こんにちは、もったいない本舗です。
6月、梅雨入りが各地で発表されましたね。
私の住んでいる北海道でも、最近は「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」という独特の梅雨があって、
晴れたと思えばまたすぐぐずついた雨になったり……パッとしない天気が続きます。
そんな憂鬱な季節が好きになってしまう(かもしれない?)アニメ映画をご紹介します!
新海誠監督の『言の葉(ことのは)の庭』という作品です。
↑こちらはオフィシャルブック
以前、こちらのブログで同監督の『秒速5センチメートル』を紹介しましたが、
『秒速~』が春にピッタリの映画だとすれば、『言の葉の庭』はまさに梅雨の時期に見たい映画。
靴職人を目指す15歳の少年タカオと、27歳の女性ユキノとの恋愛模様を描いた作品です。
タカオは雨の日は、1限目の授業をサボって庭園で靴のデザインを考えていたのですが、
ある日、その庭園で昼間からビールを飲んでいる女性と出会います。
それ以来、雨が降っている日の朝だけ、タカオとユキノの交流が始まるんですが、
この一回りも歳の違う二人の、近すぎず遠すぎずの距離感が何とももどかしいです。
時折ユキノの見せるどこか憂いを帯びた表情があまりにも美しすぎる…!
完璧に年上の綺麗なお姉さんに恋をしているタカオの視点で、鑑賞してしまいました(笑)
歩き方を忘れてしまったユキノは、タカオの目には魅力的に映ったんだろうなぁ…。
しとしとと降り続ける雨、青々と香り立つ緑、地面に跳ね返るキラキラと輝く雫。
もともと風景描写の美しさや緻密さに定評のある監督ですが、
この『言の葉の庭』はとりわけ背景が美しく、ストーリー以外でも是非注目して頂きたいです。
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そして!今年の夏、新海誠監督の最新作『君の名は。』が公開されます。
キャラクターデザインは『心が叫びたがってるんだ。』のアニメーター、田中将賀さん。
そして、作画監督は『千と千尋の神隠し』や『思い出のマーニー』の安藤雅司さん!
主演は、今や日本を代表する若手俳優・神木隆之介さんと、
『江~姫たちの戦国~』や、『おおかみこどもの雨と雪』 の実力派女優・上白石萌音さん。
予告を見ると、今回はSF要素の強い作品になるんでしょうか?楽しみ、楽しみ。
新海監督の3年ぶりとなるアニメーション映画『君の名は。』は、2016年8月26日公開予定です!
映画『君の名は。』公式サイトはこちら
【執筆担当者】
ナナミ(ハイボール女子)
ハイボールをこよなく愛するアラサー。
小説、コミックが日々の活力で、好きな作家はとことん追いかける。
愛読書は北方謙三の『三国志』と、栗本薫の『グイン・サーガ』。
ミステリ、ファンタジー、SF、ホラー、古典まで幅広く読む。
好きなゲームが発売されると、徹夜でハイボールを飲みながらプレイする。
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