1位となったエッセイは興味が湧きますよね!

これからそんなエッセイの魅力をたっぷりとご紹介していきたいと思います!

【ジャンル&作家別】おすすめのエッセイ


エッセイが人気を集めている理由の一つに、人気小説家や漫画家など、もともと知名度の高いクリエイターたちが続々作品を発表しているという流れもあります。自分の好きな作家の私生活や人生観が垣間見えるという意味でも、エッセイはおすすめです。また、作者ならではの考え方や生き方に共感でき、ポジティブに物事を考えられるようになったという人も多く、「エッセイを読んで癒される」という人も少なくないはずです。

一度読み始めれば一気に最後まで読めてしまうような読みやすい作品や親近感が湧く作品も多く、“活字離れ”が進んでいると言われる現代でも、エッセイは多くの人の関心を得ているのです。
では、数あるエッセイの中から、おすすめの作品をご紹介していきましょう!

【これぞ王道!笑えるエッセイ】

さくらももこ 「もものかんづめ」「そういうふうにできている」
国民的人気漫画「ちびまる子ちゃん」でおなじみの作者。エッセイでも日常生活や家族のことを作者らしい客観的かつユーモアたっぷりの視点で切り取っている。思わず吹き出してしまうようなエピソードが満載。

原田 宗典 「スバラ式世界」「十七歳だった!」
小説家であるが30年前から人気エッセイ作品を数多く世に出している、これぞエッセイストと呼べる作家。自身の思春期の話や身近な話題などを軽妙なタッチで笑えるエッセイに。美術系小説で有名な原田マハの兄でもある。

【時代を映すエッセイ】

酒井 順子 「負け犬の遠吠え」
2004年に講談社エッセイ賞受賞、女性の生き方について一歩踏み込んだ内容で世間を騒がせ、様々な論争を巻き起こしたベストセラー。その後も精力的に多彩なテーマのエッセイを執筆している。

林 真理子 「マリコ、カンレキ!」(週刊文春連載シリーズ)
「週刊文春」でエッセイ連載を約30年もの間続けており、歯に衣着せない語り口で時事ネタを斬るなど、老若男女問わずファンが多い。エッセイのみならず恋愛もの、時代ものの小説もハイペースで刊行するエネルギッシュな作家。

【本音100%!リアル人生エッセイ】

中村 うさぎ 「私という病」「ショッピングの女王」
借金してブランド品を買い漁る、顔、胸を整形手術する、風俗店で働くなど、まさに破天荒な自身の人生を題材として次々と出版し話題を呼んだ。

西原 理恵子 「この世でいちばん大事な「カネ」の話」
「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」
漫画「毎日かあさん」でも有名な作者の渾身のエッセイ2作。綺麗事一切なし、ひたすら現実を見据えた内容は感動すら覚えるほど。とくに自身の娘へのメッセージでもある後者の作品は、世の全ての女性に読んでほしい傑作。

米原 万里 「魔女の1ダース~正義と常識に冷や水を浴びせる13章~」
ロシア語の通訳であり小説家、という異色の経歴を持つ著者。異文化における価値観の相違や著者が諸外国で遭遇した驚きのエピソードなどを盛り込んだエッセイ。一見難しそうだが絶妙な描写とユーモアで笑える部分も。

【素敵な世界観を堪能できる大人女子のエッセイ】

江國 香織 「泣く大人」「いくつもの週末」
儚げで脆そうだが芯のある女性たちを描くことに定評のある小説家のエッセイ。選ばれた言葉たちを読むだけでも素敵な気持ちに。内容も深く大人女子には特におすすめ。

角田 光代 「よなかの散歩」「恋するように旅をして」
直木賞作家でもあり数多の名小説を生み出しているが実はエッセイにも定評があり、日常生活から食・旅についてなど、あらゆるテーマを独自の視点や文章で綴っている。

あの〇〇さんも?こんな意外な人もエッセイ書いてます!


両側の女性から耳打ちされて驚く男性

エッセイと一つのジャンルにくくれども、内容は実にさまざま。有名なあの人が、「こんな文章を書くんだ…!」「こんな風に思っていたんだ…!」と、ファンでなくとも興味を持って読めちゃうこと間違いなしです!今までは、あまり気にかけていなかった人でも、エッセイを読んでファンになるという人もいるのではないでしょうか。作家以外にも名エッセイストはたくさんいますのでご紹介したいと思います!

