最近の小学生に、将来なりたい職業は?とたずねると
「キャバ嬢」と答える子供が、多いそうだ。
メディアの力によって、華やかで、きらびやかな世界に
見えるのだろう。
最近では、キャバクラやキャバ嬢に関する書籍も増えてきた。
筆談ホステスなどの本が売れたこともあり、より身近な存在に
なっているのだろう。
そんなキャバクラを取り上げた1冊、「キャバクラの教科書
ナンバーワンになるための44の上級テクニック」を読んだ。
人気キャスト、売れっ子キャストになるための、テクニックを
伝授します、と書いてある。
正直、キャバクラに行ったこともないし、その世界にあこがれた
こともないので、本の内容はよくわからなかった。
ただ思ったことは、このような書籍がたくさん出版されている
ことに、強烈な違和感を覚えたのだ。
別に、職業差別をするつもりもないし、常にお客様を満足させようと
する、キャストの姿は、美しいとさえ思う。
しかし、きらびやかな世界の裏には、何かしらの後ろ暗い部分が
あることだけは、忘れてはならない気がする。