だいぶ前に、仲間由紀恵主演で、ドラマ化された
「島根の弁護士」を読んだ。
原作、香川まさひと・作画、あおきてつおのコンビで、
約4年間連載されていた、作品だ。
舞台は島根県。島根県は、弁護士の数が全国で一番
少ないといわれており、その島根県に、主人公の山崎
水穂は赴任してきた。
赴任理由は、小泉八雲の大ファンであることと、全国で
一番弁護士が少ない県だから、放っておけないからだった。
経験はないものの、熱心で純粋な水穂は、たくさんの事件を
とおし、弁護士として、一人前に成長していく。
いかにも、青年漫画といった絵柄で、必ず1話に1シーン、
水穂の水着シーンや、浴衣シーンなどが盛り込まれている。
それ以外は、特に鼻につくところもなく、物語りも1話完結が
基本なので、あっさりと読むことができるのだ。
弁護士とは、人間のあるべき姿とは、を描いており、
単純といえば、単純なこの作品。
簡単な法律相談の本、と思って読むのをお勧めする。