【ミュージシャン】

星野 源 「いのちの車窓から」「そして生活は続く」
俳優としてドラマでも才能を発揮し、一躍国民的知名度を得たアーティストの日常生活を綴った作品。

HYDE (ラルクアンシエル ボーカル) 「THE HYDE」
ヴィジュアル系バンドの中でもカリスマ的存在のHYDEが、本名:寶井秀人(たからいひでと)として自身の生い立ちや物事の考え方、またバンド活動やメンバーの人柄についても語っている貴重な1冊。ファンは必読!

後藤 正文
(アジアンカンフージェネレーション ボーカル&ギター)
「何度でもオールライトと歌え」
若者から圧倒的支持を受けるアーティストのエッセイ。日常雑記から3.11(東日本大震災)以降の原発問題まで内容が幅広い。

【脚本家・映画監督】

宮藤 官九郎 「俺だって子供だ!」「いまなんつった?」
朝の連ドラ「あまちゃん」など数多のヒット作を生み出す天才脚本家によるエッセイ。理屈抜きでとにかく面白い!

三谷 幸喜 「三谷幸喜のありふれた生活」
朝日新聞での連載エッセイ。お茶目でユーモアたっぷり、かつ知的な著者の人間性がうかがえる1冊。

【お笑い芸人・タレント】

又吉 直樹(ピース) 「第2図書係補佐」
「火花」で芥川賞を受賞。自他共に認める読書家で、読んで影響を受けた本を紹介した1冊。本人の読書観を知ることができる興味深い作品。

高田 純次 「人生の言い訳」「適当日記」
“適当男”のキャラクターそのままの脱力系エッセイ。日々の生活に疲れた人、人間関係に悩める人のバイブル?!

有吉 弘行 「オレは絶対性格悪くない!」
テレビで見ない日は無いくらい活躍中の著者が綴った自伝的エッセイ。有吉は本当に性格悪い?それとも…?

【女優】

小泉 今日子 「黄色いマンション 黒い猫」
雑誌SWITCHで連載され、第33回講談社エッセイ賞受賞。女性から熱い支持を受ける著者の自伝的エッセイ。

永作 博美 「やうやう」
老若男女に愛される著者の、日ごろの思いや心の動きを詩的に表現した作品。自然体で飾らないのが魅力。

名前を見ると、そうそうたる顔ぶれですよね。誰もが知っている有名人ばかり!普段、テレビでは聞くことのできない心のつぶやき、あなたも聞いてみたいと思いませんか?それが叶うのがエッセイ本の醍醐味。何か一つの道を極めた人が描き出す世界は、もはや立派な文学作品と言って良いのではないでしょうか。

【エッセイ漫画とは】忙しい女性にはコレがおすすめ!


日本のエッセイ漫画数冊

最近、この写真のような本を書店でよく見かけませんか?キャッチーで分かりやすいタイトル、インパクトのある表紙で読者を惹きつける、それが最近人気急上昇中のジャンル、“エッセイ漫画”です。エッセイ漫画とは、特に定義があるわけではありませんが、

作者(原作者)が実際に体験した出来事を漫画形式で描いたもの
解説やコラムの挿入もある

といったところでしょうか。

エッセイ漫画の特徴は、

漫画なのでとにかく
読みやすい!

 文字列のみの本に比べて短時間でサクサク読める

難しいテーマも
理解しやすい!

 病気や専門業界をテーマにしたものでも頭に入りやすい

ことであり、多く取り上げられているテーマが

出産、育児、家事(お片付け系)、料理、グルメ、医療(うつ、発達障害)、旅行

というものなので


ズバリ!! 仕事や家事、育児で忙しく、時間のない女性におすすめ!

本を読みたいけど時間がない…という人には、短時間で読むことができ、さらには、内容も共感できて知識も得られてタメになる、と良いことづくめのジャンルなのです。

では、エッセイ漫画のおすすめをご紹介していきましょう。

【出産・育児もの】
「おかあさんの扉」(作画 伊藤理佐)
40代に突入した漫画家・伊藤理佐(夫は漫画家・吉田戦車)のドタバタ育児の日々を描く作品。自虐ネタあり、失敗談あり、とにかく笑える1冊。

【医療もの・育児】
「娘が発達障害と診断されて…母親やめてもいいですか?」(文・山口かこ 画・にしかわたく)
娘が2歳の時に広汎性発達障害と診断されてからの母親の約6年間の記録。思うように意思疎通できない娘との日々に疲れ果てた母親の行く末、家族の決断とは…。母親の行動には賛否両論あると思いますが、「もし自分だったら…」と考えさせられる1冊。

【医療もの・うつ病】
「うつヌケ」(作画 田中圭一)
約10年間患ったうつ病との向き合い方を誰にでも分かるように解説。さらに、うつ病から立ち直った17人との対話から、うつ病を抜け出す方法、きっかけ、心の持ちようなど具体的に紹介している1冊。

【お片付けもの】
「わたしのウチには、なんにもない」(作画 ゆるりまい)
実家が“汚屋敷(おやしき)=(物があふれていて汚い家)”だった作者が、“持たない暮らし”を目指して奮闘した経過を描いた1冊。2011年の東日本大震災が大きな転機となり、真剣に“理想の住まい”を追求していく姿は他人事とは思えないもの。

【グルメもの】
「良いかげんごはん」(作画 たかぎなおこ)
一人暮らしを満喫する作者が実際の日々の中で食べたごはんを記録した1冊。どれも手に入りやすい食材、簡単な調理でできるものばかりなので料理本としても参考に。写真も多数掲載されていて、見ているだけでも興味深い。

あなたもエッセイストになれる⁈ウェブから生まれるヒット作


上記でエッセイ漫画を紹介しましたが、実は一般の人が作者の作品もたくさんあるんです。最近では、ネット上のブログに連載していたり、ツイッターに載せていたエッセイ漫画が出版社の目に留まり、書籍化されるというパターンが急増しています。ネットは読者の反応が即時にわかる(閲覧数、フォロワー数、リツイート数など)ので、ネット上で支持が高ければ、実際に出版してもある程度ヒットが見込める、という戦略から各出版社が参入しています。

【ネット上で話題になり書籍化されたおすすめエッセイ漫画】

・「鴻池剛と猫のぽんたニャアアアン!」(作画 鴻池剛)
・「腐女子のつづ井さん」(作画 つづ井)

ネット上で話題になり、書籍化されて大ヒット、ベストセラーになるということも珍しくない「エッセイ漫画」。書かれている内容は作者の身の回りに起きた実体験が多く「これ、わかる!わかる!」と本当に共感出来るものばかりです。また、「本当に実話なの?!」と疑いたくなるような衝撃を受ける話やおなかがよじれるほど笑える話があったりと内容は様々ですが、共通して言えるのはとても“リアル”だということ。より身近な話題で作者との距離が近く感じられるからこそ、読んだ人からの反響が大きいのでしょうね。

まとめ


ここまで、色々とエッセイを紹介してきましたが、興味を持って頂けましたでしょうか?紹介した中に「読みたい!」「買ってみようかな!」と少しでも思ってくれるものがあれば嬉しいです。

エッセイとは形式にとらわれず身の回りのことを自分の視点で自由に書いているもの。自分と同じことを思っている人がいる、と思えば辛い時でも少し肩の荷が下りるかもしれませんし、自分と違う意見に触れることで見聞も広まりますよね。自分の中でちょっと行き詰ったときには考え方を参考にしてみたり、真似してみるのもおススメです。

エッセイは文庫本など持ち運びできるサイズで気軽に、空いた時間に少しずつ読むのが良いかもしれません。忙しい日々の、ちょっとした気分転換に、ぜひ手に取ってみて下さい。思わぬ発見や感動があなたを待っていますよ。

最後に、あなたを感動させた・大笑いさせた、素敵な本を次の読み手へ渡してみませんか?『もったいない本舗』が次に必要とする人への架け橋になります。読み終わったエッセイ本などは捨てずに、『もったいない本舗』へお売り下さい!

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